JPH09329848A - 原稿サイズ検知装置 - Google Patents
原稿サイズ検知装置Info
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- JPH09329848A JPH09329848A JP14718096A JP14718096A JPH09329848A JP H09329848 A JPH09329848 A JP H09329848A JP 14718096 A JP14718096 A JP 14718096A JP 14718096 A JP14718096 A JP 14718096A JP H09329848 A JPH09329848 A JP H09329848A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成動作の開始前に、原稿カバーを開け
たままの状態で、原稿のサイズを検知することができ、
しかも原稿サイズの誤検知による操作者の意図しない複
写動作を防止する原稿サイズ検知装置を提供することを
課題とする。 【解決手段】 原稿載置台上に載置された原稿の原稿サ
イズ検知装置であって、上記原稿載置台上の複数の所定
位置における原稿の有無を検知する原稿検知手段と、上
記原稿載置台に開閉自在に設けられた原稿カバーと、こ
の原稿カバーが開いている状態で、前記原稿検知手段の
検出結果が変動せずに所定時間連続した時に、前記原稿
検知手段の検出結果に基づいて上記原稿載置台上に載置
された原稿の原稿サイズを判定する原稿サイズ判定手段
と、を備えるように構成して課題を解決した。
たままの状態で、原稿のサイズを検知することができ、
しかも原稿サイズの誤検知による操作者の意図しない複
写動作を防止する原稿サイズ検知装置を提供することを
課題とする。 【解決手段】 原稿載置台上に載置された原稿の原稿サ
イズ検知装置であって、上記原稿載置台上の複数の所定
位置における原稿の有無を検知する原稿検知手段と、上
記原稿載置台に開閉自在に設けられた原稿カバーと、こ
の原稿カバーが開いている状態で、前記原稿検知手段の
検出結果が変動せずに所定時間連続した時に、前記原稿
検知手段の検出結果に基づいて上記原稿載置台上に載置
された原稿の原稿サイズを判定する原稿サイズ判定手段
と、を備えるように構成して課題を解決した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写機
等の画像形成装置に使用される原稿サイズ検知装置に関
し、特に自動用紙選択機能及び自動倍率選択機能を有す
る装置に好適な原稿サイズ検知装置に関するものであ
る。
等の画像形成装置に使用される原稿サイズ検知装置に関
し、特に自動用紙選択機能及び自動倍率選択機能を有す
る装置に好適な原稿サイズ検知装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の原稿サイズ検知装置に関
する技術としては、例えば、特開昭60−263966
号公報や特開平2−44376号公報等に開示されてい
るものがある。上記特開昭60−263966号公報に
係る画像処理装置は、原稿サイズ検知手段が検知した原
稿サイズに応じて自動給紙モードおよび自動変倍モード
を決定して転写を行う画像処理装置において、前記原稿
サイズを前記画像処理装置の操作部に定型サイズとして
表示する原稿サイズ表示手段を具備するように構成した
ものである。
する技術としては、例えば、特開昭60−263966
号公報や特開平2−44376号公報等に開示されてい
るものがある。上記特開昭60−263966号公報に
係る画像処理装置は、原稿サイズ検知手段が検知した原
稿サイズに応じて自動給紙モードおよび自動変倍モード
を決定して転写を行う画像処理装置において、前記原稿
サイズを前記画像処理装置の操作部に定型サイズとして
表示する原稿サイズ表示手段を具備するように構成した
ものである。
【0003】また、上記特開平2−44376号公報に
係る画像形成装置は、原稿台に載置されている原稿のサ
イズを読取って、装置本体に着脱自在に装着されている
複数種類の被転写材の中から上記原稿サイズに対応する
被転写材を自動選択するモードを備え、原稿のサイズに
応じた被転写材に画像形成を行う画像形成装置におい
て、前記装置本体に装着される被転写材のサイズを表示
する表示手段と、前記自動選択モードを設定する設定手
段と、この設定手段により前記自動選択モードが設定さ
れている状態で、かつ画像形成動作の開始前に、前記装
置本体に装着されているすべての被転写材のサイズを前
記表示手段により表示せしめるとともに、画像形成動作
の開始にともなって、前記自動選択モードにより自動選
択された被転写材のサイズだけを前記表示手段により表
示せしめる制御手段と、を具備するように構成したもの
である。
係る画像形成装置は、原稿台に載置されている原稿のサ
イズを読取って、装置本体に着脱自在に装着されている
複数種類の被転写材の中から上記原稿サイズに対応する
被転写材を自動選択するモードを備え、原稿のサイズに
応じた被転写材に画像形成を行う画像形成装置におい
て、前記装置本体に装着される被転写材のサイズを表示
する表示手段と、前記自動選択モードを設定する設定手
段と、この設定手段により前記自動選択モードが設定さ
れている状態で、かつ画像形成動作の開始前に、前記装
置本体に装着されているすべての被転写材のサイズを前
記表示手段により表示せしめるとともに、画像形成動作
の開始にともなって、前記自動選択モードにより自動選
択された被転写材のサイズだけを前記表示手段により表
示せしめる制御手段と、を具備するように構成したもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記特開昭60−263966号公報に係る画像処
理装置の場合には、原稿サイズ検知手段が検知した原稿
サイズを、画像処理装置の操作部に定型サイズとして表
示する原稿サイズ表示手段を具備するように構成したの
で、原稿サイズに応じて操作者の意図に反した転写倍率
が設定されたり、原稿サイズに応じて操作者の意図に反
したサイズの転写紙が給紙されてしまうのを防止するこ
とができる。しかしながら、上記画像処理装置の場合に
は、原稿台ガラス上に原稿が載置されていても、コピー
キー又は原稿サイズ検知スタートキーを押さないと、ど
の用紙が選択されるのか、あるいはどのような倍率が選
択されるのか不明であるため、原稿台ガラス上に原稿を
押圧する原稿圧板が開いた状態では、意図しない複写動
作がなされてしまう虞れがあるという問題点があった。
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記特開昭60−263966号公報に係る画像処
理装置の場合には、原稿サイズ検知手段が検知した原稿
サイズを、画像処理装置の操作部に定型サイズとして表
示する原稿サイズ表示手段を具備するように構成したの
で、原稿サイズに応じて操作者の意図に反した転写倍率
が設定されたり、原稿サイズに応じて操作者の意図に反
したサイズの転写紙が給紙されてしまうのを防止するこ
とができる。しかしながら、上記画像処理装置の場合に
は、原稿台ガラス上に原稿が載置されていても、コピー
キー又は原稿サイズ検知スタートキーを押さないと、ど
の用紙が選択されるのか、あるいはどのような倍率が選
択されるのか不明であるため、原稿台ガラス上に原稿を
押圧する原稿圧板が開いた状態では、意図しない複写動
作がなされてしまう虞れがあるという問題点があった。
【0005】さらに説明すると、上記画像処理装置の場
合には、コピーキー又は原稿サイズ検知スタートキーが
押されてはじめて、原稿のサイズ検知動作を開始するた
め、原稿台ガラス上に原稿を押圧する原稿圧板が開いた
状態でコピーキー等を押すと、原稿台ガラス上に原稿を
押さえるオペレータの手の影で原稿のサイズを誤検知し
たり、原稿台ガラスを通して原稿のサイズを検知するセ
ンサーに外乱光が入射して誤検知等が生じるという問題
点があった。
合には、コピーキー又は原稿サイズ検知スタートキーが
押されてはじめて、原稿のサイズ検知動作を開始するた
め、原稿台ガラス上に原稿を押圧する原稿圧板が開いた
状態でコピーキー等を押すと、原稿台ガラス上に原稿を
押さえるオペレータの手の影で原稿のサイズを誤検知し
たり、原稿台ガラスを通して原稿のサイズを検知するセ
ンサーに外乱光が入射して誤検知等が生じるという問題
点があった。
【0006】また、上記特開平2−44376号公報に
係る画像形成装置の場合には、装置本体に装着される被
転写材のサイズを表示する表示手段と、前記自動選択モ
ードを設定する設定手段と、この設定手段により前記自
動選択モードが設定されている状態で、かつ画像形成動
作の開始前に、前記装置本体に装着されているすべての
被転写材のサイズを前記表示手段により表示せしめると
ともに、画像形成動作の開始にともなって、前記自動選
択モードにより自動選択された被転写材のサイズだけを
前記表示手段により表示せしめる制御手段と、を具備す
るように構成したものである。しかしながら、この画像
形成装置の場合にも、自動選択モードにより自動選択さ
れた被転写材のサイズを表示手段により表示するのは、
画像形成動作が開始した後であるため、表示手段に表示
された被転写材のサイズを見たときに、はじめて被転写
材のサイズが誤っていることに気が付く場合があり、意
図したサイズと異なる被転写材に画像が形成されてしま
う虞れがあるという問題点を有している。
係る画像形成装置の場合には、装置本体に装着される被
転写材のサイズを表示する表示手段と、前記自動選択モ
ードを設定する設定手段と、この設定手段により前記自
動選択モードが設定されている状態で、かつ画像形成動
作の開始前に、前記装置本体に装着されているすべての
被転写材のサイズを前記表示手段により表示せしめると
ともに、画像形成動作の開始にともなって、前記自動選
択モードにより自動選択された被転写材のサイズだけを
前記表示手段により表示せしめる制御手段と、を具備す
るように構成したものである。しかしながら、この画像
形成装置の場合にも、自動選択モードにより自動選択さ
れた被転写材のサイズを表示手段により表示するのは、
画像形成動作が開始した後であるため、表示手段に表示
された被転写材のサイズを見たときに、はじめて被転写
材のサイズが誤っていることに気が付く場合があり、意
図したサイズと異なる被転写材に画像が形成されてしま
う虞れがあるという問題点を有している。
【0007】このように、上記提案に係る装置の場合に
は、いずれも画像形成動作の開始前に、原稿カバーを開
けたままの状態で、原稿のサイズを検知することができ
ないため、原稿サイズの誤検知や意図したサイズと異な
る用紙に画像が形成される虞れを十分回避することがで
きないという問題点があった。
は、いずれも画像形成動作の開始前に、原稿カバーを開
けたままの状態で、原稿のサイズを検知することができ
ないため、原稿サイズの誤検知や意図したサイズと異な
る用紙に画像が形成される虞れを十分回避することがで
きないという問題点があった。
【0008】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、画像形成動作の開始前に、原稿カバーを開けた
ままの状態で、原稿のサイズを検知することができ、し
かも原稿サイズの誤検知による操作者の意図しない複写
動作を防止する原稿サイズ検知装置を提供することにあ
る。
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、画像形成動作の開始前に、原稿カバーを開けた
ままの状態で、原稿のサイズを検知することができ、し
かも原稿サイズの誤検知による操作者の意図しない複写
動作を防止する原稿サイズ検知装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、原稿載置台上に載置された
原稿の原稿サイズ検知装置であって、上記原稿載置台上
の複数の所定位置における原稿の有無を検知する原稿検
知手段と、上記原稿載置台に開閉自在に設けられた原稿
カバーと、この原稿カバーが開いている状態で、前記原
稿検知手段の検出結果が変動せずに所定時間連続した時
に、前記原稿検知手段の検出結果に基づいて上記原稿載
置台上に載置された原稿の原稿サイズを判定する原稿サ
イズ判定手段と、を備えるように構成されている。
に、請求項1記載の発明は、原稿載置台上に載置された
原稿の原稿サイズ検知装置であって、上記原稿載置台上
の複数の所定位置における原稿の有無を検知する原稿検
知手段と、上記原稿載置台に開閉自在に設けられた原稿
カバーと、この原稿カバーが開いている状態で、前記原
稿検知手段の検出結果が変動せずに所定時間連続した時
に、前記原稿検知手段の検出結果に基づいて上記原稿載
置台上に載置された原稿の原稿サイズを判定する原稿サ
イズ判定手段と、を備えるように構成されている。
【0010】また、請求項2記載の発明は、原稿載置台
上に載置された原稿の原稿サイズ検知装置であって、上
記原稿載置台上の複数の所定位置における原稿の有無を
検知する原稿検知手段と、上記原稿載置台に開閉自在に
設けられた原稿カバーと、この原稿カバーが開いている
状態で、前記原稿検知手段の検出結果が変動せずに所定
時間連続した時に、前記原稿検知手段の検出結果に基づ
いて上記原稿載置台上に載置された原稿の原稿サイズを
判定する原稿サイズ判定手段と、この原稿サイズ判定手
段の判定結果に基づいて用紙サイズを表示する用紙表示
手段と、を備えるように構成されている。
上に載置された原稿の原稿サイズ検知装置であって、上
記原稿載置台上の複数の所定位置における原稿の有無を
検知する原稿検知手段と、上記原稿載置台に開閉自在に
設けられた原稿カバーと、この原稿カバーが開いている
状態で、前記原稿検知手段の検出結果が変動せずに所定
時間連続した時に、前記原稿検知手段の検出結果に基づ
いて上記原稿載置台上に載置された原稿の原稿サイズを
判定する原稿サイズ判定手段と、この原稿サイズ判定手
段の判定結果に基づいて用紙サイズを表示する用紙表示
手段と、を備えるように構成されている。
【0011】さらに、請求項3記載の発明は、原稿載置
台上に載置された原稿の原稿サイズ検知装置であって、
上記原稿載置台上の複数の所定位置における原稿の有無
を検知する原稿検知手段と、上記原稿載置台に開閉自在
に設けられた原稿カバーと、この原稿カバーが開いてい
る状態で、前記原稿検知手段の検出結果が変動せずに所
定時間連続した時に、前記原稿検知手段の検出結果に基
づいて上記原稿載置台上に載置された原稿の原稿サイズ
を判定する原稿サイズ判定手段と、この原稿サイズ判定
手段の判定結果に基づいて複写倍率を表示する倍率表示
手段と、を備えるように構成されている。
台上に載置された原稿の原稿サイズ検知装置であって、
上記原稿載置台上の複数の所定位置における原稿の有無
を検知する原稿検知手段と、上記原稿載置台に開閉自在
に設けられた原稿カバーと、この原稿カバーが開いてい
る状態で、前記原稿検知手段の検出結果が変動せずに所
定時間連続した時に、前記原稿検知手段の検出結果に基
づいて上記原稿載置台上に載置された原稿の原稿サイズ
を判定する原稿サイズ判定手段と、この原稿サイズ判定
手段の判定結果に基づいて複写倍率を表示する倍率表示
手段と、を備えるように構成されている。
【0012】又、請求項4記載の発明は、前記請求項第
1項乃至第3項のいずれかに記載の原稿サイズ検知装置
において、前記原稿検知手段の検出結果が変動せずに所
定時間経過するまでは、当該原稿サイズ検知装置が適用
された画像形成装置の画像形成の開始を禁止もしくは一
時待機させる待機手段を備えるように構成されている。
1項乃至第3項のいずれかに記載の原稿サイズ検知装置
において、前記原稿検知手段の検出結果が変動せずに所
定時間経過するまでは、当該原稿サイズ検知装置が適用
された画像形成装置の画像形成の開始を禁止もしくは一
時待機させる待機手段を備えるように構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照してこの発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0014】図2はこの発明に係る原稿サイズ検知装置
を適用した画像形成装置の一実施の形態を示すものであ
る。
を適用した画像形成装置の一実施の形態を示すものであ
る。
【0015】図において、1は画像形成装置の本体を示
すものであり、この画像形成装置本体1の内部には、像
担持体としての感光体ドラム2が矢印方向に沿って回転
可能に配置されている。この感光体ドラム2の表面は、
図示しない一次帯電器によって所定の電位に帯電された
後、画像露光手段3によって原稿の画像が露光されて、
静電潜像が形成される。上記画像露光手段3は、プラテ
ンガラス4上に載置され原稿カバー5によって押圧され
た原稿6を照明する照明ランプ7と、原稿6からの反射
光を感光体ドラム2上へと導く複数枚のミラー8〜11
と、原稿6の画像を感光体ドラム2上に結像する結像レ
ンズ12とから構成されている。この画像露光手段3に
よって原稿6の画像が露光され、静電潜像が形成された
感光体ドラム2の表面は、図示しない現像装置によって
現像され、トナー像となる。上記感光体ドラム2上に形
成されたトナー像は、感光体ドラム2の回転と同期して
複数の給紙カセット13、14のいずれかから選択的に
搬送される転写用紙15上に、転写帯電器16の帯電に
よって転写された後、この転写用紙15は、分離帯電器
17の帯電によって感光体ドラム2上から分離される。
この感光体ドラム2の表面から分離された転写用紙15
は、定着装置18へと搬送され、当該定着装置18によ
りトナー像が熱及び圧力によって定着され、装置外の排
出トレイ19上に排出される。
すものであり、この画像形成装置本体1の内部には、像
担持体としての感光体ドラム2が矢印方向に沿って回転
可能に配置されている。この感光体ドラム2の表面は、
図示しない一次帯電器によって所定の電位に帯電された
後、画像露光手段3によって原稿の画像が露光されて、
静電潜像が形成される。上記画像露光手段3は、プラテ
ンガラス4上に載置され原稿カバー5によって押圧され
た原稿6を照明する照明ランプ7と、原稿6からの反射
光を感光体ドラム2上へと導く複数枚のミラー8〜11
と、原稿6の画像を感光体ドラム2上に結像する結像レ
ンズ12とから構成されている。この画像露光手段3に
よって原稿6の画像が露光され、静電潜像が形成された
感光体ドラム2の表面は、図示しない現像装置によって
現像され、トナー像となる。上記感光体ドラム2上に形
成されたトナー像は、感光体ドラム2の回転と同期して
複数の給紙カセット13、14のいずれかから選択的に
搬送される転写用紙15上に、転写帯電器16の帯電に
よって転写された後、この転写用紙15は、分離帯電器
17の帯電によって感光体ドラム2上から分離される。
この感光体ドラム2の表面から分離された転写用紙15
は、定着装置18へと搬送され、当該定着装置18によ
りトナー像が熱及び圧力によって定着され、装置外の排
出トレイ19上に排出される。
【0016】尚、転写用紙15が分離された後の感光体
ドラム2の表面は、図示しないクリーニング装置によっ
て残留トナー等が除去されるとともに、除電ランプによ
って残留電荷が消去され、次の画像形成工程に備えるよ
うになっている。
ドラム2の表面は、図示しないクリーニング装置によっ
て残留トナー等が除去されるとともに、除電ランプによ
って残留電荷が消去され、次の画像形成工程に備えるよ
うになっている。
【0017】ところで、この発明の一実施の形態に係る
原稿サイズ検知装置は、原稿載置台上に載置された原稿
の原稿サイズ検知装置であって、上記原稿載置台上の複
数の所定位置における原稿の有無を検知する原稿検知手
段と、上記原稿載置台に開閉自在に設けられた原稿カバ
ーと、この原稿カバーが開いている状態で、前記原稿検
知手段の検出結果が変動せずに所定時間連続した時に、
前記原稿検知手段の検出結果に基づいて上記原稿載置台
上に載置された原稿の原稿サイズを判定する原稿サイズ
判定手段と、を備えるように構成されている。
原稿サイズ検知装置は、原稿載置台上に載置された原稿
の原稿サイズ検知装置であって、上記原稿載置台上の複
数の所定位置における原稿の有無を検知する原稿検知手
段と、上記原稿載置台に開閉自在に設けられた原稿カバ
ーと、この原稿カバーが開いている状態で、前記原稿検
知手段の検出結果が変動せずに所定時間連続した時に、
前記原稿検知手段の検出結果に基づいて上記原稿載置台
上に載置された原稿の原稿サイズを判定する原稿サイズ
判定手段と、を備えるように構成されている。
【0018】すなわち、この実施の形態に係る原稿サイ
ズ検知装置は、図1に示すように、原稿載置台としての
プラテンガラス4上の複数の所定位置における原稿6の
有無を検知する原稿検知手段20を備えている。この原
稿検知手段20は、プラテンガラス4の下方に配置され
た4つの原稿サイズ検知センサー21〜24から構成さ
れている。これらの4つの原稿サイズ検知センサー21
〜24は、図3に示すように、発光素子25からプラテ
ンガラス4上の所定位置に向けて光を照射し、原稿6か
ら反射される光を受光素子26によって受光することに
より、プラテンガラス4上の複数の所定位置における原
稿6の有無を検知するものである。
ズ検知装置は、図1に示すように、原稿載置台としての
プラテンガラス4上の複数の所定位置における原稿6の
有無を検知する原稿検知手段20を備えている。この原
稿検知手段20は、プラテンガラス4の下方に配置され
た4つの原稿サイズ検知センサー21〜24から構成さ
れている。これらの4つの原稿サイズ検知センサー21
〜24は、図3に示すように、発光素子25からプラテ
ンガラス4上の所定位置に向けて光を照射し、原稿6か
ら反射される光を受光素子26によって受光することに
より、プラテンガラス4上の複数の所定位置における原
稿6の有無を検知するものである。
【0019】上記プラテンガラス4は、図4に示すよう
に、画像形成装置本体1の奥側の端縁4aと左側の端縁
4bを基準として、原稿6を載置するいわゆるコーナー
レジ方式のものである。上記4つの原稿サイズ検知セン
サー21〜24のうち、第1の原稿サイズ検知センサー
21は、プラテンガラス4の左側の端縁4bの内側に横
長のA4サイズの原稿6(A4SEF)の外側であっ
て、かつ横長のB4サイズの原稿6(B4SEF)の内
側に配置されているとともに、第2の原稿サイズ検知セ
ンサー22は、プラテンガラス4の左側の端縁4bの内
側に横長のB4サイズの原稿6(B4SEF)の外側で
あって、かつ横長のA3サイズの原稿6(A3SEF)
の内側に配置されている。また、第3の原稿サイズ検知
センサー23は、プラテンガラス4の奥側の端縁4aの
内側に横長のA5サイズの原稿6(A5SEF)の外側
であって、かつ横長のB5サイズの原稿6(B5SE
F)の内側に配置されているとともに、第4の原稿サイ
ズ検知センサー24は、プラテンガラス4の奥側の端縁
4aの内側に横長のB5サイズの原稿6(B5SEF)
の外側であって、かつ横長のA4サイズの原稿6(A4
SEF)の内側に配置されている。
に、画像形成装置本体1の奥側の端縁4aと左側の端縁
4bを基準として、原稿6を載置するいわゆるコーナー
レジ方式のものである。上記4つの原稿サイズ検知セン
サー21〜24のうち、第1の原稿サイズ検知センサー
21は、プラテンガラス4の左側の端縁4bの内側に横
長のA4サイズの原稿6(A4SEF)の外側であっ
て、かつ横長のB4サイズの原稿6(B4SEF)の内
側に配置されているとともに、第2の原稿サイズ検知セ
ンサー22は、プラテンガラス4の左側の端縁4bの内
側に横長のB4サイズの原稿6(B4SEF)の外側で
あって、かつ横長のA3サイズの原稿6(A3SEF)
の内側に配置されている。また、第3の原稿サイズ検知
センサー23は、プラテンガラス4の奥側の端縁4aの
内側に横長のA5サイズの原稿6(A5SEF)の外側
であって、かつ横長のB5サイズの原稿6(B5SE
F)の内側に配置されているとともに、第4の原稿サイ
ズ検知センサー24は、プラテンガラス4の奥側の端縁
4aの内側に横長のB5サイズの原稿6(B5SEF)
の外側であって、かつ横長のA4サイズの原稿6(A4
SEF)の内側に配置されている。
【0020】そして、上記原稿検知センサー21〜24
は、図5に示すように、各センサーが原稿6を検知した
か否かによって出力(原稿6を検知した場合には”
1”、検知しない場合には”0”)が変化し、後述する
制御手段は、各センサーの出力(0、1)の組み合わせ
に基づいて、原稿6のサイズを判定するようになってい
る。また、全ての原稿検知センサー21〜24が原稿6
を検知しない場合には、あらかじめ設定してあるサイ
ズ、例えばA5サイズ等の所定の原稿サイズと判定する
ようになっている。
は、図5に示すように、各センサーが原稿6を検知した
か否かによって出力(原稿6を検知した場合には”
1”、検知しない場合には”0”)が変化し、後述する
制御手段は、各センサーの出力(0、1)の組み合わせ
に基づいて、原稿6のサイズを判定するようになってい
る。また、全ての原稿検知センサー21〜24が原稿6
を検知しない場合には、あらかじめ設定してあるサイ
ズ、例えばA5サイズ等の所定の原稿サイズと判定する
ようになっている。
【0021】また、上記実施の形態に係る原稿サイズ検
知装置は、図1に示すように、プラテンガラス4に開閉
自在に設けられた原稿カバー5を備えており、この原稿
カバー5には、図6に示すように、当該原稿カバー5の
開閉角度を検知する角度検知センサー27が設けられて
いる。この角度検知センサー27は、原稿カバー5の開
閉角度が所定の角度θ以下の場合にはON状態となり、
原稿カバー5の開閉角度が所定の角度θを越えるとOF
F状態となるように構成されている。さらに、上記原稿
サイズ検知装置は、原稿カバー5が閉じられた状態にあ
ることを検知するクローズ検知センサー28を備えてお
り、このクローズ検知センサー28は、原稿カバー5が
完全に閉じた状態を検知するようになっている。
知装置は、図1に示すように、プラテンガラス4に開閉
自在に設けられた原稿カバー5を備えており、この原稿
カバー5には、図6に示すように、当該原稿カバー5の
開閉角度を検知する角度検知センサー27が設けられて
いる。この角度検知センサー27は、原稿カバー5の開
閉角度が所定の角度θ以下の場合にはON状態となり、
原稿カバー5の開閉角度が所定の角度θを越えるとOF
F状態となるように構成されている。さらに、上記原稿
サイズ検知装置は、原稿カバー5が閉じられた状態にあ
ることを検知するクローズ検知センサー28を備えてお
り、このクローズ検知センサー28は、原稿カバー5が
完全に閉じた状態を検知するようになっている。
【0022】さらに、上記画像形成装置のコンソールパ
ネル30には、図7に示すように、画像形成装置の複写
動作をスタートさせるスタートキー31以外に、各種の
メッセージを表示する表示部32、選択された給紙トレ
イを表示するトレイ表示器33、選択された用紙のサイ
ズを表示するサイズ表示器34、選択された複写倍率を
表示する倍率表示器35、画像形成の状態を表示する状
態表示器36等が設けられている。
ネル30には、図7に示すように、画像形成装置の複写
動作をスタートさせるスタートキー31以外に、各種の
メッセージを表示する表示部32、選択された給紙トレ
イを表示するトレイ表示器33、選択された用紙のサイ
ズを表示するサイズ表示器34、選択された複写倍率を
表示する倍率表示器35、画像形成の状態を表示する状
態表示器36等が設けられている。
【0023】図8はこの発明の一実施の形態に係る原稿
サイズ検知装置の制御回路を示すブロック図である。
サイズ検知装置の制御回路を示すブロック図である。
【0024】図において、37は画像形成装置及び原稿
サイズ検知装置の動作を制御するCPUからなる制御手
段を示すものであり、この制御手段37には、画像形成
装置にセットされている給紙トレイ内の転写用紙のサイ
ズを検知する用紙サイズ検知手段38と、前述した原稿
サイズ検知センサー21〜24からなる原稿サイズ検知
手段20と、角度検知センサー27と、クローズ検知セ
ンサー28と、スタートキー31と、自動用紙選択機能
及び自動倍率選択機能からなるオート機能とオペレータ
が手動で用紙のサイズ等を選択するマニュアル機能とを
切り替えるオート/マニュアル切替え手段39と、複写
枚数を入力する枚数入力手段40と、画像形成装置の紙
詰まり等を検知するジャム検知手段41と、紙なし検知
手段42からの信号が入力されるようになっている。ま
た、上記制御手段37からは、前述したトレイ表示器3
3と、サイズ表示器34と、倍率表示器35と、状態表
示器36に対して信号が出力され、所定の表示動作が行
われる。なお、上記制御手段37は、画像形成手段43
による画像形成動作をも制御するものである。
サイズ検知装置の動作を制御するCPUからなる制御手
段を示すものであり、この制御手段37には、画像形成
装置にセットされている給紙トレイ内の転写用紙のサイ
ズを検知する用紙サイズ検知手段38と、前述した原稿
サイズ検知センサー21〜24からなる原稿サイズ検知
手段20と、角度検知センサー27と、クローズ検知セ
ンサー28と、スタートキー31と、自動用紙選択機能
及び自動倍率選択機能からなるオート機能とオペレータ
が手動で用紙のサイズ等を選択するマニュアル機能とを
切り替えるオート/マニュアル切替え手段39と、複写
枚数を入力する枚数入力手段40と、画像形成装置の紙
詰まり等を検知するジャム検知手段41と、紙なし検知
手段42からの信号が入力されるようになっている。ま
た、上記制御手段37からは、前述したトレイ表示器3
3と、サイズ表示器34と、倍率表示器35と、状態表
示器36に対して信号が出力され、所定の表示動作が行
われる。なお、上記制御手段37は、画像形成手段43
による画像形成動作をも制御するものである。
【0025】以上の構成において、上記の如く構成され
る原稿サイズ検知装置が適用された画像形成装置では、
次のようにして、画像形成動作の開始前に、原稿カバー
を開けたままの状態で、原稿のサイズを検知することが
でき、しかも原稿サイズの誤検知により操作者の意図し
ない複写動作を防止するようになっている。
る原稿サイズ検知装置が適用された画像形成装置では、
次のようにして、画像形成動作の開始前に、原稿カバー
を開けたままの状態で、原稿のサイズを検知することが
でき、しかも原稿サイズの誤検知により操作者の意図し
ない複写動作を防止するようになっている。
【0026】すなわち、上記の如く構成される原稿サイ
ズ検知装置が適用された画像形成装置では、図9に示す
ように、まず、原稿検知処理のルーチンAが実行された
後(ステップ1)、スタートキー31がONされたか否
かが判別され(ステップ2)、スタートキー31がON
されるまで待機する。そして、スタートキー31がON
された場合には、スタートキー受付フラッグが原稿検知
処理のルーチンAでセットされたか否かが判別され(ス
テップ3)、スタートキー受付フラッグがセットされて
いない場合には、ステップ1に戻る。一方、スタートキ
ー受付フラッグがセットされている場合には、複写処理
が実行されるとともに(ステップ4)、異常状態が検知
されたか否かが判別され(ステップ5)、異常状態が検
知されない場合には、設定枚数の複写処理が終了するま
で複写処理を実行する(ステップ6)。そして、設定枚
数の複写処理が終了した場合には、スタートキー受付フ
ラッグをクリアしてステップ1に戻る(ステップ7)。
ズ検知装置が適用された画像形成装置では、図9に示す
ように、まず、原稿検知処理のルーチンAが実行された
後(ステップ1)、スタートキー31がONされたか否
かが判別され(ステップ2)、スタートキー31がON
されるまで待機する。そして、スタートキー31がON
された場合には、スタートキー受付フラッグが原稿検知
処理のルーチンAでセットされたか否かが判別され(ス
テップ3)、スタートキー受付フラッグがセットされて
いない場合には、ステップ1に戻る。一方、スタートキ
ー受付フラッグがセットされている場合には、複写処理
が実行されるとともに(ステップ4)、異常状態が検知
されたか否かが判別され(ステップ5)、異常状態が検
知されない場合には、設定枚数の複写処理が終了するま
で複写処理を実行する(ステップ6)。そして、設定枚
数の複写処理が終了した場合には、スタートキー受付フ
ラッグをクリアしてステップ1に戻る(ステップ7)。
【0027】また、複写動作の実行中に異常状態が検知
された場合には、複写動作を停止し(ステップ8)、異
常状態が解除されるまで待機し(ステップ9)、異常状
態が解除されてスタートキーがONされた場合には(ス
テップ10)、ステップ4に戻り、複写処理の実行を再
開するようになっている。
された場合には、複写動作を停止し(ステップ8)、異
常状態が解除されるまで待機し(ステップ9)、異常状
態が解除されてスタートキーがONされた場合には(ス
テップ10)、ステップ4に戻り、複写処理の実行を再
開するようになっている。
【0028】ところで、上記の如く構成される原稿サイ
ズ検知装置が適用された画像形成装置では、図9に示す
ように、スタンバイ時に原稿検知処理のルーチンAがコ
ールされ、以下のようにして原稿6のサイズからフィー
ドすべき用紙、もしくは複写倍率を決定し、これを表示
する処理を行う。この原稿検知処理のルーチンAにおい
ては、図10に示すように、まず、角度検知センサー2
7の出力がON状態からOFF状態に変化したか否か、
即ち原稿カバー5が開けられたか否かが判別され(ステ
ップ1)、原稿カバー5が開けられた場合には、制御手
段37のソフトウエアー等のタイマーに所定値αをセッ
トした後(ステップ2)、又原稿カバー5が開けられて
いない場合には、所定値αをセットせずに角度検知セン
サー27がOFF状態からON状態に変化したか否か、
即ち原稿カバー5が閉じられた状態となったか否かが判
別される(ステップ3)。ここで、タイマーの所定値α
は、原稿サイズ検知センサー21〜24の出力がすべ
て”0”の時に、あらかじめ設定してある優先原稿を表
示するまでのタイマー値である。
ズ検知装置が適用された画像形成装置では、図9に示す
ように、スタンバイ時に原稿検知処理のルーチンAがコ
ールされ、以下のようにして原稿6のサイズからフィー
ドすべき用紙、もしくは複写倍率を決定し、これを表示
する処理を行う。この原稿検知処理のルーチンAにおい
ては、図10に示すように、まず、角度検知センサー2
7の出力がON状態からOFF状態に変化したか否か、
即ち原稿カバー5が開けられたか否かが判別され(ステ
ップ1)、原稿カバー5が開けられた場合には、制御手
段37のソフトウエアー等のタイマーに所定値αをセッ
トした後(ステップ2)、又原稿カバー5が開けられて
いない場合には、所定値αをセットせずに角度検知セン
サー27がOFF状態からON状態に変化したか否か、
即ち原稿カバー5が閉じられた状態となったか否かが判
別される(ステップ3)。ここで、タイマーの所定値α
は、原稿サイズ検知センサー21〜24の出力がすべ
て”0”の時に、あらかじめ設定してある優先原稿を表
示するまでのタイマー値である。
【0029】そして、上記角度検知センサー27がOF
F状態からON状態に変化しない場合、即ち原稿カバー
5が開けられたままの状態の場合には、更に角度検知セ
ンサー27がOFF状態か否か、即ち原稿カバー5が閉
じた状態から開けられて、そのまま原稿カバー5を開け
た状態である所謂プラテンオープンの状態を維持してい
るか否かが判別される(ステップ4)。角度検知センサ
ー27がOFF状態ではなく、角度検知センサー27が
ON状態となり、原稿カバー5が閉じられた場合には、
スタートキー受付フラグをセットし(ステップ13)、
リターンする。上記角度検知センサー27がOFF状
態、即ち原稿カバー5を開けたままの状態である場合に
は、原稿サイズ検知センサー21〜24の1つでも出力
が変化したか否かが判別され(ステップ5)、原稿サイ
ズ検知センサー21〜24の出力が1つでも変化した場
合には、タイマーに所定値βを新たにセットし(ステッ
プ6)、原稿サイズ検知センサーの出力が所定時間αの
間に変化しない場合には、そのままオートモード(自動
用紙選択機能モード又は自動倍率選択機能モード)か否
かが判別される(ステップ7)。オートモードでない場
合には、スタートキー受付フラグをセットし(ステップ
13)、リターンする。ここで、タイマー値βは、原稿
サイズ検知センサーの出力が変化してから安定するまで
のタイマー値であり、通常は、タイマー値α>タイマー
値βに設定される。上記タイマー値βは、例えば、50
0msec〜1sec程度に設定されるが、1sec以
上でも10μsecと非常に短い時間でも良い。また、
上記タイマー値α又はβは、オペレータが任意の値を設
定できるように構成しても良い。
F状態からON状態に変化しない場合、即ち原稿カバー
5が開けられたままの状態の場合には、更に角度検知セ
ンサー27がOFF状態か否か、即ち原稿カバー5が閉
じた状態から開けられて、そのまま原稿カバー5を開け
た状態である所謂プラテンオープンの状態を維持してい
るか否かが判別される(ステップ4)。角度検知センサ
ー27がOFF状態ではなく、角度検知センサー27が
ON状態となり、原稿カバー5が閉じられた場合には、
スタートキー受付フラグをセットし(ステップ13)、
リターンする。上記角度検知センサー27がOFF状
態、即ち原稿カバー5を開けたままの状態である場合に
は、原稿サイズ検知センサー21〜24の1つでも出力
が変化したか否かが判別され(ステップ5)、原稿サイ
ズ検知センサー21〜24の出力が1つでも変化した場
合には、タイマーに所定値βを新たにセットし(ステッ
プ6)、原稿サイズ検知センサーの出力が所定時間αの
間に変化しない場合には、そのままオートモード(自動
用紙選択機能モード又は自動倍率選択機能モード)か否
かが判別される(ステップ7)。オートモードでない場
合には、スタートキー受付フラグをセットし(ステップ
13)、リターンする。ここで、タイマー値βは、原稿
サイズ検知センサーの出力が変化してから安定するまで
のタイマー値であり、通常は、タイマー値α>タイマー
値βに設定される。上記タイマー値βは、例えば、50
0msec〜1sec程度に設定されるが、1sec以
上でも10μsecと非常に短い時間でも良い。また、
上記タイマー値α又はβは、オペレータが任意の値を設
定できるように構成しても良い。
【0030】次に、制御手段37は、オートモードが選
択されている場合には、所定時間βだけ経過したか否か
を判別し(ステップ8)、所定時間βだけ経過していな
い場合にはリターンし、図9のステップ2に戻る。ま
た、所定時間βだけ経過した場合には、原稿サイズ検知
センサー21〜24の検知結果より原稿6のサイズを判
定する(ステップ9)。その後、自動用紙選択機能モー
ド(APSモード)か否かが判別され(ステップ1
0)、自動用紙選択機能モード(APSモード)の場合
には、検知された原稿サイズより選択すべき給紙トレイ
(用紙)をコンソールパネル30上に表示する(ステッ
プ11)。一方、自動用紙選択機能モード(APSモー
ド)ではなく、自動倍率選択機能モード(AMSモー
ド)の場合には、検知された原稿サイズより選択すべき
倍率をコンソールパネル30上に表示する(ステップ1
2)。そして、スタートキー受付フラグをセットして
(ステップ13)、図9に示すフローチャートに従って
複写動作を実行する。
択されている場合には、所定時間βだけ経過したか否か
を判別し(ステップ8)、所定時間βだけ経過していな
い場合にはリターンし、図9のステップ2に戻る。ま
た、所定時間βだけ経過した場合には、原稿サイズ検知
センサー21〜24の検知結果より原稿6のサイズを判
定する(ステップ9)。その後、自動用紙選択機能モー
ド(APSモード)か否かが判別され(ステップ1
0)、自動用紙選択機能モード(APSモード)の場合
には、検知された原稿サイズより選択すべき給紙トレイ
(用紙)をコンソールパネル30上に表示する(ステッ
プ11)。一方、自動用紙選択機能モード(APSモー
ド)ではなく、自動倍率選択機能モード(AMSモー
ド)の場合には、検知された原稿サイズより選択すべき
倍率をコンソールパネル30上に表示する(ステップ1
2)。そして、スタートキー受付フラグをセットして
(ステップ13)、図9に示すフローチャートに従って
複写動作を実行する。
【0031】また、上記ステップ3において、角度検知
センサー27がOFF状態からON状態に変化した場
合、即ち原稿カバー5が閉じられた場合には、原稿サイ
ズ検知センサー21〜24の検知結果より原稿6のサイ
ズを判定した後(ステップ14)、クローズ検知センサ
ー28がON状態となって原稿カバー5が完全に閉じら
れるまで待機し(ステップ15)、クローズ検知センサ
ー28がON状態となり、原稿カバー5が完全に閉じら
れた場合には、自動用紙選択機能モード(APSモー
ド)か否かが判別され(ステップ16)、自動用紙選択
機能モード(APSモード)の場合には、検知された原
稿サイズより選択すべき給紙トレイ(用紙)をコンソー
ルパネル30上に表示する(ステップ16)。一方、自
動用紙選択機能モード(APSモード)でない場合に
は、自動倍率選択機能モード(AMSモード)か否かが
判別され(ステップ18)、自動倍率選択機能モード
(AMSモード)の場合には、検知された原稿サイズよ
り選択すべき倍率をコンソールパネル30上に表示する
(ステップ19)。また、自動倍率選択機能モード(A
MSモード)でもなくマニュアルモードの場合には、選
択すべき給紙トレイや倍率の表示は行わない。そして、
スタートキー受付フラッグをセットして(ステップ1
3)、図9に示すフローチャートに従って複写動作を実
行する。
センサー27がOFF状態からON状態に変化した場
合、即ち原稿カバー5が閉じられた場合には、原稿サイ
ズ検知センサー21〜24の検知結果より原稿6のサイ
ズを判定した後(ステップ14)、クローズ検知センサ
ー28がON状態となって原稿カバー5が完全に閉じら
れるまで待機し(ステップ15)、クローズ検知センサ
ー28がON状態となり、原稿カバー5が完全に閉じら
れた場合には、自動用紙選択機能モード(APSモー
ド)か否かが判別され(ステップ16)、自動用紙選択
機能モード(APSモード)の場合には、検知された原
稿サイズより選択すべき給紙トレイ(用紙)をコンソー
ルパネル30上に表示する(ステップ16)。一方、自
動用紙選択機能モード(APSモード)でない場合に
は、自動倍率選択機能モード(AMSモード)か否かが
判別され(ステップ18)、自動倍率選択機能モード
(AMSモード)の場合には、検知された原稿サイズよ
り選択すべき倍率をコンソールパネル30上に表示する
(ステップ19)。また、自動倍率選択機能モード(A
MSモード)でもなくマニュアルモードの場合には、選
択すべき給紙トレイや倍率の表示は行わない。そして、
スタートキー受付フラッグをセットして(ステップ1
3)、図9に示すフローチャートに従って複写動作を実
行する。
【0032】このように、上記実施の形態に係る原稿サ
イズ検知装置では、原稿カバー5が開けられたままの状
態で、しかも自動用紙選択機能モード又は自動倍率選択
機能モードで原稿6の複写が行われる場合には、オペレ
ータが原稿5をプラテンガラス4上に載置してから、所
定時間βだけ時間が経過したか否かが判別され、所定時
間βだけ時間が経過したときにはじめて、原稿サイズ検
知センサー21〜24の検知結果より原稿6のサイズを
判定するように構成されているので、オペレータが原稿
6をプラテンガラス4上の所定の位置に載置して静止し
た後に、その静止した時の原稿サイズ検知センサー21
〜24の検知結果に基づいて原稿6のサイズを判定する
ため、画像形成動作の開始前に、原稿カバー5を開けた
ままの状態で、原稿6のサイズを検知することができる
のは勿論のこと、オペレータが原稿6をプラテンガラス
4上の所定の位置に載置して静止した後に原稿4のサイ
ズを検知するので、原稿サイズの誤検知により操作者の
意図しない複写動作を防止することができる。
イズ検知装置では、原稿カバー5が開けられたままの状
態で、しかも自動用紙選択機能モード又は自動倍率選択
機能モードで原稿6の複写が行われる場合には、オペレ
ータが原稿5をプラテンガラス4上に載置してから、所
定時間βだけ時間が経過したか否かが判別され、所定時
間βだけ時間が経過したときにはじめて、原稿サイズ検
知センサー21〜24の検知結果より原稿6のサイズを
判定するように構成されているので、オペレータが原稿
6をプラテンガラス4上の所定の位置に載置して静止し
た後に、その静止した時の原稿サイズ検知センサー21
〜24の検知結果に基づいて原稿6のサイズを判定する
ため、画像形成動作の開始前に、原稿カバー5を開けた
ままの状態で、原稿6のサイズを検知することができる
のは勿論のこと、オペレータが原稿6をプラテンガラス
4上の所定の位置に載置して静止した後に原稿4のサイ
ズを検知するので、原稿サイズの誤検知により操作者の
意図しない複写動作を防止することができる。
【0033】また、所定時間の経過以前にコピースター
トキー31が押されたとしても、サイズ検知が完了して
いないものとして、スタートキー受付フラグをセットせ
ず、コピースタートを禁止し、サイズ判定が終了した時
点でスタートキー受付フラグをセットしてはじめてスタ
ートキー31を受け付けるように制御するものである。
トキー31が押されたとしても、サイズ検知が完了して
いないものとして、スタートキー受付フラグをセットせ
ず、コピースタートを禁止し、サイズ判定が終了した時
点でスタートキー受付フラグをセットしてはじめてスタ
ートキー31を受け付けるように制御するものである。
【0034】このようにすることで、プラテンオープン
の状態でもAPS/AMSモードによる選択用紙や選択
倍率の表示をオペレータがコピースタートキーを押す前
に実施させ、意図しない複写動作の防止と確実なコピー
を実現する。
の状態でもAPS/AMSモードによる選択用紙や選択
倍率の表示をオペレータがコピースタートキーを押す前
に実施させ、意図しない複写動作の防止と確実なコピー
を実現する。
【0035】なお、上記の実施の形態では、原稿サイズ
検知センサーをプラテンガラスの下に4つ配置した場合
について説明したが、後述するように1つの素子が複数
点の観測が可能なマルチセンサや、CCD等を用いても
良いことは勿論である。
検知センサーをプラテンガラスの下に4つ配置した場合
について説明したが、後述するように1つの素子が複数
点の観測が可能なマルチセンサや、CCD等を用いても
良いことは勿論である。
【0036】実施の形態2 図11はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態2では、原稿検知手段が原稿サ
イズ検知センサー以外にプラテンガラス上に原稿そのも
のがあるか否かを検知する原稿有無検知センサーを備え
るように構成されている。
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態2では、原稿検知手段が原稿サ
イズ検知センサー以外にプラテンガラス上に原稿そのも
のがあるか否かを検知する原稿有無検知センサーを備え
るように構成されている。
【0037】すなわち、この実施の形態2では、原稿検
知手段20として、図11に示すように、4つの原稿サ
イズ検知センサー21〜24に加えて、プラテンガラス
4の基準となるコーナーに対応した位置に、原稿6の有
無そのものを検知する原稿有無検知センサー50を備え
るように構成されている。この場合、原稿有無検知セン
サー50が原稿6を検知しないときは、図12に示すよ
うに、他の原稿サイズ検知センサー21〜24が原稿6
を検知したか否かにかかわらず、自動用紙選択機能及び
自動倍率選択機能による表示を行わない。さらに、上記
原稿有無検知センサー50が原稿6を検知せず、しかも
他の原稿サイズ検知センサー21〜24が原稿6を検知
しない場合には、あらかじめ設定してある例えばA5サ
イズ等の所定の原稿サイズと判定するようになってい
る。
知手段20として、図11に示すように、4つの原稿サ
イズ検知センサー21〜24に加えて、プラテンガラス
4の基準となるコーナーに対応した位置に、原稿6の有
無そのものを検知する原稿有無検知センサー50を備え
るように構成されている。この場合、原稿有無検知セン
サー50が原稿6を検知しないときは、図12に示すよ
うに、他の原稿サイズ検知センサー21〜24が原稿6
を検知したか否かにかかわらず、自動用紙選択機能及び
自動倍率選択機能による表示を行わない。さらに、上記
原稿有無検知センサー50が原稿6を検知せず、しかも
他の原稿サイズ検知センサー21〜24が原稿6を検知
しない場合には、あらかじめ設定してある例えばA5サ
イズ等の所定の原稿サイズと判定するようになってい
る。
【0038】以上の構成において、この実施の形態2に
係る原稿サイズ検知装置では、図13に示すように、原
稿検知処理のルーチンAにおいて、角度検知センサー2
7の出力がON状態からOFF状態に変化したか否かを
判別することなく、直ちに当該角度検知センサー27が
OFF状態からON状態に変化したか否か、即ち原稿カ
バー5が閉じられたか否かが判別される(ステップ
1)。そして、上記角度検知センサー27がOFF状態
からON状態に変化しない場合、即ち原稿カバー5が開
けられたままの状態の場合には、更に角度検知センサー
27がOFF状態か否か、即ち原稿カバー5が開けたま
まの状態である所謂プラテンオープの状態を維持してい
るか否かが判別される(ステップ2)。上記角度検知セ
ンサー27がOFF状態、即ち原稿カバー5を開けたま
まの状態である場合には、原稿サイズ検知センサー21
〜24の1つでも出力が所定時間αの間に変化したか否
かが判別され(ステップ3)、原稿サイズ検知センサー
21〜24の出力が1つでも変化した場合には、タイマ
ーに所定値βを新たにセットし(ステップ4)、原稿サ
イズ検知センサーの出力が所定時間αの間に変化しない
場合には、そのままオートモード(自動用紙選択機能モ
ード又は自動倍率選択機能モード)か否かが判別される
(ステップ5)。
係る原稿サイズ検知装置では、図13に示すように、原
稿検知処理のルーチンAにおいて、角度検知センサー2
7の出力がON状態からOFF状態に変化したか否かを
判別することなく、直ちに当該角度検知センサー27が
OFF状態からON状態に変化したか否か、即ち原稿カ
バー5が閉じられたか否かが判別される(ステップ
1)。そして、上記角度検知センサー27がOFF状態
からON状態に変化しない場合、即ち原稿カバー5が開
けられたままの状態の場合には、更に角度検知センサー
27がOFF状態か否か、即ち原稿カバー5が開けたま
まの状態である所謂プラテンオープの状態を維持してい
るか否かが判別される(ステップ2)。上記角度検知セ
ンサー27がOFF状態、即ち原稿カバー5を開けたま
まの状態である場合には、原稿サイズ検知センサー21
〜24の1つでも出力が所定時間αの間に変化したか否
かが判別され(ステップ3)、原稿サイズ検知センサー
21〜24の出力が1つでも変化した場合には、タイマ
ーに所定値βを新たにセットし(ステップ4)、原稿サ
イズ検知センサーの出力が所定時間αの間に変化しない
場合には、そのままオートモード(自動用紙選択機能モ
ード又は自動倍率選択機能モード)か否かが判別される
(ステップ5)。
【0039】次に、制御手段37は、オートモードが選
択されている場合には、所定時間βだけ経過したか否か
を判別し(ステップ6)、所定時間βだけ経過していな
い場合にはリターンし、図9のステップ2に戻る。ま
た、所定時間βだけ経過した場合には、原稿有無検知セ
ンサー50がONか否かを判定し(ステップ7)、原稿
有無検知センサー50がOFFの場合にはリターンし、
図9のステップ2に戻る。一方、原稿有無検知センサー
50がONの場合には、原稿サイズ検知センサー21〜
24の検知結果より原稿6のサイズを判定する(ステッ
プ8)。その後、自動用紙選択機能モード(APSモー
ド)か否かが判別され(ステップ9)、自動用紙選択機
能モード(APSモード)の場合には、検知された原稿
サイズより選択すべき給紙トレイ(用紙)をコンソール
パネル30上に表示する(ステップ10)。一方、自動
用紙選択機能モード(APSモード)ではなく、自動倍
率選択機能モード(AMSモード)の場合には、検知さ
れた原稿サイズより選択すべき倍率をコンソールパネル
30上に表示する(ステップ11)。そして、スタート
キー受付フラグをセットして(ステップ12)、図9に
示すフローチャートに従って複写動作を実行する。
択されている場合には、所定時間βだけ経過したか否か
を判別し(ステップ6)、所定時間βだけ経過していな
い場合にはリターンし、図9のステップ2に戻る。ま
た、所定時間βだけ経過した場合には、原稿有無検知セ
ンサー50がONか否かを判定し(ステップ7)、原稿
有無検知センサー50がOFFの場合にはリターンし、
図9のステップ2に戻る。一方、原稿有無検知センサー
50がONの場合には、原稿サイズ検知センサー21〜
24の検知結果より原稿6のサイズを判定する(ステッ
プ8)。その後、自動用紙選択機能モード(APSモー
ド)か否かが判別され(ステップ9)、自動用紙選択機
能モード(APSモード)の場合には、検知された原稿
サイズより選択すべき給紙トレイ(用紙)をコンソール
パネル30上に表示する(ステップ10)。一方、自動
用紙選択機能モード(APSモード)ではなく、自動倍
率選択機能モード(AMSモード)の場合には、検知さ
れた原稿サイズより選択すべき倍率をコンソールパネル
30上に表示する(ステップ11)。そして、スタート
キー受付フラグをセットして(ステップ12)、図9に
示すフローチャートに従って複写動作を実行する。
【0040】また、上記ステップ1において、角度検知
センサー27がOFF状態からON状態に変化した場
合、即ち原稿カバー5が閉じられた場合には、原稿サイ
ズ検知センサー21〜24の検知結果より原稿6のサイ
ズを判定した後(ステップ13)、クローズ検知センサ
ー28がON状態となって原稿カバー5が完全に閉じら
れるまで待機し(ステップ14)、クローズ検知センサ
ー28がON状態となり、原稿カバー5が完全に閉じら
れた場合には、自動用紙選択機能モード(APSモー
ド)か否かが判別され(ステップ15)、自動用紙選択
機能モード(APSモード)の場合には、検知された原
稿サイズより選択すべき給紙トレイ(用紙)をコンソー
ルパネル30上に表示する(ステップ16)。一方、自
動用紙選択機能モード(APSモード)でない場合に
は、自動倍率選択機能モード(AMSモード)か否かが
判別され(ステップ17)、自動倍率選択機能モード
(AMSモード)の場合には、検知された原稿サイズよ
り選択すべき倍率をコンソールパネル30上に表示する
(ステップ18)。また、自動倍率選択機能モード(A
MSモード)でもなくマニュアルモードの場合には、選
択すべき給紙トレイや倍率の表示は行わない。そして、
スタートキー受付フラッグをセットして(ステップ1
2)、図9に示すフローチャートに従って複写動作を実
行する。
センサー27がOFF状態からON状態に変化した場
合、即ち原稿カバー5が閉じられた場合には、原稿サイ
ズ検知センサー21〜24の検知結果より原稿6のサイ
ズを判定した後(ステップ13)、クローズ検知センサ
ー28がON状態となって原稿カバー5が完全に閉じら
れるまで待機し(ステップ14)、クローズ検知センサ
ー28がON状態となり、原稿カバー5が完全に閉じら
れた場合には、自動用紙選択機能モード(APSモー
ド)か否かが判別され(ステップ15)、自動用紙選択
機能モード(APSモード)の場合には、検知された原
稿サイズより選択すべき給紙トレイ(用紙)をコンソー
ルパネル30上に表示する(ステップ16)。一方、自
動用紙選択機能モード(APSモード)でない場合に
は、自動倍率選択機能モード(AMSモード)か否かが
判別され(ステップ17)、自動倍率選択機能モード
(AMSモード)の場合には、検知された原稿サイズよ
り選択すべき倍率をコンソールパネル30上に表示する
(ステップ18)。また、自動倍率選択機能モード(A
MSモード)でもなくマニュアルモードの場合には、選
択すべき給紙トレイや倍率の表示は行わない。そして、
スタートキー受付フラッグをセットして(ステップ1
2)、図9に示すフローチャートに従って複写動作を実
行する。
【0041】このように、上記実施の形態に係る原稿サ
イズ検知装置では、プラテンガラス4上に原稿6がある
か否かを検知する原稿有無検知センサー50を別に備え
ているので、原稿検知処理のルーチンAにおいて、図1
3に示すように、原稿サイズ検知センサー21〜24の
出力がすべて”0”の時に、優先原稿を表示するまでの
タイマー値αをセットする必要がなく、待機時間がその
分短くなり、原稿6のサイズ検知動作を速やかに行うこ
とができる。
イズ検知装置では、プラテンガラス4上に原稿6がある
か否かを検知する原稿有無検知センサー50を別に備え
ているので、原稿検知処理のルーチンAにおいて、図1
3に示すように、原稿サイズ検知センサー21〜24の
出力がすべて”0”の時に、優先原稿を表示するまでの
タイマー値αをセットする必要がなく、待機時間がその
分短くなり、原稿6のサイズ検知動作を速やかに行うこ
とができる。
【0042】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
と同様であるので、その説明を省略する。
と同様であるので、その説明を省略する。
【0043】実施の形態3 図14はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態3では、原稿検知手段が個々の
位置の原稿の有無を検知する複数の原稿検知センサーか
ら構成されているのではなく、1つの原稿検知手段によ
って複数位置の原稿の有無が検知可能となっている。
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態3では、原稿検知手段が個々の
位置の原稿の有無を検知する複数の原稿検知センサーか
ら構成されているのではなく、1つの原稿検知手段によ
って複数位置の原稿の有無が検知可能となっている。
【0044】すなわち、この実施の形態3に係る原稿サ
イズ検知装置では、原稿検知手段として、文献オムロン
テクニクスVol。32、No1(1992)、P10
4〜P109に開示されているマルチビームを用いた原
稿検知センサを使用している。このマルチビームを用い
た原稿検知センサ60は、図14に示すように、副数本
のビーム61、62、63、64、65を互いに分離し
た状態でそれぞれ所定の位置に照射可能となっており、
原稿6からの反射光をも互いに分離した状態で、複数の
受光素子66、67、68、69、70によって受光可
能に構成されている。上記マルチビームを用いた2つの
原稿検知センサ71、72を、図15に示すように、所
定の位置に配置することにより、図16に示すように、
2つの原稿検知センサ71、72で原稿6のサイズを判
定することができる。
イズ検知装置では、原稿検知手段として、文献オムロン
テクニクスVol。32、No1(1992)、P10
4〜P109に開示されているマルチビームを用いた原
稿検知センサを使用している。このマルチビームを用い
た原稿検知センサ60は、図14に示すように、副数本
のビーム61、62、63、64、65を互いに分離し
た状態でそれぞれ所定の位置に照射可能となっており、
原稿6からの反射光をも互いに分離した状態で、複数の
受光素子66、67、68、69、70によって受光可
能に構成されている。上記マルチビームを用いた2つの
原稿検知センサ71、72を、図15に示すように、所
定の位置に配置することにより、図16に示すように、
2つの原稿検知センサ71、72で原稿6のサイズを判
定することができる。
【0045】このように、上記実施の形態3に係る原稿
サイズ検知装置では、原稿検知センサーの構成が簡単と
なり、装置の省スペース化及び組立の容易化等が達成可
能となる。
サイズ検知装置では、原稿検知センサーの構成が簡単と
なり、装置の省スペース化及び組立の容易化等が達成可
能となる。
【0046】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
と同様であるので、その説明を省略する。
と同様であるので、その説明を省略する。
【0047】
【発明の効果】以上の説明で明らかな様に、この発明に
よれば、画像形成動作の開始前に、原稿カバーを開けた
ままの状態で、原稿のサイズを検知することができ、し
かも原稿サイズの誤検知により操作者の意図しない複写
動作を防止することができる原稿サイズ検知装置を提供
することができる。
よれば、画像形成動作の開始前に、原稿カバーを開けた
ままの状態で、原稿のサイズを検知することができ、し
かも原稿サイズの誤検知により操作者の意図しない複写
動作を防止することができる原稿サイズ検知装置を提供
することができる。
【図1】 図1はこの発明に係る原稿サイズ検知装置の
一実施の形態を示す斜視図である。
一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 図2はこの発明に係る原稿サイズ検知装置を
適用した画像形成装置の一実施の形態を示す構成図であ
る。
適用した画像形成装置の一実施の形態を示す構成図であ
る。
【図3】 図3は原稿検知センサーを示す斜視図であ
る。
る。
【図4】 図4は原稿検知センサーの配置を示す平面図
である。
である。
【図5】 図5は原稿検知センサーの出力に基づく原稿
サイズの判定条件を示す図表である。
サイズの判定条件を示す図表である。
【図6】 図6は原稿カバーの開閉角度検知センサーの
動作を示す説明図である。
動作を示す説明図である。
【図7】 図7は画像形成装置のコンソールパネルを示
す構成図である。
す構成図である。
【図8】 図8は制御回路を示すブロック図である。
【図9】 図9は画像形成動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図10】 図10は原稿サイズの検知動作を示すフロ
ーチャートである。る。
ーチャートである。る。
【図11】 図11は原稿検知センサーの配置を示す平
面図である。
面図である。
【図12】 図12は原稿検知センサーの出力に基づく
原稿サイズの判定条件を示す図表である。
原稿サイズの判定条件を示す図表である。
【図13】 図13は原稿サイズの検知動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図14】 図14は他の原稿検知センサーの構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図15】 図15は原稿検知センサーの配置を示す平
面図である。
面図である。
【図16】 図16は原稿検知センサーの出力に基づく
原稿サイズの判定条件を示す図表である。
原稿サイズの判定条件を示す図表である。
4 プラテンガラス、5 原稿カバー、6 原稿、20
原稿検知手段、21〜24 原稿サイズ検知センサ
ー、37 制御手段。
原稿検知手段、21〜24 原稿サイズ検知センサ
ー、37 制御手段。
Claims (4)
- 【請求項1】 原稿載置台上に載置された原稿の原稿サ
イズ検知装置であって、上記原稿載置台上の複数の所定
位置における原稿の有無を検知する原稿検知手段と、上
記原稿載置台に開閉自在に設けられた原稿カバーと、こ
の原稿カバーが開いている状態で、前記原稿検知手段の
検出結果が変動せずに所定時間連続した時に、前記原稿
検知手段の検出結果に基づいて上記原稿載置台上に載置
された原稿の原稿サイズを判定する原稿サイズ判定手段
と、を備えたことを特徴とする原稿サイズ検知装置。 - 【請求項2】 原稿載置台上に載置された原稿の原稿サ
イズ検知装置であって、上記原稿載置台上の複数の所定
位置における原稿の有無を検知する原稿検知手段と、上
記原稿載置台に開閉自在に設けられた原稿カバーと、こ
の原稿カバーが開いている状態で、前記原稿検知手段の
検出結果が変動せずに所定時間連続した時に、前記原稿
検知手段の検出結果に基づいて上記原稿載置台上に載置
された原稿の原稿サイズを判定する原稿サイズ判定手段
と、この原稿サイズ判定手段の判定結果に基づいて用紙
サイズを表示する用紙表示手段と、を備えたことを特徴
とする原稿サイズ検知装置。 - 【請求項3】 原稿載置台上に載置された原稿の原稿サ
イズ検知装置であって、上記原稿載置台上の複数の所定
位置における原稿の有無を検知する原稿検知手段と、上
記原稿載置台に開閉自在に設けられた原稿カバーと、こ
の原稿カバーが開いている状態で、前記原稿検知手段の
検出結果が変動せずに所定時間連続した時に、前記原稿
検知手段の検出結果に基づいて上記原稿載置台上に載置
された原稿の原稿サイズを判定する原稿サイズ判定手段
と、この原稿サイズ判定手段の判定結果に基づいて複写
倍率を表示する倍率表示手段と、を備えたことを特徴と
する原稿サイズ検知装置。 - 【請求項4】 前記請求項第1項乃至第3項のいずれか
に記載の原稿サイズ検知装置において、前記原稿検知手
段の検出結果が変動せずに所定時間経過するまでは、当
該原稿サイズ検知装置が適用された画像形成装置の画像
形成の開始を禁止もしくは一時待機させる待機手段を備
えたことを特徴とする原稿サイズ検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14718096A JPH09329848A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 原稿サイズ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14718096A JPH09329848A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 原稿サイズ検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09329848A true JPH09329848A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15424397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14718096A Pending JPH09329848A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 原稿サイズ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09329848A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6952290B2 (en) | 2000-03-30 | 2005-10-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Sensing of original size |
US7471424B2 (en) | 2003-02-26 | 2008-12-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Original size detecting apparatus, original size detecting method, and program for original size detection |
EP2392973A2 (en) | 2010-06-01 | 2011-12-07 | Ricoh Company, Limited | Automatic document feeder and image forming apparatus |
JP2021101590A (ja) * | 2017-03-30 | 2021-07-08 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP14718096A patent/JPH09329848A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6952290B2 (en) | 2000-03-30 | 2005-10-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Sensing of original size |
US7471424B2 (en) | 2003-02-26 | 2008-12-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Original size detecting apparatus, original size detecting method, and program for original size detection |
US8035865B2 (en) | 2003-02-26 | 2011-10-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Original size detecting apparatus, original size detecting method, and program for original size detection |
US8134753B2 (en) | 2003-02-26 | 2012-03-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Original size detecting apparatus, original size detecting method, and program for original size detection |
EP2392973A2 (en) | 2010-06-01 | 2011-12-07 | Ricoh Company, Limited | Automatic document feeder and image forming apparatus |
US8576463B2 (en) | 2010-06-01 | 2013-11-05 | Ricoh Company, Limited | Automatic document feeder and image forming apparatus |
JP2021101590A (ja) * | 2017-03-30 | 2021-07-08 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
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