JPH09328433A - 骨疾患予防食品,骨疾患予防飲料及び骨疾患治療剤 - Google Patents

骨疾患予防食品,骨疾患予防飲料及び骨疾患治療剤

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JPH09328433A
JPH09328433A JP8181084A JP18108496A JPH09328433A JP H09328433 A JPH09328433 A JP H09328433A JP 8181084 A JP8181084 A JP 8181084A JP 18108496 A JP18108496 A JP 18108496A JP H09328433 A JPH09328433 A JP H09328433A
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dissolved
mixing
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fruit juice
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Angun Riyuu
安軍 劉
Takayuki Watanabe
隆之 渡邉
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Sangi Co Ltd
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Sangi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 骨粗鬆症等の予防及び治療に有効な食品,飲
料及び治療剤を提供する。 【解決手段】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と溶解
させたものであって、少なくも骨形成能を有する画分を
含むものを含有させて骨疾患予防食品,飲料及び冶療剤
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨粗鬆症等の骨疾
患を予防,治療するための骨疾患予防食品、骨疾患予飲
飲料及び骨疾患治療剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、社会の高齢化に伴って、老人性骨
粗鬆症や、閉経後の女性に多くみられる骨粗鬆症の患者
の増加が問題となっている。この骨粗鬆症は、軽微な衝
撃や荷重によっても骨折を生じやすくし、しかも、いっ
たん骨折を生じると容易には治らず、寝たきりの状態に
陥ることも稀ではない。特に、大腿骨近位部骨折は歩行
能力の喪失により生命予後を脅かされるとともに、その
発症から1年以内での死亡率が高いと報告されている
(臨床科学 Vol.26,322,1990)。
【0003】従って、骨粗鬆症の治療は今後の高齢化社
会において極めて重要であり、骨粗鬆症にいたる種々の
原因を踏まえて治療剤としてエストロゲン製剤,カルシ
トニン剤,活性化ビタミンD3製剤,イプリフラビン製
剤,ビタミンK2製剤,PTH製剤,性ステロイド誘導
剤等が使用されてきた。
【0004】しかしながら、これらの治療剤はその効用
上、使用期間,使用量,使用対象者等について慎重に配
慮しなければならないのが現状である。例えば、エスト
ロゲン製剤はホルモンであり、老年者には効果が限定さ
れ、また、エストロゲンの長期投与はホルモンの分泌の
バランスを損なうおそれがあり、副作用として子宮ガン
や乳ガンを引き起こす可能性がある。
【0005】ところで、骨粗鬆症は本人が気づかない間
に進行している場合が多く、医師から指摘された場合は
すでに進行がかなり進んでいることが多いので、治療だ
けでなく予防もまた重要である。
【0006】こうしたことを背景として、カルシウムの
補給により骨粗鬆症を予防することを目的として、多く
のカルシウム強化食品が開発され、販売されている。カ
ルシウム塩が添加された食品や飲料を摂取することによ
って、特別な注意を必要とすることなく、日常生活にお
いて、あるいは携帯用食品として、骨粗鬆症の予防や症
状緩和に効果あると考えられている。しかしながら、カ
ルシウム塩の食餌による補給療法は確かに格別弊害はな
いものの、高齢者においてはカルシウムの吸収能が低下
していること等から効果が認められないとする報告も少
なくない。
【0007】一般的に、カルシウム塩の単純摂取に比較
して、天然の骨由来のカルシウムの摂取は骨疾病の回復
という点で格段に優れていると考えられる。従来市販さ
れている天然カルシウム補給剤は、魚骨等の天然骨を顆
粒状あるいは粉末状にしたものであり、骨疾患の改善や
予防等を目的として、これを直接摂取したり、あるいは
食品に添加して用いる。
【0008】しかしながら、骨粒子は元来、胃酸による
分解が不十分で、吸収性が悪いという難点があり、骨中
に含有される様々なミネラルやその他の有効な成分もま
た、骨粒子が十分分解されないため、同様に吸収性が悪
い。特に、焼成工程を行った骨、すなわち焼成骨は、天
然骨が本来持っている蛋白が失われるうえに、胃酸によ
る分解及び吸収は特に悪い。結局のところ、天然骨を顆
粒状,粉末状にしたものによる骨粗鬆症の改善効果は優
れているとはいえない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、骨粗
鬆症等の骨疾患の予防及び治療に有効な骨疾患予防食
品、骨疾患予防飲料及び骨疾患治療剤を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、天然硬
組織を溶解したものであって少なくとも骨形成能を有す
る画分を含むものを含有させた骨疾患予防食品,予防飲
料及び治療剤に係るものである。
【0011】ここで、上記の「天然硬組織」とは、哺乳
類,鳥類及び魚類の骨,歯及び骨髄,貝殻,甲穀類外
穀,卵穀又は珊瑚,貝化石や龍骨等の化石類の如く、カ
ルシウム,蛋白質,多糖類,他の微量元素を含む生物の
組織の総称を主として意味する。天然硬組織として最も
利用しやすいものとして例えば牛骨,豚骨及び魚骨等が
あり、コスト的にも有利である。
【0012】本発明の骨疾患予防食品,予防飲料及び治
療剤は、天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混合するこ
とによって溶解させたものを含有させることによって得
ることができる。
【0013】特に、天然硬組織を可食性の酸又は果汁と
減圧下(例えば真空下)で混合することによって溶解さ
せたものを含有させることによって得ることができる。
可食性の酸としては、原材料となる骨成分に影響を与え
ず、しかも人体に害毒を与えない可溶化溶液として乳酸
を使用することが好ましいが、酢酸(食酢を含む。),
ワインヴィネガー,ギ酸,クエン酸その他の有機酸も使
用できる。但し、乳酸を使用した場合には、酢酸など、
他の可食性の酸に比べて抽出成分の味が安定するという
利点があり、また、天然硬組織のカルシウム成分が乳酸
カルシウムに変換されるので、人体への吸収性が極めて
高く、かつ、硬組織の全成分が十分に保たれた生理活性
の高い生成物が得られることが確認されている。
【0014】また、果汁としてはパイナップル圧搾液,
レモン圧搾液,メロン圧搾液,パパイヤ圧搾液,イチジ
ク圧搾液,キウイフルーツ圧搾液等が使用でき、「KI
BINN」,「ポリアーゼSM」(いずれも商品名)も
使用することができる。
【0015】このようにして、骨疾患予防食品,予防飲
料及び治療剤を得るには、硬組織を溶解剤としての可食
性の酸の溶液(酸性溶液)又は果汁と混合(浸漬,溶
解,懸濁)し、減圧下で攪袢して溶解させたものを含有
させることがよい。
【0016】即ち、減圧状態、例えば真空状態で上記の
ように混合した混合物(混合液)を攪袢したときには、
骨粉中の微小空隙内の空気が脱気され、酸性溶液等がそ
の微小空隙に侵入する。この場合、減圧状態から大気圧
に少なくとも1回(実際には複数回)戻すときは、減圧
下にそのまま放置するよりも、気泡を十分になくすこと
ができる。
【0017】この結果、骨と溶解剤との接触が十分とな
り、十分かつ迅速な溶解が達成できるため、発泡の抑制
によって消泡効果が高まり、骨と溶液との接触が促進さ
れて溶解処理時間が短縮され、溶解効率が向上する。
【0018】このように発泡を抑えた状態では、骨粉
は、その外周面及び内部微小空隙が共に酸性溶液等に確
実に接触し、溶解作用を受けることになる。減圧により
硬組織内部に侵入して接触する酸性溶液等の絶対量は、
大気圧条件下に攪袢した場合における酸性溶液等の接触
量の数十倍〜数百倍に達する。
【0019】このため、重要な骨成分の十分な溶解が可
能となる。これは、酸性溶液等が微小骨粉体に対し内部
から接触し、硬組織のカルシウム,蛋白質,微量生理活
性元素等が十分に抽出されるからである。
【0020】また、溶解処理時間が短縮されることによ
り、酸性溶液等による骨成分の変性は最小限に低減され
る。少なくとも蛋白質を含む有機物とカルシウムとを含
有し、この有機物が未変性の形で存在する。
【0021】特に、天然硬組織を溶解して得た骨形成能
を有する成分が骨形成蛋白質(BMP:Bone Mo
rphogenetic Protein)又は骨シア
ロ蛋白質(BSP−II:Bone SialoPro
tein II)を含んでいることは、極めて有用であ
る。
【0022】なお、上記の天然硬組織を可食性の酸又は
果汁と減圧下で混合することによって溶解させたものを
含有させることによって骨疾患食品等を得る以外に、こ
れらと同等なものを得るには、天然硬組織を可食性の酸
又は果汁と加圧下又は超音波の作用下で混合することに
よって溶解させたものを含有させてもよい。
【0023】また、本発明の骨疾患予防食品,予防飲料
及び治療剤は、天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混合
することによって溶解した溶解液を吸引濾過し、生じた
残渣を可食性の酸又は果汁と加熱下で混合することによ
って溶解したものであって、少なくとも骨形成能を有す
る画分を含むものを含有させても得ることができる。
【0024】この残渣の溶解処理では、クエン酸,リン
ゴ酸,コハク酸,酢酸,乳酸,パイナップル圧搾液,レ
モン圧搾液,メロン圧搾液,パパイヤ圧搾液,イチジク
圧搾液,キウイ圧搾液,KIBIN,ポリアーゼSMか
らなる群より選ばれた少なくとも一種によって、残渣を
溶解させることができる。
【0025】更に、本発明の骨疾患予防食品,予防飲料
及び治療剤は、天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混合
することによって溶解したものと、この溶解液の残渣を
可食性の酸又は果汁と混合することによって加熱下で溶
解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能を
有する画分を含むものを含有させると、より高収率な目
的物を得ることができる。
【0026】本発明の骨疾患予防食品,予防飲料及び治
療剤は、体内への摂取形態は特に限定されず、例えば、
顆粒剤,カプセル剤,錠剤,粉剤,液剤等として経口投
与してもよいし、他の食品,飲料,調味料,食品添加物
に配合してもよい。また、注射(例えば皮下注入)によ
り摂取することも可能である。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例について更に詳細に説
明する。しかし、これらは単に例示するのみであり、本
発明はこれらにより限定されるものではない。
【0028】[実施例1] 硬組織溶解物質の製造方法 ここで使用する骨代謝性物質である硬組織溶解物質は、
次のような手順で得た。まず、発熱を極力抑えつつ動物
骨又は貝殻を適切な粒径の粉体に粉砕し、この粉砕物を
水でよく洗浄した。この粉体の粒径は、例えば5mm以
下とすることが望ましい。
【0029】この洗浄後、粉体を適切な濃度、例えば1
0容量%濃度の乳酸溶液と混合し、この混合物を脱気装
置内で攪袢し、10−6 Torr以上(実際には5〜
9Torr)の減圧状態にした。この減圧状態から大気
圧に少なくとも1回戻し(実際には何度も戻し)、気泡
を十分になくし、溶解を十分に進行させた。
【0030】この溶解処理(減圧脱灰)では、脱気の程
度が進むほど、硬組織の溶解処理速度が早くなった。減
圧に伴う成分変化は確認できなかった。
【0031】そして、この溶解処理時間を短くするため
には、より真空に近い状態にして容器内を攪袢すればよ
い。攪袢温度は限定されないが、雑菌の繁殖を防止する
等の目的から、できるだけ低温(特に0℃以上、30℃
以下)、好ましくは4℃程度で処理を行うことが望まし
い。
【0032】次に、上記の減圧脱灰した溶解液を吸引濾
過し、得られた残渣を溶解させるため、所定濃度のクエ
ン酸溶液を用いて残渣を溶解した。その他、リンゴ酸,
コハク酸,酢酸,乳酸,パイナップル圧搾液,レモン圧
搾液,メロン圧搾液,パパイヤ圧搾液,イチジク圧搾
液,キウイ圧搾液,等でも溶解可能である。また、「K
IBIN」,「ポリアーゼSM」でも溶解可能である。
【0033】こうしたクエン酸等による残渣の溶解処理
は、60〜80℃での攪袢下で行うのがよい。
【0034】以上のような減圧条件下で約5〜6時間攪
袢し、更に残渣の溶解処理を攪袢下で所定時間行うこと
によって、硬組織の全成分が完全に溶解され硬組織溶解
物質を製造することができた。減圧しない場合の処理時
間に比べると、処理時間は格段に早くなり、しかも硬組
織の全成分を未変性のまま得ることが可能となった。
【0035】このようにして、硬組織が本来有するカル
シウム,有機物及び微量元素の収量が著しく増加した。
例えば濃度10%の乳酸溶液を使用し、減圧状態(例え
ば真空状態)においた場合は、非減圧条件の場合よりも
収量が約6〜10倍となることがわかった。
【0036】また、上記のような減圧条件下(必ずしも
真空条件でなくともよい。)及びクエン酸による残渣溶
解処理によって、骨が本来有するカルシウム,有機物及
び微量元素をほぼ完全に得ることが可能となった。
【0037】即ち、健常な天然硬組織の蛋白質(ペプチ
ドを含む)は、上記の減圧及び残渣溶解処理による両溶
解物の混合液について、図1に示すように、その分子量
が100Da〜200万Daの広がりをもつ。これに反
し、減圧しない条件下で得られる骨溶解物の分子量は、
図2に示す如く、せいぜい3000Da〜6万Da程度
である。これは、脱灰,脱塩の処理過程で、生体利用性
の高い成分を失うことを意味する。これに対し、本発明
に基づけば、生体利用性の高い成分を失わず、分子量1
00Da〜200万Daまでの蛋白質(ペプチドを含
む。),多糖類等の有機物を得ることが可能となった。
【0038】本実施例によって得られた硬組織溶解物質
は、蛋白質を未変性の状態で可溶化させたものであり、
生理活性を十分に保持した蛋白質を含有していると考え
られる。このことから、硬組織溶解物中に存在するBS
P−II(骨シアロ蛋白質:BoneSialo Pr
otein II)及びBMP(骨形成蛋白質:Bon
e Morphogenetic Protein)に
ついて、その存在の有無と、BMPについてはその生理
活性の有無とについて確認した。
【0039】図3は、本実施例による硬組織溶解物質に
BMPが存在しているかについて検討したものである。
検討方法としては、ウェスタンブロットにより抗ウシB
MP−2モノクロナール抗体を用いて確認した。
【0040】この結果、レーン2には、抗ウシBMP−
2モノクロナール抗体に反応するバンドが分子量約2
4,000のところに検出された。一方、本実施例のレ
ーン4にも同様に、分子量約28,000のところに検
出された。これは、本実施例による硬組織溶解物質中に
BMPが存在し、しかも、一般に行われているグアニジ
ン抽出による方法に比べて、より完全な状態で存在して
いることが示唆された。
【0041】次に、この蛋白質が生理活性を保持してい
るかについて、ラット背部皮下への埋植実験を行い、骨
形成能の有無を調べた。
【0042】図4は、ラット背部皮下への埋植実験を行
った後の軟X線写真を基に作成した図である。サンプル
2及び3において不透過像を呈していることから、本実
施例による硬組織溶解物質には骨形成能が存在している
ことが示された。
【0043】図5は、石灰化を起こしたペレット中のア
ルカリフォスファターゼ活性を測定した結果である。サ
ンプル2及び3はサンプル1のコントロールより明らか
に高く、本実施例のサンプル3はサンプル2より活性が
高かった。これによって、図4の不透過像は、単にカル
シウムの沈着ではなく、骨形成を意味するものであると
考えられる。
【0044】図6は、硬組織溶解物質にBSP−IIが
存在しているかについて検討したものである。抗ウシB
SP−IIモノクロナール抗体を用いたウェスタンブロ
ット法で確認した。
【0045】この図から分かるように、本実施例による
硬組織溶解物質(レーン2、3)中に抗ウシBSP−I
Iモノクロナール抗体に反応するバンドが検出された。
【0046】以上のように、本発明に基づいて製造され
る硬組織溶解物質中には、骨粗鬆症等の骨疾病の治療及
び予防上、近年注目されているBMP及びBSP−II
等の骨形成に関する蛋白の存在が確認されたことが分か
る。この硬組織溶解物質は、単にカルシウム塩の補給だ
けでなく、他の微量生理活性元素とともに骨形成を促進
する蛋白質を供給することにより、骨疾病の回復に寄与
する各種製品の提供を可能にするものである。
【0047】なお、上記において、乳酸を使用して減圧
した場合、骨カルシウムは主として可溶性カルシウムの
形態で得られる。
【0048】[実施例2] 低カルシウム食投与ラット
における硬組織溶解物質中カルシウムの出納試験 ラット(Fisher 344,4週齢,オス,6匹)
1群を低カルシウム飼料((株)船橋農場 調製品)で
3週間飼育する。この後、実施例1で得られた硬組織溶
解物質、還元乳糖,酸味料,エリスリトール,粉末香料
等を原材料として作製した骨疾患予防食品を上記低カル
シウム飼料に添加し、上記ラット1群に2週間自由摂取
させた。なお、骨疾患予防食品は、1日の摂取量がカル
シウム換算で10mgに相当するように低カルシウム飼
料に添加させた。
【0049】飼育は代謝ケージで行い、毎日、摂食量を
測定し、糞,尿を個別回収した。この後、糞,尿を強熱
乾燥後、マッフル焼成し、原子吸光分析に供し、ラット
を屠殺する前日に、糞,尿中それぞれのカルシウム排泄
量及び総排泄量の測定を行った。
【0050】[比較例1]骨疾患予防食品の代わりに牛
骨粉を用いて実施例2と同様な測定を行った。なお、牛
骨粉は、カルシウム含有率が骨疾患予防食品と比較して
高いために、骨疾患予防食品と比べて添加量を少なくし
た。
【0051】[比較例2]骨疾患予防食品の代わりに炭
酸カルシウム(貝殻)を用いて実施例2と同様な測定を
行った。なお、炭酸カルシウムは、カルシウム含有率が
骨疾患予防食品と比較して高いために、骨疾患予防食品
と比べて添加量が少なく、牛骨粉と比較して同率である
ために、牛骨粉と比べて添加量は同量である。
【0052】図7は、実施例2,比較例1,比較例2に
ついて摂取カルシウム1mg当たりの糞中カルシウム排
泄量を測定した結果、図8は、実施例2,比較例1,比
較例2について摂取カルシウム1mg当たりの尿中カル
シウム排泄量を測定した結果、図9は、実施例2,比較
例1,比較例2について摂取カルシウム1mg当たりの
糞尿中カルシウム総排泄量、即ちカルシウムの排泄率を
測定した結果である。
【0053】実験終了後までの実施例2,比較例1,比
較例2における体重増加,摂食量,糞量,尿量には有意
な差は生じなかった。糞中カルシウム排泄量,尿中カル
シウム排泄量,糞尿中カルシウム排泄量とも、骨疾患予
防食品は、添加量が牛骨粉,炭酸カルシウムに比べて多
い傾向にあったにもかかわらず、カルシウム排泄量が一
番少なかった。このことは、本発明による骨疾患予防食
品中のカルシウムが最も生体内部に止まりやすい、即
ち、本発明による骨疾患予防食品中のカルシウムの吸収
性(利用性)が優れていることを示している。
【0054】[実施例3] ラット腸管ループ法による
カルシウム吸収実験 ラット(ウイスター系ラット,オス,7週齢)をネンブ
タール麻酔下(0.1ml/100g)で開腹後、空腸
及び回腸部の2ケ所に約10cmの結さつループを作製
する。
【0055】実施例2で得られたのと同様の骨疾患予防
食品(カルシウム換算100mg)を人工胃液(塩化ナ
トリウム2.0g、希塩酸24mlを蒸留水(超純水)
1000mlにメスアップしたもの)50mlで溶解
し、注入試料とする。
【0056】上記の各ループ内にシリンジを用いて40
mMリン酸緩衝液(PH7.4)0.2mlを、続いて
注入試料を注入する。注入後、1時間放置し、ループ内
容物を0.01N塩酸溶液(超純水使用)によって洗浄
し、回収する。回収した内容物中のカルシウム残量を湿
式分解し、原子吸光分析によって測定する。
【0057】この湿式分解(硝酸,過塩素酸による分
解)は、具体的には、回収した内容物5mlをるつぼに
入れ、濃HNOを5ml添加し、ふたを載せ、穏やか
に熱する。反応が収まったら加熱を強め、乾固させる。
次に、希HNOを10ml,70%HClOを10
ml添加し、穏やかに加熱し、液が無色になるまで分解
を行う。無色にならないときは70%HClOを数m
l加え、加熱する。
【0058】更に、蒸発乾固してHClOを除く。残
留物に希HClを約10ml添加し、等量の水(超純
水)で薄め、水浴中で加熱して完全に溶解した可溶化物
とする。そして、この可溶化物を100mlのメスフラ
スコに移し、水(超純水)を加えて100.0mlに
し、試験溶液とし、原子吸光光度法によりカルシウムの
残量を定量する。
【0059】[比較例3]骨疾患予防食品の代わりにカ
ルシウム吸収性に優れているL−乳酸カルシウムを用い
て実施例3と同様な測定を行った。
【0060】図10は、実施例3,比較例3について人
工胃液溶解率及び腸吸収率を測定した結果である。
【0061】本発明による骨疾患予防食品も、L−乳酸
カルシウムも人工胃液溶解率に優れ、ほぼ100%であ
った。しかし、腸吸収率に関しては、本発明による骨疾
患予防食品は、L−乳酸カルシウムと比較して格段優れ
ている。この結果から、本発明による骨疾患予防食品
は、乳酸カルシウムが含まれていることにより吸収性が
高いというだけではなく、何らかの吸収促進因子が存在
していることにより吸収性が格段優れているといえる。
【0062】なお、本発明に基づいて硬組織溶解物質を
製造する際、必ずしも乳酸溶液を使用することに限定さ
れない。同じ乳酸溶液を使用する場合でも、硬組織粉に
牛乳(粉乳)を加え(必要に応じて砂糖を添加し)、こ
の乳汁に乳酸菌を添加し、室温以上の温度(例えば37
℃程度)で攪袢すると、牛乳は乳酸溶液に変化して硬組
織粉の溶解作用を営む。
【0063】従って、牛乳に乳酸菌を添加して硬組織粉
と混合し、これを減圧下に置けば天然骨成分を短時間で
十分に溶解することが可能となる。この場合、初期の温
度条件は高い方が望ましいが、牛乳が乳酸溶液に変じた
時点で減圧すればよい。
【0064】また、硬組織粉と乳酸溶液との混合物を減
圧状態(例えば真空状態)に攪袢するが、このように減
圧することの意味は、粉粒内の空隙への酸性溶液の侵入
を容易にすることである。従って、溶解作用をより促進
させるには、硬組織粉内の空隙と酸性溶液との接触機会
を増加させることが望ましい。
【0065】そのためには、減圧状態を変化させること
によって、微小空隙内に侵入する酸性溶液の侵入及び侵
出を交互に行わせてもよい。例えば、30分間真空状態
に攪袢後、5分間大気圧に戻し、更に30分間真空とい
うインターバルを繰り返すこと等である。このインター
バルの時間は特に限定しない。骨粉の溶解がより短時間
で十分なものとなる減圧−非減圧の繰り返しであればよ
い。
【0066】また、減圧状態での溶解(減圧脱灰)に代
えて、加圧状態での溶解処理(加圧脱灰)を行っても、
短時間で硬組織の溶解が可能である。この加圧脱灰は次
の条件で行える。
【0067】(1)圧力範囲は数kgf/cm〜数1
0kgf/cmが考えられる。 (2)温度は減圧脱灰と同様である。 (3)攪袢は減圧脱灰と同様に行う。
【0068】なお、この場合も、減圧脱灰と同様に、加
圧脱灰後に残渣の溶解処理を行う。
【0069】
【発明の効果】本発明は硬組織が本来的に有する有効な
成分が変性されることなく、十分に溶解されており、カ
ルシウムのみならず、微量生理活性元素とともに骨形成
を促進する蛋白質、特にBMP,BSP−II等が含ま
れているので、日常生活において摂取可能な骨粗鬆症等
の骨疾患の予防及び治療に有効な骨疾患予防食品,予防
飲料及び治療剤の提供を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の硬組織溶解物質の成分を示すクロマ
トグラフィーのスペクトル図である。
【図2】従来技術によって得た動物骨の脱灰成分を示す
クロマトグラフィーのスペクトル図である。
【図3】本実施例による硬組織溶解物質中にBMPの存
在を示すウェスタンブロッティング図である。
【図4】本実施例による硬組織溶解物質のラット背部皮
下への埋植実験の結果を示す軟X線写真のスケッチ図で
ある。
【図5】本実施例による硬組織溶解物質のアルカリフォ
スファターゼ活性の測定値を示すグラフである。
【図6】本実施例による硬組織溶解物質中にBSP−I
Iの存在を示すウェスタンブロッティング図である。
【図7】実施例2,比較例1,比較例2について摂取カ
ルシウム1mg当たりの糞中カルシウム排泄量の測定値
を示すグラフである。
【図8】実施例2,比較例1,比較例2について摂取カ
ルシウム1mg当たりの尿中カルシウム排泄量の測定値
を示すグラフである。
【図9】実施例2,比較例1,比較例2について摂取カ
ルシウム1mg当たりの糞尿中カルシウム総排泄量の測
定値を示すグラフである。
【図10】実施例3,比較例3について人工胃液及び腸
吸収率の測定値を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 2/38 A61K 31/19 A61K 31/19 31/70 31/70 33/06 ADT 33/06 ADT 35/54 35/54 35/56 35/56 35/60 35/60 35/78 W 35/78 A23L 2/00 F 38/00 ABJ A61K 37/02 ABJ ADD 37/18 ADD

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然硬組織を溶解したものであって少な
    くとも骨形成能を有する画分を含むものを含有させたこ
    とを特徴とする骨疾患予防食品。
  2. 【請求項2】 天然硬組織を溶解したものであって少な
    くとも骨形成能を有する画分を含むものを含有させたこ
    とを特徴とする骨疾患予防飲料。
  3. 【請求項3】 天然硬組織を溶解したものであって少な
    くとも骨形成能を有する画分を含むものを含有させたこ
    とを特徴とする骨疾患治療剤。
  4. 【請求項4】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混合
    することによって溶解することを特徴とする請求項1記
    載の骨疾患予防食品。
  5. 【請求項5】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混合
    することによって溶解することを特徴とする請求項2記
    載の骨疾患予防飲料。
  6. 【請求項6】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混合
    することによって溶解することを特徴とする請求項3記
    載の骨疾患治療剤。
  7. 【請求項7】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と減圧
    下で混合することによって溶解することを特徴とする請
    求項4記載の骨疾患予防食品。
  8. 【請求項8】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と減圧
    下で混合することによって溶解することを特徴とする請
    求項5記載の骨疾患予防飲料。
  9. 【請求項9】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と減圧
    下で混合することによって溶解することを特徴とする請
    求項6記載の骨疾患治療剤。
  10. 【請求項10】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と加
    圧下で混合することによって溶解することを特徴とする
    請求項4記載の骨疾患予防食品。
  11. 【請求項11】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と加
    圧下で混合することによって溶解することを特徴とする
    請求項5記載の骨疾患予防飲料。
  12. 【請求項12】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と加
    圧下で混合することによって溶解することを特徴とする
    請求項6記載の骨疾患治療剤。
  13. 【請求項13】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混
    合することによって溶解した溶解液を吸引濾過し、生じ
    た残渣を可食性の酸又は果汁と混合することによって加
    熱下で溶解したものであって、少なくとも骨形成能を有
    する画分を含むものを含有させたことを特徴とする骨疾
    患予防食品。
  14. 【請求項14】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混
    合することによって溶解した溶解液を吸引濾過し、生じ
    た残渣を可食性の酸又は果汁と混合することによって加
    熱下で溶解したものであって、少なくとも骨形成能を有
    する画分を含むものを含有させたことを特徴とする骨疾
    患予防飲料。
  15. 【請求項15】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混
    合することによって溶解した溶解液を吸引濾過し、生じ
    た残渣を可食性の酸又は果汁と混合することによって加
    熱下で溶解したものであって、少なくとも骨形成能を有
    する画分を含むものを含有させたことを特徴とする骨疾
    患治療剤。
  16. 【請求項16】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混
    合することによって溶解したものと、この溶解液の残渣
    を可食性の酸又は果汁と混合することによって加熱下で
    溶解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能
    を有する画分を含むものを含有させたことを特徴とする
    骨疾患予防食品。
  17. 【請求項17】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混
    合することによって溶解したものと、この溶解液の残渣
    を可食性の酸又は果汁と混合することによって加熱下で
    溶解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能
    を有する画分を含むものを含有させたことを特徴とする
    骨疾患予防飲料。
  18. 【請求項18】 天然硬組織を可食性の酸又は果汁と混
    合することによって溶解したものと、この溶解液の残渣
    を可食性の酸又は果汁と混合することによって加熱下で
    溶解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能
    を有する画分を含むものを含有させたことを特徴とする
    骨疾患治療剤。
  19. 【請求項19】 天然硬組織を乳酸と混合することによ
    って減圧下で溶解したものと、この溶解液の残渣を可食
    性の酸又は果汁と混合することによって60〜80℃で
    溶解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能
    を有する画分を含むものを含有させたことを特徴とする
    骨疾患予防食品。
  20. 【請求項20】 天然硬組織を乳酸と混合することによ
    って減圧下で溶解したものと、この溶解液の残渣を可食
    性の酸又は果汁と混合することによって60〜80℃で
    溶解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能
    を有する画分を含むものを含有させたことを特徴とする
    骨疾患予防飲料。
  21. 【請求項21】 天然硬組織を乳酸と混合することによ
    って減圧下で溶解したものと、この溶解液の残渣を可食
    性の酸又は果汁と混合することによって60〜80℃で
    溶解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能
    を有する画分を含むものを含有させたことを特徴とする
    骨疾患治療剤。
  22. 【請求項22】 天然硬組織を乳酸と混合することによ
    って加圧下で溶解したものと、この溶解液の残渣を可食
    性の酸又は果汁と混合することによって60〜80℃で
    溶解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能
    を有する画分を含むものを含有させたことを特徴とする
    骨疾患予防食品。
  23. 【請求項23】 天然硬組織を乳酸と混合することによ
    って加圧下で溶解したものと、この溶解液の残渣を可食
    性の酸又は果汁と混合することによって60〜80℃で
    溶解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能
    を有する画分を含むものを含有させたことを特徴とする
    骨疾患予防飲料。
  24. 【請求項24】 天然硬組織を乳酸と混合することによ
    って加圧下で溶解したものと、この溶解液の残渣を可食
    性の酸又は果汁と混合することによって60〜80℃で
    溶解したものとの混合物であって、少なくとも骨形成能
    を有する画分を含むものを含有させたことを特徴とする
    骨疾患治療剤。
  25. 【請求項25】 前記骨形成能を有する画分が骨形成蛋
    白質又は骨シアロ蛋白質のうち少なくとも一つを含むこ
    とを特徴とする請求項1,4,7,10,13,16,
    19又は22記載の骨疾患予防食品。
  26. 【請求項26】 前記骨形成能を有する画分が骨形成蛋
    白質又は骨シアロ蛋白質のうち少なくとも一つを含むこ
    とを特徴とする請求項2,5,8,11,14,17,
    20又は23記載の骨疾患予防飲料。
  27. 【請求項27】 前記骨形成能を有する画分が骨形成蛋
    白質又は骨シアロ蛋白質のうち少なくとも一つを含むこ
    とを特徴とする請求項3,6,9,12,15,18,
    21又は24記載の骨疾患治療剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001278793A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Choya:Kk 易吸収性カルシウム剤の製法
JP2010195756A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Toshiaki Saito ナノカルシウム、ナノミネラルの製造方法

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