JPH09330820A - インピーダンス素子 - Google Patents
インピーダンス素子Info
- Publication number
- JPH09330820A JPH09330820A JP15097496A JP15097496A JPH09330820A JP H09330820 A JPH09330820 A JP H09330820A JP 15097496 A JP15097496 A JP 15097496A JP 15097496 A JP15097496 A JP 15097496A JP H09330820 A JPH09330820 A JP H09330820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating plate
- core
- impedance element
- drum core
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドラムコアの高さが製品の高さとなるようす
ることができる薄型のドラム型トランス及びチョークコ
イルを提供することである。 【解決手段】 ドラムコア1と、ドラムコア1を挿着す
るための絶縁板2とを有する。ドラムコア1は、その一
方の鍔が絶縁板2を貫通した状態で固着されている。
ることができる薄型のドラム型トランス及びチョークコ
イルを提供することである。 【解決手段】 ドラムコア1と、ドラムコア1を挿着す
るための絶縁板2とを有する。ドラムコア1は、その一
方の鍔が絶縁板2を貫通した状態で固着されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等に使用
されるインピーダンス素子に関し、特にDC−DCコン
バータのような用途に適したインピーダンス素子に関す
るものである。尚、ここでいうインピーダンス素子は、
コアに巻線を施したトランスやチョークコイル等を含む
ものとする。
されるインピーダンス素子に関し、特にDC−DCコン
バータのような用途に適したインピーダンス素子に関す
るものである。尚、ここでいうインピーダンス素子は、
コアに巻線を施したトランスやチョークコイル等を含む
ものとする。
【0002】
【従来の技術】図7を参照して、従来のインピーダンス
素子についてチョークコイルを例にとって説明する。
素子についてチョークコイルを例にとって説明する。
【0003】従来、この種のチョークコイルは、図7に
示すように、絶縁板32には嵌入溝34が設けられ、絶
縁板32の前記嵌入溝34の領域以外の上面に端子33
が設けられている。前記嵌入溝34にはドラムコア31
が接着により設置されている。尚、ここでは、チョーク
コイルを例にとって説明したがトランスにおいても端子
数を除けば上記構成と同様である。
示すように、絶縁板32には嵌入溝34が設けられ、絶
縁板32の前記嵌入溝34の領域以外の上面に端子33
が設けられている。前記嵌入溝34にはドラムコア31
が接着により設置されている。尚、ここでは、チョーク
コイルを例にとって説明したがトランスにおいても端子
数を除けば上記構成と同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のチョークコイ
ル及びトランスでは、絶縁板32の厚み分高さが高くな
ってしまい、又、高さを低くすべくコアの高さ寸法を削
ると、所定の特性(インダクタンス等)を得られなくな
るという問題点があった。
ル及びトランスでは、絶縁板32の厚み分高さが高くな
ってしまい、又、高さを低くすべくコアの高さ寸法を削
ると、所定の特性(インダクタンス等)を得られなくな
るという問題点があった。
【0005】本発明の課題は、高さ寸法を縮小できるよ
うにして製品の薄型化に寄与するインピーダンス素子を
提供することである。
うにして製品の薄型化に寄与するインピーダンス素子を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ドラム
コアと、該ドラムコアを挿着するための絶縁板とを有
し、前記ドラムコアは、その一方の鍔が前記絶縁板を貫
通した状態で固着されていることを特徴とするインピー
ダンス素子が得られる。
コアと、該ドラムコアを挿着するための絶縁板とを有
し、前記ドラムコアは、その一方の鍔が前記絶縁板を貫
通した状態で固着されていることを特徴とするインピー
ダンス素子が得られる。
【0007】さらに、本発明によれば、前記鍔の厚さと
前記絶縁板の厚さとが実質的に同一であることを特徴と
するインピーダンス素子が得られる。
前記絶縁板の厚さとが実質的に同一であることを特徴と
するインピーダンス素子が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜図6を参照して本
発明に係るインピーダンス素子の実施の形態について説
明する。尚、ここではインピーダンス素子としてチョー
クコイルの場合を例示して説明する。
発明に係るインピーダンス素子の実施の形態について説
明する。尚、ここではインピーダンス素子としてチョー
クコイルの場合を例示して説明する。
【0009】図1は本発明に係るチョークコイルの一実
施の形態を示す外観斜視図である。図1において、角型
の絶縁板2は、ドラムコア1の下側の鍔の外周面に、該
鍔の厚さと同じ厚さで成型固着される。絶縁板2の4つ
の角部には、それぞれ金属の端子3が4本設置される。
この場合、本実施の形態では、チョークコイルの場合な
ので、4本の端子3の内、2本の端子にのみ巻線が絡げ
られている。尚、絶縁板2のドラムコア1の下側の鍔の
外周面への固着の方法において、上記成型固着の他に、
あらかじめドラムコア1の下側の鍔と同じ厚さの角型の
絶縁板を製造し、該絶縁板にドラムコア1の下側の鍔を
挿通するための貫通孔を設け、ドラムコア1を前記貫通
孔へ嵌め込むようにして固着する方法でもよい。
施の形態を示す外観斜視図である。図1において、角型
の絶縁板2は、ドラムコア1の下側の鍔の外周面に、該
鍔の厚さと同じ厚さで成型固着される。絶縁板2の4つ
の角部には、それぞれ金属の端子3が4本設置される。
この場合、本実施の形態では、チョークコイルの場合な
ので、4本の端子3の内、2本の端子にのみ巻線が絡げ
られている。尚、絶縁板2のドラムコア1の下側の鍔の
外周面への固着の方法において、上記成型固着の他に、
あらかじめドラムコア1の下側の鍔と同じ厚さの角型の
絶縁板を製造し、該絶縁板にドラムコア1の下側の鍔を
挿通するための貫通孔を設け、ドラムコア1を前記貫通
孔へ嵌め込むようにして固着する方法でもよい。
【0010】図2、図3に示されるように、絶縁板2の
厚さは、ドラムコア1の下側の鍔の厚さと同じか又はそ
れ以下であればよい。
厚さは、ドラムコア1の下側の鍔の厚さと同じか又はそ
れ以下であればよい。
【0011】図4に示すように、ドラムコア1の鍔の外
周面に凹部11を設け、絶縁板2は、その貫通孔の内壁
に凹部11に嵌入可能な突条21を持つように成型して
ドラムコア1の鍔に固着すれば、ドラムコア1の凹部1
1と絶縁板2の突条21とが互いにかみ合って嵌合する
ことになり、単なる接着に比べて外れに対して高い組み
付け強度を得ることができる。
周面に凹部11を設け、絶縁板2は、その貫通孔の内壁
に凹部11に嵌入可能な突条21を持つように成型して
ドラムコア1の鍔に固着すれば、ドラムコア1の凹部1
1と絶縁板2の突条21とが互いにかみ合って嵌合する
ことになり、単なる接着に比べて外れに対して高い組み
付け強度を得ることができる。
【0012】次に、図4〜図6を参照して本発明に係る
インピーダンス素子の絶縁板に設けられる端子の形状に
ついて説明する。図4では、絶縁板2に垂直に円柱状の
ピン端子3が植設され、図5では、図1に示すように、
J字状の端子3が絶縁板2の上端面から外周面に沿って
下端面に至るように固着され、図6では、ガルウイング
状の端子3が絶縁板2の外周面に植設されている例を示
している。端子の形状は、インピーダンス素子を他の電
子機器に接続する際、該電子機器の接続部の形状等の相
違に応じて変えなければならない。従って、上記種々の
形状の端子をあらかじめ用意することにより、さまざま
な形状の電子機器に接続することが可能となる。
インピーダンス素子の絶縁板に設けられる端子の形状に
ついて説明する。図4では、絶縁板2に垂直に円柱状の
ピン端子3が植設され、図5では、図1に示すように、
J字状の端子3が絶縁板2の上端面から外周面に沿って
下端面に至るように固着され、図6では、ガルウイング
状の端子3が絶縁板2の外周面に植設されている例を示
している。端子の形状は、インピーダンス素子を他の電
子機器に接続する際、該電子機器の接続部の形状等の相
違に応じて変えなければならない。従って、上記種々の
形状の端子をあらかじめ用意することにより、さまざま
な形状の電子機器に接続することが可能となる。
【0013】尚、上記した説明はチョークコイルの場合
であるが、トランスとして使用することも可能であるこ
とは言うまでもない。
であるが、トランスとして使用することも可能であるこ
とは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、完成品の高さをドラム
コアの高さにまで低く調整することができる。
コアの高さにまで低く調整することができる。
【0015】又、ドラムコアの底面が露出しているた
め、巻線への通電により発熱しても該コアから直接放熱
し、コアの温度上昇が押さえられる。
め、巻線への通電により発熱しても該コアから直接放熱
し、コアの温度上昇が押さえられる。
【0016】又、コアと絶縁板とが互いにかみ合って固
着されているので、接着に比べて外れに対して高い組み
付け強度性が得られる。
着されているので、接着に比べて外れに対して高い組み
付け強度性が得られる。
【図1】本発明に係るチョークコイルの一実施の形態を
示す外観斜視図である。
示す外観斜視図である。
【図2】本発明に係るチョークコイルの一実施の形態を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図3】本発明に係るチョークコイルの他の実施の形態
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図4】本発明に係るチョークコイルの端子の形状並び
に鍔と絶縁板との固着状態を示す部分断面図である。
に鍔と絶縁板との固着状態を示す部分断面図である。
【図5】本発明に係るチョークコイルの端子の形状の他
の実施の形態を示す図である。
の実施の形態を示す図である。
【図6】本発明に係るチョークコイルの端子の形状の更
に他の実施の形態を示す図である。
に他の実施の形態を示す図である。
【図7】従来のチョークコイルの構造を示した部分断面
図である。
図である。
1,31 ドラムコア 2,32 絶縁板 3,33 端子 11 凹部 21 突条 34 嵌入溝
Claims (2)
- 【請求項1】 ドラムコアと、該ドラムコアを挿着する
ための絶縁板とを有し、前記ドラムコアは、その一方の
鍔が前記絶縁板を貫通した状態で固着されていることを
特徴とするインピーダンス素子。 - 【請求項2】 請求項1記載のインピーダンス素子にお
いて、前記鍔の厚さと前記絶縁板の厚さとが実質的に同
一であることを特徴とするインピーダンス素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15097496A JPH09330820A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | インピーダンス素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15097496A JPH09330820A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | インピーダンス素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09330820A true JPH09330820A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15508524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15097496A Pending JPH09330820A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | インピーダンス素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09330820A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005094737A (ja) * | 2003-08-13 | 2005-04-07 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ用チップコイルおよびチップコイル型アンテナ |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP15097496A patent/JPH09330820A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005094737A (ja) * | 2003-08-13 | 2005-04-07 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ用チップコイルおよびチップコイル型アンテナ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050223 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |