JPH01172507A - ３重管羽口の炉底取付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、３重管羽目において夫々の管を取替え可能と
する炉底への取り付は構造に関するものである。

（従来の技術） 製鋼工場において多着のスクラップを溶解する技術にお
いては、酸素の上底吹き法か用いられる。この底吹きは
、酸素と共に含炭材料か吹込まれ、底吹き羽口の保護の
点から炭化水素を吹込むことか望ましい。先行技術であ
る特公昭５６−８０８５号公報の第７頁第１３段には、
この３者を吹込む３重管羽目か開示されている。

又、多重管羽目の構造は先行技術である特公昭５７−２
４３９７号公報の図面に示されている。この図面に示さ
れている多重管羽口は一体構造である。

（発明が解決しようとする問題点） 多重管の夫々の管は均一に摩耗することはない。例えば
、内管からキャリヤーガスによって含炭材料の粉末を吹
込む場合、内管は酸素及び炭化水素吹込間隙より早期に
摩耗することは明らかである。それ故最外管及び中間管
は未だ十分使用可−能であるのに、内管は使用不能とな
り、内管のみを取り替える必要か生じる。

しかしなから、前記特公昭５７−２４３９７号公報の図
面に示された羽目構造ては、夫々の管を容易に取り替え
ることは困難である。

本発明は上記の困難性を克服し、内管のみならず内管と
共に中間管の取り替容易な羽目の炉底への取り付は構造
を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するための本発明の要旨は、炉底に配置
した３重管羽目において。

■フランジの中央部に形成した第３ガスの供給室と最外
管３の下端を接合し、上記フランジを炉底に着脱可能に
取り付け、 ■第２ガスの供給管を接続した筒状の第２ガスの供給室
の上下に開口を有するフランジを設け、上フランジには
上記第３ガスの供給室への第３ガス供給通路を形成する
と共に中間管２の下端を接合し、中間管２を最外ｔｇ３
内へ挿通すると共に上記第３ガスの供給通路と上記第３
ガスの供給室を合致させて上記筒状の第２ガスの供給室
の上フランジを上記第３ガスの供給室を有するフランジ
に着脱可能に取り付け、 ■開口を有するフランジの上端と内管ｌの下端を接合し
、内管ｌを中間管２内へ挿通し、■第１ガスの供給装置
の上部に設けた開口を有するフランジ、内管ｌに設けた
フランジ及び筒状の第２ガスの供給室の下フランジの３
者を着脱可能に締結する、 ことよりなることを特徴とする３重管羽目の炉底取付は
構造である。

本発明では上述の取付構造としたので、各着脱部或いは
締結部を外すことによって、各管を夫々容易に取替える
ことかできるものである。

（実施例） 第１図及び第２図に本発明の一実施例の詳細図を示す。

第１図及び第２図において、■は内管、２は中間管、３
は最外管を示し、これらは同心円状に配置されている。

そして第１ガスは内管１内４から吹込まれ、第２ガスは
内管１と中間管２の隙間５から吹込まれ、更に第３ガス
は中間管２と最外管３の隙間６から吹込まれる。隙間５
内には間隙を一定に保つソファを有し、又隙間６は複数
本のスリットによって形成されている。

第２図において、８は炉底耐大物、９はスリーブレンガ
、１０は鉄皮を夫々示している。１１は最外管３を取り
付けるためのフランジで、その背面中央部には第３ガス
のため供給室１２か形成されており、最外管３の下端と
フランジ１１とを最外管３と第３カスの供給室１２か連
通ずる様に接合する。

最外管３は、図示の如くスリーブレンガ９を挿通し、フ
ランジｌ】を羽口金物１３に当接後、ノズル押え金物１
３′によりコツター１４の締付力により固定する。コツ
ター１４打込後はピン１５を挿通してコツター１４の抜
けを防止する。

１６は筒状をした第２ガスの供給室で、この室１６の横
側には第２ガスの供給管１７か接続されている。上記第
２ガスの供給室１６の上端には開口を有する厚フランジ
１８、下端には開口を有する薄フランジ１９が設けられ
ていて、上部フランジ１８には第３ガスの供給通路２０
か形成され、第３ガスの供給管２０′か接続されている
。第３ガスの供給通路２０は羽目組立後は、第３ガスの
供給室１２に通じるものである。

上記上部フランジ１８の開口と中間管２の下端は接合さ
れ、図示の如く中間管２を最外管３内へ挿通後、上部フ
ランジ１８をフランジ１１へボルト・ナツト２１により
取り付けるものである。２２は開口を有するフランジて
、このフランジＺ２の上端と内管ｌの下端とを接合する
。そして図示の如く内管ｌを中間管２内へ挿通するもの
である。図中２３は、第１ガスの供給装置て、上端に開
口を有するフランジ２４か取り付けられている。

而して、筒状の第２ガスの供給室１５の下部フランジ１
９、内管１に設けたフランジ２２、及び第１ガスの供給
装置２３に設けたフランジ２４の３フランジをボルト・
ナツト２５て締結するものである。尚、夫々のフランジ
間には、パツキンを介在させることは勿論である。

ガスの種類の一例を示せば、第１ガスは石炭粉とＮ２ガ
スの混合ガス、第２ガスは酸素ガス、第３ガスはＬＩ’
Ｇである。第１ガスは、第１ガス供給装置２４→フラン
ジ２２→内管１を通って先端から金属浴中へ吹込まれる
。第２ガスは、第２ガス供給管１７→筒状第２ガスの供
給室１６→隙間５を通って先端から金属浴中へ吹込まれ
る。更に第３ガスは、配管２０′→第３ガスの供給通路
２０→ｆ５３ガスの供給室１２→隙間（スリット）６を
通って先端から金属浴中へ吹込まれるものである。

本発明の実施例は上記のとおりであり、ボルト・ナツト
２５を外し、第１ガスの供給装置２３を取り外せば、内
管１は中間管２内より抜き出すことかできる。一方中間
管２は、第２ガスの供給管１７及び第３ガスの供給管２
０′の部分１７’　、２０″を取り外しボルト・ナツト
２■を外せば、最外管３より抜き出すととかてきる。更
に最外管３はコツター１４を外すことて、スリーブレン
ガ９から抜き出すことがてきるものである。

更に第３ガスの供給を、その配管２０′から筒状第２ガ
ス供給室１６を炉底に取り付ける上部フランジ１８内を
通して２０行なう様に構成しているのて、この部分の構
造がシンプルにして小型化され、コンパクトな取付は構
造が得られるものである。

（発明の効果） この様に、本発明の３！ｒ！管羽口の炉底取付は構造に
よれば、夫々の管の摩耗状況に応して夫々の管を単独で
取り替えすることができ、極めて経済性の高い３重管羽
目が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は３重管羽目の平
面図、第２図は全体の縦断面説明図である。 ■・・・内管、２・・・中間管、３・・・最外管、１１
．１８゜＋９．２２．２５・・・フランジ、１２・・・
第３ガスの供給室、１６・・・第２ガスの筒状供給室、
２０・・・第３ガスの供給通路、２３・・・第１ガスの
供給装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ａ）フランジの中央部に形成した第３ガスの供給室と
   最外管３の下端を接合し、上記フランジを炉底に着脱可
   能に取り付け、 （ｂ）第２ガスの供給管を接続した筒状の第２ガスの供
   給室の上下に開口を有するフランジを設け、上フランジ
   には上記第３ガスの供給室への第３ガス供給通路を形成
   すると共に中間管２の下端を接合し、中間管２を最外管
   ３内へ挿通すると共に上記第３ガスの供給通路と上記第
   ３ガスの供給室を合致させて上記筒状の第２ガスの供給
   室の上フランジを上記第３ガスの供給室を有するフラン
   ジに着脱可能に取り付け、 （ｃ）開口を有するフランジの上端と内管１の下端を接
   合し、内管１を中間管２内へ挿通し、 （ｄ）第１ガスの供給装置の上部に設けた開口を有する
   フランジ、内管１に設けたフランジ及び筒状の第２ガス
   の供給室の下フランジの３者を着脱可能に締結する、 ことよりなることを特徴とする３重管羽口の炉底取付け
   構造。