JPH0934660A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0934660A
JPH0934660A JP7179757A JP17975795A JPH0934660A JP H0934660 A JPH0934660 A JP H0934660A JP 7179757 A JP7179757 A JP 7179757A JP 17975795 A JP17975795 A JP 17975795A JP H0934660 A JPH0934660 A JP H0934660A
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JP7179757A
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Inventor
Tomoyuki Yazawa
知之 矢澤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は情報処理装置に関し、印刷分散処理
を効率良く行い、印刷処理時間の短縮を図るようにす
る。 【解決手段】 通信回線に接続した情報処理装置1B、
1Cにおいて、各印刷装置2B、2C毎の印刷能力情報
を登録した印刷能力データベース格納部21と、自動分
散指定の印刷依頼に対し、印刷依頼を実行できる複数の
印刷装置を印刷能力データベースより検索し、検索した
各印刷装置の印刷速度に応じて印刷依頼の分散割合を計
算することで全ての印刷終了時間が最短となる最適分散
方法を求め、印刷依頼を複数に分割する分散処理計算部
16と、前記最適分散決定手段で決定した情報を基に、
それぞれの印刷装置への印刷依頼を通知する印刷依頼通
知手段(15、17等)を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN等のネット
ワークを通じて複数の印刷装置を複数の情報処理装置が
共有すると共に、各印刷装置毎に印刷情報をスプールで
きる環境を前提としたシステムに利用可能な情報処理装
置に関する。特に本発明は、印刷処理を複数の印刷装置
に自動分散して行うことで印刷処理時間の短縮を図った
情報処理装置に関する。
【0002】近年、コンピュータネットワーク、特にL
ANの発達に伴い、ネットワーク内での印刷装置(プリ
ンタ)の共用が可能になってきた。このような環境下
で、複数の印刷装置に出力依頼を分散することで印刷処
理時間を短縮することが要望されていた。
【0003】
【従来の技術】図10は従来のシステム構成図であり、
図10中、1A、1B、1Cは情報処理装置、2B、2
Cは印刷装置(プリンタ)を示す。
【0004】従来、印刷分散処理を行うシステムとし
て、例えば、LAN等のネットワークを構成する通信回
線に、複数の情報処理装置1A、1B、1C・・・(例
えば、ワークステーション、パソコン等)を接続したシ
ステムが知られていた。
【0005】このようなシステムでは、例えば、情報処
理装置1B、1Cにはそれぞれ印刷装置2B、2Cが接
続されている。なお、前記情報処理装置の内、一部の情
報処理装置、例えば情報処理装置1Aには印刷装置が接
続されていない。
【0006】前記のようなシステムにおいて、各情報処
理装置では、互いに通信を行うことで他の情報処理装置
へ印刷依頼を出して印刷分散処理を行っていた。前記の
ように、LAN等の通信回線に接続された複数の印刷装
置を各情報処理装置が共用し、複数のプリンタに出力依
頼を分散することで処理時間を短縮する技術は、例え
ば、特開平4−205660号公報等に開示されてい
る。
【0007】しかし、前記のような印刷分散処理では、
個々の印刷装置の負荷状態により分散率を可変にする方
法はとられておらず、必ずしも最適な分散処理を行うこ
とはできない。
【0008】例えば、ネットワークに接続されている印
刷装置の印刷速度の性能差や、現在キューイングされて
いる印刷量の差などが十分に考慮されておらず、分散処
理がかえって印刷時間を長くする結果となる。以下、具
体例について説明する。
【0009】(1) :例1 例1は、印刷待機中の複数の印刷装置に対して印刷依頼
を行うことで印刷分散処理を行う例である。この場合、
情報処理装置1Aから情報処理装置1B、1Cに対して
印刷依頼を行うことで、印刷装置2B、2Cにより印刷
処理を分散して行う。
【0010】例えば、印刷装置2Bの印刷速度VBが、
VB=10枚/分、印刷装置2Cの印刷速度VCが、V
C=2枚/分とする。この場合、両方の印刷装置2B、
2Cが印刷待機状態であるとする。
【0011】このような状態で、10枚の印刷依頼を印
刷装置2Bのみで行った場合、印刷処理時間は1分であ
る。また、10枚の印刷依頼を印刷装置2Bに5枚、印
刷装置2Cに5枚行った場合、印刷装置2Bの印刷処理
時間は0.5分、印刷装置2Cの印刷処理時間は2.5
分であり、全印刷時間は2.5分となる。
【0012】従って、例1では、印刷装置2Bにのみ印
刷依頼を行う場合に比べて、印刷装置2Bと印刷装置2
Cに分散して印刷依頼を行った場合の方が、印刷処理時
間が長くなる。すなわち、印刷分散処理を行うと印刷処
理時間が長くなる。
【0013】(2) :例2 例2は、印刷途中の印刷装置を含めて複数の印刷装置に
対し印刷依頼を行うことで印刷分散処理を行う例であ
る。この場合、印刷装置2Bが印刷待機中、印刷装置2
Cが印刷途中であり、情報処理装置1Aから情報処理装
置1B、1Cに対して印刷依頼を行うことで、印刷装置
2B、2Cにより印刷処理を分散して行う。
【0014】例えば、印刷装置2Bの印刷速度VBが、
VB=5枚/分、印刷装置2Cの印刷時間VCが、VC
=5枚/分であり、印刷装置2Cに6枚の未印刷処理が
有るものとする。
【0015】この状態で、10枚の印刷依頼を、印刷装
置2Bのみで行った場合、印刷処理時間は2分である。
また、10枚の印刷依頼を、印刷装置2Bに5枚、印刷
装置2Cに5枚行った場合、印刷装置2Bの印刷処理時
間は1分、印刷装置2Cの印刷処理時間は、未印刷処理
分の6枚と新依頼による5枚の印刷処理を行うため、合
計2.2分となる。
【0016】従って、例2では、印刷装置2Bにのみ印
刷依頼を行う場合に比べて、印刷装置2Bと印刷装置2
Cに分散して印刷依頼を行った場合の方が、印刷処理時
間が長くなる。すなわち、印刷分散処理を行うと印刷処
理時間が長くなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :前記のような従来の印刷分散処理では、個々の印
刷装置の負荷状態により分散率を可変にする方法はとら
れておらず、必ずしも最適な分散処理を行うことはでき
ない。
【0018】例えば、ネットワークに接続されている印
刷装置の印刷速度の性能差や、現在キューイングされて
いる印刷量の差などが十分に考慮されておらず、印刷分
散処理がかえって印刷時間を長くする結果となる。
【0019】(2) :例えば、前記例1、例2では、印刷
装置2Bにのみ印刷依頼を行う場合に比べて、印刷装置
2Bと印刷装置2Cに分散して印刷依頼を行った場合の
方が、印刷処理時間が長くなる。すなわち、印刷分散処
理を行うと印刷処理時間が長くなる。
【0020】本発明は、このような従来の課題を解決
し、ネットワークに接続されている印刷装置の印刷速度
の性能差や、現在キューイングされている印刷量の差な
どを十分に考慮して印刷依頼を行うことにより、印刷分
散処理を効率良く行い、印刷処理時間の短縮を図ること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記課題を解決するため、情報処理
装置を次のように構成した。
【0022】(1) :図1に示したように、ネットワーク
の通信回線には、複数の情報処理装置1B、1C等が接
続されると共に、前記情報処理装置1B、1C等には印
刷装置2B、2C等が接続されている。そして、前記各
情報処理装置には、印刷処理アプリケーション部10
と、スプーラ部11と、回線制御部12が設けてあり、
印刷処理アプリケーション部10には印刷依頼部14が
設けてある。
【0023】更に、前記スプーラ部11には、印刷依頼
受け付け部15と、分散処理計算部16と、印刷装置判
定部17と、印刷データ蓄積部18と、状態管理部19
と、印刷出力部20と、印刷能力データベース格納部2
1と、印刷依頼データ格納部22が設けてある。
【0024】また、前記情報処理装置を次のように構成
した。 (2) :ネットワークに接続された複数の情報処理装置
と、前記情報処理装置に接続された印刷装置を備え、ネ
ットワークを通じて複数の印刷装置を各情報処理装置が
共有すると共に、各印刷装置毎に印刷情報をスプールで
きるシステムの情報処理装置において、各印刷装置毎の
印刷速度を含む印刷能力情報を登録した印刷能力データ
ベースと、自動分散指定の印刷依頼に対し、印刷依頼を
実行できる複数の印刷装置を前記印刷能力データベース
より検索し、検索した各印刷装置の印刷速度に応じて印
刷依頼の分散割合を計算することで全ての印刷終了時間
が最短となる最適分散方法を求め、前記印刷依頼を複数
に分割する最適分散決定手段と、前記最適分散決定手段
で決定した情報を基に、それぞれの印刷装置への印刷依
頼を通知する印刷依頼通知手段を備えている。
【0025】(3) :前記(2) の情報処理装置において、
最適分散決定手段は、印刷中の印刷装置における印刷保
留枚数を加味し、前記印刷保留枚数と新規依頼枚数とを
合わせた印刷枚数により、各印刷装置の印刷速度に応じ
た印刷依頼の分散割合を計算する分散処理計算手段を備
えている。
【0026】(4) :前記(1) 、または(3) の情報処理装
置において、テスト情報を持ち、このテスト情報を前記
各印刷装置へ転送して各印刷装置で印刷を実行させるこ
とで各印刷装置の印刷能力を実測し、その実測結果の情
報から前記印刷能力データベースの印刷能力情報を更新
する印刷能力実測/更新手段を備えている。
【0027】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。 (A):作用1・・・前記手段(1) 、(2) 対応 印刷処理アプリケーション部10では、内部で処理した
データを印刷出力する際印刷依頼部14が印刷依頼の処
理を行う。この時印刷依頼部14は、印刷データを出力
する際の印刷依頼をスプーラ部11へ通知する。
【0028】前記印刷依頼部14からスプーラ部11へ
通知された印刷依頼は印刷依頼受け付け部15が受け付
け、印刷依頼受け付け部15は、受け付けた印刷依頼か
ら自動分散処理指定があるか否かを判断し、自動分散処
理指定があれば、分散処理計算部16を呼び出して分散
処理計算依頼を通知する。
【0029】前記分散処理計算依頼の通知を受け付けた
分散処理計算部16は、印刷依頼を実行できる印刷装置
を印刷能力データベース格納部21の印刷能力データベ
ースより検索し、前記印刷依頼を印刷速度を基に分割し
て、その結果の情報を印刷依頼受け付け部15へ応答す
る。
【0030】すなわち、分散処理計算部16は、印刷能
力データベースを検索し、印刷能力の比率から全ての印
刷終了時間が最短となる最適分散方法を計算で求め、そ
の結果の情報(どの印刷装置に何枚依頼するか等の情
報)を印刷依頼受け付け部15へ応答する。
【0031】印刷依頼受け付け部15は、分散処理計算
部16からの応答を受け付けると、その情報を基にそれ
ぞれの印刷装置への印刷依頼として印刷装置判定部17
へ通知する。
【0032】前記通知を受け付けた印刷装置判定部17
は、印刷依頼受け付け部15から通知された印刷依頼を
基に、印刷データの出力先を振り分ける処理を行う。こ
の場合、印刷先装置が自情報処理装置に接続された印刷
装置の指定であれば、印刷依頼を印刷データ蓄積部18
へ通知する。
【0033】しかし、他情報処理装置に接続された印刷
装置の指定であれば、回線制御部12へ依頼して他情報
処理装置へ印刷依頼を転送し、他情報処理装置に接続さ
れた印刷装置で印刷を行う。
【0034】前記のように、印刷先装置が自情報処理装
置に接続された印刷装置の指定の場合は、印刷装置判定
部17から印刷依頼の通知を受け付けた印刷データ蓄積
部18は、印刷装置判定部17から転送された印刷依頼
データを印刷依頼データ格納部22へ一時格納してお
く。
【0035】そして、印刷出力部20は、前記印刷依頼
を基に、自情報処理装置に接続された印刷装置と会話
し、印刷依頼データ格納部22に蓄積された印刷依頼デ
ータを順次印刷装置へ送り出すことにより、印刷依頼デ
ータを印刷して出力する処理を行う。
【0036】また、状態管理部19では、自情報処理装
置に接続された印刷装置の状態情報を印刷出力部20か
らの情報を基に獲得すると共に、他情報処理装置に接続
された印刷装置の状態情報を、回線制御部12が受信し
た状態情報から獲得し自情報処理装置、及び他情報処理
装置に接続された印刷装置の状態情報を保存する。
【0037】以上のように、ネットワークに接続されて
いる印刷装置の印刷速度の性能差や、現在キューイング
されている印刷量の差などを十分に考慮して印刷依頼を
行うことにより、印刷分散処理を効率良く行い、印刷処
理時間の短縮を図ることが可能になる。
【0038】(B):作用2・・・前記手段(3) 対応 前記作用1のようにして、分散処理計算依頼の通知を受
け付けた分散処理計算部16は、印刷依頼を実行できる
印刷装置を印刷能力データベースより検索すると共に、
分散可能な印刷装置の印刷保留枚数(印刷中の保留枚
数)を状態管理部19から獲得する。そして、前記印刷
保留枚数と印刷依頼部14から通知された新規依頼枚数
とを合わせて最適分散方法を計算して求め、その結果の
情報を印刷依頼受け付け部15へ応答する。
【0039】すなわち、分散処理計算部16は、印刷能
力データベースを検索し、印刷能力の比率から全ての印
刷終了時間が最短となる最適分散方法を計算で求める
が、この場合、状態管理部19が保持している分散可能
な印刷装置の印刷保留枚数を獲得し、この印刷保留枚数
と印刷依頼部14から通知された新規依頼枚数とを合わ
せて最適分散方法を計算して求める。
【0040】そして、その計算で求めた結果の情報(ど
の印刷装置に何枚依頼するか等の情報)を印刷依頼受け
付け部15へ応答する。印刷依頼受け付け部15は、前
記分散処理計算部16からの応答を受け付けると、その
情報を基にそれぞれの印刷装置への印刷依頼として印刷
装置判定部17へ通知する。以下、前記作用1と同様に
処理を行う。
【0041】以上のようにすれば、印刷装置の状態(印
刷途中等)、性能等を的確に判断することで、印刷処理
の自動分散処理による印刷速度の向上を最大限に発揮さ
せることができる。従って、印刷装置資源と処理時間の
有効利用が可能になる。
【0042】(C):作用3・・・前記手段(4) 対応 前記作用1、2の自動分散処理では、分散処理計算部1
6が自動分散処理の計算を行う際、印刷能力データベー
スを検索している。ところが、この印刷能力データベー
スは、予めユーザがカタログデータ等を参照して登録を
行っておくか、または電源投入時に印刷装置から、その
印刷装置が固定的に保持している情報を取得することで
作成されている。しかし、これらの能力値は、論理的な
最高速度であって、実際に使用する場合の値と異なるこ
とが多い。
【0043】分散処理による時間短縮の効率は、この印
刷能力データベースが実際の印刷能力に対しどれだけ正
確であるかにかかっている。そこで、本発明では、実際
に印刷能力を実測して、印刷能力データベースにフィー
ドバックをかけ、分散処理の効率を向上させる。
【0044】この場合、情報処理装置内にテスト情報を
持ち、このテスト情報を各印刷装置へ転送して印刷装置
にそれぞれ同じテスト情報を印刷させ、印刷依頼開始時
から印刷完了までの時間を計測することで実際の印刷能
力(印刷速度)を実測する。そして、実測した印刷装置
の処理能力を基に、前記印刷能力データベースの情報を
更新する。このようにすれば、実測による正確な印刷装
置の速度を基に、常に最適な自動分散処理を行うことが
できる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図2〜図9は本発明の実施例を示した
図である。図2〜図9中、1A、1B、1C、1Dは情
報処理装置、2B、2C、2Dは印刷装置、10は印刷
処理アプリケーション部、11はスプーラ部、12は回
線制御部、14は印刷依頼部、15は印刷依頼受け付け
部、16は分散処理計算部、17は印刷装置判定部、1
8は印刷データ蓄積部、19は状態管理部、20は印刷
出力部、21は印刷能力データベース格納部、22は印
刷依頼データ格納部、23は回線送信部、24は回線受
信部を示す。
【0046】(実施例1の説明) §1:実施例1のシステム構成の説明・・・図2参照 図2は実施例1のシステム構成図である。実施例1のシ
ステムでは、LAN等のネットワークを構成する通信回
線に、複数の情報処理装置1A、1B、1C、1D・・
・(ワークステーション、パソコン等)が接続されてい
る。そして、前記情報処理装置1Bには印刷装置(プリ
ンタ)2Bを接続し、情報処理装置1Cには印刷装置2
Cを接続し、情報処理装置1Dには印刷装置2Dを接続
している。なお、前記情報処理装置の内、一部の情報処
理装置、例えば情報処理装置1Aには印刷装置が接続さ
れていない。
【0047】前記のようなシステムにおいて、各情報処
理装置では、互いに通信を行うことで他の情報処理装置
へ印刷依頼を通知して印刷分散処理を行う。なお、以下
に説明する実施例は、ネットワークを通じて複数の印刷
装置を各情報処理装置が共用し、更に、各印刷装置毎に
印刷情報を情報処理装置内にスプールできる環境を前提
とする。
【0048】§2:実施例1の装置構成の説明・・・図
3、図4のA図参照 図3は実施例1の装置構成図である。また、図4は実施
例1の処理説明図であり、A図は印刷能力データベース
の説明図である。
【0049】この例は、印刷分散処理計算をスプーラに
より行う例である。図示のように、通信回線には、印刷
装置2(自印刷装置)を持つ情報処理装置1が接続され
ている。なお、この情報処理装置1は、図2に示した複
数の情報処理装置の内の1台を示している。
【0050】前記情報処理装置1には、印刷処理アプリ
ケーション部10と、スプーラ部11と、回線制御部1
2等が設けてある。そして、印刷処理アプリケーション
部10には印刷依頼部14が設けてあり、回線制御部1
2には、回線送信部23と回線受信部24が設けてあ
る。
【0051】また、スプーラ部11には、印刷依頼受け
付け部15と、分散処理計算部16と、印刷装置判定部
17と、印刷データ蓄積部18と、状態管理部19と、
印刷出力部20と、印刷能力データベース格納部21
と、印刷依頼データ格納部22等が設けてある。前記各
部の機能等は次の通りである。
【0052】(1) :印刷処理アプリケーション部10
は、個々のアプリケーションプログラムが処理した各種
データ等の印刷処理を行うものである。 (2) :スプーラ部11は、印刷依頼データを蓄積してお
き、自装置に接続された印刷装置2へ印刷依頼データを
順次送り出しながら印刷出力時の制御を行うと共に、印
刷装置の共有機能をサポートするものである。
【0053】(3) :回線制御部12は、LAN等の通信
網を構成する通信回線の制御を行うものである。 (4) :印刷依頼部14は、印刷データを出力する際の印
刷依頼をスプーラ部11へ通知するものである。この場
合、印刷依頼部14は、印刷処理アプリケーション部1
0内の個々のアプリケーションプログラムからの情報を
基に、印刷情報(B5、A4等の印刷用紙種、印刷依頼
全枚数=印刷依頼全ページ数を含む情報)、自動分散処
理指定情報(印刷分散処理を行うか否かを指定する情
報)、印刷先装置指定情報(自動分散処理指定無しの場
合のみ)、印刷依頼データを作成してスプーラ部11へ
通知する。
【0054】(5) :印刷依頼受け付け部15は、印刷依
頼部14からスプーラ部11へ通知された印刷依頼を受
け付けるものである。この場合、印刷依頼受け付け部1
5では、受け付けた印刷依頼の前記情報から、自動分散
処理指定があるか否かを判断し、自動分散処理指定があ
れば、分散処理計算部16を呼び出して分散処理計算を
依頼する。
【0055】そして、分散処理計算部16からの計算結
果の情報(分散処理により、どの印刷装置に何枚依頼す
るか等の情報)を受け取ると、その情報を基にそれぞれ
の印刷装置への印刷依頼として印刷装置判定部17へ通
知する。また、自動分散処理指定がなければ、前記受け
付けた印刷依頼を基に指定された印刷装置への印刷依頼
として印刷装置判定部17へ通知する。
【0056】この場合、印刷依頼受け付け部15から印
刷装置判定部17に対し、印刷情報(印刷用紙種、各装
置毎の依頼枚数を含む情報)、印刷先装置指定情報、印
刷依頼データ(各印刷装置毎のデータ)等を通知する。
【0057】(6) :分散処理計算部16は、印刷依頼受
け付け部15から依頼された分散処理の計算を行うもの
である。この場合、分散処理計算部16は、印刷能力デ
ータベース格納部21の印刷能力データベースを検索
し、印刷能力(印刷速度)の比率から全ての印刷終了時
間が最短となる最適分散方法を計算で求め、その結果の
情報(どの印刷装置に何枚依頼するか等の情報)を印刷
依頼受け付け部15へ応答するものである。
【0058】(7) :印刷能力データベース格納部21
は、例えば、図4のA図に示したようなレコードを持つ
印刷能力データベースを格納したものであり、分散処理
計算部16等がアクセスするものである。
【0059】この例では、印刷能力データベースの各レ
コードには、使用可能な印刷装置名、及びその印刷装置
で使用可能な用紙種と、印刷速度等の情報(各印刷装置
毎の情報)を保持している。
【0060】例えば、印刷装置の印刷能力情報として、
用紙種(B5、A4等)毎の情報1、情報2・・・情報
nがあり、情報1には用紙種1(例えば、B5)と速度
1(用紙種1の印刷速度=枚/分)が設定され、情報2
には用紙種2(例えば、A4)と速度2(用紙種2の印
刷速度=枚/分)が設定され、以下同様にして情報nに
は用紙種nと速度n(用紙種nの印刷速度=枚/分)が
設定されている。
【0061】(8) :印刷装置判定部17は、印刷依頼受
け付け部15から通知された印刷依頼を基に、印刷デー
タの出力先を振り分ける処理を行うものである。この場
合、印刷先装置が自情報処理装置に接続された印刷装置
2の指定であれば、印刷依頼を印刷データ蓄積部18へ
通知し、他情報処理装置に接続された印刷装置の指定で
あれば、回線送信部23へ依頼して他情報処理装置へ印
刷依頼を転送する。
【0062】(9) :回線送信部23は、印刷装置判定部
17からの依頼に基づき、通信回線を介して他の情報処
理装置(印刷装置を接続した情報処理装置)へ印刷依頼
等を送信する際の送信制御を行うものである。
【0063】(10):回線受信部24は、通信回線を介し
て他の情報処理装置から印刷依頼等を受信する際の受信
制御を行うものである。 (11):印刷データ蓄積部18は、印刷先装置として自情
報処理装置に接続された印刷装置2が指定された場合、
印刷装置判定部17から転送された印刷依頼データを印
刷依頼データ格納部22へ一時格納しておく処理を行う
ものである。
【0064】また、回線受信部24を介して他の情報処
理装置から印刷依頼を受け付けた場合、その印刷依頼デ
ータを印刷依頼データ格納部22へ一時格納しておく処
理を行うものである。
【0065】(12):状態管理部19は、自情報処理装
置、及び他情報処理装置に接続された印刷装置の状態情
報を管理すると共に、ユーザの問い合わせや、印刷処理
アプリケーション部10、或いは、他の情報処理装置か
らの問い合わせに対して前記状態情報に関する応答処理
を行うものである。前記状態情報としては、印刷装置に
おける印刷中の残り枚数(=ページ数)、残りデータ
量、印刷待機中、印刷休止中等の情報等である。
【0066】なお、状態管理部19では、自情報処理装
置に接続された印刷装置2の状態情報は印刷出力部20
からの情報を基に獲得し、他情報処理装置に接続された
印刷装置の状態情報は、回線受信部24が受信した他情
報処理装置からの状態情報から獲得する。
【0067】(13):印刷依頼データ格納部22は、印刷
依頼により自情報処理装置に接続された印刷装置2が指
定された場合の印刷依頼データを格納しておく(蓄積し
ておく)ものである。
【0068】(14):印刷出力部20は、自情報処理装置
に接続された印刷装置2と会話し、印刷依頼データ格納
部22に蓄積された印刷依頼データを順次印刷装置2へ
送り出すことにより、印刷依頼データを印刷して出力す
る処理を行うものである。
【0069】また、この印刷出力部20は、自情報処理
装置に接続された印刷装置2から前記状態情報を獲得
し、その状態情報を状態管理部19へ通知するものであ
る。 §3:実施例1の印刷処理の説明・・・図4のB図参照 図4は実施例1の処理説明図であり、B図は処理フロー
チャートである。以下、図4のB図を参照しながら実施
例1の処理を説明する。なお、S1〜S6は各処理ステ
ップを示す。
【0070】印刷処理アプリケーション部10では、内
部で処理したデータを印刷出力する際、印刷依頼部14
が印刷依頼の処理を行う。この時、印刷依頼部14は、
印刷データを出力する際の印刷依頼をスプーラ部11へ
通知する。
【0071】この場合、印刷依頼部14は、印刷情報
(B5、A4等の印刷用紙種、印刷依頼全枚数=印刷依
頼全ページ数を含む情報)、自動分散処理指定情報(印
刷分散処理を行うか否かを指定する情報)、印刷先装置
指定情報(自動分散処理指定無しの場合のみ)、印刷依
頼データをスプーラ部11へ通知する。
【0072】前記印刷依頼部14からスプーラ部11へ
通知された印刷依頼は印刷依頼受け付け部15が受け付
ける(S1)。この時、印刷依頼受け付け部15では、
受け付けた印刷依頼の前記情報から、自動分散処理指定
があるか否かを判断し(S2)、自動分散処理指定があ
れば、分散処理計算部16を呼び出して分散処理計算依
頼を通知する。
【0073】前記分散処理計算依頼の通知を受け付けた
分散処理計算部16は、印刷依頼を実行できる印刷装置
を印刷能力データベース格納部21の印刷能力データベ
ースより検索し(S3)、前記印刷依頼を印刷速度を基
に分割して(S4)、その結果の情報を印刷依頼受け付
け部15へ応答する。
【0074】すなわち、分散処理計算部16は、印刷能
力データベース格納部21の印刷能力データベースを検
索し、印刷能力(印刷速度)の比率から全ての印刷終了
時間が最短となる最適分散方法を計算で求め、その結果
の情報(どの印刷装置に何枚依頼するか等の情報)を印
刷依頼受け付け部15へ応答する。
【0075】印刷依頼受け付け部15は、前記分散処理
計算部16からの応答を受け付けると、その情報を基に
それぞれの印刷装置への印刷依頼として印刷装置判定部
17へ通知する(S5)。この場合、印刷依頼受け付け
部15から印刷装置判定部17に対し、印刷情報(印刷
用紙種、各印刷装置毎の依頼枚数を含む情報)、印刷先
装置指定情報、印刷依頼データ(各印刷装置毎のデー
タ)等を通知する。
【0076】また、前記S2の処理で、自動分散処理指
定がなければ、印刷依頼受け付け部15は、指定された
印刷装置への印刷依頼として印刷装置判定部17へ通知
する(S6)。この場合、印刷依頼受け付け部15から
印刷装置判定部17に対し、印刷情報(印刷用紙種、依
頼枚数を含む情報)、印刷先装置指定情報、印刷依頼デ
ータ等を通知する。
【0077】前記通知を受け付けた印刷装置判定部17
は、印刷依頼受け付け部15から通知された印刷依頼を
基に、印刷データの出力先を振り分ける処理を行う。こ
の場合、印刷装置判定部17は、印刷先装置が自情報処
理装置に接続された印刷装置2の指定であれば、印刷依
頼を印刷データ蓄積部18へ通知する。しかし、他情報
処理装置に接続された印刷装置の指定であれば、回線送
信部23へ依頼して他情報処理装置へ印刷依頼を転送
し、他情報処理装置に接続された印刷装置で印刷を行
う。
【0078】前記のように、印刷先装置が自情報処理装
置に接続された印刷装置2の指定の場合は、印刷装置判
定部17から印刷依頼の通知を受け付けた印刷データ蓄
積部18は、印刷装置判定部17から転送された印刷依
頼データを印刷依頼データ格納部22へ一時格納してお
く。
【0079】そして、印刷出力部20は、前記印刷依頼
を基に、自情報処理装置に接続された印刷装置2と会話
し、印刷依頼データ格納部22に蓄積された印刷依頼デ
ータを順次印刷装置2へ送り出すことにより、印刷依頼
データを印刷して出力する処理を行う。
【0080】なお、回線受信部24を介して他の情報処
理装置から印刷依頼を受け付けた場合、印刷データ蓄積
部18が、その印刷依頼データを印刷依頼データ格納部
22へ一時格納しておき、前記と同様にして印刷出力部
20が、自情報処理装置に接続された印刷装置2と会話
し、印刷依頼データ格納部22に蓄積された印刷依頼デ
ータを順次印刷装置2へ送り出すことにより、印刷依頼
データを印刷して出力する処理を行う。
【0081】また、状態管理部19では、自情報処理装
置に接続された印刷装置2の状態情報を印刷出力部20
からの情報を基に獲得すると共に、他情報処理装置に接
続された印刷装置の状態情報を、回線受信部24が受信
した他情報処理装置からの状態情報から獲得する。
【0082】そして、状態管理部19は、自情報処理装
置、及び他情報処理装置に接続された印刷装置の状態情
報を内部のメモリに保存して管理すると共に、ユーザの
問い合わせや、印刷処理アプリケーション部10、或い
は、他の情報処理装置からの問い合わせに対して前記状
態情報に関する応答処理を行う。なお、前記状態情報と
しては、印刷装置における印刷中の残り枚数(=ページ
数)、残りデータ量、印刷待機中、印刷休止中等の情報
等である。
【0083】§4:最適分散例の説明・・・図5参照 図5は実施例1の最適分散例説明図である。この例は、
図2に示したシステムにおいて、情報処理装置1Aから
の印刷依頼により印刷装置2B、2C、2Dに分散して
印刷処理を行った例である。
【0084】この場合、印刷装置2Bの印刷速度は10
枚/分、印刷装置2Cの印刷速度は5枚/分、印刷装置
2Dの印刷速度は2枚/分とする。このような印刷装置
の能力があった場合、20枚の印刷依頼に対し、前記分
散処理計算部16による分散で、印刷装置2Bには12
枚を割り当て、印刷装置2Cには6枚を割り当て、印刷
装置2Dには2枚を割り当てる。
【0085】このようにすると、印刷装置2B、2C、
2Dで分散して印刷処理を行った場合、最適分散ができ
た。すなわち、図5に示したように、3台の印刷装置の
印刷終了時間が略同じになり、最適な分散処理ができ
た。
【0086】この場合、例えば、最も印刷速度の速い印
刷装置2Bに20枚の印刷を依頼すると、2分の印刷時
間が必要であるが、前記の分散処理を行うことにより、
印刷時間を短縮することができる。
【0087】(実施例2の説明) §1:実施例2の装置構成の説明・・・図6参照 図6は実施例2の装置構成図である。この例は、印刷分
散処理計算を印刷処理アプリケーション部10で行う例
であり、システム構成は図2に示した実施例1のシステ
ムと同じである。
【0088】図示のように、通信回線には、印刷装置2
(自印刷装置)を持つ情報処理装置1が接続されてい
る。この情報処理装置1は、図2に示した複数の情報処
理装置の内の1台を示している。
【0089】前記情報処理装置1には、印刷処理アプリ
ケーション部10と、スプーラ部11と、回線制御部1
2が設けてある。そして、印刷処理アプリケーション部
10には、印刷依頼部14と、分散処理計算部16と、
印刷能力データベース格納部21が設けてあり、前記回
線制御部12には、回線送信部23と、回線受信部24
が設けてある。
【0090】また、スプーラ部11には、印刷依頼受け
付け部15と、印刷装置判定部17と、印刷データ蓄積
部18と、状態管理部19と、印刷出力部20と、印刷
依頼データ格納部22等が設けてある。前記各部の機能
等は次の通りである。
【0091】(1) :印刷処理アプリケーション部10
は、個々のアプリケーションプログラムにより処理した
各種データの印刷処理を行うものである。なお、印刷処
理アプリケーション部10では、個々のアプリケーショ
ンプログラムが印刷データの自動分散処理を指定する機
能を備えている。
【0092】(2) :スプーラ部11は、印刷依頼データ
を蓄積しておき、自装置に接続された印刷装置2へ印刷
依頼データを順次送り出しながら印刷出力時の制御を行
うと共に、印刷装置の共有機能をサポートするものであ
る。
【0093】(3) :回線制御部12は、LAN等の通信
網を構成する通信回線の制御を行うものである。 (4) :印刷依頼部14では、印刷処理アプリケーション
部10内の個々のアプリケーションプログラムからの自
動分散処理指定情報を基に印刷依頼を行うものである。
この場合、自動分散処理指定があれば、分散処理計算部
16を呼び出して分散処理計算を依頼する。
【0094】そして、分散処理計算部16からの計算結
果の応答情報(分散処理により、どの印刷装置に何枚依
頼するか等の情報)を受け取ると、その情報を基にそれ
ぞれの印刷装置への印刷依頼としてスプーラ部11へ通
知する。この場合、スプーラ部11に対し、印刷情報
(B5、A4等の印刷用紙種、各印刷装置毎の依頼枚数
を含む情報)、印刷先装置指定情報、印刷依頼データ
(各印刷装置毎のデータ)等を通知する。
【0095】また、自動分散処理指定でなければ、印刷
装置を指定し、前記指定した印刷装置への印刷依頼とし
てスプーラ部11へ通知する。この場合、スプーラ部1
1に対し、印刷情報(B5、A4等の印刷用紙種、全依
頼枚数を含む情報)、印刷先装置指定情報、印刷依頼デ
ータ等を通知する。
【0096】(5) :分散処理計算部16は、印刷依頼部
14から依頼された分散処理の計算を行うものである。
この場合、分散処理計算部16は、印刷能力データベー
ス格納部21の印刷能力データベースを検索し、印刷能
力(印刷速度)の比率から全ての印刷終了時間が最短と
なる最適分散方法を計算で求め、その結果の情報(どの
印刷装置に何枚依頼するか等の情報)を印刷依頼部14
へ応答するものである。
【0097】(6) :印刷依頼受け付け部15は、印刷依
頼部14からスプーラ部11へ通知された印刷依頼を受
け付けるものである。この場合、印刷依頼受け付け部1
5では、受け付けた印刷依頼を印刷装置判定部17へ通
知する。なお、他の構成は、前記実施例1の構成と同じ
である。
【0098】§2:実施例2の印刷処理の説明 以下、図6に基づいて実施例2の印刷処理を説明する。
印刷処理アプリケーション部10では、内部で処理した
データを印刷出力する際、印刷依頼部14が印刷依頼の
処理を行う。
【0099】この時、印刷依頼部14は、印刷処理アプ
リケーション部10内の個々のアプリケーションプログ
ラムからの自動分散処理指定情報を基に自動分散指定が
あるか否かを判断し、自動分散処理指定があれば、分散
処理計算部16を呼び出して分散処理計算を依頼する。
【0100】前記分散処理計算依頼の通知を受け付けた
分散処理計算部16は、印刷依頼を実行できる印刷装置
を印刷能力データベース格納部21の印刷能力データベ
ースより検索し、前記印刷依頼を印刷速度を基に分割し
て、その結果の情報を印刷依頼部14へ応答する。
【0101】すなわち、分散処理計算部16は、印刷能
力データベース格納部21の印刷能力データベースを検
索し、印刷能力(印刷速度)の比率から全ての印刷終了
時間が最短となる最適分散方法を計算で求め、その結果
の情報(どの印刷装置に何枚依頼するか等の情報)を印
刷依頼部14へ応答する。
【0102】印刷依頼部14は、前記分散処理計算部1
6からの応答を受け付けると、その情報を基にそれぞれ
の印刷装置への印刷依頼としてスプーラ部11へ通知す
る。この場合、スプーラ部11に対し、印刷情報(B
5、A4等の印刷用紙種、各装置毎の依頼枚数を含む情
報)、印刷先装置指定情報、印刷依頼データ(各印刷装
置毎のデータ)等を通知する。
【0103】また、自動分散処理指定でなければ、印刷
装置を指定し前記指定した印刷装置への印刷依頼として
スプーラ部11へ通知する。この場合、スプーラ部11
に対し、印刷情報(B5、A4等の印刷用紙種、全依頼
枚数を含む情報)、印刷先装置指定情報、印刷依頼デー
タ等を通知する。
【0104】前記スプーラ部11へ通知された印刷依頼
は、印刷依頼受け付け部15が受け付け、前記印刷依頼
を印刷装置判定部17へ通知する。前記印刷依頼通知を
受け付けた印刷装置判定部17は、印刷依頼受け付け部
15から通知された印刷依頼を基に印刷データの出力先
を振り分ける処理を行う。この場合、印刷先装置が自情
報処理装置に接続された印刷装置2の指定であれば、印
刷依頼を印刷データ蓄積部18へ通知する。
【0105】しかし、他情報処理装置に接続された印刷
装置の指定であれば、回線送信部23へ依頼して他情報
処理装置へ印刷依頼を転送し、他情報処理装置に接続さ
れた印刷装置で印刷を行う。
【0106】前記のように、印刷先装置が自情報処理装
置に接続された印刷装置2の指定の場合は、印刷装置判
定部17から印刷依頼の通知を受け付けた印刷データ蓄
積部18は、印刷装置判定部17から転送された印刷依
頼データを印刷依頼データ格納部22へ一時格納してお
く。
【0107】そして、印刷出力部20は、前記印刷依頼
を基に、自情報処理装置に接続された印刷装置2と会話
し、印刷依頼データ格納部22に蓄積された印刷依頼デ
ータを順次印刷装置2へ送り出すことにより、印刷依頼
データを印刷して出力する処理を行う。
【0108】なお、回線受信部24を介して他の情報処
理装置から印刷依頼を受け付けた場合、印刷データ蓄積
部18が、その印刷依頼データを印刷依頼データ格納部
22へ一時格納しておき、前記と同様にして印刷出力部
20が、自情報処理装置に接続された印刷装置2と会話
し、印刷依頼データ格納部22に蓄積された印刷依頼デ
ータを順次印刷装置2へ送り出すことにより、印刷依頼
データを印刷して出力する処理を行う。
【0109】また、状態管理部19では、自情報処理装
置に接続された印刷装置2の状態情報を印刷出力部20
からの情報を基に獲得すると共に、他情報処理装置に接
続された印刷装置の状態情報を、回線受信部24が受信
した他情報処理装置からの状態情報から獲得する。
【0110】そして、状態管理部19は、自情報処理装
置、及び他情報処理装置に接続された印刷装置の状態情
報を内部のメモリに保存して管理すると共に、ユーザの
問い合わせや、印刷処理アプリケーション部10、或い
は、他の情報処理装置からの問い合わせに対して前記状
態情報に関する応答処理を行う。なお、前記状態情報と
しては、印刷装置における印刷中の残り枚数(=ページ
数)、残りデータ量、印刷待機中、印刷休止中等の情報
等である。
【0111】§3:最適分散例の説明・・・図5参照 実施例2の最適分散例は、前記図5に示した実施例1の
最適分散例と同じである。すなわち、実施例1と同様
に、図2に示したシステムにおいて、情報処理装置1A
からの印刷依頼により印刷装置2B、2C、2Dに分散
して印刷処理を行った例である。
【0112】この場合、印刷装置2Bの印刷速度は10
枚/分、印刷装置2Cの印刷速度は5枚/分、印刷装置
2Dの印刷速度は2枚/分とする。このような印刷装置
の能力があった場合、20枚の印刷依頼に対し、前記分
散処理計算部16による分散で、印刷装置2Bには12
枚を割り当て、印刷装置2Cには6枚を割り当て、印刷
装置2Dには2枚を割り当てる。
【0113】このようにすると、印刷装置2B、2C、
2Dで分散して印刷処理を行った場合、最適分散ができ
た。すなわち、図5に示したように、3台の印刷装置の
印刷終了時間が略同じになり、最適な分散処理ができ
た。
【0114】この場合、例えば、最も印刷速度の速い印
刷装置2Bに20枚の印刷を依頼すると、2分の印刷時
間が必要であるが、前記の分散処理を行うことにより、
印刷時間を短縮することができる。
【0115】(実施例3の説明) §1:実施例3の装置構成の説明・・・図7参照 図7は実施例3の装置構成図である。この例は、印刷分
散処理計算をスプーラにより行った例である。なお、実
施例3のシステム構成は、図2のシステムと同じであ
る。
【0116】図示のように、通信回線には、印刷装置2
(自印刷装置)を持つ情報処理装置1が接続されてい
る。なお、この情報処理装置1は、図2に示した複数の
情報処理装置の内の1台を示している。
【0117】前記情報処理装置1には、印刷処理アプリ
ケーション部10と、スプーラ部11と、回線制御部1
2等が設けてある。そして、印刷処理アプリケーション
部10には印刷依頼部14が設けてあり、回線制御部1
2には、回線送信部23と回線受信部24が設けてあ
る。
【0118】また、スプーラ部11には、印刷依頼受け
付け部15と、分散処理計算部16と、印刷装置判定部
17と、印刷データ蓄積部18と、状態管理部19と、
印刷出力部20と、印刷能力データベース格納部21
と、印刷依頼データ格納部22等が設けてある。
【0119】前記分散処理計算部16は、印刷依頼受け
付け部15から依頼された分散処理の計算を行うもので
ある。この場合、分散処理計算部16は、分散可能な印
刷装置とその速度を、印刷能力データベース格納部21
からの情報と、状態管理部19から獲得した印刷装置の
保留枚数(=印刷中の残留印刷枚数)を加味し、保留枚
数と新規依頼枚数とを合わせて最適分散方法を計算して
求める。
【0120】すなわち、分散処理計算部16は、印刷能
力データベースを検索し印刷能力(印刷速度)の比率か
ら全ての印刷終了時間が最短となる最適分散方法を計算
で求めるが、この場合、状態管理部19が保持している
分散可能な印刷装置の保留枚数(=印刷中の残留印刷枚
数)を獲得し、この保留枚数と印刷依頼部14から通知
された新規依頼枚数とを合わせて最適分散方法を計算し
て求める。
【0121】そして、その計算で求めた結果の情報(ど
の印刷装置に何枚依頼するか等の情報)を印刷依頼受け
付け部15へ応答する。なお、他の構成は前記実施例1
と同じである。
【0122】§2:実施例3の印刷処理の説明・・・図
7参照 以下、図7に基づいて実施例3の印刷処理を説明する。
印刷処理アプリケーション部10では、内部で処理した
データを印刷出力する際、印刷依頼部14が印刷依頼の
処理を行う。この時、印刷依頼部14は印刷データを出
力する際の印刷依頼をスプーラ部11へ通知する。
【0123】この場合印刷依頼部14は、印刷情報(B
5、A4等の印刷用紙種、印刷依頼全枚数=印刷依頼全
ページ数を含む情報)、自動分散処理指定情報(印刷分
散処理を行うか否かを指定する情報)、印刷先装置指定
情報(自動分散処理指定無しの場合のみ)、印刷依頼デ
ータをスプーラ部11へ通知する。
【0124】前記印刷依頼部14からスプーラ部11へ
通知された印刷依頼は印刷依頼受け付け部15が受け付
ける。この時、印刷依頼受け付け部15では受け付けた
印刷依頼の前記情報から、自動分散処理指定があるか否
かを判断し、自動分散処理指定があれば、分散処理計算
部16を呼び出して分散処理計算依頼を通知する。
【0125】前記分散処理計算依頼の通知を受け付けた
分散処理計算部16は、印刷依頼を実行できる印刷装置
を印刷能力データベース格納部21の印刷能力データベ
ースより検索すると共に、分散可能な印刷装置の印刷保
留枚数を状態管理部19から獲得する。そして、前記印
刷保留枚数と印刷依頼部14から通知された新規依頼枚
数とを合わせて最適分散方法を計算して求め、その結果
の情報を印刷依頼受け付け部15へ応答する。
【0126】すなわち、分散処理計算部16は、印刷能
力データベースを検索し、印刷能力(印刷速度)の比率
から全ての印刷終了時間が最短となる最適分散方法を計
算で求めるが、この場合、状態管理部19が保持してい
る分散可能な印刷装置の保留枚数(=印刷中の残留印刷
枚数)を獲得し、この保留枚数と印刷依頼部14から通
知された新規依頼枚数とを合わせて最適分散方法を計算
して求める。
【0127】そして、その計算で求めた結果の情報(ど
の印刷装置に何枚依頼するか等の情報)を印刷依頼受け
付け部15へ応答する。印刷依頼受け付け部15は、前
記分散処理計算部16からの応答を受け付けると、その
情報を基にそれぞれの印刷装置への印刷依頼として印刷
装置判定部17へ通知する。
【0128】この場合、印刷依頼受け付け部15から印
刷装置判定部17に対し、印刷情報(印刷用紙種、各装
置毎の依頼枚数を含む情報)、印刷先装置指定情報、印
刷依頼データ(各印刷装置毎のデータ)等を通知する。
【0129】また、印刷依頼受け付け部15は、受け付
けた印刷依頼が自動分散処理指定でなければ、指定され
た印刷装置への印刷依頼として印刷装置判定部17へ通
知する。この場合、印刷依頼受け付け部15から印刷装
置判定部17に対し、印刷情報(印刷用紙種、依頼枚数
を含む情報)、印刷先装置指定情報、印刷依頼データ等
を通知する。
【0130】前記通知を受け付けた印刷装置判定部17
は、印刷依頼受け付け部15から通知された印刷依頼を
基に、印刷データの出力先を振り分ける処理を行う。こ
の場合、印刷先装置が自情報処理装置に接続された印刷
装置2の指定であれば、印刷依頼を印刷データ蓄積部1
8へ通知する。
【0131】しかし、他情報処理装置に接続された印刷
装置の指定であれば、回線送信部23へ依頼して他情報
処理装置へ印刷依頼を転送し、他情報処理装置に接続さ
れた印刷装置で印刷を行う。
【0132】前記のように、印刷先装置が自情報処理装
置に接続された印刷装置2の指定の場合は、印刷装置判
定部17から印刷依頼の通知を受け付けた印刷データ蓄
積部18は、印刷装置判定部17から転送された印刷依
頼データを印刷依頼データ格納部22へ一時格納してお
く。
【0133】そして、印刷出力部20は、前記印刷依頼
を基に、自情報処理装置に接続された印刷装置2と会話
し、印刷依頼データ格納部22に蓄積された印刷依頼デ
ータを順次印刷装置2へ送り出すことにより、印刷依頼
データを印刷して出力する処理を行う。
【0134】なお、回線受信部24を介して他の情報処
理装置から印刷依頼を受け付けた場合、印刷データ蓄積
部18が、その印刷依頼データを印刷依頼データ格納部
22へ一時格納しておき、前記と同様にして印刷出力部
20が、自情報処理装置に接続された印刷装置2と会話
し、印刷依頼データ格納部22に蓄積された印刷依頼デ
ータを順次印刷装置2へ送り出すことにより、印刷依頼
データを印刷して出力する処理を行う。
【0135】また、状態管理部19では、自情報処理装
置に接続された印刷装置2の状態情報を印刷出力部20
からの情報を基に獲得すると共に、他情報処理装置に接
続された印刷装置の状態情報を、回線受信部24が受信
した他情報処理装置からの状態情報から獲得する。
【0136】そして、状態管理部19は、自情報処理装
置、及び他情報処理装置に接続された印刷装置の状態情
報を内部のメモリに保存して管理すると共に、ユーザの
問い合わせや、印刷処理アプリケーション部10、或い
は、他の情報処理装置からの問い合わせに対して前記状
態情報に関する応答処理を行う。なお、前記状態情報と
しては、印刷装置における印刷中の残り枚数(=ページ
数)、残りデータ量、印刷待機中、印刷休止中等の情報
等である。
【0137】§3:最適分散例の説明・・・図8参照 図8は実施例3の最適分散例説明図である。この例は、
図2に示したシステムにおいて、情報処理装置1Aから
の印刷依頼により印刷装置2B、2C、2Dに分散して
印刷処理を行った例である。
【0138】この場合、印刷装置2Bの印刷速度は10
枚/分、印刷装置2Cの印刷速度は5枚/分、印刷装置
2Dの印刷速度は2枚/分とする。また、印刷装置2B
の保留枚数が4枚であったとする。
【0139】このような印刷装置の能力があった場合、
新規依頼枚数=10枚の印刷依頼があり、印刷装置2B
に4枚の保留枚数があったとすると、前記分散処理計算
部16による分散で、印刷装置2Bには保留枚数を含め
て9枚(保留枚数4枚+新規依頼枚数5枚)を割り当
て、印刷装置2Cには4枚を割り当て、印刷装置2Dに
は1枚を割り当てる。
【0140】このようにすると、印刷装置2B、2C、
2Dで分散して印刷処理を行った場合、最適分散が可能
になった。すなわち、図8に示したように、3台の印刷
装置の内、最も印刷時間の長い印刷装置2Bの印刷時間
を1分未満に抑えることができ、最適な分散処理が可能
になった。
【0141】この場合、例えば、最も印刷速度の速い印
刷装置2Bに10枚の新規依頼をすると、保留枚数4枚
を含めて14枚の印刷を行う必要がある。このため、新
規依頼枚数10枚の印刷に1分かかり、更に保留枚数4
枚の印刷時間が必要であるので14枚の印刷時間は1分
を大幅に超えてしまう。ところが、前記の自動分散処理
を行うことにより、全体で1分未満の時間で印刷が終了
するので、印刷時間を短縮することができる。
【0142】(実施例4の説明) §1:実施例4の装置構成の説明・・・図9参照 図9は実施例4の装置構成図である。この例は、印刷分
散処理計算を印刷処理アプリケーション部10で行った
例であり、実施例4のシステム構成は図2に示した実施
例1のシステムと同じである。
【0143】図示のように、通信回線には、印刷装置2
(自印刷装置)を持つ情報処理装置1が接続されてい
る。この情報処理装置1は、図2に示した複数の情報処
理装置の内の1台を示している。
【0144】前記情報処理装置1には、印刷処理アプリ
ケーション部10と、スプーラ部11と、回線制御部1
2が設けてある。そして、印刷処理アプリケーション部
10には、印刷依頼部14と、分散処理計算部16と、
印刷能力データベース格納部21が設けてあり、前記回
線制御部12には、回線送信部23と、回線受信部24
が設けてある。
【0145】また、スプーラ部11には、印刷依頼受け
付け部15と、印刷装置判定部17と、印刷データ蓄積
部18と、状態管理部19と、印刷出力部20と、印刷
依頼データ格納部22等が設けてある。
【0146】前記分散処理計算部16は、印刷依頼部1
4から依頼された分散処理の計算を行うものである。こ
の場合、分散処理計算部16は、分散可能な印刷装置と
その速度を、印刷能力データベース格納部21からの情
報と、状態管理部19から獲得した前記印刷装置の保留
枚数を加味し、保留枚数と新規依頼枚数とを合わせて最
適分散方法を計算して求める。
【0147】すなわち、分散処理計算部16は、印刷能
力データベース格納部21の印刷能力データベースを検
索し、印刷能力(印刷速度)の比率から全ての印刷終了
時間が最短となる最適分散方法を計算で求めるが、この
場合、状態管理部19が保持している分散可能な印刷装
置の保留枚数(=印刷中の残留枚数)を獲得し、この保
留枚数と印刷依頼部14から通知された新規依頼枚数と
を合わせて最適分散方法を計算して求める(実施例3と
同じ処理)。
【0148】そして、その計算で求めた結果の情報(ど
の印刷装置に何枚依頼するか等の情報)を印刷依頼部1
4へ応答する。なお、他の構成は前記実施例2と同じで
ある。
【0149】§2:実施例4の印刷処理の説明 以下、図9に基づいて実施例4の印刷処理を説明する。
印刷処理アプリケーション部10では、内部で処理した
データを印刷出力する際、印刷依頼部14が印刷依頼の
処理を行う。
【0150】この時、印刷依頼部14は、印刷処理アプ
リケーション部10内の個々のアプリケーションプログ
ラムからの自動分散処理指定情報を基に自動分散指定が
あるか否かを判断し、自動分散処理指定があれば、分散
処理計算部16を呼び出して分散処理計算を依頼する。
【0151】前記分散処理計算依頼の通知を受け付けた
分散処理計算部16は、印刷依頼を実行できる印刷装置
を印刷能力データベース格納部21の印刷能力データベ
ースより検索すると共に、分散可能な印刷装置の保留枚
数を状態管理部19から獲得する。そして、前記保留枚
数と印刷依頼部14から通知された新規依頼枚数とを合
わせて最適分散方法を計算して求め、その結果の情報を
印刷依頼受け付け部15へ応答する。
【0152】すなわち、分散処理計算部16は、印刷能
力データベース格納部21の印刷能力データベースを検
索し、印刷能力(印刷速度)の比率から全ての印刷終了
時間が最短となる最適分散方法を計算で求めるが、この
場合、状態管理部19が保持している分散可能な印刷装
置の保留枚数(=印刷中の残留枚数)を獲得し、この保
留枚数と印刷依頼部14から通知された新規依頼枚数と
を合わせて最適分散方法を計算して求める。
【0153】そして、その計算で求めた結果の情報(ど
の印刷装置に何枚依頼するか等の情報)を印刷依頼部1
4へ応答する。印刷依頼部14は、前記分散処理計算部
16からの応答を受け付けると、その情報を基にそれぞ
れの印刷装置への印刷依頼としてスプーラ部11へ通知
する。この場合、スプーラ部11に対し、印刷情報(B
5、A4等の印刷用紙種、各装置毎の依頼枚数を含む情
報)、印刷先装置指定情報、印刷依頼データ(各印刷装
置毎のデータ)等を通知する。
【0154】また、自動分散処理指定でなければ、印刷
依頼部14は、印刷装置を指定し、前記指定した印刷装
置への印刷依頼としてスプーラ部11へ通知する。この
場合、スプーラ部11に対し、印刷情報(B5、A4等
の印刷用紙種、全依頼枚数を含む情報)、印刷先装置指
定情報、印刷依頼データ等を通知する。
【0155】前記スプーラ部11へ通知された印刷依頼
は、印刷依頼受け付け部15が受け付け、前記印刷依頼
を印刷装置判定部17へ通知する。前記印刷依頼通知を
受け付けた印刷装置判定部17は、印刷依頼受け付け部
15から通知された印刷依頼を基に印刷データの出力先
を振り分ける処理を行う。この場合、印刷先装置が自情
報処理装置に接続された印刷装置2の指定であれば、印
刷依頼を印刷データ蓄積部18へ通知する。
【0156】しかし、他情報処理装置に接続された印刷
装置の指定であれば、回線送信部23へ依頼して他情報
処理装置へ印刷依頼を転送し、他情報処理装置に接続さ
れた印刷装置で印刷を行う。
【0157】前記のように、印刷先装置が自情報処理装
置に接続された印刷装置2の指定の場合、印刷装置判定
部17から印刷依頼の通知を受け付けた印刷データ蓄積
部18は、印刷装置判定部17から転送された印刷依頼
データを印刷依頼データ格納部22へ一時格納してお
く。
【0158】そして、印刷出力部20は、前記印刷依頼
を基に、自情報処理装置に接続された印刷装置2と会話
し、印刷依頼データ格納部22に蓄積された印刷依頼デ
ータを順次印刷装置2へ送り出すことにより、印刷依頼
データを印刷して出力する処理を行う。
【0159】なお、回線受信部24を介して他の情報処
理装置から印刷依頼を受け付けた場合、印刷データ蓄積
部18が、その印刷依頼データを印刷依頼データ格納部
22へ一時格納しておき、前記と同様にして印刷出力部
20が、自情報処理装置に接続された印刷装置2と会話
し、印刷依頼データ格納部22に蓄積された印刷依頼デ
ータを順次印刷装置2へ送り出すことにより、印刷依頼
データを印刷して出力する処理を行う。
【0160】また、状態管理部19では、自情報処理装
置に接続された印刷装置2の状態情報を印刷出力部20
からの情報を基に獲得すると共に、他情報処理装置に接
続された印刷装置の状態情報を、回線受信部24が受信
した他情報処理装置からの状態情報から獲得する。
【0161】そして、状態管理部19は、自情報処理装
置、及び他情報処理装置に接続された印刷装置の状態情
報を内部のメモリに保存して管理すると共に、ユーザの
問い合わせや、印刷処理アプリケーション部10、或い
は、他の情報処理装置からの問い合わせに対して前記状
態情報に関する応答処理を行う。なお、前記状態情報と
しては、印刷装置における印刷中の残り枚数(=ページ
数)、残りデータ量、印刷待機中、印刷休止中等の情報
等である。
【0162】§3:最適分散例の説明・・・図8参照 実施例4の最適分散例は、図8に示した前記実施例3の
最適分散例と同じである。すなわち、実施例3と同様
に、図2に示したシステムにおいて、情報処理装置1A
からの印刷依頼により印刷装置2B、2C、2Dに分散
して印刷処理を行った例である。
【0163】この場合、印刷装置2Bの印刷速度は10
枚/分、印刷装置2Cの印刷速度は5枚/分、印刷装置
2Dの印刷速度は2枚/分とする。また、印刷装置2B
の保留枚数が4枚であったとする。
【0164】このような印刷装置の能力があった場合、
新規依頼枚数=10枚の印刷依頼があり、印刷装置2B
に4枚の保留枚数があったとすると、前記分散処理計算
部16による分散で、印刷装置2Bには保留枚数を含め
て9枚(保留枚数4枚+新規依頼枚数5枚)を割り当
て、印刷装置2Cには4枚を割り当て、印刷装置2Dに
は1枚を割り当てる。
【0165】このようにすると、印刷装置2B、2C、
2Dで分散して印刷処理を行った場合、最適分散が可能
になった。この場合例えば、最も印刷速度の速い印刷装
置2Bに10枚の新規依頼をすると、保留枚数4枚を含
めて14枚の印刷を行う必要がある。このため、新規依
頼枚数10枚の印刷に1分かかり、更に保留枚数4枚の
印刷時間が必要であるので14枚の印刷時間は1分を大
幅に超えてしまう。
【0166】ところが、前記の自動分散処理を行うこと
により、全体で1分未満の時間で印刷が終了するので、
印刷時間を短縮することができる。 (実施例5の説明) §1:実施例5の説明 実施例5は、前記実施例1〜実施例4において、印刷装
置の印刷処理能力を実測して自動分散処理を行う例であ
る。前記実施例1〜実施例4では、分散処理計算部16
が自動分散処理の計算を行う際、印刷能力データベース
を検索している。
【0167】ところが、この印刷能力データベースは、
予めユーザがカタログデータ等を参照して登録を行って
おくか、または電源投入時に印刷装置から、その印刷装
置が固定的に保持している情報を取得することで作成さ
れている。しかし、これらの能力値は、論理的な最高速
度であって、実際に使用する場合の値と異なることが多
い。
【0168】ところで、分散処理による時間短縮の効率
は、この印刷能力データベースが実際の印刷能力に対し
どれだけ正確であるかにかかっている。そこで、実施例
5では、実際に印刷能力(印刷速度等)を実測して、印
刷能力データベースにフィードバックをかけ、印刷能力
データベースの情報を更新することにより分散処理の効
率を向上させるものである。この場合、印刷能力の実測
方法としては次の2つの方法がある。
【0169】(1) :実測方法1は、情報処理装置内にテ
ストパターンを持ち、一度印刷装置にそれぞれ同じテス
トパタ−ンを印刷させ、印刷依頼開始時から印刷完了ま
での時間を計測し、実際の印刷能力とする方法である。
【0170】この方法では、テストパターン印刷依頼を
行うユーティリティ(内部のプログラム)が状態管理部
19からの情報を基に印刷時間を計測し、印刷能力デー
タベースに計算結果を書き込む。この場合、全ての印刷
装置に対し、同じ条件で計測を行うことが可能である。
【0171】(2) :実測方法2は、次の通りである。デ
ィフォルトでは、カタログスペックを使用するが、実際
に印刷を行う度に所要時間を計算し、印刷能力データベ
ースの値を更新する。
【0172】更新に際しては、それまでの値との平均を
とることで、実作業での能力に近づける。なお、実際の
印刷では、各ページのデータ量がページ毎に異なるた
め、データ量の違いを加味する必要がある。そのため
に、基準データ量当たりの速度(例えば、1Kバイト当
たりの速度)を計算し、全てのページが、その基準デー
タ量の印刷であると仮定した場合の印刷能力値としてデ
ータベースに反映する。
【0173】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) :通信回線は、LANネットワークの通信回線に限
らず、他の任意の通信回線でも同様に実施可能である。
【0174】(2) :印刷装置は2台以上の任意の複数台
で実施可能である。 (3) :前記印刷能力データベース格納部、及び印刷依頼
データ格納部は、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装
置等の任意の記録媒体で実施可能である。
【0175】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :自動分散処理指定した印刷依頼に対し、印刷依頼
を分散する時点で、各印刷装置の印刷速度に応じて分割
割合を自動的に計算している。従って、印刷依頼毎に常
に最適な分散処理ができる。その結果、自動分散処理に
より印刷処理が最短時間で行える。
【0176】(2) :印刷依頼の分散処理計算では、印刷
依頼を実行できる印刷装置を印刷能力データベースより
検索すると共に、分散可能な印刷装置の保留枚数を獲得
し、前記保留枚数と新規依頼枚数とを合わせて最適分散
方法を計算して求めている。従って、現在印刷中の印刷
装置を含めた複数の印刷装置で分散処理する場合でも、
常に最適な分散処理が実現でき、印刷処理を最短時間で
行うことができる。
【0177】(3) :印刷装置毎の印刷能力(印刷速度)
を実測して、その実測データを基に印刷能力データベー
スの情報を更新しているので、印刷能力データベースの
情報は、常に実際の印刷装置の正確なデータとなる。
【0178】従って、この印刷能力データベースを検索
して印刷依頼の自動分散処理を行うことにより、高精度
の自動分散処理が実現できる。その結果、分散処理の効
率を向上させることができる。
【0179】(4) :印刷依頼の自動分割処理により、印
刷装置の状態、性能等を的確に判断することで、印刷処
理の自動分散処理による印刷速度の向上を最大限に発揮
させることができる。従って、印刷装置資源と処理時間
の有効利用が可能になる。
【0180】前記効果の外、各請求項に対応して次のよ
うな効果がある。 (5) :請求項1では、各印刷装置毎の印刷速度を含む印
刷能力情報を登録した印刷能力データベースと、自動分
散指定の印刷依頼に対し、印刷依頼を実行できる複数の
印刷装置を前記印刷能力データベースより検索し、検索
した各印刷装置の印刷速度に応じて印刷依頼の分散割合
を計算することで全ての印刷終了時間が最短となる最適
分散方法を求め、前記印刷依頼を複数に分割する最適分
散決定手段と、前記最適分散決定手段で決定した情報を
基に、それぞれの印刷装置への印刷依頼を通知する印刷
依頼通知手段を備えている。
【0181】従って、ネットワークに接続されている印
刷装置の印刷速度差を十分に考慮して印刷依頼を行うこ
とにより、印刷分散処理を効率良く行い、印刷処理時間
の短縮を図ることができる。
【0182】(6) :請求項2では、請求項1の情報処理
装置において、最適分散決定手段は、印刷中の印刷装置
における印刷保留枚数を加味し、前記印刷保留枚数と新
規依頼枚数とを合わせた印刷枚数により、各印刷装置の
印刷速度に応じた印刷依頼の分散割合を計算する分散処
理計算手段を備えている。
【0183】従って、現在印刷中の印刷装置があった場
合でも、ネットワークに接続されている印刷装置の印刷
速度差や、現在キューイングされている印刷量の差など
を十分に考慮して印刷依頼を行うことにより、印刷分散
処理を効率良く行い、印刷処理時間の短縮を図ることが
できる。また、印刷装置資源と処理時間の有効利用が可
能になる。
【0184】(7) :請求項3では、請求項1、または2
の情報処理装置において、テスト情報を持ち、このテス
ト情報を前記各印刷装置へ転送して各印刷装置で印刷を
実行させることで各印刷装置の印刷能力を実測し、その
実測結果の情報から前記印刷能力データベースの印刷能
力情報を更新する印刷能力実測/更新手段を備えてい
る。
【0185】従って、印刷能力データベースの印刷能力
情報を常に実際の印刷装置の能力に従った正確な情報に
更新できる。このため、印刷依頼の自動分散処理が常に
高精度で実現できるから、分散処理による印刷速度の向
上を最大限に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例1のシステム構成図である。
【図3】実施例1の装置構成図である。
【図4】実施例1の処理説明図である。
【図5】実施例1の最適分散例説明図である。
【図6】実施例2の装置構成図である。
【図7】実施例3の装置構成図である。
【図8】実施例3の最適分散例説明図である。
【図9】実施例4の装置構成図である。
【図10】従来のシステム構成図である。
【符号の説明】
10 印刷処理アプリケーション部 11 スプーラ部 12 回線制御部 14 印刷依頼部 15 印刷依頼受け付け部 16 分散処理計算部 17 印刷装置判定部 18 印刷データ蓄積部 19 状態管理部 20 印刷出力部 21 印刷能力データベース格納部 22 印刷依頼データ格納部 23 回線送信部 24 回線受信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数の情報処
    理装置と、前記情報処理装置に接続された印刷装置を備
    え、ネットワークを通じて複数の印刷装置を各情報処理
    装置が共有すると共に、各印刷装置毎に印刷情報をスプ
    ールできるシステムの情報処理装置において、 各印刷装置毎の印刷速度を含む印刷能力情報を登録した
    印刷能力データベースと、 自動分散指定の印刷依頼に対し、印刷依頼を実行できる
    複数の印刷装置を前記印刷能力データベースより検索
    し、検索した各印刷装置の印刷速度に応じて印刷依頼の
    分散割合を計算することで全ての印刷終了時間が最短と
    なる最適分散方法を求め、前記印刷依頼を複数に分割す
    る最適分散決定手段と、 前記最適分散決定手段で決定した情報を基に、それぞれ
    の印刷装置への印刷依頼を通知する印刷依頼通知手段を
    備えていることを特徴とした情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記最適分散決定手段は、印刷中の印刷
    装置における印刷保留枚数を加味し、前記印刷保留枚数
    と新規依頼枚数とを合わせた印刷枚数により、各印刷装
    置の印刷速度に応じた印刷依頼の分散割合を計算する分
    散処理計算手段を備えていることを特徴とした請求項1
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 テスト情報を持ち、このテスト情報を前
    記各印刷装置へ転送して各印刷装置で印刷を実行させる
    ことで各印刷装置の印刷能力を実測し、その実測結果の
    情報から前記印刷能力データベースの印刷能力情報を更
    新する印刷能力実測/更新手段を備えていることを特徴
    とした請求項1、または2記載の情報処理装置。
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