JPH0934960A - 自動取引装置および自動取引装置の表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】表示器に取引種目のほかに有効な情報を表示す
る。 【解決手段】電源部２１からの電源がオンとなって主制
御部１１は、記憶装置１９に記憶されている表示情報を
読出して表示器３０に取引種目を表示し、カスタマセン
サ１０で顧客を検知して磁気カードリーダ部１２に磁気
カードが挿入されるか、接客ユニット１６からタッチセ
ンサが入力を検知した際に取引を開始し、取引中に記憶
装置１９に記憶されている取引種目以外の各種表示情報
を読出して表示部３０に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば現金を
自動的に支払う現金自動支払機、あるいは現金を自動的
に受入れる現金自動預出金機、さらにはこれら両方の機
能を１台の機能にまとめた現金自動預出金機などの自動
取引装置および自動取引装置の表示方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、利用者の差出す口座情報が記録さ
れた磁気ストライプカードを受入れ、ホストコンピュー
タ（センタ）と交信することにより、利用者の要求する
現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるいは口座情
報が記録された磁気ストライプ付きの磁気通帳を受入
れ、ホストコンピュータと交信することにより利用者の
要求する現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるい
は口座情報が記録された磁気ストライプ付きの磁気通帳
を用いて、現金を自動的に受入れる現金自動預金機、さ
らにはこれら両方の機能を１台の機能にまとめた現金自
動預出金機などの自動取引装置が、銀行窓口の自動化機
器として急速に発達し、各銀行に導入されて利用者に迅
速なサービスを展開している。

【０００３】このような自動取引装置において、装置の
前面上部に設けられた表示器には取引種目（現金の引き
出し、預け入れ、振り込み等）を点灯表示しているが、
現在は取引種目の情報のみである。顧客に対する取引種
目以外の情報は、モニタ画面にのみ表示している。

【０００４】しかしながら、このような自動取引装置を
利用すべく待っている顧客に対しては情報が少なく、待
ち時間の負担が大きく、また、表示器は取引開始後も取
引種目を表示するのみであり、待っている顧客に対して
取引種目以上の有効な情報の提示ができないでいた。

【０００５】また、金融機関にとっては、取引を行って
いる顧客に対してはモニタ画面にて商品の宣伝等を行っ
ているが、自動取引装置を利用すべく待っている顧客に
対してはディスプレイ等での宣伝を行えなかった。

【０００６】さらに、金融機関の係員は障害発生時、障
害発生の情報、障害発生機体をすぐに知ることができな
かったため障害に対する処理を素早く行うことができな
かった。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】上記したように、自動
取引装置を利用すべく待っている顧客に対しては、情報
が少なく、待ち時間の負担が大きく、取引種目以外の宣
伝、あるいは係員に対する障害発生情報等の有効な情報
の表示ができないという問題があった。

【０００８】そこで、この発明は、表示器に取引種目の
ほかに有効な情報を表示することのできる自動取引装置
および自動取引装置の表示方法を提供することを目的と
する。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この発明の自動取引装置
は、各種取引を行う自動取引装置において、上記自動取
引装置の前面上部に設けられ、各種表示情報を表示する
表示手段と、この表示手段に表示される各種表示情報を
記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている各
種表示情報を読出して上記表示手段に表示する表示情報
を制御する制御手段とから構成されている。

【００１０】この発明の自動取引装置は、顧客が持参す
る情報が記録されているカードを用いて各種取引を行う
自動取引装置において、上記自動取引装置の前面上部に
設けられ、各種表示情報を表示する表示手段と、この表
示手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶された各種表示情報のうち上記
自動取引装置の取引種目を上記表示手段に表示する制御
を行う第１の制御手段と、上記自動取引装置に設けら
れ、上記カードが挿入されて記録されている情報を読取
るカード情報読取手段と、このカード情報読取手段に上
記カードが挿入された際、上記記憶手段に記憶されてい
る各種表示情報のうち取引種目以外の表示情報を上記表
示手段に表示する制御を行う第２の制御手段とから構成
されている。

【００１１】この発明の自動取引装置は、各種取引を行
う自動取引装置において、上記自動取引装置の前面上部
に設けられ、各種表示情報を表示する表示手段と、この
表示手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶された各種表示情報のうち上記
自動取引装置の取引種目を上記表示手段に表示する制御
を行う第１の制御手段と、上記自動取引装置に設けら
れ、取引の入力を行う入力手段と、この入力手段から最
初の入力があった際、上記記憶手段に記憶されている各
種表示情報のうち取引種目以外の表示情報を上記表示手
段に表示する制御を行う第２の制御手段とから構成され
ている。

【００１２】この発明の自動取引装置は、各種取引を行
う自動取引装置において、上記自動取引装置の前面上部
に設けられ、各種表示情報を表示する表示手段と、この
表示手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶手段
と、上記自動取引装置に障害が発生した際、上記記憶手
段に記憶されている各種表示情報のうち障害発生を知ら
せる表示情報を読出して上記表示手段に表示する制御を
行う制御手段とから構成されている。

【００１３】この発明の自動取引装置は、各種取引を行
う自動取引装置が横方向互いに接して設置された複数の
自動取引装置において、上記複数の自動取引装置毎の前
面上部に設けられ、各種表示情報を表示する横方向互い
に接して設置された複数の表示手段と、この複数の表示
手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶手段と、
上記横方向互いに接して設置された複数の表示手段を用
いて、上記記憶手段に記憶された各種表示情報を表示す
る制御を行う制御手段とから構成されている。

【００１４】この発明の自動取引装置の表示方法は、顧
客が持参する情報が記録されているカードを用いて各種
取引を行う自動取引装置の前面上部に設けられて各種表
示情報を表示する表示手段と、この表示手段に表示され
る各種表示情報を記憶する記憶手段と、上記カードが挿
入されて記録されている情報を読取るカード情報読取手
段とを有し、上記記憶手段に記憶された各種表示情報の
うち上記自動取引装置の取引種目を上記表示手段に表示
する制御を行い、上記カード情報読取手段に上記カード
が挿入された際、上記記憶手段に記憶されている各種表
示情報のうち取引種目以外の表示情報を上記表示手段に
表示する制御を行うことを特徴とする。

【００１５】この発明の自動取引装置の表示方法は、各
種取引を行う自動取引装置の前面上部に設けられて各種
表示情報を表示する表示手段と、この表示手段に表示さ
れる各種表示情報を記憶する記憶手段とを有し、上記自
動取引装置に障害が発生した際、上記記憶手段に記憶さ
れている各種表示情報のうち障害発生を知らせる表示情
報を読出して上記表示手段に表示する制御を行うことを
特徴とする。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図２は、この発明の自
動取引装置を示すものである。すなわち、筐体１の前面
には略Ｌ字形状の操作部２が形成されている。この操作
部２の水平面には、振り替え、振り込みすべき紙幣を多
数枚一括して投入し得るとともに、紙幣の釣銭を受取る
紙幣挿入口３が設けられていて、この紙幣挿入口３には
開閉自在な扉４が設けられている。また、操作部２の水
平面には、タッチパネル内蔵の液晶（ＬＣＤ）表示部５
が設けられている。この表示手段としての液晶表示部５
は操作手順、その他の情報をイラスト、文字あるいは文
言によって液晶画面に表示し、利用者を誘導するととも
に、その表示によって暗証番号、金額、口座番号、取引
の承認、確認あるいは取消などに応じた表示部分の入力
をタッチパネルが検知し、後述する主制御部１１への対
応する信号を出力するいわゆるキー操作が行われるもの
である。

【００１７】また、操作部２の垂直面には、暗証番号お
よび口座情報が記録されている取引媒体としての磁気カ
ードを挿入するカード挿入口６、通帳を挿入する通帳挿
入口７、硬貨を投入する硬貨投入口８、硬貨の釣銭を受
取る硬貨釣銭受取口９が設けられている。また、筐体１
の前面下部には、顧客が操作部２の前に居ることを検知
するカスタマセンサ１０が設けられている。カスタマセ
ンサ１０は、たとえば、赤外線センサ、あるいは、超音
波センサなどで構成され、ある距離に顧客（人間）が近
付くとこれを検知し、検知信号を後述する主制御部１１
へ出力する。また、顧客（人間）が自動取引装置のある
距離までいないことの検知も可能である。

【００１８】さらに、筐体１の前面上部には、自動取引
装置を利用すべく待っている顧客に対する情報を表示す
る表示器３０が設けられている。表示器３０は、表示方
式がドット方式によって文字が表示され、また、表示情
報がソフトウエアにより各ドットに対して表示／非表示
（もしくは表示色）をプログラマブルに制御することの
できるものである。

【００１９】ところで、筐体１内には、図１に示すよう
に、全体を制御する主制御部１１、上記カード挿入口６
から挿入されたカードを受入れ、カード上の磁気ストラ
イプ部から暗証番号、口座番号などの口座情報を受取る
磁気カードリーダ部１２、上記通帳挿入口７から挿入さ
れた通帳の磁気ストライプ部を読取るとともに通帳およ
び図示しないジャーナル用紙に取引内容を記録する通帳
プリント部１３、上記紙幣挿入口３に挿入された紙幣を
受入れ、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿入口３に払
出す入出金ユニット１４、上記硬貨挿入口８に投入され
た硬貨を受入れ、指定された金額の硬貨を上記硬貨受取
口９に払出す硬貨入出金ユニット１５、上記タッチパネ
ル内蔵の液晶表示部５によって構成される接客ユニット
１６、図示しないスピーカにより顧客に音声案内を行う
音声案内ユニット１７、係員用の内部モニタ１８、ＣＤ
−ＲＯＭ、ハードディスク、フロッピーディスク、メモ
リ等から構成され、各種取引に必要な情報が記憶されて
いる記憶装置１９、上記主制御部１１と図示しないホス
トコンピュータ（センタ）との間のデータ伝送を制御す
る伝送制御部２０および電源部２１が設けられている。

【００２０】また、主制御部１１には上記表示器３０が
接続され、各種情報が表示される。さらに主制御部１１
には、外部に設けられた係員用のリモートモニタ２２が
接続されており、このリモートモニタ２２を介して遠隔
監視装置（図示しない）に接続されている。

【００２１】記憶装置１９は、伝送制御部２０を介して
受信される表示情報、あるいは取引種目の表示情報等の
表示部３０に表示する表示情報が記憶される。図３、図
４は、主制御部１１によって記憶装置１９に記憶された
表示情報に基づいて表示器３０に表示した表示例を示す
ものである。

【００２２】図３の（ａ）は、「引き出し」、「預け入
れ」、「振り替え」、「振り込み」、「記帳」等の取引
可能な取引種目を表示したものである。図３の（ｂ）
は、「ただいま、当行では進学ローンのお取り扱いを行
っております」という銀行の宣伝文を表示したものであ
る。図３の（ｃ）は、「お待たせ時間」を表示したもの
で、待っている顧客に取引終了予想時間を知らせるもの
である。

【００２３】図３の（ｄ）は、伝送制御部２０を介して
受信して記憶装置１９に記憶された表示情報で、「先日
の野球の結果」を表示し、待っている顧客にニュースの
表示サービスを提供しているものである。

【００２４】図４の（ａ）は、「取扱い時間、通帳記帳
はＰＭ６：００までです。ご注意ください」として、取
引種目の取扱いに対する注意を知らせるものである。図
４の（ｂ）は、主制御部１１が自動取引装置の障害を検
知した際に表示するもので、「障害発生中」と点滅表示
し、待っている顧客および銀行の係員に障害の発生を知
らせるものである。

【００２５】次に、このような構成において自動取引装
置の取引における表示器３０への表示動作を図５のフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、自動取引装置の
電源がオンされる（ＳＴ１）と主制御部１１は、記憶装
置１９から取引可能な取引種目の表示情報を読出して図
３の（ａ）に示すような取引種目を表示部３０に表示す
る（ＳＴ２）。

【００２６】ここで、取引を行うため顧客が自動取引装
置に近付いた際、カスタマセンサ１０は顧客を検知した
検知信号を出力する。主制御部１１は、カスタマセンサ
１１からの検知信号を受けた際、液晶表示部５に「カー
ド挿入」の表示と「取引選択リスト」を表示し、カード
挿入口６から磁気カードリーダ部１２へ顧客の口座情報
が記録された磁気カードの挿入があった場合（ＳＴ
４）、または液晶表示部５に表示された取引選択リスト
のうちの１つが選択押下されたのを内蔵するタッチパネ
ルで検知した場合（ＳＴ５）に取引を開始する（ＳＴ
６）。

【００２７】ステップＳＴ６で取引が開始された際、主
制御部１１は、記憶装置１９に記憶されている取引種目
以外の表示情報を読出し、取引を待っている顧客に対し
て各種表示情報を表示部３０に表示する（ＳＴ７）。

【００２８】例えば、上記したように、図３の（ｂ）に
示した銀行の宣伝文、図３の（ｃ）に示した取引終了予
想時間、図３の（ｄ）に示したニュース等の情報サービ
ス、及び図４の（ａ）に示した取引種目の取扱い注意等
を表示する。このように取引待ちをしている顧客に情報
を提供することができる。

【００２９】また、取引実行中に回線不能、釣銭切れ、
紙幣切れ等の障害が発生した場合（ＳＴ８）、主制御部
１１は、記憶装置１９から「障害発生中」の表示情報を
読出して表示部３０に点滅表示する（ＳＴ９）。これに
より、取引待ちの顧客に障害発生による取引の一時停止
を知らせると共に、銀行の係員にも障害発生と障害が発
生した自動取引装置を装置前面からも知らせることがで
きる。

【００３０】主制御部１１は、障害が取除かれ、あるい
は障害の発生がなく取引が終了した場合、もしくはカス
タマセンサ１０による顧客が自動取引装置前にいないこ
とを検知した検知信号を受けた場合に表示部３０の表示
をステップＳＴ２の取引種目の表示に戻す（ＳＴ１
０）。

【００３１】なお、複数の自動取引装置が設置されてい
る場合、各自動取引装置の表示器３０を横方向に連結し
た大型表示器として用い、ソフトウエアで各主制御部１
１が表示制御することにより、顧客に対する視覚的効果
を増大させることができる。

【００３２】以上説明したように上記実施例によれば、
自動取引装置を利用すべく待っている顧客に対し、待ち
時間に自動取引装置の表示器に表示される内容を見るこ
とにより、待ち時間の負担を軽減できる。

【００３３】また、自動取引装置を設置している銀行等
の金融機関にとっては、金融機関の取扱い商品の宣伝を
行う機会が増え、ビジネスチャンスを増加することがで
きる。

【００３４】また、自動取引装置を利用すべく待ってい
る顧客は、待ち時間に自動取引装置の表示器に表示され
る情報（内容）を見ることにより、情報を得ることがで
きる。

【００３５】さらに、金融機関の係員は、表示器より障
害発生、及び障害が発生した自動取引装置をすぐに知る
ことができるので、障害に対する処理をすばやく行うこ
とが可能となり、顧客に対するサービスの向上を図るこ
とができる。

【００３６】

【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
表示器に取引種目のほかに有効な情報を表示することの
できる自動取引装置および自動取引装置の表示方法を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例における自動取引装置の電
気回路を示すブロック図。

【図２】自動取引装置の全体の外観を示す斜視図。

【図３】表示情報に基づいて表示器に表示した表示例を
示す図。

【図４】表示情報に基づいて表示器に表示した表示例を
示す図。

【図５】表示器への表示動作を説明するためのフローチ
ャート。

【符号の説明】

１…筐体 ２…操作部 ５…液晶表示部 ６…カード挿入口 １０…カスタマセンサ １１…主制御部 １６…接客ユニット １９…記憶装置 ２０…伝送制御部 ３０…表示器

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 各種取引を行う自動取引装置において、 上記自動取引装置の前面上部に設けられ、各種表示情報
   を表示する表示手段と、 この表示手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶
   手段と、 この記憶手段に記憶されている各種表示情報を読出して
   上記表示手段に表示する表示情報を制御する制御手段
   と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
2. 【請求項２】 上記制御手段は、取引可能な取引種目を
   上記表示手段に表示させる第１の処理手段を有する請求
   項１記載の自動取引装置。
3. 【請求項３】 上記制御手段は、取引終了予想時間を上
   記表示手段に表示させる第２の処理手段を有する請求項
   １記載の自動取引装置。
4. 【請求項４】 顧客が持参する情報が記録されているカ
   ードを用いて各種取引を行う自動取引装置において、 上記自動取引装置の前面上部に設けられ、各種表示情報
   を表示する表示手段と、 この表示手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶
   手段と、 この記憶手段に記憶された各種表示情報のうち上記自動
   取引装置の取引種目を上記表示手段に表示する制御を行
   う第１の制御手段と、 上記自動取引装置に設けられ、上記カードが挿入されて
   記録されている情報を読取るカード情報読取手段と、 このカード情報読取手段に上記カードが挿入された際、
   上記記憶手段に記憶されている各種表示情報のうち取引
   種目以外の表示情報を上記表示手段に表示する制御を行
   う第２の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
5. 【請求項５】 各種取引を行う自動取引装置において、 上記自動取引装置の前面上部に設けられ、各種表示情報
   を表示する表示手段と、 この表示手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶
   手段と、 この記憶手段に記憶された各種表示情報のうち上記自動
   取引装置の取引種目を上記表示手段に表示する制御を行
   う第１の制御手段と、 上記自動取引装置に設けられ、取引の入力を行う入力手
   段と、 この入力手段から最初の入力があった際、上記記憶手段
   に記憶されている各種表示情報のうち取引種目以外の表
   示情報を上記表示手段に表示する制御を行う第２の制御
   手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
6. 【請求項６】 各種取引を行う自動取引装置において、 上記自動取引装置の前面上部に設けられ、各種表示情報
   を表示する表示手段と、 この表示手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶
   手段と、 上記自動取引装置に障害が発生した際、上記記憶手段に
   記憶されている各種表示情報のうち障害発生を知らせる
   表示情報を読出して上記表示手段に表示する制御を行う
   制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
7. 【請求項７】 各種取引を行う自動取引装置が横方向互
   いに接して設置された複数の自動取引装置において、 上記複数の自動取引装置毎の前面上部に設けられ、各種
   表示情報を表示する横方向互いに接して設置された複数
   の表示手段と、 この複数の表示手段に表示される各種表示情報を記憶す
   る記憶手段と、 上記横方向互いに接して設置された複数の表示手段を用
   いて、上記記憶手段に記憶された各種表示情報を表示す
   る制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
8. 【請求項８】 顧客が持参する情報が記録されているカ
   ードを用いて各種取引を行う自動取引装置の前面上部に
   設けられて各種表示情報を表示する表示手段と、この表
   示手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶手段
   と、上記カードが挿入されて記録されている情報を読取
   るカード情報読取手段とを有し、 上記記憶手段に記憶された各種表示情報のうち上記自動
   取引装置の取引種目を上記表示手段に表示する制御を行
   い、 上記カード情報読取手段に上記カードが挿入された際、
   上記記憶手段に記憶されている各種表示情報のうち取引
   種目以外の表示情報を上記表示手段に表示する制御を行
   うことを特徴とする自動取引装置の表示方法。
9. 【請求項９】 各種取引を行う自動取引装置の前面上部
   に設けられて各種表示情報を表示する表示手段と、この
   表示手段に表示される各種表示情報を記憶する記憶手段
   とを有し、 上記自動取引装置に障害が発生した際、上記記憶手段に
   記憶されている各種表示情報のうち障害発生を知らせる
   表示情報を読出して上記表示手段に表示する制御を行う
   ことを特徴とする自動取引装置の表示方法。