JPH0947086A - 駆動力伝達装置および画像形成装置 - Google Patents
駆動力伝達装置および画像形成装置Info
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- JPH0947086A JPH0947086A JP7191420A JP19142095A JPH0947086A JP H0947086 A JPH0947086 A JP H0947086A JP 7191420 A JP7191420 A JP 7191420A JP 19142095 A JP19142095 A JP 19142095A JP H0947086 A JPH0947086 A JP H0947086A
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- rotation
- load
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ギヤーシステムで結合された少なくとも二つ
の回転負荷の一方に生じた回転変動を補償して、上記回
転負荷を常に同期させる。 【構成】 第1の負荷ロール1を回転駆動するメインモ
ータ2と動力伝達ギヤーシステム3を介して前記メイン
モータ2の駆動力で回転駆動される第2の負荷ロール4
と、第2の負荷ロール4の駆動系内に第2の負荷ロール
4の回転方向にのみ回転駆動力を伝達する一方向回転ク
ラッチ6を介して結合しメインモータ2による第2の負
荷ロール4の定常回転速度では第2の負荷ロール4に回
転トルクを加算せず、定常回転速度以下では第2の負荷
ロール4に所定の回転トルクを与えるごとき回転速度で
回転する補助モータ5とを備え、第2の負荷ロール4の
回転速度の低下に伴って一方向回転クラッチ6が補助モ
ータ5の回転トルクを第2の負荷ロール4に伝達して第
2の負荷ロール4の回転速度の低下を補償する。
の回転負荷の一方に生じた回転変動を補償して、上記回
転負荷を常に同期させる。 【構成】 第1の負荷ロール1を回転駆動するメインモ
ータ2と動力伝達ギヤーシステム3を介して前記メイン
モータ2の駆動力で回転駆動される第2の負荷ロール4
と、第2の負荷ロール4の駆動系内に第2の負荷ロール
4の回転方向にのみ回転駆動力を伝達する一方向回転ク
ラッチ6を介して結合しメインモータ2による第2の負
荷ロール4の定常回転速度では第2の負荷ロール4に回
転トルクを加算せず、定常回転速度以下では第2の負荷
ロール4に所定の回転トルクを与えるごとき回転速度で
回転する補助モータ5とを備え、第2の負荷ロール4の
回転速度の低下に伴って一方向回転クラッチ6が補助モ
ータ5の回転トルクを第2の負荷ロール4に伝達して第
2の負荷ロール4の回転速度の低下を補償する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単一のモータで複数の
負荷を回転させるための駆動力伝達装置およびこの駆動
力伝達装置を備えた画像形成装置に関する。
負荷を回転させるための駆動力伝達装置およびこの駆動
力伝達装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】単一のモータの回転駆動力をギヤーシス
テムを介して複数の負荷に伝達し、それぞれの負荷を回
転駆動させるものとして、例えば電子写真方式の画像形
成装置における像担持体、定着装置、クリーニング装
置、その他の回転部材の駆動システムがある。
テムを介して複数の負荷に伝達し、それぞれの負荷を回
転駆動させるものとして、例えば電子写真方式の画像形
成装置における像担持体、定着装置、クリーニング装
置、その他の回転部材の駆動システムがある。
【0003】図10は電子写真方式の画像形成装置の一
例であるプリンタの要部構造を説明する模式図であっ
て、10は像担持体としての感光体ドラム、40,41
は定着装置を構成する定着ロールで、40は主として加
熱作用を有するロール、41は主として押圧作用を有す
るロールである。また、70,71はレジロール、80
はクリーニングロール、90は転写帯電器、100は転
写材、110は帯電器、111は現像装置、112はク
リーニング装置、113はレーザー、114はポリゴン
ミラー、115は反射鏡、116はf−θレンズを含む
補正光学系、117はレーザー光、120は転写材トレ
イ、121は転写材搬送路、122は転写材搬送ベルト
である。
例であるプリンタの要部構造を説明する模式図であっ
て、10は像担持体としての感光体ドラム、40,41
は定着装置を構成する定着ロールで、40は主として加
熱作用を有するロール、41は主として押圧作用を有す
るロールである。また、70,71はレジロール、80
はクリーニングロール、90は転写帯電器、100は転
写材、110は帯電器、111は現像装置、112はク
リーニング装置、113はレーザー、114はポリゴン
ミラー、115は反射鏡、116はf−θレンズを含む
補正光学系、117はレーザー光、120は転写材トレ
イ、121は転写材搬送路、122は転写材搬送ベルト
である。
【0004】同図において、感光体ドラム10の表面は
帯電器110により一様な電荷で帯電される。レーザー
113は画像信号で変調されたレーザー光117を発射
し、このレーザー光をポリゴンミラー114、反射鏡1
15および補正光学系116を介して感光体ドラム10
の帯電された表面上に走査させる。この走査により感光
体ドラム10の表面には画像信号に応じた静電潜像が形
成され、感光体ドラム10が回転して現像装置111の
位置に到来すると、現像装置111は感光体ドラム10
の表面に形成されている静電潜像をトナーで現像してト
ナー像として顕像化する。
帯電器110により一様な電荷で帯電される。レーザー
113は画像信号で変調されたレーザー光117を発射
し、このレーザー光をポリゴンミラー114、反射鏡1
15および補正光学系116を介して感光体ドラム10
の帯電された表面上に走査させる。この走査により感光
体ドラム10の表面には画像信号に応じた静電潜像が形
成され、感光体ドラム10が回転して現像装置111の
位置に到来すると、現像装置111は感光体ドラム10
の表面に形成されている静電潜像をトナーで現像してト
ナー像として顕像化する。
【0005】一方、転写材100は転写材トレイ120
から取り出されて搬送路121を通して搬送され、トナ
ー像とのレジストレーションタイミング用のロール、所
謂レジロール70,71で一旦停止される。感光体ドラ
ム10上に形成されたトナー像が転写帯電器90と対向
する位置に到来するタイミングで上記レジロール70,
71が当該転写材100を転写帯電器90と感光体ドラ
ム10の対向部に送出する。
から取り出されて搬送路121を通して搬送され、トナ
ー像とのレジストレーションタイミング用のロール、所
謂レジロール70,71で一旦停止される。感光体ドラ
ム10上に形成されたトナー像が転写帯電器90と対向
する位置に到来するタイミングで上記レジロール70,
71が当該転写材100を転写帯電器90と感光体ドラ
ム10の対向部に送出する。
【0006】転写材100が感光体ドラム10の周速に
一致して搬送される過程で、上記転写帯電器90から印
加される転写電界により感光体ドラム10上のトナー像
が転写材100上に転写される。トナー像が転写された
転写材100は、転写材搬送ベルト122でさらに搬送
され、定着ロール40と41の対接部に進入し、定着ロ
ール40による加熱と定着ロール41による押圧でトナ
ー像が転写材100に定着される。トナー像を定着した
転写材100は図示しない排出トレイに排出される。
一致して搬送される過程で、上記転写帯電器90から印
加される転写電界により感光体ドラム10上のトナー像
が転写材100上に転写される。トナー像が転写された
転写材100は、転写材搬送ベルト122でさらに搬送
され、定着ロール40と41の対接部に進入し、定着ロ
ール40による加熱と定着ロール41による押圧でトナ
ー像が転写材100に定着される。トナー像を定着した
転写材100は図示しない排出トレイに排出される。
【0007】また、転写の際に感光体ドラム10上に残
留したトナーはクリーニング装置112のクリーニング
ロール80で掻き落とされる。その後、感光体ドラム1
0は図示しない帯電除去手段で表面に残っている電荷が
除去されて次の画像形成のために帯電器110で一様に
帯電される。このような構成の画像形成装置において
は、感光体ドラム10、レジロール70,71、クリー
ニングロール80、および定着ロール40の回転をそれ
ぞれに専用のモータを用いることなく、少ない数のモー
タで駆動することが望ましく、従来は、基本的に単一の
モータを用いて駆動する方式としたものが多い。
留したトナーはクリーニング装置112のクリーニング
ロール80で掻き落とされる。その後、感光体ドラム1
0は図示しない帯電除去手段で表面に残っている電荷が
除去されて次の画像形成のために帯電器110で一様に
帯電される。このような構成の画像形成装置において
は、感光体ドラム10、レジロール70,71、クリー
ニングロール80、および定着ロール40の回転をそれ
ぞれに専用のモータを用いることなく、少ない数のモー
タで駆動することが望ましく、従来は、基本的に単一の
モータを用いて駆動する方式としたものが多い。
【0008】単一のモータで複数の回転部材(以下、回
転負荷とも言う)を駆動する場合、モータから各回転負
荷への回転駆動力の伝達は多数のギヤーからなる動力伝
達ギヤーシステムを介して行われるのが一般的である。
転負荷とも言う)を駆動する場合、モータから各回転負
荷への回転駆動力の伝達は多数のギヤーからなる動力伝
達ギヤーシステムを介して行われるのが一般的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置を構成す
る複数の回転負荷を一個のモータで駆動する構成例とし
て、像担持体を回転させるメインモータの回転力を定着
装置を構成する定着ロール、クリーニング装置を構成す
るクリーニングロール、および転写材搬送路を構成する
レジロールを含めた複数の回転負荷の回転にも用いるよ
うにしたものがある。
る複数の回転負荷を一個のモータで駆動する構成例とし
て、像担持体を回転させるメインモータの回転力を定着
装置を構成する定着ロール、クリーニング装置を構成す
るクリーニングロール、および転写材搬送路を構成する
レジロールを含めた複数の回転負荷の回転にも用いるよ
うにしたものがある。
【0010】上記複数の回転負荷をメインモータ軸に連
接回転するごとく構成した一または複数の駆動系ギヤー
からなる動力伝達ギヤーシステムを介して回転する構成
としたものにおいては、一方の回転負荷にトルク変化が
生じても、このトルク変化の殆どは動力伝達ギヤーシス
テムで吸収され、他方の回転負荷に対してはあまり影響
を及ぼさない場合が多い。
接回転するごとく構成した一または複数の駆動系ギヤー
からなる動力伝達ギヤーシステムを介して回転する構成
としたものにおいては、一方の回転負荷にトルク変化が
生じても、このトルク変化の殆どは動力伝達ギヤーシス
テムで吸収され、他方の回転負荷に対してはあまり影響
を及ぼさない場合が多い。
【0011】例えば、像担持体を回転させる前記メイン
モータの回転駆動力を定着装置の定着ロール駆動系の動
力伝達ギヤーシステムを介して定着ロールに伝達してこ
れを回転させるようにした構成におおいて、定着ロール
に転写材が突入したときに、この突入により定着ロール
駆動系に負荷変動が発生し、当該定着ロールの回転速度
に変動をもたらす。
モータの回転駆動力を定着装置の定着ロール駆動系の動
力伝達ギヤーシステムを介して定着ロールに伝達してこ
れを回転させるようにした構成におおいて、定着ロール
に転写材が突入したときに、この突入により定着ロール
駆動系に負荷変動が発生し、当該定着ロールの回転速度
に変動をもたらす。
【0012】像担持体の駆動系路と定着ロール駆動系路
には動力伝達ギヤーシステムが介在しているため、上記
定着ロール駆動系に発生した負荷変動による回転速度の
変動は上記動力伝達ギヤーシステムで緩衝され、像担持
体の回転速度に影響を及ぼさない。転写材の先端が定着
ロールに突入した時に、当該転写材が像担持体からのト
ナー像を転写する転写部位にあると、像担持体の回転速
度と定着ロールの回転に同期して定着装置を通過してい
る転写材の速度にミスマッチが発生する。その結果、像
担持体から転写材に転写されるトナー像の転写位置にず
れが起こり、転写画像ににじみをもたらすという問題が
あった。
には動力伝達ギヤーシステムが介在しているため、上記
定着ロール駆動系に発生した負荷変動による回転速度の
変動は上記動力伝達ギヤーシステムで緩衝され、像担持
体の回転速度に影響を及ぼさない。転写材の先端が定着
ロールに突入した時に、当該転写材が像担持体からのト
ナー像を転写する転写部位にあると、像担持体の回転速
度と定着ロールの回転に同期して定着装置を通過してい
る転写材の速度にミスマッチが発生する。その結果、像
担持体から転写材に転写されるトナー像の転写位置にず
れが起こり、転写画像ににじみをもたらすという問題が
あった。
【0013】特に、転写材の厚みが厚い場合には上記の
負荷変動が大きいため、転写画像の画質が著しく低下す
る。転写材が転写ロールに突入する時の負荷変動を防止
するために、転写材の先端が定着ロールに突入するとき
に当該転写材が転写部位にないように、転写部位と定着
装置との距離を離せばよいが、これでは画像形成装置の
サイズが大きくなってしまう。
負荷変動が大きいため、転写画像の画質が著しく低下す
る。転写材が転写ロールに突入する時の負荷変動を防止
するために、転写材の先端が定着ロールに突入するとき
に当該転写材が転写部位にないように、転写部位と定着
装置との距離を離せばよいが、これでは画像形成装置の
サイズが大きくなってしまう。
【0014】なお、この種の駆動機構に類似した技術と
して、高速回転用の第1モータ(メインモータ)と低速
回転用の第2モータ(定着モータ)を共通の回転負荷に
対してそれぞれ一方向クラッチを介して接続し、前記回
転負荷の起動時には、まず低速回転用の第2モータを駆
動し、所定の時間後に高速回転用の第1モータを駆動す
ると共に上記第2モータを停止させるように制御するこ
とにより、駆動時の上記第1モータの過負荷を防止した
駆動方法が知られている(特開昭63−214554号
公報)。
して、高速回転用の第1モータ(メインモータ)と低速
回転用の第2モータ(定着モータ)を共通の回転負荷に
対してそれぞれ一方向クラッチを介して接続し、前記回
転負荷の起動時には、まず低速回転用の第2モータを駆
動し、所定の時間後に高速回転用の第1モータを駆動す
ると共に上記第2モータを停止させるように制御するこ
とにより、駆動時の上記第1モータの過負荷を防止した
駆動方法が知られている(特開昭63−214554号
公報)。
【0015】しかし、上記の駆動方法は、高トルクを必
要とする回転負荷の起動時における第1モータの容量不
足による損傷等を防止するものであって、回転負荷の回
転中での回転数変動を補償するものではない。本発明の
第1の目的は、上記従来技術の問題を解消し、ギヤーシ
ステムで結合された少なくとも二つの回転負荷の一方に
生じた回転変動を補償して、上記回転負荷を常に同期さ
せるようにした駆動力伝達装置を提供することにある。
要とする回転負荷の起動時における第1モータの容量不
足による損傷等を防止するものであって、回転負荷の回
転中での回転数変動を補償するものではない。本発明の
第1の目的は、上記従来技術の問題を解消し、ギヤーシ
ステムで結合された少なくとも二つの回転負荷の一方に
生じた回転変動を補償して、上記回転負荷を常に同期さ
せるようにした駆動力伝達装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の第2の目的は、像担持体と
定着ロールを含む複数の回転負荷を、単一のモータの回
転駆動力をギヤーシステムを介して回転させるように構
成した駆動力伝達装置において、上記定着ロールに発生
した回転変動を一方向回転クラッチを介して上記駆動力
伝達装置のギヤーシステムに接続した別個のモータで補
償することにより、定着ロールの回転速度が上記像担持
体の回転速度と常に同期するようにした画像形成装置を
提供することにある。
定着ロールを含む複数の回転負荷を、単一のモータの回
転駆動力をギヤーシステムを介して回転させるように構
成した駆動力伝達装置において、上記定着ロールに発生
した回転変動を一方向回転クラッチを介して上記駆動力
伝達装置のギヤーシステムに接続した別個のモータで補
償することにより、定着ロールの回転速度が上記像担持
体の回転速度と常に同期するようにした画像形成装置を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
手段を明確にするために、図面の符号を併記して以下に
示す。すなわち、上記目的第1の目的を達成するため
に、請求項1に記載の第1の発明は、第1の負荷ロール
1を回転駆動するメインモータ2と、動力伝達ギヤーシ
ステム3を介して前記メインモータ2の駆動力で回転駆
動される第2の負荷ロール4と、前記第2の負荷ロール
4の駆動系内に当該第2の負荷ロール4の回転方向にの
み回転駆動力を伝達する一方向回転クラッチ6を介して
結合し、前記メインモータ2による前記第2の負荷ロー
ル4の定常回転速度では当該第2の負荷ロール4に回転
トルクを加算せず、前記定常回転速度以下では前記第2
の負荷ロール4に所定の回転トルクを与えるごとき回転
速度で回転する補助モータ5とを備え、前記メインモー
タ2による前記第2の負荷ロール4の回転速度の低下に
伴って前記一方向回転クラッチ6が前記補助モータ5の
回転トルクを前記第2の負荷ロール4に伝達して、前記
第2の負荷ロール4の前記メインモータ2による回転速
度の低下を補償するごとく構成したことを特徴とする。
手段を明確にするために、図面の符号を併記して以下に
示す。すなわち、上記目的第1の目的を達成するため
に、請求項1に記載の第1の発明は、第1の負荷ロール
1を回転駆動するメインモータ2と、動力伝達ギヤーシ
ステム3を介して前記メインモータ2の駆動力で回転駆
動される第2の負荷ロール4と、前記第2の負荷ロール
4の駆動系内に当該第2の負荷ロール4の回転方向にの
み回転駆動力を伝達する一方向回転クラッチ6を介して
結合し、前記メインモータ2による前記第2の負荷ロー
ル4の定常回転速度では当該第2の負荷ロール4に回転
トルクを加算せず、前記定常回転速度以下では前記第2
の負荷ロール4に所定の回転トルクを与えるごとき回転
速度で回転する補助モータ5とを備え、前記メインモー
タ2による前記第2の負荷ロール4の回転速度の低下に
伴って前記一方向回転クラッチ6が前記補助モータ5の
回転トルクを前記第2の負荷ロール4に伝達して、前記
第2の負荷ロール4の前記メインモータ2による回転速
度の低下を補償するごとく構成したことを特徴とする。
【0018】また、上記第2の発明を達成するために、
請求項2に記載の第2の発明は、像担持体10と、この
像担持体10に形成された静電潜像を現像してトナー像
とする現像装置111と、前記トナー像を転写材に転写
する転写装置90と、転写した転写材100を加熱/加
圧して定着する定着装置を構成する定着ロール40と、
前記トナー像を転写後の像担持体10の残留トナーを除
去するクリーニング装置112とを少なくとも備えると
共に、複数の駆動ギヤー系からなる動力伝達ギヤーシス
テムを介して少なくとも前記同担持体10と前記定着ロ
ール40を回転駆動するメインモータ20と、前記定着
ロール40を回転駆動する駆動ギヤー系31内に当該定
着ロール40の回転方向にのみ回転駆動力を伝達する一
方向回転クラッチ60を介して結合し、前記メインモー
タ20による前記定着ロール40の定常回転速度では前
記定着ロール40に回転トルクを与えず、前記定常回転
速度以下では前記定着ロール40に所定の回転トルクを
与えるごとき回転速度で回転する補助モータ50とを備
え、前記メインモータ20による前記定着ロール40の
回転速度の低下に伴って前記一方向回転クラッチ60が
前記補助モータ50の回転トルクを前記定着ロール40
に伝達して、前記定着ロール40の前記メインモータ2
0による回転速度の低下を補償するごとく構成したこと
を特徴とする。
請求項2に記載の第2の発明は、像担持体10と、この
像担持体10に形成された静電潜像を現像してトナー像
とする現像装置111と、前記トナー像を転写材に転写
する転写装置90と、転写した転写材100を加熱/加
圧して定着する定着装置を構成する定着ロール40と、
前記トナー像を転写後の像担持体10の残留トナーを除
去するクリーニング装置112とを少なくとも備えると
共に、複数の駆動ギヤー系からなる動力伝達ギヤーシス
テムを介して少なくとも前記同担持体10と前記定着ロ
ール40を回転駆動するメインモータ20と、前記定着
ロール40を回転駆動する駆動ギヤー系31内に当該定
着ロール40の回転方向にのみ回転駆動力を伝達する一
方向回転クラッチ60を介して結合し、前記メインモー
タ20による前記定着ロール40の定常回転速度では前
記定着ロール40に回転トルクを与えず、前記定常回転
速度以下では前記定着ロール40に所定の回転トルクを
与えるごとき回転速度で回転する補助モータ50とを備
え、前記メインモータ20による前記定着ロール40の
回転速度の低下に伴って前記一方向回転クラッチ60が
前記補助モータ50の回転トルクを前記定着ロール40
に伝達して、前記定着ロール40の前記メインモータ2
0による回転速度の低下を補償するごとく構成したこと
を特徴とする。
【0019】
【作用】上記第1の発明の構成において、メインモータ
2は、第1の負荷ロール1を回転駆動すると共に、動力
伝達ギヤーシステム3を介して第2の負荷ロール4を回
転駆動する。補助モータ5は、前記第2の負荷ロール4
の駆動系内に当該第2の負荷ロール4の回転方向にのみ
回転駆動力を伝達する一方向回転クラッチ6を介して結
合し、前記メインモータ2による前記第2の負荷ロール
4の定常回転速度では当該第2の負荷ロール4に回転ト
ルクを加算せず、前記定常回転速度以下では前記第2の
負荷ロール4に所定の回転トルクを与えるごとき回転速
度で回転し、前記メインモータ2による前記第2の負荷
ロール4の回転速度の低下に伴って前記一方向回転クラ
ッチ6が前記補助モータ5の回転トルクを前記第2の負
荷ロール4に伝達して、前記第2の負荷ロール4の前記
メインモータ2による回転速度の低下を補償する。
2は、第1の負荷ロール1を回転駆動すると共に、動力
伝達ギヤーシステム3を介して第2の負荷ロール4を回
転駆動する。補助モータ5は、前記第2の負荷ロール4
の駆動系内に当該第2の負荷ロール4の回転方向にのみ
回転駆動力を伝達する一方向回転クラッチ6を介して結
合し、前記メインモータ2による前記第2の負荷ロール
4の定常回転速度では当該第2の負荷ロール4に回転ト
ルクを加算せず、前記定常回転速度以下では前記第2の
負荷ロール4に所定の回転トルクを与えるごとき回転速
度で回転し、前記メインモータ2による前記第2の負荷
ロール4の回転速度の低下に伴って前記一方向回転クラ
ッチ6が前記補助モータ5の回転トルクを前記第2の負
荷ロール4に伝達して、前記第2の負荷ロール4の前記
メインモータ2による回転速度の低下を補償する。
【0020】また、上記第2の発明の構成において、像
担持体10は画像信号に応じた静電潜像が書き込まれ、
現像装置111はこの静電潜像を現像してトナー像とす
る。転写装置90は前記トナー像を静電的に転写材に転
写し、定着装置は転写した転写材100を一方で加熱す
ると共に他方で押圧する一対の定着ロール40で加熱/
加圧してトナー像を転写材100に固定する。
担持体10は画像信号に応じた静電潜像が書き込まれ、
現像装置111はこの静電潜像を現像してトナー像とす
る。転写装置90は前記トナー像を静電的に転写材に転
写し、定着装置は転写した転写材100を一方で加熱す
ると共に他方で押圧する一対の定着ロール40で加熱/
加圧してトナー像を転写材100に固定する。
【0021】クリーニング装置112は、前記トナー像
を転写後の像担持体10に残留したトナーを除去して次
の画像形成に備える。メインモータ20は複数の駆動ギ
ヤー系をからなる動力伝達ギヤーシステムを介して少な
くとも前記像担持体10と定着装置を構成する一方の定
着ロール40を回転駆動する。
を転写後の像担持体10に残留したトナーを除去して次
の画像形成に備える。メインモータ20は複数の駆動ギ
ヤー系をからなる動力伝達ギヤーシステムを介して少な
くとも前記像担持体10と定着装置を構成する一方の定
着ロール40を回転駆動する。
【0022】一方向回転クラッチ60は前記定着ロール
40を回転駆動する駆動ギヤー系31内に補助モータ5
0を結合して、上記定着ロール40の回転方向にのみ補
助モータ50の回転駆動力を伝達する。すなわち、補助
モータ50は前記メインモータ20による前記定着ロー
ル40の定常回転速度では前記定着ロール40に回転ト
ルクを与えず、前記定常回転速度以下では前記定着ロー
ル40に所定の回転トルクを与えるごとき回転速度で回
転する。
40を回転駆動する駆動ギヤー系31内に補助モータ5
0を結合して、上記定着ロール40の回転方向にのみ補
助モータ50の回転駆動力を伝達する。すなわち、補助
モータ50は前記メインモータ20による前記定着ロー
ル40の定常回転速度では前記定着ロール40に回転ト
ルクを与えず、前記定常回転速度以下では前記定着ロー
ル40に所定の回転トルクを与えるごとき回転速度で回
転する。
【0023】そして、前記メインモータ20による前記
定着ロール40の回転速度の低下に伴って前記一方向回
転クラッチ60が前記補助モータ50の回転トルクを前
記定着ロール40に伝達して、前記定着ロール40の前
記メインモータ20による回転速度の低下を補償する。
定着ロール40の回転速度の低下に伴って前記一方向回
転クラッチ60が前記補助モータ50の回転トルクを前
記定着ロール40に伝達して、前記定着ロール40の前
記メインモータ20による回転速度の低下を補償する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明による駆動力伝達装置
の一実施例の構成を説明する模式図であって、1は第1
の負荷ロール、2はメインモータ、3は動力伝達ギヤー
システム、4は第2の負荷ロール、5は補助モータ、6
は一方向回転クラッチである。
て詳細に説明する。図1は本発明による駆動力伝達装置
の一実施例の構成を説明する模式図であって、1は第1
の負荷ロール、2はメインモータ、3は動力伝達ギヤー
システム、4は第2の負荷ロール、5は補助モータ、6
は一方向回転クラッチである。
【0025】同図において、メインモータ2は第1の負
荷ロール1を回転駆動すると共に、動力伝達ギヤーシス
テム3を介して第2の負荷ロール4を駆動する。補助モ
ータ5は、第2の負荷ロール4の駆動系内に当該第2の
負荷ロール4の回転方向にのみ回転駆動力を伝達する一
方向回転クラッチ6を介して結合しており、上記一方向
回転クラッチ6はメインモータ2による第2の負荷ロー
ル4の定常回転速度では当該第2の負荷ロール4に補助
モータ5の回転トルクを加算せず、定常回転速度以下で
は第2の負荷ロール4に所定の回転トルクを与えるごと
き回転速度で回転する。
荷ロール1を回転駆動すると共に、動力伝達ギヤーシス
テム3を介して第2の負荷ロール4を駆動する。補助モ
ータ5は、第2の負荷ロール4の駆動系内に当該第2の
負荷ロール4の回転方向にのみ回転駆動力を伝達する一
方向回転クラッチ6を介して結合しており、上記一方向
回転クラッチ6はメインモータ2による第2の負荷ロー
ル4の定常回転速度では当該第2の負荷ロール4に補助
モータ5の回転トルクを加算せず、定常回転速度以下で
は第2の負荷ロール4に所定の回転トルクを与えるごと
き回転速度で回転する。
【0026】これにより、メインモータ2により回転さ
れる第2の負荷ロール4の回転速度が何らかの負荷の印
加で変化したとき、一方向回転クラッチ6が補助モータ
5の回転トルクを第2の負荷ロール4に伝達して、第2
の負荷ロール4の回転速度を補償してメインモータ2と
補助モータ5との同期回転が維持される。図2は本発明
による駆動力伝達装置を具備した画像形成装置の要部構
造例を示す本発明の第2の実施例の説明図であって、1
0は像担持体である感光体ドラム、10aはドラムギヤ
ー、20はメインモータ、20aはメインモータ軸、3
0は動力伝達ギヤーシステム、31(ギヤー31a,3
1b,31c,31d,31e)は定着ロール駆動ギヤ
ー系、32(ギヤー32a,32b,32c,32d,
32e)はドラム/レジロール駆動ギヤー系、33(ギ
ヤー33a,33b,33c)はクリーナ駆動ギヤー
系、40は定着ロール、40a,40bは定着ロール補
助駆動ギヤー系、41は押圧ロール、50は補助モー
タ、50aは補助モータ軸、60は一方向回転クラッ
チ、60aはクラッチギヤー、70,71はレジロー
ル、70aはレジロールギヤー、80はクリーニングロ
ール、80aはクリーニングロールギヤー、90は転写
器、100は転写材、111は現像装置である。
れる第2の負荷ロール4の回転速度が何らかの負荷の印
加で変化したとき、一方向回転クラッチ6が補助モータ
5の回転トルクを第2の負荷ロール4に伝達して、第2
の負荷ロール4の回転速度を補償してメインモータ2と
補助モータ5との同期回転が維持される。図2は本発明
による駆動力伝達装置を具備した画像形成装置の要部構
造例を示す本発明の第2の実施例の説明図であって、1
0は像担持体である感光体ドラム、10aはドラムギヤ
ー、20はメインモータ、20aはメインモータ軸、3
0は動力伝達ギヤーシステム、31(ギヤー31a,3
1b,31c,31d,31e)は定着ロール駆動ギヤ
ー系、32(ギヤー32a,32b,32c,32d,
32e)はドラム/レジロール駆動ギヤー系、33(ギ
ヤー33a,33b,33c)はクリーナ駆動ギヤー
系、40は定着ロール、40a,40bは定着ロール補
助駆動ギヤー系、41は押圧ロール、50は補助モー
タ、50aは補助モータ軸、60は一方向回転クラッ
チ、60aはクラッチギヤー、70,71はレジロー
ル、70aはレジロールギヤー、80はクリーニングロ
ール、80aはクリーニングロールギヤー、90は転写
器、100は転写材、111は現像装置である。
【0027】本実施例は、一つのメインモータ20で駆
動される回転負荷は、感光体ドラム10、用紙搬送路に
設置されるレジロール70、クリーニングロール80、
定着ロール40である。なお、クリーニングロール80
はロールブラシである。これらの回転負荷は動力伝達ギ
ヤーシステム30を介して駆動される。すなわち、定着
ロール40は定着ロール駆動ギヤー系31(ギヤー31
a,31b,31c,31d,31e)でメインモータ
20のモータ軸(メインモータ軸)20aから動力が伝
達される。
動される回転負荷は、感光体ドラム10、用紙搬送路に
設置されるレジロール70、クリーニングロール80、
定着ロール40である。なお、クリーニングロール80
はロールブラシである。これらの回転負荷は動力伝達ギ
ヤーシステム30を介して駆動される。すなわち、定着
ロール40は定着ロール駆動ギヤー系31(ギヤー31
a,31b,31c,31d,31e)でメインモータ
20のモータ軸(メインモータ軸)20aから動力が伝
達される。
【0028】また、感光体ドラム10とレジロール70
はドラム/レジロール駆動ギヤー系32(ギヤー32
a,32b,32c,32d,32e)を介して回転さ
れる。なお、感光体ドラム10はそのドラムギヤー10
aに噛合するギヤー32aで駆動される。そして、クリ
ーニングロール80はクリーナ駆動ギヤー系33(ギヤ
ー33a,33b,33c)で駆動される。
はドラム/レジロール駆動ギヤー系32(ギヤー32
a,32b,32c,32d,32e)を介して回転さ
れる。なお、感光体ドラム10はそのドラムギヤー10
aに噛合するギヤー32aで駆動される。そして、クリ
ーニングロール80はクリーナ駆動ギヤー系33(ギヤ
ー33a,33b,33c)で駆動される。
【0029】この画像形成装置は、回転する感光体ドラ
ム10aの表面に書き込まれた静電潜像を現像装置11
1でトナー現像してトナー像として顕像化し、これを転
写器90の設置部位で転写材100上に転写する。転写
材は図示しないトレイから取り出され、搬送路を通して
レジロール70と71で一旦停止の上、感光体ドラム1
0上のトナー像との一致するタイミングで転写器90と
感光体ドラム10の対向位置に給送される。
ム10aの表面に書き込まれた静電潜像を現像装置11
1でトナー現像してトナー像として顕像化し、これを転
写器90の設置部位で転写材100上に転写する。転写
材は図示しないトレイから取り出され、搬送路を通して
レジロール70と71で一旦停止の上、感光体ドラム1
0上のトナー像との一致するタイミングで転写器90と
感光体ドラム10の対向位置に給送される。
【0030】トナー像を転写した転写材100は定着装
置を構成する定着ロール40と41の圧接間隙に突入す
る。定着ロール70は主として加熱ロール、定着ロール
41は主として圧接ロールであって、定着ロール40は
定着ロール駆動ギヤー系31を介してメインモータ20
で回転駆動される。
置を構成する定着ロール40と41の圧接間隙に突入す
る。定着ロール70は主として加熱ロール、定着ロール
41は主として圧接ロールであって、定着ロール40は
定着ロール駆動ギヤー系31を介してメインモータ20
で回転駆動される。
【0031】なお、クリーニングロール80はクリーナ
駆動ギヤー系33で回転駆動されて感光体ドラム10上
に残留したトナーを掻き落として除去し、次の画像形成
に備える。定着ロール40の定着ロール補助駆動ギヤー
40aには上記した定着ロール駆動ギヤー系31のギヤ
ー31eが噛合すると共に、定着ロール補助駆動ギヤー
40bは噛み合っている。
駆動ギヤー系33で回転駆動されて感光体ドラム10上
に残留したトナーを掻き落として除去し、次の画像形成
に備える。定着ロール40の定着ロール補助駆動ギヤー
40aには上記した定着ロール駆動ギヤー系31のギヤ
ー31eが噛合すると共に、定着ロール補助駆動ギヤー
40bは噛み合っている。
【0032】定着ロール補助駆動ギヤー40bは一方向
回転クラッチ60の外側回転部であるクラッチギヤー6
0aに噛合し、一方向回転クラッチ60の内側回転部は
補助モータ50のモータ軸(補助モータ軸)50aに固
定されている。補助モータ50は前記メインモータ20
による前記定着ロール40の定常回転速度では前記定着
ロール40に回転トルクを与えず、前記定常回転速度以
下では前記定着ロール40に所定の回転トルクを与える
ごとき回転速度で回転する。
回転クラッチ60の外側回転部であるクラッチギヤー6
0aに噛合し、一方向回転クラッチ60の内側回転部は
補助モータ50のモータ軸(補助モータ軸)50aに固
定されている。補助モータ50は前記メインモータ20
による前記定着ロール40の定常回転速度では前記定着
ロール40に回転トルクを与えず、前記定常回転速度以
下では前記定着ロール40に所定の回転トルクを与える
ごとき回転速度で回転する。
【0033】そして、前記メインモータ20による前記
定着ロール40の回転速度の低下に伴って前記一方向回
転クラッチ60が前記補助モータ5の回転トルクを前記
定着ロール40に伝達して、前記定着ロール40の前記
メインモータ20による回転速度の低下を補償する。上
記の構成において、通常状態(定着ロールに転写材が達
しない状態)では定着ロール40は定着ロール駆動ギヤ
ー系31を介してメインモータ20で回転されている。
この状態では、一方向回転クラッチ60は空転し、補助
モータ50の駆動トルクは定着ロール40に作用してい
ない。
定着ロール40の回転速度の低下に伴って前記一方向回
転クラッチ60が前記補助モータ5の回転トルクを前記
定着ロール40に伝達して、前記定着ロール40の前記
メインモータ20による回転速度の低下を補償する。上
記の構成において、通常状態(定着ロールに転写材が達
しない状態)では定着ロール40は定着ロール駆動ギヤ
ー系31を介してメインモータ20で回転されている。
この状態では、一方向回転クラッチ60は空転し、補助
モータ50の駆動トルクは定着ロール40に作用してい
ない。
【0034】トナー像が転写された転写材100の先端
が定着ロール40と41の圧接部に突入すると、定着ロ
ール40に負荷がかかって回転速度が低下する。この回
転速度の低下は定着ロール駆動ギヤー系31で吸収され
てメインモータ20の回転に影響を与えないが、補助モ
ータ50と一方向回転クラッチ60を備えない場合は、
転写ロール40の回転速度が感光体ドラム10の回転よ
り遅くなり、転写材100の搬送速度が低下し、転写部
位でのトナー像との位置が同期しなくなる。
が定着ロール40と41の圧接部に突入すると、定着ロ
ール40に負荷がかかって回転速度が低下する。この回
転速度の低下は定着ロール駆動ギヤー系31で吸収され
てメインモータ20の回転に影響を与えないが、補助モ
ータ50と一方向回転クラッチ60を備えない場合は、
転写ロール40の回転速度が感光体ドラム10の回転よ
り遅くなり、転写材100の搬送速度が低下し、転写部
位でのトナー像との位置が同期しなくなる。
【0035】その結果、転写画像に前記従来技術で説明
したような不具合が生じて画像品質を劣化させることに
なる。しかし、本実施例の構成により、定着ロール40
の回転速度の低下に応じて一方向回転クラッチ60が補
助モータ50の駆動トルクを定着ロール40に伝達し、
当該定着ロール40の回転が感光体ドラム10の回転に
対して許容される範囲での同期を維持する。
したような不具合が生じて画像品質を劣化させることに
なる。しかし、本実施例の構成により、定着ロール40
の回転速度の低下に応じて一方向回転クラッチ60が補
助モータ50の駆動トルクを定着ロール40に伝達し、
当該定着ロール40の回転が感光体ドラム10の回転に
対して許容される範囲での同期を維持する。
【0036】図3は本発明の第2実施例における補助モ
ータと一方向回転クラッチの取付け構造を説明する要部
を断面して示す平面図であって、101はメインフレー
ム、102はサブフレーム、103は定着ロール、図2
と同一符号は同一部分に対応する。図示したように、補
助モータ50の回転力はメインモータからの駆動力を伝
達する定着ロール駆動ギヤー系31とに直接係合せず
に、定着ロール40の定着ロール補助駆動ギヤー40a
に伝達するように配置されている。
ータと一方向回転クラッチの取付け構造を説明する要部
を断面して示す平面図であって、101はメインフレー
ム、102はサブフレーム、103は定着ロール、図2
と同一符号は同一部分に対応する。図示したように、補
助モータ50の回転力はメインモータからの駆動力を伝
達する定着ロール駆動ギヤー系31とに直接係合せず
に、定着ロール40の定着ロール補助駆動ギヤー40a
に伝達するように配置されている。
【0037】なお、この駆動系はメインフレーム101
とサブフレーム102に取付けられ、定着ロール40は
ベアリング103でサブフレーム102に装着されてい
る。本実施例によれば、転写部位でのトナー像の転写に
影響を与えることがなくなり、高品質の画像転写が継続
される。特に厚みのある、あるいは腰の強い転写材を使
用する場合に著しい効果を奏する。
とサブフレーム102に取付けられ、定着ロール40は
ベアリング103でサブフレーム102に装着されてい
る。本実施例によれば、転写部位でのトナー像の転写に
影響を与えることがなくなり、高品質の画像転写が継続
される。特に厚みのある、あるいは腰の強い転写材を使
用する場合に著しい効果を奏する。
【0038】図4は本発明による駆動力伝達装置を具備
した画像形成装置の要部構造例を示す本発明の第3の実
施例の説明図であって、図2と同一符号は同一部分に対
応する。本実施例では、前記第2の実施例がその補助モ
ータ50の駆動力をメインモータからの駆動力を伝達す
る定着ロール駆動ギヤー系31とに直接係合せずに、定
着ロール40の定着ロール補助駆動ギヤー40aに伝達
するように配置されているのに対し、定着ロール駆動ギ
ヤー系31のギヤー31eに係合するように構成してあ
る。
した画像形成装置の要部構造例を示す本発明の第3の実
施例の説明図であって、図2と同一符号は同一部分に対
応する。本実施例では、前記第2の実施例がその補助モ
ータ50の駆動力をメインモータからの駆動力を伝達す
る定着ロール駆動ギヤー系31とに直接係合せずに、定
着ロール40の定着ロール補助駆動ギヤー40aに伝達
するように配置されているのに対し、定着ロール駆動ギ
ヤー系31のギヤー31eに係合するように構成してあ
る。
【0039】すなわち、図5は本発明の第3実施例にお
ける補助モータと一方向回転クラッチの取付け構造を説
明する要部を断面して示す平面図であって、図3と同一
符号は同一部分に対応する。同図に示したように、補助
モータ50のモータ軸50aに取付けた一方向回転クラ
ッチ60の外側のクラッチギヤー60aはメインモータ
からの駆動力を伝達する定着ロール駆動ギヤー系31の
ギヤー31eに噛合しており、補助モータ50の駆動ト
ルクが定着ロール駆動ギヤー系31を介して定着ロール
40に加算されるように構成されている。
ける補助モータと一方向回転クラッチの取付け構造を説
明する要部を断面して示す平面図であって、図3と同一
符号は同一部分に対応する。同図に示したように、補助
モータ50のモータ軸50aに取付けた一方向回転クラ
ッチ60の外側のクラッチギヤー60aはメインモータ
からの駆動力を伝達する定着ロール駆動ギヤー系31の
ギヤー31eに噛合しており、補助モータ50の駆動ト
ルクが定着ロール駆動ギヤー系31を介して定着ロール
40に加算されるように構成されている。
【0040】本実施例によっても、転写部位でのトナー
像の転写に影響を与えることがなくなり、高品質の画像
転写が継続される。特に厚みのある、あるいは腰の強い
転写材を使用する場合に著しい効果を奏することも前記
実施例と同様である。図6は本発明による駆動力伝達装
置を具備した画像形成装置の要部構造例を示す本発明の
第3の実施例の説明図を説明する補助モータと一方向回
転クラッチの取付け構造を説明する要部を断面して示す
平面図であって、図3および図5と同一符号は同一部分
に対応する。
像の転写に影響を与えることがなくなり、高品質の画像
転写が継続される。特に厚みのある、あるいは腰の強い
転写材を使用する場合に著しい効果を奏することも前記
実施例と同様である。図6は本発明による駆動力伝達装
置を具備した画像形成装置の要部構造例を示す本発明の
第3の実施例の説明図を説明する補助モータと一方向回
転クラッチの取付け構造を説明する要部を断面して示す
平面図であって、図3および図5と同一符号は同一部分
に対応する。
【0041】本実施例では、定着ロール40の駆動部の
端部に一方向回転クラッチ60を埋設し、その内側回転
部に補助モータ50のモータ軸50aを固定したもので
ある。本実施例では、メインモータからの駆動力を伝達
する定着ロール駆動ギヤー系31とは独立してその駆動
トルクを直接定着ロールに加算するように動作する。
端部に一方向回転クラッチ60を埋設し、その内側回転
部に補助モータ50のモータ軸50aを固定したもので
ある。本実施例では、メインモータからの駆動力を伝達
する定着ロール駆動ギヤー系31とは独立してその駆動
トルクを直接定着ロールに加算するように動作する。
【0042】本実施例によっても、転写部位でのトナー
像の転写に影響を与えることがなくなり、高品質の画像
転写が継続される。特に厚みのある、あるいは腰の強い
転写材を使用する場合に著しい効果を奏することも前記
各実施例と同様である。次に、本発明に用いられる一方
向回転クラッチについて説明する。図7と図8は一方向
回転クラッチの構造例とその動作の説明図であって、
(a)は空転時、(b)は駆動力伝達時の動作説明図で
ある。
像の転写に影響を与えることがなくなり、高品質の画像
転写が継続される。特に厚みのある、あるいは腰の強い
転写材を使用する場合に著しい効果を奏することも前記
各実施例と同様である。次に、本発明に用いられる一方
向回転クラッチについて説明する。図7と図8は一方向
回転クラッチの構造例とその動作の説明図であって、
(a)は空転時、(b)は駆動力伝達時の動作説明図で
ある。
【0043】同図において、60は一方向回転クラッ
チ、60aはクラッチギヤー、60bは外輪カム面、6
0cはコロ、60dはスプリング、また50aは補助モ
ータのモータ軸である。なお、図中の矢印A、Bはモー
タ軸50aの回転に対する相対回転方向を示す。(a)
に示したように、外輪カム面60b側がモータ軸50a
の回転に対して相対的に矢印A方向に回転すると、コロ
60cは外輪カム面60bから離れ、外輪カム面60b
は空転する。すなわち、モータ軸50aの回転は外輪カ
ム面60bに伝達されない。
チ、60aはクラッチギヤー、60bは外輪カム面、6
0cはコロ、60dはスプリング、また50aは補助モ
ータのモータ軸である。なお、図中の矢印A、Bはモー
タ軸50aの回転に対する相対回転方向を示す。(a)
に示したように、外輪カム面60b側がモータ軸50a
の回転に対して相対的に矢印A方向に回転すると、コロ
60cは外輪カム面60bから離れ、外輪カム面60b
は空転する。すなわち、モータ軸50aの回転は外輪カ
ム面60bに伝達されない。
【0044】一方、(b)に示したように、外輪カム面
60b側がモータ軸50aの回転に対して相対的に矢印
B方向に回転すると、コロ60cはスプリング60dに
より外輪カム面60bに噛み合い、外輪カム面60bは
モータ軸50aとのくさび作用で密着する。すなわち、
モータ軸50aの回転は外輪カム面60bに伝達される
ことになる。
60b側がモータ軸50aの回転に対して相対的に矢印
B方向に回転すると、コロ60cはスプリング60dに
より外輪カム面60bに噛み合い、外輪カム面60bは
モータ軸50aとのくさび作用で密着する。すなわち、
モータ軸50aの回転は外輪カム面60bに伝達される
ことになる。
【0045】このような機能の一方向回転クラッチを補
助モータと定着ロール駆動系に係合することによって、
前記した各実施例で説明した効果が得られる。図9は本
発明の実施例の構成による効果を従来技術と比較した結
果の説明図であって、(a)は定常負荷状態における定
着ロールの周速とクラッチギヤーの周速、(b)は補助
モータ無し時の定着ロールの周速、(c)は補助モータ
有り時の定着ロールの周速を示す。
助モータと定着ロール駆動系に係合することによって、
前記した各実施例で説明した効果が得られる。図9は本
発明の実施例の構成による効果を従来技術と比較した結
果の説明図であって、(a)は定常負荷状態における定
着ロールの周速とクラッチギヤーの周速、(b)は補助
モータ無し時の定着ロールの周速、(c)は補助モータ
有り時の定着ロールの周速を示す。
【0046】(a)に示したように、転写材が定着ロー
ルに突入する以前の定常負荷状態における定着ロールの
周速v1 とクラッチギヤーの周速v2 はΔvだけの差を
もって回転している。補助モータによる回転速度(回転
トルク)の補償を施さない場合は、転写材が定着ロール
に突入すると、(b)に示したように転写材(ここで
は、用紙)の先端部の位置で定着ロールに急激な負荷が
かかってΔs1 の周速の低下があり、次にその反動で周
速の上昇が見られる。
ルに突入する以前の定常負荷状態における定着ロールの
周速v1 とクラッチギヤーの周速v2 はΔvだけの差を
もって回転している。補助モータによる回転速度(回転
トルク)の補償を施さない場合は、転写材が定着ロール
に突入すると、(b)に示したように転写材(ここで
は、用紙)の先端部の位置で定着ロールに急激な負荷が
かかってΔs1 の周速の低下があり、次にその反動で周
速の上昇が見られる。
【0047】このため、転写材が転写部位に存在して転
写がなされていると、そのトナー像の転写材搬送方向で
の偏りは生じてしまう。これに対して、補助モータによ
る回転速度(回転トルク)の補償が施されている場合
は、転写材が定着ロールに突入すると、定着ロールの回
転低下に伴う一方向回転クラッチが補助モータの駆動ト
ルクを加算し、(c)に示したように許容されるΔs2
の周速の低下に留まり、感光体ドラムの回転速度と定着
ロールの回転速度は許容範囲内で同期し、画像品質に大
きな影響を与えることがなく、高品質の画像が得られ
る。
写がなされていると、そのトナー像の転写材搬送方向で
の偏りは生じてしまう。これに対して、補助モータによ
る回転速度(回転トルク)の補償が施されている場合
は、転写材が定着ロールに突入すると、定着ロールの回
転低下に伴う一方向回転クラッチが補助モータの駆動ト
ルクを加算し、(c)に示したように許容されるΔs2
の周速の低下に留まり、感光体ドラムの回転速度と定着
ロールの回転速度は許容範囲内で同期し、画像品質に大
きな影響を与えることがなく、高品質の画像が得られ
る。
【0048】なお、上記した許容範囲は、Δs2 が5%
以内であれば良いことが実験的に検証されている。した
がって、補助モータの駆動力がメインモータの駆動力に
加算されるまでの遅れ時間を上記の許容範囲に設定すれ
ばよい。このように、上記各実施例によれば、転写材が
定着ロールに突入した時の当該定着ロールと感光体ドラ
ムの回転が許容範囲で同期され、定着ロールの負荷変動
に起因する画質の劣化が防止される。
以内であれば良いことが実験的に検証されている。した
がって、補助モータの駆動力がメインモータの駆動力に
加算されるまでの遅れ時間を上記の許容範囲に設定すれ
ばよい。このように、上記各実施例によれば、転写材が
定着ロールに突入した時の当該定着ロールと感光体ドラ
ムの回転が許容範囲で同期され、定着ロールの負荷変動
に起因する画質の劣化が防止される。
【0049】なお、上記の各実施例は、感光体ドラムと
定着ロールとの回転が負荷変動で同期が外れた場合を例
としているが、本発明はこれに限るものではなく、他の
同様の関係を有する複数の負荷の駆動に適用できるもの
であることは言うまでもない。
定着ロールとの回転が負荷変動で同期が外れた場合を例
としているが、本発明はこれに限るものではなく、他の
同様の関係を有する複数の負荷の駆動に適用できるもの
であることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ギ
ヤーシステムで結合された少なくとも二つの回転負荷の
一方に生じた回転変動を補償して、上記回転負荷を常に
同期させるようにした駆動力伝達装置を提供することが
できる。また、像担持体と定着ロールを含む複数の回転
負荷を単一のモータの回転駆動力をギヤーシステムを介
して回転させるように構成した駆動力伝達装置を用いた
場合の上記定着ロールに発生した回転変動を一方向回転
クラッチを介して上記駆動力伝達装置のギヤーシステム
に接続した別個のモータで補償することにより、定着ロ
ールの回転速度が上記像担持体の回転速度と常に同期す
るようにした画像形成装置を提供することができる。
ヤーシステムで結合された少なくとも二つの回転負荷の
一方に生じた回転変動を補償して、上記回転負荷を常に
同期させるようにした駆動力伝達装置を提供することが
できる。また、像担持体と定着ロールを含む複数の回転
負荷を単一のモータの回転駆動力をギヤーシステムを介
して回転させるように構成した駆動力伝達装置を用いた
場合の上記定着ロールに発生した回転変動を一方向回転
クラッチを介して上記駆動力伝達装置のギヤーシステム
に接続した別個のモータで補償することにより、定着ロ
ールの回転速度が上記像担持体の回転速度と常に同期す
るようにした画像形成装置を提供することができる。
【図1】 本発明による駆動力伝達装置の一実施例の構
成を説明する模式図である。
成を説明する模式図である。
【図2】 本発明による駆動力伝達装置を具備した画像
形成装置の要部構造例を示す本発明の第2の実施例の説
明図である。
形成装置の要部構造例を示す本発明の第2の実施例の説
明図である。
【図3】 本発明の第2実施例における補助モータと一
方向回転クラッチの取付け構造を説明する要部を断面し
て示す平面図である。
方向回転クラッチの取付け構造を説明する要部を断面し
て示す平面図である。
【図4】 本発明による駆動力伝達装置を具備した画像
形成装置の要部構造例を示す本発明の第3の実施例の説
明図である。
形成装置の要部構造例を示す本発明の第3の実施例の説
明図である。
【図5】 本発明の第3実施例における補助モータと一
方向回転クラッチの取付け構造を説明する要部を断面し
て示す平面図である。
方向回転クラッチの取付け構造を説明する要部を断面し
て示す平面図である。
【図6】 本発明による駆動力伝達装置を具備した画像
形成装置の要部構造例を示す本発明の第3の実施例の説
明図を説明する補助モータと一方向回転クラッチの取付
け構造を説明する要部を断面して示す平面図である。
形成装置の要部構造例を示す本発明の第3の実施例の説
明図を説明する補助モータと一方向回転クラッチの取付
け構造を説明する要部を断面して示す平面図である。
【図7】 一方向回転クラッチの構造例とその空転時の
動作の説明図である。
動作の説明図である。
【図8】 一方向回転クラッチの構造例とその駆動力伝
達時の動作の説明図である。
達時の動作の説明図である。
【図9】 本発明の実施例の構成による効果を従来技術
と比較した結果の説明図である。
と比較した結果の説明図である。
【図10】 電子写真方式の画像形成装置の一例である
プリンタの要部構造を説明する模式図である。
プリンタの要部構造を説明する模式図である。
1・・・・第1の負荷ロール、2・・・・メインモー
タ、3・・・・動力伝達ギヤーシステム、4・・・・第
2の負荷ロール、5・・・・補助モータ、6・・・・一
方向回転クラッチ、10・・・・像担持体である感光体
ドラム、10a・・・・ドラムギヤー、20・・・・メ
インモータ、20a・・・・メインモータ軸、30・・
・・動力伝達ギヤーシステム、31(ギヤー31a,3
1b,31c,31d,31e)・・・・定着ロール駆
動ギヤー系、32(ギヤー32a,32b,32c,3
2d,32e)・・・・ドラム/レジロール駆動ギヤー
系、33(ギヤー33a,33b,33c)・・・・ク
リーナ駆動ギヤー系、40・・・・定着ロール、40
a,40b・・・・定着ロール補助駆動ギヤー系、41
・・・・押圧ロール、50・・・・補助モータ、50a
・・・・補助モータ軸、60・・・・一方向回転クラッ
チ、60a・・・・クラッチギヤー、70,71・・・
・レジロール、70a・・・・レジロールギヤー、80
・・・・クリーニングロール、80a・・・・クリーニ
ングロールギヤー、90・・・・転写器、100・・・
・転写材、111・・・・現像装置。
タ、3・・・・動力伝達ギヤーシステム、4・・・・第
2の負荷ロール、5・・・・補助モータ、6・・・・一
方向回転クラッチ、10・・・・像担持体である感光体
ドラム、10a・・・・ドラムギヤー、20・・・・メ
インモータ、20a・・・・メインモータ軸、30・・
・・動力伝達ギヤーシステム、31(ギヤー31a,3
1b,31c,31d,31e)・・・・定着ロール駆
動ギヤー系、32(ギヤー32a,32b,32c,3
2d,32e)・・・・ドラム/レジロール駆動ギヤー
系、33(ギヤー33a,33b,33c)・・・・ク
リーナ駆動ギヤー系、40・・・・定着ロール、40
a,40b・・・・定着ロール補助駆動ギヤー系、41
・・・・押圧ロール、50・・・・補助モータ、50a
・・・・補助モータ軸、60・・・・一方向回転クラッ
チ、60a・・・・クラッチギヤー、70,71・・・
・レジロール、70a・・・・レジロールギヤー、80
・・・・クリーニングロール、80a・・・・クリーニ
ングロールギヤー、90・・・・転写器、100・・・
・転写材、111・・・・現像装置。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の負荷ロールを回転駆動するメイン
モータと、動力伝達ギヤーシステムを介して前記メイン
モータの駆動力で回転駆動される第2の負荷ロールと、 前記第2の負荷ロールの駆動系内に当該第2の負荷ロー
ルの回転方向にのみ回転駆動力を伝達する一方向回転ク
ラッチを介して結合し、前記メインモータによる前記第
2の負荷ロールの定常回転速度では当該第2の負荷ロー
ルに回転トルクを加算せず、前記定常回転速度以下では
前記第2の負荷ロールに所定の回転トルクを与えるごと
き回転速度で回転する補助モータとを備え、 前記メインモータによる前記第2の負荷ロールの回転速
度の低下に伴って前記一方向回転クラッチが前記補助モ
ータの回転トルクを前記第2の負荷ロールに伝達して、
前記第2の負荷ロールの前記メインモータによる回転速
度の低下を補償するごとく構成したことを特徴とする動
力伝達装置。 - 【請求項2】 像担持体と、この像担持体に形成された
静電潜像を現像してトナー像とする現像装置と、前記ト
ナー像を転写材に転写する転写装置と、転写した転写材
を加熱/加圧して定着する定着装置を構成する定着ロー
ルと、前記トナー像を転写後の像担持体の残留トナーを
除去するクリーニング装置とを少なくとも備えると共
に、 複数の駆動ギヤー系をからなる動力伝達ギヤーシステム
を介して少なくとも前記同担持体と前記定着ロールを回
転駆動するメインモータと、 前記定着ロールを回転駆動する駆動ギヤー系内に当該定
着ロールの回転方向にのみ回転駆動力を伝達する一方向
回転クラッチを介して結合し、前記メインモータによる
前記定着ロールの定常回転速度では前記定着ロールに回
転トルクを与えず、前記定常回転速度以下では前記定着
ロールに所定の回転トルクを与えるごとき回転速度で回
転する補助モータとを備え、 前記メインモータによる前記定着ロールの回転速度の低
下に伴って前記一方向回転クラッチが前記補助モータの
回転トルクを前記定着ロールに伝達して、前記定着ロー
ルの前記メインモータによる回転速度の低下を補償する
ごとく構成したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191420A JPH0947086A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 駆動力伝達装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191420A JPH0947086A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 駆動力伝達装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947086A true JPH0947086A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16274323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7191420A Pending JPH0947086A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 駆動力伝達装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0947086A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009134144A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010265778A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Makita Corp | エアコンプレッサ |
WO2011162564A2 (ko) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | Park Hungeun | 2단 변속모터 |
JP2018196247A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | コニカミノルタ株式会社 | 用紙搬送装置 |
JP2019140798A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 株式会社関ヶ原製作所 | モータ制御装置 |
JP2020024272A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | コニカミノルタ株式会社 | モーター駆動装置、定着装置及び画像形成装置 |
JP2021056422A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP7191420A patent/JPH0947086A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2011162564A3 (ko) * | 2010-06-25 | 2012-05-03 | Park Hungeun | 2단 변속모터 |
CN103109447A (zh) * | 2010-06-25 | 2013-05-15 | 朴勋根 | 两档变速电机 |
JP2018196247A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | コニカミノルタ株式会社 | 用紙搬送装置 |
JP2019140798A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 株式会社関ヶ原製作所 | モータ制御装置 |
JP2020024272A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | コニカミノルタ株式会社 | モーター駆動装置、定着装置及び画像形成装置 |
JP2021056422A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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