JPH0935079A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH0935079A
JPH0935079A JP7183695A JP18369595A JPH0935079A JP H0935079 A JPH0935079 A JP H0935079A JP 7183695 A JP7183695 A JP 7183695A JP 18369595 A JP18369595 A JP 18369595A JP H0935079 A JPH0935079 A JP H0935079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grid
point position
reference points
image input
input device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7183695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Taki
康朗 多喜
Yoshimitsu Nawa
祥光 名和
Hirotaka Matsumoto
博貴 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idec Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Idec Izumi Corp filed Critical Idec Izumi Corp
Priority to JP7183695A priority Critical patent/JPH0935079A/ja
Publication of JPH0935079A publication Critical patent/JPH0935079A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2つの図形において隣接するそれぞれの境界線
が単一のグリッド上に重複しないようにし、図形の一部
を壊すことがなく、グリッドの間隔と図形の大きさとの
関係を容易に認識することができるようにする。 【解決手段】始点位置グリッドGsおよび終点位置グリ
ッドGeを含む作画領域の4つの基準点のうち残りの基
準点Gm、Gnが定められる。これら基準点Gs、G
e、Gm、Gnのうち、右下に位置する基準点である終
点位置グリッドGeが図形領域の内側の位置である変位
基準点Ge’に移動され、これに伴って基準点Gmおよ
びGnがそれぞれ変位基準点Gm’およびGn’に移動
され、基準点Gs、Ge’、Gm’、Gn’によって作
画図形Zが形成される。作画図形Zにおいて、隣合う2
辺のみがグリッド上に位置し残る2辺はグリッド上に位
置せず、1辺の長さはグリッドの間隔の倍数となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、作画領域内に対
する図形等の入力時に、入力データに基づいて図形等の
形状を決定する画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像入力装置は、少なくとも入力装置、
制御装置および表示装置を備え、一般的にはパーソナル
コンピュータによって構成される。画像入力装置では、
図4(A)および(B)に示すように、先ず作画する図
形の種類を選択し、始点と終点とを指示することによ
り、指示された始点および終点を含む領域内に選択した
図形が作画される。また、同図(C)に示すように、文
字を入力した場合でも、単一または複数の文字を包囲す
る作画領域が設定される。従来の画像入力装置では、グ
リッド配置モードと呼ばれる処理モードを備えている。
このグリッド配置モードは、作画領域内に一定ドット間
隔でマトリックス状にグリッドを設定しておき、オペレ
ータが入力する図形の作画領域における位置や大きさ
を、このグリッドを基準にして決定する。例えば、作画
領域内に矩形を入力する場合、オペレータが作画領域内
において任意に指定入力した始点および終点のそれぞれ
をその指定位置に対して最も近接するグリッドに吸着さ
せ、それぞれ始点位置グリッドおよび終点位置グリッド
として図形を作画する。
【0003】このように、作画領域内にグリッドを設定
しておくことにより、作画する複数の図形の大きさや配
置位置を簡単に揃えることができる。図5は一例とし
て、縦15ドット、横20ドットの分解能を持つ作画領
域において縦横5ドット間隔のグリッドを設定し、2個
の正方形、1個の長方形および2個の円を所定の位置に
配置した状態を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像入力装置では、グリッド上に図形の境界線が位置す
るため、隣接する図形の境界線が単一のグリッド上に重
複することになり、いずれか一方の図形の一部を壊すこ
とになる。特に、カラー画像を作画する場合、異なる色
の図形が重複する部分においてオペレータが所望する色
を得ることができない問題がある。
【0005】また、従来の画像入力装置においてグリッ
ドに基づいて入力した図形の縦方向および横方向の大き
さは、グリッド間隔を示すドット数の倍数よりも常に1
ドット大きくなり、設定されたグリッドの間隔と図形の
大きさとの関係が捕らえ難くなる問題がある。
【0006】この発明の目的は、2つの図形において隣
接するそれぞれの境界線が単一のグリッド上に重複しな
いようにし、図形の一部を壊すことがなく、グリッドの
間隔と図形の大きさとの関係を容易に認識することがで
きる画像入力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、作画領域内
に一定ドット間隔でマトリックス状にグリッドを設定し
ておき、入力された図形の始点位置および終点位置のそ
れぞれに最も近接するグリッドを始点位置グリッドおよ
び終点位置グリッドとして図形を作画する場合に、始点
位置グリッドまたは終点位置グリッドを含む作画領域を
縦方向および横方向について1ドットずつ内側に変位さ
せることを特徴とする。
【0008】この構成により本願発明においては、図形
の始点位置および終点位置を入力すると、始点位置およ
び終点位置のそれぞれに最も近接するグリッドである始
点位置グリッドまたは終点位置グリッドを含む作画領域
が、縦方向および横方向について1ドットずつ内側に移
動する。したがって、作画図形を包囲する矩形の隣合う
2辺のみがグリッド上に位置し、残る2辺はグリッド上
に位置しない。このため、複数の図形を連続して作成す
る場合に、2つの図形において隣接するそれぞれの境界
線が同一のグリッド上に重複して位置することがない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の画像入力装置
の構成を示す図である。画像入力装置1は、一般的なパ
ーソナルコンピュータによって構成されており、制御装
置である本体のCPU2にインタフェースを介して、入
力装置であるキーボード3およびマウス4と、表示装置
であるディスプレイ5と、を接続したものである。オペ
レータは、ディスプレイ5の表示状態を確認しつつキー
ボード3またはマウス4の操作により、図形等を入力す
る。CPU2は、ROM6に予め書き込まれたプログラ
ムにしたがって、FDD8に装填された描画用のアプリ
ケーションソフトの描画用プログラムの内容を読み出
し、この描画用プログラムにしたがって処理動作を実行
する。
【0010】ディスプレイ5は、作画画面を表示してお
り、この作画画面内を移動するカーソルを表示してい
る。オペレータはマウス4の操作により作画画面内にお
いてカーソルを移動し、マウス4のクリックボタンを操
作することによりカーソルが位置している部分の処理や
座標を指定する。CPU2は、キーボード3およびマウ
ス4の操作データに基づいて描画データを作成し、RA
M7に格納する。これとともに、CPU2は描画データ
に基づいて表示データを作成し、ディスプレイ5に出力
する。
【0011】図2は、画像入力装置の処理手順の一部を
示すフローチャートである。CPU2は、オペレータに
よる図形の種類の選択入力を受け付け(s1)、オペレ
ータが選択した矩形または円等の図形の種類を読み取る
(s2)。次いで、CPU2は、オペレータによる図形
の始点位置の指示入力を受け付け(s3)、指示入力さ
れた始点位置に最も近接するグリッドを始点位置グリッ
ドとして記憶する(s4)。さらに、CPU2は、オペ
レータによる図形の終点位置の指示入力を受け付け(s
5)、指示入力された終点位置に最も近接するグリッド
を終点位置グリッドとして記憶する(s6)。
【0012】CPU2は、読み取った図形の種類、およ
び、記憶した始点位置グリッドと終点位置グリッドとの
座標データに基づいて、作画する図形の4つの基準点を
求め(s7)、右下に位置する基準点の座標を横方向
(X方向)および縦方向(Y方向)のそれぞれについて
1ドットずつ図形領域の内側に移動する(s8)。これ
にともなってCPU2は、図形領域を規定する4つの基
準点のうち、右上に位置する基準点の座標を横方向(X
方向)について1ドット分だけ図形領域の内側に移動
し、左下に位置する基準点の座標を縦方向(Y方向)に
ついて1ドット分だけ図形領域の内側に移動する(s
9)。CPU2は、このようにして基準点の座標が変更
された図形をディスプレイ5に表示する(s10)。
【0013】図3は、上記画像入力装置における作画状
態を示す図である。図形種類として矩形が選択され、図
3(A)に示すように始点位置Psと終点位置Peが指
示されると、始点位置グリッドGsおよび終点位置グリ
ッドGeが決定され、これら始点位置グリッドGsおよ
び終点位置グリッドGeを含む作画領域の4つの基準点
のうち残りの基準点Gm、Gnが定められる。これら基
準点Gs、Ge、Gm、Gnのうち、右下に位置する基
準点である終点位置グリッドGeが図形領域の内側の位
置である変位基準点Ge’に移動され、これに伴って基
準点GmおよびGnがそれぞれ変位基準点Gm’および
Gn’に移動され、基準点Gs、Ge’、Gm’、G
n’によって作画図形Zが形成される。
【0014】このようにして形成された作画図形Zにお
いて、隣合う2辺のみがグリッド上に位置し、残る2辺
はグリッド上に位置せず、作画図形Zの一辺は、グリッ
ドの間隔の倍数に等しく、グリッドの間隔と作画しよう
とする図形の大きさとの関係を予め正確かつ容易に把握
することができる。また、図3(B)に示すように、複
数の図形を連続して作画した場合に、隣接する境界線が
同一のグリッド上において重複することがない。このた
め、各図形の色彩を変える場合に境界線の色彩が混ざり
合うことがなく、各図形の全体を所望の色彩で彩色する
ことができるとともに、グリッドの間隔を表示画面の大
きさ(ドット数)の約数とすることにより、表示画面の
全体に図形を隙間なく形成することができる。
【0015】なお、上記の実施例では、指示された始点
位置および終点位置に基づいて設定される4つの基準点
のうちで左上に位置する基準点を固定し、他の基準点を
移動するようにしたが、固定しておく基準点は左上の基
準点に限るものではなく、他の基準点を固定するように
してもよく、固定する基準点を予めオペレータが任意に
設定できるようにしてもよい。また、図形種類の選択後
に最初に指示された始点位置を固定する基準点とするこ
ともできる。また、上記実施例では図形種類として矩形
が選択された場合について説明したが、図形種類として
円が選択された場合や文字列が選択された場合において
も、選択された図形に外接する矩形の領域を縦方向およ
び横方向について1ドットずつ内側に変更することよ
り、同様の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、始点位置グリッドま
たは終点位置グリッドを含む作画領域を縦方向および横
方向について1ドットずつ内側に移動することにより、
作画図形の一辺の大きさをグリッドの間隔の倍数に等し
くすることができ、グリッドの間隔と作画しようとする
図形の大きさとの関係を予め正確かつ容易に把握するこ
とができるとともに、グリッドの間隔を表示画面の大き
さの約数とすることにより、表示画面の全体に図形を隙
間なく形成することができる。また、2つの図形におい
て隣接するそれぞれの境界線が同一のグリッド上に重複
して位置することがなく、各図形の色彩を変える場合に
境界線の色彩が混ざり合うことがなく、各図形の全体を
所望の色彩で彩色することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像入力装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】同画像入力装置の処理手順の一部を示すフロー
チャートである。
【図3】同画像入力装置における作画状態を示す図であ
る。
【図4】この発明の実施例を含む一般的な画像入力装置
の図形入力状態を示す図である。
【図5】従来の画像入力装置における作画状態を示す図
である。
【符号の説明】
1−画像入力装置 2−CPU 3−キーボード 4−マウス 5−ディスプレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作画領域内に一定ドット間隔でマトリック
    ス状にグリッドを予め設定するとともに、図形の始点位
    置および終点位置の入力を受け付け、入力された図形の
    始点位置および終点位置のそれぞれに最も近接するグリ
    ッドを始点位置グリッドおよび終点位置グリッドとして
    図形を作画する画像入力装置において、 始点位置グリッドおよび終点位置グリッドを含む作画領
    域を縦方向および横方向について1ドットずつ内側に変
    位させることを特徴とする画像入力装置。
JP7183695A 1995-07-20 1995-07-20 画像入力装置 Pending JPH0935079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7183695A JPH0935079A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 画像入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7183695A JPH0935079A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 画像入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0935079A true JPH0935079A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16140330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7183695A Pending JPH0935079A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 画像入力装置

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JP (1) JPH0935079A (ja)

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