JPH0939776A - トレーラ用エアブレーキ装置 - Google Patents

トレーラ用エアブレーキ装置

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JPH0939776A
JPH0939776A JP7190471A JP19047195A JPH0939776A JP H0939776 A JPH0939776 A JP H0939776A JP 7190471 A JP7190471 A JP 7190471A JP 19047195 A JP19047195 A JP 19047195A JP H0939776 A JPH0939776 A JP H0939776A
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brake
trailer
air
valve
pedal
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JP7190471A
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Jotaro Iijima
丈太郎 飯島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の主たる目的は、ブレーキペダルを
用いてトレーラブレーキ操作とサービスブレーキ操作を
行えるようにすることにある。ペダルの一部を示す側面
図。 【解決手段】 ブレーキバルブ21のペダル24の近傍
に通電制御スイッチ95が設けられている。このスイッ
チ95は、ペダル24が少し踏まれてブレーキバルブ2
1に信号圧が生じるまでの踏込み初期すなわちペダルの
遊びの範囲内において、ペダル24の位置変化に応じて
オン・オフが切換わるものである。トレーラブレーキ用
エア配管51に電磁開閉弁56が設けられている。この
開閉弁56は、ブレーキペダル24が少し踏まれてスイ
ッチ95が切換わった時に開弁することにより、トレー
ラエアタンク50から送られる減圧されたエアを、ダブ
ルチェックバルブ60を経てトレーラブレーキチャンバ
53側のリレーバルブ52に供給し、トレーラブレーキ
87を駆動するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラクタとトレ
ーラの連結車におけるトレーラ用エアブレーキ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トラクタとトレーラとの連結
車のエアブレーキ装置において、トラクタとトレーラの
双方のブレーキをきかすためのサービスブレーキ(常用
ブレーキ)と、トレーラのみの抑速制動をなすために使
用するトレーラブレーキ(ハンドコントロールブレー
キ)が設けられている。
【0003】サービスブレーキは、運転席足元のブレー
キペダルを運転者が踏込んだ時に、トラクタとトレーラ
の双方のブレーキに制動用のエア圧が作用するように構
成されている。これに対し、トレーラブレーキは、ステ
アリングホィールの近傍に配置されたトレーラブレーキ
レバーを用いて操作するものであり、長い下り坂走行時
などに運転者がトレーラブレーキレバーを操作すること
により、トレーラブレーキのみに制動用のエア圧が作用
するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記トレーラブレーキ
レバーは、ブレーキペダルの操作と関連付けて操作する
には運転にある程度の熟練を要する。特に、下り坂のカ
ーブ走行中にブレーキをかける必要がある場合のよう
に、ステアリングホィールを操作しながら手でトレーラ
ブレーキレバーを操作した直後に足でブレーキペダルを
踏むといった一連の操作は多少の違和感がある。
【0005】また、上記トレーラブレーキレバーの代り
に足踏み式のエアバルブをブレーキペダルの近傍に配置
し、トレーラブレーキをかける際にこの足踏み式エアバ
ルブを踏むようにしたものもあるが、とっさのブレーキ
操作の際に足踏み式エアバルブとブレーキペダルを踏み
分けるにはそれなりの熟練を要する。
【0006】従ってこの発明の目的は、ブレーキペダル
のみを用いて、トレーラブレーキ操作とサービスブレー
キ操作を行うことができるようなトレーラ用エアブレー
キ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすために
開発された本発明のトレーラ用エアブレーキ装置は、ト
レーラに搭載されたトレーラエアタンクと、上記トレー
ラエアタンク内のエアの圧力によってトレーラブレーキ
を駆動するトレーラブレーキチャンバと、運転席の足元
に設置されたブレーキペダルの踏込み量に応じた信号圧
を発生させるブレーキバルブと、上記ブレーキペダルを
踏込む際にブレーキペダルが少し踏まれて上記信号圧が
生じるまでの踏込み初期において上記ブレーキペダルの
位置の変化に応じて作動状態に切換わる通電制御スイッ
チと、上記ブレーキペダルが少し踏まれて上記通電制御
スイッチが作動状態に切換わった時に生じる電気信号に
より開弁して上記トレーラエアタンクから送られる減圧
されたエアをトレーラブレーキ用エア配管に供給するト
レーラブレーキ用開閉弁と、上記トレーラブレーキ用エ
ア配管とサービスブレーキ用エア配管とが合流する位置
に設けられていて両エア配管のうち圧力の高い方のエア
を上記トレーラブレーキチャンバ側に供給する流路切換
手段とを具備している。
【0008】上記通電制御スイッチは、例えば請求項2
に記載したように、ブレーキペダルを踏まない時のペダ
ルの初期位置を調整可能なアジャストスクリューと、こ
のアジャストスクリューに軸線方向に移動自在に設けら
れかつアジャストスクリューの先端面から突出する方向
に付勢された接触子と、アジャストスクリューに対する
接触子の突出量変化に応じて切換わる接点を含んでいる
ものなどがよい。
【0009】ブレーキペダルを少し踏むと、通電制御ス
イッチが作動状態に切換わることにより、トレーラブレ
ーキ用開閉弁が開弁し、トレーラエアタンク内の減圧さ
れたエアが流路切換手段を介してトレーラブレーキチャ
ンバ側のリレーバルブに送られる。このためリレーバル
ブを介して供給されるエアの圧力によってトレーラブレ
ーキチャンバが駆動され、トレーラの抑速制動がなされ
る。
【0010】ブレーキペダルをさらに踏込むと、ペダル
の踏込み量に応じた信号圧(エアの圧力)がブレーキバ
ルブに生じ、この信号圧はサービスブレーキ用のエア配
管を通じて流路切換手段に送られる。このためこの信号
圧が前述のトレーラブレーキ用エア配管の圧力より高く
なった時に、サービスブレーキ用エア配管の信号圧が流
路切換手段を介して前記リレーバルブに送られ、信号圧
の大きさ(すなわちブレーキペダルの踏込み加減)に応
じた圧力のエアがトラクタとトレーラの双方のブレーキ
のチャンバに送られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施形態につ
いて、図1から図8を参照して説明する。図4に一例を
示すトラクタ10とトレーラ11の連結車12は、常用
ブレーキとして使われる周知のサービスブレーキ以外
に、図1に示すようなトレーラ用のエアブレーキ装置2
0を備えている。
【0012】図1に示すエアブレーキ装置20は、上記
トラクタ10の運転席の足元に配置されるブレーキバル
ブ21を備えている。このブレーキバルブ21は、図2
に示すように、フロアパネル22の下側に位置するバル
ブ本体部23と、バルブ本体部23の上方に設けられた
ブレーキペダル24を含んでいる。このブレーキペダル
24はバルブ基体26に設けた水平方向の軸27によっ
て回動自在に支持されており、ペダル24が踏込まれた
時にローラ等の押圧部材28を介して操作ロッド29を
押し下げるように構成されている。
【0013】バルブ本体部23のエア供給口35に接続
されたエアホース36は、トラクタに搭載されたエアタ
ンク37に接続され、エアタンク37内の圧搾空気をバ
ルブ本体部23に導入できるようになっている。バルブ
本体部23には図示しないピストンやフィードバルブ等
が収容されており、操作ロッド29の降下位置、すなわ
ちブレーキペダル24の踏込み量に応じた信号圧を発生
するように構成されている。
【0014】バルブ本体部23のエア吐出口40に接続
されたサービスブレーキ用エア配管41は、カップリン
グホース42を介して、トレーラ側のサービスブレーキ
用配管43に接続されている。サービスブレーキ用配管
43は、下記ダブルチェックバルブ60の第1のエア供
給口61に接続されている。
【0015】トレーラにトレーラエアタンク50が搭載
されているとともに、トレーラブレーキ用エア配管51
やリレーバルブ52およびトレーラブレーキチャンバ5
3などが設けられている。トレーラエアタンク50に
は、8kg/cm2 前後の圧搾空気が収容されている。トレ
ーラブレーキ用エア配管51には、トレーラエアタンク
50の圧力を例えば2kg/cm2 程度まで減少させる減圧
弁55と、トレーラブレーキ用開閉弁として機能する電
磁開閉弁56と、ロードセンシングバルブ57などが設
けられている。
【0016】ロードセンシングバルブ57は、図5に例
示するように、トレーラの積載重量に応じて相対的に上
下する部分58の高さ変化に連動するセンサレバー59
を備えており、空車時のようにトレーラ重量が小さい時
に、減圧弁55から供給されるエアの圧力を更に減少さ
せて下記ダブルチェックバルブ60の第2のエア供給口
62に供給するように構成されている。
【0017】サービスブレーキ用エア配管43とトレー
ラブレーキ用エア配管51とが合流する位置に、流路切
換手段として機能するダブルチェックバルブ60が設け
られている。図6に示すようにダブルチェックバルブ6
0は、第1のエア供給口61と第2のエア供給口62お
よびエア吐出口63を有するハウジング64と、ハウジ
ング64の内部に図示左右方向に往復移動自在に収容さ
れた弁体65とを備えている。この弁体65は、上記2
つのエア供給口61,62のうち圧力の高い方のエアに
よって他方側に移動して他方を遮断するとともに、エア
吐出口63からエアを吐出する機能を有している。図6
は第2のエア供給口62から供給されたエアがエア吐出
口63から出てゆく場合を示している。
【0018】上記エア吐出口63にリレーバルブ52が
接続されている。図7に示すリレーバルブ52の一例
は、ハウジング71の内部をダイヤフラム72によって
第1空気室73と第2空気室74とに仕切り、第2空気
室74側にピストン75とフィードバルブ76などを備
えている。第1空気室73に連通する一次エア取入れ口
77に、ダブルチェックバルブ60のエア吐出口63が
接続される。ハウジング71に設けられたエア供給口7
8は、図1に示すようにエアホース79を介してトレー
ラエアタンク50に接続されている。
【0019】このような構成のリレーバルブ52は、一
次エア取入れ口77から導入されたエアの圧力(信号
圧)によってピストン75がフィードバルブ76を押下
げる方向に移動した時に、フィードバルブ76が開弁す
ることにより、エア供給口78から導入された高圧のエ
アが吐出口80を通り、エアホース81を介してトレー
ラブレーキチャンバ53に送られるようになっている。
【0020】図8に例示したブレーキチャンバ53は、
シリンダ85の内部に供給されたエアの圧力によって駆
動されるロッド状の作動部材86を有しており、エア圧
によって作動部材86が押された時に、トレーラブレー
キ87のブレーキレバー88が駆動部89を動かすこと
により、制動部材90が制動作用をなす方向に移動する
ように構成されている。トレーラブレーキ87は図示例
のようなドラム式に限らず、ディスクブレーキ式でもか
まわない。
【0021】図2に示すように、ブレーキバルブ21に
通電制御スイッチ95が設けられている。このスイッチ
95は、図3に示すように、外周に雄ねじ部96が設け
られた中空のアジャストスクリュー97と、雄ねじ部9
6に螺合されたナット98,99と、アジャストスクリ
ュー97に設けたプランジャ形の接触子100と、アジ
ャストスクリュー97に内蔵された電気接点(図示せ
ず)を含んでいる。
【0022】上記接触子100はアジャストスクリュー
97の軸線方向に移動自在であり、図示しない内蔵ばね
によってアジャストスクリュー97の先端面101から
押出される方向に付勢され、接触子100の先端部10
2が上記先端面101から長さHだけ突出するようにな
っている。そして接触子100の先端部102がアジャ
ストスクリュー97の内部に引っ込む方向に押された時
に上記電気接点が切換わるようになっている。
【0023】上記スイッチ95のアジャストスクリュー
97は、ナット98,99によってブレーキペダル24
のフレーム105に固定されており、アジャストスクリ
ュー97の先端面101がバルブ基体26のストッパ基
準面111に当接できるようにしている。この場合、ナ
ット98,99に対するアジャストスクリュー97の螺
進位置を調整することにより、アジャストスクリュー9
7の下方への突出量を変えることができる。
【0024】つまりこのスイッチ95のアジャストスク
リュー97は、ブレーキペダル24を踏込む前の初期位
置を規制するためのペダルストッパとしての機能を兼用
することができ、アジャストスクリュー97の突出量を
調整することにより、ブレーキペダル24の遊びを調整
することができる。
【0025】上記スイッチ95の電気信号を伝達するリ
ード線115は、図1に示すようにカップリングケーブ
ル116を介してトレーラ側のリード線117に接続さ
れている。このリード線117は電磁開閉弁56の駆動
制御回路に接続されており、ブレーキペダル24が踏ま
れてスイッチ95が切換わった時に、電磁開閉弁56が
開弁するようになっている。また上記リード線115
は、トラクタのストップランプ120を点灯させる回路
121に接続されている。トレーラ側のリード線117
は、トレーラのストップランプ122を点灯させる回路
123に接続されている。
【0026】次に上記構成のエアブレーキ装置20の作
用について説明する。ブレーキペダル24を踏まない時
には、ブレーキバルブ21が閉じており、従ってサービ
スブレーキに信号圧が発生しないとともに、通電制御ス
イッチ95も非作動状態にある。
【0027】長い下り坂を走行する際などのようにトレ
ーラブレーキ87のみを働かせたい場合、ブレーキペダ
ル24を少し踏むと、通電制御スイッチ95が作動状態
に切換わることにより、電磁開閉弁56が開弁する。こ
のため、トレーラブレーキ用エア配管51を介してトレ
ーラエアタンク50から送られる減圧されたエアが、ダ
ブルチェックバルブ60を経てリレーバルブ52に送ら
れ、リレーバルブ52が開弁する。これにより、トレー
ラエアタンク50からエアホース79を経由して送られ
てくるエアがトレーラブレーキチャンバ53に送り込ま
れ、トレーラブレーキ87が制動状態になってトレーラ
の抑速制動がなされる。また、ストップランプ120,
122が点灯する。
【0028】なお、空車時のようにトレーラ重量が小さ
い時には、ロードセンシングバルブ57の働きによっ
て、ダブルチェックバルブ60に送られるエアの圧力が
重積載時よりも減少し、リレーバルブ52の一次エア取
入れ口77に送られるエアの圧力が減少する。このた
め、トレーラブレーキチャンバ53に送られるエアの圧
力も低下する。このことにより、トレーラブレーキ87
がきき過ぎることを回避できる。
【0029】ブレーキペダル24を遊びの範囲を越えて
更に踏込むと、踏込み量に応じた信号圧がブレーキバル
ブ21に発生する。この信号圧はカップリングホース4
2およびサービスブレーキ用エア配管43を経て、ダブ
ルチェックバルブ60の第1のエア供給口61に送られ
る。そして第1のエア供給口61の圧力が第2のエア供
給口62の圧力よりも高くなると、ダブルチェックバル
ブ60の弁体65の位置が切換わり、サービスブレーキ
用エア配管43の信号圧がダブルチェックバルブ60を
経てリレーバルブ52に作用するようになる。
【0030】このため、ブレーキペダル24の踏込み量
に応じた圧力のエアがトレーラエアタンク50からリレ
ーバルブ52を経てトレーラブレーキチャンバ53に送
られる。また、ブレーキバルブ21に発生した上記信号
圧は、図示しないトラクタ側のサービスブレーキ用エア
配管等を介してトラクタ側のブレーキチャンバも駆動す
るため、トラクタとトレーラの双方のサービスブレーキ
が同時に働く。
【0031】従って上記構成のブレーキ装置20によれ
ば、1つのブレーキペダル24を用いて、その踏込み初
期の実質的にサービスブレーキが働かない範囲で、トレ
ーラブレーキ87のみによるトレーラの抑速制動が行え
るとともに、ブレーキペダル24を更に踏込んだ時に通
常のサービスブレーキを作動させることができる。この
ためトレーラブレーキ操作からサービスブレーキ操作に
至る一連の動作をブレーキペダル24のみを用いて行う
ことができ、操作に違和感がない。
【0032】しかも上記ブレーキ装置20は、スイッチ
95によって生じる電気信号に基いて電磁開閉弁56を
駆動してトレーラブレーキ用エア配管51のエアを断続
させるため、ブレーキペダル24を踏んだ時の伝達遅れ
が小さく、応答性に優れている。また、ブレーキペダル
24の遊びの範囲において、ストップランプ120,1
22を点灯させることができるので、実質的にサービス
ブレーキをきかせない範囲で後続車両にストップランプ
120,122によって注意を促すこともできる。
【0033】そして本実施例の通電制御スイッチ95
は、従来のペダルストッパ用のアジャストスクリューの
位置にそのまま設けることができるので、スイッチ95
を設置するためのスペースを新たに確保する必要がな
く、ペダルストッパとしての機能を兼用することができ
る。
【0034】なお、図9に示す実施形態は、ブレーキバ
ルブ21のバルブ基体26にマイクロスイッチ等のよう
な感知部130を有する通電制御スイッチ95を設け、
ブレーキペダル24が少し踏まれた時にペダル24が感
知部130から離れる方向に変位してスイッチ95が作
動状態に切換わることにより、前記実施形態と同様に電
磁開閉弁56が開弁してトレーラブレーキが作動するよ
うに構成している。それ以外の構成と作用効果は前記実
施形態と同様であるが、この実施形態(図9)の場合、
スイッチ95とは別の位置に、従来と同様のペダルスト
ッパとしてのアジャストスクリュー135を設け、アジ
ャストスクリュー135の下端をストッパ基準面111
に突当てるようにしている。
【0035】図10に示す実施形態は、トラクタ10側
のエア配管41とトレーラ11側のエア配管43に圧力
センサ140,141を設け、ブレーキペダル24を踏
んだ時のエア配管41,43の圧力上昇を圧力センサ1
40,141によって検知できるようにしている。そし
て圧力センサ140,141が圧力の上昇を検知した時
に、ストップランプ120,122を点灯させる構成で
ある。それ以外の構成と作用効果は前記実施形態(図1
〜図8)と同様であるから、前記実施形態と共通の箇所
に同一符号を付して説明は省略する。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、ブレーキペダルのみ
を用いて、トレーラブレーキ操作とサービスブレーキ操
作の双方を行うことができ、操作が容易であるととも
に、電気的な信号によってトレーラブレーキを作動させ
るので伝達遅れが少ない。また、電気的な信号を利用し
てストップランプを点灯させることも可能である。
【0037】また、請求項2に記載したようにブレーキ
ペダルの初期位置を規制するためのペダルストッパを兼
用できるようなアジャストスクリューを有するスイッチ
を採用した場合には、通電制御スイッチがペダルストッ
パを兼用できることによって構成の簡略化が図れるとと
もに、通電制御スイッチを取付けるためのスペースの確
保が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すエアブレーキ装置
の配管系統図。
【図2】 図1に示されたブレーキ装置に使われるブレ
ーキバルブとブレーキペダルの一部を示す側面図。
【図3】 図2に示されたブレーキペダルに使われるス
イッチの側面図。
【図4】 トラクタとトレーラの連結車を示す側面図。
【図5】 ロードセンシングバルブとトレーラの一部を
示す斜視図。
【図6】 ダブルチェックバルブを示す断面図。
【図7】 リレーバルブを示す断面図。
【図8】 ブレーキチャンバを示す側面図。
【図9】 本発明の他の実施形態を示すブレーキバルブ
の一部の側面図。
【図10】 本発明の他の実施形態を示すエアブレーキ
装置の配管系統図。
【符号の説明】
11…トレーラ 20…トレーラ用エアブレーキ装置 21…ブレーキバルブ 24…ブレーキペダル 43…サービスブレーキ用エア配管 50…トレーラエアタンク 51…トレーラブレーキ用エア配管 53…トレーラブレーキチャンバ 56…電磁開閉弁(トレーラブレーキ用開閉弁) 57…ロードセンシングバルブ 60…ダブルチェックバルブ(流路切換手段) 87…トレーラブレーキ 95…通電制御スイッチ 97…アジャストスクリュー 120,122…ストップランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレーラに搭載されたトレーラエアタンク
    と、 上記トレーラエアタンク内のエアの圧力によってトレー
    ラブレーキを駆動するトレーラブレーキチャンバと、 運転席の足元に設置されたブレーキペダルの踏込み量に
    応じた信号圧を発生させるブレーキバルブと、 上記ブレーキペダルを踏込む際にブレーキペダルが少し
    踏まれて上記信号圧が生じるまでの踏込み初期において
    上記ブレーキペダルの位置の変化に応じて作動状態に切
    換わる通電制御スイッチと、 上記ブレーキペダルが少し踏まれて上記通電制御スイッ
    チが作動状態に切換わった時に生じる電気信号により開
    弁して上記トレーラエアタンクから送られる減圧された
    エアをトレーラブレーキ用エア配管に供給するトレーラ
    ブレーキ用開閉弁と、 上記トレーラブレーキ用エア配管とサービスブレーキ用
    エア配管とが合流する位置に設けられていて両エア配管
    のうち圧力の高い方のエアを上記トレーラブレーキチャ
    ンバ側に供給する流路切換手段と、 を具備したことを特徴とするトレーラ用エアブレーキ装
    置。
  2. 【請求項2】前記通電制御スイッチは、前記ブレーキペ
    ダルを踏まない時のブレーキペダルの初期位置を調整可
    能なペダルストッパとしてのアジャストスクリューと、
    このアジャストスクリューに軸線方向に移動自在に設け
    られかつアジャストスクリューの先端面から突出する方
    向に付勢された接触子と、前記アジャストスクリューに
    対する前記接触子の突出量の変化に応じて切換わる電気
    接点を含んでいることを特徴とする請求項1記載のトレ
    ーラ用エアブレーキ装置。
  3. 【請求項3】前記ブレーキペダルが少し踏まれて前記通
    電制御スイッチが切換わった時にストップランプが点灯
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載のトレー
    ラ用エアブレーキ装置。
  4. 【請求項4】前記トレーラブレーキ用エア配管に、トレ
    ーラ重量が小さい時に前記流路切換手段に送るエアの圧
    力を下げるロードセンシングバルブを設けたことを特徴
    とする請求項1記載のトレーラ用エアブレーキ装置。
JP7190471A 1995-07-26 1995-07-26 トレーラ用エアブレーキ装置 Withdrawn JPH0939776A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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