JPH0939573A - ウエザストリップの取付構造 - Google Patents

ウエザストリップの取付構造

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JPH0939573A
JPH0939573A JP7219690A JP21969095A JPH0939573A JP H0939573 A JPH0939573 A JP H0939573A JP 7219690 A JP7219690 A JP 7219690A JP 21969095 A JP21969095 A JP 21969095A JP H0939573 A JPH0939573 A JP H0939573A
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JP
Japan
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weather strip
door frame
flange portion
trim
door
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Pending
Application number
JP7219690A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Hamahata
満男 浜端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP7219690A priority Critical patent/JPH0939573A/ja
Publication of JPH0939573A publication Critical patent/JPH0939573A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエザストリップ20は、ドアフレーム31
への取付作業が容易で、部品点数を減らすと共に、材料
量を減らすことにある。 【解決手段】 ウエザストリップ20は、ドアフレーム
31の外周部に取り付けられて、車体側フレーム40に
対してシールしている。ドアフレーム31の外周部に
は、全周にわたってフランジ部34が突設されている。
一方、ウエザストリップ20は、取付溝23aを有する
トリム部23が形成されており、取付溝23aをドアフ
レーム31に挿入するだけで、トリム部23のトリムリ
ップ部23bで挟持されてドアフレーム31に装着され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアの外周
部に装着されて、車体側フレームに対してシールするウ
エザストリップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウエザストリップは、自
動車のドアの外周部のフレームに装着され、車体側フレ
ームに対してシールしている。図8は従来のウエザスト
リップがドアフレームに取り付けられている状態を示す
説明図、図9は図8のA−A線に沿った断面図、図10
は図8のB−B線に沿った断面図である。
【0003】ウエザストリップ110は、自動車のドア
120の外周部の全周にわたって装着されており、車体
側フレーム130のドア開口部131に対してシールす
るものである。ドア120の外周のドアフレーム121
は、フレーム本体122と、フレーム本体122に接合
されたリテーナ123とを備えている。リテーナ123
の一端には、フレーム本体122側まで延びて、保持溝
124が形成され、この保持溝124にウエザストリッ
プ110が保持されている。
【0004】このウエザストリップ110は、図8に示
すように、押出により成形された一般部110aを、斜
線で示す連結部110bにて、型接合により連結したも
のである。
【0005】ウエザストリップ110は、取付基部11
2、シール部113、リップ部114を備えている。シ
ール部113は、中空の四角形断面であり、車体側フレ
ーム130に対してシールするものである。このウエザ
ストリップ110をドアフレーム121に装着するに
は、ベルトラインBL(図8)より上側の取付基部11
2をドアフレーム121の保持溝124に挿入すると共
に(図9の状態)、ベルトラインBLの下側に位置する
ウエザストリップ110の取付基部112の取付穴11
2aに、10数個のクリップ140を装着することによ
り行なう(図10の状態)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のウエザ
ストリップ110は、ドアフレーム121に装着するの
に多数のクリップ140を用いているので、その取付作
業が面倒であるだけでなく、部品点数も多くなるという
問題があった。また、複数のクリップ140を装着する
際に、ウエザストリップ110の取付位置を決める取付
穴112aの寸法間隔等のピッチ寸法管理が面倒である
という問題もあった。
【0007】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、ドアフレームへの取付作業が容易で、ク
リップ等の部品点数を減らすと共に、材料量を減らした
ウエザストリップの取付構造を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた第1の発明は、車両用
ドアの外周部に装着され、車体側フレームに対してシー
ルするウエザストリップの取付構造において、ドアフレ
ームの外周部に沿いかつ外側方向に突設されたフランジ
部と、このフランジ部に装着され、かつ樹脂またはゴム
材料を含む弾性材料から形成されたウエザストリップ
と、を具備し、上記ウエザストリップは、フランジ部に
保持される取付溝を有するトリム部と、トリム部と一体
的に形成されかつ車体側フレームに対してシールするシ
ール部と、を有することを特徴とする。
【0009】また、第2の発明は、ウエザストリップ
は、その両端部を互いに連結した無端状に形成すると共
に、該ウエザストリップの全長をドアフレームの外周の
長さに対して僅かに短く形成すると共に、フランジ部に
対して内周側へ張力を加えて延ばした状態で装着される
ように構成したものである。
【0010】第1の発明のウエザストリップは、車両用
ドアの外周部のドアフレームに装着され、車体側フレー
ムに対してシール部にてシールする。すなわち、ドアフ
レームには、外側方向に向けてフランジ部が突設されて
おり、このフランジ部にウエザストリップのトリム部の
取付溝に保持させることにより、ウエザストリップは、
ドアフレームに装着される。
【0011】ウエザストリップは、トリム部の取付溝を
ドアフレームのフランジ部に挿入すれば保持状態にて取
り付けられるから、クリップ等を用いなくてもよく、取
付作業性に優れている。
【0012】また、第2の発明のウエザストリップは、
その両端が互いに連結した無端状に形成され、さらにド
アフレームの外周の長さに対して僅かに短く形成されて
いる。したがって、ウエザストリップは、フランジ部に
装着されると弾性的に僅かに延びて、フランジ部に対し
て内周側へ張力を加えた状態で、堅固に取り付けられ
る。このようにウエザストリップの全長は、フランジ部
の外周より短いから、ウエザストリップの材料量が少な
くなり、コストダウンを図ることができる。
【0013】
【発明の他の態様】また、他の態様として、トリム部の
取付溝側にリップ部を形成して、このリップ部によりフ
ランジ部を弾性的に挟持することにより、ウエザストリ
ップをドアフレームに一層堅固に取り付けることができ
る。
【0014】ウエザストリップは、ゴムまたは樹脂だけ
で形成するほか、必要に応じて金属製の薄板をインサー
トして強度を増してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係るウエザスト
リップ20をドア30に装着した自動車の前半部を示す
外観図、図2はウエザストリップ20が取り付けられた
状態を説明する説明図である。ウエザストリップ20
は、自動車のドア30の外周部の全周にわたって装着さ
れており、車体側フレーム40のドア開口部41に対し
てシールするものである。
【0017】図3は図2のC−C線に沿った断面図、図
4は図2のD−D線に沿った断面図である。ドア30の
外周のドアフレーム31は、フレーム本体32と、フレ
ーム本体32に接合されたリテーナ33とを備えてい
る。フレーム本体32の一端は、外側方向に折曲された
フランジ部34になっている。このフランジ部34は、
ドアフレーム31の全周にわたって設けられている。
【0018】上記フランジ部34には、ウエザストリッ
プ20が装着されている。図5は図3のウエザストリッ
プ20及びその周辺部を示す拡大図であり、図6は図4
のウエザストリップ20及びその周辺部を示す拡大図で
ある。このウエザストリップ20は、図2に示すよう
に、押出により成形された一般部20aの端部を、斜線
で示す連結部20bにて型接合により連結されている。
【0019】図5及び図6に示すように、ウエザストリ
ップ20は、トリム部23、シール部24、リップ部2
5を備えている。トリム部23は、断面U字形のソリッ
ドゴムから形成されており、その内側が、取付溝23a
となり、取付溝23aに向けてトリムリップ部23bが
複数突設されている。このトリム部23の取付溝23a
に、上記フランジ部34が挿入され、該フランジ部34
をトリムリップ部23bで挟持している。
【0020】シール部24は、スポンジゴムから形成さ
れ、トリム部23の側部から一体的に突設されており、
車体側フレーム40に対してシールするものである。ま
た、トリム部23の他方の側には、リップ部25が突設
されている。このリップ部25は、スポンジゴムから形
成されており、その先端部がリテーナ33の上端側まで
延びてその内側の溝を隠す作用を果たす。
【0021】このように、本実施例にかかるウエザスト
リップ20によれば、ドア30の外周部のドアフレーム
31に対して装着され、シール部24にて車体側フレー
ム40に対してシールする。
【0022】次に、ウエザストリップ20について、製
造から取付作業に至るまでの工程を説明する。まず、ウ
エザストリップ20の一般部20aを押出成形により製
造し、さらに、その両端部を連結部20bの部分で型接
合して無端状にする。このとき、ウエザストリップ20
の全長は、ドアフレーム31のフランジ部34の長さよ
りも僅かに短くする。続いて、ウエザストリップ20を
ドアフレーム31に装着するには、ウエザストリップ2
0を僅かに延ばして、トリム部23の取付溝23aをド
アフレーム31のフランジ部34に圧入する。これによ
り、ウエザストリップ20は、フランジ部34をトリム
リップ部23bで挟持した状態にて取り付けられる。
【0023】また、ウエザストリップ20は、その両端
が互いに連結した無端状に形成され、しかもドアフレー
ム31の外周の長さに対して僅かに短く形成されている
から、フランジ部34に装着されると弾性的に僅かに延
びて、フランジ部34に対して内周側へ張力を加えた状
態で、堅固に取り付けられる。したがって、ウエザスト
リップ20の取付には、クリップ等を用いなくてもよ
く、取付作業性に優れている。また、クリップを用いな
くてよいから、取付穴などの寸法管理も不要である。
【0024】さらに、ウエザストリップ20は、フラン
ジ部34の外周より短いから、従来のクリップで装着し
ていたものと比べて、その材料量が少なくなり、コスト
ダウンを図ることができる。
【0025】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能である。
【0026】ウエザストリップは、種々のタイプのドア
に適用することができ、例えば、上述したリテーナで車
体側フレームとの間を隠さないパネルタイプのドアに限
らず、図7に示すように、フレームタイプのドアにも適
用できる。すなわち、リテーナ33Aの端部を折曲して
フランジ部34Aを形成し、このフランジ部34Aに、
ウエザストリップ20Aを装着してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るウエザストリップを装
着した自動車の前半部を示す外観図。
【図2】ウエザストリップのドアに装着された状態を説
明する説明図。
【図3】図2のC−C線に沿った断面図。
【図4】図2のD−D線に沿った断面図。
【図5】図3のウエザストリップ及びその周辺部を示す
拡大図。
【図6】図4のウエザストリップ及びその周辺部を示す
拡大図。
【図7】他の実施例に係るウエザストリップ及びその周
辺部を示す拡大図。
【図8】従来のウエザストリップがドアフレームに装着
されている状態を説明する説明図。
【図9】図8のA−A線に沿った断面図。
【図10】図8のB−B線に沿った断面図。
【符号の説明】
20…ウエザストリップ 20A…ウエザストリップ 20a…一般部 20b…連結部 23…トリム部 23a…取付溝 23b…トリムリップ部 24…シール部 25…リップ部 30…ドア 31…ドアフレーム 32…フレーム本体 33…リテーナ 33A…リテーナ 34…フランジ部 34A…フランジ部 40…車体側フレーム 41…ドア開口部 BL…ベルトライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ドアの外周部に装着され、車体側
    フレームに対してシールするウエザストリップの取付構
    造において、 ドアフレームの外周部に沿いかつ外側方向に突設された
    フランジ部と、 このフランジ部に装着され、かつ樹脂またはゴム材料を
    含む弾性材料から形成されたウエザストリップと、 を具備し、 上記ウエザストリップは、フランジ部に保持される取付
    溝を有するトリム部と、トリム部と一体的に形成されか
    つ車体側フレームに対してシールするシール部と、を有
    することを特徴とするウエザストリップの取付構造。
  2. 【請求項2】 ウエザストリップは、その両端部を互い
    に連結した無端状に形成すると共に、該ウエザストリッ
    プの全長をドアフレームの外周の長さに対して僅かに短
    く形成すると共に、フランジ部に対して内周側へ張力を
    加えて延ばした状態で装着されるように構成した請求項
    1に記載のウエザストリップの取付構造。
JP7219690A 1995-08-03 1995-08-03 ウエザストリップの取付構造 Pending JPH0939573A (ja)

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