JPH0934193A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0934193A
JPH0934193A JP7182528A JP18252895A JPH0934193A JP H0934193 A JPH0934193 A JP H0934193A JP 7182528 A JP7182528 A JP 7182528A JP 18252895 A JP18252895 A JP 18252895A JP H0934193 A JPH0934193 A JP H0934193A
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error
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JP7182528A
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English (en)
Inventor
Hironobu Hasegawa
弘伸 長谷川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の用紙収納部の一個から選択的に印刷用
紙を給送する場合に、一個の用紙収納部の給紙中にユー
ザが他の用紙収納部の給紙エラーを解消するようにす
る。 【解決手段】 複数の用紙収納部3〜9の一個を選択し
て印刷用紙を給送する場合に、他の用紙収納部3〜9の
給紙エラーもユーザに報知し、給紙中に他の給紙エラー
が解消されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の用紙収納部
を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、印刷用紙に画像を形成するレーザ
プリンタなどの画像形成装置には、複数の用紙収納部を
有する製品もある。このような画像形成装置は、給紙カ
セットなどの複数の用紙収納部の一個から選択的に給送
される印刷用紙に画像を形成する。このように複数の用
紙収納部から一個を選択する動作モードとしては、固定
選択モードと自動選択モードとが切替自在なものが一般
的である。固定選択モードの設定下では、給紙用に選択
された用紙収納部に給紙エラーが発生すると給紙動作を
停止し、自動選択モードの設定下では、給紙用に選択さ
れた用紙収納部に給紙エラーが発生すると他の用紙収納
部を自動的に選択して給紙動作を継続する。
【0003】上述のような自動選択モードの処理動作
は、例えば、特開平1-200978号公報に開示されており、
給紙動作の遅滞を防止することができる。また、特公平
3-12014 号公報に開示された画像形成装置では、自動選
択モードで自動的に切り替える用紙収納部を予めユーザ
が指定しておくことにより、ユーザが予想しない印刷用
紙を給紙することを防止する。
【0004】なお、上述のような画像形成装置では、選
択された用紙収納部に用紙切れやジャムなどの給紙エラ
ーが発生した場合、給紙用に選択された用紙収納部の給
紙エラーを各種センサにより検知してディスプレイの表
示によりユーザに報知する。このため、給紙エラーによ
り給紙動作を継続できない場合、これをユーザに報知す
るので、ユーザは用紙補給やジャム処理を迅速に実行し
て給紙動作を再開させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように選択され
た用紙収納部の給紙エラーをユーザに報知すると、この
ユーザは用紙収納部の給紙エラーを迅速に処理すること
ができる。
【0006】しかし、前述のように自動選択モードでは
用紙収納部が自動的に切り替わるが、このような切り替
えが実行されてから、給紙エラーが報知されて給紙動作
が継続できなくなることがある。つまり、第一・第二の
用紙収納部が切り替わる場合、第二の用紙収納部に最初
から給紙エラーが発生していても、これは検出も報知も
されず第一の用紙収納部による給紙動作が実行される。
この第一の用紙収納部に用紙切れなどの給紙エラーが発
生すると給紙動作を継続するために第二の用紙収納部が
選択されるが、この時点で初めて第二の用紙収納部の給
紙エラーが検出されて報知され、給紙動作が停止するこ
とになる。
【0007】このような場合、第一の用紙収納部で給紙
動作を実行している最中に第二の用紙収納部の給紙エラ
ーを解消すれば、自動切替により給紙動作を継続するこ
とができるが、ユーザは第二の用紙収納部が選択される
まで給紙エラーを認識することができない。
【0008】また、固定選択モードで第一の用紙収納部
と第二の用紙収納部とを順番に選択して給紙動作を実行
する場合でも、第一の用紙収納部による給紙動作の最中
に第二の用紙収納部に印刷用紙を補給すれば給紙動作を
連続的に実行できるが、第二の用紙収納部を選択するま
で給紙エラーを認識することができない。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、固定選択モードと自動選択モードとが切替自在に設
定され、複数の用紙収納部の一個から選択的に給送され
る印刷用紙に画像を形成する。固定選択モードの設定下
では固定的に選択された用紙収納部に給紙エラーが発生
すると給紙動作を停止し、自動選択モードの設定下では
切替自在に選択された用紙収納部に給紙エラーが発生す
ると他の用紙収納部で給紙動作を継続する。この時、用
紙収納部の給紙エラーが、給紙用に選択されていなくと
も、エラー報知手段により報知されるので、例えば、自
動選択モードで用紙収納部を自動的に切り替える場合
に、切替予定の用紙収納部の給紙エラーを事前に報知す
るようなことができる。
【0010】請求項2記載の発明では、エラー報知手段
は、固定選択モードの設定下では選択された用紙収納部
の給紙エラーを報知し、自動選択モードの設定下では選
択されていない用紙収納部の給紙エラーを報知する。こ
のため、切替予定でない用紙収納部の給紙エラーは報知
することなく、切替予定の用紙収納部の給紙エラーのみ
を報知するようなことができる。
【0011】請求項3記載の発明では、エラー報知手段
は、自動選択モードの設定下では選択された用紙収納部
と同一の印刷用紙を収納している用紙収納部の給紙エラ
ーを報知するため、自動選択モードで切替予定の用紙収
納部の給紙エラーが報知される。
【0012】請求項4記載の発明では、エラー報知手段
は、自動選択モードの設定下で選択された用紙収納部と
同一の印刷用紙を収納する用紙収納部が無いことを報知
するため、自動選択モードで切替予定の用紙収納部が存
在しないことが報知される。
【0013】請求項5記載の発明では、エラー報知手段
は、給紙用に選択された用紙収納部の給紙動作に影響す
る用紙収納部の給紙エラーは報知しないため、給紙動作
に影響する用紙収納部が給紙エラーの報知により取り外
されて給紙動作が継続できなくなることが防止される。
【0014】請求項6記載の発明では、エラー報知手段
は、複数の用紙収納部の給紙エラーのうち、給紙用に選
択された用紙収納部の給紙動作に影響しない用紙収納部
の給紙エラーは報知するため、給紙動作に影響しない用
紙収納部は取り外して用紙補給などができるように給紙
エラーが報知される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に説明する。ここで例示する画像形成装置であ
るレーザプリンタ1は、図1に示すように、装置本体2
を有しており、この装置本体2には、複数の用紙収納部
として、手差トレー3、第一から第五の給紙カセット4
〜8、オプションの大容量給紙装置9、が設けられてい
る。これらは一つの用紙搬送路に共通に連通しており、
この用紙搬送路に連通する第一から第四の排紙トレー1
0〜13も前記装置本体2に装着されている。この装置
本体2の前面上部には、操作パネル14が設けられてお
り、この操作パネル14は、キーボード15とディスプ
レイ16とを有している。
【0016】ここで例示するレーザプリンタ1は、図2
に示すように、コントロール回路17を有しており、こ
のコントロール回路17は、CPU(Central Processin
g Unit)18を有している。このCPU18には、バス
ライン19により、IC(Integrated Circuit)カード2
0、NVRAM(NO Volatilization Random Access Mem
ory)21、プログラムROM(Read Only Memory)2
2、フォントROM23、RAM24、前記用紙セン
サ、前記ジャムセンサ、I/F(Interface)25〜32
が接続されており、これらのI/F25〜32には、エ
ンジン33、前記操作パネル14、ホスト装置34、デ
ィスクドライブ35、用紙センサ36、ジャムセンサ3
7、状態センサ38、サイズセンサ39、が接続されて
いる。
【0017】前記ホスト装置34は、例えば、パーソナ
ルコンピュータからなり、RS234Cやセントロニク
スからなる前記I/F27に、画像データや各種コマン
ドを入力する。前記エンジン33は、例えば、印刷用紙
を給送する機構や画像形成を実行する電子写真部などか
らなり、用紙搬送や画像形成などの機械動作を実行す
る。前記ディスクドライブ35は、例えば、HDD(Har
d Disk Drive)やFDD(Floppy Disk Drive)からな
り、フォントデータやプログラムや画像データなどを一
時記憶する。前記操作パネル14は、前記キーボード1
5により各種データを入力し、前記ディスプレイ16に
より各種データを表示する。
【0018】前記CPU18は、各種のデータ処理によ
り前記ディスプレイ16などを制御する。前記ICカー
ド20は、前記バスライン19に着脱自在なデバイスで
あり、フォントデータやプログラムなどを外部から供給
する。前記NVRAM21は、不揮発性の記憶デバイス
であり、前記キーボード15の入力データなどを一時記
憶する。前記プログラムROM22は、前記CPU18
の制御プログラムを固定的に予め記憶しており、前記フ
ォントROM23は、印字動作に使用されるフォントデ
ータを固定的に予め記憶している。前記RAM24は、
各種データを一時記憶し、前記CPU18のワークメモ
リ、入力データのインプットバッファ、印刷データのペ
ージバッファ、ダウンロードするフォント用のメモリ、
などに利用される。
【0019】前記用紙センサ36は、実際には前記手差
トレー3と前記給紙カセット4〜8と前記大容量給紙装
置9との各々に設けられており、これらの各々で給紙エ
ラーとして用紙切れを個々に検知する。前記ジャムセン
サ37も、前記手差トレー3と前記給紙カセット4〜8
と前記大容量給紙装置9との各々に設けられており、こ
れらの各々で給紙エラーとしてジャムを個々に検知す
る。前記状態センサ38も、前記給紙カセット4〜8等
の各々に設けられており、これらの前記装置本体2に対
する着脱状態などを給紙エラーとして個々に検知する。
前記サイズセンサ39も、前記給紙カセット4〜8等の
各々に設けられており、これらの各々に収納されている
印刷用紙のサイズを個々に検知する。
【0020】前記RAM24には、図3に示すように、
給紙テーブル40が形成されており、この給紙テーブル
40には、前記手差トレー3と前記給紙カセット4〜8
と前記大容量給紙装置9とのID(Identification)番号
毎に、印刷用紙のサイズと給紙エラーの状態とが設定さ
れている。
【0021】前記コントロール回路17は、前記ホスト
装置34や前記キーボード15から入力される各種デー
タなどに基づいて処理動作を実行し、前記エンジン33
や前記ディスプレイ16や前記ディスクドライブ35な
どを動作制御する。このような処理動作により、前記手
差トレー3と前記給紙カセット4〜8と前記大容量給紙
装置9とから一個を選択し、選択的に給送される印刷用
紙に画像を形成する。
【0022】このような処理動作の実行時には、モード
切替手段により固定選択モードと自動選択モードとを切
替自在に設定することができ、このモード設定は、前記
キーボード15の入力操作に対応して前記CPU18に
より実行される。固定選択モードの設定下では、前記キ
ーボード15の入力操作などに対応して前記給紙カセッ
ト4〜8等が固定的に選択され、この選択された前記給
紙カセット4〜8等に給紙エラーが発生すると、前記エ
ンジン33による給紙動作を停止する。自動選択モード
の設定下では、前記キーボード15の入力操作などに対
応して前記給紙カセット4〜8等が切替自在に選択さ
れ、この選択された前記給紙カセット4〜8等に給紙エ
ラーが発生すると、他の前記給紙カセット4〜8等で給
紙動作を継続する。
【0023】ここで例示するレーザプリンタ1は、エラ
ー報知手段を有しており、前記手差トレー3や前記給紙
カセット4〜8や前記大容量給紙装置9に給紙エラーが
発生すると、前記エラー報知手段は、前記給紙カセット
4〜8等の給紙エラーを前記ディスプレイ16の表示画
像によりユーザに報知する。
【0024】つまり、給紙用に選択された前記給紙カセ
ット4〜8等に給紙エラーが発生している場合は、これ
を前記ディスプレイ16の表示によりユーザに報知する
が、給紙用に選択された前記給紙カセット4〜8等に給
紙エラーが発生していない場合は、給紙用に選択されて
いない前記給紙カセット4〜8等の給紙エラーを検出し
て報知する。より詳細には、前記RAM24のテーブル
40のエラー状態を上方から順番に読み出すことによ
り、前記手差トレー3と前記給紙カセット4〜8と前記
大容量給紙装置9との給紙エラーの有無を上方から順番
に検出し、これで最初に検出された給紙エラーが報知さ
れる。
【0025】このような構成において、上述したレーザ
プリンタ1は、ホスト装置34やキーボード15から入
力される各種データに従って、手差トレー3や給紙カセ
ット4〜8や大容量給紙装置9の一個から選択的に印刷
用紙を給送し、この印刷用紙に画像を形成して排紙トレ
ー10〜13に排出する。このように給紙カセット4〜
8等の一個を選択して印刷用紙を給送する場合、ユーザ
はキーボード15の入力操作などにより固定選択モード
と自動選択モードとを切替自在に設定することができ
る。
【0026】例えば、固定選択モードが設定された場合
は、給紙カセット4〜8等の一個が固定的に選択され、
この印刷用紙を給送する給紙カセット4〜8等に給紙エ
ラーが発生すると給紙動作を停止する。自動選択モード
が設定された場合は、給紙カセット4〜8等の一個が切
替自在に選択され、この選択された給紙カセット4〜8
等に給紙エラーが発生すると、同一の印刷用紙を収納し
た他の給紙カセット4〜8等が自動的に選択されて給紙
動作を継続する。
【0027】上述したレーザプリンタ1は、このような
給紙動作により給紙カセット4〜8等は印刷用紙の残量
などが変化するが、図4に示すように、給紙カセット4
〜8の状態は常時監視されており、これに変化が発生す
るとRAM24のテーブル40が更新される。このよう
な状態で上述のような表示の必要の有無が判断され、こ
れが必要な場合には対応する給紙エラーが表示される。
【0028】つまり、上述のように固定選択モードや自
動選択モードで給紙用に選択された前記給紙カセット4
〜8等に給紙エラーが発生している場合は、これをディ
スプレイ16の表示によりユーザに報知する。しかし、
給紙用に選択された給紙カセット4〜8等に給紙エラー
が発生していない場合は、RAM24のテーブル40の
エラー状態を上方から順番に読み出すことにより、手差
トレー3と給紙カセット4〜8と大容量給紙装置9との
給紙エラーの有無を上方から順番に検出し、これで最初
に検出された給紙エラーが報知される。
【0029】この場合、給紙用に選択されていない給紙
カセット4〜8等の給紙エラーがユーザに報知されるの
で、例えば、テーブル40の記憶内容が図示するような
場合、ID番号の給紙カセット6で給紙動作を実行し
ている最中に、これとは無関係なID番号の給紙カセ
ット4の給紙エラーがディスプレイ16に表示される。
そこで、これを確認したユーザは、給紙カセット6での
給紙中に給紙カセット4の給紙エラーを解消することが
できるので、給紙カセット6での給紙動作の完了後に給
紙カセット4での給紙動作を開始するようなことが迅速
に実行できる。
【0030】なお、上述のように給紙カセット6の給紙
エラーが解消されると、図4に示すように、テーブル4
0の更新とディスプレイ16の表示とが再開されるの
で、次の給紙カセット7の給紙エラーがディスプレイ1
6に表示される。つまり、ユーザが給紙エラーを解消す
ると、次の給紙エラーが表示されるので、ユーザは給紙
動作の実行中に全部の給紙エラーを解消することがで
き、次の給紙動作を迅速に開始することができる。
【0031】なお、本発明の画像形成装置は、上述した
レーザプリンタ1に限定されるものではなく、本質を逸
脱しない範囲で各種の変形を許容するものである。例え
ば、エラー報知手段が報知動作を実行する場合に、固定
選択モードの設定下では、従来と同様に選択された給紙
カセット4〜8等の給紙エラーのみを報知し、自動選択
モードの設定下では、前述のように給紙用に選択されて
いない給紙カセット4〜8の給紙エラーを報知すること
も可能である。
【0032】この場合、固定選択モードでは、給紙中で
ない給紙カセット4〜8等の給紙エラーは表示されない
ので、ユーザに現状で直接に必要でないエラー報知は行
なわないようにすることができる。自動選択モードで
は、給紙中に他の給紙エラーを表示されるので、給紙カ
セット4〜8等が自動切替される以前に給紙エラーを解
消することができ、自動選択モードの処理動作を有効に
実行させることができる。
【0033】さらに、上述のように自動選択モードの設
定下で給紙用に選択されていない給紙カセット4〜8等
の給紙エラーを報知する場合に、給紙用に選択された用
紙カセット4〜8等と同一の印刷用紙を収納している用
紙カセット4〜8等の給紙エラーを報知すれば、自動選
択モードで切り替えられる給紙カセット4〜8等の給紙
エラーを事前に解消しておくことができるので、より有
効に自動選択モードの処理動作を実行させることができ
る。このような場合も、給紙用に選択された用紙カセッ
ト4〜8等と同一の印刷用紙を収納している用紙カセッ
ト4〜8等の給紙エラーのみを報知することの他、この
ような給紙エラーを優先しつつ順番に全部の給紙エラー
を報知することも可能である。
【0034】さらに、上述のように自動選択モードの設
定下で給紙用に選択されていない給紙カセット4〜8等
の給紙エラーを報知する場合に、給紙用に選択された給
紙カセット4〜8等と同一の印刷用紙を収納する給紙カ
セット4〜8等が無い場合は、このことをガイダンスメ
ッセージなどでディスプレイ16に表示させることも可
能である。この場合、自動選択モードによる給紙カセッ
ト4〜8等の切り替えは実行できないことがユーザに報
知されるので、例えば、ユーザは自動切替が実行される
以前に手差トレー3に同一の印刷用紙を補給し、ここに
自動切替を実行させるようなことができる。
【0035】なお、上述のようなレーザプリンタ1に
は、用紙搬送路の下流に位置する給紙カセット4〜8等
の着脱状態が、上流に位置する給紙カセット4〜8等の
給紙動作に影響する製品もある。このようなレーザプリ
ンタ1では、例えば、第二の給紙カセット5で給紙動作
を実行している場合、第三の給紙カセット6や大容量給
紙装置9を着脱しても給紙動作を継続するが、手差トレ
ー3の開閉や第一の給紙カセット4の着脱を実行すると
給紙動作を停止する。
【0036】このような場合、前述のように第二の給紙
カセット5の給紙中に第一の給紙カセット4の給紙エラ
ーを報知すると、この給紙エラーを解消するためにユー
ザが第一の給紙カセット4を装置本体2から取り外し、
第二の給紙カセット5による給紙動作を停止する可能性
が高い。
【0037】そこで、上述のようなことが問題となる場
合には、エラー報知手段が報知動作を実行する場合に、
給紙用に選択された前記給紙カセット4〜8等の給紙動
作に影響する前記給紙カセット4〜8等の給紙エラーは
報知しないことが好ましい。さらに、給紙カセット4〜
8等の複数に給紙エラーが発生している場合には、給紙
動作に影響しない給紙カセット4〜8等の給紙エラーは
報知することが好ましい。
【0038】例えば、第二の給紙カセット5の給紙中に
第一・第三の給紙カセット4,6に給紙エラーが発生し
ているならば、給紙動作に影響する第一の給紙カセット
4の給紙エラーは報知せず、給紙動作に影響しない第三
の給紙カセット6の給紙エラーは報知する。この場合、
ユーザは給紙エラーを解消するために第一の給紙カセッ
ト4を取り外すことはないので、第二の給紙カセット5
の給紙動作は良好に実行され、この給紙動作に影響しな
い第三の給紙カセット6の給紙エラーは良好に解消され
るので、この給紙カセット6を利用した給紙動作を迅速
に開始することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、用紙収納部の
給紙エラーを給紙用に選択されていなくとも報知するエ
ラー報知手段を設けたことにより、一個の用紙収納部の
給紙中に他の用紙収納部の給紙エラーをユーザに報知す
ることができるので、一個の用紙収納部の給紙中に他の
用紙収納部の給紙エラーを解消させて給紙動作を連続的
に実行するようなことができる。
【0040】請求項2記載の発明では、エラー報知手段
は、固定選択モードの設定下では選択された用紙収納部
の給紙エラーを報知し、自動選択モードの設定下では給
紙用に選択されていない用紙収納部の給紙エラーを報知
することにより、固定選択モードでは、用紙収納部の自
動切替が発生しないので、現状の給紙動作に直接に影響
しない給紙エラーはユーザに報知しないようにすること
ができ、自動選択モードでは、用紙収納部の自動切替が
発生するので、これが発生する以前に用紙収納部の給紙
エラーを解消させるようなことができる。
【0041】請求項3記載の発明では、エラー報知手段
は、自動選択モードの設定下では選択された用紙収納部
と同一の印刷用紙を収納している用紙収納部の給紙エラ
ーを報知することにより、自動切替される可能性が高い
用紙収納部の給紙エラーを事前に解消させるようなこと
ができるので、自動選択モードの処理動作を有効に実行
させることができる。
【0042】請求項4記載の発明では、エラー報知手段
は、自動選択モードの設定下で選択された用紙収納部と
同一の印刷用紙を収納する用紙収納部が無いことを報知
することにより、自動切替の動作エラーを事前に解消さ
せるようなことができるので、自動選択モードの処理動
作を有効に実行させることができる。
【0043】請求項5記載の発明では、エラー報知手段
は、給紙用に選択された用紙収納部の給紙動作に影響す
る用紙収納部の給紙エラーは報知しないことにより、実
行中の給紙動作に影響する用紙収納部のエラー処理は実
行されないようにできるので、給紙動作を円滑に実行さ
せることができる。
【0044】請求項6記載の発明では、エラー報知手段
は、複数の用紙収納部の給紙エラーのうち、給紙用に選
択された用紙収納部の給紙動作に影響しない用紙収納部
の給紙エラーは報知することにより、実行中の給紙動作
に影響しない用紙収納部のエラー処理は実行されるよう
にできるので、実行中の給紙動作に影響しない範囲で給
紙エラーを解消させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施の形態であるレー
ザプリンタの外観を示す模式図である。
【図2】レーザプリンタの要部の回路構造を示すブロッ
ク図である。
【図3】用紙収納部である給紙カセット等のエラー状態
が格納されたテーブルを示す模式図である。
【図4】レーザプリンタのエラー表示の処理動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 3〜9 用紙収納部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定選択モードと自動選択モードとが切
    替自在に設定され、複数の用紙収納部の一個から選択的
    に給送される印刷用紙に画像が形成される際、固定選択
    モードの設定下では固定的に選択された前記用紙収納部
    に給紙エラーが発生すると給紙動作を停止し、自動選択
    モードの設定下では切替自在に選択された前記用紙収納
    部に給紙エラーが発生すると他の前記用紙収納部で給紙
    動作を継続する画像形成装置において、前記用紙収納部
    の給紙エラーを給紙用に選択されていなくとも報知する
    エラー報知手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 エラー報知手段は、固定選択モードの設
    定下では選択された用紙収納部の給紙エラーを報知し、
    自動選択モードの設定下では給紙用に選択されていない
    用紙収納部の給紙エラーを報知することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 エラー報知手段は、自動選択モードの設
    定下では選択された用紙収納部と同一の印刷用紙を収納
    している用紙収納部の給紙エラーを報知することを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 エラー報知手段は、自動選択モードの設
    定下で選択された用紙収納部と同一の印刷用紙を収納す
    る用紙収納部が無いことを報知することを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 エラー報知手段は、給紙用に選択された
    用紙収納部の給紙動作に影響する用紙収納部の給紙エラ
    ーは報知しないことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 エラー報知手段は、複数の用紙収納部の
    給紙エラーのうち、給紙用に選択された用紙収納部の給
    紙動作に影響しない前記用紙収納部の給紙エラーは報知
    することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
JP7182528A 1995-07-19 1995-07-19 画像形成装置 Pending JPH0934193A (ja)

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JP7182528A JPH0934193A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 画像形成装置

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JP7182528A JPH0934193A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 画像形成装置

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JP7182528A Pending JPH0934193A (ja) 1995-07-19 1995-07-19 画像形成装置

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JP (1) JPH0934193A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100414445C (zh) * 2003-11-13 2008-08-27 夏普株式会社 图像形成装置、印刷作业发送装置、数据管理装置、程序、记录媒体及印刷用纸的供给方法

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CN100414445C (zh) * 2003-11-13 2008-08-27 夏普株式会社 图像形成装置、印刷作业发送装置、数据管理装置、程序、记录媒体及印刷用纸的供给方法

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