JPH094569A - 内接歯車ポンプ - Google Patents

内接歯車ポンプ

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JPH094569A
JPH094569A JP17432695A JP17432695A JPH094569A JP H094569 A JPH094569 A JP H094569A JP 17432695 A JP17432695 A JP 17432695A JP 17432695 A JP17432695 A JP 17432695A JP H094569 A JPH094569 A JP H094569A
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JP
Japan
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maximum volume
space
internal gear
volume space
gear
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JP17432695A
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Katsunori Ishikawa
勝則 石河
Haruhiko Shibata
春彦 柴田
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Toyooki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyooki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転においてキャビテーションの発生を
抑制し得るようにした内接歯車ポンプを提供する。 【構成】 吸入ポート12の最大容積空間9側端部に最
大容積空間9に近づくにつれて周方向へ深さを浅くする
スロープ部14を設け、スロープ部14には径方向外方
から径方向内方へ向けて漸次深さを深くする傾斜面15
を有し、傾斜面15はその傾斜角度を最大容積空間9に
近づくにつれて漸減する形状に形成する。これにより、
最大容積空間9に流入する液体は遠心力の作用に抗して
径方向内方に位置する外歯歯車6の歯底に流入し易くな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプ本体内に、内歯
を有する内歯歯車と外歯を有する外歯歯車とを内接噛合
するよう相互に偏心して回転自在に設け、両歯車の回転
に伴い液体を吸入吐出する内接歯車ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の内接歯車ポンプは実開昭
62−26588号公報に示される如きものがある。こ
のものは、吸入ポート(同公報においては、これを吸込
ポートと称している。)に、両歯車が最深に噛合う位置
と対向する位置に両歯車間に形成した最大容積空間(同
公報においては、これを閉切部と称している。)に近づ
くにつれて浅くなるよう、吸入ポートの深さを変化させ
たスロープ部を設け、両歯車の回転に伴い、吸入ポート
から吸入ポートに接続した両歯車間に形成の膨張域空間
を経て最大容積空間に液体を流入し易くしてキャビテー
ションの発生を抑制して設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる構成
の内接歯車ポンプでは、両歯車を高速回転すると、吸入
ポートから膨張域空間を経て最大容積空間に流入する液
体が、遠心力の作用により径方向の外方に位置する内歯
歯車の歯底に流入し易く、径方向の内方に位置する外歯
歯車の歯底に流入しにくいため、この外歯歯車の歯底に
液体が十分に流入されずに気泡が生じ、高速回転におい
てはキャビテーションが発生してしまう問題点があっ
た。本発明は、かかる問題点を解決するもので、高速回
転においてキャビテーションの発生を抑制し得るように
した内接歯車ポンプを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明では、ポンプ本体内に内歯を有する内歯歯車と外歯を
有する外歯歯車とを内接噛合するよう相互に偏心して回
転自在に設け、内歯歯車と外歯歯車とが最深に噛合う位
置と対向する位置に内歯歯車と外歯歯車間に最大容積空
間を形成し、最大容積空間の周方向両端側に対向する膨
張域空間と収縮域空間とを形成し、両歯車の回転に伴い
液体を吸入吐出するよう膨張域空間と収縮域空間とをそ
れぞれ両歯車の側面が摺接するポンプ本体の摺接面に開
口する液体の吸入ポートと吐出ポートに接続して設け、
吸入ポートの最大容積空間側端部には最大容積空間に近
づくにつれて周方向へ深さを浅くするスロープ部を設
け、スロープ部には径方向外方から径方向内方へ向けて
漸次深さを深くする傾斜面を有し、傾斜面はその傾斜角
度を最大容積空間に近づくにつれて漸減する形状に形成
して成る。
【0005】また、請求項2の発明では、ポンプ本体内
に内歯を有する内歯歯車と外歯を有する外歯歯車とを内
接噛合するよう相互に偏心して回転自在に設け、内歯歯
車と外歯歯車とが最深に噛合う位置と対向する位置に両
歯車の歯先が摺接する略三日月状の仕切片を配置し、仕
切片の外側面と内歯歯車の歯溝及び仕切片の内側面と外
歯歯車の歯溝とで最大容積空間を形成し、最大容積空間
の周方向両端側に対向する膨張域空間と収縮域空間とを
形成し、両歯車の回転に伴い液体を吸入吐出するよう膨
張域空間と収縮域空間とをそれぞれ両歯車の側面が摺接
するポンプ本体の摺接面に開口する液体の吸入ポートと
吐出ポートに接続して設け、吸入ポートの最大容積空間
側端部には最大容積空間に近づくにつれて周方向へ深さ
を浅くするスロープ部を設け、スロープ部には径方向外
方から径方向内方へ向けて漸次深さを深くする傾斜面を
有し、傾斜面はその傾斜角度を最大容積空間に近づくに
つれて漸減する形状に形成して成る。
【0006】
【作用】かかる請求項1の発明の構成において、両歯車
を回転すると、吸入ポートより吸入した液体が膨張域空
間を経て最大容積空間に流入し、収縮域空間を経て吐出
ポートより吐出する。そして、吸入ポートのスロープ部
により押し上げられて最大容積空間に流入し易くした液
体は、スロープ部の傾斜面により径方向内方へ向けて押
される。このため、最大容積空間に流入する液体は遠心
力の作用に抗して径方向内方に位置する外歯歯車の歯底
に流入し易くなり、高速回転においてキャビテーション
の発生を抑制することができる。
【0007】また、請求項2の発明の構成において、両
歯車を回転すると、吸入ポートより吸入した液体が膨張
域空間を経て仕切片の外側面と内歯歯車の歯溝及び仕切
片の内側面と外歯歯車の歯溝とで形成した最大容積空間
に流入し、収縮域空間を経て吐出ポートより吐出する。
そして、吸入ポートのスロープ部により押し上げられて
最大容積空間に流入し易くした液体は、スロープ部の傾
斜面により径方向内方へ向けて押される。このため、仕
切片の外側面と内歯歯車の歯溝及び仕切片の内側面と外
歯歯車の歯溝とで形成した最大容積空間に流入する液体
は遠心力の作用に抗して仕切片の内側面と外歯歯車の歯
溝で形成した最大容積空間の径方向内方に位置する外歯
歯車の歯底に流入し易くなり、高速回転においてキャビ
テーションの発生を抑制することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1ないし図3は、請求項1の発明による内接
歯車ポンプの一実施例を示し、1はポンプ本体で、一側
面より穿設した有底の孔2へ回転自在に9個の内歯3を
有する内歯歯車4を収装すると共に、内歯3の歯数より
1個少ない8個の外歯5を有する外歯歯車6を内歯歯車
4と内接噛合するよう偏心して孔2へ回転自在に収装
し、両歯車4、6の側面がポンプ本体1の摺接面1Aと
摺接している。7は孔2の開口を閉塞する蓋部材で、ポ
ンプ本体1に着脱自在に固設している。8は外歯歯車6
を回転する駆動軸で、周方向へ対向して設けた凹部8A
に外歯歯車6に周方向へ対向して設けた凸部6Aを嵌合
して外歯歯車6と結合している。
【0009】9は最大容積空間で、内歯歯車4と外歯歯
車6とが最深に噛合う位置と対向する位置に内歯歯車4
と外歯歯車6間に2個の内歯3と2個の外歯5により取
り囲んで形成し、最大容積空間9の周方向両端側には膨
張域空間10と収縮域空間11とを対向して形成してい
る。膨張域空間10と収縮域空間11は両歯車4、6の
回転に伴い液体を吸入吐出するようそれぞれ液体の吸入
ポート12と吐出ポート13に接続して設け、両ポート
12、13はそれぞれ半円弧状に形成し周方向に対向し
て両歯車4、6の側面が摺接するポンプ本体1の摺接面
1Aに開口している。そして、吸入ポート12は外周を
内歯歯車4の歯底円直径より僅かに大きく設けると共
に、内周を外歯歯車6の歯底円直径と略同等に設けてい
る。また、吐出ポート13は外周を内歯歯車4の歯底円
直径と略同等に設けると共に、内周を外歯歯車6の歯底
円直径と略同等に設けている。
【0010】14は吸入ポート12の最大容積空間9側
端部に設けたスロープ部で、最大容積空間9に近づくに
つれて周方向へ深さを浅く形成している。スロープ部1
4には径方向外方から径方向内方へ向けて漸次深さを深
くする傾斜面15を有し、傾斜面15はその傾斜角度X
を最大容積空間9に近づくにつれて漸減する形状に形成
している。そして、スロープ部14の最大容積空間9側
の最先端は、最大容積空間9の側面に沿うよう二股状に
形成している。尚、蓋部材7にもポンプ本体1に設けた
吸入ポート12、吐出ポート13、スロープ部14、傾
斜面15と同一形状の吸入ポート12A、吐出ポート
(図示せず)、スロープ部14A、傾斜面15Aを両歯
車4、6を介しての対称位置に形成している。
【0011】次にかかる構成の作動を説明する。駆動軸
8を図1の左方向に回転駆動すると、外歯歯車6は外歯
5が内歯歯車4の内歯3と内接噛合しているため、内歯
歯車4を左方向に回転し、吸入ポート12、12Aの液
体を膨張域空間10を経て最大容積空間9に流入し、収
縮域空間11を経て吐出ポート13より吐出する。そし
て、駆動軸8の回転駆動の停止によりポンプ作動は停止
する。
【0012】かかる作動で、吸入ポート12、12Aの
液体はスロープ部14、14Aにより押されて最大容積
空間9に流入し易くなり、この流入し易くなる液体は傾
斜面15、15Aにより径方向内方へ向けて押されるた
め、両歯車4、6の回転により発生する遠心力の作用に
抗して径方向内方に位置する外歯歯車6の歯底(図1に
Cで示す個所)に流入し易くでき、高速回転において、
キャビテーションの発生を抑制することができ、キャビ
テーションの発生により生じる気泡が収縮域空間11で
押しつぶされることに起因する騒音を低減することがで
きる。また、高速回転においてキャビテーションの発生
を抑制するのに、吸入ポート12のスロープ部14に傾
斜面15を有することで良く、傾斜面15はスロープ部
14とともに形成することができ、格別に部品点数を増
加することなくできて構成を複雑にすることなくでき
る。
【0013】尚、本実施例では、ポンプ本体1に設けた
吸入ポート12、吐出ポート13、スロープ部14、傾
斜面15と両歯車4、6を介しての対称位置に吸入ポー
ト12A、吐出ポート、スロープ部14A、傾斜面15
Aを蓋部材7に設けたが、蓋部材7に設けた、吸入ポー
ト12A、吐出ポート、スロープ部14A、傾斜面15
Aは必要に応じて適宜省略しても良いことは勿論であ
る。
【0014】図4は請求項2の発明による内接歯車ポン
プの一実施例を示し、図1ないし図3に示した請求項1
の発明による一実施例と同一個所には同符号を付して説
明を省略し、異なる個所についてのみ説明する。ポンプ
本体1の孔2には、11個の内歯16を有する内歯歯車
17を回転自在に収装すると共に、内歯16の歯数より
2個少ない9個の外歯18を有する外歯歯車19を内歯
歯車17と内接噛合するよう偏心して回転自在に収装し
ている。外歯歯車19を回転する駆動軸20は、二面幅
で外歯歯車19と結合している。内歯歯車17と外歯歯
車19とが最深に噛合う位置と対向する位置にポンプ本
体1に一体形成の略三日月状の仕切片21を配置し、仕
切片21は外側面と内側面に両歯車17、19の歯先が
それぞれ密に摺接するよう外側面を内歯歯車17の歯先
円直径と同等に設けると共に、内側面を外歯歯車19の
歯先円直径と同等に設けている。そして、仕切片21の
外側面と内歯歯車17の歯溝及び仕切片21の内側面と
外歯歯車19の歯溝とで最大容積空間22を形成してい
る。
【0015】最大容積空間22の周方向両端側には、膨
張域空間23と収縮域空間24とを対向して形成し、膨
張域空間23と収縮域空間24は両歯車17、19の回
転に伴い液体を吸入吐出するようそれぞれ液体の吸入ポ
ート25と吐出ポート26に接続して設け、両ポート2
5、26はその最大容積空間22側の最先端をそれぞれ
仕切片21の周方向両端に位置し、請求項1の発明によ
る一実施例と同様に半円弧状に形成してポンプ本体1の
摺接面に開口している。また、吸入ポート25の最大容
積空間22側端部には、最大容積空間22に近づくにつ
れて周方向へ深さを浅く形成したスロープ部27を設
け、スロープ部27には径方向外方から径方向内方へ向
けて漸次深さを深くする傾斜面28を有し、傾斜面28
はその傾斜角度を最大容積空間22に近づくにつれて漸
減する形状に形成している。
【0016】作動は、駆動軸20を図4の左方向に回転
駆動すると、両歯車17、19が回転して吸入ポート2
5の液体を膨張域空間23を経て最大容積空間22に流
入し、収縮域空間24を経て吐出ポート26より吐出
し、駆動軸20の回転駆動の停止によりポンプ作動は停
止する。そして、吸入ポート25の液体はスロープ部2
7により押されて最大容積空間22に流入し易くなり、
この流入し易くなる液体は傾斜面28により径方向内方
へ向けて押されるため、両歯車17、19の回転により
発生する遠心力の作用に抗して径方向内方に位置する外
歯歯車19の歯底(図4にCで示す個所)に流入し易く
でき、高速回転において、キャビテーションの発生を抑
制することができ、請求項1の発明による一実施例と同
様に、騒音を低減することができ、また、傾斜面28は
スロープ部27とともに形成することができ、格別に部
品点数を増加することなくできて構成を複雑にすること
なくできる作用効果を有する。
【0017】図5は、図1に示す請求項1の発明による
一実施例に相当する内接歯車ポンプとスロープ部のみを
設けた従来例に相当する内接歯車ポンプとの性能比較を
示したもので、内歯歯車4と外歯歯車6の歯形のモジュ
ールm=7.92、内歯3の歯数を9個、外歯5の歯数
を8個、押しのけ容積を15.8cc/revの諸元と
した内接歯車ポンプで、回転数の増大に対する理論吐出
量はDで示されるが、従来例に相当するものではEで示
すように5300rpmでキャビテーションの発生に起
因する吸入不良により吐出量が頭打ち状態となった。こ
れに対し請求項1の発明による一実施例に相当するもの
では、このような状態はFで示すように5800rpm
まで認められなかった。
【0018】
【発明の効果】このように請求項1及び請求項2の発明
による内接歯車ポンプでは、吸入ポートの最大容積空間
側端部には最大容積空間に近づくにつれて周方向へ深さ
を浅くするスロープ部を設け、スロープ部には径方向外
方から径方向内方へ向けて漸次深さを深くする傾斜面を
有し、傾斜面はその傾斜角度を最大容積空間に近づくに
つれて漸減する形状に形成しているため、高速回転にお
いてキャビテーションの発生を抑制することができ、キ
ャビテーションの発生により生じる気泡が押しつぶされ
ることに起因する騒音を低減することができる。また、
高速回転においてキャビテーションの発生を抑制するの
に、吸入ポートのスロープ部に傾斜面を有することで良
く、格別に部品点数を増加することなくできて構成を複
雑にすることなくできる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明による内接歯車ポンプの一実施
例を示した断面図である。
【図2】図1の線A−Aに沿った断面図である。
【図3】図1の線B−Bに沿った断面図である。
【図4】請求項2の発明による内接歯車ポンプの一実施
例を示した断面図である。
【図5】内接歯車ポンプの性能を比較したグラフ図であ
る。
【符号の説明】
1ポンプ本体 1A摺接面 3、16内歯 4、17内歯歯車 5、18外歯 6、19外歯歯車 9、22最大容積空間 10、23膨張域空間 11、24収縮域空間 12、25吸入ポート 13、26吐出ポート 14、27スロープ部 15、28傾斜面 X傾斜角度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ本体内に内歯を有する内歯歯車と
    外歯を有する外歯歯車とを内接噛合するよう相互に偏心
    して回転自在に設け、内歯歯車と外歯歯車とが最深に噛
    合う位置と対向する位置に内歯歯車と外歯歯車間に最大
    容積空間を形成し、最大容積空間の周方向両端側に対向
    する膨張域空間と収縮域空間とを形成し、両歯車の回転
    に伴い液体を吸入吐出するよう膨張域空間と収縮域空間
    とをそれぞれ両歯車の側面が摺接するポンプ本体の摺接
    面に開口する液体の吸入ポートと吐出ポートに接続して
    設け、吸入ポートの最大容積空間側端部には最大容積空
    間に近づくにつれて周方向へ深さを浅くするスロープ部
    を設け、スロープ部には径方向外方から径方向内方へ向
    けて漸次深さを深くする傾斜面を有し、傾斜面はその傾
    斜角度を最大容積空間に近づくにつれて漸減する形状に
    形成して成る内接歯車ポンプ。
  2. 【請求項2】 ポンプ本体内に内歯を有する内歯歯車と
    外歯を有する外歯歯車とを内接噛合するよう相互に偏心
    して回転自在に設け、内歯歯車と外歯歯車とが最深に噛
    合う位置と対向する位置に両歯車の歯先が摺接する略三
    日月状の仕切片を配置し、仕切片の外側面と内歯歯車の
    歯溝及び仕切片の内側面と外歯歯車の歯溝とで最大容積
    空間を形成し、最大容積空間の周方向両端側に対向する
    膨張域空間と収縮域空間とを形成し、両歯車の回転に伴
    い液体を吸入吐出するよう膨張域空間と収縮域空間とを
    それぞれ両歯車の側面が摺接するポンプ本体の摺接面に
    開口する液体の吸入ポートと吐出ポートに接続して設
    け、吸入ポートの最大容積空間側端部には最大容積空間
    に近づくにつれて周方向へ深さを浅くするスロープ部を
    設け、スロープ部には径方向外方から径方向内方へ向け
    て漸次深さを深くする傾斜面を有し、傾斜面はその傾斜
    角度を最大容積空間に近づくにつれて漸減する形状に形
    成して成る内接歯車ポンプ。
JP17432695A 1995-06-16 1995-06-16 内接歯車ポンプ Pending JPH094569A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003048580A1 (fr) * 2001-12-03 2003-06-12 Aisin Aw Co., Ltd. Pompe a engrenages
JP2008240652A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Matsushita Electric Works Ltd ベーンポンプ
US9581156B2 (en) 2012-08-28 2017-02-28 Aisin Aw Co., Ltd. Gear pump including an inner rotor having a plurality of teeth
KR101876071B1 (ko) * 2016-10-31 2018-07-06 현대 파워텍 주식회사 자동변속기의 토크 컨버터 허브와 오일 펌프 기어의 연결 구조

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