JPH0947107A - 耕耘作業機の耕深制御装置 - Google Patents
耕耘作業機の耕深制御装置Info
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- JPH0947107A JPH0947107A JP22584695A JP22584695A JPH0947107A JP H0947107 A JPH0947107 A JP H0947107A JP 22584695 A JP22584695 A JP 22584695A JP 22584695 A JP22584695 A JP 22584695A JP H0947107 A JPH0947107 A JP H0947107A
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- Japan
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- plowing depth
- depth
- sensors
- rotary
- rotary working
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トラクタの後部にロータリ作業部を昇降自在
に連結した耕耘作業機において、耕耘される圃場の土質
条件等に係りなく、耕深の変化を常に正確に検知して、
適正な耕深制御を行うことができるようにする。 【解決手段】 ロータリ作業部2に、未耕地側の圃場表
面に摺接して耕深を検知する橇状の感知体15を設け、
該感知体15の検知に連繋してロータリ作業部2を昇降
させる油圧装置を作動させて耕深を制御すると共に、上
記感知体15を機体の左右両側に設けて、常に未耕地側
の圃場表面で耕深の検知を可能にした。
に連結した耕耘作業機において、耕耘される圃場の土質
条件等に係りなく、耕深の変化を常に正確に検知して、
適正な耕深制御を行うことができるようにする。 【解決手段】 ロータリ作業部2に、未耕地側の圃場表
面に摺接して耕深を検知する橇状の感知体15を設け、
該感知体15の検知に連繋してロータリ作業部2を昇降
させる油圧装置を作動させて耕深を制御すると共に、上
記感知体15を機体の左右両側に設けて、常に未耕地側
の圃場表面で耕深の検知を可能にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタの後部に
ロータリ耕耘部を昇降自在に連結した耕耘作業機の技術
分野における耕深制御装置に係るものである。
ロータリ耕耘部を昇降自在に連結した耕耘作業機の技術
分野における耕深制御装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラクタの後部にロータリ耕耘
部を昇降自在に連結した耕耘作業機においては、ロータ
リ耕耘部に設けた上下動自在のリヤカバーが、耕耘跡の
地表面の高さを検知し、この検知結果に連繋する油圧装
置がロータリ耕耘部を昇降させて耕深を制御するように
している。ところが、リヤカバーが検知する耕耘跡の地
表面は、その盛上り度合が通常、耕耘深さの約6割すな
わち、耕耘深さが100m/mであれば、盛上り度合は
約60m/m程度といわれており、これも圃場の土質、
土塊の大きさ、雑草の有無等によって異るものである。
このため、リヤカバーが耕耘跡の地表面を正確に検知で
きたとしても、耕深の変化を正確に検知することはでき
ないので、耕深制御の精度にはある程度の限界があっ
た。また、エンジンの回転数の低下度合により、耕耘作
業時の負荷を検知して、耕深制御を行うようにしたもの
では、圃場の土質や硬軟度合によりエンジンにかかる負
荷も変化するので、上記のものと同様、正確に耕深の変
化を検知することはできないという問題があった。
部を昇降自在に連結した耕耘作業機においては、ロータ
リ耕耘部に設けた上下動自在のリヤカバーが、耕耘跡の
地表面の高さを検知し、この検知結果に連繋する油圧装
置がロータリ耕耘部を昇降させて耕深を制御するように
している。ところが、リヤカバーが検知する耕耘跡の地
表面は、その盛上り度合が通常、耕耘深さの約6割すな
わち、耕耘深さが100m/mであれば、盛上り度合は
約60m/m程度といわれており、これも圃場の土質、
土塊の大きさ、雑草の有無等によって異るものである。
このため、リヤカバーが耕耘跡の地表面を正確に検知で
きたとしても、耕深の変化を正確に検知することはでき
ないので、耕深制御の精度にはある程度の限界があっ
た。また、エンジンの回転数の低下度合により、耕耘作
業時の負荷を検知して、耕深制御を行うようにしたもの
では、圃場の土質や硬軟度合によりエンジンにかかる負
荷も変化するので、上記のものと同様、正確に耕深の変
化を検知することはできないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な実情に鑑み、従来の問題点を解消すべく創作されたも
のであって、耕耘される圃場の土質等の条件に係りな
く、耕深の変化を常に正確に検知することができて、適
正な耕深制御を行うことができる耕耘作業機における耕
深制御装置を提供しようとするものである。
な実情に鑑み、従来の問題点を解消すべく創作されたも
のであって、耕耘される圃場の土質等の条件に係りな
く、耕深の変化を常に正確に検知することができて、適
正な耕深制御を行うことができる耕耘作業機における耕
深制御装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、トラクタの後部にロ
ータリ作業部を昇降自在に連結した耕耘作業機におい
て、上記ロータリ作業部に、未耕地側の圃場表面に摺接
して耕深を検知する橇状の感知体を設け、該感知体の検
知に連繋してロータリ作業部を昇降させる油圧装置を作
動させて耕深を制御すると共に、上記感知体を機体の左
右両側に設けて、常に未耕地側の圃場表面で耕深の検知
を可能にしたことを特徴とするものである。
め、本発明が講じた技術的手段は、トラクタの後部にロ
ータリ作業部を昇降自在に連結した耕耘作業機におい
て、上記ロータリ作業部に、未耕地側の圃場表面に摺接
して耕深を検知する橇状の感知体を設け、該感知体の検
知に連繋してロータリ作業部を昇降させる油圧装置を作
動させて耕深を制御すると共に、上記感知体を機体の左
右両側に設けて、常に未耕地側の圃場表面で耕深の検知
を可能にしたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
記載した一実施例に基いて詳細に説明する。まず図1に
おいて、1はトラクタ、2はトラクタ1の後部に着脱自
在に連結されるロータリ作業部であって、該ロータリ作
業部2には、機体フレームの中央部にギヤケース3が設
けられ、その上部にトップマスト4が固定されている。
該トップマスト4の前方上部がトラクタ1に設けた3点
リンク機構のオートヒッチ5に連結ピン6を介して連結
されており、トップマスト4の後方には畦立器等を装着
するためのツールバー7が配設されている。上記ツール
バー7は後方に向けて突出長さが調整自在となってお
り、さらにネジ式の調節装置8を介してトップマスト4
に上下角度調節自在に支持されている。9は角度調節ハ
ンドル、10は3点リンク機構の左右ロアリンクであ
る。
記載した一実施例に基いて詳細に説明する。まず図1に
おいて、1はトラクタ、2はトラクタ1の後部に着脱自
在に連結されるロータリ作業部であって、該ロータリ作
業部2には、機体フレームの中央部にギヤケース3が設
けられ、その上部にトップマスト4が固定されている。
該トップマスト4の前方上部がトラクタ1に設けた3点
リンク機構のオートヒッチ5に連結ピン6を介して連結
されており、トップマスト4の後方には畦立器等を装着
するためのツールバー7が配設されている。上記ツール
バー7は後方に向けて突出長さが調整自在となってお
り、さらにネジ式の調節装置8を介してトップマスト4
に上下角度調節自在に支持されている。9は角度調節ハ
ンドル、10は3点リンク機構の左右ロアリンクであ
る。
【0006】11はロータリ作業機2の一側面に配設さ
れたチエンケースであって、該チエンケース11はギヤ
ケース3から左右に延設されたアームの一端に固定され
ており、該チエンケース10とアームの他端に設けたサ
イドプレートとによって軸支されたロータリ耕耘部12
が、チエンケース11に内装した動力伝動機構によって
回動駆動される。13は上記ロータリ耕耘部12を覆う
ロータリカバーであって、該ロータリカバー13の後端
に、リヤカバー14が上下動自在に枢支されていて、該
リヤカバー14が耕耘されて盛上った圃場面を均らして
ゆく。そしてトラクタ1に設けた図示しない油圧装置の
作動により、ロータリ耕耘部2を昇降させて耕深を調節
するようになっている。
れたチエンケースであって、該チエンケース11はギヤ
ケース3から左右に延設されたアームの一端に固定され
ており、該チエンケース10とアームの他端に設けたサ
イドプレートとによって軸支されたロータリ耕耘部12
が、チエンケース11に内装した動力伝動機構によって
回動駆動される。13は上記ロータリ耕耘部12を覆う
ロータリカバーであって、該ロータリカバー13の後端
に、リヤカバー14が上下動自在に枢支されていて、該
リヤカバー14が耕耘されて盛上った圃場面を均らして
ゆく。そしてトラクタ1に設けた図示しない油圧装置の
作動により、ロータリ耕耘部2を昇降させて耕深を調節
するようになっている。
【0007】15はロータリ作業部2に設けた耕深を検
知する感知体であって、該感知体15は、巾狭状の部材
により前後方向の橇状に形成されていてその前端部が、
チエンケース11の下端側前面に設けた回動支点16に
枢支され、後方に延出した後端側が、ロータリ耕耘部1
2外側の未耕地側の圃場表面GLに摺接している。17
は上記感知体15の後端側上面に、ピン18を介して連
結されたプッシュロッドであって、該プッシュロッド1
7の上部側がチエンケース11の後面側に固定した支持
体19に支持されている。20はプッシュロッド17に
設けたスプリング受け21と支持体19との間に介装さ
れたスプリングであって、該スプリング20の付勢によ
り感知体15が圃場表面に押圧されている。そして耕深
が変化すると感知体15がこれを検知して矢印ア方向に
回動し、これに伴ってプッシュロッド17が矢印イ方向
に上下動する。また22はトラクタ1の油圧装置を作動
させる作動アームであって、該作動アーム22とプッシ
ュロッド17の先端とが連結ワイヤ23を介して連動連
結されていて、感知体15の耕深検知に連繋して作動ア
ーム22が油圧装置を作動させ、ロータリ作業部2を昇
降させて耕深を適正な深さに制御する。そして上記感知
体15は、チエンケース11と反対側のロータリ作業部
2側面にも設けられていて、トラクタ1を回行させて既
耕地側に隣接した往復耕耘をするときでも、左右いずれ
かの感知体15が必ず未耕地側の圃場表面に摺接するよ
うになっている。
知する感知体であって、該感知体15は、巾狭状の部材
により前後方向の橇状に形成されていてその前端部が、
チエンケース11の下端側前面に設けた回動支点16に
枢支され、後方に延出した後端側が、ロータリ耕耘部1
2外側の未耕地側の圃場表面GLに摺接している。17
は上記感知体15の後端側上面に、ピン18を介して連
結されたプッシュロッドであって、該プッシュロッド1
7の上部側がチエンケース11の後面側に固定した支持
体19に支持されている。20はプッシュロッド17に
設けたスプリング受け21と支持体19との間に介装さ
れたスプリングであって、該スプリング20の付勢によ
り感知体15が圃場表面に押圧されている。そして耕深
が変化すると感知体15がこれを検知して矢印ア方向に
回動し、これに伴ってプッシュロッド17が矢印イ方向
に上下動する。また22はトラクタ1の油圧装置を作動
させる作動アームであって、該作動アーム22とプッシ
ュロッド17の先端とが連結ワイヤ23を介して連動連
結されていて、感知体15の耕深検知に連繋して作動ア
ーム22が油圧装置を作動させ、ロータリ作業部2を昇
降させて耕深を適正な深さに制御する。そして上記感知
体15は、チエンケース11と反対側のロータリ作業部
2側面にも設けられていて、トラクタ1を回行させて既
耕地側に隣接した往復耕耘をするときでも、左右いずれ
かの感知体15が必ず未耕地側の圃場表面に摺接するよ
うになっている。
【0008】図2に示すものは、左右の感知体15の回
動支点16にそれぞれポテンショメータ24を取付け
て、感知体15の回動角を直接検知し、いずれかの検知
結果を選定して油圧装置にフィードバックできるように
したものである。なお左右の感知体15で耕深制御と水
平制御とを別々に行うようにしたものでは、感知体15
の形状を、未耕地側と既耕地側とでポテンショメータ2
4が同じ検出値となるようにしておけば、傾斜地耕耘時
においても、傾斜に沿って一定の耕深を保った耕耘作業
を行うことができる。
動支点16にそれぞれポテンショメータ24を取付け
て、感知体15の回動角を直接検知し、いずれかの検知
結果を選定して油圧装置にフィードバックできるように
したものである。なお左右の感知体15で耕深制御と水
平制御とを別々に行うようにしたものでは、感知体15
の形状を、未耕地側と既耕地側とでポテンショメータ2
4が同じ検出値となるようにしておけば、傾斜地耕耘時
においても、傾斜に沿って一定の耕深を保った耕耘作業
を行うことができる。
【0009】図3〜図5に示すものは、水田における代
掻き作業等の場合にリヤカバー14の上面に泥水が溜ら
ないようにしたものである。すなわち、リヤカバー14
は、ロータリカバー13の上面に沿って前後に回動する
回動フレーム25の後端に上下動自在に枢支されている
が、上記リヤカー14は、耕耘された跡を均平にするた
め、後端部に円弧状の曲面部26が形成されている。そ
して曲面部26の曲面形状に合せた回転ブラシ27をリ
ヤカバー14と同一巾に設け、該回転ブラシ27をリヤ
カバー14の上面に固定した駆動装置28により左側面
視で左回転させて泥水を後方にはね飛ばすようになって
いる。29は回転ブラシ27を支持するブラケットであ
る。したがって従来は図6に示すように、深い水田の代
掻き作業では、機体が深く田面に沈み込むため、リヤカ
バー14の曲面部26に泥水が溜り、この泥水を除去す
るのが容易でなく、しかもそのまま作業を続けたのでは
リヤカバー14の重量が増大して田面を押えすぎるとい
う欠点があったが、回転ブラシ27を設けたことによ
り、自動的に泥水を除去できて上記のような欠点を無く
すことができる。また図7〜図8に示すものは、回転ブ
ラシ27の回転軸30に固定した田面に接する駆動輪3
1を、リヤカバー14の外側に設けたものである。した
がってトラクタ1の前進に伴って田面に接した駆動輪3
1が回転ブラシ27を回転させるので、別に駆動装置を
設ける必要はなく構造を簡単にすることができる。
掻き作業等の場合にリヤカバー14の上面に泥水が溜ら
ないようにしたものである。すなわち、リヤカバー14
は、ロータリカバー13の上面に沿って前後に回動する
回動フレーム25の後端に上下動自在に枢支されている
が、上記リヤカー14は、耕耘された跡を均平にするた
め、後端部に円弧状の曲面部26が形成されている。そ
して曲面部26の曲面形状に合せた回転ブラシ27をリ
ヤカバー14と同一巾に設け、該回転ブラシ27をリヤ
カバー14の上面に固定した駆動装置28により左側面
視で左回転させて泥水を後方にはね飛ばすようになって
いる。29は回転ブラシ27を支持するブラケットであ
る。したがって従来は図6に示すように、深い水田の代
掻き作業では、機体が深く田面に沈み込むため、リヤカ
バー14の曲面部26に泥水が溜り、この泥水を除去す
るのが容易でなく、しかもそのまま作業を続けたのでは
リヤカバー14の重量が増大して田面を押えすぎるとい
う欠点があったが、回転ブラシ27を設けたことによ
り、自動的に泥水を除去できて上記のような欠点を無く
すことができる。また図7〜図8に示すものは、回転ブ
ラシ27の回転軸30に固定した田面に接する駆動輪3
1を、リヤカバー14の外側に設けたものである。した
がってトラクタ1の前進に伴って田面に接した駆動輪3
1が回転ブラシ27を回転させるので、別に駆動装置を
設ける必要はなく構造を簡単にすることができる。
【0010】上記の如き構成において、トラクタ1を前
進させて耕耘作業を行うに当り、未耕地側の圃場表面に
摺接した感知体15が耕深を検知すうので、圃地の土質
等に影響されることなく、耕深を正確に検知して耕深制
御をすることができる。そしてトラクタ1を回行させて
往復耕耘するときには、機体の一側が交互に未耕地と既
耕地に切替るが、機体の左右両側に感知体15が設けて
あるので、いずれか一方の感知体15が必ず未耕地側の
圃場表面に摺接する。そして既耕地側は、巾狭状の部材
で形成された感知体15が、耕耘されて軟かくなった土
中に進入し、耕耘前の圃場表面GLよりも下方にたれ下
って、耕深が変化してもプッシュロッド17を強く押し
上げないので、常に未耕地側の圃場表面に摺接した感知
体15の耕深検知に連繋して、耕深を適正に制御するこ
とができる。またリヤカバー14に回転ブラシ27を設
けたものでは、水田における代掻き作業時に、リヤカバ
ー14に泥水が溜ることはなく、円滑に代掻き作業を行
うことができる。
進させて耕耘作業を行うに当り、未耕地側の圃場表面に
摺接した感知体15が耕深を検知すうので、圃地の土質
等に影響されることなく、耕深を正確に検知して耕深制
御をすることができる。そしてトラクタ1を回行させて
往復耕耘するときには、機体の一側が交互に未耕地と既
耕地に切替るが、機体の左右両側に感知体15が設けて
あるので、いずれか一方の感知体15が必ず未耕地側の
圃場表面に摺接する。そして既耕地側は、巾狭状の部材
で形成された感知体15が、耕耘されて軟かくなった土
中に進入し、耕耘前の圃場表面GLよりも下方にたれ下
って、耕深が変化してもプッシュロッド17を強く押し
上げないので、常に未耕地側の圃場表面に摺接した感知
体15の耕深検知に連繋して、耕深を適正に制御するこ
とができる。またリヤカバー14に回転ブラシ27を設
けたものでは、水田における代掻き作業時に、リヤカバ
ー14に泥水が溜ることはなく、円滑に代掻き作業を行
うことができる。
【0011】
【発明の効果】これを要するに本発明は、トラクタの後
部にロータリ作業部を昇降自在に連結した耕耘作業機に
おいて、上記ロータリ作業部に、未耕地側の圃場表面に
摺接して耕深を検知する橇状の感知体を設け、該感知体
の検知に連繋してロータリ作業部を昇降させる油圧装置
を作動させて耕深を制御すると共に、上記感知体を機体
の左右両側に設けて、常に未耕地側の圃場表面で耕深の
検知を可能にしたから、耕耘作業を行うに当り、ロータ
リ作業部に設けた感知体が未耕地側の圃場面に摺接する
ので、正確に耕深を検知することができる。そして耕耘
作業機を回行させて往復耕耘作業を行っても、機体の左
右両側に設けた感知体は、いずれか一方が必ず未耕地側
の圃場表面に摺接するので、正確に耕深を検知すること
ができ、この検知に連繋して作動する油圧装置がロータ
リ作業部を昇降させて、常に適正な耕深制御を行うこと
ができるものである。
部にロータリ作業部を昇降自在に連結した耕耘作業機に
おいて、上記ロータリ作業部に、未耕地側の圃場表面に
摺接して耕深を検知する橇状の感知体を設け、該感知体
の検知に連繋してロータリ作業部を昇降させる油圧装置
を作動させて耕深を制御すると共に、上記感知体を機体
の左右両側に設けて、常に未耕地側の圃場表面で耕深の
検知を可能にしたから、耕耘作業を行うに当り、ロータ
リ作業部に設けた感知体が未耕地側の圃場面に摺接する
ので、正確に耕深を検知することができる。そして耕耘
作業機を回行させて往復耕耘作業を行っても、機体の左
右両側に設けた感知体は、いずれか一方が必ず未耕地側
の圃場表面に摺接するので、正確に耕深を検知すること
ができ、この検知に連繋して作動する油圧装置がロータ
リ作業部を昇降させて、常に適正な耕深制御を行うこと
ができるものである。
【図1】耕深制御装置の全体側面図である。
【図2】ポテンショメータを設けた耕深制御装置の全体
側面図である。
側面図である。
【図3】リヤカバーに回転ブラシを設けたロータリ作業
部の側面図である。
部の側面図である。
【図4】同上要部の拡大側面図である。
【図5】同上平面図である。
【図6】従来例を示す側面図である。
【図7】駆動輪を設けた回転ブラシを示すロータリ作業
部の側面図である。
部の側面図である。
【図8】同上要部の平面図である。
1 トラクタ 2 ロータリ作業部 15 感知体 17 プッシュロッド 22 作動アーム 23 連結ワイヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 トラクタの後部にロータリ作業部を昇降
自在に連結した耕耘作業機において、上記ロータリ作業
部に、未耕地側の圃場表面に摺接して耕深を検知する橇
状の感知体を設け、該感知体の検知に連繋してロータリ
作業部を昇降させる油圧装置を作動させて耕深を制御す
ると共に、上記感知体を機体の左右両側に設けて、常に
未耕地側の圃場表面で耕深の検知を可能にしたことを特
徴とする耕耘作業機の耕深制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22584695A JPH0947107A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 耕耘作業機の耕深制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22584695A JPH0947107A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 耕耘作業機の耕深制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947107A true JPH0947107A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16835757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22584695A Pending JPH0947107A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 耕耘作業機の耕深制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0947107A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101147456B1 (ko) * | 2008-05-30 | 2012-05-21 | 우종원 | 트렉터쟁기의 자동높이조절장치 |
CN110249733A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-09-20 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 全自动移栽联合作业机栽植单元升降控制设备 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP22584695A patent/JPH0947107A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101147456B1 (ko) * | 2008-05-30 | 2012-05-21 | 우종원 | 트렉터쟁기의 자동높이조절장치 |
CN110249733A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-09-20 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 全自动移栽联合作业机栽植单元升降控制设备 |
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