JPH0941024A - 溶融金属へのガス吹込みノズル及びその使用方法 - Google Patents

溶融金属へのガス吹込みノズル及びその使用方法

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JPH0941024A
JPH0941024A JP7324447A JP32444795A JPH0941024A JP H0941024 A JPH0941024 A JP H0941024A JP 7324447 A JP7324447 A JP 7324447A JP 32444795 A JP32444795 A JP 32444795A JP H0941024 A JPH0941024 A JP H0941024A
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寛 山田
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    • C21C5/42Constructional features of converters
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】寿命が長いために取り替えの頻度が少なく、構
造が簡単であり、かつノズル周辺からのガスのリ−クが
無く安定したガス吹込ができる溶融金属へのガス吹込み
ノズルを提供する。 【解決手段】取付金具と一体に形成され、貫通した細孔
を設けた耐火物製のブロックと、該細孔内に該細孔を貫
通して摺動可能に配された金属製のガス吹込み用細管と
を有するガス吹込みノズル。ガス吹込みノズルやその周
辺の耐火物が損耗した際は、金属製のガス吹込み用細管
を炉内側に突出延在せしめ、損耗部に耐火性補修材を充
填して補修する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気炉その他の精
錬炉内の溶融金属へのガス吹込みノズルに関し、とく
に、ノズル損耗時の補修を簡便かつ迅速に行うことがで
きる溶融金属へのガス吹込みノズル及びその使用方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来から使用されているガス吹込
みノズルの例の説明図で、図5(a)は単管ノズルの
例、図5(b)は2重管ノズルの例、図5(c)は多管
ノズルの例、図5(d)はポーラスプラグの例である。
図中10はガス供給管、11は炉底耐火物、12は吹込
ガス、17は冷却ガス供給管、18はポーラス煉瓦であ
る。これ等の中で図5(c)の多管ノズルとしては、複
数本の細い金属管を埋め込んだ耐火物ブロックのものが
あるが、この多管ノズルを用いると溶融金属中に微細で
且つ大きさが揃った吹込みガスの気泡が得られるために
好ましいと考えられており、電気炉の炉底に設けるガス
吹込みノズルとして広く使用されている。
【0003】ガス吹込みノズルを用いて溶融金属内へガ
スを吹き込むと、炉内側のガス吹込みノズルの周辺は溶
融金属が強く流動するために、他部よりも耐火物の損耗
が大きく、使用を繰り返すと例えば図2(a)にみられ
るような損耗部8が発生する。損耗が進み損耗部8が大
きくなるとガス吹込みノズルを取り替える補修を行う
が、しかしこの補修は炉を休止させて行うために炉の生
産性を低下させることになるし、また補修作業の環境は
悪い。このためにガス吹込みノズルを頻繁に取り替える
補修は好ましくない。
【0004】ノズルの補修作業を簡便にする手段とし
て、特開昭58−81937号公報に「貫通孔を有する
耐火物製のノズルと該貫通孔に挿入した金属製細管とか
らなり、該貫通孔と該金属製細管との間に環状すき間を
設けたことを特徴とする精錬ガス吹込みプラグ」が開示
されている。
【0005】図6はこの精錬ガス吹込みプラグの説明図
で、図6(a)に示すように、耐火物製ノズルと金属製
細管との間にすき間を設け、金属製細管とガス供給管を
連結し、環状すき間は溶融金属が漏洩しない程度の大き
さとする。補修に際しては、金属製細管のみを交換する
ことにより、作業の簡略化を図ろうとするものである。
【0006】しかし、このような構造のノズルでガスの
吹込みを行うと、溶融金属の圧力がかかった状態では、
図6(b)に示すように、ガスは溶融金属中に入らず細
管と耐火物貫通孔のすき間へリ−クする。とくに電気炉
炉底からのガス吹込みのようにガス吹込み流量が少ない
場合には、僅かなすき間であってもガスは通り易いすき
間の方へリ−クし、溶融金属中に入らなくなる。前記公
報においては、かかる問題を解決する手段は示されてい
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ガス吹込み
ノズルの取り替えの頻度が少ないために生産性を低下さ
せることが少なく、また悪い作業環境での取り替えの作
業を軽減することができ、かつノズル周辺からガスがリ
−クすることのないガス吹込みノズルと、その使用方法
の提供を課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
図1は本発明のガス吹込みノズルの例の説明図で、図1
(a)はガス吹込みノズルの縦断面の説明図、図1
(b)は図1(a)のガス吹込みノズルを炉底に配設し
た説明図、図1(c)はガス吹込みノズルと供給ガスの
吹込みホースの連結部の例の説明図である。
【0009】本発明は、炉内側から炉外側に直線状に貫
通した細孔3を設けた耐火物製のブロック4と、該耐火
物製のブロック4と一体に形成された取付金具22と、
前記耐火物製のブロック4の細孔3内に該細孔3を貫通
して摺動可能に配された金属製の細管2と、前記取付金
具22の端部をガス吹込ホ−ス15に連結する連結金具
23とを有し、前記金属製の細管2の炉外側の端部を該
連結金具23に配したゴム14に挿通して、該金属製の
細管2の炉外側に吹込ガスを供給し炉内側の端部から溶
融金属中に吹込ガス12を吹込むことを特徴とする、溶
融金属へのガス吹込みノズルである。
【0010】取付金具22の一端は直管状で、他端は耐
火物製のブロック4の底部の形状にならった受け皿状に
形成され、耐火物製のブロック4は取付金具22の受け
皿状の部分に嵌合され接着される。このように耐火物製
のブロック4と取付金具22とを一体に形成することに
より、図6(b)に示すような、金属製の細管2と耐火
物製のブロック4との間隙からの吹込ガスのリ−クを防
止することができる。図1(c)にみられるように、取
付金具22の直管状の端部は、連結金具23の一端に連
結され、連結金具23の他端はガス吹込みホ−ス15に
連結される。
【0011】金属製の細管2の端部は、連結金具23に
配されたゴム14を挿通して、ガス吹込みホ−ス15側
へ突出している。金属製の細管2の外周と連結金具23
の内面の間隙はゴム14により密封され、ガス吹込みホ
−ス15から送られた全ての吹込ガス12は金属製の細
管2内に供給される。
【0012】図1は、金属製の細管2が1本の場合を示
しているが、細管が複数であっても、同様に各細管の外
周と連結金具の内面との間隙をゴムでシ−ルし、全ての
吹込ガスを各細管に分配することができる。
【0013】本発明のガス吹込みノズル1は図1(b)
に示す如く、炉底耐火物11に設けた羽口煉瓦6の内側
に装着し、押え21と止め金具20により炉の鉄皮19
に取りつけられる。この際、ノズルと羽口煉瓦の隙間の
寸法は限定しないが、モルタルやキャスタブル等の不定
形耐火物を充填する。
【0014】金属製の細管としては、例えば内径が1〜
2mmのステンレス鋼のパイプを使用することができる
がこの細管の内径や数は吹込ガス量に応じて適宜選定す
ることができる。また細管は単管でもよく2重管であっ
てもよい。また細孔3の内径は金属製の細管2を摺動可
能にするため、金属製の細管の外径よりも0〜4mmの
範囲で大きくする。
【0015】図2は本発明のガス吹込みノズルの使用方
法の例の説明図である。本発明のガス吹込みノズル1も
使用を繰り返すと、ガス吹込みノズル1の炉内側やその
周辺は他部よりも耐火物の損耗が大きく、図2(a)に
示す如く損耗部8が発生する。この損耗部8を補修する
に際して本発明では金属製の細管2を細孔3内を上方に
摺動させて、図2(b)に示す如く、端部を炉内側に突
出せしめる。
【0016】次に金属製の細管2の炉内側の端部を閉塞
させることなく、図2(c)に示す如く該損耗部8に耐
火性補修材16を充填する。この例では金属製の細管2
の炉内側の端部は、補修材16の充填完了後の表面より
も更に突出させるが、金属製の細管2をこのように突出
させると、通常使用する補修装置例えばサンドスリンガ
ー等を使用して、通常の炉内補修材でこの損耗部8の補
修を行っても、金属製の細管2の炉内側の端部は補修材
16に埋まることがなく、閉塞することがない。
【0017】このため、本発明のガス吹込みノズル1を
用いると、ガス吹込みノズルやその周辺は、日常作業と
して行う他の炉床や炉壁の損耗部の補修と同時に、簡易
に補修することができ、この日常作業の補修によりガス
吹込みノズルの寿命は延長し、ガス吹込みノズルの取り
替え頻度は顕著に減少する。
【0018】また図2(c)の如くに補修した後で、溶
融金属へのガス吹込みを行うと、金属製の細管2の突出
した部分は直ちに溶損し、溶融金属へのガスの吹込み口
は、図1(b)で示したガスの吹込み口と同じ形状にな
る。従って図1(b)の場合と同じように溶融金属への
安定したガス吹込を行なうことができる。
【0019】図3は、本発明の他のガス吹込みノズルの
例の説明図で、図3(a)はガス吹込みノズルの縦断面
の説明図、図3(b)は図3(a)のガス吹込みノズル
を炉底に配設した説明図である。
【0020】図3(a)のガス吹込みノズルは、耐火物
製のブロック4が上下方向に2個に分割されていること
が特徴で、その他の構造は図1(a)のガス吹込みノズ
ルと同じである。図3(a)の取付金具22の端部が、
図1(c)に示すように、連結金具23を介してガス吹
込みホ−ス15に連結され、金属製の細管2の外周がゴ
ム14により密封されていることも、図1のガス吹込み
ノズルの場合と同様である。
【0021】また、本ノズルも図3(b)に示す如く、
炉底耐火物11に設けた羽口煉瓦6の内側に装着し、押
え21と止め金具20により炉の鉄皮19に取りつけら
れる。この際、ノズルと羽口煉瓦の隙間の寸法は限定し
ないが、モルタルやキャスタブル等の不定形耐火物を充
填する。
【0022】図4は、図3に示す本発明の他のガス吹込
みノズルの使用方法の例の説明図である。図4(a)に
示すような損耗部8を補修するに際して、金属製の細管
2を細孔3内を上方に摺動させて、端部を炉内側に突出
せし、溶損した耐火物製のブロックの上側部分4aを取
り除く。次いで、図4(b)に示す如く、新しい耐火物
製のブロックの上側部分4a(以下「継ぎ足し煉瓦」とい
う)を装着し、その周囲の損耗部8に耐火性補修材16
を充填する。その後、金属製の細管2の上端が継ぎ足し
煉瓦4aの上面と同じ高さになるまで、細管を下方に摺
動させる。
【0023】このように継ぎ足し煉瓦を用いることによ
り、不定形の耐火性補修材料のみで補修した場合より、
補修後のノズルライフを延長することができる。また、
補修後に金属製の細管2が突出していないため、細管の
使用回数を増すことができる。
【0024】
【実施例】図1(a)で示した耐火物ブロック4に、金
属製の細管2を通す内径5mmの細孔を一本設け、電気
炉で炉底からのガス吹込み用のノズルとして使用した。
金属製の細管2は内径2mm、外径4mm、長さ2mの
もを使用し、金属製の細管2は図1(c)で示した連結
金具23を用いて供給ガス吹込みホース15に連結し
た。
【0025】溶解・精錬時のガス吹込量は30〜100
l/min である。ガス吹込みノズル1の炉内側が約20
0mm損耗した時点で図1(c)の供給ガス吹込みホー
ス15を外し、金属製の細管2の炉内側の先端が補修後
の炉底表面高さになるまで金属製の細管をスライドさせ
た後再び連結金具23と供給ガス吹込みホース15を連
結した。補修材としては炉床の補修に用いる通常の不定
形耐火物製の補修材16を用いた。尚金属製の細管2の
炉内側の端部の閉塞を防止するために、補修材を充填し
ている間もガス吹込みノズルから吹込みガスを流した。
【0026】この補修操作を4〜5回繰り返した後、金
属製の細管2を新しいものに取り替え、更に操業や上記
の補修を行った。金属製の細管2をスライドさせる際や
新しいものに取り替える際に、細孔3と金属製の細管2
の隙間に溶融金属が差し込んで凝固している場合もあっ
たが、下方より金属製の細管2を叩くことによって、金
属製の細管2を容易にスライドさせることができた。
【0027】ガス吹込みノズル1の炉内側の溶損長さが
300mmになった時点で、ガス吹込みノズル1を新た
なものに取り替えたが、本発明のガス吹込みノズルは3
00チャージ以上に亘って使用できるものであり、約5
0チャージ毎に取り替えていた従来のガス吹込みノズル
に比べて、寿命が顕著に向上した。
【0028】つぎに、図3に示す分割構造のガス吹込み
ノズルでのノズルライフの改善効果について調査した。
表1に、図1および図3のガス吹込みノズルでのノズル
ライフの比較の例を示す。表1のケ−ス1は、図3に示
す分割構造のノズルを使用し、継ぎ足し煉瓦で補修した
場合である。
【0029】
【表1】
【0030】170から200時間ガス吹込み操業を行
った後、溶損した耐火物製のブロック(上部)を取り除
き、継ぎ足し煉瓦の上面より上まで金属製の細管を摺動
させた後、耐火物製のブロック(上部)と同じ形状の継ぎ
足し煉瓦を耐火物製のブロック(下部)の上に接着剤で接
着させた。この際、金属製の細管と継ぎ足し煉瓦の細孔
との間隙も非通気性の耐火物で充填した。
【0031】その後、羽口煉瓦(上段)の溶損部を不定形
耐火物で充填して1回目の補修を完了した。さらに17
0から200時間使用する度に2回目から5回目の補修
を行った。偶数回目の補修時には羽口煉瓦(上段)も取り
替えた。
【0032】耐火物製のブロック(上部)および継ぎ足し
煉瓦は長さ200mmのものを使用したが、補修時の残寸
法は50から100mmであった。また、5回目の補修後
170から200時間使用して検査のためにノズルを取
り替えたが、耐火物製のブロック(下部)には溶損等は全
く認められず継続使用可能な状態であった。
【0033】表1のケ−ス2は、図1に示す一体構造の
ノズルを使用し、不定形耐火物だけで補修した場合であ
る。170から200時間ガス吹込み操業を行った後、
ノズル溶損部に相当する高さより上まで金属製の細管を
上方へ摺動させ、羽口煉瓦および耐火物製のブロックの
溶損部に不定形耐火物を充填する補修を行った。
【0034】その後80から100時間使用毎に同様の
補修を3回行い、さらに80から100時間使用後にノ
ズルと羽口煉瓦(上部)を取替えた。この時点のノズルの
溶損寸法は250から300mmであり羽口煉瓦(中段)の
溶損は認められないが、このまま補修を繰り返して使用
を継続した場合には羽口煉瓦(中段)まで溶損して、この
煉瓦までの取り替え作業が所定の修理時間内では困難と
なるために、その前にノズルと羽口煉瓦(上段)の取り替
えを実施した。
【0035】表1に見られるように、ケ−ス1の分割構
造のノズルでは、1回補修当りのライフおよび標準補修
回数が増し、1個のノズルのト−タルのノズルライフを
大幅に延長することができた。
【0036】
【発明の効果】本発明のガス吹込みノズルを用いると、
ガス吹込みノズルを取り替えるための炉の休止の頻度が
少なくなるために生産性を低下させることが少なく、ま
た悪い作業環境での取り替え作業を軽減することができ
る。またノズルの構造が簡単であるので安価にノズルの
製造を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明のガス吹込みノズルの例の説明図。
【図2】は本発明のガス吹込みノズルの使用方法の例の
説明図。
【図3】は本発明の他のガス吹込みノズルの例の説明
図。
【図4】は本発明の他のガス吹込みノズルの使用方法の
例の説明図。
【図5】は従来から使用されているガス吹込みノズルの
例の説明図。
【図6】は従来法の精錬ガス吹込みプラグの説明図。
【符号の説明】
1:本発明のガス吹込みノズル、 2:金属製の細管、
3:細孔、4,4a,4b:本発明の耐火物製のブロ
ック、 5:不定形耐火物、6:羽口煉瓦、8:損耗
部、 10:ガス供給管、 11:炉底耐火物、12:
吹込ガス、 14:ゴム、 15:供給ガス吹込みホー
ス、16:耐火性補修材、 17:冷却ガス供給管、
18:ポーラス煉瓦、19:炉の鉄皮、 20:止め金
具、 21:押え、22:ガス吹込みノズルに設けた取
付金具、 23:連結金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炉内側から炉外側に直線状に貫通した細孔
    を設けた耐火物製のブロックと、該耐火物製のブロック
    と一体に形成された取付金具と、前記耐火物製のブロッ
    クの細孔内に該細孔を貫通して摺動可能に配された金属
    製の細管と、前記取付金具の端部をガス吹込ホ−スに連
    結する連結金具とを有し、前記金属製の細管の炉外側の
    端部を該連結金具に配したゴムに挿通して、該金属製の
    細管の炉外側に吹込ガスを供給し炉内側の端部から溶融
    金属中に吹込ガスを吹込むことを特徴とする、溶融金属
    へのガス吹込みノズル。
  2. 【請求項2】請求項1の溶融金属へのガス吹込みノズル
    を配設した炉において、炉内側の該ガス吹込みノズルと
    その周辺の損耗部を補修するに際して、該金属製の細管
    を該細孔内を摺動させて炉内側に突出せしめ、該金属製
    の細管の炉内側の端部の閉塞を防止して該損耗部に耐火
    性補修材を充填することを特徴とする、溶融金属へのガ
    ス吹込みノズルの使用方法。
  3. 【請求項3】請求項1の溶融金属へのガス吹込みノズル
    において、該耐火物製のブロックが上下方向に2個以上
    に分割されていることを特徴とする、溶融金属へのガス
    吹込みノズル。
  4. 【請求項4】請求項3の溶融金属へのガス吹込みノズル
    を配設した炉において、炉内側の該ガス吹込みノズルと
    その周辺の損耗部を補修するに際して、該金属製の細管
    を該細孔内を摺動させて炉内側に突出せしめ、該金属製
    の細管の炉内側の端部の閉塞を防止してノズル損耗部に
    継ぎ足し用の耐火物製のブロックを継ぎ足し、その周辺
    の損耗部に耐火性補修材を充填することを特徴とする、
    溶融金属へのガス吹込みノズルの使用方法。
JP7324447A 1995-05-25 1995-12-13 溶融金属へのガス吹込みノズル及びその使用方法 Pending JPH0941024A (ja)

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