JPH0934427A - 動画のキャプチャリング方法 - Google Patents

動画のキャプチャリング方法

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JPH0934427A
JPH0934427A JP7207671A JP20767195A JPH0934427A JP H0934427 A JPH0934427 A JP H0934427A JP 7207671 A JP7207671 A JP 7207671A JP 20767195 A JP20767195 A JP 20767195A JP H0934427 A JPH0934427 A JP H0934427A
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Kesatoshi Takeuchi
啓佐敏 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画の複数フィールド分の映像を、従来に比
べて欠落が少ない状態でキャプチャリングする。 【解決手段】 映像メモリ内を複数のフィールド領域に
分割し、複数のフィールド領域の1つを所定の順番に従
って選択して、選択されたフィールド領域に動画映像信
号を書き込む。この際、フィールド領域の選択は垂直ブ
ランキング期間に更新される。この結果、複数のフィー
ルド領域のそれぞれに動画映像信号が1フィールド分ず
つ格納される。映像メモリに格納された複数フィールド
分の映像は、表示デバイスに一度に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータシ
ステムの映像メモリに複数フィールド分の動画映像信号
を取り込む方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高速なCPUを用いた近年のパーソナル
コンピュータでは、動画を表示したり、動画映像信号を
取得(キャプチャリング)したりすることが可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CPUによっ
て動画のキャプチャリングを行なう場合には、1秒間に
取得できるフィールド数がかなり低い値に限定されてし
まう場合がある。例えば、30フレーム/秒の元の動画
から、1秒間に数フレーム程度しかキャプチャできない
ことも多い。すなわち、従来は、キャプチャリング時に
おいてフレームの欠落が発生易いという問題があった。
【0004】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、動画の複数フィ
ールド分の映像を、従来に比べて欠落が少ない状態でキ
ャプチャリングすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
は、映像メモリに複数フィールド分の動画映像信号を取
り込む方法であって、(a)映像メモリ内を複数のフィ
ールド領域に分割する工程と、(b)動画映像信号の垂
直ブランキング期間において、動画映像信号の1フィー
ルド分を書込む領域を前記複数のフィールド領域から所
定の順番に従って選択する工程と、(c)前記動画映像
信号を選択されたフィールド領域に書込む工程と、
(d)前記工程(b)および(c)を繰返すことによっ
て、前記複数のフィールド領域のそれぞれに前記動画映
像信号を1フィールド分ずつ格納する工程と、を備え
る。
【0006】第1の発明では、映像メモリ内の複数のフ
ィールド領域を所定の順番で1つずつ選択しながら、選
択されたフィールド領域に動画映像信号を1フィールド
分ずつ書き込む。従って、複数のフィールド領域に複数
フィールド分の映像を格納することができる。また、動
画映像信号の垂直ブランキング期間において書込みのた
めのフィールド領域の選択を変更するので、フィールド
の欠落が無い状態で複数フィールド分の連続した映像を
格納できる。
【0007】第2の発明は、映像メモリに複数フィール
ド分の動画映像信号を取り込む方法であって、映像メモ
リ内を複数のフィールド領域に分割し、前記複数のフィ
ールド領域の1つを所定の順番に従って選択し、選択さ
れたフィールド領域に動画映像信号を書き込むことによ
って、前記複数のフィールド領域のそれぞれに前記動画
映像信号を1フィールド分ずつ格納することを特徴とす
る。
【0008】第2の発明においても、複数のフィールド
領域に複数フィールド分の映像を格納することができ
る。また、フィールド領域の選択を変更するのは短時間
で済むので、フィールドの欠落が従来に比べて少ない状
態で複数フィールド分の映像を格納できる。
【0009】
【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。第1の態様では、第1または第2の発明
においてさらに、前記映像メモリに格納された複数フィ
ールド分の映像を表示デバイスに同時に表示する工程、
を含む。
【0010】第1の態様によれば、獲得した複数フィー
ルド分の映像を、画面上で一度に確認できる。
【0011】第2の態様では、第1または第2の発明に
おいてさらに、前記映像メモリに格納された複数フィー
ルド分の映像を、格納された順番に1つずつ連続して表
示デバイスに表示する工程、を含む。
【0012】第2の態様によれば、獲得した複数フィー
ルド分の映像で構成される動画を画面上で再現すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
A.装置の全体構成:次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図1は、この発明の一実施例を適
用するコンピュータシステムの構成を示すブロック図で
ある。このコンピュータシステムは、バス610に、C
PU620と、メインメモリ630と、周辺コントロー
ラ640と、複合I/0ポート650と、ネットワーク
インタフェイス656と、ビデオコントローラ660
と、第1のビデオRAM(VRAM)670と、映像転
送コントローラ680と、映像処理回路800とが接続
されている。映像処理回路800は、その内部に第2の
ビデオRAM310を有している。なお、第1のVRA
M670は、カラーCRT701の表示領域と1対1に
対応するメモリ領域を有している。
【0014】周辺コントローラ640にはキーボード6
42とマウス644とが接続されている。また、複合I
/Oポート650にはフロッピディスク装置652とハ
ードディスク装置654とが接続されている。
【0015】ビデオコントローラ660には、表示デバ
イスとしてのカラーCRT701(またはカラー液晶デ
ィスプレイ)が接続されている。ビデオコントローラ6
60は、第1のVRAM670に静止画の映像データを
書き込むとともに、第1のVRAM670から映像信号
を読み出して映像処理回路800に供給する機能を有す
る。ビデオコントローラ660は、さらに、同期信号S
YNC(垂直同期信号VSPCと水平同期信号HSP
C)を生成して、カラーCRT701と映像処理回路8
00に供給する機能を有している。
【0016】映像転送コントローラ680には、動画映
像データ供給装置としてのCD−ROM装置682が接
続されている。映像転送コントローラ680は、CD−
ROM装置682から与えられた動画映像データを、バ
ス610を介して第2のVRAM310に転送するプロ
セッサとしての機能を有している。
【0017】映像処理回路800は、動画映像信号と、
ビデオコントローラ660から与えられた静止画映像信
号とを合成するとともに、合成後の映像を表わす映像信
号をカラーCRT701に供給する機能を有する。ま
た、映像処理回路800は、合成後の映像信号をスケー
リングすることによって、映像を拡大・縮小する機能を
有する。
【0018】B.映像処理回路800の内部構成:図2
は、映像処理回路800の内部構成を示すブロック図で
ある。なお、この映像処理回路800の構成は、本出願
人により開示された特開平2−298176号公報の第
4図に記載されているものと同一である。
【0019】この映像処理回路800は、音声信号を取
り扱う音声部ACUと、テレビ信号などアナログ映像信
号を取り扱うアナログ部ANUと、映像メモリ部IMU
と、映像メモリ部IMUへの映像データの書き込みを制
御する書込制御部WCUと、映像メモリ部IMUに記憶
された映像データを外部に読出す読出制御部RCUと、
映像を再生する映像再生部IRUとを有している。
【0020】音声部ACUは、音声入力端子101と、
音声信号選択回路110と、音量制御回路120と、音
声出力端子102とを有している。音声入力端子101
には、ビデオプレーヤ等の動画信号供給装置から与えら
れた音声信号ASEXが入力される。音声信号選択回路
110は、この音声信号ASEXと、アナログ部ANU
のテレビチューナ710から入力される音声信号AST
Vの一方を選択して出力する。なお、テレビチューナ7
10における選局はCPU620から指示される。選択
された音声信号は、音量制御回路120によって音量が
調節され、音声出力端子102から出力される。音声出
力端子102から出力される音声信号ASMONは、カ
ラーCRT701の音声入力端子またはスピーカに与え
られる。
【0021】アナログ部ANUは、テレビチューナ71
0と、テレビアンテナ711と、映像入力端子103
と、映像信号選択回路130と、映像信号デコーダ14
0と、AD変換器210と、デジタイズ制御回路220
とを有している。映像入力端子103には、動画信号供
給装置から与えられた映像信号VSEXが入力される。
映像信号選択回路130は、この映像信号VSEXと、
CPU620により選局指示されたテレビチューナ71
0から与えられる映像信号VSTVとの一方を選択して
出力する。選択された映像信号は、映像信号デコーダ1
40によって映像信号LSTVと同期信号SSTVとに
分離される。この映像信号LSTVは、RGBの3原色
の色信号である。AD変換器210は、アナログ信号で
ある映像信号LSTVをデジタル信号に変換し、書込制
御部WCUに供給する。デジタイズ制御回路220は、
同期信号SSTVに基づいてAD変換器210を制御し
ており、また、書込制御部WCUを経由してVRAM3
10を制御している。
【0022】書込制御部WCUは、映像データ選択回路
320と、映像メモリ制御信号選択回路330と、書込
制御回路340とを有している。映像データ選択回路3
20は、書込制御回路340から出力される書込選択信
号CCに応じて、映像信号LSTVを入力とするAD変
換器210の出力と、CPU620によって外部記憶装
置などの外部装置から読出された映像信号LSWPCと
の一方を選択して出力する。映像メモリ制御信号選択回
路330は、書込選択信号CCに応じて、デジタイズ制
御回路220が出力する映像メモリ制御信号WETV
と、書込制御回路340が出力する映像メモリ制御信号
WEPCとの一方を選択して出力する。書込制御回路3
40は、CPU620または映像転送コントローラ68
0から供給された映像信号LSWPCを映像メモリ部I
MUに書き込む動作を制御する。
【0023】読出制御部RCUは、読出制御回路350
と、先入れ先出しメモリ(FIFOメモリ)360と、
FIFO読出制御回路370とを有している。FIFO
読出制御回路370によって映像メモリ部IMUから読
出された映像信号LSFIFは、FIFOメモリ360
に記憶される。FIFOメモリ360に記憶された映像
信号LSFIFは、読出制御回路350によって外部に
読出される。読出制御部RCUは、映像メモリ部IMU
に記憶された映像データを、CPU620の命令に応じ
て外部装置に出力する際に使用される。
【0024】映像メモリ部IMUは、1つの書き込みポ
ートと2つの読出しポートを有する3ポートVRAM3
10を有している。3ポートVRAM310としては、
ソニー株式会社製のCXK1206または富士通株式会
社製のMB81C1501を使用することができる。3
ポートVRAM310の構成と機能については、本出願
人により開示された特開平2−298176号公報に記
載されているので、ここでは説明を省略する。なお、こ
のVRAM310は、特に3ポートに限ることはなく映
像データを記憶するメモリであればよい。
【0025】映像再生部IRUは、ビデオコントローラ
660から出力された映像信号LSPCと、VRAM3
10から出力された映像信号LSMEMとを合成して合
成映像信号LSMONを生成し、これをカラーCRT7
01に出力する機能を有する。
【0026】映像再生部IRU内の各信号はそれぞれ次
の内容を表わしている。 LSPC:ビデオコントローラ660から出力された映
像信号。 LSMEM:VRAM310から読出された映像信号。 LSDA:アナログ化された映像信号。 LSMON:カラーモニタ701に表示される映像を表
わす合成映像信号。
【0027】CNT:ビデオスイッチ510を切換える
切換信号。切換信号CNTがHレベルの場合には映像信
号LSDAが選択され、Lレベルの場合には映像信号L
SPCが選択される。
【0028】SENBL:スーパーインポーズの可否を
指定する第1の許可信号。第1の許可信号SENBL
は、オペレータがキーボード642またはマウス644
を用いてスーパーインポーズを行なうモードを指定する
とHレベルに切り換わり、スーパーインポーズを行なわ
ないモードを指定するとLレベルに切り換わる。 SSENBL:画面上におけるスーパーインポーズ領域
に相当するタイミングを示す第2の許可信号。第2の許
可信号SSENBLは、スパーインポーズ領域内でHレ
ベルとなり、スーパーインポーズ領域外ではLレベルと
なる。なお、スーパーインポーズ領域は、オペレータに
よってカラーモニタ701の画面上で指定される。 NENBL:多重スーパーインポーズの可否を示す第3
の許可信号。第3の許可信号NENBLは、映像信号L
SPCにスーパーインポーズされた映像信号LSDAの
一部に、さらに映像信号LSPCをスーパーインポーズ
するか否かを示す。
【0029】COMP:多重スーパースーパーインポー
ズの領域を示す信号。この比較信号COMPのレベル
は、映像信号LSPCを所定の基準電圧Vrと比較する
ことによって決定され、映像信号LSDAの一部に映像
信号LSPCをスーパーインポーズする領域ではHレベ
ルとなる。比較信号COMPは、次に述べる許可信号C
ENBLがHレベルの時には有効とされて、上記の第3
の許可信号NENBLとなる。 CENBL:多重スーパーインポーズの可否を指定する
許可信号。許可信号CENBLのレベルは、オペレータ
によって切換えられる。
【0030】映像再生部IRU内のDA変換器410
は、VRAM310から読みだされた映像信号LSME
Mをアナログ信号に変換してビデオスイッチ510に供
給する。ビデオスイッチ510は、ビデオコントローラ
660から出力された映像信号LSPCと、DA変換器
410から出力された映像信号LSDAの一方を選択し
て、合成映像信号LSMONとしてカラーCRT701
に供給する。ビデオスイッチ510の選択信号CNT
は、AND回路451の出力信号である。
【0031】スーパーインポーズ制御回路420は、映
像処理回路800内のVRAM310に記憶されている
映像信号を読み出すとともに、その映像信号で表わされ
る映像をスケーリングする機能を有している。
【0032】B.スーパーインポーズ制御回路420の
詳細構成と動作:図3は、スーパーインポーズ制御回路
420及びその周辺回路のブロック回路図である。又、
ここに示される3ポートVRAM310は、3つの入出
力ポートのうち読出ポートが使用される。ソニー社製C
XK1206のデータシート番号71215−STの第
27頁〜第31頁には、上記の読出ポートに係るタイミ
ングチャートが記載されている。使用するポートは上記
データシート第2頁のリードポート1である。
【0033】3ポートVRAM310では、メモリ駆動
クロック信号HDCKがポート1シフト信号端子CKR
1に、メモリ垂直/水平リセット信号MRSTがポート
1垂直クリア端子VCLR1に、水平方向リセット信号
HRSTがポート1水平クリア端子HCLR1に、垂直
オフセット信号VROFT又は垂直読出ラインクロック
信号VRLCKがポート1ラインインクリメント端子I
NC1に、ポート1出力イネーブルRE1(負論理)が
ポート1出力イネーブル端子RE1(負論理)にそれぞ
れ与えられる。又、アナログRGB信号LSMEM
(R,G,B中の1データがそれぞれ)がポート1デー
タ出力DO10〜DO13から読み出される。
【0034】上記各端子に対応するポート1シフト信号
CKR1,ポート1垂直クリアVCLR1、ポート1水
平クリア信号HCLR1、ポート1ラインインクリメン
ト信号INC1、ポート1出力イネーブルRE1(負論
理)により、読出制御されるアナログRGB信号LSM
EMは、R,G,B毎に例えば4ビットで、それぞれポ
ート1データ出力DO10〜DO13より出力される。
【0035】ビデオスイッチ510は切換信号入力端子
CNTに入力される切換信号VSELにより、A端子又
はB端子の入力をコモン端子Cから出力する。具体的に
は、切換信号VSELがハイレベル『H』のときにB端
子の入力を、ローレベル『L』のときにA端子の入力
を、それぞれC端子から出力する。CPU620は、パ
ーソナルコンピュータ内のバス610を介して各部を制
御する。
【0036】図3の421は水平基準読出ドットクロッ
ク信号HBDCKを出力する水平基準読出ドットクロッ
ク発生器を示し、422は水平読出開始信号HRSA及
び水平読出方向リセット信号HRSTを出力する水平読
出開始カウンタを示し、423は水平基準開始信号HR
SBを出力する水平64クロックカウンタを示し、42
4は水平読出回数信号HRTを出力する水平読出回数カ
ウンタを示し、425は水平読出ドットクロック信号H
DDAを出力する水平読出ドットクロック発生器を示
す。また、垂直読出オフセットカウンタ426は、水平
基準読出ドットクロック発生器421に同期したカウン
ト数で、3ポートVRAM310の垂直方向の読出しラ
インのオフセットラインを決定する垂直読出オフセット
信号VROFTを出力する。垂直ブランキング数カウン
タ427は垂直ブランキング終了信号VBEを出力し、
垂直読出開始カウンタ428は垂直読出開始信号VRS
を出力し、垂直読出回数カウンタ429は垂直読出回数
信号VRTを出力し、垂直読出ラインクロック発生器4
30は垂直読出ラインクロック信号VRLCKを出力す
る。AND回路431は2つの映像信号LSPC,LS
DAをスーパーインポーズさせる切換信号VSELを出
力し、OR回路432は垂直読出オフセット信号VRO
FTと垂直読出ラインクロック信号VRLCKを、ポー
ト1ラインインクリメント信号INC1として出力し、
NOR回路433はリードイネーブルRE1信号を出力
する。また、符号434、435はトライステート回
路、436はインバータ回路を示す。
【0037】色信号入力端子506から到来する映像信
号LSPCの色信号はビデオスイッチ510のA端子に
与えられる。入力端子506の水平同期信号を成す同期
端子507から到来する水平同期信号HSPCは、水平
基準読出ドットクロック発生器421、水平読出開始カ
ウンタ422、水平64クロックカウンタ423、水平
読出回数カウンタ424、垂直ブランキング数カウンタ
427、垂直読出開始カウンタ428、垂直読出回数カ
ウンタ429、垂直読出ラインクロック発生器430に
与えられると共に、垂直同期信号VSPCは、3ポート
VRAM310、垂直読出オフセットカウンタ426、
垂直ブランキング数カウンタ427、垂直読出開始カウ
ンタ428、垂直読出回数カウンタ429、垂直読出ラ
インクロック発生器430に与えられる。また、同期信
号HSPC,VSPCは、同期信号端子490、491
へもそれぞれ送出される。
【0038】ここで、水平同期信号HSPC及び垂直同
期信号VSPCの入出力について、図4を用いて説明す
る。水平同期信号HSPC及び垂直同期信号VSPC
は、バッファ62,61を介して同期信号端子490,
491及びスーパーインポーズ制御回路420中の図3
に示す所要回路へ与えられる。このバッファ61,62
はインピーダインズ変換・波形整形等の機能を有し、画
像処理装置が縦続接続される場合でも、上記同期信号の
的確な伝送に寄与する。また、水平同期信号HSPCは
水平基準読出ドットクロック発生器421内のPLL回
路63へ与えられ、CPU620により指定された水平
画面全体の水平解像度を規定する信号として水平基準読
出ドットクロックHBDCKが発生される。
【0039】PLL回路63は図5に示されるように構
成される。つまり、信号線70から水平同期信号HSP
Cが位相比較器71へ与えられ、また、N分周器74の
出力が位相比較器71へ与えられ、位相比較器71では
これらの信号の位相比較を行って位相差に対応したパル
ス幅の信号を出力する。位相比較器71の出力はローパ
スフィルタ72に与えられ平滑化され、電圧制御発振器
(VCO)73へ与えられる。VCO73は与えられる
電圧に応じた周波数で発振し、これが水平基準読出ドッ
トクロックHBDCKとされて各部へ送出されるととも
に、N分周器74へ与えられ、水平同期信号HSPCの
周波数にまで分周されて位相比較器71へ戻される。こ
の結果、水平同期信号HSPCに同期した水平基準読出
ドットクロックHBDCKが作成される。
【0040】図3のスーパーインポーズ制御回路420
における水平読出開始カウンタ422、水平64クロッ
クカウンタ423及び水平読出回数カウンタ424は、
水平同期信号HSPCによりそのカウント値がそれぞれ
リセットされる。さらに、同期端子508から到来する
垂直同期信号VSPCは、3ポートVRAM310のポ
ート1垂直クリアVCLR1、NOR回路433、垂直
読出オフセットカウンタ426、垂直ブランキング数カ
ウンタ427、垂直読出開始カウンタ428、垂直読出
回数カウンタ429、垂直読出ラインクロック発生器4
30及び同期信号端子491へそれぞれ送出される。ま
た、垂直読出オフセットカウンタ426、垂直ブランキ
ング数カウンタ427、垂直読出開始カウンタ428お
よび垂直読出回数カウンタ429は、垂直同期信号VS
PCによりそのカウント値がそれぞれリセットされる。
【0041】水平基準読出ドットクロック発生器421
より発生された水平基準読出ドットクロック信号HBD
CKは、水平読出開始カウンタ422、水平64クロッ
クカウンタ423、水平読出回数カウンタ424、垂直
読出オフセットカウンタ426に与えられると共に、ト
ライステート回路435を介して3ポートVRAM31
0のクロック信号HDCKとして、3ポートVRAM3
10のポート1シフト信号端子CKR1に送出される。
【0042】また、水平読出ドットクロック発生器42
5は、水平64クロックカウンタ423からの水平読出
基準信号HRSBを基準とし、水平同期信号HSPCの
周波数のN1 倍の周波数の信号を出力するPLL回路に
より構成されており、水平読出ドットクロック信号HD
DAを出力する。この水平読出ドットクロック発生器4
25により発生された水平読出ドットクロック信号HD
DAは、トライステート回路434を介して3ポートV
RAM310のクロック信号HDCKとして3ポートV
RAM310のポート1シフト信号端子CKR1及びD
−A変換器410へ与えられ、ディジタルRGB信号L
SMEMの読出クロック信号及びD−A変換器410の
変換クロック信号として用いられる。
【0043】図6は、スーパーインポーズ制御回路42
0内の各回路の設定値の機能を示す説明図である。図6
に示すように、水平基準読出ドットクロック信号HBD
CKの周波数fHBDCK と、水平読出ドットクロック信号
HRDCKの周波数fHDDAの比(fHBDCK /fHDDA )
は、VRAM310から読出される映像(図6(A))
と、カラーCRT701に表示される映像(図6
(B))の水平方向の倍率KHに等しい。従って、水平
読出ドットクロック信号HDDAの周波数fHDDAを調整
することによって、カラーCRT701に表示される映
像を水平方向に拡大したり縮小したりすることが可能で
ある。換言すれば、水平読出ドットクロック発生器42
5内のPLL回路の分周値N425 の値を調整することに
よって、映像を水平方向にスケーリングすることができ
る。
【0044】垂直読出ラインクロック発生器430は、
垂直同期信号VSPCに同期し、垂直同期信号VSPC
の周波数のN2 倍の周波数の信号を出力するPLL回路
により構成されており、垂直読出ラインクロック信号V
RLCKを出力する。この垂直読出ラインクロック発生
器430により発生された垂直読出ラインクロック信号
VRLCKは、OR回路432を介して3ポートVRA
M310の垂直方向のアドレスであるラインアドレスを
進めるポート1ラインインクリメント端子INC1に与
えられると共に、OR回路432、NOR回路433を
介してポート1出力イネーブルRE1端子(負論理)へ
与えられる。
【0045】図6に示すように、水平同期信号HSPC
の周波数fHSYNC と、垂直読出ラインクロック信号VR
LCKの周波数fVRLCK の比(fHSYNC /fVRLCK )
は、3ポートVRAM310から読出された映像(図6
(A))と、カラーCRT701に表示される映像(図
6(B))の垂直方向の倍率KVに等しい。従って、垂
直読出ラインクロック信号VRLCKの周波数fVRLCK
を調整することによって、カラーCRT701に表示さ
れる映像を垂直方向に拡大・縮小することが可能であ
る。換言すれば、垂直読出ラインクロック発生器430
内のPLL回路の分周値N430 の値を調整することによ
って、映像を垂直方向にスケーリングすることができ
る。
【0046】スーパーインポーズ制御回路420は、こ
れら水平基準読出ドットクロック信号HBDCK、水平
読出ドットクロック信号HDDA及び垂直読出ラインク
ロック信号VRLCKにより、基本的な読出しタイミン
グを得ている。
【0047】垂直読出オフセットカウンタ426は、3
ポートVRAM310の読出ラインの開始オフセットラ
イン位置を決めるため、垂直同期信号VSPCによりカ
ウント値がリセットされた後に、水平基準読出ドットク
ロック発生器421から出力される水平基準読出ドット
クロック信号HBDCKに同期しながら、3ポートVR
AM310の垂直方向のラインアドレスを歩進する垂直
オフセット信号VROFTをOR回路432へ送出す
る。
【0048】図6(A)に示すように、垂直読出オフセ
ットカウンタ426の設定値N426は、3ポートVRA
M310から読出される映像部分(図中破線で囲む領
域)の垂直方向の開始位置を示している。
【0049】垂直ブランキング数カウンタ427は映像
信号LSPCの垂直バックポーチ領域を削除させるため
のカウンタ(図示せず)を含んでいる。このカウンタは
水平同期信号HSPCのクロック数をカウントし、垂直
バックポーチ領域を過ぎると垂直ブランキング終了信号
VBEを垂直読出開始カウンタ428へ出力する。
【0050】垂直読出開始カウンタ428は、垂直ブラ
ンキング数カウンタ427から送出される許可信号(垂
直ブランキング終了信号VBE)を受けて、水平同期信
号HSPCのクロック数をカウントし、3ポートVRA
M310からの垂直方向に対する読出開始許可信号(垂
直読出開始信号)VRSを垂直読出回数カウンタ429
へ出力する。
【0051】図6(C)に示すように、垂直読出開始カ
ウンタ428の設定値N428 は、3ポートVRAM31
0から読出された映像がカラーCRT701の画面に表
示される際の、垂直方向の表示開始位置を規定する。
【0052】垂直読出回数カウンタ429は、垂直読出
開始カウンタ428から送出される許可信号(制御信号
VRS)を受けて、水平同期信号HSPCのクロック数
をカウントし、3ポートVRAM310からの垂直方向
に対する読出期間を示す信号、すなわち垂直読出回数信
号VRTをAND回路431へ出力する。
【0053】図6(B),(C)に示すように、垂直読
出回数カウンタ429の設定値N429 は、カラーCRT
701に表示される映像の垂直方向のライン数を規定す
る。
【0054】以上に説明した垂直読出オフセットカウン
タ426、垂直ブランキング数カウンタ427、垂直読
出開始カウンタ428、垂直読出回数カウンタ429及
び垂直読出ラインクロック発生器430により、3ポー
トVRAM310に対する垂直方向の読出し制御が行わ
れる。
【0055】なお、垂直読出オフセットカウンタ426
がカウントする水平基準読出ドットクロック信号HBD
CKのクロック数N426 、垂直ブランキング数カウンタ
427がカウントする水平同期信号HSPCのクロック
数N427 、垂直読出開始カウンタ428がカウントする
水平同期信号HSPCのクロック数N428 、垂直読出回
数カウンタ429がカウントする水平同期信号HSPC
のクロック数N429 、垂直読出ラインクロック発生器4
30内のPLL回路内のN分周器の値は、パーソナルコ
ンピュータ内のCPU620によってそれぞれ所要の値
に設定される。
【0056】水平読出開始カウンタ422は、水平基準
読出ドットクロック発生器421から送出される水平基
準読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数をカ
ウントし、3ポートVRAM310の水平方向に対する
読出開始許可信号(水平読出開始信号HRSA)を水平
64クロックカウンタ423へ送出する。
【0057】図6(C)に示すように、水平読出開始カ
ウンタ422の設定値N422 は、3ポートVRAM31
0から読出された映像がカラーCRT701の画面に表
示される際の、水平方向の表示開始位置を規定する。
【0058】水平64クロックカウンタ423は水平読
出開始カウンタ422から送出される許可信号(水平読
出開始信号HRSA)を受けて、水平基準読出ドットク
ロック発生器421から出力される水平基準読出ドット
クロック信号HBDCKのクロック数をカウントする。
そして、そのカウント値が3ポートVRAM310の読
出時の特性である64クロックになると、水平読出基準
信号HRSBを水平読出ドットクロック発生器425、
水平読出回数カウンタ424及びAND回路431へ出
力する。
【0059】水平読出回数カウンタ424は水平基準読
出ドットクロック発生器421から送出される水平基準
読出ドットクロック信号HBDCKのクロック数をカウ
ントし、3ポートVRAM310の水平方向に対する読
出期間の許可信号(水平読出回数信号HRT)をAND
回路431へ送出する。
【0060】図6(B),(C)に示すように、水平読
出回数カウンタ424の設定値N424 は、カラーCRT
701に表示される映像の水平方向のドット数を規定す
る。
【0061】かくして、水平読出開始カウンタ422、
水平64クロックカウンタ423及び水平読出回数カウ
ンタ424により、3ポートVRAM310に対する水
平方向の読出制御が行われる。なお、水平基準読出ドッ
トクロック発生器421のPLL回路内の分周器の設定
値と、水平読出ドットクロック発生器425のPLL回
路内の分周器の設定値と、水平読出開始カウンタ422
がカウントする水平基準読出ドットクロック信号HBD
CKのクロック数N422 と、水平読出回数カウンタ42
4がカウントする基準ドットクロック信号HBDCKの
クロック数N424 は、パーソナルコンピュータ内のCP
U620によってそれぞれ所要の値に設定される。
【0062】C.実施例における動画キャプチャリング
処理の内容:図7は、本発明の実施例の処理内容を示す
説明図であり、図8はその処理手順を示すフローチャー
トである。この実施例では、テレビチューナ710また
は映像入力端子103(図2)から与えられた動画映像
信号をキャプチャリングして、図7(a)に示すよう
に、5列3行に配列された15フィールド分の映像を映
像メモリに格納し、カラーCRT701に表示する。な
お、図8の処理は、メインメモリ630に格納されたア
プリケーションプログラムをCPU620が実行するこ
とによって行なわれる。
【0063】図8のステップS1では、ユーザがキーボ
ード642やマウス644などの入力手段を用いて、第
2の映像メモリ310内におけるフィールド領域配列の
列数N=5[個],行数M=3[個]、各フィールド領
域の水平幅SX=100[ドット],垂直幅SY=80
[ライン]を設定する。また、映像の表示倍率KH,K
Vや表示位置を規定する各種の分周値(図6に示す)も
同時に設定される。
【0064】図9は、実施例における映像の位置とサイ
ズを示す説明図である。図9(A)は、動画の1フィー
ルドの水平サイズSX[ドット],垂直サイズSY[ラ
イン]を示している。図9(B)は、第2のVRAM3
10内におけるフィールド領域の配列を示している。5
列3行に配列されたフィールド領域全体のサイズは、S
X*N[画素],SY*M[ライン]である。図9
(C)は、カラーCRT701に表示される動画表示領
域MIAを示している。動画表示領域MIAのサイズは
MH[画素],MV[ライン]である。
【0065】図9(B)のフィールド領域全体を基準と
した図9(C)の動画表示領域MIAの水平表示倍率K
Hと垂直表示倍率KVは、次式で与えられる。 KH=MH/(SX*N) …(1a) KV=MV/(SY*M) …(1b)
【0066】従って、カラーCRT701の画面上にお
ける動画表示領域の表示サイズMH,MVは次式で与え
られる。 MH=(SX*N)*KH …(2a) MV=(SY*M)*KV …(2b)
【0067】図6において説明したように、映像の水平
表示倍率KHは、水平読出ドットクロック発生器425
(図3)内のPLL回路の分周値N425 の値を調整する
ことによって調整できる。また、映像の垂直倍率KV
は、垂直読出ラインクロック発生器430内のPLL回
路の分周値N430 の値を調整することによって調整でき
る。具体的には、これらの分周値N425 ,N430 の値
は、次式で与えられる。 N425 =NH0/KH …(3a) N430 =NV0/KV …(3b) ここで、NH0は水平表示倍率KHが1となる時の分周値
であり、NV0は垂直表示倍率KVが1となる時の分周値
である。
【0068】このように、この実施例では、PLL回路
の分周値N425 ,N430 を調整することによって、複数
のフィールド領域を同時に同じ倍率でスケーリングする
ことができる。なお、水平表示倍率KHと垂直表示倍率
KVとは、それぞれ異なる値に設定することが可能であ
る。
【0069】図8のステップS2,S3では、VRAM
310の各フィールド領域を指定するための行方向パラ
メータYおよび列方向パラメータXがそれぞれ0に初期
化される。列公報パラメータXはフィールド領域の水平
方向位置を示し、0≦X≦(N−1)の範囲で変化す
る。また、行方向パラメータYはフィールド領域の垂直
方向位置を示し、0≦Y≦(M−1)の範囲で変化す
る。
【0070】ステップS4において、垂直同期信号VS
YNCの1パルスが開始されたことをCPU620が検
出すると、ステップS5において、CPU620がVR
AM310における書込開始アドレスを(X*SX,Y
*SY)に設定する。これによって、動画映像信号が書
き込まれるフィールド領域(以下、「書込フィールド領
域」と呼ぶ)が1つ選択される。なお、ステップS5に
おける書込フィールド領域の選択は、図7(b),
(c)に示すように、垂直ブランキング期間毎に実行さ
れる。なお、垂直同期信号VSYNCは、図2の映像信
号デコーダ140によって生成される。
【0071】ステップS6においては、1フィールド分
の動画映像信号がVRAM310内の書込フィールド領
域に書き込まれる。ステップS7では列方向パラメータ
Xが1つインクリメントされ、ステップS8において列
方向パラメータXがフィールド領域の列数Nと比較され
る。列方向パラメータXが列数N未満であれば、ステッ
プS8からステップS3に戻り、次のフィールドの動画
映像信号が、同じ行の次の列のフィールド領域に書き込
まれる。一方、ステップS8において、列方向パラメー
タXが列数N以上であれば、ステップS9において行方
向パラメータYが1つインクリメントされ、ステップS
10においてフィールド領域の行数Mと比較される。行
方向パラメータYが行数M未満であれば、ステップS1
0からステップS2に戻り、次の行の先頭のフィールド
領域が書込フィールド領域として選択される。一方、ス
テップS10において、行方向パラメータYが行数M以
上であれば、ステップS2に戻り、先頭のフィールド領
域から動画映像信号の書込を再度開始する。
【0072】図8の処理は、ユーザがマウス644等を
用いてキャプチャリングの終了を指示するまで継続され
る。この結果、VRAM310内の15個のフィールド
領域には、常に終了直前の15フィールド分の連続した
映像が格納されていることになる。
【0073】なお、ステップS10において、行方向パ
ラメータYが行数Mに等しくなった時にキャプチャリン
グを終了するようにしてもよい。こうすれば、キャプチ
ャリングの開始から最初の15フィールド分の映像がV
RAM310内の15個のフィールド領域に格納されて
いることになる。
【0074】以上説明したように、この実施例によれ
ば、N×M個の連続したフィールドの映像を1つの映像
メモリ内に順番に格納することができる。また、書込フ
ィールド領域を変更するには、フィールド領域を示す2
つのパラメータX,Yを変更するだけでよいので、CP
U620がこの変更操作を垂直ブランキング期間に容易
に実行することができる。従って、フィールド間の欠落
無しで複数フィールド分の動画を連続して格納すること
ができる。さらに、こうして格納されたN×M個の映像
を、N列M行の配列で同時に表示することができる。従
って、ユーザは、N×M個のフィールドの映像の中から
適当なフィールドを選択して、ワードプロセッサ内に画
像として貼込む等の他の目的のために利用することが可
能である。
【0075】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0076】(1)上記実施例では、アナログ動画映像
信号をキャプチャリングする例について説明したが、デ
ジタル動画映像信号を同様な方法でキャプチャリングす
ることも可能である。すなわち、動画転送コントローラ
680やCPU620等のプロセッサが、CD−ROM
装置682から読み出されたデジタル動画映像信号を映
像処理回路800に供給し、このデジタル動画映像信号
の複数フィールドをVRAM310に格納することが可
能である。
【0077】(2)上記実施例では、1つのVRAM3
10内のメモリ領域を、N×M配列のフィールド領域に
分割していたが、一般には、映像メモリ内を複数のフィ
ールド領域に分割すればよい。また、複数のフィールド
から1つを選択する順番は予め決定されていればよい。
【0078】(3)上記実施例では、獲得した複数フィ
ールド分の映像を同時に表示していたが、この代わり
に、複数フィールド分の映像を、格納された順番に1つ
ずつ連続して表示デバイスに表示することも可能であ
る。こうすれば、連続した複数フィールド分の映像で構
成される動画を画面上で再現することができる。
【0079】(4)上記実施例では、1フィールド毎に
書込フィールド領域を更新していたが、この代わりに、
複数フィールド毎に書込フィールド領域を更新するよう
にしてもよい。後者の場合には、更新直前のフィールド
の映像が各フィールド領域に格納されていくことにな
る。例えば、2:1のインターレースの動画映像信号を
キャプチャする場合に、2フィールド毎に書込フィール
ド領域を更新すれば、奇数フィールドまたは偶数フィー
ルドのみが映像メモリに格納されていくことになる。こ
のように、奇数フィールドまたは偶数フィールドのみを
格納するようにすれば、実質的にフレーム(奇数フィー
ルドと偶数フィールドで構成される映像)の欠落が無い
状態で、比較的長時間の映像を格納することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としてのコンピュータシス
テムの構成を示すブロック図。
【図2】映像処理回路800の内部構成を示すブロック
図。
【図3】スーパーインポーズ制御回路420とその周辺
回路の詳細なブロック回路図。
【図4】スーパーインポーズ制御回路420における水
平同期信号HSPC及び垂直同期信号VSPCの入出力
回路を示す説明図。
【図5】PLL回路63の構成を示すブロック図。
【図6】スーパーインポーズ制御回路420内の各回路
の設定値の機能を示す説明図。
【図7】本発明の第1実施例における処理内容を示す説
明図。
【図8】本発明の実施例における処理手順を示すフロー
チャート。
【図9】実施例における映像の位置とサイズを示す説明
図。
【符号の説明】
61,62…バッファ 62,61…バッファ 63…PLL回路 71…位相比較器 72…ローパスフィルタ 73…電圧制御発振器(VCO) 74…N分周器 101…音声入力端子 102…音声出力端子 103…映像入力端子 110…音声信号選択回路 120…音量制御回路 130…映像信号選択回路 140…映像信号デコーダ 210…AD変換器 220…デジタイズ制御回路 310…ビデオRAM(第1の映像メモリ) 320…映像データ選択回路 330…映像メモリ制御信号選択回路 340…書込制御回路 350…読出制御回路 360…FIFOメモリ 370…FIFO読出制御回路 410…DA変換器 420…スーパーインポーズ制御回路 421…水平基準読出ドットクロック発生器 422…水平読出開始カウンタ 424…水平読出回数カウンタ 425…水平読出ドットクロック発生器 426…垂直読出オフセットカウンタ 427…垂直ブランキング数カウンタ 428…垂直読出開始カウンタ 429…垂直読出回数カウンタ 430…垂直読出ラインクロック発生器 431…AND回路 432…OR回路 433…NOR回路 434…トライステート回路 435…トライステート回路 451…AND回路 490,491…同期信号端子 506…色信号入力端子 507,508…同期端子 510…ビデオスイッチ 540…電圧比較回路 610…バス 620…CPU(プロセッサ) 630…メインメモリ 640…周辺コントローラ 642…キーボード 644…マウス 650…複合I/Oポート 652…フロッピディスク装置 654…ハードディスク装置 656…ネットワークインタフェイス 660…ビデオコントローラ 670…ビデオRAM(第1の映像メモリ) 680…映像転送コントローラ 682…CD−ROM装置 701…カラーCRT 710…テレビチューナ 711…テレビアンテナ 800…映像処理回路(映像処理部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像メモリに複数フィールド分の動画映
    像信号を取り込む方法であって、(a)映像メモリ内を
    複数のフィールド領域に分割する工程と、(b)動画映
    像信号の垂直ブランキング期間において、動画映像信号
    の1フィールド分を書込む領域を前記複数のフィールド
    領域から所定の順番に従って選択する工程と、(c)前
    記動画映像信号を選択されたフィールド領域に書込む工
    程と、(d)前記工程(b)および(c)を繰返すこと
    によって、前記複数のフィールド領域のそれぞれに前記
    動画映像信号を1フィールド分ずつ格納する工程と、を
    備える動画のキャプチャリング方法。
  2. 【請求項2】 映像メモリに複数フィールド分の動画映
    像信号を取り込む方法であって、 映像メモリ内を複数のフィールド領域に分割し、 前記複数のフィールド領域の1つを所定の順番に従って
    選択し、選択されたフィールド領域に動画映像信号を書
    き込むことによって、前記複数のフィールド領域のそれ
    ぞれに前記動画映像信号を1フィールド分ずつ格納する
    ことを特徴とする動画のキャプチャリング方法。
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