JPH0935711A - リチウム二次電池 - Google Patents
リチウム二次電池Info
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Abstract
れ、かつ不可逆容量の小さな正極活物質を用いた高エネ
ルギー密度のリチウム二次電池を提供する。 【解決手段】リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な
材料を活物質として含む正極と、リチウム金属、リチウ
ム合金またはリチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な
材料を活物質として含む負極と、液体または固体の電解
質とを有するリチウム二次電池において、CuKα線に
よるX線回折パターンにおいて2θ=34.4°付近に
ピークを有し、かつ2θ=22.5°付近にピークを有
さないかまたは2θ=34.4°付近のピークに対する
2θ=22.5°付近のピークの強度比が1.2以下で
あるスズを添加したニッケル酸リチウムを前記正極の活
物質として用いたことを特徴とするリチウム二次電池。
Description
ープ・脱ドープ可能な材料を活物質として含む正極と、
リチウム金属、リチウム合金またはリチウムイオンをド
ープ・脱ドープ可能な材料を活物質として含む負極と、
液体または固体の電解質とを有するリチウム二次電池に
関する。
の急速な進行に伴い、従来の二次電池より小型で軽量、
大容量を実現できるリチウム二次電池に対する期待が高
まっている。このリチウム二次電池の正極活物質として
コバルト酸リチウムが検討され、既に一部の携帯用電話
やビデオカメラ等の電源用リチウム二次電池において実
用化されている。さらに最近はコバルトよりも材料コス
トが安価で、資源的にも豊富なニッケル化合物を原料に
用いたニッケル酸リチウムの検討がさかんに行われてい
る。
と同様、α−NaFeO2 型構造をもつ化合物である
が、リチウムサイトにニッケルが入るタイプの置換が起
こりやすく、コバルト酸リチウムに比べて合成が難し
い。近年の合成技術の進歩により、ほぼ化学量論組成で
大きな放電容量を示すニッケル酸リチウムが得られるよ
うになってきているものの、依然として高容量での充放
電を繰り返すと急速に容量低下を示す、即ちサイクル特
性が悪いという問題点があった。
量での充放電においてもサイクル特性に優れ、かつ不可
逆容量の小さな正極活物質を用いた高エネルギー密度の
リチウム二次電池を提供することにある。
本発明者らは鋭意検討をおこなった結果、リチウムイオ
ンをドープ・脱ドープ可能な材料を活物質として含む正
極と、リチウム金属、リチウム合金またはリチウムイオ
ンをドープ・脱ドープ可能な材料を活物質として含む負
極と、液体または固体の電解質とを有するリチウム二次
電池において、CuKα線によるX線回折パターンにお
いて特定のピークの強度比を有するスズを添加したニッ
ケル酸リチウムを前記正極の活物質として用いることに
より、高容量での充放電においてもサイクル特性に優れ
た、高エネルギー密度のリチウム二次電池が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
る。 (I)リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な材料を
活物質として含む正極と、リチウム金属、リチウム合金
またはリチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な材料を
活物質として含む負極と、液体または固体の電解質とを
有するリチウム二次電池において、CuKα線によるX
線回折パターンにおいて2θ=34.4°付近にピーク
を有し、かつ2θ=22.5°付近にピークを有さない
かまたは2θ=34.4°付近のピークに対する2θ=
22.5°付近のピークの強度比が1.2以下であるス
ズを添加したニッケル酸リチウムを前記正極の活物質と
して用いたことを特徴とするリチウム二次電池。
ムが、リチウム化合物、ニッケル化合物、およびスズも
しくはスズ化合物を混合して焼成することによって得ら
れたものであることを特徴とする(I)記載のリチウム
二次電池。 (III)スズ化合物としてスズ酸リチウムを用いるこ
とを特徴とする(II)記載のリチウム二次電池。 (IV)スズを添加したニッケル酸リチウムが、水溶性
リチウム塩を含む水溶液にスズ化合物とニッケル化合物
とを分散させた後水分を蒸発させ、得られた混合物を酸
素を含む雰囲気下で焼成することにより得られたもので
あることを特徴とする(II)記載のリチウム二次電
池。 (V)水溶性リチウム塩として硝酸リチウムを、ニッケ
ル化合物として塩基性炭酸ニッケルをそれぞれ用いるこ
とを特徴とする(IV)記載のリチウム二次電池。
リチウム二次電池において、正極は活物質としてリチウ
ムイオンをドープ・脱ドープ可能な材料を含み、該リチ
ウムイオンをドープ・脱ドープ可能な材料として、Cu
Kα線によるX線回折パターンにおいて2θ=34.4
°付近にピークを有し、かつ2θ=22.5°付近にピ
ークを有さないかまたは2θ=34.4°付近のピーク
に対する2θ=22.5°付近のピークの強度比が1.
2以下であるスズを添加したニッケル酸リチウムを用い
ることを特徴とする。
ズ酸リチウム(Li2 SnO3 :JCPDSカードN
o.31−0763)の(200)回折線に帰属される
ものである。このピークが観察されない場合は高容量で
の充放電におけるサイクル特性の改良が不十分であるの
で好ましくない。また、2θ=22.5°付近のピーク
は帰属不明であるが、このピークの2θ=34.4°付
近のピークに対する相対強度が大きくなると、サイクル
特性は改良されたとしても充放電を行った際の不可逆容
量(初期に認められる充電電気量と放電電気量の差)が
増大するため好ましくない。具体的には、2θ=34.
4°付近のピークに対する2θ=22.5°付近のピー
クの強度比を1.2以下とすれば良好なサイクル特性を
維持しつつ不可逆容量を正極活物質の重量を基準として
50mAh/g以下とすることができるので好ましい。
を得る方法としては、予め合成したニッケル酸リチウム
にスズもしくはスズ化合物を混合して焼成する方法を用
いることができるが、製造工程を簡略化できる点と、少
量のスズを均一に添加することができる点で、リチウム
化合物、ニッケル化合物、およびスズもしくはスズ化合
物を混合して焼成する方法が好ましい。また、ニッケル
化合物とスズもしくはスズ化合物をまず混合して焼成
し、その後リチウム化合物と混合して再度焼成する方法
も用いることができる。同様に、リチウム化合物とスズ
もしくはスズ化合物をまず混合して焼成し、その後ニッ
ケル化合物と混合して再度焼成する方法も用いることが
できる。
は、炭酸リチウム、硝酸リチウム、水酸化リチウムなど
を使用することができる。本発明で用いるニッケル化合
物については、酸化ニッケル、水酸化ニッケル、硝酸ニ
ッケル、炭酸ニッケルNiCO 3 ・wH2 O(式中、w
≧0)、塩基性炭酸ニッケルxNiCO3 ・yNi(O
H)2 ・zH2 O(式中、x>0、y>0、z>0)、
酸性炭酸ニッケルNimH2n(CO3 )m+n (式中、m
>0、n>0)などを使用することができる。また、添
加するスズの原料としては、金属スズ、または酸化物お
よびその水和物、硝酸塩などのスズ化合物を使用するこ
とができ、スズ化合物におけるスズの価数は2価でも4
価でも、またはそれらの混合物でもよい。また、スズの
化合物として予めリチウム化合物と反応させて合成した
スズ酸リチウム(Li2 SnO3 )を用いると、特に優
れたサイクル特性を示す材料を得ることができるので好
ましい。
スズ化合物を混合して焼成する方法として、水溶性リチ
ウム塩を含む水溶液にスズ化合物とニッケル化合物とを
分散させた後水分を蒸発させ、得られた混合物を酸素を
含む雰囲気下で焼成する方法を用いることが好ましい。
この方法によれば水溶性リチウム塩をスズ化合物および
ニッケル化合物と均一に混合できるので、スズを添加し
たニッケル酸リチウムが混合組成の不均一から部分的に
リチウム不足になるのを防ぐことができる。本発明者ら
はさらに鋭意検討を行った結果、好ましい原料の組み合
わせを見出した。即ち、水溶性リチウム塩として硝酸リ
チウムを、ニッケル化合物として塩基性炭酸ニッケルを
それぞれ用いることにより、この方法で得られたスズを
添加したニッケル酸リチウムを用いたリチウム二次電池
は高エネルギー密度を示すことがわかった。
ましく、さらに好ましくは酸素中で、特に好ましくは酸
素気流中で行われる。焼成温度は350℃以上800℃
以下が好ましく、さらに好ましくは600℃以上750
℃以下である。焼成温度が800℃を超えると、ニッケ
ル酸リチウムにリチウムイオンとニッケルイオンとが不
規則に配列した岩塩型ドメインが混入する割合が大きく
なり、可逆的な充放電が阻害されるので好ましくない。
また、焼成温度が350℃未満であるとニッケル酸リチ
ウムの生成反応がほとんど進行しないため好ましくな
い。焼成時間は、2時間以上が好ましく、5時間以上が
さらに好ましい。また、実用的には40時間以下が好ま
しい。
したスズを添加したニッケル酸リチウムを活物質として
含み、他の成分としては、導電材としての炭素質材料、
バインダーとしての熱可塑性樹脂などを含有するものが
挙げられる。炭素質材料としては、天然黒鉛、人造黒
鉛、コークス類などが挙げられる。熱可塑性樹脂として
は、ポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFということ
がある。)、ポリテトラフルオロエチレン(以下、PT
FEということがある。)、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなどが挙げられる。
は、リチウム金属、リチウム合金またはリチウムイオン
をドープ・脱ドープ可能な材料が用いられる。リチウム
イオンをドープ・脱ドープ可能な材料としては、天然黒
鉛、人造黒鉛、コークス類、カーボンブラック、熱分解
炭素類、炭素繊維、有機高分子化合物焼成体などの炭素
質材料が挙げられる。炭素質材料として、電位平坦性が
高く、また平均放電電位が低いため正極と組み合わせた
場合大きなエネルギー密度が得られるという点で、天然
黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛材料を主成分とする炭素質材料
が好ましい。炭素質材料の形状は薄片状、球状、繊維
状、または微粉末の凝集体などのいずれでもよく、必要
に応じてバインダーとしての熱可塑性樹脂を添加するこ
とができる。熱可塑性樹脂としては、PVDF、PTF
E、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げられる。
体または固体の電解質である。液体の電解質としては、
リチウム塩を有機溶媒に溶解させた非水電解液が挙げら
れ、固体の電解質としては、いわゆる固体電解質が挙げ
られる。非水電解液に溶解させるリチウム塩としては、
LiClO4 、LiPF6 、LiAsF6 、LiSbF
6 、LiBF4 、LiCF3 SO3 、LiC(CF3 S
O2 )3 、LiN(CF3 SO2 )2 、Li2 B10Cl
10、低級脂肪族カルボン酸リチウム塩、LiAlCl4
などのうち一種または二種以上の混合物が挙げられる。
ト、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジ
エチルカーボネート、エチルメチルカーボネートなどの
カーボネート類;1,2−ジメトキシエタン、1,3−
ジメトキシプロパン、テトラヒドロフラン、2−メチル
テトラヒドロフランなどのエーテル類;ギ酸メチル、酢
酸メチル、γ−ブチロラクトンなどのエステル類;アセ
トニトリル、ブチロニトリルなどのニトリル類;N,N
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ドなどのアミド類;3−メチル−2−オキサゾリドンな
どのカーバメート類;スルホラン、ジメチルスルホキシ
ド、1,3−プロパンサルトンなどの含硫黄化合物が挙
げられるが、通常はこれらのうちの二種以上を混合して
用いる。中でもカーボネート類を含む混合溶媒が好まし
く、環状カーボネートと非環状カーボネート、または環
状カーボネートとエーテル類の混合溶媒がさらに好まし
い。環状カーボネートと非環状カーボネートの混合溶媒
としては、動作温度範囲が広く、負荷特性に優れ、かつ
負極の活物質として天然黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛材料を
用いた場合でも難分解性であるという点で、エチレンカ
ーボネート、ジメチルカーボネートおよびエチルメチル
カーボネートを含む混合溶媒が好ましい。
ド系、ポリオルガノシロキサン鎖およびポリオキシアル
キレン鎖の少なくとも一種以上を含む高分子化合物など
の高分子電解質;Li2 S−SiS2 、Li2 S−Ge
S2 、Li2 S−P2 S5 、Li2 S−B2 S3 などの
硫化物系またはLi2 S−SiS2 −Li3 PO4 、L
i2 S−SiS2 −Li2 SO4 などの硫化物を含む無
機化合物系電解質が挙げられる。また、高分子に非水電
解液を保持させた、いわゆるゲルタイプのものを用いる
こともできる。なお、本発明のリチウム二次電池の形状
は特に限定されず、ペーパー型、コイン型、円筒型、角
型などのいずれであってもよい。
もサイクル特性に優れたリチウム二次電池を得ることが
でき、またCuKα線によるX線回折パターンにおける
2θ=34.4°付近のピークに対する2θ=22.5
°付近のピークの強度比を1.2以下とすることで不可
逆容量を小さくできることから、限られた電池体積内へ
の活物質充填において有利となり、高エネルギー密度を
達成することができる。本発明によってこれらの特性に
優れた電池が得られる理由は明らかではないが、添加し
たスズがニッケル酸リチウムの結晶構造に何らかの形で
取り込まれ、さらに過剰のスズがスズ酸リチウム(Li
2 SnO3 )として共存することにより、充放電、特に
深い充電を行った際のニッケル酸リチウムの構造を安定
化するのではないかと考えられる。
明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるもの
ではない。なお、特に断らない限り、充放電試験用の電
極と平板型電池の作製は下記の方法によった。活物質で
あるニッケル酸リチウムまたはスズを添加したニッケル
酸リチウムと導電材アセチレンブラックの混合物に、バ
インダーとしてPVDFの1−メチル−2−ピロリドン
(以下、NMPということがある。)溶液を、活物質:
導電材:バインダー=91:6:3(重量比)の組成と
なるように加えて混練することによりペーストとし、集
電体となる#200ステンレスメッシュに該ペーストを
塗布して150℃で8時間真空乾燥を行い、電極を得
た。得られた電極に、電解液としてエチレンカーボネー
ト(以下、ECということがある。)とジメチルカーボ
ネート(以下、DMCということがある。)とエチルメ
チルカーボネート(以下、EMCということがある。)
との30:35:35混合液にLiPF6 を1モル/リ
ットルとなるように溶解したもの(以下、LiPF6 /
EC+DMC+EMCと表すことがある。)、セパレー
ターとしてポリプロピレン多孔質膜を、また対極(負
極)として金属リチウムを組み合わせて平板型電池を作
製した。なお、試料のX線粉末回折測定にはRU200
システム(理学電機株式会社製)を使用し、以下の条件
で測定を行った。 X線:CuKα 電圧−電流:40kV−30mA 測定角度範囲:2θ=15〜90° スリット:DS−1°、RS−0.3mm、SS−1° ステップ:0.02° 積算時間:1秒 ピーク強度比の算出にはバックグラウンドを除去した後
の線強度を使用した。
ード)1.45g、塩基性炭酸ニッケル〔NiCO3 ・
2Ni(OH)2 ・4H2 O:和光純薬工業株式会社
製、試薬グレード〕2.38g、酸化第二スズ(SnO
2 :日本化学産業株式会社製、SH−S、純度99%)
0.15gをめのう製乳鉢で乾式混合し、アルミナ炉心
管を使用した管状炉に入れ、酸素流量50cm3 /mi
nの酸素気流中において640℃で30時間焼成した。
このときスズのスズとニッケルとの和に対するモル比x
は0.05となるようにした。得られた粉末のX線回折
測定を行ったところ、ニッケル酸リチウムに帰属される
強いピークの他に、2θ=22.5°および34.4°
付近にピークが観察され、2θ=34.4°付近のピー
クに対する2θ=22.5°付近のピークの強度比は
0.1であった。次にこの粉末を用いて平板型電池(電
解液はLiPF6 /EC+DMC+EMC)を作製し、
以下の条件で定電流定電圧充電、定電流放電による充放
電試験を実施した。 充電最大電圧4.3V、充電時間8時間、充電電流0.
3mA/cm2 放電最小電圧3.0V、放電電流0.3mA/cm2 20サイクル目までの放電容量の変化を図1に示す。ま
た不可逆容量および容量維持率R(=20回目の放電容
量/10回目の放電容量)を表1に示した。
ード)94.1gを水150gに溶解させ、続いて塩基
性炭酸ニッケル〔NiCO3 ・2Ni(OH) 2 ・4H
2 O:和光純薬工業株式会社製、試薬グレード〕16
3.0gを加えてよく分散させた後、水分を蒸発させ
て、アルミナ炉心管を使用した管状炉に入れ、酸素流量
50cm3 /minの酸素気流中において720℃で5
時間焼成した。得られた粉末のX線回折測定を行ったと
ころ、ニッケル酸リチウムに帰属されるピークはみられ
たが、2θ=22.5°および34.4°付近にはピー
クは観察されなかった。次にこの粉末を用いて平板型電
池(電解液はLiPF6 /EC+DMC+EMC)を作
製し、実施例1と同様の条件で定電流定電圧充電、定電
流放電による充放電試験を実施した。20サイクル目ま
での放電容量の変化を図1に示す。また不可逆容量およ
び容量維持率R(=20回目の放電容量/10回目の放
電容量)を表1に示した。
グレード)12.07gを水16.7gに溶解させた。
続いてメタスズ酸(H2 SnO3 :日本化学産業株式会
社製、純度95%)0.28gと塩基性炭酸ニッケル
〔NiCO3 ・2Ni(OH)2 ・4H2 O:和光純薬
工業株式会社製、試薬グレード〕22.06gを加えて
よく分散させた後、水分を蒸発させて、アルミナ炉心管
を使用した管状炉に入れ、酸素流量50cm3 /min
の酸素気流中において640℃で20時間焼成した。こ
のときスズのスズとニッケルとの和に対するモル比xは
0.01となるようにした。得られた粉末のX線回折測
定を行ったところ、ニッケル酸リチウムに帰属される強
いピークの他に、2θ=22.5°および34.4°付
近にピークが観察され、2θ=34.4°付近のピーク
に対する2θ=22.5°付近のピークの強度比は0.
8であった。次にこの粉末を用いて平板型電池(電解液
はLiPF6 /EC+DMC+EMC)を作製し、実施
例1と同様の条件で定電流定電圧充電、定電流放電によ
る充放電試験を実施した。20サイクル目までの放電容
量の変化を図1に示す。また不可逆容量および容量維持
率R(=20回目の放電容量/10回目の放電容量)を
表1に示した。
グレード)12.07gを水16.7gに溶解させた。
続いてメタスズ酸(H2 SnO3 :日本化学産業株式会
社製、純度95%)0.56gと塩基性炭酸ニッケル
〔NiCO3 ・2Ni(OH)2 ・4H2 O:和光純薬
工業株式会社製、試薬グレード〕21.84gを加えて
よく分散させた後、水分を蒸発させた。このときスズの
スズとニッケルとの和に対するモル比xは0.02とな
るようにした。得られた混合物を分取し、アルミナ炉心
管を使用した管状炉に入れ、酸素流量50cm3 /mi
nの酸素気流中において、それぞれ640℃で15時
間、640℃で20時間、660℃で15時間焼成し
た。得られた3種の粉末のX線回折測定を行ったとこ
ろ、3種ともニッケル酸リチウムに帰属される強いピー
クの他に、2θ=22.5°および34.4°付近にピ
ークが観察され、2θ=34.4°付近のピークに対す
る2θ=22.5°付近のピークの強度比は、焼成条件
640℃で15時間、640℃で20時間、および66
0℃で15時間に対してそれぞれ0.2、0.5、およ
び0.8であった。次にこれらの粉末を用いて平板型電
池(電解液はLiPF6 /EC+DMC+EMC)を作
製し、実施例1と同様の条件で定電流定電圧充電、定電
流放電による充放電試験を実施した。20サイクル目ま
での放電容量の変化を図1に示す。また、不可逆容量お
よび容量維持率R(=20回目の放電容量/10回目の
放電容量)を表1に示した。
ニッケルの混合物をアルミナ炉心管を使用した管状炉に
入れ、酸素流量50cm3 /minの酸素気流中におい
て720℃で5時間焼成した。得られた粉末のX線回折
測定を行ったところ、ニッケル酸リチウムに帰属される
強いピークの他に、2θ=22.5°および34.4°
付近にピークが観察され、2θ=34.4°付近のピー
クに対する2θ=22.5°付近のピークの強度比は
1.3であった。次にこの粉末を用いて平板型電池(電
解液はLiPF6 /EC+DMC+EMC)を作製し、
実施例1と同様の条件で定電流定電圧充電、定電流放電
による充放電試験を実施した。20サイクル目までの放
電容量の変化を図2に示す。また、不可逆容量および容
量維持率R(=20回目の放電容量/10回目の放電容
量)を表1に示した。
ニッケルの混合物をアルミナ炉心管を使用した管状炉に
入れ、酸素流量50cm3 /minの酸素気流中におい
て750℃で5時間焼成した。得られた粉末のX線回折
測定を行ったところ、ニッケル酸リチウムに帰属される
強いピークの他に、2θ=22.5°および34.4°
付近にピークが観察され、2θ=34.4°付近のピー
クに対する2θ=22.5°付近のピークの強度比は
1.6であった。次にこの粉末を用いて平板型電池(電
解液はLiPF6 /EC+DMC+EMC)を作製し、
実施例1と同様の条件で定電流定電圧充電、定電流放電
による充放電試験を実施した。20サイクル目までの放
電容量の変化を図2に示す。また、不可逆容量および容
量維持率R(=20回目の放電容量/10回目の放電容
量)を表1に示した。
グレード)12.07gを水16.7gに溶解させた。
続いてメタスズ酸(H2 SnO3 :日本化学産業株式会
社製、純度95%)0.84gと塩基性炭酸ニッケル
〔NiCO3 ・2Ni(OH)2 ・4H2 O:和光純薬
工業株式会社製、試薬グレード〕21.62gを加えて
よく分散させた後、水分を蒸発させて、アルミナ炉心管
を使用した管状炉に入れ、酸素流量50cm3 /min
の酸素気流中において750℃で5時間焼成した。この
ときスズのスズとニッケルとの和に対するモル比xは
0.03となるようにした。得られた粉末のX線回折測
定を行ったところ、ニッケル酸リチウムに帰属される強
いピークの他に、2θ=22.5°および34.4°付
近にピークが観察され、2θ=34.4°付近のピーク
に対する2θ=22.5°付近のピークの強度比は0.
4であった。次にこの粉末を用いて平板型電池(電解液
はLiPF6 /EC+DMC+EMC)を作製し、実施
例1と同様の条件で定電流定電圧充電、定電流放電によ
る充放電試験を実施した。20サイクル目までの放電容
量の変化を図2に示す。また、不可逆容量および容量維
持率R(=20回目の放電容量/10回目の放電容量)
を表1に示した。
グレード)4.26gとメタスズ酸(H2 SnO3 :日
本化学産業株式会社製、純度95%)5.06gをよく
混合し、アルミナ炉心管を使用した管状炉に入れ、酸素
流量50cm3/minの酸素気流中において640℃
で20時間焼成することによりスズ酸リチウム(Li2
SnO3 )を合成した。次に硝酸リチウム(和光純薬工
業株式会社製、試薬特級グレード)11.82gを水1
7.1gに溶解させ、続いて上記の方法で得たスズ酸リ
チウム0.60gと塩基性炭酸ニッケル〔NiCO3 ・
2Ni(OH)2 ・4H2 O:和光純薬工業株式会社
製、試薬グレード〕21.84gを加えてよく分散させ
た後、水分を蒸発させて、アルミナ炉心管を使用した管
状炉に入れ、酸素流量50cm3 /minの酸素気流中
において660℃で15時間焼成した。このときスズの
スズとニッケルとの和に対するモル比xは0.02とな
るようにした。得られた粉末のX線回折測定を行ったと
ころ、ニッケル酸リチウムに帰属される強いピークの他
に、2θ=22.5°および34.4°付近にピークが
観察され、2θ=34.4°付近のピークに対する2θ
=22.5°付近のピークの強度比は0.3であった。
次にこの粉末を用いて平板型電池(電解液はLiPF6
/EC+DMC+EMC)を作製し、実施例1と同様の
条件で定電流定電圧充電、定電流放電による充放電試験
を実施した。20サイクル目までの放電容量の変化を図
2に示す。また、不可逆容量および容量維持率R(=2
0回目の放電容量/10回目の放電容量)を表1に示し
た。
グレード)12.07gを水16.7gに溶解させた。
続いてメタスズ酸(H2 SnO3 :日本化学産業株式会
社製、純度95%)0.28gと塩基性炭酸ニッケル
〔NiCO3 ・2Ni(OH)2 ・4H2 O:和光純薬
工業株式会社製、試薬グレード〕22.06gを加えて
よく分散させた後、水分を蒸発させて、アルミナ炉心管
を使用した管状炉に入れ、酸素流量50cm3 /min
の酸素気流中において750℃で5時間焼成した。この
ときスズのスズとニッケルとの和に対するモル比xは
0.01となるようにした。得られた粉末のX線回折測
定を行ったところ、ニッケル酸リチウムに帰属されるピ
ークおよび2θ=22.5°付近の帰属不明ピークはみ
られたが、34.4°付近のピークは観察されなかっ
た。次に、この粉末を用いて平板型電池(電解液はLi
PF6 /EC+DMC+EMC)を作製し、実施例1と
同様の条件で定電流定電圧充電、定電流放電による充放
電試験を実施した。20サイクル目までの放電容量の変
化を図2に示す。また不可逆容量および容量維持率R
(=20回目の放電容量/10回目の放電容量)を表1
に示した。
の充放電においてもサイクル特性に優れ、かつ不可逆容
量が小さい正極活物質を用いていることから、限られた
電池体積内への活物質充填において有利となって高エネ
ルギー密度を達成でき、その工業的価値は極めて大なる
ものがある。
のサイクル変化を示す図。
容量のサイクル変化を示す図。
Claims (5)
- 【請求項1】リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な
材料を活物質として含む正極と、リチウム金属、リチウ
ム合金またはリチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な
材料を活物質として含む負極と、液体または固体の電解
質とを有するリチウム二次電池において、CuKα線に
よるX線回折パターンにおいて2θ=34.4°付近に
ピークを有し、かつ2θ=22.5°付近にピークを有
さないかまたは2θ=34.4°付近のピークに対する
2θ=22.5°付近のピークの強度比が1.2以下で
あるスズを添加したニッケル酸リチウムを前記正極の活
物質として用いたことを特徴とするリチウム二次電池。 - 【請求項2】スズを添加したニッケル酸リチウムが、リ
チウム化合物、ニッケル化合物、およびスズもしくはス
ズ化合物を混合して焼成することによって得られたもの
であることを特徴とする請求項1記載のリチウム二次電
池。 - 【請求項3】スズ化合物としてスズ酸リチウムを用いる
ことを特徴とする請求項2記載のリチウム二次電池。 - 【請求項4】スズを添加したニッケル酸リチウムが、水
溶性リチウム塩を含む水溶液にスズ化合物とニッケル化
合物とを分散させた後水分を蒸発させ、得られた混合物
を酸素を含む雰囲気下で焼成することにより得られたも
のであることを特徴とする請求項2記載のリチウム二次
電池。 - 【請求項5】水溶性リチウム塩として硝酸リチウムを、
ニッケル化合物として塩基性炭酸ニッケルをそれぞれ用
いることを特徴とする請求項4記載のリチウム二次電
池。
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