JPH0947007A - コイルボビンの製造方法 - Google Patents

コイルボビンの製造方法

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JPH0947007A
JPH0947007A JP18905795A JP18905795A JPH0947007A JP H0947007 A JPH0947007 A JP H0947007A JP 18905795 A JP18905795 A JP 18905795A JP 18905795 A JP18905795 A JP 18905795A JP H0947007 A JPH0947007 A JP H0947007A
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JP
Japan
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cores
core
magnetic poles
resin material
coil bobbin
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JP18905795A
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Tomonobu Hyodo
知信 兵藤
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイル収納空間内等へ確実に樹脂材を行き渡
らせることができ、かつバリの除去作業を要しない。 【解決手段】 アウタコア2Bの板面下方にゲート44
が設けられて樹脂材3が射出供給される。インナコア1
Aの磁極11には上型41の位置決め突起411が当接
して上方への変位が規制されている。したがって、高圧
の樹脂材を成形型の型空間に射出しても、インナコアが
変位することはなく、ショートモールドを生じない。ま
た、コイル収納空間にバリを生じないからバリ除去作業
は不要である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコイルボビンの製造
方法に関し、特にステッピングモータのコイルボビンを
樹脂の一体成形で製造する際の、樹脂材の充填不良(シ
ョートモールド)の発生を効果的に防止できる製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータのコイルボビンとし
ては例えば特開平4−58754号公報に示されるよう
に、コイルボビンをステータコア(ヨーク)とは別体に
して、容器状に組付けたステータコア内にコイルボビン
を挿置するものが知られている。しかし、これによる
と、両者の溶着結合等に手間を要するとともに、密着性
が悪いためにモータ騒音が漏れるという問題がある。
【0003】そこで、複数のステータコアを樹脂の一体
成形で結合するとともに、成形後の樹脂体がそのままコ
イルボビンとなる、ステータコア内蔵型のコイルボビン
が提案されており、その一例を図7、図8に示す。図に
おいて、コイルボビンは樹脂材3の射出成形品で、全体
が略円筒状をしており、樹脂内には上下各一対のインナ
コア1A、1Bとアウタコア2A、2Bが埋設されてス
テータコアを構成している。各インナコア1A、1Bと
アウタコア2A、2Bは、図9に示すように、同一形状
のリング板であり、板面の複数位置に樹脂流通孔12、
22を設けるとともに、内周縁には板面から直角に屈曲
して突出する山形の磁極11、21が、周方向へ間隔を
おいて複数形成されている。
【0004】上下の各アウタコア2A、2Bと、これら
の間に配設された上下の各インナコア1A、1Bとは互
いに対向し、上側と下側の各一対のアウタコア1A、1
Bとインナコア2A、2Bは、図10に示すように、こ
れらの各磁極11、21が交互に位置するように成形型
4内に配設されるとともに、インナコア1A、1Bは互
いの板面が接するように重ねられている。
【0005】なお、各インナコア1A、1Bは外周部で
スライド型43の内壁に保持されおり、図は成形型4の
うち、上型41、下型42、スライド型43を示し、中
心を貫通するコア型は図示を省略してある。スライド型
43内のランナ431、432が上下の各インナコア1
A、1Bとアウタコア2A、2Bの間を磁極11、21
近くまで延びて、ここにゲート44が開口しており、各
ゲート44から射出される樹脂材3がインナコア1A、
1Bとアウタコア2A、2Bの周囲の型空間内に供給さ
れて、図7に示した樹脂一体成形のコイルボビンが得ら
れる。励磁コイル5A、5Bは同図に示すように、各イ
ンナコア1A、1Bとアウタコア2A、2Bの間で径方
向外方へ開放するように筒外周に形成された、U字断面
をなす上下のコイル収納空間S1、S2内に巻回され
る。
【0006】なお、インナコア1A、1Bとアウタコア
2A、2Bの各磁極11、21は、モータロータを挿入
するコイルボビンの筒内周に、交互に等間隔で露出して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、樹脂材の射
出ゲートを、上述のようにコイル収納空間内に位置させ
るのは、当該空間内に樹脂材を確実に行き渡らせて、励
磁コイルとインナコアないしアウタコアとの間で短絡が
生じるのを防止するためである。しかし、射出ゲート4
4が位置する部分では、コイル収納空間に面する成形品
の表面に、図11に示すようにバリRを生じることが多
く、コイルの損傷を防止するためにバリの除去を行う必
要があるが、このバリ除去作業は手間を要する。
【0008】そこで、コイル収納空間S1、S2以外の
位置、例えば図12に示すように、下側アウタコア2B
の板面外方から樹脂材3を射出する(図のG1 、G2 )
ことが考えられるが、この場合にはコイル収納空間S
1、S2への樹脂材3の供給を確実に行うために射出圧
を高くする必要がある。しかし、これでは、成形型4内
で外周部でのみ支持され比較的不安定なインナコア1
A、1Bに大きな射出圧が作用するため、各インナコア
1A、1Bが図に示すように変形し(図の破線から実
線)、成形型4の内壁に過度に接近して樹脂材3の流路
を狭める結果、却ってショートモールドを生じるおそれ
が大きくなる。
【0009】射出圧を低くするには、コイル収納空間S
1、S2に面する樹脂材3の厚さW1 (図12)を厚く
し、あるいは磁極11、21間の間隔W2 を広くして樹
脂の流路を確保すれば良いが、これによると励磁コイル
の磁界が弱められてモータ効率が低下する。本発明はこ
のような課題を解決するもので、ショートモールドを生
じることなくコイル収納空間内等へ確実に樹脂材を行き
渡らせることが可能で、しかもバリの除去作業を要しな
いコイルボビンの製造方法および成形型を提供すること
を目的とする。
【0010】
【発明の概要】本発明の第1の特徴は、磁極(11、1
2)を周方向へ交互に位置させて互いのインナコア(1
A、1B)の板面が接するように重ねて成形型(4)内
に挿置されたインナコア(1A、1B)とアウタコア
(2A、2B)の各一対に対して、それぞれ各アウタコ
ア(2A、2B)の板面外方より樹脂材(3)をそれぞ
れ射出供給する。
【0011】これにより、成形型(4)内への射出圧を
高くしても、相接するインナコア(1A、1B)には両
側から射出圧が作用するから、これらインナコア(1
A、1B)が成形型(4)内で変位することはなく、成
形型(4)の内壁にインナコア(1A、1B)が過度に
近接して樹脂材(3)の流れを妨げてショートモールド
の原因となることはない。
【0012】また、射出圧を高くできるから、インナコ
ア(1A、1B)およびアウタコア(2A、2B)の周
囲の型空間内へ樹脂材(3)が良好に充填され、これに
よっても、ショートモールドの発生が防止される。さら
に、樹脂材(3)の射出がコイル収納空間(S1、S
2)の外でなされるから、成形後のコイルボビン表面に
生じたバリ(R)を除去する必要はない。
【0013】本発明の第2の特徴では、一方のアウタコ
ア(2B)の板面外方から樹脂材(3)が射出供給さ
れ、この時、他方のアウタコア(2A)と対をなすイン
ナコア(1A)は樹脂材(3)の射出圧に抗して位置決
めされる。したがって、当該インナコア(1A)に板面
が接するインナコア(1B)ともども射出圧を受けて変
位することはなく、上記第1の特徴におけると同様の効
果が得られる。
【0014】なお、コイルボビン製造用成形型におい
て、成形型(4)に設ける位置決め部(411)を、イ
ンナコア(1A)の磁極(11)先端に当接するように
設定すれば、型(4)内における保持が不安定となり勝
ちなインナコア(1A)の内周縁を確実に位置決めする
ことができる。また、成形型(4)のゲート開口周縁部
(441)を型内へ突出させれば、成形時のバリ(R)
は、突出する上記開口周縁部(441)によって成形品
に形成される凹所(33)内に隠れるから、成形品の見
栄えが向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1には成形型の断面図を示し、図2
には成形後のコイルボビンの斜視断面図を示す。なお、
図1で、成形型4のコア型は図示を省略してある。図1
において、既に説明した従来形状と同一(図9参照)の
インナコア1A、1Bとアウタコア2A、2Bの各一対
が成形型4内に重ねて挿置されており、上下の各アウタ
コア2A、2Bは外周部および図略の適宜箇所が上型4
1、下型42、スライド型43等により位置決め保持さ
れている。インナコア1A、1Bは互いの板面が接して
位置し、外周部でスライド型43により保持されてい
る。
【0016】下型42には径方向の対称位置(図の左
右位置)に、内周壁に沿って垂直に延びるライナ42
1、422が形成され、その先端のゲート44はアウタ
コア2Bの内周縁に対向して開口している。一方、上型
41には、内周部の周方向の複数位置(図は2か所のみ
示す)に、下方へ突出する矩形の位置決め突起411が
形成されており、これら位置決め突起411の先端が、
上側インナコア1Aの内周縁に形成された磁極11の先
端に当接している。これにより、上側インナコア1Aは
内周部における上方への移動が規制され、これに当接す
る下側インナコア1Bも同様に上方への移動が規制され
る。
【0017】この状態で、上記各ゲート44より成形型
4内へ高圧の樹脂材3を射出すると、樹脂材3は図示の
ように、インナコア1A、1Bおよびアウタコア2A、
2Bの周囲の型空間内に充填される。この充填は、樹脂
材3が高圧で供給されることにより、ショートモールド
を生じることなくコイル収納空間S1、S2(図2)に
面する側へも良好に行われる。
【0018】樹脂材3の充填時にインナコア1A、1B
には上方への大きな射出圧が作用するが、これらインナ
コア1A、1Bは上述したように、位置決め突起411
によって上方への移動が規制されているから、射出圧を
受けて変位することはない。したがって、インナコア1
A、1Bの変位により樹脂流路が狭くなるという問題は
生じず、ショートモールドの発生が回避される。なお、
位置決め突起411の存在により成形後のコイルボビン
の内周上縁には、図2に示すように、矩形の凹所31が
生じる。
【0019】本実施形態によれば、ゲート44からの樹
脂供給が、コイル収納空間S1、S2外の下側アウタコ
ア2Bの外方からなされるから、コイル収納空間S1、
S2に面する成形品表面にバリを生じることはなく、し
たがって、成形後のバリ除去作業は不要となる。なお、
位置決め突起411を上型41の一部に形成するのに代
えて、別部材で上型41に設けるようにしても良い。
【0020】(第2実施形態)位置決め突起411の形
状は特に限定されるものではなく、例えば図3の成形後
のコイルボビンの凹所32の形状からわかるように、半
円柱形等としても良い。 (第3実施形態)本実施形態では、成形型に位置決め突
起を設けるのに代えて、図4に示すように、上型41と
下型42にそれぞれライナ411、421を形成し、ラ
イナ411、421先端の各ゲート44を上下の対称位
置にある、上側アウタコア2Aおよび下側アウタコア2
Bの樹脂流通孔21にそれぞれ対向させてある。
【0021】このような構造により、インナコア1A、
1Bおよびアウタコア2A、2Bの周囲の型空間には上
下から高圧の樹脂材3が供給される。したがって、イン
ナコア1A、1Bへは互いに相殺するように上下から射
出圧が作用するから、これらインナコア1A、1Bの変
位は生じない。また、本実施形態によれば、各ゲート4
4から射出された樹脂材3は、スライド型43の突出部
側面に当たってこれに沿って流れるから、インナコア1
A、1Bの内周部に射出圧が直接作用することはなく、
これによってもインナコア1A、1Bの変位が防止され
る。
【0022】(第4実施形態)図5に示すように、上型
41と下型42はゲート44の開口周縁部441を型内
へ突出させてある。このような構造によると、図6に示
すように、離型後の成形品のバリRが、上記開口周縁部
441により生じた凹所33内に隠れて表面に現れない
から、成形品の見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る、成形型の垂直断
面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る、成形後のコイル
ボビンの斜視断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る、成形後のコイル
ボビンの斜視断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る、成形型の垂直断
面図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係る、成形型の垂直断
面図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係る、成形後のコイル
ボビンの要部拡大断面図で、図5のA部の断面図であ
る。
【図7】従来例に係る、コイルボヒンの全体断面図で、
図8のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】従来例に係る、コイルボビンの全体平面図であ
る。
【図9】従来例に係る、ステータコアの分解斜視図であ
る。
【図10】従来例に係る、成形型の垂直断面図である。
【図11】従来例に係る、成形型の要部拡大図で、図1
0のB部の断面図である。
【図12】従来例に係る、コイルボビンの全体断面図で
ある。
【図13】従来例に係る、インナコアの側面図である。
【符号の説明】
1A、1B…インナコア、11…磁極、2A、2B…ア
ウタコア、21…磁極、3…樹脂材、4…成形型、41
…上型、411…位置決め突起、44…ゲート、441
…開口周縁部、S1、S2…コイル収納空間。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング板の内周縁に該リング板の板面と
    直角に屈曲する複数の磁極(11、21)を形成したイ
    ンナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、2B)の
    各一対を備え、 前記インナコア(1A、1B)の各磁極(11)と前記
    アウタコア(2A、2B)の各磁極(21)を周方向へ
    交互に位置させて互いのインナコア(1A、1B)の板
    面が接するように重ねて配設し、 これらインナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、
    2B)の全体を樹脂材(3)で覆って略筒状に一体化し
    て、筒内周に前記磁極(11、21)を露出させるとと
    もに、筒外周の前記インナコア(1A、1B)とアウタ
    コア(2A、2B)の間に、径方向外方へ開放するU字
    断面のコイル収納空間(S1、S2)をそれぞれ形成し
    たコイルボビンの製造方法であって、 成形型(4)内に重ねて挿置した前記インナコア(1
    A、1B)とアウタコア(2A、2B)の各一対に対し
    て、それぞれ各アウタコア(2A、2B)の板面外方よ
    り樹脂材(3)を射出供給するようにしたことを特徴と
    するコイルボビンの製造方法。
  2. 【請求項2】 リング板の内周縁に該リング板の板面と
    直角に屈曲する複数の磁極(11、21)を形成したイ
    ンナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、2B)の
    各一対を備え、 前記インナコア(1A、1B)の各磁極(11)と前記
    アウタコア(2A、2B)の各磁極(21)を周方向へ
    交互に位置させて互いのインナコア(1A、1B)の板
    面が接するように重ねて配設し、 これらインナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、
    2B)の全体を樹脂材(3)で覆って略筒状に一体化し
    て、筒内周に前記磁極(11、21)を露出させるとと
    もに、筒外周の前記インナコア(1A、1B)とアウタ
    コア(2A、2B)の間に、径方向外方へ開放するU字
    断面のコイル収納空間(S1、S2)をそれぞれ形成し
    たコイルボビンの製造方法であって、 成形型(4)内に重ねて挿置した前記インナコア(1
    A、1B)とアウタコア(2A、2B)の各一対に対し
    て、一方のアウタコア(2B)の板面外方より樹脂材
    (3)を射出供給するとともに、他方のアウタコア(2
    A)と対をなすインナコア(1A)を樹脂材(3)の射
    出圧に抗して位置決めするようにしたことを特徴とする
    コイルボビンの製造方法。
  3. 【請求項3】 リング板の内周縁に該リング板の板面と
    直角に屈曲する複数の磁極(11、21)を形成したイ
    ンナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、2B)の
    各一対を備え、 前記インナコア(1A、1B)の各磁極(11)と前記
    アウタコア(2A、2B)の各磁極(21)を周方向へ
    交互に位置させて互いのインナコア(1A、1B)の板
    面が接するように重ねて配設し、 これらインナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、
    2B)の全体を樹脂材(3)で覆って略筒状に一体化し
    て、筒内周に前記磁極(11、21)を露出させるとと
    もに、筒外周の前記インナコア(1A、1B)とアウタ
    コア(2A、2B)の間に、径方向外方へ開放するU字
    断面のコイル収納空間(S1、S2)をそれぞれ形成し
    たコイルボビンを製造するための成形型(4)であっ
    て、 当該成形型(4)内に重ねて挿置した前記インナコアと
    アウタコアの各一対に対して、それぞれ各アウタコア
    (1A、1B)の板面外方より樹脂材(3)を射出供給
    するゲート(44)を設けたことを特徴とするコイルボ
    ビン製造用成形型。
  4. 【請求項4】 リング板の内周縁に該リング板の板面と
    直角に屈曲する複数の磁極(11、21)を形成したイ
    ンナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、2B)の
    各一対を備え、 前記インナコア(1A、1B)の各磁極(11)と前記
    アウタコア(2A、2B)の各磁極(21)を周方向へ
    交互に位置させて互いのインナコア(1A、1B)の板
    面が接するように重ねて配設し、 これらインナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、
    2B)の全体を樹脂材(3)で覆って略筒状に一体化し
    て、筒内周に前記磁極(11、21)を露出させるとと
    もに、筒外周の前記インナコア(1A、1B)とアウタ
    コア(2A、2B)の間に、径方向外方へ開放するU字
    断面のコイル収納空間(S1、S2)をそれぞれ形成し
    たコイルボビンを製造するための成形型(4)であっ
    て、 当該成形型(4)内に重ねて挿置した前記インナコア
    (1A、1B)とアウタコア(2A、2B)の各一対に
    対して、一方のアウタコア(2B)の板面外方より樹脂
    材(3)を射出供給するゲート(44)を設けるととも
    に、他方のアウタコア(2A)と対をなすインナコア
    (1A)を樹脂材(3)の射出圧に抗して位置決めする
    位置決め部(411)を設けたことを特徴とするコイル
    ボビン製造用成形型。
  5. 【請求項5】 前記位置決め部(411)は、前記イン
    ナコア(1A)の磁極(11)の先端に当接して当該イ
    ンナコア(1A)の内周縁の変位を規制するものである
    ことを特徴とする請求項4に記載のコイルボビン製造用
    成形型。
  6. 【請求項6】 前記ゲート(44)の開口周縁部(44
    1)を型内へ一定量突出させたことを特徴とする請求項
    3ないし5のいずれかに記載のコイルボビン製造用成形
    型。
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