JPH0943139A - オンライン偏光計 - Google Patents

オンライン偏光計

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Publication number
JPH0943139A
JPH0943139A JP19327095A JP19327095A JPH0943139A JP H0943139 A JPH0943139 A JP H0943139A JP 19327095 A JP19327095 A JP 19327095A JP 19327095 A JP19327095 A JP 19327095A JP H0943139 A JPH0943139 A JP H0943139A
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JP
Japan
Prior art keywords
polarization
inspection light
polarizer
light
analyzer
Prior art date
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Pending
Application number
JP19327095A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiro Takahata
重弘 高畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】精度の高い複屈折検査を可能にする。 【解決手段】測定対象Sを挟んで対向配置された一対の
コリメータレンズ2A,2Bと、偏光方位を一にしてコ
リメータレンズ2A,2Bの共役点それぞれに配置され
た偏光子7および検光子8からなり、かつ検出偏光方位
毎に設けられた偏光光学系3と、検査光を偏光子7を介
して測定対象Sに供給する光源4と、光源4と偏光子7
との間に設けられて、検査光が測定対象S上で焦点を結
ぶように作用するコンデンサレンズ5とを有して、検査
光を測定対象S上の同一領域Aを通過させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルムとい
った光学的用途に用いられるプラスチックフィルムとか
プラスチック板に複屈折が生じたかどうか、また、複屈
折の程度はどのようなものであるかを測定する際に用い
られるオンライン偏光計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、写真フィルムといった光学的用
途に用いられるプラスチックフィルムとかプラスチック
板(以下、プラスチック薄材と称す)においては光学的
に異方性があるかどうかを検査する必要がある。そのた
め、これらプラスチック薄材に発生する複屈折の程度を
測定することによって光学的異方性を検査していた。こ
のような複屈折の測定においては従来から図2に示すオ
ンライン偏光計50が用いられていた。
【0003】従来のオンライン偏光計50は、光源51
と、コンデンサレンズ52と、偏光光学系53と、検出
器54とを備えている。コンデンサレンズ52は光源5
1で発生させた検査光を平行光に変換して偏光光学系5
3に与えている。偏光光学系53は検出偏光方位毎に複
数(図では2系)設けられている。各偏光光学系53は
偏光方位を一にした偏光子55および検光子56からな
っており、これら偏光子55および検光子56は測定対
象(例えば、プラスチック薄材)Sを挟んで対向配置さ
れている。検出器54は検光子56を透過した検査光を
測定している。
【0004】このように構成された従来のオンライン偏
光計50は、次のようにして測定対象Sの複屈折を測定
している。すなわち、光源51が発した検査光をコンデ
ンサレンズ52を介して各偏光光学系53の偏光子55
に与える。偏光光学系53では与えられた検査光を偏光
子55で所定の偏光方位に偏光させたうえで、測定対象
Sに投射する。測定対象Sに投射された偏光検査光は測
定対象Sを透過したのち検光子56に達し、ここで、所
定の偏光方位(偏光子55と同一の偏光方位)の検査光
だけが検光子56を通過して検出器56に達する。検出
器56は入力した検査光の強さに応じた信号レベルの検
出信号を出力する。
【0005】オンライン偏光計50は、各偏光光学系5
3に対応して設けられた検出器54の検出信号を比較す
ることで、検査光が偏光方位によってどの程度測定対象
Sを透過するかを測定しており、さらには、その測定結
果から、測定対象Sの複屈折の程度を検査している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来のオンライン偏光計50には、各検
出器54の検出信号が測定対象Sの同一領域を通過した
検査光を基にした信号ではなく、別々の領域を通過した
検査光を基にした検出信号とならざるを得ず、そのため
に精度の高い複屈折検査が行えないという問題があっ
た。
【0007】すなわち、各偏光光学系53は、測定対象
Sを挟んで対向配置された偏光子55と検光子56とか
らなっており、これら偏光子55、検光子56は測定対
象Sに対して直交する方向に沿って対向配置されてい
る。そのため、各偏光光学系53を同一の光軸上に沿っ
て配置することができずに、別々の光軸に沿って配置し
ていた。
【0008】このような理由により、各検出器54には
測定対象S上の別々の領域を通過した偏光検査光が入射
せざるを得ず、これでは、検出器54の検出信号を基に
した複屈折検査を精度の高いものとすることができなか
った。
【0009】したがって、本発明においては、精度の高
い複屈折検査を行うことのできるオンライン偏光計を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明においては、測定対象を挟んで対向配
置された一対のコリメータレンズと、偏光方位を一にし
て前記コリメータレンズの共役点それぞれに配置された
偏光子および検光子からなり、かつ検出偏光方位毎に設
けられた偏光光学系と、検査光を前記偏光子を介して測
定対象に供給する光源と、前記光源と前記偏光子との間
に設けられて、検査光が測定対象上で焦点を結ぶように
作用するコンデンサレンズとを有することに特徴を有し
ている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1を参照して詳細に説明する。
【0012】このオンライン偏光計1は、一対のコリメ
ータレンズ2A,2Bと、偏光光学系3と、光源4と、
コンデンサレンズ5と、検出器6とを備えている。
【0013】コリメータレンズ2A、2Bは測定対象S
(例えばプラスチック薄材)を挟んで対向配置されてい
る。
【0014】偏光光学系3は偏光方位を一にした偏光子
7と検光子8との対からなっており、これら偏光子7と
検光子8とはコリメータレンズ2A,2Bに対して共役
となる点にそれぞれ配置されている。このように構成さ
れた偏光光学系3が検出偏光方位毎に複数(図1では2
系)設けられている。
【0015】光源4はキセノンランプ、水銀灯、ハロゲ
ンランプ等からなっており、測定対象Sに対して偏光子
6より外側位置に配置されている。コンデンサレンズ5
は光源4と偏光子7との間に配置されており、光源4が
発した検査光を測定対象Sに向かって集光させて測定対
象S上で焦点Fを結ぶように作用している。
【0016】検出器6は検光子8が通過させた検査光の
光強度を測定するセンサであって各偏光光学系3に対応
して設けられている。このように構成された検出器6は
測定対象Sに対して検光子8より外側に配置されてい
る。
【0017】次に、このオンライン偏光計1を用いた検
出対象Sの複屈折の測定を説明する。
【0018】光源4から放射された検査光はコンデンサ
レンズ5で集光されたのち、各偏光子7に達する。各偏
光子7は互いに異なる検出偏光方位を有しており、各偏
光子7に達した検査光は偏光子7それぞれの検出偏光方
位を有する検査光だけが透過する。
【0019】各偏光子7を透過した偏光検査光は、コリ
メータレンズ2Aに達する。各偏光子7はコリメータレ
ンズ2Aに対して共役となる位置に配置されているの
で、コリメータレンズ2Aに達した偏光検査光は平行光
となって測定対象Sに投射される。このとき、コンデン
サレンズ5は偏光検査光を測定対象S上で焦点Fを結ぶ
ように作用するので、各偏光子7を透過した偏光検査光
は、測定対象S上において焦点Fを中心とした同一の領
域Aに投射されることになる。
【0020】測定対象S上の同一領域Aに投射された各
偏光検査光は測定対象Sを透過した後、コリメータレン
ズ2Bに達し、このコリメータレンズ2Bを通過するこ
とで集光される。コリメータレンズ2Bで集光された各
偏光検査光は、コリメータレンズ2Bに対して共役とな
る点に配置された検光子6の位置で集光してそれぞれの
検光子6に入射する。各検光子6は対応する偏光子7と
の同一の偏光方位を有しているので、各検光子8に入射
した光は、偏光子7と同一の偏光方位を有する光である
偏光検査光のみが透過されて、それ以外の偏光方位を有
するノイズ光が除去される。
【0021】検光子8によってノイズ光を除去された偏
光検査光は対応する検出器6に入射される。検出器6は
入射された偏光検査光の光強度に応じた検出信号を発生
させる。各検出器6の検出信号は、後段の信号処理回路
(図示省略)に入力されて、互いに比較される。そし
て、各検出器6の検出信号レベルがそれぞれ同一である
場合は、偏光検査光の偏光方位を違わせても、測定対象
Sを透過する光量に変化がなく、したがって、測定対象
Sに複屈折が発生していないと判断する。一方、各検出
器6の検出信号レベルが不揃いである場合は、偏光検査
光の偏光方位によって測定対象Sを透過する光量が変化
しており、したがって、測定対象Sに複屈折が発生して
いると判断する。さらには、複屈折の程度を検出信号の
不揃いの具合によって判断する。
【0022】このような複屈折の判断を行うに際して、
このオンライン偏光計1では、測定対象S上の同一領域
Aを透過した偏光検出光を基にした検出信号の信号レベ
ルを比較しており、そのために測定精度が高いものとな
っている。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各検出偏
光方位毎に設けた検査光を測定対象上の同一領域を通過
させることができるようになった。そのため、同一領域
を通過した検査光に基づいた測定対象の複屈折の程度を
検査できるようになって、その分、検査精度が向上し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るオンライン偏光計
の構成を示す図である。
【図2】従来例のオンライン偏光計の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
2A、2B コリメータレンズ 3 偏光光学系 4 光源 5 コンデンサレンズ 7 偏光子 8 検光子 S 測定対象

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象を挟んで対向配置された一対の
    コリメータレンズと、 偏光方位を一にして前記コリメータレンズの共役点それ
    ぞれに配置された偏光子および検光子からなり、かつ検
    出偏光方位毎に設けられた偏光光学系と、 検査光を前記偏光子を介して測定対象に供給する光源
    と、 前記光源と前記偏光子との間に設けられて、検査光が測
    定対象上で焦点を結ぶように作用するコンデンサレンズ
    とを有することを特徴とするオンライン偏光計。
JP19327095A 1995-07-28 1995-07-28 オンライン偏光計 Pending JPH0943139A (ja)

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JP19327095A JPH0943139A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 オンライン偏光計

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JP19327095A JPH0943139A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 オンライン偏光計

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JPH0943139A true JPH0943139A (ja) 1997-02-14

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JP19327095A Pending JPH0943139A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 オンライン偏光計

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