JPH0940098A - 混油防止装置 - Google Patents

混油防止装置

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JPH0940098A
JPH0940098A JP7190898A JP19089895A JPH0940098A JP H0940098 A JPH0940098 A JP H0940098A JP 7190898 A JP7190898 A JP 7190898A JP 19089895 A JP19089895 A JP 19089895A JP H0940098 A JPH0940098 A JP H0940098A
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Japan
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oil
oil type
hose
unloading
hatches
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JP7190898A
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Inventor
Shoichi Komai
正一 駒井
Minoru Koseki
実 小関
Tsutomu Kato
務 加藤
Nobuo Sano
信夫 佐野
Yukio Takahashi
幸雄 高橋
Shinji Takano
新二 高野
Yoshiki Futamura
良樹 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIYOMO TRANSPORT TOKYO KK
MARUUN KK
MARUWN CORP
Tokico Ltd
Tokico Yuki Ltd
Shinmaywa Industries Ltd
Eneos Corp
Original Assignee
JIYOMO TRANSPORT TOKYO KK
MARUUN KK
MARUWN CORP
Japan Energy Corp
Tokico Ltd
Shin Meiva Industry Ltd
Tokico Yuki Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後付けが容易で、しかも荷降ろしホースの重
量増加を抑制してその取り回し作業性に優れる混油防止
装置を提供する。 【解決手段】 ハッチ12a〜12gと荷降ろしホース
24A,24Bとの連通・遮断を切り換え可能な底弁1
4a〜14gと、荷降ろしホース24A,24Bの貯油
タンク27A,27Bへの連結側に設けられた連結識別
部108A,108Bと、貯油タンク27A,27B側
に設けられ、該貯油タンク27A,27Bの貯油油種の
油種データを保持するとともに連結識別部108A,1
08Bが係合可能とされかつ該係合状態を検出可能な油
種データ保持部35A,35Bと、指定された油種と油
種データ保持部35A,35Bの油種データとが不一致
の場合に、ハッチ12a〜12gの底弁14a〜14g
を閉弁状態とする制御装置17,44を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンクローリ車の
積荷油を給油所の貯油タンクに荷降ろしする際の混油を
防止する混油防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タンクローリ車の積荷油を給油所の貯油
タンクに荷降ろしする際の混油を防止する混油防止装置
として、機械式のものが採用されている。例えば、図9
に示すように、図示せぬタンクローリ車の複数のハッチ
に共用して設けられた荷降ろしホース101の外側に沿
ってフレキシブルワイヤ102をその長さ方向に移動自
在に設け、給油所の貯油タンクの注油口103に、荷降
ろしホース101を連結させる際に前記フレキシブルワ
イヤ102の一端部に当接してその位置を油種に応じた
位置に決める当接部104を設けて、タンクローリ車側
に前記フレキシブルワイヤ102の他端側の位置を検出
するセンサ105を設け、該センサ105の検出結果か
ら貯油タンクの油種を検出し、これに基づいて混油を防
止するものである。しかし、上記混油防止装置は、荷降
ろしホース101の外側にフレキシブルワイヤ102を
移動自在に支持しているため、荷降ろしホース101の
使用時の湾曲の方向や形状によって前記他端側の位置が
一定せず、よって、油種検出の正確性に劣るという問題
があった。このため、湾曲の影響を排除するように、荷
降ろしホース101内の中央にフレキシブルワイヤ10
2を移動自在に支持するものが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記混
油防止装置は、ホース内の中央にフレキシブルワイヤを
移動自在に支持するという複雑な構成が必要であるた
め、既存の荷降ろしシステムへの後付けが困難であると
いう問題があった。また、ホース内の中央にフレキシブ
ルワイヤを移動自在に支持するものであるため、荷降ろ
しホースの重量を増大させてしまい、よって、荷降ろし
ホースの取り回しの作業性を低下させてしまうという問
題があった。したがって、本発明の目的は、後付けが容
易で、しかも荷降ろしホースの重量増加を抑制してその
取り回し作業性に優れる混油防止装置を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の混油防止装置は、油を貯留
する複数のハッチを有するタンクローリ車の前記複数の
ハッチに共用して設けられた荷降ろしホースを給油所の
貯油タンクに連結させて、油を荷降ろしする際に用いら
れるものであって、前記各ハッチにそれぞれ設けられ該
ハッチと前記荷降ろしホースとの連通・遮断を開閉切り
換え可能な底弁と、前記荷降ろしホースの前記貯油タン
クへの連結側に設けられた連結識別部と、前記貯油タン
ク側に設けられ、該貯油タンクの貯油油種の油種データ
を保持するとともに前記連結識別部が係合可能とされか
つ該係合状態を検出可能な油種データ保持部と、前記タ
ンクローリ車に設けられるとともに前記油種データ保持
部に接続可能とされ、油種を指定する油種指定部、およ
び該油種指定部で指定された油種と前記連結識別部が係
合状態にある前記油種データ保持部の保持する油種デー
タとが一致した場合に、前記底弁の開弁を許容する一
方、不一致の場合に、前記底弁を閉弁状態とする比較部
を有する制御装置と、を具備することを特徴としてい
る。
【0005】これにより、本発明の請求項1記載の混油
防止装置によれば、給油所において、タンクローリ車の
荷降ろしホースを所定の貯油タンクに連結させるととも
に、該荷降ろしホースに設けられた連結識別部を貯油タ
ンク側に設けられた油種データ保持部に係合させる。そ
れとともに、タンクローリ車に設けられた制御装置を油
種データ保持部に接続させる。そして、油種指定部で荷
降ろしする油種を指定すると、制御装置では、比較部
が、油種指定部で指定された油種と、連結識別部が係合
状態にある油種データ保持部の保持する油種データとが
一致した場合に、底弁の開弁を許容することにより貯油
タンクに油を流して荷降ろしを許容する。一方、指定さ
れた油種と連結識別部が係合状態にある油種データ保持
部の油種データとが不一致の場合には、ハッチの底弁を
閉弁状態として該ハッチを荷降ろしホースに連通させる
ことがない。このように、指定された油種と荷降ろしホ
ースを介して連結された貯油タンクの油種とが一致した
場合にのみこれらを連通させることにより、混油を防止
する。
【0006】また、本発明の請求項2記載の混油防止装
置は、上記に加えて、前記油種指定部は、ハッチの選択
入力がなされる操作部、各ハッチの積荷油種の油種が記
憶された記憶部、および該記憶部から前記操作部で選択
されたハッチの油種を受け該油種を指定する指定本体部
を有しており、前記比較部は、前記指定本体部で指定さ
れた油種と前記電気ケーブルを介して読み取られる前記
油種データ保持部の油種データとが一致した場合に、前
記操作部で選択されたハッチの底弁を開弁状態とする一
方、不一致の場合に、前記操作部で選択されたハッチの
底弁を閉弁状態とすることを特徴としている。
【0007】これにより、本発明の請求項2記載の混油
防止装置によれば、給油所において、タンクローリ車の
荷降ろしホースを所定の貯油タンクに連結させるととも
に、該荷降ろしホースに設けられた連結識別部を貯油タ
ンク側に設けられた油種データ保持部に係合させる。そ
れとともに、タンクローリ車に設けられた制御装置を油
種データ保持部に接続させる。そして、操作部で荷降ろ
しするハッチを選択すると、制御装置では、指定本体部
が、操作部で選択されたハッチの油種を記憶部から受け
て、該油種を指定し、該油種と、連結識別部が係合状態
にある油種データ保持部の保持する油種データとが一致
した場合に、操作部で選択されたハッチの底弁を開弁状
態とすることにより該ハッチを荷降ろしホースに連通さ
せて貯油タンクに油を流して荷降ろしを行う。一方、指
定された油種と連結識別部が係合状態にある油種データ
保持部の油種データとが不一致の場合には、ハッチの底
弁を閉弁状態として該ハッチを荷降ろしホースに連通さ
せることがない。このように、選択されたハッチの油種
とこれに荷降ろしホースを介して連結された貯油タンク
の油種とが一致した場合にのみこれらを連通させること
により、混油を完全に防止する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一の実施の形態による混
油防止装置を図面を参照して以下に説明する。図1中、
符号11はタンクローリ車を示しており、該タンクロー
リ車11には個々に仕切られた複数(本実施の形態にお
いては7つ)のハッチ12a,12b,12c,12
d,12e,12f,12gが設けられている。このタ
ンクローリ車11には、図示せぬ油槽所等の石油出荷基
地において、ハッチ管理方式で各ハッチ12a〜12g
にそれぞれ所定油種および所定量の油が積み込まれてい
る。なお、図示は略すが、ハッチ管理方式による出荷シ
ステムでは、磁気カード等の記憶媒体に、このタンクロ
ーリ車11を他のタンクローリ車に対し識別する車番デ
ータとともに、各ハッチ12a〜12gにそれぞれ積み
込まれた油の油種を示す油種データおよび油量を示す油
量データが各ハッチ12a〜12gにそれぞれ対応して
記憶されている。前方の複数(本実施の形態においては
三つ)のハッチ12a,12b,12cには、一端側が
これら各ハッチ12a〜12cのそれぞれの底部に個別
に開口するとともに他端側が合流する油配管13Aが連
結されており、油配管13Aの各ハッチ12a〜12c
の底部への接続部分には、それぞれハッチ12a〜12
cと油配管13Aとの連通・遮断を開閉切り換え可能な
底弁14a,14b,14cが設けられている。
【0009】同様に、後方の残りの複数(本実施の形態
においては四つ)のハッチ12d,12e,12f,1
2gには、一端側がこれら各ハッチ12d〜12gのそ
れぞれの底部に個別に開口するとともに他端側が合流す
る油配管13Bが連結されており、油配管13Bの各ハ
ッチ12d〜12gの底部への接続部分には、それぞれ
ハッチ12d〜12gと油配管13Bとの連通・遮断を
開閉切り換え可能な底弁14d,14e,14f,14
gが設けられている。なお、これらの油配管13A,1
3Bは、図2に示すように、いずれもタンクローリ車1
1のフレーム15に支持されている。
【0010】ここで、本実施の形態において、各底弁1
4a〜14gは、常時は閉とされ図示せぬコンプレッサ
等から供給されるエアの圧力で開状態に切り換えられる
エア駆動式のもので、それぞれ単独して、後述する図7
に示す制御装置本体(制御装置)17から出力される開
指令信号を受けてエア供給による開作動を行い、閉指令
信号を受けてエアレスの閉作動を行う。
【0011】油配管13Aの合流部分には、ハッチ12
a〜12c側に、油配管13Aの内部の油を検出してそ
の検出信号を制御装置本体17に出力する残油センサ1
8Aが、残油センサ18Aのハッチ12a〜12cに対
し反対側に、手動操作で油配管13Aを開閉させる吐出
弁20Aが、ハッチ12a〜12cに対し最も反対側の
先端部の吐出口19Aに、カップリング21Aが取り付
けられている。油配管13Bの合流部分にも、同様、残
油センサ18B、吐出弁20Bおよび吐出口19Bのカ
ップリング21Bが設けられており、カップリング21
Bは、カップリング21Aと同形状をなしている。
【0012】図中符号24Aは、一端側にカップリング
23Aが取り付けられ他端側にカップリング25Aが取
り付けられた荷降ろしホースを示している。カップリン
グ23Aは、吐出口19Aのカップリング21Aあるい
は吐出口19Bのカップリング21Bのいずれにも嵌脱
自在とされており、嵌合時に吐出口19A,19Bの嵌
合されたものと荷降ろしホース24Aとを連通させる。
また、カップリング25Aは、給油所において油を貯め
ておく貯油タンク27Aの注油口28Aの開口端部に取
り付けられたカップリング29A、あるいは貯油タンク
27Bの注油口28Bの開口端部に取り付けられたカッ
プリング29Bのいずれにも嵌脱自在とされており、嵌
合時に注油口28A,28Bの嵌合されたものと荷降ろ
しホース24Aとを連通させる。
【0013】図中符号24Bは、一端側にカップリング
23Aと同形状のカップリング23Bが取り付けられ他
端側にカップリング25Aと同形状のカップリング25
Bが取り付けられた荷降ろしホースを示している。カッ
プリング23Bは、吐出口19Aのカップリング21A
あるいは吐出口19Bのカップリング21Bのいずれに
も嵌脱自在とされており、嵌合時に吐出口19A,19
Bの嵌合されたものと荷降ろしホース24Bとを連通さ
せる。また、カップリング25Bは、注油口28Aのカ
ップリング29A、あるいは注油口28Bのカップリン
グ29Bのいずれにも嵌脱自在とされており、嵌合時に
注油口28A,28Bの嵌合されたものと荷降ろしホー
ス24Bとを連通させる。
【0014】そして、本実施の形態においては、一端側
が制御装置本体17に接続されるとともに他端側にカッ
プリング21Aの近傍に配置されるセンサ部100Aが
設けられた電気ケーブル32Aが、また、一端側が制御
装置本体17に接続されるとともに他端側にカップリン
グ21Bの近傍に配置されるセンサ部100Bが設けら
れた電気ケーブル32Bが、ともにタンクローリ車11
のフレーム15に支持されて設けられている。
【0015】また、貯油タンク27A側のカップリング
29Aに近接して、センサ部101Aを有する油種設定
器(油種データ保持部)35Aが、ブラケット102A
で注油口28Aに取り付けられて設けられており、貯油
タンク27B側のカップリング29Bに近接して、セン
サ部101Bを有する油種設定器(油種データ保持部)
35Bが、ブラケット102Bで注油口28Bに取り付
けられて設けられている。なお、油種設定器35Aは、
貯油タンク27Aに貯油される油の油種を示す油種デー
タを、油種設定器35Bは、貯油タンク27Bに貯油さ
れる油の油種を示す油種データを、それぞれ保持してい
る。
【0016】荷降ろしホース24Aには、そのカップリ
ング23Aに近接して、該荷降ろしホース24Aを識別
する番号データを保持するホースNo.カード(連結識別
部)104Aが、金属バンド105Aで該荷降ろしホー
ス24Aに取り付けられたチェーン106Aに吊り下げ
られて設けられており、また、そのカップリング25A
に近接して、該荷降ろしホース24Aを識別する番号デ
ータを保持するホースNo.カード(連結識別部)108
Aが、金属バンド109Aで該荷降ろしホース24Aに
取り付けられたチェーン110Aに吊り下げられて設け
られている。
【0017】同様に、荷降ろしホース24Bには、その
カップリング23Bに近接して、該荷降ろしホース24
Bを識別する番号データを保持するホースNo.カード
(連結識別部)104Bが、金属バンド105Bで該荷
降ろしホース24Bに取り付けられたチェーン106B
に吊り下げられて設けられており、また、そのカップリ
ング25Bに近接して、該荷降ろしホース24Bを識別
する番号データを保持するホースNo.カード(連結識別
部)108Bが、金属バンド109Bで該荷降ろしホー
ス24Bに取り付けられたチェーン110Bに吊り下げ
られて設けられている。
【0018】ここで、荷降ろしホース24Aを吐出口1
9Aに連結させた場合、荷降ろしホース24Aのホース
No.カード104Aはセンサ部100Aにのみ係合可能
となり、荷降ろしホース24Aを吐出口19Bに連結さ
せた場合、荷降ろしホース24AのホースNo.カード1
04Aはセンサ部100Bにのみ係合可能となる様にチ
ェーン106Aの長さが調節されている。また、上記と
同様に、荷降ろしホース24Bを吐出口19Aに連結さ
せた場合、荷降ろしホース24BのホースNo.カード1
04Bはセンサ部100Aにのみ係合可能となり、荷降
ろしホース24Bを吐出口19Bに連結させた場合、荷
降ろしホース24BのホースNo.カード104Bはセン
サ部100Bにのみ係合可能となる様にチェーン106
Bの長さが調節されている。
【0019】そして、センサ部100Aは、ホースNo.
カード104Aが係合されている場合、該ホースNo.カ
ード104Aの保持する番号データを制御装置本体17
に出力し、また、ホースNo.カード104Bが係合され
ている場合、該ホースNo.カード104Bの保持する番
号データを制御装置本体17に出力する。また、センサ
部100Bは、上記センサ部100Aと同様に、ホース
No.カード104Aが係合されている場合、該ホースNo.
カード104Bの保持する番号データを制御装置本体1
7に出力し、また、ホースNo.カード104Bが係合さ
れている場合、該ホースNo.カード104Bの保持する
番号データを制御装置本体17に出力する。なお、制御
装置本体17では、番号データの出力の有無により、セ
ンサ部100A,100BのホースNo.カード104
A,104Bとの係合の有無をも判断する。
【0020】また、荷降ろしホース24Aを注油口28
Aに連結させた場合、荷降ろしホース24AのホースN
o.カード108Aはセンサ部101Aにのみ係合可能と
なっており、荷降ろしホース24Aを注油口28Bに連
結させた場合、荷降ろしホース24AのホースNo.カー
ド108Aはセンサ部101Bにのみ係合可能となって
いる。また、荷降ろしホース24Bを注油口28Aに連
結させた場合、荷降ろしホース24BのホースNo.カー
ド108Bはセンサ部101Aにのみ係合可能となって
おり、荷降ろしホース24Bを注油口28Bに連結させ
た場合、荷降ろしホース24BのホースNo.カード10
8Bはセンサ部101Bにのみ係合可能となっている。
【0021】そして、油種設定器35A,35Bは、と
もに、給油所側に設けられた読取制御ボックス112に
電気ケーブル113A,113Bを介して電気的に接続
されている。油種設定器35Aは、センサ部101Aに
ホースNo.カード108Aが係合されている場合、該ホ
ースNo.カード108Aの保持する番号データと、該ホ
ースNo.カード108Aが係合状態にある自身の保持す
る油種データを読取制御ボックス112に出力し、ま
た、センサ部101AにホースNo.カード108Bが係
合されている場合、該ホースNo.カード108Bの保持
する番号データと、該ホースNo.カード108Bが係合
状態にある自身の保持する油種データを読取制御ボック
ス112に出力する。油種設定器35Bは、センサ部1
01BにホースNo.カード108Aが係合されている場
合、該ホースNo.カード108Aの保持する番号データ
と、該ホースNo.カード108Aが係合状態にある自身
の保持する油種データを読取制御ボックス112に出力
し、また、センサ部101BにホースNo.カード108
Bが係合されている場合、該ホースNo.カード108B
の保持する番号データと、該ホースNo.カード108B
が係合状態にある自身の保持する油種データを読取制御
ボックス112に出力する。ここで、油種設定器35A
のセンサ部101Aは、貯油タンク27Aに貯油される
油の油種を示す抵抗値をもつ抵抗器を具備しており、該
センサ部101Aの油種データを、前記抵抗器の抵抗値
として保持している。油種設定器35Bのセンサ部10
1Bも同様に、貯油タンク27Bに貯油される油の油種
を示す前記とは異なる抵抗値をもつ抵抗器を具備してお
り、該センサ101Bの油種データを、前記抵抗器の抵
抗値として保持している。
【0022】そして、読取制御ボックス112には、制
御装置本体17の電気ケーブル114が着脱自在とされ
ており、該電気ケーブル114の取り付け時に制御装置
本体17に、上記データを出力可能となるよう電気的に
接続されるようになっている。なお、制御装置本体17
では、番号データの出力の有無により、センサ部101
A,101BのホースNo.カード108A,108Bと
の係合の有無をも判断する。
【0023】タンクローリ車11の左右側面には、それ
ぞれ制御装置本体17に電気的に接続された、図4に示
す操作盤(制御装置)44と、図6に示す操作盤(制御
装置)45が設置されている。
【0024】一方の操作盤44には、図4あるいは図7
に示すように、操作入力等を行う押釦ユニット(油種指
定部,操作部)47と、管理モードを選択するためのキ
ースイッチ48と、記憶媒体に記憶されたデータを読み
取るカードリーダ等の読取部49と、データ等を表示す
るための表示ユニット50と、異常等を鳴動で報知する
ブザー51と、これらからデータを受けあるいはこれら
を駆動制御するコントロールボード52と、各部に電源
を供給する電源ユニット53とが設けられている。
【0025】他方の操作盤45には、図6あるいは図7
に示すように、上記と同様の、押釦ユニット47、表示
ユニット50、コントロールボード52および電源ユニ
ット53が設けられている。なお、タンクローリ車11
の両側に操作盤44,45が設けられているため、タン
クローリ車11の左右いずれにおける荷降ろし作業にも
良好に対応できる。
【0026】押釦ユニット47は、図5に示すように、
各ハッチ12a〜12gにそれぞれ対応して設けられた
ハッチ選択釦55a,55b,55c,55d,55
e,55f,55gと、データ等を消去する際に押され
るクリア釦56と、各吐出口19A,19Bにそれぞれ
対応して設けられた、吐出口選択釦57A,57B、終
了釦58A,58Bおよび中断釦59A,59Bと、緊
急停止釦60とを有しており、これらは押下されること
により、それぞれ押下信号を制御装置本体17に出力す
る。
【0027】表示ユニット50は、読取部49で読み取
った記憶媒体に記憶されたデータや異常時の異常内容等
を表示するもので、例えば、図5に示すように、該タン
クローリ車11の車番と、各ハッチ12a〜12gの積
荷の油種データと油量データとが表示される。
【0028】制御装置本体17は、タンクローリ車11
の運転室内等に設置されるもので、図7に示すように、
コントロールボード52と、残油センサ18A,18B
と、各底弁14a〜14gを個別に開閉駆動するドライ
バー62とに電気的に接続されたコントロールボード6
3を有しており、該コントロールボード63には、電気
ケーブル32A,32Bを介してセンサ部100A,1
00Bがツェナーバリア64を介して接続されている。
また、制御装置本体17には、各部に電源を供給する電
源ユニット66が設けられている。
【0029】ここで、制御装置本体17のコントロール
ボード63は、図8に示すように、操作盤44の読取部
49で読み取ったデータ等を記憶する積荷データ記憶回
路(油種指定部,記憶部)68と、センサ部100A,
100BからホースNo.カード104A,104Bの番
号データを読み取って出力するホースNo.読取回路11
5と、油種設定器35A,35Bから、センサ部101
A,101BでホースNo.カード108A,108Bの
番号データを読み取るとともに、油種データ(抵抗値)
を読み取って出力する注油口油種&ホースNo.読取回路
(油種指定部,指定本体部)116と、ホースNo.読取
回路115の出力と注油口油種&ホースNo.読取回路1
16の出力を受けて、いずれの荷降ろしホース24A,
24Bが、いずれの吐出口19A,19Bに連結されい
ずれの注油口28A,28Bに連結されいずれの貯油タ
ンク27A,27Bに連通可能とされているかを判定し
さらにその油種データを判定するホースNo.油種判定回
路117とを有している。
【0030】なお、ホースNo.油種判定回路117は、
センサ部100AからホースNo.カード104Aのデー
タを読み取った場合、荷降ろしホース24Aがハッチ1
2a〜12cに共用の吐出口19Aに連結されていると
判定し、そして、このとき、センサ部101Aからホー
スNo.カード108Aのデータを読み取った場合、ハッ
チ12a〜12cに共用された荷降ろしホース24Aが
注油口28Aに連結されていると判定するとともに、ホ
ースNo.カード108Aが係合されている油種設定器3
5Aの保持する油種データ(抵抗値)を読み出す。同様
に、センサ部100AからホースNo.カード104Aの
データを読み取った場合、荷降ろしホース24Aがハッ
チ12a〜12cに共用の吐出口19Aに連結されてい
ると判定し、そして、このとき、センサ部101Bから
ホースNo.カード108Aのデータを読み取った場合、
ハッチ12a〜12cに共用された荷降ろしホース24
Aが注油口28Bに連結されていると判定するととも
に、ホースNo.カード108Aが係合されている油種設
定器35Bの保持する油種データ(抵抗値)を読み出
す。同様に、センサ部100BからホースNo.カード1
04Aのデータを読み取った場合、荷降ろしホース24
Aがハッチ12d〜12gに共用の吐出口19Bに連結
されていると判定し、そして、このとき、センサ部10
1AからホースNo.カード108Aのデータを読み取っ
た場合、ハッチ12d〜12gに共用された荷降ろしホ
ース24Aが注油口28Aに連結されていると判定する
とともに、ホースNo.カード108Aが係合されている
油種設定器35Aの保持する油種データ(抵抗値)を読
み出す。同様に、センサ部100BからホースNo.カー
ド104Aのデータを読み取った場合、荷降ろしホース
24Aがハッチ12d〜12gに共用の吐出口19Bに
連結されていると判定し、そして、このとき、センサ部
101BからホースNo.カード108Aのデータを読み
取った場合、ハッチ12d〜12gに共用された荷降ろ
しホース24Aが注油口28Bに連結されていると判定
するとともに、ホースNo.カード108Aが係合されて
いる油種設定器35Bの保持する油種データ(抵抗値)
を読み出す。
【0031】同様に、センサ部100AからホースNo.
カード104Bのデータを読み取った場合、荷降ろしホ
ース24Bがハッチ12a〜12cに共用の吐出口19
Aに連結されていると判定し、そして、このとき、セン
サ部101AからホースNo.カード108Bのデータを
読み取った場合、ハッチ12a〜12cに共用された荷
降ろしホース24Bが注油口28Aに連結されていると
判定するとともに、ホースNo.カード108Bが係合さ
れている油種設定器35Aの保持する油種データ(抵抗
値)を読み出す。同様に、センサ部100Aからホース
No.カード104Bのデータを読み取った場合、荷降ろ
しホース24Bがハッチ12a〜12cに共用の吐出口
19Aに連結されていると判定し、そして、このとき、
センサ部101BからホースNo.カード108Bのデー
タを読み取った場合、ハッチ12a〜12cに共用され
た荷降ろしホース24Bが注油口28Bに連結されてい
ると判定するとともに、ホースNo.カード108Bが係
合されている油種設定器35Bの保持する油種データ
(抵抗値)を読み出す。同様に、センサ部100Bから
ホースNo.カード104Bのデータを読み取った場合、
荷降ろしホース24Bがハッチ12d〜12gに共用の
吐出口19Bに連結されていると判定し、そして、この
とき、センサ部101AからホースNo.カード108B
のデータを読み取った場合、ハッチ12d〜12gに共
用された荷降ろしホース24Bが注油口28Aに連結さ
れていると判定するとともに、ホースNo.カード108
Bが係合されている油種設定器35Aの保持する油種デ
ータ(抵抗値)を読み出す。同様に、センサ部100B
からホースNo.カード104Bのデータを読み取った場
合、荷降ろしホース24Bがハッチ12d〜12gに共
用の吐出口19Bに連結されていると判定し、そして、
このとき、センサ部101BからホースNo.カード10
8Bのデータを読み取った場合、ハッチ12d〜12g
に共用された荷降ろしホース24Bが注油口28Bに連
結されていると判定するとともに、ホースNo.カード1
08Bが係合されている油種設定器35Bの保持する油
種データ(抵抗値)を読み出す。
【0032】コントロールボード63は、さらに、操作
盤44,45の押釦ユニット47からの押下信号が入力
されるとともに、積荷データ記憶回路68からデータの
読み出しを行い、さらに、ホースNo.油種判定回路の判
定結果データが入力されて、データの比較等を行う油種
比較回路(比較部)69と、油種比較回路69から出力
される開閉信号で底弁14a〜14gに開閉指令信号を
出力する底弁開閉指令回路71と、油種比較回路69か
ら出力される駆動信号で操作盤44のブザー51を鳴動
させる警報回路72とを具備している。
【0033】なお、制御装置本体17の電源ユニット6
6および操作盤44,45の電源ユニット53は、バッ
テリ74に電気的に接続され該バッテリ74から給電を
受けるようになっている。
【0034】そして、本実施の形態においては、ホース
No.カード104A,104B,108A,108B、
センサ部100A,100B、センサ部101A,10
1Bを含む油種設定器35A,35B、電気ケーブル3
2A,32B,113A,113B,114、読取制御
ボックス112、底弁14a〜14g、制御装置本体1
7および操作盤44,45により、混油防止装置75が
構成されている。
【0035】次に、混油防止装置75の作動について、
タンクローリ車11の荷降ろし作業とともに説明する。
まず、このタンクローリ車11には、油槽所等の石油出
荷基地において、各ハッチ12a〜12gにそれぞれ所
定油種および所定量の油が積み込まれており、それとと
もに、記憶媒体に、このタンクローリ車11の車番デー
タと各ハッチ12a〜12gにそれぞれ積み込まれた油
の油種を示す油種データおよび油量を示す油量データが
各ハッチ12a〜12gに対応して記憶されている。
【0036】勿論、積み込み時に、すべての底弁14a
〜14gは閉状態とされ荷降ろし時に開信号を受けるま
で閉状態が維持されている。また、すべての吐出弁20
A,20Bも、手動により閉状態とされている。
【0037】なお、ここでは、最も前方のハッチ12a
に軽油4kl、その後方のハッチ12bにレギュラーガ
ソリン4kl、その後方のハッチ12cにレギュラーガ
ソリン2kl、その後方のハッチ12dにレギュラーガ
ソリン2kl、その後方のハッチ12eにレギュラーガ
ソリン2kl、その後方のハッチ12fにレギュラーガ
ソリン2kl、最も後方のハッチ12gに軽油4kl、
がそれぞれ積み込まれているものとする。また、貯油タ
ンク27Aにはレギュラーガソリンが、貯油タンク27
Bには軽油が貯油されるものとする。
【0038】次に、タンクローリ車11の運転者が記憶
媒体を読取部49に読み取らせる。これにより、該記憶
媒体に記憶された上記データがすべて、制御装置本体1
7の積荷データ記憶回路68に記憶される。
【0039】そして、タンクローリ車11を給油所まで
走行させると、運転者は、操作盤44,45の電源を立
ち上げることにより表示ユニット50に積荷内容を表示
させる。これにより、運転者は、給油所に荷降ろしする
油種および油量と、積荷内容とが一致しているかを伝票
等と対応させて確認する。
【0040】次に、運転者は荷降ろしの準備を開始す
る。以下では、例としてハッチ12b,12cの積荷と
してのレギュラーガソリンをレギュラーガソリン用の貯
油タンク27Aに荷降ろしする場合について説明する。
まず、運転者は、荷降ろしされるハッチ12b,12c
に連通可能な油配管13Aに、例えば、荷降ろしホース
24Aを、カップリング21A,23A同士の嵌合によ
り連結させるとともに、該荷降ろしホース24Aに設け
られたホースNo.カード104Aを、カップリング21
Aに近接配置されたセンサ部100Aに係合させる。
【0041】このようにして荷降ろしされるハッチ12
b,12cに連通可能な油配管13Aに連結された荷降
ろしホース24Aを、これらハッチ12b,12cのレ
ギュラーガソリンを注油する貯油タンク27Aの注油口
28Aに、カップリング25A,29A同士の嵌合によ
り連結させる。そして、この荷降ろしホース24Aに設
けられたホースNo.カード108Aを貯油タンク27A
の油種設定器35Aのセンサ部101Aに係合させる。
【0042】すると、ホースNo.油種判定回路117
は、ホースNo.読取回路115を介してセンサ部100
AからホースNo.カード104Aのデータを、注油口油
種&ホースNo.読取回路116を介してセンサ部101
AからホースNo.カード108Aのデータを、さらに油
種設定器35Aから油種データ(抵抗値、レギュラーガ
ソリンを示す)を読み取ることになる。このため、荷降
ろしホース24Aがハッチ12a〜12cに共用の吐出
口19Aに連結され、ハッチ12a〜12cに共用され
た荷降ろしホース24Aが注油口28Aに連結されてい
ることが判定されるとともに、連結先の油種データが判
定される。
【0043】貯油タンク27Aの受入れ油量がハッチ1
2b,12c内の油量以下であるかを確認した後、操作
盤44,45のうちの例えば操作しやすい一方の、前記
ハッチ12a,12bに対応するハッチ選択釦55b,
55cをそれぞれ押下し、これによりハッチ選択釦55
b,55cは押下信号を出力する。
【0044】すると、これらの押下信号を受けた制御装
置本体17の油種比較回路69では、上記ホースNo.油
種判定回路117で判定した連結先の油種データ(レギ
ュラーガソリンを示す)と、積荷データ記憶回路68か
ら読み出される、押下されたハッチ選択釦55b,55
cで選択されたハッチ12b,12cの油種データ(レ
ギュラーガソリンを示す)とを比較し、これらが一致し
ているか否かを前記押下信号をトリガとして判定する。
【0045】そして、この場合一致しているため、次
に、これらハッチ12b,12cに対応する吐出口19
Aを選択する吐出口選択釦57Aが運転者により押下さ
れると、ハッチ選択釦55b,55cで選択されたハッ
チ12b,12cの底弁14b,14cに底弁開閉指令
回路71を介して開指令信号を出力しこれらを開作動さ
せるとともに、表示ユニット50にハッチ12b,12
cが荷降ろし中である旨を表示させる。底弁14b,1
4cの開作動により、ハッチ12b,12cに積み込ま
れていたレギュラーガソリンが油配管13A内の吐出弁
20Aまで充填される。
【0046】一方、例えば、荷降ろしホース24Aを異
なる油種である軽油の貯油タンク27Bに接続させてし
まった場合、ホースNo.カード108Aを貯油タンク2
7Bの油種設定器35Bのセンサ部101Bに係合させ
ることになるため、該油種設定器35Bから読み取られ
る連結先の油種データ(抵抗値、軽油を示す)と、積荷
データ記憶回路68から読み出された、押下されたハッ
チ選択釦55b,55cで選択されたハッチ12b,1
2cの油種データ(レギュラーガソリンを示す)とが一
致しないことになる。
【0047】したがって、油種比較回路69は、ハッチ
選択釦55b,55cで選択されたハッチ12b,12
cの底弁14b,14cに開指令信号を出力させること
なくこれらを閉状態とさせ、これにより、貯油タンク2
7B内にハッチ12b,12cに積み込まれていた油の
注油が実行されず阻止される。そして、表示ユニット5
0に異常内容すなわち混油する接続状態にあることを表
示させるとともに、警報回路72を介してブザー51を
鳴動させる。
【0048】なお、運転者が記憶媒体を読取部49に読
み取らせず、該記憶媒体に記憶されたデータが積荷デー
タ記憶回路68に記憶されていない場合、センサ部10
0A,100BとホースNo.カード104A,104B
との係合、又は、センサ部101A,101Bとホース
No.カード108A,108Bとの係合が適正でなく、
荷降ろしホース24A,24Bの連結状態が判定できな
い場合等には、ハッチ選択釦55a〜55gで選択され
たハッチ12a〜12gの底弁14a〜14gに開指令
信号を出力させることなくこれらを閉状態とさせるよう
になっている。
【0049】運転者は、ハッチ12b,12cが荷降ろ
し中であることを表示ユニット50の表示により確認す
ると、吐出弁20Aを徐々に開き、油漏れがないことを
確認した後に、全開させる。これにより、ハッチ12
b,12cに積み込まれていたレギュラーガソリンが貯
油タンク27A内に注油される。
【0050】なお、ハッチ12b,12cのような複数
を、同時に荷降ろしすることなく、一つずつ選択して荷
降ろしすることも勿論可能である。さらに、上記のよう
に油配管13Aのハッチ12b,12cからレギュラー
ガソリンを貯油タンク27Aに荷降ろしする際に、油配
管13Bの例えばハッチ12gから軽油を貯油タンク2
7Bへ同時に並行して荷降ろしする等、一方の油配管1
3A側と他方の油配管13B側と同時に並行して荷降ろ
しすることも可能である。この場合、制御装置本体17
は、油配管13Aに連結可能なハッチ12a〜12cに
関わる制御と、油配管13Bに連結可能なハッチ12d
〜12gについての制御とをそれぞれ独立して、上記と
同様行うことになる。
【0051】そして、運転者は、荷降ろし中に、吐出口
19Aに設けられた図示せぬサイトグラスを注視して荷
降ろしが実行中であることを油の流れにより確認する。
そして、油の流れがなくなったことでハッチ12b,1
2cのすべての油が貯油タンク27Aに注油されたこと
を確認すると、運転者は、吐出弁20Aを手動により閉
弁させる。続いて、操作盤44,45のいずれかで吐出
口選択釦57Aに隣接する終了釦58Aを押下する。す
ると、コントロールボード63では、底弁14b,14
cを閉状態とするとともに、表示ユニット50に、ハッ
チ12b,12cの荷降ろしが完了した旨を表示させ
る。
【0052】運転者は、ホースNo.カード108Aをセ
ンサ部101Aから外し、貯油タンク27Aの注油口2
8Aのカップリング29Aから荷降ろしホース24Aの
カップリング25Aを外す。それとともに、必要に応じ
て、ホースNo.カード104Aをセンサ部100Aから
外し、タンクローリ車11の吐出口19Aのカップリン
グ21Aから荷降ろしホース24Aのカップリング23
Aを外す。
【0053】運転者が、すべての荷降ろし作業が完了し
たことを、終了釦58Aを再度押下すること等により入
力すると、コントロールボード63では、残油センサ1
8Aからの検出信号の出力があった場合には、表示ユニ
ット50に異常内容すなわち残油が有ることを表示させ
るとともに、ブザー51を鳴動させる。
【0054】残油センサ18Aからの検出信号の出力が
ない場合には、荷降ろし作業が完全に完了した旨を表示
ユニット50に表示させる。すると、運転者は、タンク
ローリ車11のアース装置を給油所のアース接地板から
外した後、タンクローリ車11を給油所から出庫させ
る。
【0055】なお、上記においてはハッチ12b,12
cの積荷を貯油タンク27Aに荷降ろしする場合を例に
とり説明したが、勿論同様に、ハッチ12a〜12gの
いずれを選択し、また貯油タンク27A,27Bのいず
れに連結させた場合にも、ハッチ12a〜12gの選択
されたものの油種データと、貯油タンク27A,27B
のうち吐出可能に連結されたものの油種データとが不一
致の場合には、底弁14a〜14gの開弁は阻止され閉
弁状態が維持されることになる。
【0056】例えば、油配管13Bに接続されたハッチ
12gの軽油を荷降ろしホース24Bを介して荷降ろし
する場合には、ホース24Bを、吐出口19Bと軽油を
注油する貯油タンク27Bの注油口28Bと連結させる
ことになるが、このとき、荷降ろしホース24Bをレギ
ュラーガソリン用の貯油タンク27Aに連結させてしま
った場合には、ホースNo.カード108Bと油種設定器
35Aのセンサ部101Aとを接続させることになるた
め、油種比較回路69では、油種設定器35Aから読み
取られた連結先の油種データ(抵抗値、レギュラーガソ
リンを示す)に対し、押下されたハッチ選択釦55gで
選択されたハッチ12gの油種データ(軽油を示す)が
異なることになる。したがって、これらの油種データが
不一致であるため、ハッチ選択釦55gで選択されたハ
ッチ12gの底弁14gに開指令信号を出力させること
なくこれらを閉状態とさせる。
【0057】以上に述べたように、本実施の形態の混油
防止装置75によれば、荷降ろしのため荷降ろしホース
24A,24Bの少なくともいずれか一方を用いてハッ
チ12a〜12gの所望のものと貯油タンク27A,2
7Bの対応するものとを適宜連結させる際に、該荷降ろ
しホース24A,24Bの連結にしたがって、ホースN
o.カード104A,104Bとセンサ部100A,10
0Bとを適宜係合させ、ホースNo.カード108A,1
08Bとセンサ部101A,101Bとを適宜係合させ
る。
【0058】すると、制御装置本体17では、油種比較
回路69が、ハッチ12a〜12gの所望のものすなわ
ち押釦ユニット47で選択されたものの油種データを積
荷データ記憶回路68から受けて、該油種データと、ホ
ースNo.カード104A,104Bおよびセンサ部10
0A,100Bの係合と、ホースNo.カード108A,
108Bおよびセンサ部101A,101Bの係合とか
ら割り出される、ハッチ12a〜12gの選択されたも
のに連通可能な貯油タンク27A,27Bの油種データ
とが一致した場合に、底弁14a〜14gのうちハッチ
12a〜12gの選択されたのものに設けられたものを
開弁状態とすることにより、ハッチ12a〜12gの選
択されたものを貯油タンク27A,27Bの適正なもの
に連通させて、荷降ろしを行う。
【0059】一方、ハッチ12a〜12gのうちの選択
されたものの油種データと、ハッチ12a〜12gの選
択されたものに連通可能な貯油タンク27A,27Bの
油種データとが不一致の場合に、底弁14a〜14gの
うちハッチ12a〜12gの選択されたものに設けられ
たものを閉弁状態とする。このように、ハッチ12a〜
12gのうちの選択されたものの油種と、貯油タンク2
7A,27Bのうちの連結されたものの油種とが一致し
た場合にのみこれらを連通させることにより、混油を防
止する。
【0060】以上のように、電気的にハッチ12a〜1
2gと貯油タンク27A,27Bの接続されたもの同士
の油種データを比較するものであるため、機械式のもの
に比してタンクローリ車11、荷降ろしホース24A,
24Bおよび貯油タンク27A,27Bへの後付けが容
易となる。
【0061】また、荷降ろしホース24A,24Bに
は、ホースNo.カード104A,104B,108A,
108Bを支持するものであるため、機械的なフレキシ
ブルワイヤを移動自在に支持するものより軽量であり、
よって、荷降ろしホース24A,24Bの重量増加が抑
制でき、その取り回し作業性に優れることになる。加え
て、電気的なケーブルを荷降ろしホース24A,24B
に沿って設けるものではないため、荷降ろしホース24
A,24Bの使用時の湾曲による断線の不安も一掃され
る。
【0062】さらに、底弁14a〜14gとして、常時
は閉でエア圧を付与すると開弁するエアー駆動式のもの
を採用しているため、緊急時にはエア供給を停止させれ
ば即座に閉弁させることができ、手動式の底弁を用いる
場合に比して、緊急時遮断性能に優れる。
【0063】なお、荷降ろしホース24A,24Bを常
時吐出口19A,19Bに連結させたり、あるいは機械
的に必ず同じ組み合せで連結させるようにしておくこと
も可能である。この場合、この部分の連結状態を判定す
る必要はなく、例えばハッチ12a〜12cで荷降ろし
ホース24Aを常に共用する場合については、制御装置
本体17が、荷降ろしホース24Aの連結先をホース番
号カード108Aと、センサ部101Aあるいはセンサ
部101Bとの係合の有無で判定し、係合された油種設
定器35Aあるいは油種設定器35Bから油種データ
(抵抗値)を読み出すとともに、該油種データをハッチ
12a〜12cのうち選択されたものについての油種デ
ータと比較して一致・不一致を判定し、他方、例えばハ
ッチ12d〜12gで荷降ろしホース24Bを常に共用
する場合については、制御装置本体17が、荷降ろしホ
ース24Bの連結先をホース番号カード108Bと、セ
ンサ部101Aあるいはセンサ部101Bとの係合の有
無で判定し、係合された油種設定器35Aあるいは油種
設定器35Bから油種データを制御装置本体17で読み
出すとともに、該油種データをハッチ12d〜12gの
うち選択されたものについての油種データと比較して一
致・不一致を判定すればよい。この場合、電気ケーブル
32A,32B、センサ部100A,100B、ホース
No.カード104A,104B、チェーン106A,1
06B、金属バンド105A,105BおよびホースN
o.読取回路115等は不要となる。
【0064】加えて、操作盤に油種指定釦(油種指定
部)を設け、油種比較回路において、油種指定釦で指定
された油種と、荷降ろしホースを介しての連結先の貯油
タンクの油種データとが一致した場合に、底弁の開弁を
許容する一方、不一致の場合に、底弁を閉弁状態とする
ように制御してもよい。さらに、油種設定器35A,3
5Bに油種データを保持するのではなく、読取制御ボッ
クス112にROM等の記憶部を設け、該記憶部に接続
先のセンサ部101A,101Bに対応する貯油タンク
27A,27Bの油種を示す油種データをそれぞれ記憶
させておくことも可能である。この場合、センサ部10
1A,101Bが、係合されたホース番号カード108
A,108Bのデータを読取制御ボックス112に出力
すると、これを受けて読取制御ボックス112では、荷
降ろしホース24A,24Bの連結先のセンサ部101
A,101Bの油種データ(すなわちこれらに対応する
貯油タンク27A,27Bの油種データ)を記憶部から
読み出して、該油種データとホース番号カード108
A,108Bのデータとを関連付けて制御装置本体17
に出力する。この場合、前記記憶部とセンサ部101
A,101Bとが油種データ保持部を構成することにな
る。また、油種設定器35A,35Bに、油種データを
抵抗器の抵抗値として保持するのではなく、油種データ
を記憶するROM等の記憶部を設け、制御装置本体17
が、該記憶部から油種データを読み込むようにしてもよ
い。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の混油防止装置によれば、給油所において、タンク
ローリ車の荷降ろしホースを所定の貯油タンクに連結さ
せるとともに、該荷降ろしホースに設けられた連結識別
部を貯油タンク側に設けられた油種データ保持部に係合
させる。それとともに、タンクローリ車に設けられた制
御装置を油種データ保持部に接続させる。そして、油種
指定部で荷降ろしする油種を指定すると、制御装置で
は、比較部が、油種指定部で指定された油種と、連結識
別部が係合状態にある油種データ保持部の保持する油種
データとが一致した場合に、底弁の開弁を許容すること
により貯油タンクに油を流して荷降ろしを許容する。一
方、指定された油種と連結識別部が係合状態にある油種
データ保持部の油種データとが不一致の場合には、ハッ
チの底弁を閉弁状態として該ハッチを荷降ろしホースに
連通させることがない。このように、指定された油種と
荷降ろしホースを介して連結された貯油タンクの油種と
が一致した場合にのみこれらを連通させることにより、
混油を防止する。このように、指定された油種と貯油タ
ンクの油種データを比較するものであるため、荷降ろし
ホース内の中央にフレキシブルワイヤを移動自在に支持
する機械式のものに比して後付けが容易となる。また、
荷降ろしホースには、油種データ保持部に係合可能な連
結識別部を設けるものであるため、ホースに機械的なフ
レキシブルワイヤを移動自在に支持するものより軽量で
あり、よって、荷降ろしホースの重量増加が抑制でき、
その取り回し作業性に優れることになる。さらに、電気
的なケーブルを荷降ろしホースに沿って設けるものでは
ないため、荷降ろしホースの使用時の湾曲による断線の
不安も一掃される。
【0066】本発明の請求項2記載の混油防止装置によ
れば、給油所において、タンクローリ車の荷降ろしホー
スを所定の貯油タンクに連結させるとともに、該荷降ろ
しホースに設けられた連結識別部を貯油タンク側に設け
られた油種データ保持部に係合させる。それとともに、
タンクローリ車に設けられた制御装置を油種データ保持
部に接続させる。そして、操作部で荷降ろしするハッチ
を選択すると、制御装置では、指定本体部が、操作部で
選択されたハッチの油種を記憶部から受けて該油種を指
定し、比較部が、該油種と連結識別部が係合状態にある
油種データ保持部の保持する油種データとが一致した場
合に、操作部で選択されたハッチの底弁を開弁状態とす
ることにより該ハッチを荷降ろしホースに連通させて貯
油タンクに油を流して荷降ろしを行う。一方、指定され
た油種と連結識別部が係合状態にある油種データ保持部
の油種データとが不一致の場合には、ハッチの底弁を閉
弁状態として該ハッチを荷降ろしホースに連通させるこ
とがない。このように、選択されたハッチの油種とこれ
に荷降ろしホースを介して連結された貯油タンクの油種
とが一致した場合にのみこれらを連通させることによ
り、混油を完全に防止する。したがって、上記に加え
て、混油を完全に防止できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態による混油防止装置が
採用された、タンクローリ車および給油所の貯油タンク
等を概略的に示す側面図である。
【図2】本発明の一の実施の形態による混油防止装置の
タンクローリ車側の一部構成を示す側面図である。
【図3】本発明の一の実施の形態による混油防止装置の
貯油タンク側の一部構成を示す側面図である。
【図4】本発明の一の実施の形態による混油防止装置の
一方の操作盤を示す正面図である。
【図5】本発明の一の実施の形態による混油防止装置の
操作盤の表示ユニットおよび押釦ユニットを示す正面図
である。
【図6】本発明の一の実施の形態による混油防止装置の
他方の操作盤を示す正面図である。
【図7】本発明の一の実施の形態による混油防止装置を
示す一部をブロックとした回路図である。
【図8】本発明の一の実施の形態による混油防止装置の
制御装置本体のコントロールボードを示すブロック図で
ある。
【図9】従来の混油防止装置の構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
11 タンクローリ車 12a〜12g ハッチ 13A,13B 油配管 14a〜14g 底弁 17 制御装置本体(制御装置) 20A,20B 吐出弁 24A,24B 荷降ろしホース 27A,27B 貯油タンク 35A,35B 油種設定器(油種データ保持部) 44,45 操作盤(制御装置) 55a〜55g ハッチ選択釦(油種指定部,操作部) 68 積荷データ記憶回路(油種指定部,記憶部) 69 油種比較回路(比較部) 75 混油防止装置 108A,108B ホース番号カード(連結識別部) 116 注油口油種&ホースNo.読取回路(油種指定
部,指定本体部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595108228 株式会社ジョモトランスポート東京 東京都港区芝浦四丁目16番23号 (71)出願人 595108239 株式会社丸運 東京都港区西新橋三丁目二番一号 (71)出願人 000110099 トキコ油器株式会社 東京都目黒区目黒3丁目9番1号 (72)発明者 駒井 正一 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 小関 実 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 加藤 務 東京都港区芝浦四丁目16番23号 株式会社 ジャパンエナジー内 (72)発明者 佐野 信夫 栃木県佐野市栄町2番地 新明和工業株式 会社内 (72)発明者 高橋 幸雄 東京都港区芝浦四丁目16番23号 株式会社 ジョモトランスポート東京内 (72)発明者 高野 新二 東京都港区西新橋三丁目二番一号 株式会 社丸運内 (72)発明者 二村 良樹 東京都目黒区目黒3丁目9番1号 目黒須 田ビル トキコ油器株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油を貯留する複数のハッチを有するタン
    クローリ車の前記複数のハッチに共用して設けられた荷
    降ろしホースを給油所の貯油タンクに連結させて、油を
    荷降ろしする際に用いられる混油防止装置であって、 前記各ハッチにそれぞれ設けられ該ハッチと前記荷降ろ
    しホースとの連通・遮断を開閉切り換え可能な底弁と、 前記荷降ろしホースの前記貯油タンクへの連結側に設け
    られた連結識別部と、 前記貯油タンク側に設けられ、該貯油タンクの貯油油種
    の油種データを保持するとともに前記連結識別部が係合
    可能とされかつ該係合状態を検出可能な油種データ保持
    部と、 前記タンクローリ車に設けられるとともに前記油種デー
    タ保持部に接続可能とされ、油種を指定する油種指定
    部、および該油種指定部で指定された油種と前記連結識
    別部が係合状態にある前記油種データ保持部の保持する
    油種データとが一致した場合に、前記底弁の開弁を許容
    する一方、不一致の場合に、前記底弁を閉弁状態とする
    比較部を有する制御装置と、を具備することを特徴とす
    る混油防止装置。
  2. 【請求項2】 前記油種指定部は、ハッチの選択入力が
    なされる操作部、各ハッチの積荷油種の油種が記憶され
    た記憶部、および該記憶部から前記操作部で選択された
    ハッチの油種を受け該油種を指定する指定本体部を有し
    ており、 前記比較部は、前記指定本体部で指定された油種と前記
    電気ケーブルを介して読み取られる前記油種データ保持
    部の油種データとが一致した場合に、前記操作部で選択
    されたハッチの底弁を開弁状態とする一方、不一致の場
    合に、前記操作部で選択されたハッチの底弁を閉弁状態
    とすることを特徴とする請求項1記載の混油防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19738335A1 (de) * 1996-09-02 1998-03-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Vorrichtung zur Herstellung der Reifen-Gleichmäßigkeit
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