JP4100193B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却機構をもった回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転電機(モータ、または発電機、またはモータ兼発電機)において、ステータを効率よく冷却するために、ステータのスロット(ステータコイルが収容される溝部)の内部を冷却通路として、冷媒(たとえば冷却用オイル)を流し、発熱部位であるステータコイルやステータコアを直接冷却できるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
この回転電機では、ステータ内周側に金型を配置し、スロット内部に樹脂プレートを配置し、金型とステータコアおよび樹脂プレートによって画成された空間にエンジニアプラスチック材料を射出・充填して、これを硬化させることでスロット開口部を閉塞し、内部に冷媒通路を形成している。また、同時にステータコアの両端部においても、前記金型に対向する外周側に第2の金型を配置して、これらで形成される空間にもエンジニアプラスチック材料を射出・充填して、これを硬化させることで一体に樹脂の筒部を形成し、この筒部先端を回転電機のケース側板に密に嵌合せて、前記冷媒通路へ通じる冷媒給排用の冷却ジャケットを構成するようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−9436号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ステータコアと樹脂材料の密着性が悪いと、冷媒通路の水密性が悪化し、その合わせ目から冷媒が漏れ出ることがある。冷媒がステータ内周面からロータ側に漏れ出ると、ロータ回転時のフリクションが大きくなり、回転電機の回転効率が低下してしまう。
【0006】
しかしながら、上記従来例では、ステータコアの端面に筒部を構成する充填樹脂材と密着性の良いエンドプレートを設け、さらにエンドプレートに係合部を設けることでステータコア端面から筒部を構成する樹脂材料(筒部の端面)が剥がれないようにしているが、ステータコアとエンドプレートの熱膨張率が大きく異なる場合には、逆にスロット開口部の充填材料が剥がれ易くなるという問題がある。
【0007】
また、エンドプレートはもともとコイルの保護や絶縁といった本来の役割を考慮して材料を選定すべきものであり、さらに充填樹脂材との密着性や熱膨張率をも考慮しようとすると適切な材料の選定するのが困難になる。
【0008】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、筒部を構成する樹脂とステータコアを構成する磁性体との密着性を改善可能な冷却機構を備えた回転電機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ステータコアのティース部間のスロットにコイルを収容し、ステータコア内周面に開口するスロットの開口部を閉塞してスロット内部に冷媒通路を形成した回転電機であり、前記ステータコアを構成する積層された磁性材集合体のティース部を構成する端部に磁性材により回転軸方向に凸部若しくは凹部からなる係合部を成形し、前記スロットの開口部を閉塞する樹脂層に連ねてステータコア端部からステータコア内周面に沿って突出する筒部を、ティース部が存在する部分で断続的に前記係合部に係合させると共に前記スロット開口部が存在する部分で断続的に充填された樹脂層と一体となって、ステータコアに一体化するように樹脂成型により形成し、この筒部の外周側に前記冷媒通路と連通させて冷媒を導く環状空間として区画形成した。
【0010】
【発明の効果】
したがって、本発明では、ステータコアを構成する積層された磁性材集合体のティース部を構成する端部に磁性材により回転軸方向に凸部若しくは凹部からなる係合部を成形し、冷媒通路と連通させて冷媒を導く環状空間を区画形成する筒部を、スロットの開口部を閉塞する樹脂層に連ねて、ティース部が存在する部分で断続的に前記係合部に係合させると共に前記スロット開口部が存在する部分で断続的に充填された樹脂層と一体となって、ステータコアに一体化するように樹脂成型により形成したため、磁性体と樹脂の密着性を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の冷却機構をもった回転電機を各実施形態に基づいて説明する。
【0012】
(第1実施形態)
図1、図2に回転電機(モータ、または発電機、またはモータ兼発電機)の全体構成を示し、図3はステータコアの拡大図、図4は第1実施形態の第1実施例のステータコア(分割コア)の斜視図(A)およびステータコアを構成する電磁鋼板の断面図(B)、図5は第1実施例の樹脂材料による成型加工時における金型を含む断面図、図6は第1実施例の筒部を構成する樹脂との密着状態の断面図、図7は比較例の筒部の樹脂との密着状態の断面図、図8は第1実施形態の第2実施例のステータコア(分割コア)の斜視図(A)およびステータコアを構成する電磁鋼板の断面図(B)、図9は第2実施例の樹脂材料による成型加工時における金型を含む断面図、図10は第1実施形態の第3実施例のステータコア(分割コア)の斜視図(A)およびステータコアを構成する電磁鋼板の断面図(B)を夫々示す。
【0013】
図1において、回転電機のケース1は、円筒板1Aと、この円筒板1Aの軸方向両端の開口を閉塞する側板1B、1Cからなる。ケース1内には、円柱形のロータ2が収容される。ロータ2は、その回転軸2Aの両端がそれぞれベアリング3を介して側板1B、1Cに支持され、回転軸2Aを中心に回転自在となっている。円筒板1Aの内周面には、円筒形のステータ5が、ロータ2の外周を取り囲むように配置される。ステータ5の内周面とロータ2の外周面との間には、所定の間隙が設けられている。
【0014】
前記ステータ5の軸方向の両端とケース1の内側との間には、環状空間からなる冷却ジャケット10、11が形成される。冷却ジャケット10には円筒板1Aを貫通するオイル供給口16を介して、冷却用オイルが供給される。この冷却オイルは、ステータ5内に形成された冷媒通路29(図2参照)を流通して、反対側の冷却ジャケット11へ導かれる。この冷却オイルは、冷却ジャケット11に形成されて円筒板1Aを貫通するオイル排出口17から外部へ排出される。
【0015】
図2に示すように、ステータ5は、ステータコア20と、このステータコア20の周囲に巻装されるコイル30とから構成される。具体的には、スタータコア20は、所定個数(本実施の形態では12個)の分割コア21を、円環状に連ねて構成される(分割コア構造)。ステータコア20(分割コア21)は、ケース1の円筒板1A内周面に沿うリング状のバックコア部22と、このバックコア部22からステータコア20の内周側半径方向に突出するティース部23とを備える。
【0016】
各分割コア21は、バックコア部22とティース部23を構成するよう略T字型の磁性材よりなる電磁鋼板を、ロータ2の回転軸2A方向(図2の紙面に垂直方向)に所定枚数積層して形成される。隣接するティース部23の間の凹部(溝部)は、スロット25となる。コイル30は、各ティース部23に、ティース部23の端部に配置される絶縁材料のエンドプレート31を含めて集中巻きされることにより、スロット25内部に収容された状態となっている。
【0017】
前記スロット25を前記冷却ジャケット10からの冷却用のオイルを通す冷媒通路29とするために、図3に示すように、スロット25のロータ2の外周に面した開口部には、プレート40が装着される。このプレート40は、ティース部23の先端付近の両側面に設けた、軸方向に延びる突条部28Aと28Bとの間に挿入保持され、後述するように、その外側にはステータコア内周面と同一面となるように樹脂材料が充填され、樹脂層50が形成され、冷媒通路29が密封される。
【0018】
次に前記冷却ジャケット10と11を形成するために、ステータコア20の両端からその内周面の延長上に筒部14が設けられ、この筒部14はケース1の側板1B、1Cまで達して、ケース1の円筒板1Aの内周とステータコア20の両端との間に、環状の空間を区画形成している。
【0019】
前記筒部14は樹脂材料の成型加工によりステータコア20と一体的に形成されるのであるが、筒部14とステータコア20との密着性を高め、その接合面からの冷却用オイルの漏れを防ぐために、次のような構成が採用されている。
【0020】
図4は、本実施形態の第1実施例の回転電機のステータを構成する分割コア21とされたステータコア20を示し、バックコア部22とティース部23を構成するよう略T字型の磁性材からなる電磁鋼板Pを所定枚数積層して形成される。各電磁鋼板Pはティース部23先端の両側にプレート40と係合する突条部28Aと28Bを備える。各電磁鋼板Pは、また、ティース部23先端にティース部23を横断して、鋼板Pを折り曲げ、片側面に凸となり且つ反対側面で凹となる係合部51を備える。隣接する電磁鋼板Pの係合部51同士は、凸部と凹部とを嵌り合せて互いに係合し、電磁鋼板P同士の平面方向の移動を規制する。
【0021】
そして、前記電磁鋼板Pは分割コア21として積層されると、分割コア21の一方の端面では、端部の電磁鋼板Pに形成した係合部51が凸となり、分割コア21の他方の端面では、端部の電磁鋼板Pに形成した係合部51が凹となる。係合部51は、電磁鋼板Pの打ち抜き加工の前段加工において、突起と窪みを備えたプレス型による折り曲げ加工により形成でき、折り曲げ加工から打ち抜き加工へ同一型により連続的に形成することもできる。前記係合部51は、ティース部23を横断する直線状に形成することもティース部23の先端形状に沿って円弧状に形成することもできるが、円弧状に形成することが筒部14の端面へ隣接する分割コア21の係合部51と連続的に円形の係合状態となるために望ましい。
【0022】
前記筒部14は、ケース1の円筒板1A内周面に沿って所定個数の分割コア21を円環状に連ねて構成したステータコア20のティース部23間のスロット25の突条部28A、28Bに係合させてプレート40を挿入する。次いで、図5に示すように、両端を回転軸2A方向に延長したステータコア20内周側の金型61と、ステータコア20端部に端部を当接させて内周側金型61の外側に環状の成型空間を形成する外側金型62を配置する。そして、両金型61、62間に樹脂を充填することにより、充填された樹脂が、ステータコア20内周側においてスロット25の開口部のプレート40およびティース部23先端間に至って樹脂層50を形成し、外側金型62、内周側金型61間において筒部14を形成する。
【0023】
図6に示すように、形成された筒部14は、その樹脂が電磁鋼板Pに形成した係合部51の凸部を受容し、凹部に入り込む状態に夫々係合する。筒部14は、分割コア21のティース部23が存在する部分で、円弧状に断続的に電磁鋼板Pの係合部51に係合し、スロット25開口部が存在する部分で断続的に充填された樹脂層50と一体となる。従って、凸部若しくは凹部となる係合部51は、半径方向外側部分のみ、若しくは、半径方向内側部分でのみ筒部14と係合することも可能である。即ち、半径方向外側部分で係合した場合であっても、また、半径方向内側部分で係合した場合であっても、その係合が筒部14の円周の複数箇所(分割コアの数)でなされるため、筒部14の半径方向への移動を規制する。
【0024】
また、筒部14はスロット25開口の樹脂層50と一体となっているため、ケース1への組立て前においても分離することが防止され、組立て後においては、ステータコア20とケース1の側板1B若しくは1Cとで挟持されるものであるため、係合部51と筒部14との密着性は更に一層向上する。このため、図7に示す比較例のように、ステータコア20の電磁鋼板Pと筒部14とが平面で接触している場合に比較して、ステータコア20の電磁鋼板Pと筒部14とが係合部51により係合していることにより、油圧による応力や温度変化時の応力が加わるときや樹脂が経時劣化した際にも樹脂と磁性材の密着性が向上する構造であり、筒部14外方の冷却ジャケット10、11内の冷媒が漏れ出てくることを効果的に阻止できる。
【0025】
図8は、本実施形態の第2実施例の回転電機のステータを構成する分割コア21とされたステータコア20を示し、各電磁鋼板Pは、ティース部23先端にティース部23を横断して、一方で鋼板Pを折り曲げて片側面に凸となり且つ反対側面で凹となり、他方で鋼板Pを反対に折り曲げて片側面に凹となり且つ反対側面で凸となる係合部51Aを備える。隣接する電磁鋼板Pの係合部51A同士は、凸部分と凹部分とを嵌り合せて互いに係合し、電磁鋼板P同士の平面方向の移動を規制する。また、一方と他方の係合部51Aが逆向きであるため、係合部51Aに沿ってもその移動を規制する。
【0026】
そして、電磁鋼板Pは分割コア21として積層されると、分割コア21の一方の端面では、端部の電磁鋼板Pに形成した係合部51Aが一方で凸となり且つ他方で凹となり、分割コア21の他方の端面では、端部の電磁鋼板Pに形成した係合部51Aが一方で凹となり且つ他方で凸となる。係合部51Aは、同様に、電磁鋼板Pの打ち抜き加工の前段加工において、突起と窪みを備えたプレス型による折り曲げ加工により形成でき、折り曲げ加工から打ち抜き加工へ同一型により連続的に形成することもできる。また、前記係合部51Aは、ティース部23を横断する直線状に形成することもティース部23の先端形状に沿って円弧状に形成することもできるが、円弧状に形成することが筒部14の端面へ隣接する分割コア21の係合部51Aと連続的に円形の係合状態となるために望ましい。
【0027】
前記筒部14は、ケース1の円筒板1A内周面に沿って所定個数の分割コア21を円環状に連ねて構成したステータコア20のティース部23間のスロット25の突条部28A、28Bに係合させてプレート40を挿入する。次いで、図9に示すように、両端を回転軸2A方向に延長したステータコア20内周側の金型61と、ステータコア20端部に端部を当接させて内周側金型61の外側に環状の成型空間を形成する外側金型62を配置する。そして、両金型61、62間に樹脂を充填することにより、充填された樹脂が、ステータコア20内周側においてスロット25開口部のプレート40およびティース部23先端間に至って樹脂層50を形成し、外側金型62、内周側金型61間において筒部14を形成する。
【0028】
形成された筒部14は、その樹脂が電磁鋼板Pに形成した係合部51Aの凸部分を受容し、凹部分に入り込む状態に夫々係合する。筒部14は、分割コア21のティース部23が存在する部分で、円弧状に断続的に電磁鋼板Pの係合部51Aの凸部分および凹部分に係合し、スロット25開口部が存在する部分で断続的に充填された樹脂層50と一体となる。
【0029】
凹部分に係合する樹脂は筒部14から突出することとなるため、係合部51Aの凸部分に係合する樹脂のように筒部14の半径方向外側若しくは内側に薄くなりやすい部分でないため、係合強度が高くでき、また、筒部14の半径方向の厚みを薄く形成できる特徴を備える。従って、係合部51Aの凸部分と凹部分の割合を1:1に形成する場合に限定されることなく、高い係合強度を必要とするステータコア20端面側に合せて、係合強度が高い端側には凹部の割合を高くし、他方の端面には凸部分の割合を高くするようにしてもよい。
【0030】
また、凸若しくは凹の係合部51Aは、半径方向外側部分のみ、若しくは、半径方向内側部分でのみ筒部14と係合することも可能である。即ち、半径方向外側部分で係合した場合であっても、また、半径方向内側部分で係合した場合であっても、その係合が筒部14の円周の複数箇所(分割コアの数)でなされるため、筒部14の半径方向への移動を規制する。また、筒部14はスロット25開口の樹脂層50と一体となっているため、ケース1への組立て前においても分離することが防止され、組立て後においては、ステータコア20とケース1の側板1Bおよび1Cとで挟持されるものであるため、油圧による応力や温度変化時の応力が加わるときや樹脂が経時劣化した際にも樹脂と磁性材の密着性が向上する構造であり、係合部51Aと筒部14との密着性は更に一層向上する。
【0031】
図10は、本実施形態の第3実施例の回転電機のステータ5を構成する分割コア21とされたステータコア20を示し、各電磁鋼板Pは、ティース部23先端にティース部23を横断して、両側で鋼板Pを折り曲げて片側面に凸となり且つ反対側面で凹となり、中央部分で鋼板Pを反対に折り曲げて片側面に凹となり且つ反対側面で凸となる係合部51Bを備える。隣接する電磁鋼板Pの係合部51B同士は、凸部分と凹部分とを嵌り合せて互いに係合し、電磁鋼板P同士の平面方向の移動を規制する。また、両側と中央部の係合部51Bが逆向きであるため、係合部51Bに沿ってもその移動を規制する。
【0032】
そして、電磁鋼板Pは分割コア21として積層されると、分割コア21の一方の端面では、端部の電磁鋼板Pに形成した係合部51Bが両側で凸となり且つ中央部で凹となり、分割コア21の他方の端面では、端部の電磁鋼板Pに形成した係合部51Bが両側で凹となり且つ中央部で凸となる。この係合部51Bにおいても、同様に、電磁鋼板Pの打ち抜き加工の前段加工において、突起と窪みを備えたプレス型による折り曲げ加工により形成でき、折り曲げ加工から打ち抜き加工へ同一型により連続的に形成することもできる。また、前記係合部51Bは、ティース部23を横断する直線状に形成することもティース部23の先端形状に沿って円弧状に形成することもできるが、円弧状に形成することが筒部14の端面へ隣接する分割コア21の係合部51Bと連続的に円形の係合状態となるために望ましい。
【0033】
従って、係合部51Bに係合させて筒部14を第1、2実施例の要領で形成した場合には、形成された筒部14は、その樹脂が電磁鋼板Pに形成した係合部51Bの凸部分を受容し、凹部分に入り込む状態に夫々係合する。筒部14は、分割コア21のティース部23が存在する部分で、円弧状に断続的に電磁鋼板Pの係合部51Bの凸部分および凹部分に係合し、スロット25開口部が存在する部分で断続的に充填された樹脂層50と一体となる。
【0034】
凹部分に係合する樹脂は筒部14から突出することとなるため、係合部51Bの凸部分に係合する樹脂のように筒部14の半径方向外側若しくは内側に薄くなりやすい部分でないため、係合強度が高くでき、また、筒部14の半径方向の厚みを薄く形成できる特徴を備える。従って、係合部51Bの凸部分と凹部分の割合を1:1に形成する場合には、ステータコア20両端で同等の係合強度となり、高い係合強度を必要とするステータコア20端面側に合せて、係合強度が高い端側には凹部の割合を高くし、他方の端面には凸部分の割合を高くするようにしてもよい。
【0035】
また、この実施例においても、凸若しくは凹の係合部51Bは、半径方向外側部分のみ、若しくは、半径方向内側部分でのみ筒部14と係合することも可能である。即ち、半径方向外側部分で係合した場合であっても、また、半径方向内側部分で係合した場合であっても、その係合が筒部14の円周の複数箇所(分割コアの数)でなされるため、筒部14の半径方向への移動を規制する。また、筒部14はスロット25開口の樹脂層50と一体となっているため、ケース1への組立て前においても分離することが防止され、組立て後においては、ステータコア20とケース1の側板1B、1Cとで挟持されるものであるため、油圧による応力や温度変化時の応力が加わるときや樹脂が経時劣化した際にも樹脂と磁性材の密着性が向上する構造であり、係合部51Bと筒部14との密着性は更に一層向上する。
【0036】
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
【0037】
(ア)ステータコア20のスロット25にコイル30を収容し、ステータコア20内周面に開口するスロット25の開口部を閉塞してスロット25内部に冷媒通路29を形成した回転電機において、前記ステータコア20を構成する積層された磁性材集合体の端部に磁性材Pにより回転軸方向に凸部若しくは凹部からなる係合部51、51A、51Bを成形し、ステータコア20端部からステータコア20内周面に沿って突出する筒部14を前記係合部51と一体化するように樹脂成型により形成し、この筒部14の外周側に前記冷媒通路29と連通させて冷媒を導く環状空間として区画形成した。即ち、冷媒通路29と連通させて冷媒を導く環状空間を区画形成する筒部14を、ステータコア20を構成する積層された磁性材集合体の端部に磁性材Pにより回転軸方向に凸部若しくは凹部からなる係合部51に一体化するように樹脂成型により形成したため、磁性体Pと樹脂の密着性を向上させることができる。
【0038】
(イ)第1実施例においては、係合部51をステータコア20を構成する各磁性材Pに一方の側面で凸となり他方の側面で凹となる回転軸方向の突起により成形し、この磁性材Pを積層して形成するステータコア20の一方の端部の凸部および他方の端部の凹部により形成したため、ステータコア20を構成する磁性材Pを全て同じ成形型により成形でき、コストの上昇を招かない。
【0039】
(ウ)第2実施例においては、係合部51Aをステータコア20を構成する各磁性材Pに一方の側面の片側が凸となり残りの片側で凹となり、他方の側面の片側で凹となり残りの片側で凸となる回転軸方向の突起により成形し、この磁性材Pを積層して形成するステータコア20の一方の端部に形成される凸部および凹部と他方の端部に形成される凹部および凸部により形成した。このため、ステータコア20の両端の凹部に食い込む樹脂の割合が増加し、凸部の上下で薄くなり易い樹脂部分をステータコア20積層前後方向で均等に小さくすることができ、樹脂部の強度が向上したり、相対的に回転電機半径方向に薄く成形したりすることが可能となる。また、ステータコア20を構成する磁性材Pの全てを同じ成形型により成形できるので、コストの上昇を招かない。
【0040】
(エ)第3実施例においては、係合部51Bをステータコア20を構成する磁性材Pに一方の側面において中央部で凸となりその両側で凹となり、他方の側面において中央部で凹となりその両側で凸となる回転軸方向突起なより成形し、この磁性材Pを積層して形成するステータコア20の一方の端部に形成される凸部およびその両側の凹部と他方の端部に形成される凹部およびその両側の凸部により形成した。このため、磁性材Pの面に対して左右均等に応力を受けることができ強度が向上する。また、ステータコア20を構成する磁性材Pの全てを同じ成形型により成形できるので、コストの上昇を招かない。
【0041】
(オ)いずれの実施例においても、筒部14を形成する樹脂は、係合部51の回転軸半径方向の少なくとも外側若しくは係合部の回転軸半径方向の少なくとも内側と係合すればよく、即ち、半径方向外側部分で係合した場合であっても、また、半径方向内側部分で係合した場合であっても、その係合が筒部14の円周の複数箇所(分割コアの数)でなされるため、筒部14の半径方向への移動を規制する。
【0042】
(カ)また、いずれの実施例においても、筒部14を形成する樹脂は、前記係合部51の回転軸半径方向の外側と内側との両者に係合させると、その係合強度を増加させることができる。
【0043】
(第2実施形態)
図11および図12は、本発明を適用した回転電機の第2実施形態を示し、図11は第1実施例のステータコア(分割コア)の斜視図(A)およびステータコアを構成する電磁鋼板の断面図(B)、図12は第2実施例の樹脂材料による成型加工時における金型を含む断面図を夫々示す。本実施形態においては、分割コアを構成する全ての電磁鋼板に係合部を形成することに代えて、分割コアの両端側に位置する1枚ないし複数枚の電磁鋼板のみに係合部を形成するようにしたものである。なお、第1実施形態と同一部品には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
【0044】
図11は、本実施形態の第1実施例の回転電機のステータ5を構成する分割コア21とされたステータコア20を示し、分割コア21を構成する電磁鋼板Pの内の端部に位置する電磁鋼板Pのティース部23先端に、ティース部23を横断して細長い穴で形成した係合部51Cを備える。この場合、係合部51Cを構成する細長い穴は、分割コア21端部の1枚の電磁鋼板Pに設けるのみでは十分な係合深さが得られない場合には、その枚数を増加させればよい。この係合部51Cは、電磁鋼板Pの打ち抜き加工と同時に加工することができる。また、前記係合部51Cは、ティース部23を横断する直線状に形成することもティース部23の先端形状に沿って円弧状に形成することもできるが、円弧状に形成することが隣接する分割コア21の係合部51Cと連続的に円形の係合状態となるために望ましい。加えて、細長い一個の穴を設けることに代えて、複数の穴を分割して設けるようにしてもよく、このようにすると、電磁鋼板Pの強度を向上できる。
【0045】
この構成では、係合部51Cに係合させて筒部14を第1、2実施例の要領で形成した場合には、形成された筒部14は、その樹脂が電磁鋼板Pに形成した係合部51Cである穴に入り込む状態で夫々係合する。筒部14は、分割コア21のティース部23が存在する部分で、円弧状に断続的に電磁鋼板Pの係合部51Cの穴に係合し、スロット25開口部が存在する部分で断続的に充填された樹脂層50と一体となる。係合部51Cの穴に係合する樹脂は筒部14から柱状に突出することとなるため、凹部で形成した係合部51〜51Bのように筒部14から傾斜した突出部でないため、係合強度が高くでき、また、筒部14の半径方向の厚みを薄く形成できる特徴を備える。
【0046】
また、穴で形成した係合部51Cは、半径方向外側部分のみ、若しくは、半径方向内側部分でのみ筒部14と係合することも可能である。即ち、半径方向外側部分で係合した場合であっても、また、半径方向内側部分で係合した場合であっても、その係合が傾斜面でなく半径方向に直角な面でなされ、しかも、筒部14の円周の複数箇所(分割コアの数)でなされるため、筒部14の半径方向への移動を確実に規制する。また、筒部14はスロット25開口の樹脂層50と一体となっているため、ケース1への組立て前においても分離することが防止され、組立て後においては、ステータコア20とケース1の側板1B、1Cとで挟持されるものであるため、油圧による応力や温度変化時の応力が加わるときや樹脂が経時劣化した際にも樹脂と磁性材Pの密着性が向上する構造であり、係合部51Cと筒部14との密着性は更に一層向上する。
【0047】
図12は、本実施形態の第2実施例の回転電機の樹脂材料による成型加工時における金型を含むステータコア20の一部の分割コア21を示し、分割コア21を構成する電磁鋼板Pの内の端部に位置する電磁鋼板Pのティース部23先端に、ティース部23から軸方向に突出する突起で形成した係合部51Dを備える。この係合部51Dは、ティース部23を横断する端から端まで形成するのでなく、端を除いて突出するよう電磁鋼板Pの打ち抜き加工前に深絞りにより形成することができる。また、前記係合部51Dは、ティース部23を横断する直線状に突出形成することもティース部23の先端形状に沿って円弧状に突出形成することもできるが、円弧状に突出形成することが隣接する分割コア21の係合部51Dと連続的に円形の係合状態となるために望ましい。
【0048】
この構成では、係合部51Dに係合させて筒部14を第1、2実施例と同様の要領で形成した場合、形成された筒部14は、その樹脂が電磁鋼板Pに形成した係合部51Dである突起を受容する状態で夫々係合する。筒部14は、分割コア21のティース部23が存在する部分で、円弧状に断続的に電磁鋼板Pの係合部51Dの突起に係合し、スロット25開口部が存在する部分で断続的に充填された樹脂層50と一体となる。係合部51Dの突起は柱状に突出することとなるため、第1実施形態の凸部で形成した係合部51〜51Bのように傾斜した突出部分でないため、係合強度が高くできる特徴を備える。
【0049】
また、突起に形成した係合部51Dは、半径方向外側部分のみ、若しくは、半径方向内側部分でのみ筒部14と係合することも可能である。即ち、半径方向外側部分で係合した場合であっても、また、半径方向内側部分で係合した場合であっても、その係合が傾斜面でなく半径方向に直角な面でなされ、しかも、筒部14の円周の複数箇所(分割コアの数)でなされるため、筒部14の半径方向への移動を確実に規制する。また、筒部14はスロット25開口の樹脂層50と一体となっているため、ケース1への組立て前においても分離することが防止され、組立て後においては、ステータコア20とケース1の側板1B、1Cとで挟持されるものであるため、油圧による応力や温度変化時の応力が加わるときや樹脂が経時劣化した際にも樹脂と磁性材Pの密着性が向上する構造であり、係合部51Dと筒部14との密着性は更に一層向上する。
【0050】
本実施形態においては、第1実施形態における効果(ア)、(オ)、(カ)に加えて以下に記載した効果を奏することができる。
【0051】
(キ)第1実施例においては、係合部51Cは、磁性材Pを積層して形成するステータコア20の少なくとも端部の磁性材Pに形成した穴により形成したため、凹部で形成した係合部51〜51Bのように筒部14から傾斜した突出部分とならず、係合部51Cの穴に係合する樹脂は筒部14から柱状に突出することとなり、係合強度が高くでき、また、筒部14の半径方向の厚みを薄く形成できる。
【0052】
(ク)第2実施例においては、係合部51Dは、磁性材Pを積層して形成するステータコア20の少なくとも端部の磁性材Pに形成した柱状の突起により形成したため、第1実施形態の凸部で形成した係合部51〜51Bのように傾斜した突出部分でなく、柱状に突出させることができ、係合強度が高くできる。
【0053】
なお、上記各実施形態において、ステータコア20は複数の分割コア21により構成するものについて説明したが、図示はしないが、ステータコア20を複数に分割しないで一体に形成するステータコア20であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明を適用する回転電機の全体構成を示す断面図。
【図2】同じく図1のA−A線による回転電機の全体構成を示す断面図。
【図3】同じくステータコアの拡大図。
【図4】本発明の一実施形態を示す回転電機の第1実施例のステータコア(分割コア)の斜視図(A)およびステータコアを構成する電磁鋼板の断面図(B)。
【図5】第1実施例の樹脂材料による成型加工時における金型を含む断面図。
【図6】第1実施例の筒部を構成する樹脂との密着状態の断面図。
【図7】比較例の筒部の樹脂との密着状態の断面図。
【図8】第1実施形態の第2実施例のステータコア(分割コア)の斜視図(A)およびステータコアを構成する電磁鋼板の断面図(B)。
【図9】第2実施例の樹脂材料による成型加工時における金型を含む断面図。
【図10】第1実施形態の第3実施例のステータコア(分割コア)の斜視図(A)およびステータコアを構成する電磁鋼板の断面図(B)。
【図11】本発明の第2実施形態を示す回転電機の第1実施例のステータコア(分割コア)の斜視図(A)およびステータコアを構成する電磁鋼板の断面図(B)。
【図12】第2実施形態の第2実施例の樹脂材料による成型加工時における金型を含む断面図。
【符号の説明】
P 磁性材、電磁鋼板
1 ケース、
1A 円筒板
1B 側板
1C 側板
5 ステータ
14 筒部
10、11 冷却ジャケット、環状空間
20 ステータコア
23 ティース部
25 スロット
29 冷媒通路
30 コイル
31 エンドプレート
40 プレート
50 樹脂層
51、51A〜51D 係合部

Claims (8)

  1. ステータコアのティース部間のスロットにコイルを収容し、ステータコア内周面に開口するスロットの開口部を閉塞してスロット内部に冷媒通路を形成した回転電機において、
    前記ステータコアを構成する積層された磁性材集合体のティース部を構成する端部に磁性材により回転軸方向に凸部若しくは凹部からなる係合部を成形し、
    前記スロットの開口部を閉塞する樹脂層に連ねてステータコア端部からステータコア内周面に沿って突出する筒部を、ティース部が存在する部分で断続的に前記係合部に係合させると共に前記スロット開口部が存在する部分で断続的に充填された樹脂層と一体となって、ステータコアに一体化するように樹脂成型により形成し、
    この筒部の外周側に前記冷媒通路と連通させて冷媒を導く環状空間を区画形成したことを特徴とする回転電機。
  2. 前記係合部は、前記ステータコアを構成する各磁性材に一方の側面で凸となり他方の側面で凹となる回転軸方向の突起を成形し、この磁性材を積層して形成するステータコアの一方の端部の凸部および他方の端部の凹部により形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記係合部は、前記ステータコアを構成する各磁性材に一方の側面の片側が凸となり残りの片側で凹となり、他方の側面の片側で凹となり残りの片側で凸となる回転軸方向の突起を成形し、この磁性材を積層して形成するステータコアの一方の端部に形成される凸部および凹部と他方の端部に形成される凹部および凸部により形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  4. 前記係合部は、前記ステータコアを構成する磁性材に一方の側面において中央部で凸となりその両側で凹となり、他方の側面において中央部で凹となりその両側で凸となる回転軸方向突起を成形し、この磁性材を積層して形成するステータコアの一方の端部に形成される凸部およびその両側の凹部と他方の端部に形成される凹部およびその両側の凸部により形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  5. 前記係合部は、磁性材を積層して形成するステータコアの少なくとも端部の磁性材に形成した穴により形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  6. 前記係合部は、磁性材を積層して形成するステータコアの少なくとも端部の磁性材に形成した柱状の突起により形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  7. 筒部を形成する樹脂は、前記係合部の回転軸半径方向の少なくとも外側若しくは係合部の回転軸半径方向の少なくとも内側と係合していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一つに記載の回転電機。
  8. 筒部を形成する樹脂は、前記係合部の回転軸半径方向の外側と内側との両者に係合していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一つに記載の回転電機。
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