JPH0947833A - 管継手ボルトの製造方法 - Google Patents
管継手ボルトの製造方法Info
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- JPH0947833A JPH0947833A JP7202424A JP20242495A JPH0947833A JP H0947833 A JPH0947833 A JP H0947833A JP 7202424 A JP7202424 A JP 7202424A JP 20242495 A JP20242495 A JP 20242495A JP H0947833 A JPH0947833 A JP H0947833A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 43
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L41/00—Branching pipes; Joining pipes to walls
- F16L41/005—Branching pipes; Joining pipes to walls adjustable and comprising a hollow threaded part in an opening
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H3/00—Making helical bodies or bodies having parts of helical shape
- B21H3/02—Making helical bodies or bodies having parts of helical shape external screw-threads ; Making dies for thread rolling
- B21H3/022—Making helical bodies or bodies having parts of helical shape external screw-threads ; Making dies for thread rolling combined with rolling splines, ribs, grooves or the like, e.g. using compound dies
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B21H3/06—Making by means of profiled members other than rolls, e.g. reciprocating flat dies or jaws, moved longitudinally or curvilinearly with respect to each other
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦溝が形成されている軸部分の周囲へ正確に
ネジを転造することができるようにする。 【解決手段】 管継手ボルト1の軸部分の一部分に軸方
向に縦溝3を形成する。次に、縦溝3が形成されている
軸部分の周囲へのネジ2の転造と縦溝3が形成されてい
ない軸部分の周囲への溝、ロ−レット、セレ−ション、
梨地目等の他の転造とを別個の加工具を用いて同時に行
う。これにより、縦溝3が形成されていない軸部分の周
囲への他の転造加工のための加工具が常に管継手ボルト
1を把持しているので縦溝3が形成されている軸部分の
周囲へ正確にネジ2を転造することができる。また、ネ
ジの転造のための加工具による管継手ボルト1の軸方向
へのずれを防止でき、ネジ2のピッチずれを防止するこ
とができる。
ネジを転造することができるようにする。 【解決手段】 管継手ボルト1の軸部分の一部分に軸方
向に縦溝3を形成する。次に、縦溝3が形成されている
軸部分の周囲へのネジ2の転造と縦溝3が形成されてい
ない軸部分の周囲への溝、ロ−レット、セレ−ション、
梨地目等の他の転造とを別個の加工具を用いて同時に行
う。これにより、縦溝3が形成されていない軸部分の周
囲への他の転造加工のための加工具が常に管継手ボルト
1を把持しているので縦溝3が形成されている軸部分の
周囲へ正確にネジ2を転造することができる。また、ネ
ジの転造のための加工具による管継手ボルト1の軸方向
へのずれを防止でき、ネジ2のピッチずれを防止するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手ボルトの製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管継手ボルトを図3および図4に示す。
図3および図4において、4は、上下両端壁にボルト挿
通孔6、7を有する球形片口管継手である。1は、球形
片口管継手4を固定部材11の通路孔12に締着するた
めの管継手ボルトである。管継手ボルト1の軸部分に
は、ネジ2が周囲形成されているとともに、球形片口管
継手4内の室15、16と通路孔12内をつなぐ通路の
役割を果たす縦溝3が軸方向に形成されている。縦溝3
の深さはネジ2のネジ山の高さより大きく形成され、縦
溝3の長さはネジ2の長さより長く形成されている。ま
た、縦溝3は、図5aに示すようにV形の断面形状を有
し、管継手ボルト1の軸部分の表面に等間隔に2本設け
られている。8、9は、管継手ボルト1と球形片口管継
手4との間に挿入されるパッキンである。10は、パイ
プであり、球形片口管継手4の筒状部5内に嵌入し、ろ
う付その他の手段により固着する。
図3および図4において、4は、上下両端壁にボルト挿
通孔6、7を有する球形片口管継手である。1は、球形
片口管継手4を固定部材11の通路孔12に締着するた
めの管継手ボルトである。管継手ボルト1の軸部分に
は、ネジ2が周囲形成されているとともに、球形片口管
継手4内の室15、16と通路孔12内をつなぐ通路の
役割を果たす縦溝3が軸方向に形成されている。縦溝3
の深さはネジ2のネジ山の高さより大きく形成され、縦
溝3の長さはネジ2の長さより長く形成されている。ま
た、縦溝3は、図5aに示すようにV形の断面形状を有
し、管継手ボルト1の軸部分の表面に等間隔に2本設け
られている。8、9は、管継手ボルト1と球形片口管継
手4との間に挿入されるパッキンである。10は、パイ
プであり、球形片口管継手4の筒状部5内に嵌入し、ろ
う付その他の手段により固着する。
【0003】球形片口管継手4を固定部材11の通路孔
12に締着する場合、管継手ボルト1を球形片口管継手
4に形成されたボルト挿通孔6、7に挿通した後、固定
部材11にネジ2によって螺合する。これにより、球形
片口管継手4内の室15および16と通路孔12内とが
管継手ボルト1の軸部分に形成された縦溝3を通じてつ
なげられ、パイプ10から通路孔12へ、またはその逆
方向に流体を通すことができる。なお、縦溝3の数は流
量等により定めることができ、例えば、流量が多い場合
は4本(図5b)、流量が少ない場合は1本とすること
もできる(図5c)。また、縦溝3の形状は、V形に限
らず、U形や円形(図5c)、あるいは半月形の切欠1
7(図6d)等でもよい。
12に締着する場合、管継手ボルト1を球形片口管継手
4に形成されたボルト挿通孔6、7に挿通した後、固定
部材11にネジ2によって螺合する。これにより、球形
片口管継手4内の室15および16と通路孔12内とが
管継手ボルト1の軸部分に形成された縦溝3を通じてつ
なげられ、パイプ10から通路孔12へ、またはその逆
方向に流体を通すことができる。なお、縦溝3の数は流
量等により定めることができ、例えば、流量が多い場合
は4本(図5b)、流量が少ない場合は1本とすること
もできる(図5c)。また、縦溝3の形状は、V形に限
らず、U形や円形(図5c)、あるいは半月形の切欠1
7(図6d)等でもよい。
【0004】次に、従来の管継手ボルトの製造方法を説
明する。先ず、管継手ボルト1の軸部分の一部に軸方向
に縦溝3を形成する。縦溝3は、切削加工により形成す
ることも可能であるが、冷間鍛造やヘッダ加工のような
無切削加工により形成するのが望ましい。その後、縦溝
3が形成されている軸部分の両側からネジダイス等によ
りネジ2を転造する。このとき、ネジダイス20の高さ
が縦溝3の長さより短いと、図6に示すようにネジダイ
ス20が縦溝3の位置にきたときにネジダイス20が縦
溝3に落ち込んでしまう。したがって、管継手ボルト1
を等速で回転させることができなくなり、縦溝3が形成
されている軸部分の周囲にネジ2を正確に転造すること
ができない。そこで、管継手ボルト1を等速で回転させ
て縦溝3が形成されている軸部分の周囲にネジ2を正確
に転造できるようにするために、図7に示すように縦溝
3の長さよりも長い高さを有するネジダイス21を用い
てネジ2を転造する方法が提案されている。このように
ネジダイス21の高さを縦溝3の長さよりも長くする
と、ネジダイス21は縦溝3が形成されていない部分を
常に把持しているため、管継手ボルト1を等速で回転さ
せることができ、縦溝3が形成されていない軸部分の周
囲にネジ2を確実に転造することができる。
明する。先ず、管継手ボルト1の軸部分の一部に軸方向
に縦溝3を形成する。縦溝3は、切削加工により形成す
ることも可能であるが、冷間鍛造やヘッダ加工のような
無切削加工により形成するのが望ましい。その後、縦溝
3が形成されている軸部分の両側からネジダイス等によ
りネジ2を転造する。このとき、ネジダイス20の高さ
が縦溝3の長さより短いと、図6に示すようにネジダイ
ス20が縦溝3の位置にきたときにネジダイス20が縦
溝3に落ち込んでしまう。したがって、管継手ボルト1
を等速で回転させることができなくなり、縦溝3が形成
されている軸部分の周囲にネジ2を正確に転造すること
ができない。そこで、管継手ボルト1を等速で回転させ
て縦溝3が形成されている軸部分の周囲にネジ2を正確
に転造できるようにするために、図7に示すように縦溝
3の長さよりも長い高さを有するネジダイス21を用い
てネジ2を転造する方法が提案されている。このように
ネジダイス21の高さを縦溝3の長さよりも長くする
と、ネジダイス21は縦溝3が形成されていない部分を
常に把持しているため、管継手ボルト1を等速で回転さ
せることができ、縦溝3が形成されていない軸部分の周
囲にネジ2を確実に転造することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の管継手ボルトの
製造方法は、縦溝の長さより長い高さを有する1個のネ
ジダイスを用いて縦溝が形成されている軸部分の周囲へ
のネジの転造と縦溝が形成されていない軸部分の周囲へ
のネジの転造とを同時に行っているため、管継手ボルト
が軸方向にずれてネジのピッチずれが生じる可能性があ
る。本発明は、このような管継手ボルトの軸方向のずれ
によるネジのピッチずれを防止することができる管継手
ボルトの製造方法を提供することを目的とする。
製造方法は、縦溝の長さより長い高さを有する1個のネ
ジダイスを用いて縦溝が形成されている軸部分の周囲へ
のネジの転造と縦溝が形成されていない軸部分の周囲へ
のネジの転造とを同時に行っているため、管継手ボルト
が軸方向にずれてネジのピッチずれが生じる可能性があ
る。本発明は、このような管継手ボルトの軸方向のずれ
によるネジのピッチずれを防止することができる管継手
ボルトの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第一発明は、軸部分の一部に軸方向に縦溝を形成
し、その後縦溝が形成されている軸部分の周囲へのネジ
の転造と縦溝が形成されていない軸部分の周囲への他の
転造加工とを別個の加工具を用いて同時に行って管継手
ボルトを製造する。前記第一発明では、他の転造加工の
ための加工具によって縦溝が形成されていない軸部分が
常に把持されているので、縦溝が形成されている軸部分
の周囲へ正確にネジを転造することができる。また、ネ
ジの転造のための加工具によるネジの転造と他の加工具
による転造加工とを同時に行うので、ネジの転造のため
の加工具による管継手ボルトの軸方向へのずれを防止す
ることができ、ネジのピッチずれを防止することができ
る。また、第二発明は、縦溝が形成されている軸部分の
周囲へのネジの転造と縦溝が形成されていない軸部分の
周囲への溝の転造とを別個の加工具を用いて同時に行っ
て管継手ボルトを製造する。また、第三発明は、縦溝が
形成されている軸部分の周囲へのネジの転造と縦溝が形
成されていない軸部分の周囲へのロ−レットの転造とを
別個の加工具を用いて同時に行って管継手ボルトを製造
する。また、第四発明は、縦溝が形成されている軸部分
の周囲へのネジの転造と縦溝が形成されていない軸部分
の周囲へのセレ−ションの転造とを別個の加工具を用い
て同時に行って管継手ボルトを製造する。前記第二発
明、第三発明、第四発明では、縦溝が形成されていない
軸部分の周囲への溝の転造のための加工具としてネジの
転造のための加工具より安価な加工具を使用することが
できる。
に、第一発明は、軸部分の一部に軸方向に縦溝を形成
し、その後縦溝が形成されている軸部分の周囲へのネジ
の転造と縦溝が形成されていない軸部分の周囲への他の
転造加工とを別個の加工具を用いて同時に行って管継手
ボルトを製造する。前記第一発明では、他の転造加工の
ための加工具によって縦溝が形成されていない軸部分が
常に把持されているので、縦溝が形成されている軸部分
の周囲へ正確にネジを転造することができる。また、ネ
ジの転造のための加工具によるネジの転造と他の加工具
による転造加工とを同時に行うので、ネジの転造のため
の加工具による管継手ボルトの軸方向へのずれを防止す
ることができ、ネジのピッチずれを防止することができ
る。また、第二発明は、縦溝が形成されている軸部分の
周囲へのネジの転造と縦溝が形成されていない軸部分の
周囲への溝の転造とを別個の加工具を用いて同時に行っ
て管継手ボルトを製造する。また、第三発明は、縦溝が
形成されている軸部分の周囲へのネジの転造と縦溝が形
成されていない軸部分の周囲へのロ−レットの転造とを
別個の加工具を用いて同時に行って管継手ボルトを製造
する。また、第四発明は、縦溝が形成されている軸部分
の周囲へのネジの転造と縦溝が形成されていない軸部分
の周囲へのセレ−ションの転造とを別個の加工具を用い
て同時に行って管継手ボルトを製造する。前記第二発
明、第三発明、第四発明では、縦溝が形成されていない
軸部分の周囲への溝の転造のための加工具としてネジの
転造のための加工具より安価な加工具を使用することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、図1を用いて本発明の管
継手ボルトの製造方法の一実施の形態を説明する。図1
において、22は、縦溝3が形成されている軸部分の周
囲にネジ2を転造するためのネジダイス等の加工具であ
る。23は、縦溝3が形成されていない軸部分へ溝を転
造するための溝入ダイス等の加工具である。管継手ボル
トを製造する場合、まず、従来の製造方法と同様に管継
手ボルト1の軸部分の一部に軸方向に縦溝3を形成す
る。次に、縦溝3が形成されている軸部分の両側からネ
ジダイス22によってネジ2の転造を行うとともに、縦
溝3が形成されていない軸部分の両側から溝入ダイス2
3によって溝13を転造を行う。縦溝3が形成されてい
る軸部分の周囲へのネジ2の転造と縦溝3が形成されて
いない軸部分の周囲への溝13の転造を同時に行うこと
により、ネジダイス22が縦溝3の位置にきてネジダイ
ス22が縦溝3に落ち込んでも、溝入ダイス23によっ
て管継手ボルト1を等速で回転させることができ、正確
にネジ2を転造することができる。また、ネジ2の転造
のためのネジダイス22と溝13の転造ための溝入ダイ
ス23を同時に使用するため、ネジダイス22による管
継手ボルト1の軸方向へのずれを防止することができ、
ネジのピッチずれを防止することができる。さらに、溝
13の転造のための溝入ダイス23のダイス山角度をネ
ジ2の転造のためのネジダイス22のダイス山角度より
大きくとることができるので、安価なダイスを使用する
ことができる。
継手ボルトの製造方法の一実施の形態を説明する。図1
において、22は、縦溝3が形成されている軸部分の周
囲にネジ2を転造するためのネジダイス等の加工具であ
る。23は、縦溝3が形成されていない軸部分へ溝を転
造するための溝入ダイス等の加工具である。管継手ボル
トを製造する場合、まず、従来の製造方法と同様に管継
手ボルト1の軸部分の一部に軸方向に縦溝3を形成す
る。次に、縦溝3が形成されている軸部分の両側からネ
ジダイス22によってネジ2の転造を行うとともに、縦
溝3が形成されていない軸部分の両側から溝入ダイス2
3によって溝13を転造を行う。縦溝3が形成されてい
る軸部分の周囲へのネジ2の転造と縦溝3が形成されて
いない軸部分の周囲への溝13の転造を同時に行うこと
により、ネジダイス22が縦溝3の位置にきてネジダイ
ス22が縦溝3に落ち込んでも、溝入ダイス23によっ
て管継手ボルト1を等速で回転させることができ、正確
にネジ2を転造することができる。また、ネジ2の転造
のためのネジダイス22と溝13の転造ための溝入ダイ
ス23を同時に使用するため、ネジダイス22による管
継手ボルト1の軸方向へのずれを防止することができ、
ネジのピッチずれを防止することができる。さらに、溝
13の転造のための溝入ダイス23のダイス山角度をネ
ジ2の転造のためのネジダイス22のダイス山角度より
大きくとることができるので、安価なダイスを使用する
ことができる。
【0008】なお、縦溝3が形成されていない軸部分の
周囲に転造する溝13の形状は、U形、V形、円形等種
々の形状が可能である。また、縦溝3が形成されていな
い軸部分の周囲へは、溝の転造に限らず、ロ−レット、
セレ−ション、梨地目等種々の転造が可能である。この
場合には、溝を転造するための溝入ダイスに代えてロ−
レット、セレ−ション、梨地目等を転造するための加工
具を使用する。このような縦溝が形成されていない軸部
分へのロ−レット、セレ−ション、梨値目等の転造を縦
溝が形成されている軸部分へのネジの転造と同時に行う
ことにより、管継手ボルトの軸方向のずれを防止してネ
ジのピッチずれを防止することができ、またネジの転造
のための加工具より安価な加工具を使用することができ
る。
周囲に転造する溝13の形状は、U形、V形、円形等種
々の形状が可能である。また、縦溝3が形成されていな
い軸部分の周囲へは、溝の転造に限らず、ロ−レット、
セレ−ション、梨地目等種々の転造が可能である。この
場合には、溝を転造するための溝入ダイスに代えてロ−
レット、セレ−ション、梨地目等を転造するための加工
具を使用する。このような縦溝が形成されていない軸部
分へのロ−レット、セレ−ション、梨値目等の転造を縦
溝が形成されている軸部分へのネジの転造と同時に行う
ことにより、管継手ボルトの軸方向のずれを防止してネ
ジのピッチずれを防止することができ、またネジの転造
のための加工具より安価な加工具を使用することができ
る。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、第一発明によれ
ば、縦溝が形成されている軸部分の周囲へのネジの転造
と縦溝が形成されていない軸部分の周囲への他の転造加
工とを別個の加工具を用いて同時に行うので、縦溝が形
成されている軸部分の周囲へ正確にネジを転造すること
ができ、また、管継手ボルトの軸方向のずれを防止して
ネジのピッチずれを防止することができる。また、第二
発明、第三発明、第四発明によれば、縦溝が形成されて
いる軸部分の周囲へのネジの転造と縦溝が形成されてい
ない軸部分の周囲への溝、ロ−レット、セレ−ションの
転造とを別個の加工具を用いて同時に行うようにしたの
で、溝、ロ−レット、セレ−ション転造のための加工具
としてネジの転造のための加工具より安価な加工具を使
用することができる。
ば、縦溝が形成されている軸部分の周囲へのネジの転造
と縦溝が形成されていない軸部分の周囲への他の転造加
工とを別個の加工具を用いて同時に行うので、縦溝が形
成されている軸部分の周囲へ正確にネジを転造すること
ができ、また、管継手ボルトの軸方向のずれを防止して
ネジのピッチずれを防止することができる。また、第二
発明、第三発明、第四発明によれば、縦溝が形成されて
いる軸部分の周囲へのネジの転造と縦溝が形成されてい
ない軸部分の周囲への溝、ロ−レット、セレ−ションの
転造とを別個の加工具を用いて同時に行うようにしたの
で、溝、ロ−レット、セレ−ション転造のための加工具
としてネジの転造のための加工具より安価な加工具を使
用することができる。
【図1】本発明の管継手ボルトの製造方法の一実施の形
態を説明する図である。
態を説明する図である。
【図2】本発明の管継手ボルトの製造方法により製造さ
れる管継手ボルトの一実施例を示す図である。
れる管継手ボルトの一実施例を示す図である。
【図3】管継手装置の概略図である。
【図4】従来の管継手ボルトを示す図である。
【図5】図3のA−A断面図である。
【図6】従来の管継手ボルトの製造方法を説明する図で
ある。
ある。
【図7】従来の管継手ボルトの製造方法を示す図であ
る。
る。
1;管継手ボルト 2;ネジ 3;縦溝 4;球形片口管継手 6、7;挿入孔 8、9;パッキン 10;パイプ 12;通路孔 13;溝
Claims (4)
- 【請求項1】 軸部分の一部に軸方向に縦溝を形成し、
その後縦溝が形成されている軸部分の周囲へのネジの転
造と縦溝が形成されていない軸部分の周囲への他の転造
加工とを別個の加工具を用いて同時に行うことを特徴と
する管継手ボルトの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の管継手ボルトの製造方
法において、他の転造加工として溝の転造を行うことを
特徴とする管継手ボルトの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の管継手ボルトの製造方
法において、他の転造加工としてロ−レットの転造を行
うことを特徴とする管継手ボルトの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の管継手ボルトの製造方
法において、他の転造加工としてセレ−ションの転造を
行うことを特徴とする管継手ボルトの製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7202424A JPH0947833A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 管継手ボルトの製造方法 |
GB9702245A GB2321607A (en) | 1995-08-08 | 1997-02-04 | Method of manufacturing connector bolt |
US08/795,401 US5810670A (en) | 1995-08-08 | 1997-02-05 | Method of manufacturing connector bolt |
DE19704505A DE19704505A1 (de) | 1995-08-08 | 1997-02-06 | Verfahren zum Herstellen eines Verbinderbolzens |
CA002197021A CA2197021C (en) | 1995-08-08 | 1997-02-07 | Method of manufacturing connector bolt |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7202424A JPH0947833A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 管継手ボルトの製造方法 |
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