JPH0937000A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH0937000A
JPH0937000A JP7189036A JP18903695A JPH0937000A JP H0937000 A JPH0937000 A JP H0937000A JP 7189036 A JP7189036 A JP 7189036A JP 18903695 A JP18903695 A JP 18903695A JP H0937000 A JPH0937000 A JP H0937000A
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船橋識充
Hisaki Ubukawa
生川寿樹
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宇佐美元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコンピュータから送信される画像デー
タを、プリンタ内のDMAコントローラによって受信し
ている最中でも、プリンタ内のCPUによりプリンタの
制御を可能にすること。 【解決手段】 ホストコンピュータに接続されるインタ
ーフェイスと、プリンタの制御を行なうCPUとをCP
Uバスで接続すると共に、インターフェイスと、画像デ
ータ格納するDRAMと、インターフェイスから受け取
った画像データをDRAMへ転送するDMAコントロー
ラとをローカルバスで接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部装置から送信
される画像データ及び制御データを受信して画像を形成
するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭64−36326号
公報に記載されているプリンタのように、外部装置、例
えばホストコンピュータから供給される画像データを高
速に受信するために、画像データをダイレクト・メモリ
・アクセス(以下DMAと称す)方式によりプリンタ内
のメモリへ転送するプリンタが知られている。
【0003】従来のDMA方式を採用したプリンタは、
プリンタを制御するためのCPUと、画像データを格納
するためのメモリと、CPUを介さずに直接メモリへ画
像データを転送するためのDMAコントローラとを備え
ている。そして、CPUとメモリとDMAコントローラ
とは、共通のバスにより互いに接続されている。
【0004】このDMA方式を採用したプリンタでは、
CPUがDMAコントローラに画像データの転送を指令
した後は、DMAコントローラが画像データの転送を行
なうため、CPUによる画像データのメモリへの書き込
み作業が不要となり、画像データの受信を高速化するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタにおいては、CPUとメモリとDMAコントロ
ーラとが共通の、即ち1つのバスで接続されているた
め、DMAコントローラが画像データをメモリへ転送し
ている間は、バスがDMAコントローラによって占有さ
れるので、CPUはプリンタの制御が全くできなくな
る。
【0006】従って、DMAコントローラにより連続し
て多量の画像データを転送すると、CPUは画像データ
の転送が終了するまではプリンタを制御できないため、
プリンタの画像形成速度が遅くなるという問題がある。
これでは、画像データの受信速度は速くなっても、画像
形成速度は遅くなるので、画像データの受信時間と画像
の形成時間とを合わせた処理時間の短縮効果は少ない。
また、DMAコントローラによる画像データの転送中に
プリンタになんらかの異常が生じても、CPUが即座に
対処できないという問題もある。
【0007】一方、CPUがプリンタの制御を行なうの
に全く支障の無いほど、DMAコントローラが一度に転
送する画像データの量を少なくし、例えば、DMAコン
トローラが1バイトのデータを転送する度にCPUへバ
スを明け渡すようにすると、画像データの受信速度が遅
くなるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、画像データの受信中にお
いても、プリンタの制御が可能なプリンタを提供するこ
とにある。
【0009】本発明の別の目的は、プリンタの画像形成
速度を低下させることなく、外部装置から供給される画
像データを高速に受信することが可能なプリンタを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載のプリンタでは、受信手段により外
部装置から供給される画像データ及び制御データが受信
される。受信手段によって受信された制御データは、第
1のバスを介して制御手段に供給され、制御手段は、制
御データに従って画像形成手段を制御する。
【0011】一方、受信手段によって受信された画像デ
ータは、第2のバスを介して転送手段に供給され、転送
手段により第2のバスを介して記憶手段に転送され格納
される。
【0012】また、請求項2に記載のプリンタでは、請
求項1に記載のプリンタに加えて、データ数設定手段に
より、転送手段が記憶手段へ連続して転送する画像デー
タの数が任意に設定される。そして、モード切り替え手
段によって、データ数設定手段により設定された数の画
像データが転送手段によって記憶手段へ転送される度
に、転送手段が受信手段を介して画像データを受信可能
な転送モードから、制御手段が受信手段を介して制御デ
ータを受信可能な割り込みモードへの切り替えが行なわ
れる。
【0013】さらに、請求項3に記載のプリンタでは、
請求項1に記載のプリンタに加えて、第1のバスが記憶
手段に接続され、調停手段により、制御手段による第1
のバスを介しての記憶手段へのアクセスと、転送手段に
よる第2のバスを介しての記憶手段へのアクセスとが調
停される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の一形態であるレー
ザープリンタの電気的構成を表わすブロック図である。
レーザープリンタ1は、ホストコンピュータとしてのパ
ーソナルコンピュータ4(以下、PCと称す)に接続さ
れ、PC4から供給される画像データ及び制御データに
従って、普通紙等の媒体に画像を形成する。レーザープ
リンタ1は、レーザー方式で画像を形成する画像形成機
構や用紙送り機構等の諸機構を含むエンジン2と、この
エンジン2を制御するためのコントローラ3とを有す
る。エンジン2については、既存のレーザープリンタと
同様であるため、その詳しい説明は省略する。
【0016】PC4は、画像データと制御データとをレ
ーザープリンタ1に供給する。画像データは、画像を表
わすビットマップデータを所定の方式により圧縮したデ
ータであり、制御データは、解像度を表わすデータ、改
ページを表わすデータ、一度に連続して送信する画像デ
ータの数(以下、ブロック総バイト数と称す)を表わす
データ等である。
【0017】コントローラ3は、PC4に接続され、P
C4から画像データ及び制御データを受信するインター
フェイス10と、インターフェイス10を介して制御デ
ータを受信し、プリンタ全体の制御を行なう8ビットの
CPU11と、このCPU11によって実行される制御
プログラムを格納したROM12と、種々のワークメモ
リ等が設けられるRAM13と、CPU11の指令に基
づいて制御信号をエンジン2へ出力するエンジンコント
ローラ14と、画像データを格納するDRAM16とを
備えている。
【0018】上記インターフェイス10、CPU11、
ROM12、RAM13、エンジンコントローラ14、
DRAM16は、CPUバス21により相互に接続され
ている。エンジンコントローラ14とエンジン2とは、
複数の信号線23により接続されている。
【0019】コントローラ3は、また、圧縮された画像
データを伸長する復号化回路18と、インターフェイス
10を介して画像データを受信し、DRAM16へ転送
すると共に、DRAM16に格納された画像データを読
み出して復号化回路18へ転送するDMAコントローラ
17と、復号化回路18により伸長された画像データを
ビデオ信号としてエンジン2へ出力するラインバッファ
19とを備えている。
【0020】上記インターフェイス10、復号化回路1
8、DRAM16、DMAコントローラ17は、ローカ
ルバス22により相互に接続されている。復号化回路1
8とラインバッファ19とは専用のバス24で接続され
ており、ラインバッファ19とエンジン2とは信号線2
5で接続されている。
【0021】DRAM16は、CPU11によるアクセ
スとDMAコントローラ17によるアクセスとを可能に
するため、CPUバス21とローカルバス22との両方
に接続されているが、構成上CPU11とDMAコント
ローラ17とが同時にアクセスすることはできないの
で、調停回路15を介してCPUバス21とローカルバ
ス22とに接続されている。調停回路15は、CPU1
1とDMAコントローラ17とのいずれか一方によるD
RAM16へのアクセスを許容する。
【0022】なお、コントローラ3のDRAM16以外
の要素は、ASIC(ApplicationSpecified Integrate
d Circuit; 用途特定型IC)として、1チップ化されて
いる。
【0023】インターフェイス10は、PC4から供給
される制御データをCPUバス21を介してCPUへ供
給する割り込みモードと、PC4から供給される画像デ
ータをDMAコントローラ17へ供給する転送モードと
の切り替えを行なう。以下、図2に基づいて、インター
フェイス10のモード切り替え機能に関連する部分の回
路構成について説明する。
【0024】インターフェイス10は、CPU11の8
ビットのデータバスDI[07..00]に接続される
レジスタ50を備えている。レジスタ50は、CPU1
1によってブロックデータ数が設定され、DMAコント
ローラ17がインターフェイス10から受け取った1バ
イトの制御信号をDRAM16へ転送する度にダウンカ
ウントがなされる。
【0025】インターフェイス10に入力される信号に
は、図示しないリセットICから供給されるシステム全
体のリセット信号RESET、PC4から供給されるス
トローブ信号STROBE、図示しない発振器から供給
されるシステムクロック信号SCLK、CPU11から
供給されるライト信号IOWR、CPU11から供給さ
れ、レジスタ50を設定するためのチップセレクト信号
CCMDCS、調停回路から供給されるバス使用許可信
号CBG、CPU11から供給され、レジスタ50の下
位8ビットを設定するためのチップセレクト信号BTL
CS1、CPU11から供給され、レジスタ50の中位
8ビットを設定するためのチップセレクト信号BTLC
S2、CPU11から供給され、レジスタ50の上位6
ビットを設定するためのチップセレクト信号BTLCS
3、DMAコントローラ17から供給され、DMAコン
トローラ17により画像データ1バイトのDRAM16
へ転送が終了したことを表わす転送終了信号CDMAE
ND等がある。
【0026】インターフェイス10から出力される信号
には、割り込みモードのとき、PC4から供給されるス
トローブ信号STROBEに従って、CPU11に割り
込みをかける割り込み信号STBINT、DMAコント
ローラ17によりDRAM16へ画像データの転送を開
始する際に、調停回路15に対して、ローカルバス22
を介してのDRAM16へのアクセスを要求するバス要
求信号CBR、DMAコントローラ17に対して、画像
データの転送の開始を指令する転送開始信号CDMAE
NA等がある。
【0027】インターフェース10内部で発生される信
号としては、システムクロック信号SCLKを反転した
反転クロック信号SCLKB、割り込みモードと転送モ
ードとを切り替えるためのモード切り替え信号GMOD
E、レジスタ50のカウント値がゼロになったことを表
わすカウント値ゼロ信号GMODECLR等がある。
【0028】次に、レーザープリンタ1の動作について
説明する。レーザープリンタ1の電源がONされると、
リセットICによりリセット信号RESETがインター
フェイス10に供給される。インターフェイス10にリ
セット信号RESETが供給されると、Dフリップフロ
ップ51がクリアされ、Dフリップフロップ51から出
力されるモード切り替え信号GMODEがロウレベルと
なり、割り込みモードが設定される。割り込みモードが
設定されている間は、PC4から供給されるデータは、
すべてインターフェイス10からCPUバス21を介し
てCPU11に供給される。割り込みモードにおいて
は、DMAコントローラ17によるDRAM16へのア
クセスは行なわれないため、CPU11はDRAM16
のチェックを行なう。
【0029】次に、図3のタイミングチャートに基づい
て画像データ受信処理について説明する。なお、図3の
各フリップフロップに記載されている記号P、C、D、
Q、J、Kは、それぞれ、プリセット端子、クリア端
子、D端子、Q端子、J端子、K端子を表わす。
【0030】割り込みモードにおいて、PC4からスト
ローブ信号STROBEがインターフェイス10に供給
されると、割り込み信号STBINTがインターフェイ
ス10から出力され、CPU11に割り込みがかけら
る。続いてPC4からインターフェイス10、CPUバ
ス21を介して解像度を表わす制御データと、ブロック
総バイト数、たとえば64KB(キロバイト)を表わす
制御データとがCPU11に供給される。なお、ブロッ
ク総バイト数は、PC4の能力、例えばPC4が有する
RAMの容量に従って、最も効率のよい任意の値に設定
することができる。
【0031】CPU11は、解像度を表わす制御データ
に従って、解像度設定の処理をする。また、CPU11
は、ブロック総バイト数、64KBを表わす制御データ
に従って、インターフェイス10にライト信号IOW
R、チップセレクト信号BTLCS1、BTLCS2、
BTLCS3を供給すると共に、8ビットのデータバス
を介してレジスタ50に64KBを表わす00FFFF
Hをセットする。続いて、CPU11は、インターフェ
イス10にチップセレクト信号CCMDCS、ライト信
号IOWRを供給してDフリップフロップ51にハイレ
ベルのデータを書き込む。これにより、Dフリップフロ
ップ51から出力されるモード切り替え信号GMODE
がハイレベルとなり、転送モードが設定される。転送モ
ードが設定されている間は、PC4から供給されるデー
タは、すべてインターフェイス10からローカルバス2
2を介してDMAコントローラ17に供給される。
【0032】この状態で、PC4からストローブ信号が
インターフェイス10に供給されると、1バイト目の画
像データの受信が開始される。インターフェイス10は
調停回路15にバス要求信号CBR出力し、DMAコン
トローラ17によるローカルバス22を介してのDRA
M16に対するアクセスを要求する。バス要求信号CB
Rに応答して調停回路15からバス使用許可信号CBG
がインターフェイス10に供給されると、インターフェ
イス10は、ストローブ信号STROBEに続いてPC
4から受信した1バイトの画像データをDMAコントロ
ーラ17に供給すると共に、DMAコントローラ17に
転送開始信号CDMAENAを出力する。DMAコント
ローラ17は、ローカルバス22を介して1バイト目の
画像データをDRAM16へ転送し、DRAM16の所
定のアドレスに書き込む。1バイトの画像データをDR
AM16へ転送するとDMAコントローラ17は、転送
終了信号CDMAENDをインターフェイス10に供給
する。転送終了信号CDMAENDが供給されるとイン
ターフェイス10は、バス要求信号CBRを解除する。
また、レジスタ50は、転送終了信号CDMAENDに
応答して、セットされたブロック総データ数から1を差
し引くダウンカウント動作を行なう。
【0033】この状態で、PC4からストローブ信号S
TROBEがインターフェイス10に供給されると、2
バイト目の画像データの受信が開始され、1バイト目の
画像データの受信と同様の処理がなされる。このように
して、画像データの受信が1バイトずつ繰り返し行なわ
れ、64KBの画像データがDMAコントローラ17に
よりDRAM16へ転送されると、レジスタ50のカウ
ント値はゼロとなり、レジスタ50はフリップフロップ
及びゲート回路を介してカウント値ゼロ信号GMODE
CLRを出力する。カウント値ゼロ信号GMODECL
Rが出力されると、インターフェイス10のDフリップ
フロップ51がクリアされ、Dフリップフロップ51か
ら出力されるモード切り替え信号GMODEがロウレベ
ルとなり、割り込みモードが設定される。
【0034】この割り込みモードにおいて、PC4から
ストローブ信号STROBEがインターフェイス10に
供給されると、割り込み信号STBINTがインターフ
ェイス10から出力され、CPU11に割り込みがかけ
らる。続いてPC4からインターフェイス10、CPU
バス21を介して解像度を表わす制御データと、ブロッ
ク総バイト数、64KBを表わす制御データとがCPU
11に供給され、2回目の64KBの画像データの受信
処理が行なわれる。このようにして、64KBの画像デ
ータが連続してDMAコントローラ17によりDRAM
16へ転送される度に、転送モードが割り込みモードに
切り替えらる。CPU11は、割り込みモードに切り替
わる度に、64KBの画像データが過不足なく正常に受
信されているかをチェックする。もし、画像データが正
常に受信されていなければ、CPU11は、PC4に対
して画像データの送信中止を要求する等のエラー処理を
実行する。
【0035】このようにして、コントローラ3は、64
KBごとの画像データの受信を繰り返す。PC4は、1
ページ分の画像データを64KBのブロックに分割し
て、1ブロックごとの送信を繰り返し行なうのである
が、改ページ直前のブロックに関しては、画像データの
数が64KBに満たない場合がある。このような場合、
PC4は改ページ直前のブロックの画像データを送信す
る前の割り込みモードにおいて、ブロック総データ数を
表わす制御データとして、64KBとは異なる値を表わ
す制御データをインターフェース10に供給する。
【0036】インターフェイス10は、DMAコントロ
ーラ17による改ページ直前のブロックの画像データの
転送が終了すると、転送モードを割り込みモードに切り
替える。この状態で、次のページの画像データがある場
合には、PC4から改ページを表わす制御データと、解
像度を表わす制御データと、ブロック総バイト数、則ち
64KBを表わす制御データとが、インターフェイス1
0に供給され、上述した画像データ受信処理が繰り返さ
れる。次のページの画像データがない場合には、PC4
から改ページを表わす制御データのみがインターフェイ
ス10に供給される。
【0037】次に、画像形成処理について説明する。イ
ンターフェイス10からCPUバス21を介して改ペー
ジを表わす制御データがCPU11に供給されると、C
PU11は、エンジン2による画像形成動作を開始させ
る。即ち、CPU11はエンジンコントローラ14に画
像形成機構や用紙送り機構等の駆動を指令する。エンジ
ンコントローラ14はCPU11の指令に従ってエンジ
ン2に制御信号を出力し、エンジン2の駆動を開始す
る。
【0038】一方、CPU11は、インターフェイス1
0を介してDMAコントローラ17に、DRAM16に
格納された画像データの読み出しを指令する。CPU1
1の指令に従って、DMAコントローラ17はローカル
バス22を介してDRAM16にアクセスし、DRAM
16に格納された画像データの読み出しを開始する。D
MAコントローラ17は、DRAM16から画像データ
を1ライン分ずつ読み出し、ローカルバス22を介して
復号化回路18に転送する。復号化回路18は、圧縮さ
れている画像データを伸長し、専用のバス24を介して
ラインバッファ19に供給する。ラインバッファ19
は、供給された画像データに従ってビデオ信号を発生
し、信号線25を介してエンジン2に供給する。
【0039】このようにして、エンジン2には、エンジ
ンコントローラ14から制御信号が、ラインバッファ1
9からビデオ信号が供給され、エンジン2によりレーザ
方式の画像形成動作が行なわれる。CPU11によるエ
ンジン2の制御は、CPUバス21を介して実行され、
DMAコントローラ17による画像データのDRAM1
6への書き込み及び読み出しはローカルバス22を介し
て行なわれるため、PC4から複数ページ分の画像デー
タが供給される際には、画像データ受信処理と画像形成
処理とを同時に行なうことができ、処理時間の短縮を実
現できる。
【0040】なお、上記実施の形態において、PC4が
外部装置に、エンジン2が画像形成手段に、インターフ
ェイス10が受信手段に、CPU11が制御手段に、C
PUバス21が第1のバスに、DRAM16が記憶手段
に、DMAコントローラ17が転送手段に、ローカルバ
ス22が第2のバスに相当する。また、上記レジスタ5
0がデータ数設定手段に、Dフリップフロップ51がモ
ード切り替え手段に、調停回路15が調停手段に相当す
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載のプリンタにおいては、外部装置から供給
されるデータの内、制御データは受信手段から第1のバ
スを介して制御手段に供給され、画像データは受信手段
から第2のバスを介して転送手段へ供給され、転送手段
によって第2のバスを介して記憶手段に格納される。転
送手段による画像データの転送は、第2のバスを介して
行なわれるため、転送手段による画像データの転送中
に、制御手段が接続されている第1のバスが転送手段に
より占有されることはない。
【0042】従って、画像データの受信中であっても、
制御手段は画像形成手段の制御が可能となる。これによ
り、転送手段によって多量の画像データを連続して転送
しても、画像形成手段の画像形成速度が遅くなることは
なく、画像データの受信時間と画像形成時間とを合わせ
た処理時間の短縮が達成される。また、転送手段による
画像データ転送中にプリンタになんらかの異常が生じた
場合には、制御手段が迅速に対処することができる。さ
らに、転送手段が一度に転送する画像データの量を少な
くして、バスを制御手段に明け渡す必要が無いので、画
像データの高速受信が可能になる。
【0043】また、請求項2に記載のプリンタにおいて
は、データ数設定手段により任意に設定された数の画像
データが転送手段によって記憶手段へ転送される度に、
モード切り替え手段によって転送モードから割り込みモ
ードへの切り替えが行なわれる。
【0044】従って、外部装置からプリンタへ大量の画
像データが供給される際、制御手段は外部装置からすべ
ての画像データが供給される前に外部装置と通信する機
会が与えられる。これにより、画像データの受信が正常
に行なわれなかった場合や、プリンタになんらかの異常
が発生した場合、制御手段は外部装置からすべての画像
データが供給される前に対処することができる。
【0045】また、外部装置はプリンタに供給すべき全
ての画像データを、データ数設定手段により設定される
データ数に基づいて複数のブロックに分け、各ブロック
ごとに画像データを作成してプリンタに供給すればよ
い。即ち、外部装置は全ての画像データを作成してから
プリンタへ画像データの供給を開始するのではなく、1
ブロック分の画像データが作成できたらその画像データ
をプリンタへ供給し始め、画像データをプリンタへ供給
しながら次のブロックの画像データを作成すればよい。
これにより、外部装置による画像データの作成と、プリ
ンタによる画像データの受信及び画像の形成を並列的に
同時に行なうことができるため、外部装置とプリンタと
を含めたシステム全体の処理時間の短縮が可能になる。
【0046】さらに、データ数設定手段は任意のデータ
数を設定できるため、外部装置が有するメモリの容量に
応じて最適なデータ数を設定することができる。たとえ
外部装置の有するメモリが少ない場合でも、データ数設
定手段により設定されるデータ数を少なくすることによ
り、外部装置の画像データの送信に支障が無いよう、プ
リンタ側で対処することができる。
【0047】さらに、請求項3に記載のプリンタでは、
調停手段により、制御手段による第1のバスを介しての
記憶手段へのアクセスと、転送手段による第2のバスを
介しての記憶手段へのアクセスとが調停される。従っ
て、転送手段だけではなく、制御手段も記憶手段にアク
セス可能となり、制御手段による記憶手段のチェックが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のレーザープリンタの電気
的構成を表わすブロック図である。
【図2】上記レーザープリンタのインターフェイスのモ
ード切り替え機能に関連する部分の回路図である。
【図3】上記レーザープリンタの画像データ受信処理を
表わすタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 レーザープリンタ 2 エンジン 3 コントローラ 4 パーソナルコンピュータ 10 インターフェイス 11 CPU 15 調停回路 16 DRAM 17 DMAコントローラ 21 CPUバス 22 ローカルバス 50 レジスタ 51 Dフリップフロップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から供給される画像データ及び
    制御データに従って画像を形成するプリンタにおいて、 画像を形成するための画像形成手段と、 前記外部装置に接続され、前記外部装置から供給される
    画像データ及び制御データを受信するための受信手段
    と、 前記外部装置から供給される制御データに従って前記画
    像形成手段を制御するための制御手段と、 前記受信手段と前記制御手段とを接続するための第1の
    バスと、 前記外部装置から供給される画像データを格納するため
    の記憶手段と、 前記外部装置から供給される画像データの前記記憶手段
    への転送を前記制御手段を介さず直接行なうための転送
    手段と、 前記受信手段と前記記憶手段と前記転送手段とを接続す
    るための第2のバスとを備えたことを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタにおいて、 前記転送手段が前記記憶手段へ連続して転送する画像デ
    ータの数を任意に設定するためのデータ数設定手段と、 前記転送手段が前記受信手段を介して画像データを受信
    可能な状態にする転送モードと、前記制御手段が前記受
    信手段を介して制御データを受信可能な状態にする割り
    込みモードとを切り替えるためのモード切り替え手段と
    を備え、 前記モード切り替え手段は、前記データ数設定手段によ
    り設定された数の画像データが前記転送手段によって前
    記記憶手段へ転送される度に、前記転送モードを、前記
    割り込みモードに切り替えることを特徴とするプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプリンタにおいて、 前記第1のバスを前記記憶手段に接続すると共に、 前記制御手段による前記第1のバスを介する前記記憶手
    段へのアクセスと、前記転送手段による前記第2のバス
    を介する前記記憶手段へのアクセスとを調停するための
    調停手段を備えたことを特徴とするプリンタ。
JP07189036A 1995-07-25 1995-07-25 プリンタ Expired - Fee Related JP3079956B2 (ja)

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US7463370B2 (en) 2002-10-01 2008-12-09 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
US8159696B2 (en) 2002-07-22 2012-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming device capable of driving with single processor

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