JPH10309052A - スター巻線方式一体形ステータ及びその製造方法とこれを用いたブラシレスdcモータ - Google Patents

スター巻線方式一体形ステータ及びその製造方法とこれを用いたブラシレスdcモータ

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JPH10309052A
JPH10309052A JP10033214A JP3321498A JPH10309052A JP H10309052 A JPH10309052 A JP H10309052A JP 10033214 A JP10033214 A JP 10033214A JP 3321498 A JP3321498 A JP 3321498A JP H10309052 A JPH10309052 A JP H10309052A
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coil
coils
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star
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JP10033214A
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Kim Byunkyu
ビュンキュウ・キム
Jone Kim
ジョーン・キム
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Amotron Co Ltd
Yuyu Inc
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Amotron Co Ltd
Yuyu Inc
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ステータが2コイルスター巻線方式の一体形で
構成され、2相電波駆動方式で駆動され、2相にトルク
リプルを抑制すると同時に構造が極めて簡単であり、不
要なコイルの損失を除去して低廉な費用で製造できるス
ター巻線方式一体形ステータ及びその製造方法とこれを
用いたBLDCモータを提供すること。 【解決手段】本発明はそれぞれ多数の突起部が多数の凹
溝部からなるスター形状に巻き付けられ、互いに所定の
位相差をおいて配置された第1及び第2ステータコイル
11,13と、前記第1及び第2ステータコイルをその
内に埋め込んで互いに絶縁させて支持するための環状支
持体から構成されることを特徴とする2相全波駆動方式
ステータを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スター巻線方式一
体形ステータ及びその製造方法とこれを用いたブラシレ
スDCモータに係り、特に、ステータが2コイルスター
巻線方式の一体形で構成され、2相全波駆動方式で駆動
され、2相にトルクリプルを抑制すると同時に構造が極
めて簡単であり、不要なコイルの損失を除去して低廉な
費用で製造できるスター巻線方式一体形ステータ及びそ
の製造方法とこれを用いたブラシレスDCモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブラシレス(以下、BLと略す)DCモ
ータは、ステータコアをもっているか否かによって分類
すると、一般に、コップ(円筒)構造のコア形(または
ラジアル形)とコアレス形(またはアキシャル形)とに
分けられる。
【0003】コア形構造のBLDCモータは、内周部に
設けられた多数の突起に電磁石構造をもつためにコイル
が巻き取られた円筒形のステータと円筒形の永久磁石か
らなるロータで構成された内部磁石形と、或いはステー
タが外周部に設けられた多数の突起に上/下方向にコイ
ルが巻き取られており、その外部に多極着磁された円筒
形の永久磁石からロータが構成された外部磁石形とに分
類される。
【0004】このようなコア形BLDCモータは、磁気
回路が軸を中心としてラジアル方向に対称である構造を
もっているので、振動性ノイズが少なく、低速回転に適
し、良好なトルクを有する長所をもっている反面、ステ
ータ制作時に継鉄(yoke)の材料損失が大きく、量産時
に設備投資費用が高いという短所をもっている。また、
ステータ及びロータの構造が複雑であり、薄型化が不利
であり、高効率化に難しさがあり、コギング(cogging
)トルクが発生するという問題点がある。
【0005】一方、かかるコア形BLDCモータの短所
を改善するために提案された従来のコアレス形BLDC
モータは、環状磁石とヨークからなるロータが回転軸に
固定結合され、印刷回路基板(以下、PCBと略す)に
多数のステータコイルが巻き付けられているステータに
ペアリングを通して回転軸が結合された構造を取ってい
る。
【0006】前記コアレス形BLDCモータは、多数セ
ットの磁石が一体形になっているロータとその下側に配
置された多数セットの電磁気力を発生するステータコイ
ルからなるステータとの間に軸方向と同じ方向をもつ上
/下方向の磁気回路が形成されるので、ステータの吸引
力または反発力とステータの不均一な着磁に起因してベ
アリングの間に緩衝ばねを挿入させても軸方向の振動が
構造的に大きく発生する。
【0007】また、この軸方向の振動は、モータ装着回
転駆動時に全体システムの共振を誘発して回転騒音を増
加させる。従って、高速回転時にモータ全体の効率は損
失の無い関係で良好である反面、回転騒音に振動性騒音
が合成されて異常音を誘発することがある。
【0008】その結果、コア形BLDCモータに比べて
材料損失を最小化することができ、量産性が良好であ
り、薄型化及び小型化が可能であって低価格及び高効率
化を図ることができるが、回転時に軸方向振動で騒音発
生が大きいという致命的な欠点をもっている。
【0009】そこで本出願人は、1996年1月18日
付けで韓国特許出願第96−976号及び第96−97
7号として、ロータ回転時に発生する軸方向振動を互い
に相殺すると同時に、トルクを2倍以上増加させること
のできるダブルロータ/ステータ方式のコアレス形BL
DCモータを提案している。
【0010】例えば、前記特許出願第96−977号で
提案されたコアレス形BLDCモータは、多数セットの
N極とS極の磁石が交互に配置されたディスク形第1及
び第2ロータと、前記ロータの中央にブッシングを通し
て結合された回転軸と、前記回転軸を回転可能に支持す
る左/右側ケースと、それぞれ前記第1及び第2ロータ
の間に所定の間隙をおいて設置され、前記第1及び第2
ロータに相互反対方向の電磁気力を印加するために多数
のボビンレスステータコイルを備えた第1及び第2ステ
ータとから構成されている。
【0011】前記先出願では、第1及び第2ダブルロー
タの中間にそれぞれ多数の巻き付けられたステータコイ
ルがPCB左右側に実装されたダブルステータ構造をも
っており、全体的にステータ及びロータ回転軸に対して
対称構造の磁気回路を形成する。
【0012】この場合、対応する第1及び第2ステータ
のステータコイルは、第1及び第2回転ロータの対応す
る各磁石を相互吸引するか、或いは相互反発にコイルの
巻線方向と電流流れ方向が設定されている。従って、第
1及び第2ロータは第1及び第2ステータによって相互
反対方向の同じサイズの吸引力または反発力を受け、各
ステータによって第1及び第2ロータに作用する吸引力
または反発力は相互相殺されるので、ロータの軸方向振
動は最小化される。
【0013】一方、本出願人は、前記対称構造のダブル
ロータ/ステータ方式のコアレス形BLDCモータのス
テータをインサートモールディングによる単一体から構
成して、耐久性と生産費の節減を図ることのできる改良
発明を、韓国特許出願第96−18767号(199
6.5.30)として提案している。
【0014】前記BLDCモータにおいては、図7
(A)に示すように、上部/下部ケース71A,71B
の中間にステータ51の外周部67が上/下に延設さ
れ、該外周部67がこれらケース71A,71B間に結
合されて、円筒形ケースを形成している。
【0015】前記ステータ51の上/下部では、所定の
エアギャップをおいて磁石分割多極配置構造をもつ上部
ロータ73Aと下部ロータ73Bが中央部のブッシング
75A,75Bを通して回転軸77に固定結合されてい
る。
【0016】前記各ロータ73A,73Bは、8個の磁
石81A,81B、即ち4個のディスク形N極磁石と4
個のディスク形S極磁石が交互に、非磁性体、例えばP
ET、ナイロン66またはPBTからなり、ブッシング
75A,75Bと一体に形成された支持体79によって
それらの円周部が支持され、背面に環状の磁石ヨーク8
3A,83Bが一体に取り付けられて8個の磁石81に
対する磁気回路が形成された構造である。
【0017】前記8個の磁石81A,82Bとステータ
アセンブリ51の角形コイル55との間の相互配置関係
は、図7(B)に示すように、斜線ハッチングを付して
示すようなディスク形磁石81A,81Bが、角形ボビ
ン53の扇形貫通孔65、即ち角形コイル55の貫通孔
65に対向して配置された構造である。
【0018】一方、前記上部ロータ73Aの磁石ヨーク
83Aの上側には、ホール素子位置検出用補助磁石85
が取り付けられており、この磁石85は、上部ケース7
1Aの内周部に固定設置されたコントロールPCB87
のホール素子89と対向配置されている。また、コント
ロールPCB87の一側辺には、ステータ51の上部端
子63Aが押入結合される雌コネクタ91が設置されて
いる。
【0019】前記上部ケース71Aと下部ケース71B
の中央部には、上/下部ベアリング93A,93Bが固
定設置されており、このベアリング93A,93Bを通
してロータ73A,73Bの回転軸77が回転可能に支
持されている。
【0020】図7(A)中の参照番号95は間隔を維持
するためのブッシングであり、97は上部/下部ケース
71A,71Bを固定させるための固定スクリュー(ボ
ルト)である。
【0021】一方、前記ステータ51は、図8(A)及
び(B)に示すように、プラスチック角形ボビン53に
コイル55が角形で巻き取られており、このような6個
の角形ボビンコイル55がインサートモールディング
(insert molding)方式でコイルに対する相互結線がな
されるようにする補助PCB57と共に樹脂絶縁材料に
よってディスク形態に成形される。
【0022】ここで、補助PCB57とステータボディ
59の中央には貫通孔61が形成されており、ステータ
ボディ59の一側辺にはコントロールPCB87との電
気的連結のための上部端子63Aと、多段積層構造を採
用する場合に、他の段のステータとの相互電気的連結の
ための下部端子63Bとが埋込形成されている。
【0023】このようなボビンコイル55は別途の専用
巻線器を使用せず、プラスチック角形ボビン53を使用
して自動化の容易な一般単軸及び多軸巻線器で巻き取る
ことができ、巻取りに用いられるコイルは従来のような
ボンディングワイヤではなく、これよりも25%〜50
%程度コストの安い一般絶縁銅線を使用することができ
る。
【0024】前記構造ではステータ51を単一体で構成
されると同時にボビン53を用いてコイル55を巻取り
/組立することができるため、高い生産性と低廉な製造
費用を実現することができ、コイル55間にも確実な絶
縁がなされ、防湿、振動吸収性及び耐食性にも優れてお
り、全体的なモータの支持強度が増加して耐久性が向上
することができる。
【0025】しかも、前記ボビンコイルの代わりにボビ
ンレスコイルを使用してインサートモールディング方式
でステータを一体に成形した場合には、ボビンの厚さだ
けエアギャップを減らすことができ、鎖交磁束密度の増
加によってモータの出力をさらに増強することができ
る。
【0026】ところが、前記従来のモータでは、図9
(A)に示すような扇形の巻線コイルLを多数個使用し
ており、3相全波駆動方式では、図10(A)及び
(B)に示すようにステータコイルL1〜L6の数が6
または9個であり、出力トランジスタTR1〜TR6の
数が6個であり、ロータの位置を検出するための位置セ
ンサ(ホール素子)H1〜H3の数が3個から構成され
ている。
【0027】また、2相全波駆動方式では、図9(B)
及び(C)に示すように、ステータコイルL1〜L8が
4,8または12であり、出力トランジスタTR1〜T
R8が4,6または8個であり、位置センサH1,H2
の数が2個である。
【0028】前記事項をまとめると、下記の表1の通り
である。
【0029】
【表1】
【0030】前記表1のように、従来では、ステータを
形成する時、補助PCBを用いて3相の場合には6個の
コイル(L1〜L6)(図10(A),(B)及び図8
(A),(B)参照)、2相の場合には8個のコイル
(L1〜L8)(図9(B),(C)参照)の端子を相
互連結し、インサートモールディングさせて製作してい
た。従って、多数のコイルを予備結線しなくてはならな
いことによる生産性の低下とコスト上昇要因を改善する
必要があった。
【0031】また、同一サイズをもつモータで最大の出
力を得るためには、一般に、ロータの磁石極数を増加さ
せることによりトルクを増加させているが、この場合に
は、コイル数量が同時に増加することになるので、経済
性の無い改善策になった。
【0032】一方、図9(A)に示すような従来のアキ
シャル形BLDCモータにおいて、コイルLは駆動時に
ロータの磁石(図7(B)の81A,81B)と作用し
てトルクを発生させる導体部分が、回転軸即ち中心から
放射状に伸びた線と平行な部分LA,LCであり、約1
/3に当たる残部即ち垂直交差部分LB,LDはただコ
イルLの形状を保つのに必要な部分でしかないので、こ
れら垂直交差部分LB,LDは全体モータの損失部分で
ある。
【0033】従って、前記のようなロータのトルクに作
用しない垂直交差部分を最小限に減らすことが要求され
ている。しかも、前記コイルの素材は一般絶縁銅線より
1.5〜2倍程度高価なボンディングワイヤであり、そ
のようなボンディングワイヤを使用しないコイル構造が
要望されている。
【0034】また、前記表1のように、一般に、2相全
波方式が3相全波方式に比べてトルクリプルの面で不利
であり、出力トランジスタの数が相対的に多いという短
所があるが、駆動回路が3相駆動方式に比べて経済的で
あり、設計の自由度において多くの長所をもっていると
知られている。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はこの
ような従来の技術の問題点を解決するためのもので、そ
の目的は、ステータが2コイルスター巻線方式の一体形
で構成され、2相全波駆動方式で駆動され、2相にトル
クリプルを抑制すると同時に構造が極めて簡単であり、
不要なコイルの損失を除去して低廉な費用で製造できる
スター巻線方式一体形ステータ及びその製造方法とこれ
を用いたBLDCモータを提供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、それぞれ多数の突起部が多数の凹溝部か
らなるスター形状に巻き付けられ、互いに所定の位相差
をおいて配置された第1及び第2ステータコイルと、前
記第1及び第2ステータコイルをその内に埋め込んで互
いに絶縁させて支持するための環状支持体から構成され
ることを特徴とするスター巻線方式一体形ステータを提
供する。
【0037】前記各ステータコイルは、4個の突起部と
4個の凹溝部から構成され、前記第1及び第2ステータ
コイルの間には下記の式(1)で決定される位相差θを
もって位置設定される。
【0038】 θ=360/2P±360/P …(1) (ここで、Pはロータの磁極数である)
【0039】また、本発明によれば、それぞれ多数の突
起部と多数の凹溝部からなるスター形状に巻き付けら
れ、互いに所定の位相差θをおいて配置された第1及び
第2ステータコイルから構成されるステータと、前記ス
テータと軸方向に所定のエアギャップをおいて軸に支持
された少なくとも一つのディスク形多極ロータと、互い
に前記第1及び第2ステータコイル間の位相差と同一の
位相差をもち、前記ステータに配置されて前記回転する
ロータの磁極を検出するための第1及び第2位置検出手
段と、前記第1及び第2位置検出手段の磁極検出に応じ
て前記第1及び第2ステータコイルを駆動させるための
駆動制御手段から構成され、前記位相差はθ=360/
2P±360/P(ここで、Pはロータの磁極数であ
る)で設定されることを特徴とするBLDCモータを提
供する。
【0040】前記第1及び第2ステータコイルは環状支
持体に埋込固定されており、前記ステータによって回転
するロータは軸方向にステータを中間において両側に配
置されたダブルロータから構成されることができる。
【0041】前記駆動制御手段は、それぞれベースに前
記磁極検出による駆動信号が印加される一対のPNP形
第1及び第3トランジスタと、それぞれベースに前記磁
極検出による駆動信号が印加され、コレクタがそれぞれ
前記第1及び第3トランジスタのコレクタに互いに共通
連結された一対のNPN形第2及び第4トランジスタ
と、駆動電源の印加される前記第1及び第3トランジス
タの共通エミッタと接地との間に直列接続された一対の
第1及び第2キャパシタから構成され、前記第1及び第
2キャパシタの接続点と第1及び第3トランジスタの共
通コレクタとの間に前記第1ステータコイルが接続さ
れ、前記第1及び第2キャパシタの接続点と第2及び第
4トランジスタの共通コレクタとの間に前記第2ステー
タコイルが接続される。
【0042】しかも、前記駆動制御手段は、前記磁極検
出に応じて第1ステータコイルを駆動するための4個の
第1トランジスタグループと、前記磁極検出に応じて第
2ステータコイルを駆動するための4個の第2トランジ
スタグループとから構成されることも可能である。
【0043】一方、別の本発明によれば、前記一体形ス
テータは一般絶縁コイルを一般巻線器によって環状に予
備巻線する段階と、前記環状のコイルをスター形状に成
形して一対のステータコイルを設ける段階と、その後樹
脂を用いて上部面と下部面にそれぞれスター形状の第1
及び第2凹溝がロータの磁極数に関連した位相差をもつ
コイルホルダを成形する段階と、前記第1及び第2凹溝
にそれぞれ一個の第1または第2コイルを挿入して樹脂
モールディングさせ、コイルホルダと一体化させる段階
とから構成される製造工程によって製造されることがで
きる。
【0044】前述したように、本発明では、例えば2相
全波方式で駆動されるステータがスター形状に巻き付け
られた上部及び下部コイルをロータの磁極数による所定
の位相角差をおいて配置して一体に成形させて製作され
るので、コイルの損失とトルクリプルを最小化させるこ
とができ、且つコイルの素材として一般絶縁ワイヤを使
用して一般巻線器で巻線及び成形が可能であって、材料
費節減と巻線設備の新しい投資が不要であり、構造が簡
単であって組立生産性が著しく増加する。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0046】図1(A)は本発明による2相全波駆動方
式のスター巻線構造をもつステータの平面図、図1
(B)は図1(A)中のA−A線断面図、図2は8極ロ
ータとステータコイルとの間の配置関係を示す説明図、
図3は図2のステータコイルと8極界磁石との展開図、
図4は本発明による2相2コイル方式ステータに対する
4トランジスタ方式駆動回路図、図5は12極ロータと
ステータコイルとの間の配置関係を示す説明図、図6
(A)は図5のステータコイルと12極界磁石との展開
図、図6(B)は本発明による2相2コイル方式ステー
タに対する8トランジスタ方式駆動回路図である。
【0047】まず、図1(A)及び(B)を参照する
と、本発明の2相2コイル方式ステータは、樹脂からな
るコイルホルダ9の上部面1と下部面3に形成されたス
ター形状の凹溝5,7に、スター形状に巻き付けられた
上部及び下部コイルL1,L2(11,13)が埋め込
まれ、中央部に貫通孔14の設けられた構造をもつ。
【0048】前記上部及び下部コイル11,13はそれ
ぞれ90°間隔をもつ4個の突起部と4個の凹溝部をも
つ一種のスター形状になされ、上部及び下部コイル1
1,13間の位相差θは、下記式(1)のような値をも
つように設定される。
【0049】 θ=360°/2P±360°/P …(1) (ここで、Pはロータの磁極数である)
【0050】また、この場合にロータの位置を検出する
ためにホール素子からなる位置センサH1,H2(1
5,17)も、それらの間に前記式(1)と同じ角度の
位相差θをもつように位置設定されている。
【0051】前記2コイル一体形ステータの製造工程は
次のように行われる。
【0052】まず、一般絶縁コイルを一般巻線器によっ
て環状に予備巻線した後、予備巻線された環状のコイル
をスター形状に成形して一対のステータコイル11,1
3を設ける。
【0053】その後、樹脂を使用して、上部面1及び下
部面3にそれぞれスター形状の凹溝5,7が前記式
(1)で決定される位相差θをもつようなコイルホルダ
9を成形する。
【0054】次に、前記凹溝5,7にそれぞれ一個のコ
イル11,13を挿入してエポキシモールディングまた
はインサートモールディングさせてコイルホルダ9と一
体化させる。
【0055】しかも、この場合に、環状に予備巻線され
たコイルを、スター形状に成形することなく、直ちにス
ター形状の凹溝5,7をもつコイルホルダ9に挿入する
ことによって、成形工程を省略することができる。ま
た、スター形状に成形されたステータコイル11,13
を、コイルホルダ9を使用せず、インサートモールディ
ング方式で製作することも勿論可能である。
【0056】次に、このように構成された本発明による
ステータの作用を、図2及び図3を参照して詳細に説明
する。
【0057】図2は、8極ロータを採用した場合のロー
タとステータコイルとの間の配置関係を示す説明図であ
り、図3は、図2で本発明のステータを8極ロータと組
み合わせてBLDCモータを構成する場合のロータの回
転動作を説明するための4角ステータコイルと8極界磁
石との展開図であり、図4は、本発明による2相2コイ
ル方式ステータに対する4トランジスタ方式駆動回路図
である。
【0058】図2に示したステータコイル11,13
は、8極ロータ20に結合されるので、ステータコイル
11,13の間には前記式(1)より位相差θが±2
2.5°,±67.5の中のいずれか一つの角度に設定
されることができ、本実施の形態は22.5°に設定さ
れたことを例として説明する。また、位置センサH1,
H2(15,17)の間の位相差θも前記ステータコイ
ルL1,L2(11,13)の間の位相差θと同一に2
2.5°に設定される。
【0059】このようにステータに対する駆動回路は、
図4のように、単一駆動電源VM として4個の出力トラ
ンジスタTR11〜TR14を使用して構成されること
ができる。
【0060】この場合、第1及び第2トランジスタTR
11,TR12の共通コレクタAと第3及び第4トラン
ジスタTR13,TR14の共通コレクタCとの間にス
テータコイルL1,L2の一側端子が連結され、コイル
L1,L2の連結部Bと電源VM 及び接地との間にはそ
れぞれキャパシタC1,C2が連結されている。ここ
で、各トランジスタTR11〜TR14のエミッタとコ
レクタとの間に接続されたダイオードD1,D2は、ト
ランジスタ保護用で採用されたものである。
【0061】前記8極ロータ、2相、2コイルステー
タ、4出力トランジスタによってモータが構成される場
合、駆動条件は下記の表2の通りである。
【0062】
【表2】
【0063】前記表2のようにトランジスタ駆動条件が
設定される場合、例えば0°の場合を説明すると、位置
センサH1はN極を検出し、位置センサH2は磁極と磁
極との間に位置しているので、いずれの極性も検出する
ことができない。
【0064】この場合、ロータ20が一側方向、例えば
図3の左方向Mに回転トルクを受けるようにするために
は、位置センサH1,H2がN極を検出すると、コイル
L1は接続点Bから接続点Aへ電流が流れ、コイルL2
は接続点Bから接続点Cへ電流が流れるようにし、前記
と逆にS極を検出する場合には、それぞれ前記と反対方
向にコイルに電流が流れるようにトランジスタを駆動す
ることが必要である。
【0065】前記位置センサH1,H2とトランジスタ
TR11〜TR14の入力端子であるベースとの間に
は、図示していない論理回路が挿入されているため、前
記表2のようにトランジスタがオン状態となるようにす
る。
【0066】即ち、位置センサH1がN極を検出する場
合、トランジスタTR12のみがオン状態となるように
制御信号が印加され、キャパシタC2に充填されていた
電荷の放電電流がコイルL1とトランジスタTR12を
通して接地へ流れる。次に、ロータが22.5°回転し
た場合は、位置センサH2が全てN極を検出するように
なってトランジスタTR14が駆動され、前記表2のよ
うな方向にコイルL2に電流が流れる。このような方式
で、位置素子H1,H2がロータの磁極を検出すること
によって、コイルL1,L2に流れる電流の方向が決定
される。
【0067】このように、回転するロータ20の磁極検
出によってステータコイルL1,L2を通して流れる電
流の方向が変更されると、ロータはフレミングの左手法
則によって力を受け、この場合にロータ20は図3の左
方向にトルクが発生して移動する。
【0068】本発明では、ロータ20の回転トルクを発
生する磁束と交差するステータコイル11,13の直線
導体部分が、従来の扇形形状のボビンレスコイルと比較
してほぼ相互同一であると言えるが、コイルの形状を保
つのに必要な曲線部分が従来と比較して約1/3程度減
る。
【0069】また、本発明のスター巻線構造のステータ
では、価格の低廉な一般ワイヤを使用して一般な巻線器
によってステータコイルの製作がなされることができ、
樹脂からなるコイルホルダ9の両側面に埋込成形される
ので、全体的に耐振動性及び耐湿性、絶縁性を持ちなが
ら只2個の巻線コイルを使用するので、コイリング作業
とコイルの結線作業が容易であり、生産性が大きく向上
する。
【0070】しかも、4トランジスタによってステータ
の駆動が可能であり、8トランジスタ駆動方式に比べて
費用節減を図ることができる。
【0071】また、従来の扇形形状のコイルをもつモー
タと比較して、本発明のスター巻線構造モータでは、コ
イルが4個の三角突起形状を成しているため、トルクリ
プルのサイズが扇形形状のコイルに比べて相対的に小さ
くなる長所ももっている。
【0072】一方、図5及び図6(A)を参照すると、
図5は12極ロータを採用した場合のロータとステータ
コイルとの間の配置関係を示す説明図であり、図6
(A)は図5で本発明のステータを12極ロータと組み
合わせてBLDCモータを構成する場合、ロータの回転
動作を説明するための6角ステータコイルと12極界磁
石との展開図である。
【0073】図5に示したステータコイル22,24
は、12極ロータ26に結合されるので、ステータコイ
ル22,24の間には前記式(1)より位相差θは±1
5°,±45°,±75°の中のいずれか一つの角度に
設定されることができ、本実施の形態はその中から15
°に設定されたことを例として説明する。また、位置セ
ンサH1,H2(28,30)の間の位相差θも前記ス
テータコイルL1,L2(22,24)の間の位相差θ
と同一に15°に設定される。
【0074】このようなステータに対する駆動回路は、
図4のように単一駆動電源VM として4個の出力トラン
ジスタTR11〜TR14を使用して構成されることが
できる。この場合、第1及び第2ステータコイルL1,
L2はトランジスタTR11,TR12の共通コレクタ
AとトランジスタTR13,TR14の共通コレクタC
との間に直列接続されており、第1及び第2ステータコ
イルL1,L2間の接続点Bと電源VM 及び接続点Bと
接地との間にそれぞれ第1及び第2キャパシタC1,C
2とトランジスタ保護用ダイオードD1,D2が連結さ
れている。
【0075】前記12極ロータ、2相、2コイルステー
タ、4出力トランジスタによってモータが構成される場
合、駆動条件は下記の表3の通りである。
【0076】
【表3】
【0077】前記表3のようにトランジスタ駆動条件が
設定される場合、例えば0°の場合を説明すると、位置
センサH1はN極を検出し、位置センサH2は磁極と磁
極との間に位置しているので、いずれの極性も検出する
ことができなくなる。
【0078】この場合、ロータ26が一側方向、例えば
図6(A)の左方向Mに回転トルクを受けるようにする
ためには、コイル及び位置素子の位相差が15°なの
で、位置センサH1,H2がN極を検出すると、コイル
L1は接続点Bから接続点Aに電流が流れ、コイルL2
は接続点Cから接続点Bへ電流が流れるようにし、前記
と逆にS極を検出する場合は、それぞれ前記と反対方向
にコイルに電流が流れるようにトランジスタを駆動する
ことが必要である。
【0079】従って、位置センサH1がN極を検出する
場合、トランジスタTR12のみがオン状態となるよう
に制御信号が印加され、キャパシタC2に充填されてい
た電荷の放電電流がコイルL1とトランジスタTR12
を通して接地へ流れる。次に、ロータが7.5°だけ回
転した場合は、位置センサH1,H2がN極を検出する
ようになって、トランジスタTR12,TR13が駆動
され、前記表3のような方向にコイルL2に電流が流れ
る。このような方式で位置センサH1,H2がロータの
磁極を検出することによってコイルL1,L2に流れる
電流の方向が決定される。
【0080】このように、回転するロータ26の磁極検
出によってステータコイルL1,L22を通して流れる
電流の方向が変更されると、ロータ26は、図6(A)
の左側方向にトルクが発生して移動する。
【0081】上述したように、本発明ではステータコイ
ルと組合せ可能なロータの構造が前記式(1)を満足す
る条件で多様になされることができ、従来の2相全波駆
動方式で例えば6極4コイル、12極8コイル及び18
極12コイルの場合に制限されることに比較する時、設
計の自由度が高くなる。
【0082】しかも、本発明においては、図6(B)に
示すような周知の方式で8トランジスタを使用してステ
ータコイルL1,L2を駆動させることも勿論可能であ
る。
【0083】この場合には、ステータコイルL1を駆動
するための4出力トランジスタTR1〜TR4と、ステ
ータコイルL2を駆動するための4出力トランジスタT
R5〜TR8でそれぞれ相互交番させて2個ずつのトラ
ンジスタをオンさせることにより、コイルL1,L2に
流れる電流の方向を制御することができる。例えば、ト
ランジスタTR1,TR4を選択的に駆動させると、コ
イルL1には、図中の矢印D方向に電流が流れる。
【0084】前記の説明では説明の便宜上、単一のロー
タとステータ構造をもつ例を挙げたが、図7(A)に示
したダブルロータ/単一ステータ方式のBLDCモータ
にそのまま適用が容易になされることができる。
【0085】また、前記実施の形態においては、ロータ
が磁極分割多極着磁構造をもつ場合を例として説明した
が、これに限定されず、前記図7(A)に示すような磁
石分割多極配置構造をもつのも勿論可能である。
【0086】しかも、前記例では2相2コイル構造のス
テータを説明したが、同一設計方式を適用して当分野で
通常の知識を有する者が3相3コイル構造のスター巻線
構造をもつステータを構成することができる。即ち、前
記実施の形態のロータにスター巻線構造のコイルをイン
サートモールディングによって2コイルと所定の位相差
をもつように一体に成形することにより実現されること
ができる。
【0087】また、前記実施の形態においては各ステー
タコイルが4つ及び6つの突起部をもつスター形状にな
されたことを例としたが、本発明はこれに限定されず、
3つ以上の突起部をもつスター形状に構成することも当
業者によってなされることができる。
【0088】以上、本発明を特定の好ましい実施の形態
を例として挙げて説明したが、本発明は前記実施の形態
に限定されず、本発明の精神を逸脱しない範囲内で当該
発明の属する技術分野で通常の知識を有する者によって
多様な変更と修正が可能なことは勿論である。
【0089】
【発明の効果】前述したように、本発明では、例えば2
相全波方式で駆動されるステータがスター形状に巻き付
けられた上部及び下部コイルをロータの磁極数による所
定の位相角差をおいて配置して一体に成形させて製作さ
れるので、コイルの損失とトルクリプルを最小化させる
ことができ、且つコイルの素材として一般絶縁ワイヤを
使用して一般巻線器で巻線及び成形が可能であって、材
料費節減と巻線設備の新しい投資が不要であり、構造が
簡単であって組立生産性が著しく増加する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の適用された2相全波駆動方式の
スター巻線構造をもつステータの平面図であり、(B)
は(A)中のA−A線断面図である。
【図2】8極ロータとステータコイルとの間の配置関係
を示す説明図である。
【図3】図2のステータコイルと8極界磁石との展開図
である。
【図4】本発明による2相2コイル方式ステータに対す
る4トランジスタ方式駆動回路図である。
【図5】12極ロータとステータコイルとの間の配置関
係を示す説明図である。
【図6】(A)は図5のステータコイルと12極界磁石
との展開図であり、(B)は本発明による2相2コイル
方式ステータに対する8トランジスタ方式駆動回路図で
ある。
【図7】(A)は従来の一体形ステータを用いたダブル
ロータ/単一ステータ方式のコアレス形BLDCモータ
構造を示す一部切断軸方向断面図であり、(B)は
(A)に示したステータコイルとロータ磁石との間の配
置関係を示す説明図である。
【図8】(A)は図7(A)に示したステータの平面図
であり、(B)は(A)中のB−B線断面図である。
【図9】(A)は従来のステータコイルの拡大図であ
り、(B)及び(C)はそれぞれ従来の2相全波駆動方
式のステータコイルの配置図及び駆動回路図である。
【図10】(A)及び(B)はそれぞれ従来の3相全波
駆動方式のステータコイルの配置図及び駆動回路図であ
る。
【符号の説明】
1 上部面 3 下部面 5,7 凹溝 9 コイルホルダー 11(L1) 上部コイル 13(L2) 下部コイル 14 貫通孔 15,28(H1) 位置センサ 17,30 位置センサ 20,26 ロータ 22,24 ステータコイル TR1〜TR8,TR11〜TR14 トランジスタ C1,C2 キャパシタ D1,D2 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビュンキュウ・キム 大韓民国、ソウル、カンナム − グ、ア プグジュン − ドン 434、シンヒュン デー・アパートメント 123−202 (72)発明者 ジョーン・キム 大韓民国、ソウル、ソーデームン − グ、ホンジェ − ドン 331、ヒュンデ ー・アパートメント 101−107

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ多数の突起部と多数の凹溝部か
    らなるスター形状に巻き付けられ、互いに所定の位相差
    をおいて配置された第1及び第2ステータコイルと、 前記第1及び第2ステータコイルをその内に埋め込んで
    互いに絶縁させて支持するための環状支持体と、 から構成されることを特徴とするスター巻線方式一体形
    ステータ。
  2. 【請求項2】 前記各ステータコイルは、4個の突起部
    と4個の凹溝部とから構成され、 前記第1及び第2ステータコイルの間に、 θ=360/2P±360/P (ここで、Pはロータの磁極数である)で決定される位
    相差θをもって、前記第1及び第2ステータコイルが位
    置設定されることを特徴とする請求項1に記載のスター
    巻線方式一体形ステータ。
  3. 【請求項3】 前記ステータは、アキシャル形ブラシレ
    スDCモータに用いられることを特徴とする請求項1に
    記載のスター巻線方式一体形ステータ。
  4. 【請求項4】 それぞれ多数の突起部と多数の凹溝部と
    からなるスター形状に巻き付けられ、互いに所定の位相
    差θをおいて配置された第1及び第2ステータコイルか
    ら構成されたステータと、 回転可能にケースに支持された軸と、 前記ステータと軸方向に所定のエアギャップを置いて前
    記軸に支持された少なくとも一つのディスク形多極ロー
    タと、 互いに前記第1及び第2ステータコイル間の位相差と同
    一の位相差をもち、前記ステータに配置されて前記回転
    するロータの磁極を検出するための第1及び第2位置検
    出手段と、 前記第1及び第2位置検出手段の磁極検出に応じて前記
    第1及び第2ステータコイルを駆動させるための駆動制
    御手段と、 から構成され、 前記位相差(θ)は、 θ=360/2P±360/P (ここで、Pはロータの磁極数である)で設定されるこ
    とを特徴とするブラシレスDCモータ。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2ステータコイルは、環
    状支持体に埋込固定されることを特徴とする請求項4に
    記載のブラシレスDCモータ。
  6. 【請求項6】 前記ステータによって回転するロータ
    は、軸方向にステータを中間において両側に配置された
    ダブルロータから構成されることを特徴とする請求項4
    に記載のブラシレスDCモータ。
  7. 【請求項7】 前記駆動制御手段は、それぞれベースに
    前記磁極検出による駆動信号が印加される一対のPNP
    形第1及び第3トランジスタと、 それぞれベースに前記磁極検出による駆動信号が印加さ
    れ、コレクタがそれぞれ前記第1及び第3トランジスタ
    のコレクタに前記共通連結された一対のNPN形第2及
    び第4トランジスタと、 駆動電源の印加される前記第1及び第3トランジスタの
    共通エミッタと接地との間に直列接続された一対の第1
    及び第2キャパシタと、 から構成され、 前記第1及び第2キャパシタの接続点と第1及び第3ト
    ランジスタの共通コレクタとの間に前記第1ステータコ
    イルが接続され、前記第1及び第2キャパシタの接続点
    と第2及び第4トランジスタの共通コレクタとの間に前
    記第2ステータコイルが接続されることを特徴とする請
    求項4に記載のブラシレスDCモータ。
  8. 【請求項8】 前記駆動制御手段は、前記磁極検出に応
    じて第1ステータコイルを駆動するための4個の第1ト
    ランジスタグループと、前記磁極検出に応じて第2ステ
    ータコイルを駆動するための4個の第2トランジスタグ
    ループとから構成されることを特徴とする請求項4に記
    載のブラシレスDCモータ。
  9. 【請求項9】 前記ステータとロータを軸方向に少なく
    とも1段以上さらに含むことを特徴とする請求項4に記
    載のブラシレスDCモータ。
  10. 【請求項10】 一般絶縁コイルを一般巻線器によって
    環状に予備巻線した後、スター形状に成形して一対のス
    テータコイルを設ける段階と、 その後、樹脂を用いて、上部面と下部面にそれぞれスタ
    ー形状の第1及び第2凹溝がロータの磁極数に関連した
    位相差をもつようなコイルホルダを成形する段階と、 次に、前記第1及び第2凹溝にそれぞれ一個の第1また
    は第2コイルを挿入して樹脂モールディングさせ、コイ
    ルホルダと一体化させる段階と、 から構成されることを特徴とするスター巻線方式一体形
    ステータの製造方法。
JP10033214A 1997-02-17 1998-02-16 スター巻線方式一体形ステータ及びその製造方法とこれを用いたブラシレスdcモータ Pending JPH10309052A (ja)

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