JPH0947387A - 電気掃除機用吸込み具 - Google Patents

電気掃除機用吸込み具

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JPH0947387A
JPH0947387A JP20368895A JP20368895A JPH0947387A JP H0947387 A JPH0947387 A JP H0947387A JP 20368895 A JP20368895 A JP 20368895A JP 20368895 A JP20368895 A JP 20368895A JP H0947387 A JPH0947387 A JP H0947387A
Authority
JP
Japan
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suction
suction tool
dust
cleaned
hitting
Prior art date
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Application number
JP20368895A
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English (en)
Inventor
Ikuo Oshima
郁夫 大島
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被掃除面から吸込み具本体の下面を離した場合
における騒音および叩打体の振動を小さくできる電気掃
除機用吸込み具を提供することにある。 【解決手段】吸込み具本体11が、この本体11の下面11a
に開口される吸塵開口25a を有した吸塵室25を備え、こ
の吸塵室25に及ぼされる吸込み圧力により上下方向に振
動されて吸塵開口25に吸付けられる布団等の柔らかな被
掃除面を叩打する複数の叩打体14〜16を、吸塵開口25a
を略閉塞するように並べて吸塵室25内に設けた電気掃除
機用吸込み具6を前提とする。叩打体14〜16の上流側に
連通する振動制御風路51,52 を前記本体11に設け、前記
下面11a が被掃除面に接触した状態では前記風路51,52
が閉じられるとともに、前記下面11a が被掃除面から離
れた状態では前記風路51,52 が開かれるようにした。そ
れにより、振動制御風路51,52 の開閉に伴い吸塵室25の
真空度を切り換えるたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、じゅうたん、畳
み、或いは毛布や布団またはカーテン等の被掃除面を叩
いて振動を与えながら、この被掃除面の塵芥を吸込むた
めに使用される電気掃除機用吸込み具に関する。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機で被掃除面を叩きながら掃除
をすることは、被掃除面に沈んでいる塵芥を叩き出せる
ので、吸塵効果が高いという点で優れている。そして、
被掃除面を叩く構造としては電磁ソレノイドの駆動力を
利用するものもあるが、実公昭37−19224号公
報、および実公昭41−25192号公報に記載されて
いるように吸込み圧力により叩打体を振動させるもの
が、格別な駆動装置を用いない点で有利である。
【0003】これらの公報には、接続管が取付けられた
吸込み具本体の吸塵室内に複数の叩打体を設けた技術が
記載されている。吸塵室は接続管に連通されるとともに
吸込み具本体の下面に開口されている。叩打体は、接続
管を通して及ぼされる吸込み圧力により上下方向に振動
されるもので、吸塵開口を略閉塞するように並べて設け
られている。
【0004】実公昭37−19224号公報の技術で
は、各叩打体の両端を強さの異なるばねで支持して、そ
のばね力の差と吸込み圧力との兼ね合いにより、各叩打
体を上下方向に振動させて吸塵開口に吸付けられたじゅ
うたんのような被掃除面を叩打して、それにより、塵芥
を叩き出して吸塵するようになっている。
【0005】また、実公昭41−25192号公報の技
術では、各叩打体は夫々振動ばねに複数個の打ち珠を取
付けてなり、そのばね力と吸込み具本体内の吸込み圧力
の変化の兼ね合いにより、各叩打体を上下方向に振動さ
せて吸塵開口に吸付けられたじゅうたんや畳等の被掃除
面を叩打して、それにより、塵芥を叩き出して吸塵する
ようになっている。
【0006】そして、これら従来の吸込み具の吸塵開口
は、吸込み具本体の下面の周部を除く略全域に渡って形
成された単一の長方形をなす開口で形成されているとと
もに、この吸塵開口を通してのみ従来の吸込み具は吸塵
をするようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各叩打体の
振動動作に伴って、隣接する叩打体同志が当たったり、
叩打体がそれに隣接する吸込み具本体の壁部に当たった
りするが、前記のように従来の吸込み具は、その下面の
吸塵開口のみから吸塵をするので、電気掃除機の運転状
態で吸込み具本体の下面を被掃除面に接触させて吸塵を
する場合にも、また、前記下面を被掃除面から離した場
合にも、吸塵室の真空度に大きな変化はない。したがっ
て、各叩打体の振動動作は前記いずれも場合においても
同様であるため、吸込み具本体の下面を被掃除面から離
した場合に前記衝突に伴う騒音が大きいという問題があ
る。
【0008】しかも、吸込み具本体の下面を被掃除面か
ら離した形態の中でも、特に、吸込み具本体を上下に反
転させて吸塵開口を上向きとした場合には、被掃除面の
塵埃の叩き出しに適する大きな振動動作が営まれている
ので、上向きの吸塵開口に誤って手指を入れるようなこ
とがあると、前記大きな振動動作により手指が打たれる
という問題がある。
【0009】また、従来の吸込み具はじゅうたんや畳等
の床面を主たる掃除対象として開発されたものであり、
布団やシーツなどのような柔らかい被掃除面の吸塵をす
ることは考慮されていない。ところが、近年においては
布団等も掃除対象として考えられており、こうした掃除
対象においても、それに含まれる塵芥を叩き出しながら
掃除することは望ましい。
【0010】しかし、前記従来の吸込み具で布団等の柔
らかい被掃除面を掃除する場合には、布団の表面の布等
が単一の吸塵開口の全体に渡って容易に吸付けられて、
吸込み具の内部にまで深く吸引されるため、その部分が
吸込み具を走行させる際の大きな抵抗となってしまい、
被掃除面に対する走行性が悪く、この点から従来の吸込
み具は布団等の柔らかい被掃除面の掃除には適さないと
いう問題もある。
【0011】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、被掃除面から吸込み具本体の下面を離した
場合における騒音および叩打体の振動を小さくできる電
気掃除機用吸込み具を提供することにある。
【0012】また、本発明が解決しようとする第2の課
題は、前記第1の課題を解決するための構成が簡単な電
気掃除機用吸込み具を提供することにある。
【0013】また、本発明が解決しようとする第3の課
題は、前記第1の課題を解決するにあたり、その実現度
をより高くできるとともに、畳等の床面は勿論のこと布
団等の柔らかな被掃除面に対する走行性も向上できる電
気掃除機用吸込み具を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸込み具本体
が、この本体の下面に開口される吸塵開口を有した吸塵
室を備え、この吸塵室に及ぼされる吸込み圧力により振
動されて被掃除面を叩打する複数の叩打体を、前記吸塵
開口を略閉塞するように並べて前記吸塵室内に設けた電
気掃除機用吸込み具を前提とする。
【0015】そして、前記第1の課題を解決するために
請求項1の発明は、前記叩打体の上流側に連通する振動
制御風路を前記吸込み具本体に設け、前記吸込み具本体
の下面が前記被掃除面に接触した状態では前記振動制御
風路が閉じられるとともに、前記吸込み具本体の下面が
前記被掃除面から離れた状態では前記振動制御風路が開
かれるようにしたものである。
【0016】この請求項1の発明において、振動制御風
路が開かれると、この風路を通して各叩打体の上流側に
空気が導入されるから、吸塵室の真空度が低下し、それ
に伴い各叩打体の振動を弱くできる。また、振動制御風
路が閉じられると、吸塵室の真空度が高まって各叩打体
を通る風量が増加するので、これら叩打体が被掃除面の
塵埃を叩き出すのに適するように強く振動する。
【0017】また、前記第2の課題を解決するために請
求項2の発明は、前記振動制御風路の入口を前記吸込み
具本体の下面に設けて、この入口が前記被掃除面の接離
により開閉されるようにしたものである。
【0018】この請求項2の発明において、被掃除面に
吸込み具本体の下面を接触させると、振動制御風路の入
口に吸付けられる被掃除面により、この風路の入口が実
質的に閉じられたと同じになり、振動制御風路を通る風
量が激減する。そのため、吸塵室の真空度が高まって各
叩打体を通る風量が増加するので、これら叩打体が被掃
除面の塵埃を叩き出すのに適するように強く振動する。
また、被掃除面から吸込み具本体を離すと、振動制御風
路の入口が開かれるので、この風路を通して各叩打体の
上流側に空気が導入されるとともに吸塵室の真空度が低
下し、それに伴い各叩打体の振動を弱くできる。したが
って、振動制御風路を開閉するための特別な構成を吸込
み具本体に設ける必要がない。
【0019】また、前記第3の課題を解決するために請
求項3の発明は、前記吸込み具本体に取付けられた接続
管と前記吸塵室とを連通して前記吸込み具本体内に形成
された中継室に、前記振動制御風路の出口を連通したも
のである。
【0020】この請求項3の発明において、中継室は吸
塵室よりも上流側にあって真空度が高く、そこに振動制
御風路により導かれる空気を導入できるので、吸塵室の
真空度を確実に変化させ易く、それにより、前記第1の
課題を高い実現性をもって解決できる。また、以上のよ
うに中継室の高い真空度を振動制御風路の入口に及ぼす
ので、この入口が吸込み具本体の下面にある場合には、
そこへの布団の表布などの柔らかな被掃除面の吸付けに
より、この被掃除面が吸塵開口の奥深くに吸込まれよう
とする動きを抑制する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。本実施形態に係る吸
込み具を備える電気掃除機は、図1の斜視図に示される
ように、移動自在な電気掃除機本体1と、この本体1の
吸込み口に着脱可能に差し込み接続される吸塵ホース2
と、このホース2の先端部に固定された操作ハンドル3
と、このハンドル3の先端部に着脱可能に差し込み接続
される延長管4、5と、延長管5の先端部または前記操
作ハンドル3の先端部に着脱可能に差し込み接続される
吸込み具6とを備えて形成されている。電気掃除機本体
1には電動送風機(図示しない)が内蔵されており、そ
の運転により吸塵動作が営まれる。また、操作ハンドル
3は遠隔操作用のリモートコントロールスイッチを有し
ていて、そのスイッチ操作で前記電動送風機の運転が制
御されるようになっている。
【0022】図2〜図7を参照して吸込み具6の構成を
説明する。吸込み具6は、吸込み具本体11と、接続管
12と、一対の車輪13と、複数本の叩打体14〜16
とを備えている。
【0023】図3、図5、および図7等に示されるよう
に吸込み具本体11は、ABS樹脂またはポリプロピレ
ン等の合成樹脂製の上ケース21と下ケース22とを、
その開口面同志を突き合わせて組立てられている。これ
ら両ケース21、22は、下ケース22の下面側から挿
入されて上ケース21の内面に突設されたねじ受けボス
21b(図7参照)に螺合される前側2本のねじ23お
よび後側2本のねじ24(図4参照)により連結されて
いる。吸込み具本体11の下面11aは平坦であるが、
この本体11の全体形状は概ね横長円柱形であって、そ
の長手方向中央部程膨らんでおり、それによって外周面
上に布団などがかかるような場合でも、それが滑り落ち
易くしてある。
【0024】図3および図5に示されるように下ケース
22にはその長手方向に延びる吸塵室25が形成されて
いる。吸塵室25は断面略逆U字状をなす隔壁26によ
り区画されており、その下面開口は吸塵開口25aとし
て下ケース22の平坦な下面、すなわち吸込み具本体1
1の下面11aにその長手方向に延びて開口されてい
る。図6および図7に示されるように下ケース22の略
中央部には中央隔壁27が設けられている。中央隔壁2
7は、隔壁26から下ケース22の後壁中央部に渡って
設けられていて、隔壁26側は広く、前記後壁側程狭く
形成されている。この中央隔壁27内に位置された隔壁
26の天井壁部は除去されており、それによって、中央
隔壁27内と吸塵室25とが連通されている。なお、図
6および図7中28は、中央隔壁27の両側壁部から前
方へ延長されて下ケース22の前壁中央部に一体につな
げられた一対の仕切り壁である。
【0025】図3、図5、および図7に示されるように
上ケース21の長手方向中央部内面には、中央隔壁27
と対応してこれに組み合わされるる中央隔壁29が一体
に突設されている。両中央隔壁27、29の先端部は互
いに凹凸嵌合されて連続し、それによって中継室30が
上下両ケース21、22間に形成されている。この中継
室30にはその中央隔壁29の側壁部間に渡って垂直な
整流用リブ31が一体に設けられている。図7に示され
るように上ケース21の前部内面には、前記仕切り壁2
8に対応して中央隔壁29の両側壁部から前方へ延長す
る一対の仕切り壁34が設けられている。
【0026】図3に示されるように上ケース21の後壁
の長手方向中央部には、中継室30の後端に連通する略
円筒状の突出筒部32が後方に向けて一体に突設されて
おり、この筒部32には前記接続管12が嵌合して取付
けられている。接続管12は、突出筒部32の軸回りに
沿って回動可能であるとともに、中継室30を通って前
記吸塵室25と連通されている。接続管12は既述の延
長管5の先端部または操作ハンドル3の先端部に着脱可
能に差し込み接続され、したがって前記電気掃除機本体
1を動作させた時には、その電動送風機により発生され
る吸込み圧力が接続管12および中継室30を経由して
吸塵室25に及ぼされるようになっている。
【0027】図5〜図7に示されるように上下両ケース
21、22の長手方向両端壁21a、22aの合い面に
は夫々軸受溝36が対応して形成されているとともに、
上ケース21の両端壁21aの外面には逆U字状をなす
軸支え37が一体に形成されている。前記車輪13は、
合成樹脂製であって、一側面が開放されるとともに、こ
の開放面より突出する車輪軸13aを有している。車輪
軸13aの外周面には外側に張り出すフランジ13bが
突設されている。これらの車輪13は、そのフランジ1
3bを軸受溝36に嵌合させて前記両端壁21a、22
aの合い面間に上下から挟設することにより、吸込み具
本体11の長手方向両端に夫々回転自在に取付けられて
いる。この取付け状態において軸支え37は車輪軸13
aに上側から嵌合されている。車輪13は、吸込み具本
体11の端部形状と略同じ大きさをなす大径なものであ
って、吸込み具本体11の長手方向の端面を覆い隠して
いる。これら車輪13の回転により被掃除面での吸込み
具6の移動を容易にできる。
【0028】図3に示されるように吸込み具本体11に
は上部通気室39が設けられている。この通気室39
は、上ケース21の一対の仕切り壁34と、上ケース2
1の前壁21cと、中央隔壁29の垂直な前壁部分29
aとで区画されている。吸込み具本体11にはその下面
11aよりも上方に位置して後述の第1吸気風路の入口
40が設けられている。この入口40は図1に示される
ように並設された複数のスリットで形成されている。
【0029】図3に示されるように上部通気室39の下
方には下部通気室41が設けられている。この通気室4
1は、下ケース22の一対の仕切り壁28と、下ケース
22の前壁22cと、中央隔壁27の垂直な前壁部分2
7aとで区画されている。そして、前壁部分27aの下
端部に後述の第1の吸気風路の出口42が形成されてい
る。この出口42は横長な長方形である。
【0030】前記入口40と、上部通気室39と、下部
通気室41と、出口42とは、第1吸気風路を形成して
いる。この風路の上部通気室39内には連続気泡を有す
る発泡ウレタン等のエアーフィルタ43が収納されてい
る。
【0031】図2および図4に示されるように下ケース
22の前壁22cの下端部には第2吸気経路をなす一対
の溝45が形成されている。この溝45の前端は入口4
5aとして前壁22cの下端部前面に開放され、かつ、
後端は出口45bとして吸塵室25の下端部に前側から
開放されている。なお、これらの溝45に連なって前記
前側ねじ23が通る凹み46が下ケース22には形成さ
れている。
【0032】図2および図4に示されるように下ケース
22の接続管12側後部には、第3吸気経路をなす互い
に接近した一対の溝47が形成されている。これらの溝
47は吸込み具本体11の下面に開放されて前後方向に
延びていて、その後端は入口47aとして下ケース22
の後壁に開放されているとともに、前端は出口47bと
して吸塵室25の下端部に後側から開放されている。
【0033】なお、一対の溝47間には前後方向に延び
るリブ状のそり壁48が一体に設けられている。このそ
り壁48の前後両端部は夫々湾曲されている。このそり
壁48により、この吸込み具6の前後方向の走行性が向
上されるようになっている。図2および図4中49は溝
47の上側に連通して下ケース22の後部に設けられた
肉引け防止用の凹み、50は一対の溝47を挟んでその
両側に設けられた肉引け防止用の凹みである。
【0034】図2〜図4、および図6中51は吸塵室2
5を迂回して下ケース22の長手方向中央部の後部から
前記中継室30に直接に連通して設けられた一対の第1
振動制御風路である。図3中51bは中継室30に開放
された連通した振動制御風路51の出口を示している。
これらの振動制御風路51の下端からなる入口51a
は、図3に示されるように前記溝47を介して吸込み具
本体11の下面11aに開口されている。
【0035】同様に図2および図4に示されるように下
ケース22には、その長手方向中央部の後部から吸塵室
25を迂回して中継室30に直接に連通して設けられた
第2振動制御風路52が一対設けられている。これら第
2振動制御風路52は一対の第1振動制御風路51を挟
んでその両側に設けられている。第2振動制御風路52
の下端からなる入口は、図3に示されるように吸込み具
本体11の下面11aに開口されているとともに、上端
からなる出口は中継室30に開放されている。
【0036】したがって、前記一対の第1振動制御風路
51および一対の第2振動制御風路52は、下ケース2
2の長手方向中央部であって吸塵開口25aの後側に位
置して一列に並設されているとともに、これら風路5
1、52の真上には図3に示されるように前記整流用リ
ブ31が対向している。
【0037】このリブ31は、吸塵室25から接続管1
2へと向かう吸込み空気流と各振動制御風路51、52
から接続管12へと向かう吸込み空気流とが混じりなが
ら大きな渦を中継室30内上部で巻くことを抑制してい
る。なお、こうした整流用リブ31がない場合には、中
継室30が比較的大きなドーム形状をなしているので、
前記両吸込み空気流の合流に伴って大きな渦を中継室3
0内に生じ易く、それにより、中継室30での風損が大
きいとともに、中継室30で大きな音を発生するもので
あった。しかし、整流用リブ31を設けたことにより、
前記両吸込み空気流を絞りながら渦の発生を抑制できる
から、中継室30での風損を小さくしつつ騒音も小さく
抑制することができた。
【0038】図2、図4、および図5に示されるように
吸込み具本体11の下面11aには、この下面11aと
面一なガード53が少なくとも一つ、例えば2本設けら
れている。これらのガード53は、吸塵開口25aの相
対向する前後の開口縁に渡って架設され前後方向に延び
るブリッジで形成されていて、吸塵開口25aの長手方
向中央部に相離間して互いに平行に位置されている。し
たがって、これら一対のガード53は、後述する各叩打
体14〜16の軸方向とは直角に交差して前後方向に延
びている。そのため、吸塵開口25aは3つの開口に分
けられている。一対のガード53の後端部近傍位置、つ
まり、ガード53の延長方向後側近傍の位置には前記第
2パイパス風路52が夫々配置されている。この風路5
2の入口の幅はガード53の幅よりも大きい。
【0039】図3および図4に示されるように吸込み具
本体11の下面11aには突き出し部54が設けられて
いる。突き出し部54は、下ケース22の前壁22cの
下端から後方に向けて水平に突出された部分で形成され
ていて、一対のガード53の前端部に一体につながって
いる。
【0040】このように吸塵開口25a側に突出して形
成された突き出し部54は、下ケース22の下面11a
と面一であって、この下面11a側から見て前記出口4
2を覆っている。それにより、図4に示されるようにガ
ード53により分けられた3つの吸塵開口のうち中央位
置の開口の幅が他の吸塵開口の幅よりも狭くなってい
る。
【0041】図4および図5に示されるように吸塵室2
5の長手方向両端には、下ケース22とは別成型された
軸受61、62が個別に取付けられている。これら軸受
61、62は前後一対の下側軸受孔とこれらの間に位置
される一つの上側軸受孔とを有している。吸塵室25に
はその長手方向に延びる複数、例えば、第1〜第3の叩
打体14〜16が吸込み圧力により上下方向に振動する
ように内蔵されている。
【0042】すなわち、各叩打体14〜16は、図4お
よび図5等に示されるようにピアノ線等のばね線材から
なる振動軸14a〜16aと、これらの軸14a〜16
aが挿通した複数個のビータ14b〜16bとから形成
されている。ビータ14b〜16bは例えば短い管体か
らなり、動作音を少なくするためにゴムやエラストマ等
で形成されている。振動軸14a、15aにはその弾性
力が振動軸16aの弾性力よりも強いものが使用されて
いる。なお、各叩打体14〜16のビータは複数個では
なく一つであってもよい。
【0043】叩打体14は、その振動軸14aの両端部
を夫々前記図示されない下側軸受孔のうち隔壁26の前
壁26a寄りの下側軸受孔に挿通させることにより取付
けられ、同様に叩打体15は、その振動軸15aの両端
部を夫々前記図示されない下側軸受孔のうち隔壁26の
後壁26b寄りの下側軸受孔に挿通させることにより取
付けられている。また、残りの叩打体16は、その振動
軸16aの両端部を夫々前記図示されない上側軸受孔に
挿通させることにより取付けられている。
【0044】こうして取付けられた各叩打体14〜16
のうち、叩打体14、15は同じ高さ位置にあって、前
記前後両側の壁部26a、26bに個別に近接されてい
るとともに、叩打体16は叩打体14、15より上側に
配置されて、これら叩打体14、15の上部外周に近接
されている。それにより、下側から見たときに各叩打体
14〜16は吸塵開口25aを略閉塞するように互いに
並べて設けられている。吸込み圧力が働いていない状態
では各叩打体14〜16はその弾性力により水平な姿勢
を維持する。なお、隣接する叩打体14〜16は接触し
ていてもよいとともに、これら叩打体14〜16は上下
に高さ位置を変えることなく同じ高さ位置に設けてもよ
い。
【0045】図3に示されるように前記のように吸塵室
25内に並設された叩打体14〜16は吸塵開口25a
より少し上方に位置されている。そして、この叩打体1
4〜16と吸塵開口25aとの間において吸塵室25に
は、前記各吸気風路の出口42、45b、47bが夫々
連通されている。
【0046】前記構成において電気掃除機本体1を動作
させると、その集塵室に吸塵ホース2、および延長管
4、5を介して連通されている吸込み具6に及ぼされる
吸込み圧力は、この吸込み具6内の中継室30を介して
吸塵室25の全域に渡って波及するから、以下のように
叩打体14、15で布団やこれに敷いたシーツなどの被
掃除面を叩きながら掃除をすることができる。
【0047】すなわち、吸込み具6の吸塵室25の吸塵
開口25aは複数本の叩打体14〜16により略閉塞さ
れた状態にあるから、前記吸込み圧力の波及で吸塵室2
5の真空度が上がるにしたがい、各叩打体14〜16は
その振動軸14a〜16aの弾性力に抗して略同時に吸
引されて上側に凸となるように反る。
【0048】ところで、叩打体16の振動軸16aの弾
性力はその両側の叩打体14、15の振動軸14a、1
5aの弾性力よりも小さいから、吸引開始後ある時点か
らは叩打体16の反り量が叩打体14、15の反り量よ
りも大きくなって、隣接した叩打体16と叩打体14、
15との間の隙間が大きくなり、それとともに吸塵室2
5内における各叩打体14〜16の上方部分の真空度が
下がる。
【0049】そのため、各叩打体14〜16がその弾性
力により復帰するとともに、その際の慣性力により叩打
体14〜16は下側に凸となるように反り、それによ
り、吸塵開口25aに吸付けられている布団の表布など
の被掃除面を叩く。この場合、前記弾性力の差により、
叩打体14、15の方が叩打体16よりも高速でかつ先
に下方に反り変形して前記叩打動作を実施し(この状態
は図5に示されている。)、また、叩打体16による被
掃除面への叩き動作は叩打体14、15で妨げられる。
【0050】そして、以上のような被掃除面の叩打後
に、各叩打体14〜16は再び吸塵開口25aを略閉塞
する元の位置に復帰するので、以上の動作が繰り返され
て各叩打体14〜16が上下方向に振動する。それによ
り、被掃除面を叩打しながら吸塵できる。こうした被掃
除面の叩打を伴う吸塵においては、叩打により被掃除面
の塵芥が叩き出されるので、吸塵効果が高い。
【0051】前記のように被掃除面に吸込み具本体11
の下面11aを接触させて掃除をする場合には、吸塵室
25の上流側にある中継室30の吸込み圧力(この圧力
は吸塵室25の吸込み圧力よりも大きい。)が第1、第
2の振動制御風路51、52に及ぼされるから、これら
風路51、52の入口にも布団等の被掃除面が吸付けら
れる。こうして被掃除面が吸付けられた状態では両振動
制御風路51、52から吸気がされるにも拘らず、その
入口は、それが全開の場合に比較して吸付けられた被掃
除面により実質的に閉じられたのと同様な状態となる。
したがって、吸塵室25の真空度の高まりを大きくでき
るので、各叩打体14〜16の振動を、布団等の被掃除
面の塵埃を叩き出すのに必要な程度に強く確保できる。
【0052】ところで、この掃除中に被掃除面から吸込
み具本体11の下面11aを被掃除面から離した場合
(電気掃除機本体1の運転継続中に吸込み具6を上下逆
様に反転させて、その吸塵開口25aが上向きとなる姿
勢にした場合を含む。)には、第1、第2の振動制御風
路51、52の入口に被掃除面が吸付けられることがな
いので、これらの入口は全開される。そうすると、吸塵
室25を経由することなく、両振動制御風路51、52
を通して中継室30に吸込み具本体11外の空気が吸込
まれるため、相対的に吸塵室25に及ぼされる吸込み圧
力が減少される。このように吸塵室25の真空度が低下
するので、それに伴って吸塵室25内の各叩打体14〜
16の振動動作が弱くなる。
【0053】したがって、こうした各叩打体14〜16
の小さな振動動作に伴って、隣接する叩打体14〜16
同志が当たったり、叩打体14〜16がそれに隣接する
吸塵室25の壁部(隔壁26)に当たる際に発生する音
を小さくできる。また、以上のように各叩打体14〜1
6の振動が弱くなるので、吸込み具6が上下逆様に反転
されて、その吸塵開口25aが上向きとなる姿勢におい
て、誤って吸塵開口25aの手指を入れた場合に、その
手指が振動している叩打体14〜16で強く打たれるこ
とを防止できる。
【0054】以上のように吸込み具6は、その振動制御
風路51、52の開閉により、吸塵室25に及ぼされる
風量を変化させて各叩打体14〜16の振動の強さを強
弱に切り換えることができるから、掃除中に吸込み具本
体11の下面11aを被掃除面から離した場合の低騒音
化を実現できるとともに、安全性も確保することができ
る。勿論、振動が抑制されることにより、各叩打体14
〜16およびその軸受部の摩耗なども少なくできるの
で、耐久性も向上できる。
【0055】そして、以上のように吸込み具本体11の
下面11aに開口された振動制御風路51、52の入口
に布団等の被掃除面が吸付けられることで、これら風路
51、52の入口を実質的に閉じるとともに、被掃除面
から吸込み具本体11を離すことにより振動制御風路5
1、52の入口が開かれるので、前記振動制御風路5
1、52を開閉するための特別な構成を吸込み具本体1
1に設ける必要がない。したがって、構成が簡単であ
る。
【0056】また、振動制御風路51、52の出口は、
吸塵室25よりも上流側にあって真空度が高い中継室3
0に連通されているから、振動制御風路51、52の開
閉によって吸塵室25の真空度を確実に変化させ易く、
それにより、前記第1の課題を高い実現性をもって解決
できる。しかも、以上のように中継室30の高い真空度
を、吸込み具本体11の下面にある振動制御風路51、
52の入口に及ぼすので、これらの入口の布団の表布な
どの柔らかな被掃除面の吸付けにより、この被掃除面が
吸塵室25の奥深くに吸込まれようとする動きを抑制す
る。しかも、この抑制作用は吸塵室25の中でも吸込み
圧力が高い長手方向中央部に対応して行われるので、よ
り効果的である。したがって、吸塵室25内に深く被掃
除面が吸引されることが防止され、吸引された部分が吸
込み具6を走行させる際の大きな抵抗となることを少な
くできるので、布団等の柔らかい被掃除面の掃除に対す
る吸込み具6の走行性を向上できる。
【0057】なお、この他に、本実施形態においては、
吸塵開口25aにブリッジからなる一対のガード53を
設けたから、これらのストッパ作用により、布団の表布
などの柔らかな被掃除面が、吸塵室25内へ深く吸込ま
れることを邪魔して、叩打体14〜16に吸塵開口25
a側から張り付くことを防止できる。したがって、布団
の表布などの柔らかな被掃除面によって、各叩打体14
〜16の振動動作が妨げられることがなく、これら各叩
打体14〜16を確実に振動させて、前記柔らかな被掃
除面を叩きながら吸塵できるとともに、吸込み具6を移
動させる際における被掃除面の抵抗を少なくして走行性
を向上できる。
【0058】また、以上のように複数本の叩打体14〜
16の振動動作を保証するために設けられたガード53
は前後方向に延びるブリッジで形成されていて、これら
の部分では吸塵をすることはできないが、これらガード
53の延長線上後側に第2振動制御風路52を対応して
設けたことにより、吸込み具6を前進させる際にブリッ
ジからなるガード53により吸い残された塵芥を第2振
動制御風路52を通して直接中継室30に吸引できる。
したがって、吸塵を妨げるブリッジからなるガード53
を有した吸塵開口25aに実質的には吸塵不能領域が生
じないようにできる。
【0059】なお、既述の吸塵動作において、布団の表
布やシーツ等の柔らかな被掃除面が吸込み具6の吸塵開
口25aに吸付けられるため、場合によっては吸塵開口
25aの全体が吸付けられた被掃除面で略密閉されて、
この吸塵開口25aを通しての空気の吸込みが極端に少
なくなることがある。しかし、そのような事態であって
も、各叩打体14〜16を通る吸塵室25への吸気を以
下のように確保できるので、前記各叩打体14〜16を
確実に動作させることができる。
【0060】すなわち、接続管12を通して及ぼされる
吸込み圧力により第1吸気風路は、吸込み具本体11の
外部の空気を、入口40から吸込んで上部通気室39内
のエアーフィルタ43に通して浄化した後、その直下の
下部通気室41を経由させて、吸込み具本体11の下面
に開口された吸塵開口25aと各叩打体14〜16との
間に位置された出口42から叩打体14〜16の下側に
供給する。また、第2吸気風路をなす溝45は、その前
端の入口45aから吸込み具本体11の外部の空気を吸
込んで、吸込み具本体11の下面部に前側から通して後
端の出口45bから叩打体14〜16の下側に供給す
る。同様に第3吸気風路をなす溝47は、その後端の入
口47aから吸込み具本体11の外部の空気を吸込ん
で、吸込み具本体11の下面部に後側から通して前端の
出口47bから叩打体14〜16の下側に供給する。
【0061】しかも、第1吸気風路の出口42は、吸込
み具本体11の下面11aに突設した突き出し部54で
前記下面11a側から見て覆われているので、この突き
出し部54のスペーサ作用により吸塵開口25aに前記
のように吸付けられる被掃除面で第1吸気風路の出口4
2が塞がれることを確実に防止でき、それにより、第1
吸気風路から外気を吸気する信頼性が高い。
【0062】このため、既述のように吸塵開口25a全
体が布団等の柔らかい被掃除面を吸付けて塞がれた際等
に、前記各吸気風路の少なくともいずれかを通る外気の
吸込みが増大し、それにより、叩打体14〜16をその
下側から通る吸気を確保できる。したがって、畳等の床
面は勿論のこと布団等の柔らかな被掃除面の掃除におい
ても叩打体14〜16の振動動作を継続させて、被掃除
面の塵芥を叩き出して吸塵できるとともに、接続管12
に連通された電気掃除機本体1内の電動送風機に対する
風量を確保して、電気掃除機本体1側への負担を軽減で
きる。
【0063】なお、本発明は前記実施の形態には制約さ
れない。例えば本発明は車輪13を備えない吸込み具で
あっても適用できる。
【0064】また、本発明において振動制御風路を開閉
する手段を吸込み具本体に設けて実施してもよい。例え
ば、吸込み具本体の下面から突出される被掃除面検出子
を上下動可能に吸込み具本体に取付けるとともに、この
検出子をばねにより常に下方に付勢し、前記振動制御風
路をその入口、または出口、或いはこれら出入口の中間
位置において開閉する弁を前記検出子に一体、または連
動させて設けることにより、振動制御風路開閉手段を形
成してもよい。この場合、吸込み具本体の下面が被掃除
面に接するとともに前記被掃除面検出子がばねに抗して
被掃除面で押し込まれるに伴い、振動制御風路が閉じら
れて、叩打体を強く振動動作させることができる。ま
た、吸込み具本体の下面が被掃除面から離れると、前記
被掃除面検出子が被掃除面で押し込まれることがないの
で、ばねにより被掃除面検出子は最大に突出され、それ
に伴い振動制御風路が開かれて、叩打体を弱く振動動作
させることができる。
【0065】また、自重により昇降する昇降体を吸込み
具本体に上下動自在に設けて、前記振動制御風路をその
入口、または出口、或いはこれら出入口の中間位置にお
いて開閉する弁を前記昇降体に一体、または連動させて
設けることにより、振動制御風路開閉手段を形成しても
よい。この場合、吸込み具本体の下面が被掃除面に接す
る使用姿勢では、前記昇降体が自重により下がるに伴
い、振動制御風路が閉じられて、叩打体を強く振動動作
させることができる。また、吸塵開口が上向きとなるよ
うに上下逆様に吸込み具本体が反転された姿勢では、前
記昇降体が自重により下がる(なお、前記使用姿勢を基
準として考えれば昇降体は上昇する。)に伴い、振動制
御風路が開かれて、叩打体を弱く振動動作させることが
できる。
【0066】また、これらの振動制御風路開閉手段或い
は同様な開閉手段を吸込み具本体に設ける場合には、振
動制御風路の入口は、吸込み具本体の下面以外にどこに
設けてもよく、したがって、振動制御風路は叩内体を迂
回して設けなくてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上詳記した本発明は以下の効果を有す
る。
【0068】請求項1の発明によれば、吸込み具本体の
下面が被掃除面に接触した状態では、振動制御風路が閉
じて吸塵室の真空度を高めることができるとともに、吸
込み具本体の下面が被掃除面から離れた状態では、叩打
体の上流側に連通する振動制御風路が開いて吸塵室の真
空度を低下できるから、被掃除面から吸込み具本体の下
面を離した場合における各叩打体の振動を小さく抑制で
き、それに伴い騒音も小さくできる。
【0069】請求項2の発明によれば、振動制御風路の
入口への被掃除面の吸付きの有無により、振動制御風路
を開閉でき、前記振動制御風路を開閉するための特別な
構成を吸込み具本体に設ける必要がないため、構成が簡
単である。
【0070】請求項3の発明によれば、中継室は吸塵室
よりも上流側にあって真空度が高く、そこに振動制御風
路により導かれる空気を導入して吸塵室の真空度を確実
に変化させ易いので、前記第1の課題を高い実現性をも
って解決できる。しかも、振動制御風路の入口が吸込み
具本体の下面にある場合には、そこへの布団の表布など
の柔らかな被掃除面の吸付けにより、この被掃除面が吸
塵開口の奥深くに吸込まれようとする動きを抑制できる
から、畳等の床面は勿論のこと布団等の柔らかな被掃除
面に対する走行性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る吸込み具を備
える電気掃除機全体の構成を示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係る吸込み具の構成を示す
斜視図。
【図3】図4中Z−Z線に沿う断面図。
【図4】第1の実施の形態に係る吸込み具の構成を示す
下面図。
【図5】図3中Y−Y線に沿う断面図。
【図6】第1の実施の形態に係る吸込み具の下ケースの
構成を示す平面図。
【図7】第1の実施の形態に係る吸込み具の吸込み具本
体を分解して示す斜視図。
【符号の説明】
1…電気掃除機本体、 6…吸込み具、 11…吸込み具本体、 11a…吸込み具本体の下面、 12…接続管、 14…叩打体、 15…叩打体、 16…叩打体、 25…吸塵室、 25a…吸塵開口、 30…中継室、 51…第1振動制御風路、 51a…第1振動制御風路の入口、 51b…第1振動制御風路の出口、 52…第2振動制御風路、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込み具本体が、この本体の下面に開口さ
    れる吸塵開口を有した吸塵室を備え、この吸塵室に及ぼ
    される吸込み圧力により振動されて被掃除面を叩打する
    複数の叩打体を、前記吸塵開口を略閉塞するように並べ
    て前記吸塵室内に設けた電気掃除機用吸込み具におい
    て、 前記叩打体の上流側に連通する振動制御風路を前記吸込
    み具本体に設け、前記吸込み具本体の下面が前記被掃除
    面に接触した状態では前記振動制御風路が閉じられると
    ともに、前記吸込み具本体の下面が前記被掃除面から離
    れた状態では前記振動制御風路が開かれるようにしたこ
    とを特徴とする電気掃除機用吸込み具。
  2. 【請求項2】前記振動制御風路の入口を前記吸込み具本
    体の下面に設けて、この入口が前記被掃除面の接離によ
    り開閉されるようにしたことを特徴とする前記請求項1
    に記載の電気掃除機用吸込み具。
  3. 【請求項3】前記吸込み具本体に取付けられた接続管と
    前記吸塵室とを連通して前記吸込み具本体内に形成され
    た中継室に、前記振動制御風路の出口を連通したことを
    特徴とする前記請求項1または2項に記載の電気掃除機
    用吸込み具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016021419A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 シャープ株式会社 電気掃除機の吸込口体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016021419A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 シャープ株式会社 電気掃除機の吸込口体
JP2016036504A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 シャープ株式会社 電気掃除機の吸込口体

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