JPH0933864A - ノーズパッド取付け部材 - Google Patents
ノーズパッド取付け部材Info
- Publication number
- JPH0933864A JPH0933864A JP7207310A JP20731095A JPH0933864A JP H0933864 A JPH0933864 A JP H0933864A JP 7207310 A JP7207310 A JP 7207310A JP 20731095 A JP20731095 A JP 20731095A JP H0933864 A JPH0933864 A JP H0933864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nose pad
- nose
- pad
- synthetic resin
- pad mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C5/00—Constructions of non-optical parts
- G02C5/12—Nose pads; Nose-engaging surfaces of bridges or rims
- G02C5/122—Nose pads; Nose-engaging surfaces of bridges or rims with adjustable means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 弾性、クッション性に富み、使用者の鼻
の形状に応じ、自由にその接触角が変化でき、装着感を
良好に保つこと。 【解決手段】 メガネフレームのノーズパッド取付け用
ボックス３内に挿入係止されるサイコロ状をした基部５
と、該基部５から末広がり状に二又に分岐し、それぞれ
波形に屈曲せしめられた後ノーズパッド２の表面に達す
る脚部６と、該脚部６の下端に設けられたノーズパッド
取付け座７とを弾性を有する合成樹脂により一体的に成
形する。
の形状に応じ、自由にその接触角が変化でき、装着感を
良好に保つこと。 【解決手段】 メガネフレームのノーズパッド取付け用
ボックス３内に挿入係止されるサイコロ状をした基部５
と、該基部５から末広がり状に二又に分岐し、それぞれ
波形に屈曲せしめられた後ノーズパッド２の表面に達す
る脚部６と、該脚部６の下端に設けられたノーズパッド
取付け座７とを弾性を有する合成樹脂により一体的に成
形する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はメガネの部品、詳
しくはメガネを使用者の顔面に正しくホールドさせる為
の部品に関するものである。
しくはメガネを使用者の顔面に正しくホールドさせる為
の部品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】メガネは、使用者の顔面の所定位置に正
しく保持させなければその機能を十分に発揮させられな
いのは当然である。顔面への保持を目的とした部材とし
てノーズパッドが存在しており、このノーズパッドが使
用者の鼻へ接することにより、メガネは使用者の顔面へ
保持される。
しく保持させなければその機能を十分に発揮させられな
いのは当然である。顔面への保持を目的とした部材とし
てノーズパッドが存在しており、このノーズパッドが使
用者の鼻へ接することにより、メガネは使用者の顔面へ
保持される。
【０００３】このノーズパッドは大変重要な部材であ
り、調整が不十分だったり、その取付け位置が不適切だ
と、メガネレンズが顔面の定められた正しい位置に保持
されず、視力の矯正機能が低下したり、使用中にづり落
ちが生じ、装着感を著しく阻害する原因ともなる。
り、調整が不十分だったり、その取付け位置が不適切だ
と、メガネレンズが顔面の定められた正しい位置に保持
されず、視力の矯正機能が低下したり、使用中にづり落
ちが生じ、装着感を著しく阻害する原因ともなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この為、シリコーン樹
脂を用いるなどノーズパッドの材質に工夫を凝らし、摩
擦力を高め、づり落ちを防止したり、装着感を良好にす
る試みもあるが、必ずしも完全ではなかった。
脂を用いるなどノーズパッドの材質に工夫を凝らし、摩
擦力を高め、づり落ちを防止したり、装着感を良好にす
る試みもあるが、必ずしも完全ではなかった。
【０００５】又、テンプルによる引きを強くし、ノーズ
パッドの鼻への接触圧を高くし、保持力を向上させる試
みもあるが、これでは装着感が悪くなることは避けられ
ず、ノーズパッドが強く接触した鼻の皮膚には鬱血によ
る押し跡が付いてしまい、この押し跡はメガネをはずし
た後も長時間残存する為、特に婦人には嫌われ、メガネ
着用を躊躇される大きな原因の一つにもなっていた。
パッドの鼻への接触圧を高くし、保持力を向上させる試
みもあるが、これでは装着感が悪くなることは避けられ
ず、ノーズパッドが強く接触した鼻の皮膚には鬱血によ
る押し跡が付いてしまい、この押し跡はメガネをはずし
た後も長時間残存する為、特に婦人には嫌われ、メガネ
着用を躊躇される大きな原因の一つにもなっていた。
【０００６】この発明はメガネの顔面への保持に関する
上記従来の問題点を解決することを目的とするものであ
り、メガネの顔面への保持を確実にしながら装着感を良
好に保つと共に鼻の皮膚にノーズパッドの接触跡を残す
ことのないノーズパッド取付け部材を提供せんとするも
のである。
上記従来の問題点を解決することを目的とするものであ
り、メガネの顔面への保持を確実にしながら装着感を良
好に保つと共に鼻の皮膚にノーズパッドの接触跡を残す
ことのないノーズパッド取付け部材を提供せんとするも
のである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、メガネフレ
ームのノーズパッド取付け用ボックス３内に挿入係止さ
れるサイコロ状をした基部５と、該基部５から末広がり
状に二又に分岐し、それぞれ波形に屈曲せしめられた後
ノーズパッド２の表面に達する脚部６と、該脚部６の下
端に設けられたノーズパッド取付け座７とを弾性を有す
る合成樹脂により一体的に成形することにより、上記課
題を解決せんとするものである。
ームのノーズパッド取付け用ボックス３内に挿入係止さ
れるサイコロ状をした基部５と、該基部５から末広がり
状に二又に分岐し、それぞれ波形に屈曲せしめられた後
ノーズパッド２の表面に達する脚部６と、該脚部６の下
端に設けられたノーズパッド取付け座７とを弾性を有す
る合成樹脂により一体的に成形することにより、上記課
題を解決せんとするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】図中１はこの発明に係るノーズパ
ッド取付け部材、２はノーズパッド、３はノーズパッド
取付け用ボックスであり、ノーズパッド取付け用ボック
ス３は端部が開口したドーム状をなしており、メガネフ
レーム１１のレンズ周縁部１２から植設された金属線材
４の先端に取付けられている。
ッド取付け部材、２はノーズパッド、３はノーズパッド
取付け用ボックスであり、ノーズパッド取付け用ボック
ス３は端部が開口したドーム状をなしており、メガネフ
レーム１１のレンズ周縁部１２から植設された金属線材
４の先端に取付けられている。
【００１０】一方、この発明に係るノーズパッド取付け
部材１は前記ノーズパッド取付け用ボックス３に挿入係
止されるサイコロ状をした基部５及びこの基部５から延
設された脚部６、脚部６の下端に設けられたノーズパッ
ド取付け座７とからなっており、これらは弾性を有する
合成樹脂により一体成形されている。基部５とノーズパ
ッド取付け用ボックス３との結合は、ナイロン糸による
固定、ビスによる固定、基部５の側壁に設けた突起によ
る係止等、公知の手段により実施可能であるが、この実
施例においては基部５とノーズパッド取付け用ボックス
３とにそれぞれ設けられた貫通孔１３にナイロン糸１４
を通し、その両端を加熱し、押しつぶすことにより結合
を行っている。
部材１は前記ノーズパッド取付け用ボックス３に挿入係
止されるサイコロ状をした基部５及びこの基部５から延
設された脚部６、脚部６の下端に設けられたノーズパッ
ド取付け座７とからなっており、これらは弾性を有する
合成樹脂により一体成形されている。基部５とノーズパ
ッド取付け用ボックス３との結合は、ナイロン糸による
固定、ビスによる固定、基部５の側壁に設けた突起によ
る係止等、公知の手段により実施可能であるが、この実
施例においては基部５とノーズパッド取付け用ボックス
３とにそれぞれ設けられた貫通孔１３にナイロン糸１４
を通し、その両端を加熱し、押しつぶすことにより結合
を行っている。
【００１１】脚部６はこの基部５の下端から末広がり状
に二又に分岐して一体的に延設されており、波形に屈曲
せしめられた屈曲部８を経て、その末端は水平になった
舌方状のノーズパッド取付け座７になっている。なお、
この実施例においては、この脚部６は左右対称に一対設
けられており、屈曲部８、ノーズパッド取付け座７も左
右対称となっているが、必ずしも左右対称にする必要は
なく、メガネフレームの形状等によっては左右非対称形
に脚部６を形成しても良い。。
に二又に分岐して一体的に延設されており、波形に屈曲
せしめられた屈曲部８を経て、その末端は水平になった
舌方状のノーズパッド取付け座７になっている。なお、
この実施例においては、この脚部６は左右対称に一対設
けられており、屈曲部８、ノーズパッド取付け座７も左
右対称となっているが、必ずしも左右対称にする必要は
なく、メガネフレームの形状等によっては左右非対称形
に脚部６を形成しても良い。。
【００１２】そして、このノーズパッド取付け座７はノ
ーズパッド２の裏面に公知の手段により固定されてい
る。なお、この実施例においてはノーズパッド取付け座
７に小径の透孔９を設け、ノーズパッド２の裏面から植
設されている固定用小突起柱１０にこの透孔９を挿入
し、固定用小突起柱１０の先端を加熱してつぶすことに
より固定を行っているが、他の固定手段を用いても良い
ことはもちろんである。
ーズパッド２の裏面に公知の手段により固定されてい
る。なお、この実施例においてはノーズパッド取付け座
７に小径の透孔９を設け、ノーズパッド２の裏面から植
設されている固定用小突起柱１０にこの透孔９を挿入
し、固定用小突起柱１０の先端を加熱してつぶすことに
より固定を行っているが、他の固定手段を用いても良い
ことはもちろんである。
【００１３】なお、この実施例においては屈曲部８は上
下に一回づつ屈曲させているが、図４に示すものの様に
上方向に一回だけ屈曲させても良く、屈曲回数が多い
程、弾性、柔軟性に富むことになるが、デザイン及び加
工上の配慮から屈曲回数を決定すれば良い。
下に一回づつ屈曲させているが、図４に示すものの様に
上方向に一回だけ屈曲させても良く、屈曲回数が多い
程、弾性、柔軟性に富むことになるが、デザイン及び加
工上の配慮から屈曲回数を決定すれば良い。
【００１４】又、このノーズパッド取付け部材１は弾性
を有する合成樹脂により一体成形されており、加工の容
易さ、耐久力、経済性等を考慮すればポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂等の軟質エラストマーがその素材と
して好ましい、。又、その硬度はショアＤ硬度３０〜８
０が好ましい。
を有する合成樹脂により一体成形されており、加工の容
易さ、耐久力、経済性等を考慮すればポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂等の軟質エラストマーがその素材と
して好ましい、。又、その硬度はショアＤ硬度３０〜８
０が好ましい。
【００１５】本発明の実施態様は上述の通りの構成を有
するものであり、このノーズパッド取付け部材１を用い
たメガネを着用した場合、着用によってノーズパッド２
に加わる圧力を屈曲部８が吸収し、ノーズパッドは圧力
の加わる方向及びその大きさに応じて自由に傾いたり、
沈んだりすることになる。
するものであり、このノーズパッド取付け部材１を用い
たメガネを着用した場合、着用によってノーズパッド２
に加わる圧力を屈曲部８が吸収し、ノーズパッドは圧力
の加わる方向及びその大きさに応じて自由に傾いたり、
沈んだりすることになる。
【００１６】
【発明の効果】従って、ノーズパッドは最も自然で無理
のない状態で使用者の鼻に接することになる為、使用者
の鼻の一部に集中して不自然な押圧力がかかることは回
避され、極めて良好な装着感を与え、激しい動きを伴う
場合においてもメガネのづり落ちが起きることもない。
又、長時間の使用によっても鼻のノーズパッドの接触箇
所に鬱血によるノーズパッドの押し跡が残ることもな
く、女性用メガネ等においても特に有用なものである。
のない状態で使用者の鼻に接することになる為、使用者
の鼻の一部に集中して不自然な押圧力がかかることは回
避され、極めて良好な装着感を与え、激しい動きを伴う
場合においてもメガネのづり落ちが起きることもない。
又、長時間の使用によっても鼻のノーズパッドの接触箇
所に鬱血によるノーズパッドの押し跡が残ることもな
く、女性用メガネ等においても特に有用なものである。
【００１７】
【図１】この発明に係るノーズパッド取付け部材の一実
施例の斜視図。
施例の斜視図。
【図２】図１における矢視Ａ−Ａ線断面図。
【図３】実際にメガネに装着した状態の説明図。
【図４】他の実施例の側面図。
１ ノーズパッド取付け部材 ２ ノーズパッド ３ ノーズパッド取付け用ボックス ４ 金属線材 ５ 基部 ６ 脚部 ７ ノーズパッド取付け座 ８ 屈曲部 ９ 透孔 １０ 固定用小突起柱 １１ メガネフレーム １２ レンズ周縁部 １３ 貫通孔 １４ ナイロン糸
Claims (1)
- 【請求項１】 メガネフレームのノーズパッド取付け用
ボックス３内に挿入係止されるサイコロ状をした基部５
と、該基部５から末広がり状に二又に分岐し、それぞれ
波形に屈曲せしめられた後ノーズパッド２の表面に達す
る脚部６と、該脚部６の下端に設けられたノーズパッド
取付け座７とを弾性を有する合成樹脂により一体的に成
形したことを特徴とするノーズパッド取付け部材。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7207310A JPH0933864A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | ノーズパッド取付け部材 |
| US08/559,170 US5572265A (en) | 1995-07-24 | 1995-11-13 | Nose pad device for glasses |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7207310A JPH0933864A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | ノーズパッド取付け部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0933864A true JPH0933864A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16537658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7207310A Pending JPH0933864A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | ノーズパッド取付け部材 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5572265A (ja) |
| JP (1) | JPH0933864A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6106117A (en) * | 1999-08-10 | 2000-08-22 | Gazelle Corporation | Assembled structure of a nose mat matched to a nose supporter |
| JP2011524552A (ja) * | 2008-06-16 | 2011-09-01 | ハーディステイ オプティカル グループ、エルエルシー | 光分散式のメガネ用ノーズパッド |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2517079A1 (fr) * | 1981-11-24 | 1983-05-27 | Finasse Sa Ets Pierre | Plaquette nasale, en matiere plastique souple pour monture de lunettes |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP7207310A patent/JPH0933864A/ja active Pending
- 1995-11-13 US US08/559,170 patent/US5572265A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5572265A (en) | 1996-11-05 |
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