JPH1010651A - 原稿サイズ検知装置 - Google Patents

原稿サイズ検知装置

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Publication number
JPH1010651A
JPH1010651A JP8162550A JP16255096A JPH1010651A JP H1010651 A JPH1010651 A JP H1010651A JP 8162550 A JP8162550 A JP 8162550A JP 16255096 A JP16255096 A JP 16255096A JP H1010651 A JPH1010651 A JP H1010651A
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Japan
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JP8162550A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Kamoshita
義信 鴨志田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿台ガラスの汚れによる原稿サイズの誤検
知を確実に防止することができ、ミスコピーを防止可能
な原稿サイズ検知装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 開閉検知手段が原稿押圧板の開閉動作を
検知している間中、複数の原稿検知センサーの出力をモ
ニターし続け、原稿押圧板が開かれて原稿台ガラス上に
原稿が存在しないにもかかわらず、いずれか1つでも原
稿検知センサーの出力が変化しない場合には、原稿台ガ
ラスの汚れによる原稿サイズの誤検知の発生と判断する
誤検知判断手段を備えるように構成して課題を解決し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写機
等の画像形成装置に使用される原稿サイズ検知装置に関
し、特に、原稿台ガラスの汚れによる原稿サイズの誤検
知を防止可能とした原稿サイズ検知装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の原稿サイズ検知装置とし
ては、原稿台ガラスの下方に発光素子と受光素子とから
なる原稿検知センサーを複数個配置し、これら複数の原
稿検知センサーによって原稿台ガラス上の所定位置にお
ける原稿の有無を検知することにより、原稿のサイズを
検知するように構成したものがある。
【0003】かかる原稿サイズ検知装置に関する技術と
しては、例えば、特開昭62−65028号公報で提案
されているように、複数個の原稿検知センサーの出力の
パターンによって原稿サイズを判別するものが既に提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来技
術の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記のような原稿サイズ検知装置においては、原稿
検知センサーの真上に位置する原稿台ガラスに汚れが付
着すると、この原稿台ガラスに付着した汚れによって原
稿検知センサーから出射された光が反射されてしまい、
原稿台ガラス上に原稿がなくても、あたかも原稿がある
ように誤検知する場合がある。そして、複数個の原稿検
知センサーのうち、1つの原稿検知センサーでも誤検知
が生じると、原稿台ガラス上に載置された原稿の出力パ
ターンが本来有るべきパターンと異なってしまい、原稿
台ガラス上に載置された原稿のサイズを誤って検出して
しまい、その結果ミスコピーを発生させてしまうという
問題点があった。
【0005】また、上記原稿検知センサーが原稿の有無
を検知する感度は、かなり高く設定されており、専門知
識を持たないオペレーターが原稿台ガラスを見ただけで
は、原稿検知センサーが誤検知する程度に原稿台ガラス
が汚れているか否かを判断するのが困難であって、なか
なか汚れている所を特定できないレベルであり、原稿台
ガラスを単に清掃した程度では誤検知の発生を確実に防
止することができないのが現状である。その結果、専門
知識をもたないオペレーターにとっては、簡単に誤検知
の原因となっている原稿台ガラスの汚れを清掃すること
ができず、原稿サイズの誤検知を確実に防止することが
困難であるという問題点を有していた。
【0006】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、原稿台ガラスの汚れによる原稿サイズの誤
検知を確実に防止することができ、ミスコピーを防止可
能な原稿サイズ検知装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項第1項記載の発明は、原稿を載置する原稿台
ガラスと、この原稿台ガラス上に載置された原稿を押さ
える開閉可能な原稿押圧板と、この原稿押圧板の開閉を
検知する開閉検知手段と、上記原稿台ガラスの下方に配
置され、当該原稿台ガラス上に載置された原稿の有無を
検知する複数の原稿検知センサーとを備え、これら複数
の原稿検知センサーの出力パターンに基づいて原稿のサ
イズを検知する原稿サイズ検知装置において、上記開閉
検知手段が原稿押圧板の開閉動作を検知している間中、
複数の原稿検知センサーの出力をモニターし続け、原稿
押圧板が開かれて原稿台ガラス上に原稿が存在しないに
もかかわらず、いずれか1つでも原稿検知センサーの出
力が変化しない場合には、原稿台ガラスの汚れによる原
稿サイズの誤検知の発生と判断する誤検知判断手段を備
えるように構成されている。
【0008】また、請求項第2項記載の発明は、上記原
稿台ガラスの汚れと判定した時に、清掃を促す警告表示
を出力する警告表示手段を備えるように構成されてい
る。
【0009】さらに、請求項第3項記載の発明は、上記
原稿台ガラスの汚れと判定した時に、当該原稿台ガラス
の汚れ位置を指示する指示手段を備えるように構成され
ている。
【0010】この発明においては、開閉検知手段が原稿
押圧板の開閉動作を検知している間中、複数の原稿検知
センサーの出力をモニターし続け、原稿押圧板が開かれ
て原稿台ガラス上に原稿が存在しないにもかかわらず、
いずれか1つでも原稿検知センサーの出力が変化しない
場合には、原稿台ガラスの汚れによる原稿サイズの誤検
知の発生と判断する誤検知判断手段を備えるように構成
されているので、原稿台ガラスに汚れが付着している場
合には、原稿押圧板を開閉しても、原稿検知センサーの
出力が変化しないため、誤検知判断手段によって原稿台
ガラスの汚れによる原稿サイズの誤検知の発生を判断す
ることができる。そのため、原稿台ガラスの汚れによる
原稿サイズの誤検知を確実に防止することができ、ミス
コピーを防止可能な原稿サイズ検知装置を提供すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照してこの発明
の実施の形態について説明する。
【0012】図2はこの発明に係る原稿サイズ検知装置
を適用した画像形成装置の一実施の形態を示すものであ
る。
【0013】図において、1は画像形成装置の本体を示
すものであり、この画像形成装置本体1の内部には、像
担持体としての感光体ドラム2が矢印方向に沿って回転
可能に配置されている。この感光体ドラム2の表面は、
図示しない一次帯電器によって所定の電位に帯電された
後、原稿走査手段3によって原稿の画像が露光されて、
静電潜像が形成される。上記原稿走査手段3は、プラテ
ンガラス4上に載置され原稿カバー5によって押圧され
た原稿6を照明する照明ランプ7と、原稿6からの反射
光を感光体ドラム2上へと導く複数枚のミラー8〜11
と、原稿6の画像を感光体ドラム2上に結像する結像レ
ンズ12とから構成されている。また、上記原稿走査手
段3は、図3に示すように、照明ランプ7とミラー8と
が第1のキャリッジ3aに一体的に取付けられていると
ともに、ミラー9とミラー10とが第2のキャリッジ3
bに一体的に取付けられており、これらの第1のキャリ
ッジ3aと第2のキャリッジ3bは、プラテンガラス4
上に載置された原稿6の画像を走査して感光体ドラム2
上に露光する際に、1:1/2の速度比で原稿6の画像
を走査するように駆動される。この原稿走査手段3によ
って原稿6の画像が露光され、静電潜像が形成された感
光体ドラム2の表面は、図示しない現像装置によって現
像され、トナー像となる。上記感光体ドラム2上に形成
されたトナー像は、感光体ドラム2の回転と同期して複
数の給紙カセット13、14のいずれかから選択的に搬
送される転写用紙15上に、転写帯電器16の帯電によ
って転写された後、この転写用紙15は、分離帯電器1
7の帯電によって感光体ドラム2上から分離される。こ
の感光体ドラム2の表面から分離された転写用紙15
は、定着装置18へと搬送され、当該定着装置18によ
りトナー像が熱及び圧力によって定着され、装置外の排
出トレイ19上に排出される。
【0014】尚、転写用紙15が分離された後の感光体
ドラム2の表面は、図示しないクリーニング装置によっ
て残留トナー等が除去されるとともに、除電ランプによ
って残留電荷が消去され、次の画像形成工程に備えるよ
うになっている。
【0015】ところで、この発明の一実施の形態に係る
原稿サイズ検知装置は、原稿を載置する原稿台ガラス
と、この原稿台ガラス上に載置された原稿を押さえる開
閉可能な原稿押圧板と、この原稿押圧板の開閉を検知す
る開閉検知手段と、上記原稿台ガラスの下方に配置さ
れ、当該原稿台ガラス上に載置された原稿の有無を検知
する複数の原稿検知センサーとを備え、これら複数の原
稿検知センサーの出力パターンに基づいて原稿のサイズ
を検知する原稿サイズ検知装置において、上記開閉検知
手段が原稿押圧板の開閉動作を検知している間中、複数
の原稿検知センサーの出力をモニターし続け、原稿押圧
板が開かれて原稿台ガラス上に原稿が存在しないにもか
かわらず、いずれか1つでも原稿検知センサーの出力が
変化しない場合には、原稿台ガラスの汚れによる原稿サ
イズの誤検知の発生と判断する誤検知判断手段を備える
ように構成されている。
【0016】すなわち、この実施の形態に係る原稿サイ
ズ検知装置は、図1に示すように、原稿6を載置する原
稿台ガラスとしてのプラテンガラス4と、このプラテン
ガラス4上に載置された原稿6を押さえる開閉可能な原
稿押圧板5と、この原稿押圧板5の開閉を検知する開閉
検知手段としての開閉検知スイッチ20とを備えてい
る。この開閉検知スイッチ20は、原稿押圧板5が閉じ
ている状態でONとなり、原稿押圧板5が開いている状
態でOFFとなるように構成されている。また、上記原
稿サイズ検知装置は、プラテンガラス4の下方に配置さ
れ、当該プラテンガラス4上に載置された原稿6の有無
を検知する4つの原稿検知センサー21〜24を備えて
いる。これらの4つの原稿サイズ検知センサー21〜2
4は、図4に示すように、発光素子25からプラテンガ
ラス4上の所定位置に向けて光を照射し、原稿6から反
射される光を受光素子26によって受光することによ
り、プラテンガラス4上の複数の所定位置における原稿
6の有無を検知するものである。
【0017】上記プラテンガラス4は、図5に示すよう
に、画像形成装置本体1の奥側の端縁4aと左側の端縁
4bを基準として、原稿6を載置するいわゆるコーナー
レジ方式のものである。上記4つの原稿サイズ検知セン
サー21〜24のうち、第1の原稿サイズ検知センサー
21は、プラテンガラス4の左側の端縁4bの内側に横
長のA4サイズの原稿6(A4SEF)の外側であっ
て、かつ横長のB4サイズの原稿6(B4SEF)の内
側に配置されているとともに、第2の原稿サイズ検知セ
ンサー22は、プラテンガラス4の左側の端縁4bの内
側に横長のB4サイズの原稿6(B4SEF)の外側で
あって、かつ横長のA3サイズの原稿6(A3SEF)
の内側に配置されている。また、第3の原稿サイズ検知
センサー23は、プラテンガラス4の奥側の端縁4aの
内側に横長のA5サイズの原稿6(A5SEF)の外側
であって、かつ横長のB5サイズの原稿6(B5SE
F)の内側に配置されているとともに、第4の原稿サイ
ズ検知センサー24は、プラテンガラス4の奥側の端縁
4aの内側に横長のB5サイズの原稿6(B5SEF)
の外側であって、かつ横長のA4サイズの原稿6(A4
SEF)の内側に配置されている。
【0018】そして、上記原稿検知センサー21〜24
は、図6に示すように、各センサーが原稿6を検知した
か否かによって出力(原稿6を検知した場合には”
1”、検知しない場合には”0”)が変化し、後述する
制御手段は、各センサーの出力(0、1)の組み合わせ
に基づいて、原稿6のサイズを判定するようになってい
る。また、全ての原稿検知センサー21〜24が原稿6
を検知しない場合には、あらかじめ設定してあるサイ
ズ、例えばA5サイズ等の所定の原稿サイズと判定する
ようになっている。
【0019】図7はこの発明の一実施の形態に係る原稿
サイズ検知装置の制御回路を示すブロック図である。
【0020】図において、30は原稿サイズ判定手段と
原稿台ガラス汚れ判断手段としての機能を有するCPU
からなる制御手段、31は画像形成装置の複写動作を制
御する複写動作制御手段としてのCPUからなる制御手
段を示すものであり、上記制御手段30は、制御手段3
1の中の一部として構成されていても良い。上記制御手
段30には、前述した原稿サイズ検知センサー21〜2
4と、原稿押圧板5の開閉を検知する開閉検知スイッチ
20からの信号が入力されるようになっている。また、
上記制御手段30には、制御手段31及び光学走査系駆
動制御手段32を介して、光学走査系駆動モータ33が
接続されており、この光学走査系駆動モータ33によっ
て第1及び第2のキャリッジ3a、3bが駆動されるよ
うに構成されている。
【0021】以上の構成において、上記の如く構成され
る原稿サイズ検知装置が適用された画像形成装置では、
次のようにして、原稿台ガラスの汚れによる原稿サイズ
の誤検知を防止することができ、ミスコピーを防止する
ようになっている。
【0022】すなわち、上記の如く構成される原稿サイ
ズ検知装置が適用された画像形成装置では、制御手段3
0は、図8に示すように、コピースタートキーがONさ
れると(ステップ1)、自動モード(自動用紙選択モー
ド又は自動倍率選択モード)か否かが判別され(ステッ
プ2)、自動モードでない場合には、手動で設定された
条件でコピー動作を開始し(ステップ3)、所定のコピ
ー動作を実行した後に動作を終了するようになってい
る。
【0023】一方、制御手段30は、自動モード(自動
用紙選択モード又は自動倍率選択モード)の場合には、
原稿押圧板5の開閉を検知する開閉検知スイッチ20の
出力を常時モニターし、当該開閉検知スイッチ20の出
力が変化したか否かが判別される(ステップ4)。すな
わち、上記画像形成装置において、自動モードでコピー
動作を行うには、オペレーターが原稿押圧板5を開け
て、原稿6をプラテンガラス4上の所定位置に載置し、
原稿押圧板5を閉じてコピースタートキーがONされ
る。そのため、上記原稿押圧板5の開閉を検知する開閉
検知スイッチ20の出力は、図9に示すように、原稿6
を交換する際に、原稿押圧板5が閉じられた状態ではO
Nとなっており、オペレーターが原稿押圧板5を開けた
状態ではOFFとなり、オペレーターが原稿6をプラテ
ンガラス4上の所定位置に載置し、原稿押圧板5を閉じ
た状態でONとなる。
【0024】その際、上記画像形成装置において自動モ
ードでコピーを行う場合、原稿6を交換する前は、原稿
押圧板5が閉じられた状態、即ち開閉検知スイッチ20
の出力がONであると、プラテンガラス4上に所定サイ
ズの原稿6が載置されているため、原稿検知センサーの
出力は、図9に示すように、原稿6のサイズに応じて原
稿有りを示す○か、原稿無しを示す×となっている。図
示の例では、原稿検知センサー21〜23が原稿有りを
示す○となっており、原稿検知センサー24が原稿無し
を示す×となっている。次に、原稿6を交換するために
原稿押圧板5を開けると、開閉検知スイッチ20の出力
がOFFとなるとともに、プラテンガラス4上から原稿
6を取り外すと、プラテンガラス4上に原稿6がなくな
るため、原稿検知センサー21〜24の出力は、図9に
示すように、すべて一旦原稿無しを示す×となる。その
後、新たな原稿6をプラテンガラス4上に載置して、原
稿押圧板5を閉じると、開閉検知スイッチ20の出力が
再度ONとなるとともに、原稿検知センサー21〜24
の出力は、プラテンガラス4上の原稿6のサイズに応じ
て、原稿有りを示す○か、原稿無しを示す×となる。
【0025】これに対して、上記プラテンガラス4の一
部が汚れた状態にある場合には、図10に示すように、
原稿6を交換するために原稿押圧板5を開けて、開閉検
知スイッチ20の出力が一旦OFFとなり、プラテンガ
ラス4上から原稿6を取り外しても、汚れている位置の
プラテンガラス4に対応した原稿検知センサー(図示例
では、センサー23)の出力は、プラテンガラス4の汚
れのために原稿検知センサー23から出射される光が反
射され、原稿有りを示す○のままとなる。
【0026】その結果、制御手段30は、出力が原稿無
しを示す×に変化しない原稿検知センサー23に対応し
た位置のプラテンガラス4が汚れていると判断し、図8
に示すように、コピーサイクルを停止し(ステップ
6)、自動モードの解除を指示する(ステップ7)。そ
して、上記制御手段30は、自動モードが解除されたか
否かを判別し(ステップ8)、自動モードが解除された
場合には、ステップ1に戻り、コピースタートキーがO
Nされている場合には(ステップ1)、自動モードが解
除されているため(ステップ2)、手動により設定され
た条件でコピー動作を開始し(ステップ3)、コピー動
作を実行して終了する。また、自動モードが解除されて
いない場合には、そのまま動作を終了する(ステップ
8)。
【0027】さらに、上記制御手段30は、プラテンガ
ラス4の汚れを検知し、原稿サイズの誤検知の発生と判
断すると、手動選択モードにてそのコピー作業を終了さ
せる。その後、上記制御手段30は、図11に示すよう
に、原稿走査手段3の第1キャリッジ3aの上面等のプ
ラテンガラスを通して見える位置に、プラテンガラス4
の汚れの発生と清掃を促すメッセージ40を表示してお
き、手動選択モードにてそのコピー作業を終了させた後
に、光学走査系駆動モータ33を駆動して、”ガラスを
清掃してください”等のメッセージ40を上面に表示し
た第1キャリッジ3aを、誤検知が発生した原稿検知セ
ンサーの真上に停止させ、容易にオペレーターにプラテ
ンガラス4の汚れと汚れている位置を指示するようにな
っている。
【0028】このように、上記実施の形態では、開閉検
知スイッチ20が原稿押圧板5の開閉動作を検知してい
る間中、複数の原稿検知センサー21〜24の出力をモ
ニターし続け、原稿押圧板5が開かれてプラテンガラス
4上に原稿6が存在しないにもかかわらず、いずれか1
つでも原稿検知センサーの出力が変化しない場合には、
プラテンガラス4の汚れによる原稿サイズの誤検知の発
生と判断する誤検知判断手段としての制御手段30を備
えるように構成されているので、プラテンガラス4に汚
れが付着している場合には、原稿押圧板5を開閉して
も、原稿検知センサーの出力が変化しないため、制御手
段30によってプラテンガラス4の汚れによる原稿サイ
ズの誤検知の発生を判断することができる。そのため、
プラテンガラス4の汚れによる原稿サイズの誤検知を確
実に防止することができ、ミスコピーを防止可能な原稿
サイズ検知装置を提供することができる。そして、プラ
テンガラス4が汚れた時に、プラテンガラス4の汚れて
いる位置を簡単な方法で専門知識のないオペレーターに
警告することができる。そのため、専門知識のないオぺ
レータが容易にプラテンガラス4の汚れを除去でき、常
に本来の原稿サイズ検知の性能を維持することができ
る。
【0029】なお、表示手段として、画像形成装置のコ
ンソールパネルにプラテンガラスの汚れ及びその位置を
表示する表示器を用いても良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかな様に、この発明に
よれば、原稿台ガラスの汚れによる原稿サイズの誤検知
の発生をなくし、自動用紙選択モード又は、自動倍率選
択モード時の自動選択ミスを防止し、ミスコピーの発生
を防止することができる。そして、原稿台ガラスが汚れ
た時に、原稿台ガラスの汚れている位置を簡単な方法で
専門知識のないオペレーターに警告することができる。
そのため、専門知識のないオぺレータが容易に原稿台ガ
ラスの汚れを除去でき、常に本来の原稿サイズ検知の性
能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る原稿サイズ検知装置の
一実施の形態を示す構成図である。
【図2】 図2はこの発明に係る原稿サイズ検知装置を
適用した画像形成装置の一実施の形態を示す構成図であ
る。
【図3】 図3はこの発明に係る原稿サイズ検知装置の
一実施の形態の要部を示す構成図である。
【図4】 図4は原稿サイズ検知センサーを示す斜視図
である。
【図5】 図5は原稿サイズ検知センサーの配置を示す
平面図である。
【図6】 図6は原稿サイズ検知センサーの出力に基づ
く原稿サイズの判定動作を示す図表である。
【図7】 図7は制御回路を示すブロック図である。
【図8】 図8はこの発明に係る原稿サイズ検知装置の
一実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図9】 図9はこの発明に係る原稿サイズ検知装置の
一実施の形態の動作を示す図表である。
【図10】 図10はこの発明に係る原稿サイズ検知装
置の一実施の形態の動作を示す図表である。
【図11】 図11はプラテンガラスの汚れを表示した
状態を示す平面図である。
【符号説明】
4 プラテンガラス、5 原稿押圧板、6 原稿、20
開閉検知スイッチ、21〜24 原稿サイズ検知セン
サー、30 制御手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿台ガラスと、この原
    稿台ガラス上に載置された原稿を押さえる開閉可能な原
    稿押圧板と、この原稿押圧板の開閉を検知する開閉検知
    手段と、上記原稿台ガラスの下方に配置され、当該原稿
    台ガラス上に載置された原稿の有無を検知する複数の原
    稿検知センサーとを備え、これら複数の原稿検知センサ
    ーの出力パターンに基づいて原稿のサイズを検知する原
    稿サイズ検知装置において、上記開閉検知手段が原稿押
    圧板の開閉動作を検知している間中、複数の原稿検知セ
    ンサーの出力をモニターし続け、原稿押圧板が開かれて
    原稿台ガラス上に原稿が存在しないにもかかわらず、い
    ずれか1つでも原稿検知センサーの出力が変化しない場
    合には、原稿台ガラスの汚れによる原稿サイズの誤検知
    の発生と判断する誤検知判断手段を備えたことを特徴と
    する原稿サイズ検知装置。
  2. 【請求項2】 上記原稿台ガラスの汚れと判定した時
    に、清掃を促す警告表示を出力する警告表示手段を備え
    たことを特徴とする請求項第1項記載の原稿サイズ検知
    装置。
  3. 【請求項3】 上記原稿台ガラスの汚れと判定した時
    に、当該原稿台ガラスの汚れ位置を指示する指示手段を
    備えたことを特徴とする請求項第1項又は第2項記載の
    原稿サイズ検知装置。
JP8162550A 1996-06-24 1996-06-24 原稿サイズ検知装置 Pending JPH1010651A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022160A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022160A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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