JPH0946941A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH0946941A
JPH0946941A JP7198528A JP19852895A JPH0946941A JP H0946941 A JPH0946941 A JP H0946941A JP 7198528 A JP7198528 A JP 7198528A JP 19852895 A JP19852895 A JP 19852895A JP H0946941 A JPH0946941 A JP H0946941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
winding core
winding
core
salient poles
Prior art date
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Pending
Application number
JP7198528A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Fujinaka
広康 藤中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7198528A priority Critical patent/JPH0946941A/ja
Publication of JPH0946941A publication Critical patent/JPH0946941A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は情報機器あるいは、映像・音響機器
などに使用されるモータに関して、機器における占有体
積が少なく、なおかつ低消費電流で、高速回転,高出力
という相反するいくつかの特性を同時に実現するモータ
を提供することを目的とする。 【構成】 磁性材料からなる巻線コアを有し、前記巻線
コア外周部に設けられた、前記巻線コアと磁気回路を構
成する永久磁石とを有する周対向型モータにおいて、巻
線コアをコア突極のうち隣り合わない複数の突極を内周
部分で結合した複数のコアにて構成することにより小
型,高出力,低消費電流で、なおかつ高速回転が可能な
モータを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報機器あるいは映像・
音響機器などに使用されるモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、モータは情報機器あるいは映像・
音響機器の小型化,薄型化にともない小型にて低消費電
流のものが求められている。
【0003】また、最近はさらに機器の高速化,高機能
化にともない高速回転,高出力などの要求も高まりつつ
ある。
【0004】以下に従来のモータについて説明する。図
7は従来のモータのステータ巻線の構造を示すものであ
る。従来のステータ巻線は単一のコアに巻線処理をほど
こした構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、機器の小型化が進みモータに対する占有体
積の縮小、さらに低消費電流,高速回転,高出力などの
特性が要求されるようになってきた今日、第一に従来の
ように単一のコアにて構成した場合、巻線時に隣りの突
極が邪魔となるため整列巻きなどの高占積率の巻線が難
しく、また隣り合う巻線の間には、巻線ノズルなどを用
いコイル線を通すための隙間が必ず必要となり、体積効
率を悪化させるという問題点を有していた。
【0006】第二に従来のようにモータのトルク定数が
変化しない場合、モータの特性は(数1)のように一義
的に決定してしまうため、低消費電流と高速回転は両立
しないという問題点を有していた。
【0007】
【数1】
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、機器における占有体積が少なく、なおかつ低消費電
流で、高速回転,高出力という相反するいくつかの特性
を同時に実現するモータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモータは、第一に巻線コアを、コア突極のう
ち隣り合わない複数の突極を内周部分で結合した複数の
コアにて構成したという特徴を有している。
【0010】第二にブラシレスモータにおいて、ロータ
の位置検出の出力に対して、一定の遅延時間をもたせた
上で、ステータ巻線に対して通電を行うという特徴を有
している。
【0011】
【作用】第一の構成によって、巻線コアの巻線処理後に
コアを組み合わせることによりスロット内の巻線占積率
を極限にまで高めることが可能となるため、モータの体
積効率を大幅にアップすることが可能となり、モータの
小型化,高出力化が可能となる。また同時に、コアは複
数極が一体に成形されているので巻線が容易であると同
時に、各極ごとに分割した場合よりも精度,強度が確保
でき組立も容易である。
【0012】また第二の構成により、低速回転時は遅延
時間は通電タイミングに対して小さいのでほぼ通常の特
性が得られ、また高速回転時には遅延時間は通電タイミ
ングに対して無視できなくなるため、通電タイミングが
遅れモータのトルク定数が下がった状態になる。モータ
の無負荷回転数はトルク定数にほぼ反比例するため、モ
ータの無負荷回転数を上昇させることができる。つま
り、元のモータ特性として低消費電流タイプのモータを
選ぶことにより、低消費電流でかつ高速回転が可能なモ
ータとすることができる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第一の実施例におけるコア
の構成を示した図である。図1において、コアでは6つ
の突極のうち、隣り合わない2極を内周部分で結合した
3組のコアにて構成している。これらのコアを分割した
状態で巻線処理を行うことにより、従来は隣りの極が邪
魔となり困難であった整列巻線などの高占積率の巻線が
容易となると同時に、従来は巻線をするため必ず必要で
あった隣りのコイルとの隙間の部分にまでコイルを巻き
込むことが可能となり、コイルの占積率を大幅にアップ
することができる。この結果モータの体積効率が向上し
小型化,高出力化が可能となる。
【0015】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0016】図2は本発明の第2の実施例におけるコア
の構成を示した図である。図2において、コアでは6つ
の突極のうち、隣り合わない3極を内周部分で結合した
同一形状の2組のコアにて構成している。コアを同一形
状とすることにより、コアを製造する設備は一種類だけ
で済み、コスト面で有利となると同時に寸法の安定度に
おいても有利である。
【0017】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0018】図3は本発明の第3の実施例におけるステ
ータ巻線の構成を示した図である。図3において、コア
では3相巻線の6つの突極のうち、モータ通電相の1相
分に当たる2極を一体に成形している。巻線時には端末
線は巻始めと巻終わりの2本だけとなり特別な線処理の
必要がなく、結線も容易となる。
【0019】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0020】図4は本発明の第4の実施例におけるブラ
シレスモータの駆動回路の概要を示した図である。図4
において、回路ではロータの位置を検出するホール素子
の出力に対して遅延回路を経由し、一定時間遅れた信号
を元に通電回路により、コイルに通電を行っている。
【0021】図5は、本発明の第4の実施例における駆
動回路を用いた場合の誘起電圧を示した図である。図5
(a)のように低速時は遅延時間はコイルの通電タイミ
ングに対して短いため、ほぼ通常と同じ状態で駆動され
る。しかし、高速回転時は図5(b)のように遅延時間
はコイルの通電タイミングに対して無視できない大きさ
となり、通電タイミングが遅れた状態で通電される。通
電タイミングが遅れるとモータのトルク定数が下がり、
結果としてさらに回転数が上がる。
【0022】図6は本発明の第4の実施例におけるモー
タの特性カーブを示した図である。図6において、本発
明のモータでは起動時のトルク,電流はそのままに、低
負荷時の回転数を上昇させることが可能となることが分
かる。つまり、元のモータ特性として低消費電流タイプ
のモータを選ぶことにより、低消費電流でかつ高速回転
が可能なモータとすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、巻線コアをコア
突極のうち隣り合わない複数の突極を内周部分で結合し
た複数のコアにて構成することにより、モータの体積効
率を大幅にアップすることが可能となり、モータの小型
化,高出力化が可能となる。
【0024】また、位置検出回路と通電回路の間に遅延
時間を設けることにより、低消費電流でかつ高速回転が
可能なモータとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるコアの構造図
【図2】本発明の第2の実施例におけるコアの構造図
【図3】本発明の第3の実施例におけるステータ巻線の
構造図
【図4】本発明の第4の実施例における駆動回路の概要
【図5】本発明の第4の実施例のモータの通電波形図
【図6】本発明の第4の実施例におけるモータ特性図
【図7】従来のステータ巻線の構成図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性材料からなる巻線コアを有し、前記巻
    線コア外周部に設けられた、前記巻線コアと磁気回路を
    構成する永久磁石とを有する周対向型モータにおいて、
    巻線コアを、コア突極のうち隣り合わない複数の突極を
    内周部分で結合した複数のコアにて構成したことを特徴
    とするモータ。
  2. 【請求項2】巻線コアを同じ形状の複数のコアにて構成
    したことを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】巻線コアは、モータ通電相の1相分に当た
    る突極を全て一体に成形したことを特徴とする請求項1
    記載のモータ。
  4. 【請求項4】巻線処理をほどこしたステータと、回転自
    在に保持されたロータと、前記ロータに固定された2n
    極の着磁を有する永久磁石と、前記ロータの位置を検出
    するための素子ないし検出回路と、この信号をもとにス
    テータ巻線に通電を行う回路を有するブラシレスモータ
    において、 前記ロータ位置検出の出力に対して、一定の遅延時間を
    もたせた上で、ステータ巻線に対して通電を行うことを
    特徴とするブラシレスモータ。
JP7198528A 1995-08-03 1995-08-03 モータ Pending JPH0946941A (ja)

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