JPS62293104A - 膜厚測定装置 - Google Patents

膜厚測定装置

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JPS62293104A
JPS62293104A JP13745886A JP13745886A JPS62293104A JP S62293104 A JPS62293104 A JP S62293104A JP 13745886 A JP13745886 A JP 13745886A JP 13745886 A JP13745886 A JP 13745886A JP S62293104 A JPS62293104 A JP S62293104A
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Kazuo Sano
和夫 佐野
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宮崎 孝雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、高速で移動する被測定対象、例えば圧延ライ
ン、メツキライン内の鋼板上の塗油膜厚やその他の薄波
膜厚をオンラインで測定するのに利用して好適な膜厚測
定装置に関する。
[従来の技術] 数1000Å以下の薄膜の膜厚を測定する手段としては
エリプソメトリ手法が一般的である。この手法は、薄膜
試料面で光が反射する際の偏光状態の変化すなわち電気
ベクトルの入射面に平行な成分(p成分)の反射率rp
と、直角な成分(S成分)の反射率rsとの比ρを次の
(1)式で測定し、既に確立された偏光反射率比pと膜
厚dとの一定の関数にしたがって膜厚dを求めるもので
ある。
p=rp/rs−tanψejΔ  ・(1)さて、偏
光反射率比ρは一般に複素数であるため、2つのエリプ
ソパラメータ、つまり振幅比tanψ、および位相Δを
求める必要がある。従来、これら2つのエリプソパラメ
ータψ、Δを高速で求める手段としては、第5図に示す
ように偏光子1と検光子2とをサーボモータ3,4によ
りサーボ制御して単色光源5からの光に対する消光点を
求め、そのときの偏光子角および検光子角がらエリプソ
パラメータψ、Δを算出する手段があった。
なお、第5図において6は1/4波長板、7は充電検印
器、8はフィードバック制御回路、9は試料面である。
また、この手段においては、偏光子、検光子の代りに等
価的なファラデー素子、KDP素子等の磁気・電気偏光
素子を用いることも可能である。
一方、より高速にエリプソパラメータψ、Δを求める手
段としては、第6図に示す回転検光子2′を用いる手段
(特開昭55−26410号公報参照)が提案されてい
る。この手段は前記手段のようにサーボ制御により消光
点を求めるのではなく、検光子2′をモータ4′により
高速の一定速度で回転させる。そうすると、そのときの
透過光量出力が検光子2′の回転周波数で変調され、そ
の出力が次の(2)式で表わされるため、基準回転信号
5in2θからの位相差を求めることにより、エリプソ
パラメータΔを測定するようにしたものである。ただし
、この場合、条件として膜厚変化が小さく、かつ透明膜
であり、他のエリプソパラメータψが大きく変化しない
ことが仮定されている。
1=Io /2  i1+ 5in2ψ sin (2
θ−Δ))(θ−ωt) ・・・(2) なお、第6図において10は信号処理回路であり、第5
図と同様の機能を有するものには同一符号を付しである
。また、検光子2′の代りに偏光子1を一定速度で高速
回転させるようにしてもよい。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、上述した2手段には次のような欠点があった
。すなわち、前者のフィードバックによる消光式におい
ては、エリプソパラメータψ、Δの測定時間は機構上1
°当り秒オーダを要することは避けられず、高速の被測
定対象に対しては測定点が大幅にずれてしまう。このた
め、位置ずれによって膜厚や下地の変化が生ずるので、
消光点を正確にかつ安定して求めるのが困難であった。
一方、回転方式においては、第(2)式のIOに試料の
反射率、光源光量および1/cos2ψの項が含まれて
いるので、出力信号1は被測定対象の反射率に変動が生
じた場合、あるいは微少な角度変動が生じた場合にこれ
らの変動の影響を受は易く、このため位相測定の誤差を
生じ易かった。この誤差を小さくしようとすると、高速
移動対象に適用する場合には回転速度0.1%以下で数
100rpsの高速回転が必要となり、技術的に困難で
あった。また、この方式では2つのエリプソパラメータ
ψ、Δのうち同時に求められるのは位相Δのみであり、
いわゆるエリプソメトリ手法が適用可能な吸収率の大き
な膜厚測定、数100Å以上の膜厚測定または屈折率の
測定などのようにエリプソパラメータψとΔとの両方が
必要となる場合には汎用機能をもつことができなかった
また、両手段とも機械的な駆動部を有するため、構造が
複雑で温度変化等による影響を受は易かった。
そこで本発明は、簡単な構成で、温度変化等の影響を受
けることもなく、高速で移動する被測定対象の膜厚を高
精度に測定することができる膜厚測定装置を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記問題点を解決し目的を達成するために、
被測定対象の入射面に偏光子により形成された一定方位
角の直線偏光を所定角度を有して入射させ、前記被測定
対象からの反射光をビームスプリッタ部により複数本の
ビーム光に変換し、これら複数本のビーム光に対してそ
れぞれ異なる透過偏光方位角を有する複数の検光子を通
過させ、さらにそれぞれ一定の焦点距離にて集光する複
数の集光レンズにて集光して、これら集光レンズにて集
光された複数のビーム光をそれぞれ焦点位置に配置され
たピンホールを介して複数の光電変換器により検出して
光量強度に対応する電気信号を出力し、これら光電変換
器からの各電気信号を演算処理部にて入力し、所定の演
算処理を施して振幅比および位相の2つのエリプソパラ
メータを求めるようにしたものである。
[作用コ このような手段を講じたことにより、固定された光学系
により安定に2つのエリプソパラメータが求められ、こ
れらパラメータに基いて被測定対象の膜厚または屈折率
が算出される。
[実施例] 第1図および第2図は本発明の一実施例の構成を示す図
であって、第1図は光学系の構成を示す模式図、第2図
は信号処理系の構成を示すブロック図である。第1図に
おいて11はコリメートされた単色光源であって、この
光源11から出射された光は偏光子1により一定の方位
角θを有する直線偏光に形成された後、試料面9に所定
角度φ0を有して入射する。なお、試料面9において、
入射方向は紙面と平行とし、光進行方向を2方向とする
。そして、入射面に光進行方向Zと90”をなす座標軸
をP軸、上記P方向およびZ方向と直交する座標軸をS
軸とし、上記P、SおよびZ方向が右手直交座標系を作
るものとする。また、偏光子角および検光子角は全てP
軸を0°とし、S軸を90” とする。
一方、試料面9からの反射光(反射角φ0)は、ビーム
径制限用のアパーチャ12を通過したのち、材質、形状
の等しい3つのオプティカルフラット(ビームスプリッ
タ部)13a、13b、13cにより3本のビーム光に
分岐される。上記オプティカルフラット13a〜13c
は、光学的に等方で透明なものを使用し、かつ互いに平
行に固定し、その厚さおよび間隔は多重反射光が検出さ
れないように設定する。
ここで、上記3本のビーム光について、2つのオプティ
カルフラット13a、13bを透過したビーム光をch
iに設定し、オプティカルフラット13aを透過しオプ
ティカルフラット13bにて反射したビーム光をch2
に設定し、オプティカルフラット13aにて反射しオプ
ティカルフラット13cを透過したビーム光をch3に
設定する。なお、ch2のビーム光とch3のビーム光
とは互いに平行になるものとする。上記チャンネルch
i〜ah3の各ビーム光は、固定の透過方位角α1〜α
3を有する検光子14a〜14cを通過し、同一の焦点
距離を有する集光レンズ15a〜15cにより集光され
、焦点位置に配置されたピンホール16a〜16cを通
り、干渉フィルタ17a〜17cにて外乱光の除去を行
なった後、光電変換器18a〜18cに入力し、これら
光電検出器18a〜18cにより光量強度に対応する電
気信号■1〜工3に変換される。そして、上記電気信号
11〜I3は第2図に示す信号処理回路により一定の演
算処理が施されてエリプソパラメータψ。
Δが算出される。
第2図において、光電変換器18a〜18cからそれぞ
れ出力されるchi 、 ch2 、 ch3の電気信
号11〜I3は、増幅器19a〜19cにて増幅され、
ローパスフィルタ20a〜20cにてノイズ成分が除去
された後、サンプルアンドホールド回路(以下S/H回
路と略称する)213〜21cに入力する。S/H回路
21a〜21cは、マイクロコンピュータ(以下マイコ
ンと略称する)22から出力されたゲート信号G1〜G
3により各チャンネルchi 、 ch2 、 ch3
の出力信号を同時にサンプリングしたのちホールドする
ものであって、同時にサンプリングされた各チャンネル
chi〜ch3の出力すなわち11〜I3はマイコン2
2に与えられる。そして、マイコン22では以下に示す
演算処理が実行され、エリプソパラメータψ。
Δがディジタル情報として出力端子23から出力され、
また、A/D変換器24を介すことによりアナログ情報
として出力端子25から出力される。
なお、26は後述する各チャンネルゲイン、固有値ψo
 1σ1σ21および最低光量レベル■3w1nをプリ
セットするプリセット回路である。
マイコン22においては、各チャンネルchi〜ch3
の出力I、 〜13を、Jonesマトリックス法を用
いて計算する。すなわち、先ず、被測定対象のエリプソ
パラメータψ、Δを次の(3)式で定義する。
rp/’rs=tanψejΔ       ・(3)
なお、上式において、「PはP偏光電気ベクトル(入射
面内)の被11111定対象における振幅反射率、C5
はS偏光電気ベクトル(入射面に垂直方向)の被測定対
象における振幅反射率である。
また、オプティカルフラット13a〜13cのP偏光電
気ベクトルとS偏光電気ベクトルとの振幅透過率比σ1
および振幅反射率比σ2を(4)式および(5)式で定
義する。
σ−ts’ /lp’ =Icrt  Isjψ’・ 
(4)a=r5’ /rp’−Icy2  lejψ2
−(5)ただし、 ψ0−ψ1−ψ2         ・・・(6)とす
る。なお、上記(4)〜(6)式において、1 、 /
およびts′はオプティカルフラット13a〜13cの
PおよびS偏光振幅透過率、r p /およびrs′は
オプティカルフラット13a〜13cのPおよびS偏光
振幅反射率、ψ1.ψ2はC1,C2の位相、ψ0はC
1とC2との位相差である。
以上の定義から、各チャンネルchi〜ch3の光量強
度出力1.〜■3は、 11 m It rs 1r3121tp−1’ Io
 [tan2ψcos2αXcos2θ+2tanψI
σ112Sinff1Cl)SC1!cO8θsinθ
cos(Δ−2ψ1)+1σ11’ 5in2α15i
n2θl             −(7)+2− 
I2 T21rs121tp−121rp” I210
 (tan2ψcoS2α2cos2θ+2tanψ1
(71(721slr+a2 cosa2 cosθs
inθcos(Δ−ψ0)+Ia1 ff212sin
2a25in2θl            −(8)
13 m K3f31rs121tp−121rp−1
21o 1tan2ψC1)S2Ct3 Ct)S2θ
+ 2tanψlσl C215ina3 casa3
cosθsinθcos(Δ−ψ0)+ I aHC2
l2sln2a35in2θl           
 −(9)で表わされる。なお、(7)〜(9)式にお
いてに1〜に3は各チャンネルchi〜ch3の検出回
路ゲイン、τ1〜τ3は各チャンネルchi〜ch3の
検光子14a〜14cおよび光電検出器18a〜8cの
透過率、1.は入射光強度、θは偏光子1の方位角+ 
 a1〜α3は各チャンネルchi〜ch3の検光子1
4a〜14cの方位角である。
ここで、偏光子方位角θを90°以外の角度θ。に設定
し、各チャンネルchi〜ch3の検光子方位角α1〜
α3を全てOoと設定したとき、任意の反射光(ψ0.
Δ。)に対し各出力11〜I3が一定値(IGtan2
ψQ  Co52θ。)となるように、各チャンネルc
hi〜ch3の検出回路ゲインに1〜に3を調節する。
すなわち、Kr rt Ir3121tp−l’ Io
 cos2θo tan2ψ0= I2 C21r31
21tp−121r3−121ocos2θo tan
2ψ0= I3 I31rs121tp″I21rp−
121a cos2θQ tan2ψ〇−IG cO5
2Oo  tan2 ψO−(10)となるので、この
(10)式を用いて前記(7)〜(9)式を変形すると
、 I+ −1c f tan2ψC082α1cO82θ
+ 2tanψl 0112S1naICO8αI C
osθsinθx eos (Δ−2ψ1 ) +17
711’ 5in2α1stn2θl    −<7’
)+2− Ic I tan2ψCO52α2CO82
θ+2tanψ l  C1C2l  sinα2  
 cosa2   cosθ sinθX cos (
Δ−ψo) +1cr1 (72R5in2(225i
n2θl  −(8’)+3− IG ftan2ψc
O52α3CO32θ+2tallψl a1a2 l
 5ina3 cosθsinθx cos (Δ−ψ
0 ) + l al C212sin2a35in2
θr  −<9゛:となる。
今、偏光子方位角θ−45°、検光子方位角α1−θ°
、α2−45°、α3−−45°と設定すると、各チャ
ンネルchi〜ch3の出力1.〜13は、 X cos (Δ−ψo ) + l as (721
21−(12)x cos (Δ−ψo ) + l 
as 17212)        −(13)で表わ
される。したがって、上記(11)〜(I3)式より、 となる。ここで、ψ0と1σ1σ21とはオプティカル
フラット13a〜13cにて決定される固定値である。
この場合、方位角θ0の直線偏光を入射させているので
、このときの3出力11.。。
12、O,I3.0から上記固定値ψ。。
1σ工σ21は、 と求まる。なお、被検査対象が透明で屈折率がnの外地
のガラスなどの場合は、そのときの出力I、、12.I
3から として求めることも可能である。ただしく18)(19
)式においてφ0は入射角である。
したがって、(14)  (15)式からψ。。
1σ1σ21を補正すれば2つのエリプソパラメータψ
、Δを同時に求めることができる。実際上、ψ。は0°
に近い小ぎな値であり、1σ1σ2Iは入射角ψ0によ
って変化し、ψ0−70”ではおおよそ2または3の値
となる。
(14)  (15)式から明らかなように、cos 
(Δ−ψO)、tanψは出力1.〜13から無次元さ
れた形で求められ、かつ出力1.〜13は同時に検出さ
れるので、光源や被測定対象による光量変動の影響は全
く受けないことになる。
また、前記条件すなわちθ−45゛、α1−〇@、α2
−45°、α3−−45’″は、θ≠0.90’″、α
1謬0°、α2箇−α3 (α2≠0.90°)の条件
であれば、同様にしてΔψ。
Δを求めることが可能である。この場合、(14)(1
5)式は、 となる。
また、本装置では被測定対象の傾きによる測定誤差を除
去するために、光電検出器18a〜18cの前方にピン
ホール16a〜16cを設け、測定視野角を小さくして
いる。つまり、被測定対象が傾き、入射角ψ0が±10
”変化すると、膜厚測定誤差は数10人に達するため、
本装置では測定視野を±0.2°以下に絞っている。こ
れは、集光レンズ15a〜15cの焦点距離をf、ピン
ホール径をDとすると、 D≦0.7X10−3f         ・・・(2
2)の条件で決定される。こうすることにより、被測定
対象がO62°62°いた場合には、反射光はピンホー
ル162〜16cによって遮蔽されるため、光量レベル
か低下する。したがって、3チヤンネルの光電出力11
〜I3のうちの1つ例えばI3をモニタし、最低限界レ
ベルI 3 akinを設定して、13<13m1nを
満たす場合には測定値として採用しないようにする。こ
のような対策を施し、かつ光電検出器18a〜18cの
安定性を1%以下に保持することにより、±5人の測定
精度が可能となる。
かくして、本実施例によれば、2つのエリプソパラメー
タψ、Δの両方を、光電検出器18a〜18cの応答時
間を除けば光速で求めることが可能となり、これにより
、5 m / see以上の高速で移動する被測定対象
に対しても、時間ずれの生じるおそれがなく、ある1点
の膜厚あるいは複素屈折率を正確に求めることができる
また、本実施例によれば、測定の本質に係わる光学系は
全て固定されており、機械的な可動部やファラデー素子
、KDP素子等の磁気・電気偏光素子を必要としない。
このため、構造が単純かつ堅固である上、温度変化等に
よる誤差の影響を受けるおそれはない。また、測定量は
無次元化されるため、光量変動の影響を全く受けない。
さらに、受光器(光電検出器18a〜18c)の視野を
0.2°以下に絞っているので、被測定対象の角度変動
による影響を低減させることが可能である。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではない。
例えば、前記実施例では干渉フィルタ17a〜17cに
より外乱光の除去を行なっていたが、第3図に示す如く
干渉フィルタ17a〜17cを用いないで、光源11と
偏光子1との間に超音波またはチョッパなどの変調器3
1を設け、この変調器31を変調器駆動回路32により
駆動して入射光を変調することにより外乱光を除去する
ようにしてもよい。但し、この場合、第4図に示す如く
、信号処理系では変調器駆動回路32から出力される変
調基準信号33を同期検波回路34a〜34cに与えて
、各チャンネルchi〜ah3の出力を同期検波する必
要がある。
また、前記実施例では3つのオプティカルフラット13
a〜13cの法線が入射面内に存在する場合を示したが
、法線が入射面に対して直角方向となるようにしても同
様に測定することができる。
この場合、反射光はオプティカルフラット13a〜13
cから水平方向に反射するものとなり、ここで偏光面が
90°回転する。したがって、前記(14)  (15
)式は次の(23)  (24)式に変換される。
さらに、前記実施例では被測定対象を高速で移動する対
象物とした場合を示したが、静止した対象物であっても
よく、半導体、エレクトロニクス産業分野において、従
来より低価格で高速の膜厚測定装置として応用可能であ
る。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形実施可能であるのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、簡単な構成で、
温度変化等の影響を受けることもなく、高速で移動する
被測定対象の膜厚を高精度に測定することができる膜厚
測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光学系の構成を示す
模式図、第2図は同実施例における信号処理系の構成を
示すブロック図、第3図は本発明の他の実施例における
光学系の構成を示す模式図、第4図は他の実施例におけ
る信号処理系の構成を示すブロック図、第5図および第
6図は従来例における光学系を示す模式図である。 1・・・偏光子、9・・・被測定面、11・・・単色光
源、12・・・アパーチャ、13a〜13c・・・オプ
ティカルフラット、14a〜14c・・・検光子、15
a〜15c、・・集光レンズ、16a〜16c・・・ピ
ンホール、17a〜17c・・・干渉フィルタ、18a
〜18c・・・光電検出器、22・・・マイコン、31
・・・変調器、32・・・変調器駆動回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 手続補正帯 昭和  91・8月29日 特許庁長官  黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 特願昭61−137458号 2、発明の名称 膜厚測定装置 36 補正をする者 事件との関係   特許出願人 (412)  日本鋼管株式会社  ・4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 UBEビル7、
補正の内容 (1) 特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2) 明細書第3頁第7行ないし第8行の「7は充電
検出器」とあるを「7は光電検出器」と訂正する。 (3) 同書第7頁第19行の「入射方向は」とあるを
「入射面は」と訂正する。 (4) 同省第7頁第20行の「入射面に」とあるを「
入射面内に」と訂正する。 (5)同書第9真第9行の「光電変換」とあるを「光電
検出」と訂正する。 (6)同書第9頁第16行の「光電変換器」とあるを「
光電検出器」と訂正する。 (7) 同書第15頁第1行ないし第2行の「この場合
、方位角θ0の直線偏光を入射させているので、」とあ
るを「例えば、別途、方位角eOの直線偏光をビームス
プリッタに入射させ、」と訂正する。 (8) 同書第15頁第8行の「外地」とあるを「既知
」と訂正する。 (9) 同書第16頁第3行の「おおよそ2または3の
」とあるを「2近傍の」と訂正する。 (lO)  同書第19頁第16行の「水平方向にjと
あるを「水平方向(紙面に垂直方向)に」と訂正する。 2、特許請求の範囲 彼測定対象の入射面に所定角度を有して入射しうる一定
方位角の直線偏光を形成する偏光子と、前記被7111
1定対象からの反射光を複数本のビーム光に変換するビ
ームスプリッタ部と、このビームスプリッタ部により得
られた複数本のビーム光をそれぞれ異なる透過偏光方位
角を有して通過させる複数の検光子と、これら検光子を
通過した各ビーム光をそれぞれ一定の焦点距離にて集光
する複数の集光レンズと、これら集光レンズにて集光さ
れた複数のビーム光をそれぞれ焦点位置に配置された光
量強度に対応する電気信号を出力する7117の光電変
換器と、これら光電変換器からの各電気信号を入力し所
定の演算処理を施して振幅比および位相の2つのエリプ
ソパラメータを求める演算処理部とを具備したことを特
徴とする膜厚測定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被測定対象の入射面に所定角度を有して入射しうる一定
    方位角の直線偏光を形成する偏光子と、前記被測定対象
    からの反射光を複数本のビーム光に変換するビームスプ
    リッタ部と、このビームスプリッタ部により得られた複
    数本のビーム光をそれぞれ異なる透過偏光方位角を有し
    て通過させる複数の検光子と、これら検光子を通過した
    各ビーム光をそれぞれ一定の焦点距離にて集光する複数
    の集光レンズと、これら集光レンズにて集光された複数
    のビーム光をそれぞれ焦点位置に配置されたピンホール
    を介して検出し光量強度に対応する電気信号を出力する
    複数の光電変換器と、これら光電変換器からの各電気信
    号を入力し所定の演算処理を施して振幅比および位相の
    2つのエリプソパラメータを求める演算処理部とを具備
    したことを特徴とする膜厚測定装置。
JP61137458A 1986-06-13 1986-06-13 偏光解析装置 Expired - Fee Related JPH07111327B2 (ja)

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