JPH0935831A - 基板用コネクタ - Google Patents

基板用コネクタ

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JPH0935831A
JPH0935831A JP7205290A JP20529095A JPH0935831A JP H0935831 A JPH0935831 A JP H0935831A JP 7205290 A JP7205290 A JP 7205290A JP 20529095 A JP20529095 A JP 20529095A JP H0935831 A JPH0935831 A JP H0935831A
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JP
Japan
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connector
pattern
board
housing
board connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP7205290A
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English (en)
Inventor
Koichi Iino
浩一 飯野
Hiroshi Shirai
浩史 白井
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Whitaker LLC
Original Assignee
Whitaker LLC
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、より一層の小型・薄型化
が可能で半田接続部の平坦性の高い基板コネクタの提
供。 【解決手段】 基板用コネクタ1は、梁部11を長手方
向より挟む台座部12を有するハウジング10と、導電
パターン24及びこの導電パターン24と独立した半田
接続補強用パターン25を有するFPC20とから構成
されている。FPC20は、梁部11及び台座部12を
底面部13より包み込む様に配置され接着固定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタ、特に
可撓性印刷基板上にコンタクトを形成した基板用コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型・高密度化に伴い、近年
の基板に搭載されるコネクタも小型化、高密度化してい
る。そのため、かかる基板用コネクタは、表面実装によ
る強度不足が懸念されるため、例えば実開平3−744
73号公報第1図乃至第4図に開示される如く、コンタ
クトとは別の金属製の半田接続補強用金具にて実装強度
を向上させるのが一般的である。
【0003】かかる基板用コネクタは、金属材料を加工
して形成されたコンタクト及び半田接続補強用金具を固
定する絶縁性ハウジングから構成されるのが一般的であ
る。しかし、高密度化に伴う小型・薄型化において金属
材料から形成されるコンタクト及び補強用金具を有する
コネクタでは、それらを固定するハウジングの強度にも
限界がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】絶縁性ハウジングと金
属製コンタクト(接続部材)及びペグ(補強用金具)の
組み合わせによる従来のコネクタの場合、前述の通り小
型・薄型化に伴って、コンタクト、ペグ及びハウジング
の形成が困難になると共に、ハウジングへのコンタクト
及びペグの組立(アセンブリ)が困難になる。従って、
各部品が小さく取り扱いにくいことにより、製造が繁雑
となりコスト高になる。更に、例えば、コンタクト間の
ピッチが0.3mm以下、コネクタの嵌合高さが2mm
以下の高密度・小型のコネクタを得ることは困難であ
る。
【0005】加えて、部品点数が多いことにより基板へ
の半田付け面にばらつきが生じ易く、各部品(コンタク
ト及びペグ)の半田付け面のコプラナリティ(平坦性)
の確保が困難になる。
【0006】従って、本発明は、上述の問題点を解決す
るコネクタ、即ち部品点数が少なく且つ基板への機械的
接続強度が高く、半田接続部の平坦性が高いコネクタを
提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、小型且つ高密度で半田接
続状態の目視検査が容易なコネクタを提供することを別
の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に斯る基板用コ
ネクタは、基板上に取付けられ該基板に半田接続される
基板用コネクタにおいて、ハウジングと、該ハウジング
の梁部の外周に巻回された状態で固定された可撓性印刷
基板とからなり、該可撓性印刷基板上に、前記基板と電
気的に半田接続するための第1パターンと、前記基板と
機械的に半田接続するための第2パターンとを独立して
形成したことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に斯る基板用コネクタは、
請求項1の基板用コネクタにおいて、前記第2パターン
が、前記ハウジングの長手方向両端近傍に形成されてい
ることを特徴とする。
【0010】さらに、請求項3に係る基板用コネクタ
は、請求項1の基板用コネクタにおいて、前記第2パタ
ーンが、前記ハウジングの底面の長手方向に沿うと共に
前記第1パターンから離隔して形成され、前記第1パタ
ーンが、前記基板用コネクタを前記基板に搭載する際
に、目視可能な位置にのみ形成されたことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の好適
な実施の形態を説明する。図1は、本発明の基板用コネ
クタの第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1
のコネクタの分解斜視図である。図3は、図1のコネク
タに用いられる可撓性印刷基板の展開図である。
【0012】コネクタ1は、合成樹脂製のハウジング1
0及びFPC(可撓性印刷基板)20から構成される。
ハウジング10は、導電パターン24が配置される梁部
11と梁部11の両端に配置された台座部12とで構成
される。台座部12には当接面15が設けられており、
嵌合時に相手コネクタ(図示せず)の一部に衝き当たる
ことにより嵌合方向の位置決めをする。FPC20は十
字状の形状をなし、コンタクト面(広い面)21にコン
タクトとしての導電パターン(第1パターン)24が形
成されており、他方のペグ面(狭い面)22には半田補
強用のパターン(第2パターン)25が形成されてい
る。FPC20は、導電パターン24を有するコンタク
ト面21がハウジング10の梁部11の外周、即ち梁部
11の上面11aから一方の側面11b、底面11cを
経由して他方の側面11dに沿い再び上面11aに配置
され接着固定される。即ち、FPC20の中央面23が
ハウジング10の梁部11の底面11cに配置されコン
タクト面21が梁部11を下から幅方向に包みこむ様に
して配置され接着固定される。また、FPC20の他方
の半田補強用パターン25を有するペグ面22は、ハウ
ジング10の台座部12を下から長手方向に包みこむ様
にして台座部12の底面12a及び側面12bに配置さ
れ接着固定される。尚、コンタクト面21の両端縁21
aは、ハウジング10の台座部12のテーパ状の内縁1
2cにより案内及び位置決めされる。
【0013】コネクタ1はハウジング10の梁部11の
底面11cと台座部12の底面12aからなる底面部1
3が連続した平坦面であるので、そこに配置、接着固定
されるFPC20の導電パターン24と補強用パターン
25の平坦性(コプラナリティ)は確保できる。また、
ハウジング10にFPC20を接着固定しただけの簡単
な構造であるため、外力による変形の心配もなく、部品
点数の削減にもなり、複雑な工程や管理を必要としない
ので製造が容易である。さらに、導電パターン24の他
に機械的接続を担う補強用パターン25を設けたので、
基板(図示せず)への接続強度が高い。
【0014】図4は、本発明の基板用コネクタの第2実
施形態を示す斜視図である。図5は、図4のコネクタの
分解斜視図である。図6は、図4のコネクタに用いられ
る可撓性印刷基板の展開図である。尚、第1実施形態の
部材と同一の部材には同一の参照符号を付した。
【0015】図4に示されているコネクタ1’は、第1
実施形態と同様にハウジング10’とFPC20’とで
構成される。コネクタ1との相違点は、FPC展開形状
が異なり、さらにハウジングに配置する態様が異なる。
図6はFPC20’の展開図を示しているが、形状は長
方形で導電パターン(第1パターン)24’の配列上に
半田補強用のパターン(第2パターン)25’が形成さ
れている。FPC20’は、ハウジング10’の梁部1
1を上から包みこむ様に配置され接着固定される。
【0016】図4の実施形態の場合は、接着面が矩形な
のでFPC10’のフォーミングが容易であり、かつ接
触面数が少ない。また、複数のFPC10’が連続した
態様で製作することが可能なため、取り扱いが容易にな
る。
【0017】図7は、本発明の基板用コネクタの第3実
施形態を示す斜視図であり、(A)は第1コネクタを、
(B)は第2コネクタをそれぞれ示す。
【0018】図7において、本実施形態の第1コネクタ
100および第2コネクタ200は、第1及び第2実施
形態と同様に、それぞれハウジング110、210及び
FPC120、220からなる。各FPC120、22
0上のパターンは、電気的な接続をするために基板(図
8参照)上の半田付け接続用ランドと等しい間隔で、基
板用コネクタ100、200の長手方向に沿って配列し
た導電パターン(第1パターン)124、224と、半
田接続強度を補強するために基板用コネクタ100、2
00の底面114、214の長手方向に沿って設けられ
たパターン(第2パターン)125、225からなる。
【0019】図8は、図7(A)の第1コネクタ100
の導電パターン124と図7(B)の第2コネクタ20
0の導電パターン224をそれぞれ基板160、260
に半田付け(281、282)し、コネクタ100、2
00を互いに嵌合させた状態の断面図である。
【0020】第1コネクタ100および第2コネクタ2
00は、電気的導通を得るための導電パターン124、
224が、樹脂製ハウジング110、210の基板側の
目視可能なコーナー部115、215までしか形成され
ていないため、仮に半田付け時に基板用コネクタの隣接
する導電パターン124(又は224)の間で半田ブリ
ッジが生じた場合であっても、容易に目視検査できる。
【0021】基板用コネクタ100、200上のパター
ンがそれぞれ124、224だけの場合には、図7に示
した基板用コネクタ100、200の半田接続強度は、
ハウジング底面まで延びるパターンを持つ基板用コネク
タの半田接続強度に比べて弱い。しかし、本実施形態の
パターンを有する基板用コネクタでは、図8に示すよう
に半田接続強度を補強するための第2パターン125、
225も、基板上のランド162、262に半田接続さ
れるので機械的な接続強度を十分確保できる。
【0022】また、半田接続強度を補強するためのパタ
ーン125、225が基板用コネクタの長手方向に沿っ
て配置されるため、長尺の基板用コネクタであっても、
補強金具を両端に取り付けた従来の基板用コネクタの場
合のように、長手方向の中央部の半田接続強度が不足す
ることはない。尚、パターン124及び125の間(又
は224及び225の間)の半田ブリッジを防止するた
めに、これらを離隔させておくことが必要である。
【0023】以上、本発明の基板用コネクタの好適実施
形態を詳述したが、本発明はかかる実施形態のみに限定
すべきではなく、必要に応じて種々の変形、変更が可能
であることは当業者に容易に理解出来よう。例えば、本
実施形態の基板用コネクタは基板に対して直立取り付け
型であったが、平行取り付け型(ライトアングル)であ
ってもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の基板用コネクタによれば、コネ
クタを構成する部品点数が少なく、製造工数が少ないの
でより一層の小型・薄型化が可能であると共に製造容易
な低コストのコネクタが得られる。
【0025】また、基板への半田接続部を構成するFP
Cの導電パターンと半田補強用のパターンが平坦なハウ
ジングで支持されているので、平坦性の良好な半田接続
部が得られ、基板への接続強度が高く、信頼性の高い半
田接続部が得られる。
【0026】さらに、ハウジングの底面の長手方向に沿
って第2パターンを形成し、第1パターンを目視可能な
位置にのみ形成した場合は、半田ブリッジの目視検査が
容易なコネクタが得られると共に、ハウジング長手方向
中央部において十分な半田接続強度が得られるので、特
に長尺のコネクタに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板用コネクタの第1実施形態を示す
斜視図である。
【図2】図1のコネクタの分解斜視図である。
【図3】図1のコネクタに用いられるFPCの展開図で
ある。
【図4】本発明の基板用コネクタの第2実施形態の斜視
図である。
【図5】図4のコネクタの分解斜視図である。
【図6】図4のコネクタのFPCの展開図である。
【図7】本発明の基板用コネクタの第3実施形態を示
し、それぞれ(A)第1コネクタの斜視図、(B)第2
コネクタの斜視図である。
【図8】図7のコネクタを基板に半田付けし、且つ互い
に嵌合した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1、1’、100、200 基板用コネクタ 10、10’、110、210 ハウジング 20、20’、120、220 可撓性印刷基板 24、24’、124、224 導体パターン(第
1パターン) 25、25’、125、225 はんだ補強用パタ
ーン(第2パターン) 114、214 底面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に取付けられ該基板に半田接続さ
    れる基板用コネクタにおいて、 ハウジングと、該ハウジングの梁部の外周に巻回された
    状態で固定された可撓性印刷基板とからなり、 該可撓性印刷基板上に、前記基板と電気的に半田接続す
    るための第1パターンと、前記基板と機械的に半田接続
    するための第2パターンとを独立して形成したことを特
    徴とする基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第2パターンが、前記ハウジングの
    長手方向両端近傍に形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第2パターンが、前記ハウジングの
    底面の長手方向に沿うと共に前記第1パターンから離隔
    して形成され、 前記第1パターンが、前記基板用コネクタを前記基板に
    搭載する際に、目視可能な位置にのみ形成されたことを
    特徴とする請求項1記載の基板用コネクタ。
JP7205290A 1995-07-19 1995-07-19 基板用コネクタ Pending JPH0935831A (ja)

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JP7205290A JPH0935831A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 基板用コネクタ

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JPH0935831A true JPH0935831A (ja) 1997-02-07

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ID=16504529

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JP7205290A Pending JPH0935831A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 基板用コネクタ

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JP (1) JPH0935831A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1145767A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Dai Ichi Denshi Kogyo Kk 回路基板用コネクタ
JP2007328946A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Smk Corp 基板間接続用コネクタ

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