JP2001350614A - 印刷システムおよびその印刷制御方法 - Google Patents

印刷システムおよびその印刷制御方法

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JP2001350614A JP2000168153A JP2000168153A JP2001350614A JP 2001350614 A JP2001350614 A JP 2001350614A JP 2000168153 A JP2000168153 A JP 2000168153A JP 2000168153 A JP2000168153 A JP 2000168153A JP 2001350614 A JP2001350614 A JP 2001350614A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正常な試し印刷の出力を無駄にすることな
く、且つ本番印刷にかかる時間を短縮することを可能に
する。 【解決手段】 サーバ装置2は、クライアント端末1
(a〜m)から指示された印刷装置3(a〜n)での試
し印刷実行後、当該クライアント端末1(a〜m)から
当該試し印刷に対応する本番印刷の指示を受付けた場
合、オペレータにより指定された本番印刷の出力部数か
ら上記試し印刷の出力部数を減算した出力部数の本番印
刷ジョブを作成し、該当する印刷装置3(a〜n)に割
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷指示からの印
刷指示を受け付け、該印刷指示に対応する印刷ジョブを
作成し、該作成した印刷ジョブを複数の印刷装置の中の
出力先に指定された印刷装置に対して割付ける印刷管理
装置を具備する印刷システムに関し、特に、正常な試し
印刷の出力を無駄にすることなく、且つ本番印刷にかか
る時間を短縮することを可能にした印刷システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近では、試し印刷機能なるものが採用
されてきている。
【0003】この試し印刷機能とは、例えば、プリンタ
で大量枚数の印刷を行う場合、予め先頭の1ページのみ
を試しに印刷してみて、オペレータにより印字品質を確
認してから、本番出力に入るようにするためのものであ
る。
【0004】このように、従来、この種の試し印刷機能
を採用した印刷システムにおいては、試し印刷を行った
後、オペレータにより印字品質の確認が行われる。そし
て、この確認により印字品質が正常であると判断され本
番印刷が指示されると、オペレータにより指定された印
刷数(部数或いは枚数)の印刷が行われるようになって
いる。
【0005】ところが、この従来システムでは、試し印
刷を確認した際、正常な出力が行われていた場合でも、
本番印刷を指示すると、試し印刷と同一の内容の出力が
含まれて印刷されてしまう。
【0006】このため、用紙を無駄に消費することにな
り、また、必然的に、本番印刷時には、試し印刷出力分
だけ時間を無駄に費やすことになる。
【0007】また、具体的に、この種の試し印刷機能に
関する技術として、例えぱ、以下のようなものがある。
【0008】まず、特開平11−212401号公報
(以下、「従来技術A」という。)の「印刷装置」があ
る。
【0009】しかし、この従来技術Aでは、試し印刷を
行って、オペレータがその試し印刷された出力の確認を
行って、本番出力するしないの応答指示するまでは、他
の印刷処理を実行できないため、プリンタの使用効率が
低い。また、この従来技術Aでは、複数部数の指示かな
されたときは、常に試し印刷が行われてしまい、高性能
プリンタ1台だけでの出力のように試し印刷が必要ない
場面では、プリンタの使用効率か低く、また上記複数部
の指示時に、試し印刷が行われないようにするには、オ
ペレータの操作か必要となり、運用コストがかさむ。
【0010】また、特開平11−154071号公報
(以下、「従来技術B」という。)の「プリンタ装置」
がある。
【0011】しかし、この従来技術Bでは、試し印刷が
終了するまでは、オペレータは本番印刷の指示を行えな
いため、オペレータは、試し印刷が終了するのを待って
いなければならない。
【0012】また、特開平11−38836号公報(以
下、「従来技術C」という。)の「複写装置」および特
開平6−266188号公報(以下、「従来技術D」と
いう。)の「画像形成装置」かある。
【0013】しかし、この従来技術CおよびDでは、い
ずれも、コピーに関するものであり、電子データの印刷
に関しては適用できない。
【0014】また、特開平10−187375号公報
(以下、「従来技術E」という。)の「印刷制御装置お
よび印刷制御装置のデータ処理方法およびコンビュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記録媒体」およ
び特開平7−299936号公報(以下、「従来技術
F」という。)の「ページプリンタ」かある。
【0015】しかし、この従来技術EおよびFでは、い
ずれも、出カデータの先頭の1ページのみを試し印刷す
るものであり、製本(例えば、パンチやステープル等の
後処理をするもの)などの指示が意図どうり出力された
かどうかを確認することはできない。
【0016】また、特開平8−310083号公報(以
下、「従来技術G」という。)の「画像形成装置におけ
る複数部印刷方法」がある。
【0017】しかし、この従来技術Gでは、印刷データ
処理中にエラーが起こった時のみオペレータに印刷出力
の確認を求める仕組みであるが、複数のプリンタで分散
して出カする場合には、各プリンタ間の印刷結果の品質
のばらつきを防げない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の印
刷システムにあっては、試し印刷を確認した際、正常な
出力が行われていた場合でも、本番印刷を指示すると、
試し印刷と同一の内容の出力が含まれて印刷されてしま
い、これにより、用紙を無駄に消費し、また、必然的
に、本番印刷時には、試し印刷出力分だけ時間を無駄に
費やしていた。
【0019】また、上記従来技術A〜Gにあっては、試
し印刷時のプリンタの使用効率が低く、且つ製本などの
後処理を含む複雑な印刷指定時には、意図どうり出力さ
れるかどうかを確認することができず、また、複数のプ
リンタで分散して出力する場合には、各プリンタ間の印
刷結果の品質のばらつきを防ぐことができなかった。
【0020】そこで、本発明は、正常な試し印刷の出力
を無駄にすることなく、且つ本番印刷にかかる時間を短
縮することを可能にした印刷システムを提供することを
目的とする。
【0021】また、本発明は、試し印刷時のプリンタの
使用効率を向上させ、且つ製本などの後処理を含む複雑
な印刷指定時でも確実に試し印刷により印刷指定を確認
することかでき、また、複数のプリンタで分散して出力
する場合でも各プリンタ間の印刷結果の品質のばらつき
を防ぐことを可能にした印刷システムを提供することを
目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、請求項1の発明は、印刷指示装置からの印刷指示
を受け付け、該印刷指示に対応する印刷ジョブを作成
し、該作成した印刷ジョブを複数の印刷装置の中の出力
先に指定された印刷装置に対して割付ける印刷管理装置
を具備する印刷システムにおいて、前記印刷管理装置
は、前記出力先に指定された印刷装置に対して試し印刷
ジョブを割付ける試し印刷ジョブ割付け手段と、前記試
し印刷ジョブに基づく試し印刷において正常な試し印刷
ができた場合は、該試し印刷の印刷数を減算した本番印
刷ジョブを作成して該当印刷装置に割り付ける本番印刷
ジョブ割付け手段とを具備することを特徴とする。
【0023】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記印刷管理装置は、前記試し印刷ジョブの
完了後或いは前記試し印刷ジョブのキャンセル指示があ
った場合、当該印刷装置に対して他の印刷可能な印刷ジ
ョブがあるかどうかを判定する判定手段と、該判定手段
により他の印刷可能な印刷ジョブがあると判定された場
合、当該他の印刷ジョブを該当する印刷装置に割付ける
他の印刷ジョブ割付け手段とを更に具備することを特徴
とする。
【0024】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記印刷管理装置は、前記試し印刷ジョブの
完了後或いは前記試し印刷ジョブのキャンセル指示後、
前記出力先の印刷装置の変更指示があった場合、当該変
更対象先となる印刷装置に対して、所定の印刷数の試し
印刷ジョブを割付ける再試し印刷ジョブ割付け手段を更
に具備することを特徴とする。
【0025】また、請求項4の発明は、前記印刷数は、
部数単位或いは枚数単位であることを特徴とする。
【0026】また、請求項5の発明は、印刷指示装置か
らの印刷指示を受け付け、該印刷指示に対応する印刷ジ
ョブを作成し、該作成した印刷ジョブを複数の印刷装置
の中の出力先に指定された印刷装置に対して割付ける印
刷管理装置を具備する印刷システムの印刷制御方法にお
いて、前記印刷管理装置は、前記出力先に指定された印
刷装置に対して試し印刷ジョブを割付け、前記試し印刷
ジョブに基づく試し印刷において正常な試し印刷ができ
た場合は、該試し印刷の印刷数を減算した本番印刷ジョ
ブを作成して該当印刷装置に割り付けることを特徴とす
る。
【0027】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
において、前記印刷管理装置は、前記試し印刷ジョブの
完了後或いは前記試し印刷ジョブのキャンセル指示があ
った場合、当該印刷装置に対して他の印刷可能な印刷ジ
ョブがあるかどうかを判定し、該判定手段により他の印
刷可能な印刷ジョブがあると判定された場合、当該他の
印刷ジョブを該当する印刷装置に割付けることを特徴と
する。
【0028】また、請求項7の発明は、請求項5の発明
において、前記印刷管理装置は、前記試し印刷ジョブの
完了後或いは前記試し印刷ジョブのキャンセル指示後、
前記出力先の印刷装置の変更指示があった場合、当該変
更対象先となる印刷装置に対して、所定の印刷数の試し
印刷ジョブを割付けることを特徴とする。
【0029】また、請求項8の発明は、請求項5の発明
において、前記印刷数は、部数単位或いは枚数単位であ
ることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施の形態
を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1は、本発明に係る印刷システム100
の全体構成を示す図である。
【0032】図1に示すように、この印刷システム10
0では、複数のクライアント端末1a〜1m(m:任意
の整数)と、サーバ装置2と、複数のプリンタ装置3a
〜3n(n:任意の整数)とを備えて構成される。な
お、各装置間は、通信回線で接続され、例えば、LAN
回線などで接続される。
【0033】ここで、クライアント端末(1a〜1m)
は、オペレータの指示により後述するサーバ装置2へ印
刷要求のアクセスを行う。
【0034】そして、このクライアント端末1a〜1m
は、試し印刷開始指示部11と、印刷中止指示部12
と、本番ジョブ開始指示部13とを具備して構成され
る。
【0035】ここで、試し印刷開始指示部11は、オペ
レータの試し印刷の指示を受け付けサーバ装置2へ試し
印刷を指示する。
【0036】印刷中止指示部12は、オペレータの印刷
中止の指示を受付けサーバ装置2へ印刷中止を指示す
る。
【0037】本番ジョブ開始指示部13は、オペレータ
の本番開始指示を受け付けるとともに、これと同時に、
印刷先プリンタの変更指示および印刷指示の変更を受付
けサーバ装置2に対して本番ジョブの開始或いは印刷先
プリンタの変更および印刷指示の変更の指示を行う。
【0038】また、上記試し印刷開始指示部11は、試
し印刷指示部111と、印刷設定指示部112と、試し
印刷先プリンタ設定部113とを具備して構成される。
【0039】ここで、試し印刷指示部111は、上記試
し印刷開始指示部11において、実際にサーバ装置2に
対して試し印刷指示を出力する。
【0040】また、印刷設定指示部112は、オペレー
タにより指示された各種印刷設定指示(両面、パンチ、
ステープルなど)を設定する。
【0041】また、試し印刷先プリンタ設定部113
は、オペレータにより指定された試し印刷を行うプリン
タを設定する。具体的には、ジョブ属性「試し印刷先プ
リンタ名」に指定されたプリンタ名を設定する。
【0042】また、本番ジョブ開始指示部13は、本番
開始指示部131と、プリンタ変更指示部132と、印
刷指示変更部133とを具備して構成される。
【0043】ここで、本番開始指示部131は、上記本
番印刷開始指示部13において実際にサーバ装置2に対
して本番開始指示を出力する。
【0044】また、プリンタ変更指示部132は、オペ
レータの本番開始指示と同時に指定されたプリンタの変
更をサーバ装置2に指示する。
【0045】また、印刷指示変更部133は、オペレー
タの本番開始指示と同時に指定された印刷指示(両面、
パンチ、ステープルなど)の変更をサーバ装置2に指示
する。
【0046】サーバ装置2は、上記クライアント端末
(1a〜1m)からの印刷要求を受け付け印刷処理を行
う。
【0047】そして、サーバ装置2は、ジョブ受付け部
20、ジョブ中止受け付け部21、ジョブ設定変更受け
付け部22、試し印刷指示検出部23、試し印刷ジョブ
生成部24、ジョブデータ操作部25、本番ジョブ生成
部26、本番ジョブ開始指示検出部27、ジョブスケジ
ューラ28、プリンタ制御部29とを具備して構成され
る。
【0048】ここで、ジョブ受付け部30は、上記クラ
イアント端末1からの印刷指示(ジョブ)を受け付け、
後述の試し印刷指示検出部23に出力する。
【0049】試し印刷指示検出部23は、入力した印刷
指示(ジョブ)から試し印刷指示を検出し、後述の試し
印刷ジョブ生成部24に出力する。
【0050】試し印刷ジョブ生成部24は、入力した試
し印刷指示に基づき試し印刷ジョブを生成し、後述のジ
ョブデータ操作部25に出カする。
【0051】ジョブ中止受付け部20は、上記クライア
ント端末1からの印刷(ジョブ)中止指示を受付け、後
述のジョブデータ操作部25のジョブデータベースに蓄
積管理されるジョブの中で中止指示対象となる印刷ジョ
ブを削除するよう指示する。
【0052】ジョブ設定変更受付け部22は、上記クラ
イアント端末1の本番ジョブ開始指示部13からの本番
開始あるいはこれと同時に印刷先プリンタの変更および
印刷指示の変更指示を受け付け、後述の本番ジョブ開始
指示検出部27に出力するとともに、後述のジョブデー
タ操作部25のジョブデータベースに蓄積管理されるジ
ョブの中で印刷先プリンタの変更および印刷指示の変更
の対象となる印刷ジョブの変更を指示する。
【0053】本番ジョブ開始指示検出部27は、入力し
た本番開始指示から本番印刷(ジョブ)開始指示を検出
し、後段の本番ジョブ生成部26に出力する。
【0054】本番ジョブ生成部26は、入力した本番開
始指示に基づき本番印刷ジョブを生成し、後述のジョブ
データ操作部25に出力する。
【0055】ジョブデータ操作部25は、ジョブデータ
ベースを有し、上記試し印刷ジョブ生成部24および本
番ジョブ生成部26で生成された印刷ジョブを上記ジョ
ブデータベースに蓄積管理する。
【0056】ジョブスケジューラ28は、上記ジョブデ
ータ操作部25のジョブデータベースに蓄積管理されて
いる各ジョブをキューなどを用いてスケジューリングす
る。
【0057】プリンタ制御部29は、上記ジョブスケジ
ューラ28でスケジューリングされたジョブを該当する
プリンタ(3a〜3n)ヘ割付ける。
【0058】なお、上記実施例では、印刷データは、ク
ライアント端未1からサーバ装置2に送られるようにな
っているが、本発明は、これに限定されることなく、例
えば、上記クライアント端末と同一の構成を備えたスキ
ャナ装置により読み込ませた印刷データを送るようにし
ても良いものとする。
【0059】次に、上記構成による本発明の動作につい
て説明する。
【0060】図2は、クライアント端末(1a〜1m)
の処理動作の手順を示すフローチャートであり、この場
合、オペレータによりクライアント端未1aから試し印
刷を含む印刷が指示された場合の動作手順を示してお
り、特に、この例では、オペレータが部数N(N:任意
の整数)部の本番印刷を指示する場合を示している。
【0061】図2に示すように、この処理を開始する場
合、クライアント端未1aでは、試し印刷開始指示部1
1が、まずオペレータにより試し印刷の指示か行われた
かどうかを判定する(ステップS201)。
【0062】この判定の結果、試し印刷の指示が行われ
たと判定した場合(ステップS201YES)、次い
で、クライアント端末1では、複数のプリンタ(3a〜
3n)を使っての出力指示が行われたかどうかを判定す
る(ステップS202)。
【0063】この判定の結果、複数のプリンタ(3a〜
3n)を使っての出力指示か行われたと判定した場合
(ステップS202YES)、クライアント端末1aで
は、試し印刷指示部111がジョブ属性「試し印刷」を
TRUE(試し印刷をすることを示す)に設定する(ス
テップS203)。
【0064】その後、クライアント端末1aでは、試し
印刷開始指示部11がオペレータにより印刷指示された
複数の出力先プリンタの全てで試し印刷するように指示
が行われているかどうかを判定する(ステップS20
4)。
【0065】この判定の結果、印刷指示された出力先プ
リンタの全てで試し印刷するように指示が行われていな
いと判定した場合(ステップS204NO)、次いで、
クライアント端末1aでは、試し印刷開始指示部11が
オペレータにより試し印刷を行うプリンタ名を指定する
指示が行われているかどうかを判定する(ステップS2
05)。
【0066】この判定の結果、試し印刷を行うプリンタ
名を指定する指示が行われていると判定された場合(ス
テップS205YES)、クライアント端末1aでは、
試し印刷先プリンタ設定部113が指定されたプリンタ
名をジョブ属性「試し印刷プリンタ名」に設定する(ス
テップS206)。
【0067】その後、クライアント端未1aでは、サー
バ装置2に対して部数N部の印刷ジョブをサブミットす
る(ステップS207)。
【0068】なお、それ以降、クライアント端末1aの
処理は、(A)に移行する。
【0069】また、一方、上記ステップS202の判定
の結果、複数のプリンタ(3a〜3n)を使っての出力
指示が行われていないと判定した場合(ステップS20
2N0)、クライアント端未1aでは、試し印刷指示部
111がジョブ属性「試し印刷」をTRUE(試し印刷
をすることを示す)に設定し、その後、サーバ装置2に
対して部数N部の印刷ジョブをサブミットする(ステッ
プS208)。
【0070】なお、それ以降、クライアント端末1aの
処理は、(A)に移行する。
【0071】図3は、クライアント端末(1a〜1m)
の処理動作の手順を示すフローチャートであり、この場
合、上記図2のフローの(A)以降の処理を示し、具体
的には、オペレータにより試し印刷の出力確認が行われ
た後のクライアント端未1aの動作手順を示している。
【0072】図3に示すように、この処理を開始する場
合、クライアント端末1aでは、まずオペレータにより
試し印刷出力の確認により最後まで試し印刷を出力する
かどうかが判断され、それにより、印刷中止指示部12
がオペレータにより試し印刷の中止指示が行われたかど
うかを判定する(ステップS301)。
【0073】この判定の結果、試し印刷の中止指示が行
われたと判定された場合(ステップS301YES)、
クライアント端末1aでは、試し印刷ジョブの中止をサ
ーバ装置2に指示する(ステップS302)。
【0074】その後、オペレータにより試し印刷の印字
指定(例えば、両面印刷、パンチ処理、ステープル処理
など)が正常に行われているかどうかが判断され、それ
により、クライアント端末1aでは、印刷指示変更部1
33がオペレータにより印字指定の変更が指示されたか
どうかを判定する(ステップS303)。
【0075】この判定の結果、印字指定の変更が指示さ
れていないと判定した場合(ステップS303NO)、
次いで、オペレータによりプリンタの変更が指示された
かどうかを判定する(ステップS304)。
【0076】この判定の結果、オペレータによりプリン
タの変更が指示されなかったと判定した場合(ステップ
S304NO)、次いで、オペレータにより試し印刷の
印字品質が良好であるかどうかが判断され、それによ
り、クライアント端未1aでは、本番印刷開始指示部1
3がオペレータにより本番印刷の指示か行われたかどう
かを判定する(ステップS305)。
【0077】この判定の結果、本番印刷開始指示が行わ
れていないと判定した場合(ステップS305NO)、
次いで、プリンタ変更指示部132がオペレータにより
印字品質に問題のあるプリンタの代替が指定されたかど
うかを判定する(ステップS306)。
【0078】この判定の結果、印字品質に問題のあるプ
リンタの代替か指定されたと判定した場合(ステップS
306YES)、クライアント端末1aでは、プリンタ
変更指示部132がサーバ装置2に対して印字品質に間
題のあるプリンタ名をジョブ属性「試し印刷先プリンタ
名」から削除するよう指示し(ステップS307)、新
たに出力先として代替指定されたプリンタ名をジョブ属
性「試し印刷先プリンタ名」に設定するよう指示する
(ステップS308)。
【0079】その後、クライアント端末1aでは、試し
印刷開始指示部11がサーバ装置2に対して上記変更さ
れた出力先プリンタでの試し印刷を指示し(ステップS
309)、それ以降、(A)に戻って以下同様の処理を
行う。
【0080】一方、上記ステップS303の判定の結
果、印字指定(両面印刷、パンチ処理、ステープル処理
など)の変更が指示されたと判定した場合(ステップS
303YES)、クライアント端末1aでは、印刷指示
変更部133がサーバ装置2に対して該指示に応じてジ
ョブ属性(印字指定部分)を変更するよう指示するとと
もに、試し印刷開始指示部11が再度試し印刷を実行す
るように指示し(ステップS310)、それ以降、
(A)に戻って以下同様の処理を行う。
【0081】また、他方、上記ステップS304の判定
の結果、オペレータによりプリンタの変更が指示された
と判定された場合(ステップS304YES)、サーバ
装置2に対してプリンタを変更するよう指示し、その
後、試し印刷を指示する(ステップS311)。なお、
この場合は、印字指定がプリンタに対して適切ではなか
った場合である。
【0082】また、他方、上記ステップS305の判定
の結果、オペレータにより本番印刷開始指示が行われた
と判定された場合(ステップS305YES)、クライ
アント端末1aでは、本番印刷開始指示部13がサーバ
装置2に対して本番印刷を指示し(ステップS31
2)、クライアント端未1aは、この処理を終了する。
【0083】また、他方、上記ステップS306の判定
の結果、オペレータにより印字品質に間題のあるプリン
タの代替が指定されなかったと判定した場合(ステップ
S306NO)、クライアント端末1aでは、プリンタ
変更指示部132が印字品質に問題のあるプリンタをジ
ョブの出力先から削除するようサーバ装置2に対して指
示する(ステップS313)。
【0084】その後、クライアント端末1aでは、印刷
指示変更部133がオペレータによりプリンタ毎の印刷
部数の変更指示、例えば、削除したプリンタでの出力部
数を他のプリンタに割り振るような指示、が行われたか
どうかを判定する(ステップS314)。
【0085】この判定の結果、オペレータによりプリン
タ毎の印刷部数の変更指示か行われた、例えば、削除し
たプリンタでの出力部数を他のプリンタに割り振るよう
な指示が行われたと判定した場合(ステップS314Y
ES)、クライアント端未1aでは、印刷指示変更部1
33がサーバ装置2に対してプリンタ毎のジョブ属性
(印刷部数の部分)を変更するように指示する(ステッ
プS315)。
【0086】その後、クライアント端末1aでは、本番
印刷開始指示部13がオペレータにより本番印刷の開始
指示か行われたかどうかを判定する(ステップS31
6)。
【0087】この判定の結果、本番印刷の開始指示が行
われたと判定した場合(ステップS316YES)、本
番印刷開始指示部13がサーバ装置2に対して本番印刷
の開始を指示し(ステップS317)、クライアント端
末1aは、この処理を終了する。
【0088】この構成によると、クライアント端末は、
サーバ装置に対して試し印刷を指示した後に、オペレー
タの指示によりプリンタを変更して再び試し印刷を指示
する構成を有しているので、試し印刷を行った後に、何
度でもプリンタを変更して再び試し印刷を行うことか可
能となる。
【0089】また、この構成によると、クライアント端
未は、試し印刷中でもオペレータから本番印刷の指示を
受け付け、サーバ装置に対して本番印刷を指示する構成
を有しているので、オペレータにとっては試し印刷が行
なわれている時点でも、本番出力の開始を指示すること
ができるので試し印刷の終了を待つ必要が無くなるとと
もに、プリンタの使用効率を向上させることか可能とな
る。
【0090】また、この構成によると、複数のプリンタ
で分散して出力する場合、印字品質に問題あるプリンタ
を除外して他の正常な印字品質のプリンタに上記除外さ
れたプリンタでの出力部数を割り振ることかでき、これ
により、各プリンタ間の印刷結果のばらつきを未然に防
止することが可能となる。
【0091】図4は、サーバ装置2の処理動作の手順を
示すフローチャートであり、この場合、クライアント端
末1aからの印刷(ジョブ)指示を受付けた場合の動作
手順を示している。
【0092】図4に示すように、この処理を開始する場
合、まず、サーバ装置2では、ジョブ受付け部20が、
クライアント端未1aから印刷(ジョブ)指示を受付け
たかどうかを判定する(ステップS401)。
【0093】この判定の結果、印刷(ジョブ)指示を受
付けたと判定した場合(ステップS401YES)、次
いで、サーバ装置2では、試し印刷指示検出部23が、
受付けた印刷(ジョブ)指示のジョブ属性「試し印刷」
がTRUE(試し印刷をする旨を示す)に設定されてい
るかどうかを判定する(ステップS402)。
【0094】この判定の結果、受付けた印刷(ジョブ)
指示のジョブ属性「試し印刷」がTRUEに設定されて
いると判定された場合(ステップS402YES)、次
いで、サーバ装置2では、試し印刷指示検出部23がジ
ョブ属性「試し印刷プリン夕名」が設定されているかど
うかを判定する(ステップS403)。
【0095】この判定の結果、ジョブ属性「試し印刷プ
リンタ名」に試し印刷プリンタ名が設定されていると判
定された場合(ステップS403YES)、次いで、サ
ーバ装置2では、試し印刷ジョブ生成部24がジョブ属
性「試し印刷プリンタ名」に設定されている各プリンタ
に対して部数1部の試し印刷ジョブを作成する(ステッ
プS404)。
【0096】その後、サーバ装置2では、上記作成した
試し印刷ジョブをジョブデータ操作部25とジョブスケ
ジューラ28が管理するとともに、プリンタ制御部29
が該当するプリンタに割付けて試し印刷を実行させる
(ステップS405)。
【0097】また、サーバ装置2では、ジョブ設定変更
受付け部22が上記試し印刷ジョブの実行中にクライア
ント端未1aから本番印刷の開始指示が有るかどうかを
監視する(ステップS406)。
【0098】この監視の結果、本番印刷の開始指示が無
いと判定した場合(ステップS406NO)、次いで、
サーバ装置2では、ジョブ中止受付け部21がクライア
ント端末1から試し印刷ジョブのキャンセル指示が有る
かどうかを監視する(ステップS407)。
【0099】この監視の結果、試し印刷ジョブのキャン
セル指示が無いと判定した場合(ステップS407N
O)、次いで、サーバ装置2では、試し印刷ジョブが完
了したかどうかを判定する(ステップS408)。
【0100】この判定の結果、試し印刷ジョブが完了し
たと判定した場合(ステップS408YES)、それ以
降、サーバ装置2の処理は、(B)に移行する。
【0101】また、一方、上記ステップS402の判定
の結果、受付けた印刷(ジョブ)指示のジョブ属性「試
し印刷」がTRUEに設定されていない、すなわち、試
し印刷しないと判定された場合(ステップS402N
O)、サーバ装置2は、通常の印字処理を行い(ステッ
プS409)、この処理を終了する。
【0102】また、上記ステップS403の判定の結
果、ジョブ属性「試し印刷先プリンタ名」に試し印刷プ
リンタ名が設定されていないと判定した場合(ステップ
S403NO)、次いで、サーバ装置2では、試し印刷
ジョブ生成部24が印刷出力先として指定された1つ或
いは複数全てのプリンタに対して、それぞれ部数1部の
試し印刷ジョブを作成し(ステップS410)、それ以
降、上述のステップS405に移行して以下同様の処理
を行う。
【0103】また、他方、上記ステップS406の判定
の結果、試し印刷実行中に本番印刷の開始指示が有った
と判定した場合(ステップS406YES)、次いで、
サーバ装置2では、ジョブ設定変更受付け部22がクラ
イアント端末1からジョブ属性[例えば、印刷指示(両
面、パンチ、ステープルなど)]の変更指示が有るかど
うかを判定する(ステップS411)。
【0104】この判定の結果、ジョブ属性の変更指示が
無いと判定した場合(ステップS411NO)、サーバ
装置2では、ジョブ属性に従って各プリンタに対して、
所定の部数、例えばオペレータにより指定された各プリ
ンタ毎の本番印刷部数から上記ステップS404または
ステップS410の試し印刷ジョブの部数を減算した部
数の本番印刷ジョブを作成する(ステップS412)。
【0105】その後、サーバ装置2では、上記作成した
本番印刷ジョブをジョブデータ操作部25とジョブスケ
ジューラ28が管理し、プリンタ制御部29が該当する
プリンタに割付け本番印刷を実行させる(ステップS4
13)。そして、この処理をする。
【0106】なお、上記ステップS411の判定の結
果、ジョブ属性の変更指示が有ったと判定した場合(ス
テップS411YES)、サーバ装置2では、ジョブ設
定変更受付け部22が該指示に基づき該当する印刷ジョ
ブのジョブ属性を変更し(ステップS414)、それ以
降、上述のステップS412の処理に移行して以下同様
の処理を行う。
【0107】また、他方、上記ステップS408の判定
の結果、全ての試し印刷ジョブが完了していないと判定
した場合は(ステップS408NO)、上述のステップ
S406の処理に戻って以下同様の処理を行う。
【0108】この構成によると、サーバ装置は、試し印
刷実行中でも本番印刷を受付け、本番印刷ジョブを実行
するための構成を有しているので、オペレータは、試し
印刷か行なわれている時点でも、本番出力の開始を指示
することかできるので、試し印刷の終了を待つ必要が無
くなるとともに、プリンタの使用効率を向上させること
が可能となる。
【0109】また、この構成によると、サーバ装置は、
出力先に指定された印刷装置毎に部数1部の試し印刷ジ
ョブを作成して該当する印刷装置に割付けているので、
従来の1枚単位の試し印刷とは異なり、オペレータは複
雑な印刷指定(製本など)が正しいことを容易に確認す
ることが可能となる。
【0110】図5は、サーバ装置2の処理動作の手順を
示すフローチャートであり、この場合、上記図4のフロ
ーの(B)以降の処理を示し、具体的には、全ての試し
印刷ジョブの実行が終了した時点、或いはクライアント
端末1aから試し印刷ジョブのキャンセル指示が有った
場合の動作手順を示している。
【0111】図5に示すように、この処理を開始する場
合、サーバ装置2では、上述の試し印刷を含む印刷ジョ
ブ以外に、他の出力可能な印刷ジョブが自装置内に存在
するかどうかを判定する(ステップS501)。
【0112】この判定の結果、他の出カ可能な印刷ジョ
ブか存在すると判定した場合(ステップS501YE
S)、次いで、サーバ装置2では、プリンタ制御部29
がその実行可能な印刷ジョブを該当するプリンタに割付
け印刷を実行させる(ステップS502)。
【0113】その後、サーバ装置2では、クライアント
端未1aから、試し印刷ジョブに関連する操作指示有る
かどうかを監視する(ステップS503)。
【0114】この監視の結果、試し印刷ジョブに関連す
る操作指示が有ったと判定した場合(ステップS503
YES)、サーバ装置2では、ジョブ属性(例えば、
「試し印刷先プリンタ名」)の変更指示が有ったかどう
かを判定する(ステップS504)。
【0115】この判定の結果、ジョブ属性の変更指示が
有ったと判定した場合(ステップS504YES)、サ
ーバ装置2では、該指示に基づきジョブ属性の変更を行
う(ステップS505)。
【0116】その後、サーバ装置2では、試し印刷指示
検出部23がクライアント端未1から、再度、試し印刷
の指示が有るかどうかを監視する(ステップS50
6)。
【0117】この監視の結果、再度、試し印刷の指示が
無いと判定した場合(ステップS506NO)、次い
で、サーバ装置2では、本番ジョブ開始指示検出部27
がクライアント端末1から本番印刷の指示が有るかどう
かを監視する(ステップS507)。
【0118】この監視の結果、本番印刷の指示か有った
と判定した場合(ステップS507YES)、次いで、
サーバ装置2では、ジョブ属性に従って各プリンタに対
して、所定の部数、例えばオペレータにより指定された
各プリンタ毎の本番印刷部数から上記ステップS404
またはステップS410の試し印刷ジョブの部数を減算
した部数の本番印刷ジョブを作成する(ステップS50
8)。
【0119】その後、サーバ装置2では、上記作成した
本番印刷ジョブをジョブデータ操作部25とジョブデー
タ28が管理するとともに、プリンタ制御部29が該当
するプリンタに割付け本番印刷を実行させ(ステップS
509)、この処理を終了する。
【0120】また、一方、上記ステップS503の判定
の結果、試し印刷ジョブに関連する操作指示が無かった
と判定した場合(ステップS503NO)、また上記ス
テップS507の判定の結果、本番印刷の指示が無かっ
たと判定した場合(ステップS507NO)は、上記ス
テップS501の処理に戻って、以下同様の処理を行
う。
【0121】また、他方、上記ステップS506の判定
の結果、クライアント端末1aから、再度、試し印刷の
指示が有ったと判定した場合(ステップS506YE
S)、サーバ装置2では、試し印刷を繰り返し行うため
上記図4に示した(Z)に移行して以下同様の処理を行
う。
【0122】このような構成によると、サーバ装置は、
試し印刷に関連する本番印刷の指示があるまでの間に、
他の出力可能な印刷ジョブが自装置内に存在するなら
ば、該印刷ジョブを実行する構成を有しているので、オ
ペレータが試し印刷出力を確認している間(本番印刷指
示する前)でも、出力可能な印刷ジョブをプリンタに割
り振って他の印刷処理を行うことができ、これにより、
プリンタの使用効率を向上させることが可能となる。
【0123】なお、上記実施例の構成によると、文書デ
ータは、オペレータによりクライアント端末から試し印
刷を含む印刷が指示されたときに一度だけサーバに転送
されるので、従来のように試し印刷を指示する都度、文
書データを送るものに比べ、短時間で処理を行なうこと
ができる。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印刷シス
テムによれば、印刷管理装置は、出力先に指定された印
刷装置に対して試し印刷ジョブを割付け、試し印刷ジョ
ブに基づく試し印刷において正常な試し印刷ができた場
合は、該試し印刷の印刷数を減算した本番印刷ジョブを
作成して該当印刷装置に割り付けようにしたため、正常
な試し印刷の出力を無駄にすることなく、且つ本番印刷
にかかる時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システムの全体構成を示す
図。
【図2】クライアント端末の処理動作の手順を示すフロ
ーチャート。
【図3】クライアント端末の処理動作の手順を示すフロ
ーチャート。
【図4】サーバ装置の処理動作の手順を示すフローチャ
ート。
【図5】サーバ装置の処理動作の手順を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
100…印刷システム、1…クライアント端末、11…
試し印刷開始指示部、111…試し印刷指示部、112
…印刷設定指示部、113…試し印刷先プリンタ設定
部、12…印刷中止指示部、13…本番印刷開始指示
部、131…本番開始指示部、132…プリンタ変更指
示部、133…印刷指示変更部、2…サーバ装置、20
…ジョブ受付け部、21…ジョブ中止受付け部、22…
ジョブ設定変更受付け部、23…試し印刷指示検出部、
24…試し印刷ジョブ生成部、25…ジョブデータ操作
部、26…本番ジョブ生成部、27…本番ジョブ開始指
示検出部、28…ジョブスケジューラ、29…プリンタ
制御部、3a〜3n…プリンタ(A〜N)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷指示装置からの印刷指示を受け付
    け、該印刷指示に対応する印刷ジョブを作成し、該作成
    した印刷ジョブを複数の印刷装置の中の出力先に指定さ
    れた印刷装置に対して割付ける印刷管理装置を具備する
    印刷システムにおいて、 前記印刷管理装置は、 前記出力先に指定された印刷装置に対して試し印刷ジョ
    ブを割付ける試し印刷ジョブ割付け手段と、 前記試し印刷ジョブに基づく試し印刷において正常な試
    し印刷ができた場合は、該試し印刷の印刷数を減算した
    本番印刷ジョブを作成して該当印刷装置に割り付ける本
    番印刷ジョブ割付け手段とを具備することを特徴とする
    印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記印刷管理装置は、 前記試し印刷ジョブの完了後或いは前記試し印刷ジョブ
    のキャンセル指示があった場合、当該印刷装置に対して
    他の印刷可能な印刷ジョブがあるかどうかを判定する判
    定手段と、 該判定手段により他の印刷可能な印刷ジョブがあると判
    定された場合、当該他の印刷ジョブを該当する印刷装置
    に割付ける他の印刷ジョブ割付け手段とを更に具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記印刷管理装置は、 前記試し印刷ジョブの完了後或いは前記試し印刷ジョブ
    のキャンセル指示後、前記出力先の印刷装置の変更指示
    があった場合、当該変更対象先となる印刷装置に対し
    て、所定の印刷数の試し印刷ジョブを割付ける再試し印
    刷ジョブ割付け手段を更に具備することを特徴とする請
    求項1記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記印刷数は、 部数単位或いは枚数単位であることを特徴とする請求項
    1乃至3記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 印刷指示装置からの印刷指示を受け付
    け、該印刷指示に対応する印刷ジョブを作成し、該作成
    した印刷ジョブを複数の印刷装置の中の出力先に指定さ
    れた印刷装置に対して割付ける印刷管理装置を具備する
    印刷システムの印刷制御方法において、 前記印刷管理装置は、 前記出力先に指定された印刷装置に対して試し印刷ジョ
    ブを割付け、 前記試し印刷ジョブに基づく試し印刷において正常な試
    し印刷ができた場合は、該試し印刷の印刷数を減算した
    本番印刷ジョブを作成して該当印刷装置に割り付けるこ
    とを特徴とする印刷システムの印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 前記印刷管理装置は、 前記試し印刷ジョブの完了後或いは前記試し印刷ジョブ
    のキャンセル指示があった場合、当該印刷装置に対して
    他の印刷可能な印刷ジョブがあるかどうかを判定し、 該判定手段により他の印刷可能な印刷ジョブがあると判
    定された場合、当該他の印刷ジョブを該当する印刷装置
    に割付けることを特徴とする請求項5記載の印刷システ
    ムの印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 前記印刷管理装置は、 前記試し印刷ジョブの完了後或いは前記試し印刷ジョブ
    のキャンセル指示後、前記出力先の印刷装置の変更指示
    があった場合、当該変更対象先となる印刷装置に対し
    て、所定の印刷数の試し印刷ジョブを割付けることを特
    徴とする請求項5記載の印刷システムの印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 前記印刷数は、 部数単位或いは枚数単位であることを特徴とする請求項
    5乃至6記載の印刷システムの印刷制御方法。
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