JPH0933875A - 液晶表示装置用ガラス基板の整列移載方法 - Google Patents

液晶表示装置用ガラス基板の整列移載方法

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JPH0933875A
JPH0933875A JP18183695A JP18183695A JPH0933875A JP H0933875 A JPH0933875 A JP H0933875A JP 18183695 A JP18183695 A JP 18183695A JP 18183695 A JP18183695 A JP 18183695A JP H0933875 A JPH0933875 A JP H0933875A
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JP
Japan
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glass substrate
cassette
empty cassette
empty
display device
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JP18183695A
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English (en)
Inventor
Masato Fujisawa
正人 藤沢
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Advanced Display Inc
Original Assignee
Advanced Display Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空カセットに移載されるガラス基板の方向を
そろえることによって成膜工程での装置異常時のフィー
ドバックが可能になり、またリソグラフィー工程でパタ
ーニングの確実性や生産性を向上させることができるガ
ラス基板の整列移載方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 液晶表示装置用ガラス基板Gを収納した
実カセットK1が載置される実カセット載置部1と、空
カセットK2が載置される空カセット載置部2と、前記
ガラス基板G1を空カセットK2へ移載するための基板
移載機構とからなり、前記ガラス基板G1のコーナー部
Cに形成されたオリエンテーションフラット部Pを光学
式センサで検出して、前記空カセットK2に移載される
ガラス基板の方向を整列させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置用ガラ
ス基板(以下、単にガラス基板という)の整列移載方法
に関する。さらに詳しくは、液晶表示装置の製造工程に
おけるガラス基板を整列してカセットからカセットに移
載することができるガラス基板の整列移載方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置の製造工程においては、ガ
ラス基板を搬送や保管用のカセットから処理装置の薬液
用カセットなどに自動的に移し換える移載装置が用いら
れている。この移載装置は、たとえば図5に示すよう
に、架台50に搬送用ロボット51が据え付けられてい
る。そしてこの架台50には、該ロボット51を挟むよ
うに、ガラス基板Gを収納した実カセット52と空カセ
ット53が載置される。なお各カセットは、両側板54
の内壁に支持溝55が形成される箱型をしており、たと
えば実カセット52には、ガラス基板Gが20枚収納さ
れている(なお、図2は、見易くするために、現実の収
納枚数よりもガラス基板の数を少なくしている)。前記
搬送用ロボット51は、真空吸着穴56を有する前後進
可能なスライダ57を昇降および回転させる駆動部58
から構成されている。この移載装置による移載方法は、
まず搬送用ロボット51により、スライダ57を実カセ
ット52内の下段のガラス基板Gの下方に下降および前
進させ、1枚のガラス基板Gを吸着したのち後退および
上昇させる。ついで空カセット53側へ旋回し、再びス
ライダ57を空カセット53内に前進させ、ガラス基板
Gを移載する。そしてスライダ57を後退および旋回さ
せたのち、前述の動作を繰り返し、実カセット52から
空カセット53へすべてのガラス基板Gの移し換えを行
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置の製造工
程における、成膜工程、リソグラフィー工程などのプロ
セス処理工程では、カセット内のガラス基板Gの方向を
同一方向に整列させておく必要がある。
【0004】しかしながら、前記移載方法は、単にガラ
ス基板Gの移し換えを行なうため、実カセット53内に
収納されているガラス基板Gのオリエンテーションフラ
ット部(以下、単にオリフラ部という)の方向が不整列
のばあい、移し換えられた空カセット53内のガラス基
板Gの方向も不整列になり、たとえばリソグラフィー処
理工程におけるガラス基板にパターニングがえられない
問題がある。
【0005】本発明は、叙上の事情に鑑み、空カセット
に移載されるガラス基板の方向をそろえることによって
成膜工程での装置異常時のフィードバックが可能にな
り、またリソグラフィー工程でパターニングの確実性や
生産性を向上させることができるガラス基板の整列移載
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガラス基板の整
列移載方法は、液晶表示装置用ガラス基板を収納した実
カセットが載置される実カセット載置部と、空カセット
が載置される空カセット載置部と、前記ガラス基板を空
カセットへ移載するための基板移載機構とからなり、前
記ガラス基板のコーナー部に形成されたオリエンテーシ
ョンフラット部を光学式センサで検出して、前記空カセ
ットに移載されるガラス基板の方向を整列させることを
特徴としている。
【0007】また前記ガラス基板のコーナー部に形成さ
れたオリエンテーションフラット部を接触子で検出し
て、前記空カセットに移載されるガラス基板の方向を整
列させることを特徴としている。
【0008】また前記ガラス基板の素子領域外にパター
ニングされた認識マークを光学式カメラで検出して、前
記空カセットに移載されるガラス基板の方向を整列させ
ることを特徴としている。
【0009】さらに前記ガラス基板の素子領域のパター
ンを直接パターン認識カメラで認識し、前記空カセット
に移載されるガラス基板の方向を整列させることを特徴
としている。
【0010】また前記光学式センサの検出に代えて、素
子領域外にパターニングされた認識マークを光学式カメ
ラで検出することができる。
【0011】さらに前記光学式センサの検出に代えて、
素子領域のパターンをパターン認識カメラで認識するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のガラス基板の整列移載方
法によれば、実カセットから引き出されたガラス基板に
形成されるオリフラ部を光学式センサにて検出し、正規
の方向ならそのまま空カセット内に移載され、正規の方
向でないばあいは、ガラス基板を回転して正規の方向に
整列し、そののち空カセット内に移載する。その結果、
空カセット内のガラス基板はすべて整列された状態で収
納される。
【0013】また前記光学式センサの検出に代えて、接
触子による機械式で検出することができる。
【0014】以下、添付図面に基づいて本発明のガラス
基板の整列移載方法を説明する。
【0015】図1は本発明のガラス基板の整列移載方法
の一実施例にかかわる整列移載装置を示す概略斜視図で
ある。
【0016】図1に示すように、本発明の整列移載方法
にかかわる整列移載装置は、架台Bに配置されており、
ガラス基板Gを収納した実カセットK1が載置される実
カセット載置部1と、空カセットK2が載置される空カ
セット載置部2と、前記ガラス基板Gの方向を整列する
整列部3と、前記実カセットK1内から引き出したガラ
ス基板Gを前記整列部3へ移載するとともに、方向を確
認したのちガラス基板を整列部3から空カセットK2へ
移載するための基板移載機構である基板搬送用ロボット
4とから構成されている。
【0017】前記実カセットK1と空カセットK2は、
両側板5の内壁に支持溝6が形成される箱型をしてお
り、実カセットK1の支持溝6にガラス基板Gが支持さ
れている。このガラス基板Gのコーナー部、たとえば左
上のコーナー部Cには、三角形状に切り欠かれたオリフ
ラ部Pが形成されている。なお7は、手搬送用の取手で
ある。
【0018】前記整列部3は、ガラス基板Gが載置され
る回転板8と、該回転板8を旋回させるモータ(図示せ
ず)と、ガラス基板Gのオリフラ部Pを検出するセンサ
9から構成されている。本実施例におけるセンサ9の位
置は、ガラス基板Gのオリフラ部Pを検出できるよう
に、左上に取り付けられている。
【0019】前記基板搬送用ロボット4は、真空吸着穴
10を有する前後進可能なスライダ11と該スライダ1
1を昇降および回転させる駆動部12から構成されてい
る。
【0020】つぎに本発明の整列移載方法を説明する。
【0021】まずガラス基板Gを収納した実カセットK
1と空カセットK2をそれぞれ載置部1、2に載置す
る。載置が確認されると、スライダ11が実カセットK
1内の最下段に収納されるガラス基板Gの下方に向けて
矢印a、bで示す方向に下降と前進を行なう。ついで1
枚のガラス基板Gを真空吸着穴10によって真空吸着
し、矢印Cで示す方向に後退する。そして矢印d、e、
fで示すように整列部3側へ向けて旋回、上昇および前
進し、ガラス基板Gを回転板8に移載する。この整列部
3では、センサ9によってガラス基板G1のオリフラ部
Pの位置を検出する。図1に示されるガラス基板G1の
ばあい、ガラス基板G1の方向は正規の方向なので、た
とえば「有」という確認がされ、そのままスライダ11
でガラス基板G1を吸着し、そして空カセットK2側へ
向けて矢印g、h方向へ後退および旋回したのち、再び
矢印b1、c1方向に前後進し、ガラス基板Gを空カセ
ットK2内の最上段の位置に移載する。一方、前記整列
部3に移載されたカラス基板G1の方向が図1に示され
る方向と反対方向、すなわちオリフラ部Pの位置が20
にあるばあい、センサ9による検出は「無し」という確
認をする。このばあい、整列部3のモータで回転板8を
矢印i方向またはj方向へオリフラ部Pの「有」という
確認がなされるまで旋回し、図1に示される方向に整列
される。そののち、前述と同様にガラス基板G1を整列
させて空カセットK2内に移載する。このようにして、
実カセットK1から引き出されるガラス基板Gの方向を
順次検出し、整列させて空カセットK2に移し換える。
【0022】つぎに本発明の他の整列移載方法を説明す
る。
【0023】図2に示すように、2股状の接触子(接触
治具)31を図2中の矢印32の方向からガラス基板G
1のコーナー部Cに押し当て、ガラス基板G1のオリフ
ラ部Pを検出したのち、空カセットに該ガラス基板G1
の方向を整列して移載するようにされている。なお本発
明における接触子の形状は、オリフラ部を機械式に検出
することができるものであれば、とくに2股状に限定さ
れるものではない。
【0024】つぎに本発明のさらに他の整列移載方法を
説明する。
【0025】図3に示すように、素子領域S外に形成さ
れる、たとえば直径が4mmφの黒ぬりなどの認識マー
ク33を光学式カメラであるCCDカメラ34で検出し
て、ガラス基板G1の方向を整列させることができる。
【0026】つぎに本発明のさらなる他の整列移載方法
を説明する。
【0027】図4に示すように、素子領域に形成される
配列パターンを直接パターン認識カメラ35で認識し
て、ガラス基板G1の方向を整列させることができる。
前記パターン認識カメラ35としては、パターン認識カ
メラと画像処理ユニットを組み合わせた方法を用いるこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のガラス基
板の整列移載方法では、実カセット内のガラス基板の方
向(向き)が不揃いであっても整列部により整列される
ため、空カセット内に収納されたガラス基板は確実に整
列された状態で収納される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス基板の整列移載方法の一実施例
にかかわる整列移載装置を示す概略斜視図である。
【図2】本発明のガラス基板の整列移載方法の他の実施
例を示す平面図である。
【図3】本発明のガラス基板の整列移載方法の他の実施
例を示す要部斜視図である。
【図4】本発明のガラス基板の整列移載方法の他の実施
例を示す要部斜視図である。
【図5】従来の移載方法にかかわる移載装置を示す概略
斜視図である。
【符号の説明】
1 実カセット載置部 2 空カセット載置部 3 整列部 4 基板搬送用ロボット 9 センサ 31 接触子 34 CCDカメラ 35 パターン認識カメラ C コーナー部 G、G1 ガラス基板 K1 実カセット K2 空カセット P オリエンテーションフラット部(オリフラ部) S 素子領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示装置用ガラス基板を収納した実
    カセットが載置される実カセット載置部と、空カセット
    が載置される空カセット載置部と、前記ガラス基板を空
    カセットへ移載するための基板移載機構とからなり、前
    記ガラス基板のコーナー部に形成されたオリエンテーシ
    ョンフラット部を光学式センサで検出して、前記空カセ
    ットに移載されるガラス基板の方向を整列させることを
    特徴とする液晶表示装置用ガラス基板の整列移載方法。
  2. 【請求項2】 液晶表示装置用ガラス基板を収納した実
    カセットが載置される実カセット載置部と、空カセット
    が載置される空カセット載置部と、前記ガラス基板を空
    カセットへ移載するための基板移載機構とからなり、前
    記ガラス基板のコーナー部に形成されたオリエンテーシ
    ョンフラット部を接触子で検出して、前記空カセットに
    移載されるガラス基板の方向を整列させることを特徴と
    する液晶表示装置用ガラス基板の整列移載方法。
  3. 【請求項3】 液晶表示装置用ガラス基板を収納した実
    カセットが載置される実カセット載置部と、空カセット
    が載置される空カセット載置部と、前記ガラス基板を空
    カセットへ移載するための基板移載機構とからなり、前
    記ガラス基板の素子領域外にパターニングされた認識マ
    ークを光学式カメラで検出して、前記空カセットに移載
    されるガラス基板の方向を整列させることを特徴とする
    液晶表示装置用ガラス基板の整列移載方法。
  4. 【請求項4】 液晶表示装置用ガラス基板を収納した実
    カセットが載置される実カセット載置部と、空カセット
    が載置される空カセット載置部と、前記ガラス基板を空
    カセットへ移載するための基板移載機構とからなり、前
    記ガラス基板の素子領域のパターンを直接パターン認識
    カメラで認識し、前記空カセットに移載されるガラス基
    板の方向を整列させることを特徴とする液晶表示装置用
    ガラス基板の整列移載方法。
JP18183695A 1995-07-18 1995-07-18 液晶表示装置用ガラス基板の整列移載方法 Pending JPH0933875A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011207739A (ja) * 2010-03-08 2011-10-20 Asahi Glass Co Ltd ガラス基板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011207739A (ja) * 2010-03-08 2011-10-20 Asahi Glass Co Ltd ガラス基板

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