JPH0937436A - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents

電気接続箱の取付構造

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Publication number
JPH0937436A
JPH0937436A JP7180023A JP18002395A JPH0937436A JP H0937436 A JPH0937436 A JP H0937436A JP 7180023 A JP7180023 A JP 7180023A JP 18002395 A JP18002395 A JP 18002395A JP H0937436 A JPH0937436 A JP H0937436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric connection
connection box
instrument panel
panel
box
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7180023A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumitsu Yamanaka
康充 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスの結合作業性の向上やアクセ
ルペダル等とのクリアランスを充分に確保できる電気接
続箱の取り付け構造を提供する。 【解決手段】 自動車のカウルパネル1に組み付けるイ
ンストルメントパネル2の側部に電気接続箱6を取り付
ける構造であって、電気接続箱6は、インストルメント
パネル2の正規の取り付け位置に対して、ワイヤハーネ
スW/Hの結合時に、インストルメントパネル2の側部
から離反する方向に移動可能な可動部材8,10,11
で支持されている。可動部材は、電気接続箱6を左右方
向に回動させるヒンジ部材8a,8bである。あるい
は、可動部材は、電気接続箱6を左右方向にスライドさ
せるレール部材10,11である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のカウルパ
ネルに組み付けるインストルメントパネルの側部に電気
接続箱を取り付ける構造に関し、詳しくは、インストル
メントパネルをカウルパネルに取り付けた状態で、該電
気接続箱に、カウルパネル側に配索しているワイヤハー
ネス等を結合する時に、その作業性の向上を図るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、図5に示すように、自動車のカ
ウルパネル1にはインストルメントパネル(二点鎖線)
2が組み付けられると共に、右ハンドル車では、カウル
パネル1の下方のインナーロアパネル3の右側位置にア
クセルペダル4とブレーキペダル5とが配置されてい
る。
【0003】上記のような自動車において、インストル
メントパネル2には予めインストルメント・ワイヤハー
ネスが配索され、該ワイヤハーネスに設ける電気接続箱
6がインストルメント2の右側部に配置され、該電気接
続箱6の右側面の差込口にカウルパネルに予め配索され
ているワイヤハーネスW/Hのコネクタを結合するもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インス
トルメントパネル2の右側部に電気接続箱6を予め取り
付け、この状態でインストルメントパネル2を車体ボデ
イ1に組み付ける場合、電気接続箱6の右側面と車体ボ
デイのサイド部1aとの間の隙間T1は非常に狭いか
ら、作業者がインストルメントパネル2の下の潜り込ん
でワイヤハーネスW/Hのコネクタの結合作業を行う必
要があるので、結合作業性が悪かった。上記結合作業を
容易にするためには、電気接続箱6を図5(A)に二点
鎖線で示す左方に移動させて、隙間T2を広げた位置に
取り付ければよいが、アクセルペダル4等とのクリアラ
ンスが確保できなくなる。
【0005】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、ワイヤハーネスの結合作業性の向上やアクセ
ルペダル等とのクリアランスを充分に確保できる電気接
続箱の取り付け構造を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動車の車体(カウルパネル)に組み付
けるインストルメントパネルの側部に電気接続箱を取り
付ける構造であって、上記電気接続箱は、インストルメ
ントパネルに対する正規の取付位置により仮保持位置に
移動可能な可動部材で支持され、ワイヤハーネスとの結
合時に仮保持位置に保持し、ワイヤハーネス結合後はイ
ンストルメントパネルの側部の正規の取付位置に保持す
る構成としている電気接続箱の取付構造を提供してい
る。
【0007】上記可動部材は、電気接続箱を左右方向に
回動させるヒンジ部材とすることができる。(請求項
2) また、上記可動部材は、電気接続箱を左右方向にスライ
ドさせるレール部材とすることができる。(請求項3)
【0008】本発明によれば、インストルメントパネル
の側部に取り付けた電気接続箱は、可動部材により、イ
ンストルメントパネルの側部から離反する方向に移動可
能に支持されているから、カウルパネル等に配索してい
るワイヤハーネスのコネクタとの結合時に、電気接続箱
を離反方向へ移動させると、車体のサイドパネルとの間
の隙間を広げることができるので、コネクタの結合作業
性が向上する。
【0009】また、結合作業が完了した後、電気接続箱
をインストルメントパネルの側部の正規の位置に戻す
と、車体のサイドパネルとの間の隙間が狭められて、ワ
イヤハーネスを狭い隙間に押し込めつつ電気接続箱をサ
イドパネルに接近させることができるので、アクセルペ
ダル等とのクリアランスも充分に確保できる。
【0010】上記可動部材は、請求項2のように電気接
続箱を回動させるヒンジ部材や、請求項3のように電気
接続箱をスライドさせるレール部材等で簡単に構成する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。なお、図5の従来技術と同
一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省
略する。
【0012】図1〜図3は第1実施形態の電気接続箱6
の取り付け構造である。右ハンドル車において、上記イ
ンストルメントパネル2の右側部の下面には、インスト
ルメントパネル2から下方へ突出させた一対のヒンジブ
ラケット8a,8aのヒンジピン8bで電気接続箱6の
上部を左右方向へ回動自在に支持しているる。即ち、電
気接続箱6は、図1の正規の取り付け位置から、図2の
ように、左回動させて仮保持位置に保持することができ
る。なお、具体的に図示しないが、電気接続箱6を正規
の取り付け位置にロックするロック部材が設けられてい
る。また、仮保持位置に仮固定する部材が設けられてい
る。
【0013】上記第1実施形態の取り付け構造であれ
ば、インストルメントパネル2の右側部にヒンジブラケ
ット8aとヒンジピン8bとで電気接続箱6を予め取り
付け、この状態でインストルメントパネル2をカウルパ
ネル1に組み付ける。このとき、電気接続箱6は、図2
に示す仮保持位置位置にある。なお、電気接続箱6が正
規位置にあると、電気接続箱6の右側面6aと車体のサ
イドパネル1aとの間の隙間T1は狭く設定されている
から、カウルパネル1に予め配索されているワイヤハー
ネスW/Hのコネクタ9,…,9を結合する作業が困難
である。
【0014】しかしながら、図2のように、電気接続箱
6を仮保持位置として、右側面6aとサイドパネル1a
との間の隙間T2が大きく広がるようにしているため、
作業者がインストルメントパネル2の下方に潜り込まな
くても、ワイヤハーネスW/Hの各コネクタ9を電気接
続箱6の右側面6aの差し込み口に簡単に結合できるよ
うになり、結合作業性が良好になる。
【0015】また、結合作業が完了すると、電気接続箱
6を、ヒンジピン8bを中心に右回動させ、正規の取り
付け位置に戻してロックすることができ、これにより、
サイドパネル1aとの間の隙間T1が狭められて、ワイ
ヤハーネスW/Hを狭い隙間T1に押し込めつつ電気接
続箱6をサイドパネル1aに接近させることができる。
これにより、アクセルペダル4等とのクリアランスも充
分に確保することができる。
【0016】図4は第2実施形態の電気接続箱6の取付
構造を示す。上記インストルメントパネル2の右側部の
下面に、下向き略U字状のレール溝10aを形成したレ
ール部材10を固定し、該レール溝10aに嵌合させた
レールピン11で電気接続箱6を左右方向へスライド自
在に支持している。即ち、電気接続箱6は、二点鎖線で
示した正規の取り付け位置から、実線で示したように、
左スライドさせて仮保持位置に保持することができる。
【0017】上記第2実施形態の構成であれば、インス
トルメントパネル2に電気接続箱6を仮保持位置に保持
して、カウルパネル1に固定する。この状態で、第1実
施形態と同様に、電気接続箱6の右側面6aとダッシュ
サイドパネル3aとの間の隙間T2が大きく広がるよう
になる。また、結合作業が完了すると、電気接続箱6
を、レール溝10aとレールピン11とを利用して右ス
ライドさせ、正規の取り付け位置に戻す。これにより、
第1実施形態と同様に、電気接続箱6の右側面6aとダ
ッシュサイドパネル3aとの間の隙間T1が狭められる
ようになる。
【0018】上記電気接続箱6は、右スライド位置と左
スライド位置とでは、レールピン11がレール溝10a
の溝端の立下り部10bと左端の立下り部10cにそれ
ぞれ落ち込んで、左右方向にスライドしないように自動
的にロックされる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の電気接続箱の取付構造は、インストルメントパネル
に取り付けた電気接続箱を、カウル・ワイヤハーネス等
のコネクタの結合時に、正規取付位置から離反方向へ移
動させることができるから、車体のサイドパネルとの間
の隙間が広がり、コネクタの結合作業性が向上させるこ
とができる。
【0020】また、結合作業が完了した後、電気接続箱
を正規の取付位置に戻して、車体のサイドパネルに接近
させることができるから、アクセルペダル等とのクリア
ランスも充分に確保できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の取付構造であり、
(A)は電気接続箱が正規の取り付け位置のインストル
メントパネルの正面斜視図、(B)は電気接続箱の正面
斜視図である。
【図2】 (A)は電気接続箱を仮保持位置へ左回動さ
せたインストルメントパネルの正面斜視図、(B)は
(A)の電気接続箱にワイヤハーネスを接続する状態を
示す斜視図である。
【図3】 電気接続箱とペダル類とのクリアランスを示
す斜視図である。
【図4】 第2実施形態の取付構造の斜視図である。
【図5】 (A)はインストルメントパネルと電気接続
箱との位置関係を示す斜視図、(B)は従来の取り付け
構造の正面斜視図である。
【符号の説明】
W/H ワイヤハーネス 1 カウルパネル 1a サイド部 2 インストルメントパネル 4 アクセルペダル 6 電気接続箱 6a 右側面 8a ヒンジブラケット 8b ヒンジピン 9 コネクタ 10 レール部材 11 レールピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体に組み付けるインストルメ
    ントパネルの側部に電気接続箱を取り付ける構造であっ
    て、 上記電気接続箱は、インストルメントパネルに対する正
    規の取付位置により仮保持位置に移動可能な可動部材で
    支持され、ワイヤハーネスとの結合時に仮保持位置に保
    持し、ワイヤハーネス結合後はインストルメントパネル
    の側部の正規の取付位置に保持する構成としている電気
    接続箱の取付構造。
  2. 【請求項2】 上記可動部材は、電気接続箱を左右方向
    に回動させるヒンジ部材である請求項1に記載の電気接
    続箱の取付構造。
  3. 【請求項3】 上記可動部材は、電気接続箱を左右方向
    にスライドさせるレール部材である請求項1に記載の電
    気接続箱の取付構造。
JP7180023A 1995-07-17 1995-07-17 電気接続箱の取付構造 Withdrawn JPH0937436A (ja)

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JP7180023A JPH0937436A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 電気接続箱の取付構造

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JP7180023A JPH0937436A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 電気接続箱の取付構造

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JPH0937436A true JPH0937436A (ja) 1997-02-07

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ID=16076120

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JP7180023A Withdrawn JPH0937436A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 電気接続箱の取付構造

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JP (1) JPH0937436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051389A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Suzuki Motor Corp デミスタダクト構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051389A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Suzuki Motor Corp デミスタダクト構造

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