JPH0936197A - 生産管理方法および装置 - Google Patents
生産管理方法および装置Info
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- JPH0936197A JPH0936197A JP18233395A JP18233395A JPH0936197A JP H0936197 A JPH0936197 A JP H0936197A JP 18233395 A JP18233395 A JP 18233395A JP 18233395 A JP18233395 A JP 18233395A JP H0936197 A JPH0936197 A JP H0936197A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価でかつ生産ラインのスペースを有効活用
し、さらに被処理物の先入れ先出しを実現する生産管理
方法および装置を提供する。 【構成】 半導体ウェハ1の生産進度を管理する進度管
理部と、前記進度管理部と接続されかつ前記進度管理部
に格納された生産進度情報を表示するパソコン3と、半
導体ウェハ1が収容された収容ケース4を保管しかつパ
ソコン3と接続されたシーケンサ5を備えた保管棚6
と、半導体ウェハ1のロット番号7をパソコン3に入力
するバーコードリーダ8とからなり、保管棚6には、収
容ケース4の有無を検知するセンサ9とセンサ9による
検知情報を示す表示LED10とが設置され、シーケン
サ5がセンサ9と表示LED10とを制御することによ
り、収容ケース4の入出庫制御を行う。
し、さらに被処理物の先入れ先出しを実現する生産管理
方法および装置を提供する。 【構成】 半導体ウェハ1の生産進度を管理する進度管
理部と、前記進度管理部と接続されかつ前記進度管理部
に格納された生産進度情報を表示するパソコン3と、半
導体ウェハ1が収容された収容ケース4を保管しかつパ
ソコン3と接続されたシーケンサ5を備えた保管棚6
と、半導体ウェハ1のロット番号7をパソコン3に入力
するバーコードリーダ8とからなり、保管棚6には、収
容ケース4の有無を検知するセンサ9とセンサ9による
検知情報を示す表示LED10とが設置され、シーケン
サ5がセンサ9と表示LED10とを制御することによ
り、収容ケース4の入出庫制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被処理物の生産管理技
術に関し、特に半導体ウェハの製造工程における生産管
理方法および装置に関するものである。
術に関し、特に半導体ウェハの製造工程における生産管
理方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】自動天井搬送車などの自動搬送設備(以
降、自動搬送システムと呼ぶ)が導入されていない生産
ラインでは、作業台が製品(例えば、半導体ウェハなど
の被処理物を収容した収容ケース)置き場として用いら
れることがあり、その場合、前記製品が仕掛かり工程毎
に区分して載置され、所定の時間毎に整理するなどの工
夫をしてロット保管している。
降、自動搬送システムと呼ぶ)が導入されていない生産
ラインでは、作業台が製品(例えば、半導体ウェハなど
の被処理物を収容した収容ケース)置き場として用いら
れることがあり、その場合、前記製品が仕掛かり工程毎
に区分して載置され、所定の時間毎に整理するなどの工
夫をしてロット保管している。
【0004】また、生産ラインによっては、ファンなど
を備えた保管棚を導入してロット保管を行うこともあ
る。
を備えた保管棚を導入してロット保管を行うこともあ
る。
【0005】さらに、被処理物、例えば、半導体ウェハ
の生産進行管理は、マグネット盤を用いて、各工程毎に
どの品種のどのロットが仕掛かっているのかを把握して
いる。
の生産進行管理は、マグネット盤を用いて、各工程毎に
どの品種のどのロットが仕掛かっているのかを把握して
いる。
【0006】また、被処理物の生産進度を管理する生産
進度管理方式(以降、生産進度管理システムと呼ぶ)が
導入されている生産ラインでは、それらの仕掛かりロッ
トを一覧表示するなど様々な管理機能を駆使して進行管
理を行っている。
進度管理方式(以降、生産進度管理システムと呼ぶ)が
導入されている生産ラインでは、それらの仕掛かりロッ
トを一覧表示するなど様々な管理機能を駆使して進行管
理を行っている。
【0007】なお、工場内において自動化が進んだ生産
ラインでは、自動ストッカが適用されており、前記生産
進度管理システムと連動した生産管理方式が確立されて
いる。
ラインでは、自動ストッカが適用されており、前記生産
進度管理システムと連動した生産管理方式が確立されて
いる。
【0008】さらに、前記生産ラインでは、各ロット毎
の目標進行に対する遅延度管理、品種・工程による同一
条件製品のグループ管理を自動化して生産進行管理を行
っている。
の目標進行に対する遅延度管理、品種・工程による同一
条件製品のグループ管理を自動化して生産進行管理を行
っている。
【0009】ここで、半導体ウェハの製造工程における
自動搬送システムを用いた生産管理については、例え
ば、株式会社工業調査会発行「超LSI製造・試験装置
ガイドブック<1995年版>」電子材料11月号別
冊、1994年11月25日発行、141〜145頁に
記載されている。
自動搬送システムを用いた生産管理については、例え
ば、株式会社工業調査会発行「超LSI製造・試験装置
ガイドブック<1995年版>」電子材料11月号別
冊、1994年11月25日発行、141〜145頁に
記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術において、古い生産ラインでは自動搬送システムの様
な大掛かりなシステムを構築することは不可能である。
しかし、生産進行管理を行うことは、生産進度管理シス
テムが導入された生産ラインを見て判る様にその効果は
大きく、自動搬送システムの構築できない生産ラインへ
の生産進度管理システムの適用が必要とされる。
術において、古い生産ラインでは自動搬送システムの様
な大掛かりなシステムを構築することは不可能である。
しかし、生産進行管理を行うことは、生産進度管理シス
テムが導入された生産ラインを見て判る様にその効果は
大きく、自動搬送システムの構築できない生産ラインへ
の生産進度管理システムの適用が必要とされる。
【0011】ここで、古い生産ラインにそのまま生産進
度管理システムを導入すると、リスト上の管理は可能で
あるが、作業者へのハード的なサポート、つまり、保管
棚などを用いた生産進度管理では無いため、管理が難し
くなる。
度管理システムを導入すると、リスト上の管理は可能で
あるが、作業者へのハード的なサポート、つまり、保管
棚などを用いた生産進度管理では無いため、管理が難し
くなる。
【0012】すなわち、リスト上で優先度の高いロット
がある場合、そのロット自体が生産ラインのどこに置か
れているか判らず、ロット検索の作業ロスが大きくなる
という問題がある。
がある場合、そのロット自体が生産ラインのどこに置か
れているか判らず、ロット検索の作業ロスが大きくなる
という問題がある。
【0013】そこで、本発明の目的は、安価でかつ生産
ラインのスペースを有効活用し、さらに被処理物の先入
れ先出しを実現する生産管理方法および装置を提供する
ことにある。
ラインのスペースを有効活用し、さらに被処理物の先入
れ先出しを実現する生産管理方法および装置を提供する
ことにある。
【0014】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0016】すなわち、本発明の生産管理方法は、半導
体ウェハなどの被処理物が収容された収容ケースのロッ
ト番号を、前記被処理物の生産進度を管理する進度管理
部と接続された端末部に入力し、前記ロット番号を入力
した収容ケースを保管棚に保管し、前記端末部と接続さ
れかつ前記保管棚に設けられたシーケンサによって、前
記被処理物の入出庫制御を行い、前記進度管理部に格納
された前記被処理物のロット単位の生産進度情報を前記
端末部に表示することにより、前記保管棚に保管された
前記被処理物の在庫情報をロット単位で管理するもので
ある。
体ウェハなどの被処理物が収容された収容ケースのロッ
ト番号を、前記被処理物の生産進度を管理する進度管理
部と接続された端末部に入力し、前記ロット番号を入力
した収容ケースを保管棚に保管し、前記端末部と接続さ
れかつ前記保管棚に設けられたシーケンサによって、前
記被処理物の入出庫制御を行い、前記進度管理部に格納
された前記被処理物のロット単位の生産進度情報を前記
端末部に表示することにより、前記保管棚に保管された
前記被処理物の在庫情報をロット単位で管理するもので
ある。
【0017】また、本発明の生産管理方法における前記
被処理物の入出庫制御は、前記保管棚に設けられた検知
手段によって前記収容ケースの有無を検知し、前記収容
ケースの有無などの検知情報に基づいて前記保管棚に設
けられた表示手段が点灯または点滅するものである。
被処理物の入出庫制御は、前記保管棚に設けられた検知
手段によって前記収容ケースの有無を検知し、前記収容
ケースの有無などの検知情報に基づいて前記保管棚に設
けられた表示手段が点灯または点滅するものである。
【0018】さらに、本発明の生産管理方法は、前記保
管棚に設置されたファンによって空気を導入し、導入後
の空気をフィルタを通して前記保管棚のケース収容部に
供給するものである。
管棚に設置されたファンによって空気を導入し、導入後
の空気をフィルタを通して前記保管棚のケース収容部に
供給するものである。
【0019】なお、本発明の生産管理方法は、前記端末
部において前記生産進度情報を表示する際に、処理優先
度の高いロット順に並べ替えてロット単位のリスト形式
で表示するものである。
部において前記生産進度情報を表示する際に、処理優先
度の高いロット順に並べ替えてロット単位のリスト形式
で表示するものである。
【0020】また、本発明の生産管理装置は、半導体ウ
ェハなどの被処理物をロット単位で生産進度を管理する
進度管理部と、前記進度管理部と接続されかつ前記進度
管理部に格納された前記被処理物のロット単位の生産進
度情報を表示する端末部と、前記被処理物が収容された
収容ケースを保管しかつ前記端末部と接続されたシーケ
ンサを備えた保管棚と、前記収容ケースのロット番号を
前記端末部に入力する入力手段とを有し、前記保管棚
に、前記収容ケースの有無を検知する検知手段と、前記
検知手段による検知情報を示す表示手段とが設置され、
前記検知手段および前記表示手段がそれぞれ前記シーケ
ンサと接続されているものである。
ェハなどの被処理物をロット単位で生産進度を管理する
進度管理部と、前記進度管理部と接続されかつ前記進度
管理部に格納された前記被処理物のロット単位の生産進
度情報を表示する端末部と、前記被処理物が収容された
収容ケースを保管しかつ前記端末部と接続されたシーケ
ンサを備えた保管棚と、前記収容ケースのロット番号を
前記端末部に入力する入力手段とを有し、前記保管棚
に、前記収容ケースの有無を検知する検知手段と、前記
検知手段による検知情報を示す表示手段とが設置され、
前記検知手段および前記表示手段がそれぞれ前記シーケ
ンサと接続されているものである。
【0021】さらに、本発明の生産管理装置は、前記保
管棚に、外部から空気を導入して前記保管棚のケース収
容部に前記空気を供給するファンと、前記空気を前記ケ
ース収容部に供給する直前に通過させるフィルタとが設
置されているものである。
管棚に、外部から空気を導入して前記保管棚のケース収
容部に前記空気を供給するファンと、前記空気を前記ケ
ース収容部に供給する直前に通過させるフィルタとが設
置されているものである。
【0022】なお、本発明の生産管理装置は、前記ケー
ス収容部に前記収容ケースを載置する際の位置決め手段
が設けられているものである。
ス収容部に前記収容ケースを載置する際の位置決め手段
が設けられているものである。
【0023】
【作用】上記した手段によれば、保管棚に、収容ケース
の有無を検知する検知手段と、検知手段による検知情報
を示す表示手段とが設置され、かつ検知手段および表示
手段がそれぞれシーケンサと接続され、さらに、シーケ
ンサが端末部と接続されていることにより、検知手段お
よび表示手段をシーケンサによって制御することができ
る。
の有無を検知する検知手段と、検知手段による検知情報
を示す表示手段とが設置され、かつ検知手段および表示
手段がそれぞれシーケンサと接続され、さらに、シーケ
ンサが端末部と接続されていることにより、検知手段お
よび表示手段をシーケンサによって制御することができ
る。
【0024】その結果、端末部を用いて被処理物の入出
庫管理を行うことができる。
庫管理を行うことができる。
【0025】また、端末部が進度管理部に接続されてい
るため、保管棚に保管された被処理物の在庫情報をロッ
ト単位で自動管理することができる。
るため、保管棚に保管された被処理物の在庫情報をロッ
ト単位で自動管理することができる。
【0026】したがって、処理順序を正確に判断できる
ことにより、処理時間の短縮またはばらつきを低減する
ことができる。
ことにより、処理時間の短縮またはばらつきを低減する
ことができる。
【0027】その結果、保管棚による安価な被処理物の
ロット単位の管理を実現することができる。
ロット単位の管理を実現することができる。
【0028】さらに、在庫情報をロット単位で自動管理
し、かつ処理順序を正確に判断できることにより、保管
棚に保管された被処理物の先入れ先出しを可能にするこ
とができる。
し、かつ処理順序を正確に判断できることにより、保管
棚に保管された被処理物の先入れ先出しを可能にするこ
とができる。
【0029】なお、端末部が保管棚および進度管理部と
接続されていることにより、被処理物の検索速度を向上
させることができ、管理作業全体の効率を向上させるこ
とができる。
接続されていることにより、被処理物の検索速度を向上
させることができ、管理作業全体の効率を向上させるこ
とができる。
【0030】また、保管棚に、外部から空気を導入して
収容ケースのケース収容部に空気を供給するファンと、
前記空気をケース収容部に供給する直前に通過させるフ
ィルタとが設置されていることにより、保管棚内の雰囲
気をクリーンにすることができる。
収容ケースのケース収容部に空気を供給するファンと、
前記空気をケース収容部に供給する直前に通過させるフ
ィルタとが設置されていることにより、保管棚内の雰囲
気をクリーンにすることができる。
【0031】その結果、作業者が通る通路などであって
も保管棚を配置することが可能になり、クリーン度の高
い作業エリアとして生産ラインのスペースを有効活用す
ることができる。
も保管棚を配置することが可能になり、クリーン度の高
い作業エリアとして生産ラインのスペースを有効活用す
ることができる。
【0032】また、端末部が進度管理部と接続されてい
ることにより、端末部において被処理物の在庫情報を検
索することができ、その結果、被処理物のロット番号、
品名、仕掛かり工程、限定装置もしくは前工程完成時刻
遅延度などの種々の条件を作業者へ提供することが可能
になる。
ることにより、端末部において被処理物の在庫情報を検
索することができ、その結果、被処理物のロット番号、
品名、仕掛かり工程、限定装置もしくは前工程完成時刻
遅延度などの種々の条件を作業者へ提供することが可能
になる。
【0033】さらに、保管棚のケース収容部に収容ケー
スを載置する際の位置決め手段が設けられていることに
より、ケース収容部に収容ケースを精度良く載置するこ
とができ、その結果、保管棚における入出庫管理を高精
度に行うことができる。
スを載置する際の位置決め手段が設けられていることに
より、ケース収容部に収容ケースを精度良く載置するこ
とができ、その結果、保管棚における入出庫管理を高精
度に行うことができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0035】図1(a),(b),(c)は本発明による生
産管理装置の構造の一実施例を示す図であり、(a) は
保管棚の斜視図、(b) は(a) におけるA部の部分拡
大斜視図、(c) は(b) に示す検知手段の拡大部分断
面図、図2は本発明による生産管理装置の構造の一実施
例を示す構成概念図、図3は本発明による生産管理方法
における入庫作業の手順の一実施例を示すフローチャー
ト、図4は本発明による生産管理方法における出庫作業
の手順の一実施例を示すフローチャート、図5は本発明
による生産管理装置の端末部に表示されるリストの一実
施例を示す概念図である。
産管理装置の構造の一実施例を示す図であり、(a) は
保管棚の斜視図、(b) は(a) におけるA部の部分拡
大斜視図、(c) は(b) に示す検知手段の拡大部分断
面図、図2は本発明による生産管理装置の構造の一実施
例を示す構成概念図、図3は本発明による生産管理方法
における入庫作業の手順の一実施例を示すフローチャー
ト、図4は本発明による生産管理方法における出庫作業
の手順の一実施例を示すフローチャート、図5は本発明
による生産管理装置の端末部に表示されるリストの一実
施例を示す概念図である。
【0036】本実施例の生産管理装置は、半導体製造工
場などにおいて、被処理物の一例である半導体ウェハ1
をロット単位で管理する装置であり、図1,2を用いて
その構成について説明すると、半導体ウェハ1の生産進
度を管理する進度管理部2と、進度管理部2と接続され
かつ進度管理部2に格納された半導体ウェハ1のロット
単位の生産進度情報を表示する端末部であるパーソナル
コンピュータ(以降、パソコンと略す)3と、半導体ウ
ェハ1が収容された収容ケース4を保管しかつパソコン
3と接続されたシーケンサ5を備えた保管棚6と、半導
体ウェハ1のロット番号7をパソコン3に入力する入力
手段であるバーコードリーダ8とからなるものである。
場などにおいて、被処理物の一例である半導体ウェハ1
をロット単位で管理する装置であり、図1,2を用いて
その構成について説明すると、半導体ウェハ1の生産進
度を管理する進度管理部2と、進度管理部2と接続され
かつ進度管理部2に格納された半導体ウェハ1のロット
単位の生産進度情報を表示する端末部であるパーソナル
コンピュータ(以降、パソコンと略す)3と、半導体ウ
ェハ1が収容された収容ケース4を保管しかつパソコン
3と接続されたシーケンサ5を備えた保管棚6と、半導
体ウェハ1のロット番号7をパソコン3に入力する入力
手段であるバーコードリーダ8とからなるものである。
【0037】さらに、保管棚6には、収容ケース4の有
無を検知する検知手段であるセンサ9と、センサ9によ
る検知情報を示す表示手段である表示LED10とが設
置され、センサ9および表示LED10がそれぞれシー
ケンサ5と接続されている。
無を検知する検知手段であるセンサ9と、センサ9によ
る検知情報を示す表示手段である表示LED10とが設
置され、センサ9および表示LED10がそれぞれシー
ケンサ5と接続されている。
【0038】なお、バーコードリーダ8は、収容ケース
4に取り付けられたロット番号7を表すバーコードを読
み取るものである。
4に取り付けられたロット番号7を表すバーコードを読
み取るものである。
【0039】また、保管棚6には、外部11から空気1
2を導入して保管棚6のケース収容部6aに空気12を
供給するファンであるシロッコファン13と、空気12
をケース収容部6aに供給する直前に通過させるULP
A(Ultra Low PenetrationAir-filter) フィルタ14
とが設置されている。
2を導入して保管棚6のケース収容部6aに空気12を
供給するファンであるシロッコファン13と、空気12
をケース収容部6aに供給する直前に通過させるULP
A(Ultra Low PenetrationAir-filter) フィルタ14
とが設置されている。
【0040】さらに、保管棚6のケース収容部6aに
は、収容ケース4を載置する際の位置決め手段である突
起部6bが収容ケース4の幅とほぼ同間隔で複数個設け
られている。
は、収容ケース4を載置する際の位置決め手段である突
起部6bが収容ケース4の幅とほぼ同間隔で複数個設け
られている。
【0041】ここで、進度管理部2は、半導体ウェハ1
に関して、各工程毎にどの品種のどのロットの半導体ウ
ェハ1が仕掛かっているかなどのロット単位の生産進度
情報を管理するとともに半導体ウェハ1の在庫管理を行
うものである。
に関して、各工程毎にどの品種のどのロットの半導体ウ
ェハ1が仕掛かっているかなどのロット単位の生産進度
情報を管理するとともに半導体ウェハ1の在庫管理を行
うものである。
【0042】また、シロッコファン13は、外部11か
ら空気12を導入するものであり、導入した空気12を
ケース収容部6a奥の全面に渡って設置されたULPA
フィルタ14に通過せさ、その後、洗浄した空気12を
ケース収容部6aに供給する。その結果、ケース収容部
6a付近を除塵することができる。
ら空気12を導入するものであり、導入した空気12を
ケース収容部6a奥の全面に渡って設置されたULPA
フィルタ14に通過せさ、その後、洗浄した空気12を
ケース収容部6aに供給する。その結果、ケース収容部
6a付近を除塵することができる。
【0043】さらに、シーケンサ5には、検知手段であ
るセンサ9と、表示手段である表示LED10および警
告LED15が配線、すなわち接続されており、シーケ
ンサ5とパソコン3とによっても保管棚6における在庫
管理が行われる。
るセンサ9と、表示手段である表示LED10および警
告LED15が配線、すなわち接続されており、シーケ
ンサ5とパソコン3とによっても保管棚6における在庫
管理が行われる。
【0044】ここで、センサ9は、例えば、反射式のフ
ォトセンサであり、収容ケース4の位置決め手段である
突起部6bに案内されて収容ケース4がケース収容部6
aに載置されると、センサ9からシーケンサ5にON信
号が送られる。
ォトセンサであり、収容ケース4の位置決め手段である
突起部6bに案内されて収容ケース4がケース収容部6
aに載置されると、センサ9からシーケンサ5にON信
号が送られる。
【0045】なお、シーケンサ5は生産ラインのパソコ
ン3と端末接続用ケーブルなどによって接続されてい
る。
ン3と端末接続用ケーブルなどによって接続されてい
る。
【0046】また、パソコン3による在庫管理は、例え
ば、1秒間隔でシーケンサ5に状態変化を間い合わせる
形式で行われ、ほぼリアルタイムな在庫管理を実現す
る。
ば、1秒間隔でシーケンサ5に状態変化を間い合わせる
形式で行われ、ほぼリアルタイムな在庫管理を実現す
る。
【0047】ここで、パソコン3においては、前記状態
変化のあった箇所に対して、どのような状態からどのよ
うな状態へ変化したのかを監視しており、それに合わせ
て表示LED10および警告LED15の動作指示をシ
ーケンサ5に送信する。
変化のあった箇所に対して、どのような状態からどのよ
うな状態へ変化したのかを監視しており、それに合わせ
て表示LED10および警告LED15の動作指示をシ
ーケンサ5に送信する。
【0048】これにより、シーケンサ5が表示LED1
0または警告LED15の動作を制御し、表示LED1
0または警告LED15を点灯、点滅または消灯させ
る。
0または警告LED15の動作を制御し、表示LED1
0または警告LED15を点灯、点滅または消灯させ
る。
【0049】次に、本実施例の生産管理方法について説
明する。
明する。
【0050】まず、半導体ウェハ1が収容された収容ケ
ース4の仮置き台への仮置き16を行う。
ース4の仮置き台への仮置き16を行う。
【0051】その後、収容ケース4に設けられたバーコ
ードをバーコードリーダ8によって読み取り、収容ケー
ス4に収容された半導体ウェハ1のロット番号7のパソ
コン3への入力であるバーコード入力17を行う。
ードをバーコードリーダ8によって読み取り、収容ケー
ス4に収容された半導体ウェハ1のロット番号7のパソ
コン3への入力であるバーコード入力17を行う。
【0052】これにより、パソコン3にロット番号7を
認識させ、さらに、パソコン3を介して進度管理部2に
ロット番号7を認識させる。
認識させ、さらに、パソコン3を介して進度管理部2に
ロット番号7を認識させる。
【0053】その後、収容ケース4の保管棚6への入庫
であるロット入庫18を行って、収容ケース4を保管棚
6のケース収容部6aに載置する。
であるロット入庫18を行って、収容ケース4を保管棚
6のケース収容部6aに載置する。
【0054】ここで、ロット番号7のバーコード入力1
7を行った後、パソコン3を介してシーケンサ5が収容
ケース4の入庫を認識すると、正常入庫として受け付
け、シーケンサ5が表示LED10を点灯させる(ただ
し、表示LED10を所定時間点滅させてもよい)。
7を行った後、パソコン3を介してシーケンサ5が収容
ケース4の入庫を認識すると、正常入庫として受け付
け、シーケンサ5が表示LED10を点灯させる(ただ
し、表示LED10を所定時間点滅させてもよい)。
【0055】つまり、センサ9が収容ケース4の存在を
検知すると、その検知情報に基づいてシーケンサ5が表
示LED10を点灯させる。
検知すると、その検知情報に基づいてシーケンサ5が表
示LED10を点灯させる。
【0056】なお、ロット番号7のバーコード入力17
を行わないで入庫した場合、異常入庫として表示手段で
ある警告LED15を点滅させ、作業者に対して正規の
手順で入庫作業を行うように警告する。
を行わないで入庫した場合、異常入庫として表示手段で
ある警告LED15を点滅させ、作業者に対して正規の
手順で入庫作業を行うように警告する。
【0057】さらに、ロット番号7のバーコード入力1
7を行った後、収容ケース4がロット入庫されなかった
場合は、例えば、60秒間のタイマー監視により、バー
コード入力17を無効とする。
7を行った後、収容ケース4がロット入庫されなかった
場合は、例えば、60秒間のタイマー監視により、バー
コード入力17を無効とする。
【0058】その後、入力されたロット番号7に基づい
て、進度管理部2に格納された半導体ウェハ1の生産進
度情報をパソコン3上にロットリスト19として表示す
る。
て、進度管理部2に格納された半導体ウェハ1の生産進
度情報をパソコン3上にロットリスト19として表示す
る。
【0059】この時、パソコン3において前記生産進度
情報を表示する際に、処理優先度の高いロット順に並べ
替えてロットリスト19に示すようなロット単位のリス
ト形式で表示する。
情報を表示する際に、処理優先度の高いロット順に並べ
替えてロットリスト19に示すようなロット単位のリス
ト形式で表示する。
【0060】なお、作業者は、ロットリスト19を見る
ことにより、半導体ウェハ1の仕掛かりロットを把握す
ることができる。さらに、ロットリスト19は保管棚6
内の在庫情報を知るだけでなく、工程指定、品種指定、
工程・品種指定、限定装置指定(処理を行うに当たり使
用した装置の指定)など作業者の要望に合わせた検索を
行うことができる。
ことにより、半導体ウェハ1の仕掛かりロットを把握す
ることができる。さらに、ロットリスト19は保管棚6
内の在庫情報を知るだけでなく、工程指定、品種指定、
工程・品種指定、限定装置指定(処理を行うに当たり使
用した装置の指定)など作業者の要望に合わせた検索を
行うことができる。
【0061】また、検索条件の指定は、例えば、予め用
意したバーコードシート(検索条件が組み込まれたも
の)を用いて、前記検索条件を指定することにより、前
記検索条件と合致したロットだけロットリスト19上に
表示する。
意したバーコードシート(検索条件が組み込まれたも
の)を用いて、前記検索条件を指定することにより、前
記検索条件と合致したロットだけロットリスト19上に
表示する。
【0062】これにより、作業者はバーコード指定リス
ト表示20を行う。
ト表示20を行う。
【0063】この時、前記したように、優先度の高いロ
ットを探し出しやすい様、ロットリスト19はいくつか
のルールにより、半導体ウェハ1のロットをソートして
表示する。
ットを探し出しやすい様、ロットリスト19はいくつか
のルールにより、半導体ウェハ1のロットをソートして
表示する。
【0064】例えば、1つのソートルールとして、遅延
度順ソートがある。これは、基準工完に対して遅れの大
きいロット順に半導体ウェハ1のロットをソートするも
のである。
度順ソートがある。これは、基準工完に対して遅れの大
きいロット順に半導体ウェハ1のロットをソートするも
のである。
【0065】また、他のソートルールとして、工程ソー
トがある。これは、検索時に、検索モードの工程の箇所
に何も入力しないでロットリスト19を表示させること
によって、全てのロットを各工程ごとにまとめた状態に
ソートするものである。
トがある。これは、検索時に、検索モードの工程の箇所
に何も入力しないでロットリスト19を表示させること
によって、全てのロットを各工程ごとにまとめた状態に
ソートするものである。
【0066】その後、作業者はロットリスト19上で、
次に着工する所定のロット番号7、すなわち処理ロット
番号を選択して、他の半導体ウェハ1の出庫指示を掛け
るロット出庫指示21を行う。
次に着工する所定のロット番号7、すなわち処理ロット
番号を選択して、他の半導体ウェハ1の出庫指示を掛け
るロット出庫指示21を行う。
【0067】その結果、保管棚6から出庫指示の掛かっ
た収容ケース4の出庫であるロット取り出し22を行
う。
た収容ケース4の出庫であるロット取り出し22を行
う。
【0068】ここで、出庫する際には、パソコン3上で
カーソルを出庫したいロットに合わせる(出庫したいロ
ットを選択する)ことによって、出庫指示をかけること
ができ、これにより、前記処理ロット番号の半導体ウェ
ハ1を収容した収容ケース4の載置箇所(つまり、保管
棚6のケース収容部6aにおいて、前記処理ロット番号
の半導体ウェハ1を収容した収容ケース4が載置されて
いる箇所)の表示LED10が、点灯から点滅に変化す
る。
カーソルを出庫したいロットに合わせる(出庫したいロ
ットを選択する)ことによって、出庫指示をかけること
ができ、これにより、前記処理ロット番号の半導体ウェ
ハ1を収容した収容ケース4の載置箇所(つまり、保管
棚6のケース収容部6aにおいて、前記処理ロット番号
の半導体ウェハ1を収容した収容ケース4が載置されて
いる箇所)の表示LED10が、点灯から点滅に変化す
る。
【0069】したがって、作業者は、表示LED10が
点滅することにより、前記処理ロット番号の半導体ウェ
ハ1を収容した収容ケース4が載置されている箇所を知
ることができ、そこから収容ケース4を取り出すことが
できる。収容ケース4を取り出すと、シーケンサ5の制
御によって表示LED10が消灯する。
点滅することにより、前記処理ロット番号の半導体ウェ
ハ1を収容した収容ケース4が載置されている箇所を知
ることができ、そこから収容ケース4を取り出すことが
できる。収容ケース4を取り出すと、シーケンサ5の制
御によって表示LED10が消灯する。
【0070】また、出庫指示をかけても所定のロットが
出庫されなかった場合は、例えば、600秒間のタイマ
ー監視により、その出庫指示を取り消す。
出庫されなかった場合は、例えば、600秒間のタイマ
ー監視により、その出庫指示を取り消す。
【0071】なお、出庫指示の掛かっているロットは、
ロットリスト19における出庫指示済みロット表示欄2
4に表示され、例えば、最大6件までの指示を同時にす
ることができる。
ロットリスト19における出庫指示済みロット表示欄2
4に表示され、例えば、最大6件までの指示を同時にす
ることができる。
【0072】その後、取り出した収容ケース4を治具に
載置する製品運搬治具へのセット23を行う。
載置する製品運搬治具へのセット23を行う。
【0073】その結果、シーケンサ5によって、半導体
ウェハ1を収容した収容ケース4のの入出庫制御を行う
ことができる。
ウェハ1を収容した収容ケース4のの入出庫制御を行う
ことができる。
【0074】また、保管棚6には、シロッコファン13
とULPAフィルタ14とが設置されているため、シロ
ッコファン13によって外部11から空気12を導入
し、導入後の空気12をULPAフィルタ14を通して
ケース収容部6aに供給している。
とULPAフィルタ14とが設置されているため、シロ
ッコファン13によって外部11から空気12を導入
し、導入後の空気12をULPAフィルタ14を通して
ケース収容部6aに供給している。
【0075】次に、本実施例の生産管理方法および装置
によれば、以下のような作用効果が得られる。
によれば、以下のような作用効果が得られる。
【0076】すなわち、保管棚6に、収容ケース4の有
無を検知するセンサ9と、センサ9による検知情報を示
す表示LED10とが設置され、かつセンサ9および表
示LED10がそれぞれシーケンサ5と接続され、さら
に、シーケンサ5がパソコン3と接続されていることに
より、センサ9および表示LED10をシーケンサ5に
よって制御することができる。
無を検知するセンサ9と、センサ9による検知情報を示
す表示LED10とが設置され、かつセンサ9および表
示LED10がそれぞれシーケンサ5と接続され、さら
に、シーケンサ5がパソコン3と接続されていることに
より、センサ9および表示LED10をシーケンサ5に
よって制御することができる。
【0077】その結果、パソコン3を用いて半導体ウェ
ハ1が収容された収容ケース4の入出庫管理を行うこと
ができる。
ハ1が収容された収容ケース4の入出庫管理を行うこと
ができる。
【0078】また、パソコン3が進度管理部2に接続さ
れているため、保管棚6に保管された半導体ウェハ1の
在庫情報をロット単位で自動管理することができる。
れているため、保管棚6に保管された半導体ウェハ1の
在庫情報をロット単位で自動管理することができる。
【0079】したがって、処理順序を正確に判断できる
ことにより、処理時間の短縮またはばらつきを低減する
ことができる。
ことにより、処理時間の短縮またはばらつきを低減する
ことができる。
【0080】その結果、保管棚6による半導体ウェハ1
のロット単位の安価な管理を実現することができる。
のロット単位の安価な管理を実現することができる。
【0081】さらに、半導体ウェハ1の在庫情報をロッ
ト単位で自動管理し、かつ処理順序を正確に判断できる
ことにより、保管棚6に保管された半導体ウェハ1のロ
ット単位の着工の優先度を管理することができる。
ト単位で自動管理し、かつ処理順序を正確に判断できる
ことにより、保管棚6に保管された半導体ウェハ1のロ
ット単位の着工の優先度を管理することができる。
【0082】その結果、半導体ウェハ1の先入れ先出し
を可能にすることができる。
を可能にすることができる。
【0083】なお、パソコン3が保管棚6および進度管
理部2と接続されていることにより、ロット単位の半導
体ウェハ1の検索速度を向上することができ、管理作業
全体の効率を向上させることができる。
理部2と接続されていることにより、ロット単位の半導
体ウェハ1の検索速度を向上することができ、管理作業
全体の効率を向上させることができる。
【0084】また、保管棚6にシロッコファン13と、
ULPAフィルタ14とが設置されていることにより、
保管棚6内の雰囲気をクリーンにすることができる。
ULPAフィルタ14とが設置されていることにより、
保管棚6内の雰囲気をクリーンにすることができる。
【0085】その結果、作業者などが通る通路などであ
っても保管棚6を配置することが可能になり、クリーン
度の高い作業エリアとして生産ラインのスペースを有効
活用することができる。
っても保管棚6を配置することが可能になり、クリーン
度の高い作業エリアとして生産ラインのスペースを有効
活用することができる。
【0086】また、パソコン3が進度管理部2と接続さ
れていることにより、パソコン3において半導体ウェハ
1のロット単位の在庫情報を検索することができ、その
結果、半導体ウェハ1のロット番号7、品名、仕掛かり
工程、限定装置もしくは前工程完成時刻遅延度などの種
々の条件を作業者へ提供することが可能になる。
れていることにより、パソコン3において半導体ウェハ
1のロット単位の在庫情報を検索することができ、その
結果、半導体ウェハ1のロット番号7、品名、仕掛かり
工程、限定装置もしくは前工程完成時刻遅延度などの種
々の条件を作業者へ提供することが可能になる。
【0087】さらに、保管棚6のケース収容部6aに収
容ケース4を載置する際の位置決め手段である突起部6
bが設けられていることにより、ケース収容部6aに収
容ケース4を精度良く載置することができ、その結果、
保管棚6における入出庫管理を高精度に行うことができ
る。
容ケース4を載置する際の位置決め手段である突起部6
bが設けられていることにより、ケース収容部6aに収
容ケース4を精度良く載置することができ、その結果、
保管棚6における入出庫管理を高精度に行うことができ
る。
【0088】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0089】例えば、前記実施例においては、保管棚に
設置されるフィルタとしてULPAフィルタを取り上げ
て説明したが、前記フィルタは、HEPA(High Effic
iency Particulate Air-filter) などの他のフィルタで
あってもよい。
設置されるフィルタとしてULPAフィルタを取り上げ
て説明したが、前記フィルタは、HEPA(High Effic
iency Particulate Air-filter) などの他のフィルタで
あってもよい。
【0090】さらに、被処理物を入庫する際のロット番
号の入力手段は、バーコード入力に限らず、端末部に設
置されたキーボードによる入力であってもよい。
号の入力手段は、バーコード入力に限らず、端末部に設
置されたキーボードによる入力であってもよい。
【0091】また、保管棚に設置されるファンはシロッ
コファンに限らず、他の軸流式のファンなどであっても
よい。
コファンに限らず、他の軸流式のファンなどであっても
よい。
【0092】なお、前記実施例による被処理物は半導体
ウェハに限らず、収容ケースなどに収容して保管棚に保
管するものであれば、他の電子部品や機械加工部品など
であってもよい。
ウェハに限らず、収容ケースなどに収容して保管棚に保
管するものであれば、他の電子部品や機械加工部品など
であってもよい。
【0093】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0094】(1).保管棚に、収容ケースの有無を検
知する検知手段と、検知手段による検知情報を示す表示
手段とが設置され、かつ検知手段および表示手段がそれ
ぞれシーケンサと接続され、さらに、シーケンサが端末
部と接続されていることにより、検知手段および表示手
段をシーケンサによって制御することができる。
知する検知手段と、検知手段による検知情報を示す表示
手段とが設置され、かつ検知手段および表示手段がそれ
ぞれシーケンサと接続され、さらに、シーケンサが端末
部と接続されていることにより、検知手段および表示手
段をシーケンサによって制御することができる。
【0095】その結果、端末部を用いて被処理物の入出
庫管理を行うことができる。
庫管理を行うことができる。
【0096】(2).端末部が進度管理部に接続されて
いるため、保管棚に保管された被処理物の在庫情報をロ
ット単位で自動管理することができる。したがって、処
理順序を正確に判断できることにより、処理時間の短縮
またはばらつきを低減することができる。その結果、保
管棚による被処理物のロット単位の安価な管理を実現す
ることができる。
いるため、保管棚に保管された被処理物の在庫情報をロ
ット単位で自動管理することができる。したがって、処
理順序を正確に判断できることにより、処理時間の短縮
またはばらつきを低減することができる。その結果、保
管棚による被処理物のロット単位の安価な管理を実現す
ることができる。
【0097】(3).在庫情報をロット単位で自動管理
し、かつ処理順序を正確に判断できることにより、保管
棚に保管された被処理物のロット単位の着工の優先度を
管理することができ、その結果、被処理物の先入れ先出
しを実現することができる。
し、かつ処理順序を正確に判断できることにより、保管
棚に保管された被処理物のロット単位の着工の優先度を
管理することができ、その結果、被処理物の先入れ先出
しを実現することができる。
【0098】(4).端末部が保管棚および進度管理部
と接続されていることにより、被処理物の検索速度を向
上することができ、管理作業全体の効率を向上させるこ
とができる。
と接続されていることにより、被処理物の検索速度を向
上することができ、管理作業全体の効率を向上させるこ
とができる。
【0099】(5).保管棚に、外部から空気を導入し
て収容ケースのケース収容部に空気を供給するファン
と、前記空気をケース収容部に供給する直前に通過させ
るフィルタとが設置されていることにより、保管棚内の
雰囲気をクリーンにすることができる。その結果、作業
者が通る通路などであっても保管棚を配置することが可
能になり、クリーン度の高い作業エリアとして生産ライ
ンのスペースを有効活用することができる。
て収容ケースのケース収容部に空気を供給するファン
と、前記空気をケース収容部に供給する直前に通過させ
るフィルタとが設置されていることにより、保管棚内の
雰囲気をクリーンにすることができる。その結果、作業
者が通る通路などであっても保管棚を配置することが可
能になり、クリーン度の高い作業エリアとして生産ライ
ンのスペースを有効活用することができる。
【0100】(6).端末部が進度管理部と接続されて
いることにより、端末部において被処理物の在庫情報を
検索することができ、その結果、被処理物のロット番
号、品名、仕掛かり工程、限定装置もしくは前工程完成
時刻遅延度などの種々の条件を作業者へ提供することが
可能になる。
いることにより、端末部において被処理物の在庫情報を
検索することができ、その結果、被処理物のロット番
号、品名、仕掛かり工程、限定装置もしくは前工程完成
時刻遅延度などの種々の条件を作業者へ提供することが
可能になる。
【0101】(7).保管棚のケース収容部に収容ケー
スを載置する際の位置決め手段が設けられていることに
より、ケース収容部に収容ケースを精度良く載置するこ
とができ、その結果、保管棚における入出庫管理を高精
度に行うことができる。
スを載置する際の位置決め手段が設けられていることに
より、ケース収容部に収容ケースを精度良く載置するこ
とができ、その結果、保管棚における入出庫管理を高精
度に行うことができる。
【図1】(a),(b),(c)は本発明による生産管理装
置の構造の一実施例を示す図であり、(a) は保管棚の
斜視図、(b) は(a) におけるA部の部分拡大斜視
図、(c) は(b) に示す検知手段の拡大部分断面図で
ある。
置の構造の一実施例を示す図であり、(a) は保管棚の
斜視図、(b) は(a) におけるA部の部分拡大斜視
図、(c) は(b) に示す検知手段の拡大部分断面図で
ある。
【図2】本発明による生産管理装置の構造の一実施例を
示す構成概念図である。
示す構成概念図である。
【図3】本発明による生産管理方法における入庫作業の
手順の一実施例を示すフローチャートである。
手順の一実施例を示すフローチャートである。
【図4】本発明による生産管理方法における出庫作業の
手順の一実施例を示すフローチャートである。
手順の一実施例を示すフローチャートである。
【図5】本発明による生産管理装置の端末部に表示され
るリストの一実施例を示す概念図である。
るリストの一実施例を示す概念図である。
1 半導体ウェハ(被処理物) 2 進度管理部 3 パソコン(端末部) 4 収容ケース 5 シーケンサ 6 保管棚 6a ケース収容部 6b 突起部(位置決め手段) 7 ロット番号 8 バーコードリーダ(入力手段) 9 センサ(検知手段) 10 表示LED(表示手段) 11 外部 12 空気 13 シロッコファン(ファン) 14 ULPAフィルタ(フィルタ) 15 警告LED(表示手段) 16 仮置き台への仮置き 17 バーコード入力 18 ロット入庫 19 ロットリスト 20 バーコード指定リスト表示 21 ロット出庫指示 22 ロット取り出し 23 製品運搬治具へのセット 24 出庫指示済みロット表示欄
Claims (9)
- 【請求項1】 半導体ウェハなどの被処理物をロット単
位で管理する生産管理方法であって、 入庫する被処理物のロット番号を、前記被処理物の生産
進度を管理する進度管理部と接続された端末部に入力
し、 前記ロット番号を入力した被処理物を収容ケースごと保
管棚に入庫し、 入力されたロット番号に基づいて、前記進度管理部に格
納された前記被処理物の生産進度情報を前記端末部に表
示し、 前記生産進度情報の中から着工する処理ロット番号を選
択し、 前記端末部上で前記処理ロット番号の被処理物の出庫指
示を掛けることにより、前記保管棚から前記被処理物が
収容された収容ケースを出庫し、 前記端末部と接続されたシーケンサによって、前記被処
理物の入出庫制御を行うことを特徴とする生産管理方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の生産管理方法であって、
前記シーケンサは、前記収容ケースの有無を検知する検
知手段の検知情報に基づいて前記保管棚に設けられた表
示手段の点灯または点滅制御を行うことを特徴とする生
産管理方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の生産管理方法で
あって、前記端末部において前記生産進度情報を表示す
る際に、処理優先度の高いロット順に並べ替えてロット
単位のリスト形式で表示することを特徴とする生産管理
方法。 - 【請求項4】 請求項1,2または3記載の生産管理方
法であって、前記端末部上に表示されたリストにおい
て、所定のロット番号を選択することにより、前記ロッ
ト番号の被処理物を収容した収容ケースの載置箇所の表
示手段が点滅または点灯することを特徴とする生産管理
方法。 - 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載の生産管
理方法であって、前記保管棚に設置されたファンによっ
て空気を導入し、導入後の空気をフィルタを通して前記
保管棚のケース収容部に供給することを特徴とする生産
管理方法。 - 【請求項6】 半導体ウェハなどの被処理物のロット単
位の管理を行う生産管理装置であって、 前記被処理物の生産進度を管理する進度管理部と、 前記進度管理部と接続され、かつ前記進度管理部に格納
された前記被処理物のロット単位の生産進度情報を表示
する端末部と、 前記被処理物が収容された収容ケースを保管し、かつ前
記端末部と接続されたシーケンサを備えた保管棚と、 前記被処理物のロット番号を前記端末部に入力する入力
手段とを有し、 前記保管棚に、前記収容ケースの有無を検知する検知手
段と、前記検知手段による検知情報を示す表示手段とが
設置され、前記検知手段および前記表示手段がそれぞれ
前記シーケンサと接続されていることを特徴とする生産
管理装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の生産管理装置であって、
前記入力手段は前記被処理物のロット番号を表すバーコ
ードを読み取るバーコードリーダであることを特徴とす
る生産管理装置。 - 【請求項8】 請求項6または7記載の生産管理装置で
あって、前記保管棚に、外部から空気を導入して前記保
管棚のケース収容部に前記空気を供給するファンと、前
記空気を前記ケース収容部に供給する直前に通過させる
フィルタとが設置されていることを特徴とする生産管理
装置。 - 【請求項9】 請求項6,7または8記載の生産管理装
置であって、前記保管棚のケース収容部に前記収容ケー
スを載置する際の位置決め手段が設けられていることを
特徴とする生産管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18233395A JPH0936197A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 生産管理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18233395A JPH0936197A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 生産管理方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0936197A true JPH0936197A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16116480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18233395A Pending JPH0936197A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 生産管理方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0936197A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004342905A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Toshiba Corp | 半導体装置の生産システム |
JP2010034559A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Inotera Memories Inc | ウエハ移動用無塵ケースの搬送方法とそのシステム |
CN101857125A (zh) * | 2009-04-01 | 2010-10-13 | 村田机械株式会社 | 保管仓库 |
JP2015082218A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 株式会社シーエムプラス | 移動機器を使用する製造工程における工程管理方法 |
CN105870042A (zh) * | 2016-05-20 | 2016-08-17 | 爱普科斯科技(无锡)有限公司 | 一种用于压缩成型设备的自动投料重量测算系统 |
WO2018164341A1 (ko) * | 2017-03-08 | 2018-09-13 | ㈜본트로닉스 | 인쇄스크린 유닛용 보관함 |
JP2020015576A (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | 村田機械株式会社 | 自動倉庫システム |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP18233395A patent/JPH0936197A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4564241B2 (ja) * | 2003-05-16 | 2010-10-20 | 株式会社東芝 | 半導体装置の生産システム |
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JP2010241515A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Murata Machinery Ltd | 保管倉庫 |
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CN110382169A (zh) * | 2017-03-08 | 2019-10-25 | 梵尼克斯有限公司 | 用于印刷网板单元的保管箱 |
JP2020015576A (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | 村田機械株式会社 | 自動倉庫システム |
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