JP2947484B2 - 骨強化食品、飼料または骨関節疾患予防治療薬 - Google Patents

骨強化食品、飼料または骨関節疾患予防治療薬

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は、骨の酸性水溶液による酸可溶性画分または
酵素分解による水可溶性画分を含有せしめ、かつその画
分中のカルシウムを吸収性の良好なカルシウル塩に置き
かえてなる骨強化食品、骨強化飼料または骨強化による
骨関節疾患予防治療剤に関する。
従来技術 近年、高齢化に伴い、骨粗鬆症、骨折および腰痛など
の各種骨疾患の患者が増加している。これらはカルシウ
ムの摂取不足、カルシウム吸収能の低下、活性ビタミン
D3分泌の不足およびホルモンのアンバランスなどが原因
であるといわれている。現在カルシウムの補給を目的と
して炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、およびリン酸カ
ルシウムなどのカルシウム塩や牛骨粉、卵殻および魚骨
粉などの天然カルシウム剤が使われている。骨成分には
カルシウムやリンなどがハイドロキシアパタイトとし
て、またコラーゲン,オステオカルシン,オステオポン
チンなどの蛋白成分が骨基質として構成されている。従
来の骨粉の利用はこの骨成分中のカルシウムをカルシウ
ムの補強剤とするものであった。しかし、骨由来のカル
シウムの形態はリン酸カルシウムが主体であり、吸収性
はすぐれているとはいえない。
発明が解決しようとしている課題 骨粉は天然素材としてすぐれているが、骨粉をそのま
ま食品または医薬として摂取したとしても骨ペプチドお
よび蛋白を十分に吸収利用できない。また、カルシウム
の形態は、リン酸カルシウムが主体であるので、カルシ
ウム吸収の面で吸収されにくい。
本発明は、このような従来の骨由来のペプチド及び蛋
白の利用ならびにカルシウムの吸収の改善を目的として
なされたものである。すなわち、本発明は、骨ペプチド
及び蛋白の吸収がよく、骨を強化する作用があり、カル
シウムの吸収を改善することのできる骨強化食品、骨強
化飼料及び骨強化による骨関節疾患予防治療剤を提供す
ることを課題とする。
課題を解決するための手段 本発明者らは、骨粉等の骨または骨髄を含有する粉砕
物のペプチド及び蛋白を吸収することができ、またカル
シウムの吸収をも促進することのできる骨強化食品、骨
強化飼料あるいは骨強化による骨関節疾患予防治療剤
を、骨粉等の骨または骨髄を含有する粉砕物から得るこ
とについて検討を行った。その結果、酸性溶液と接触後
場合によりこれを中和して得られる酸可溶性画分あるい
は骨粉を酸性溶液と接触させ酵素により加水分解して得
られる水可溶性画分あるいはこれらの画分から逆浸透
(RO)膜または電気透析(ED)等により骨由来のカルシ
ウム塩を除いたぺプチドおよび蛋白混合物は吸収され易
く、骨を強化する作用があり、さらに吸収性の良いカル
シウム剤を添加することによりカルシウム吸収を促進す
ることができることを見出した。そして、これらの知見
に基づいて骨を強化する作用を有する骨強化食品、骨強
化飼料及び骨強化による骨関節疾患予防治療剤を得るに
至ったものである。
本発明によると、骨を強化し、各種の骨関節疾患、特
に骨粗鬆症の予防あるいは治療のための医薬、食品ある
いは飼料を得ることができる。すなわち、本発明は、骨
の酸可溶性画分、またはこの酸可溶性画分を蛋白分解酵
素で酵素分解して得られるペプチド及び蛋白質の混合物
を含む水可溶性画分を脱塩して骨由来のカルシウムを除
き、これと骨由来のカルシウム以外の吸収性のよいカル
シウム塩とを含有せしめてなる、骨強化食品、骨強化飼
料または骨強化による骨関節疾患予防治療剤である。
本発明における骨の酸可溶性画分を得るには原料とし
て骨または骨髄を含有する粉砕物を用いる。このような
粉砕物には、牛、豚、羊などの獣骨、鶏などの鳥骨ある
いはカツオ、マグロなどの魚骨等を粉砕したものが用い
られる。この粉砕は、これらの新鮮骨をチョッパーで細
断し、液体窒素等を用いて凍結し、これをミル、マスコ
ロイダー等によって粉砕することによって行うことがで
きる。
酸性溶液による脱灰は、これらの粉砕物を、塩酸、硫
酸、硝酸などの無機酸あるいはギ酸、酢酸などの有機酸
の水溶液中に溶解するかあるいは懸濁して行う。あるい
は粉砕物を水溶液に溶解あるいは懸濁し、これらの無機
酸または有機酸を添加してもよい。脱灰は、これらの水
溶液または懸濁液を約30分〜数時間撹拌することによっ
て達成される。このときのpHは2〜3に調整しておくこ
とが望ましい。
また、水可溶性画分を得るには、このようにして脱灰
した酸可溶性画分(溶液あるいは懸濁液)に蛋白分解酵
素を添加して酵素分解する。蛋白分解酵素には、ペプシ
ン、トリプシン、キモトリプシン等を使用することがで
きるが、特にペプシンを使用するとこれの摂食時にカル
シウムの吸収を著しく促進することができる。酵素反応
は、溶液または懸濁液を使用する酵素の至適pH、至適温
度になるように調整し、酵素を添加し、数10分〜数時間
放置乃至撹拌を行うことによってなされる。このように
して得られる水可溶性画分では、骨あるいは骨随の蛋白
は分子量60000〜3000程度に分解される。また上記分子
量範囲外のペプチドあるいは蛋白を含有する場合は、透
析その他の手段を用いて除去してもよい。酵素反応終了
後、反応液のpHを適当に調整し、遠心分離して上清画分
を得、これを水可溶性画分とする。また、酸可溶性画分
は、前記したように酸性溶液による脱灰を行い、遠心分
離して上清画分を得、これを酸可溶性画分とする。本発
明における水可溶性画分あるいは酸可溶性画分は、リン
酸カルシウム等の骨由来の吸収性の低いカルシウム塩を
含むので、これを吸収性のよいカルシウム塩に置換す
る。このためには、まず、水溶性画分あるいは酸可溶性
画分を脱塩する。脱塩は、逆浸透(RO)膜または電気透
析(ED)で行うとよく、このようにすると骨由来の吸収
性の低いリン酸カルシウム塩が除去され、各画分が濃縮
される。さらに、これらと吸収性のよいカルシウム塩と
を置換するときは、塩化カルシウム、炭酸カルシウム、
乳酸カルシウム、卵殻あるいは牛乳由来のカルシウム等
の吸収性のよいカルシウム塩あるいはその含有物を添加
する。
本発明の骨強化作用のある食品または飼料あるいは骨
強化による骨関節疾患予防治療剤は、これらの水可溶性
画分あるいは酸可溶性画分の脱塩画分と吸収性のよいカ
ルシウム塩とを含有せしめてなるものである。
食品の例を挙げると、飲料、ゼリー、錠剤、パン、
麺、スープ、ソーセージ等があり、飼料には、飼料添加
物、その他の飼料が、さらに骨関節疾患予防治療剤とし
ては経口的に投与できる錠剤、顆粒剤、液剤等があげら
れる。これらの医薬は経口的に投与され、骨粗鬆症(オ
ステオポロシス)の予防あるいは治療に用いられる。投
与量は成人、約1500〜3000mg/1日を数回に分けて投与す
ることが望ましい。また、前記画分は元来、骨の成分で
あって、ラットによる動物試験でも急性毒性は認められ
なかった。
次に、本発明の骨ペプチド及び蛋白の製造法を実施例
をあげて説明する。
実施例1 (1) 酸可溶性画分(CBP−N)の調製 骨粉(市販牛骨粉)1kgを水3000mlに懸濁し、塩酸でp
H2.5に調整後、1時間撹拌しながら脱灰する。その後Na
OHでpH7に調整し5000rpmで30分間遠心分離し上清画分を
得る。上清画分を再度NaOHでpH7に調整した後、再度500
0rpmで30分間遠心分離し上清画分を得る。上清画分をRO
膜で脱塩し、濃縮液を回収する。濃縮液を凍結乾燥し、
骨ペプチドおよび蛋白を含む黄白色粉末を得る。収量は
骨粉1kgあたり56gであった。
(2) 水可溶性画分(CBP−P)の調製 骨粉(市販牛骨粉)1kgを水3000mlに懸濁し、塩酸でp
H2.5に調整後、1時間撹拌しながら脱灰する。さらにペ
プシン2.5gを添加し、37℃で2時間反応させ骨粉窒素成
分ペプシン分解物を生成せしめる。反応後NaOHでpH7に
調整し5000rpmで30分間遠心分離し上清画分を得る。上
清画分を再度NaOHでpH7に調整した後、84℃で5分間保
持し、酵素を失活せしめ、再度、5000rpmで30分間遠心
分離し上清画分を得る。上清画分をRO膜で脱塩し、濃縮
液を回収する。濃縮液を凍結乾燥し、骨ペプチドおよび
蛋白ペプシン分解物を含む黄白色粉末を得る。収量は骨
粉1kgあたり75gであった。この粉末をSDSポリアクリル
アミド電気泳動により調べたところ、分子量60000〜300
0であった。
(3) 試験溶液の調製 最終濃度で200mMの塩化カルシウムと10%の前記CBP−
Nあるいは前記CBP−Pを含む溶液を調製した(CBP−N
+CaCl2,CBP−P+CaCl2)。また10%のCBP−Pの脱塩
しないもの(CBP無脱塩)を含む溶液を調製した。そし
て、これらを試験溶液として用いた。対照には200mMの
塩化カルシウム溶液を用いた。
(4) カルシウム吸収試験 1) 試験動物は8週齢のSD系雄性ラットを1週間予備
飼育した後に実験に供した。1試験群につき各5匹を使
用した。
2) カルシウム吸収試験はラット腸管結紮法で行っ
た。即ち、まずラットをエーテル麻酔下で開腹し十二指
腸部分の2カ所を糸で結紮することにより長さ4cmのソ
ーセージ状の腸管ループを作成し、その中に試験溶液0.
3mlを注入して腹部を縫合した。60分後に開腹し十二指
腸を取り出し、腸管内に注入したカルシウム量から腸管
内に残存したカルシウム量を差引いてカルシウム吸収量
とした。なお、カルシウム量は原子吸光装置で測定し
た。
3) 試験結果 試験結果を第1図に示す。図に示したようにカルシウ
ム溶液だけの対照群に比べ、CBP−N+CaCl2およびCBP
−P+CaCl2を加えた群では顕著なカルシウム吸収促進
がみられた。CBP無脱塩を含む溶液を用いた群は対照よ
りカルシウム吸収がやや低かったが吸収のよい対照とほ
ぼ同様の効果を示した。
実施例2 (1) 被験試料を添加したラット飼料組成 試験に使用した飼料の組成を第1表及び第2表に示
す。
第1表 飼料基本組成(g/100g) 蔗 糖 49 コーンスターチ 15 トウモロコシ油 5 D−L メチオニン 0.3 セルロース 5 ビ タ ミ ン 1.2 (コリンを含む) 実施例1で得られたCBP−N及びCBP−Pを第2表に示
すように飼料に1%添加し、カゼインで飼料中蛋白量が
20%になるよう調整した。飼料中カルシウム量は、すべ
て群で飼料100gあたりのカルシウム量が300mgとなるよ
う炭酸カルシウムで調整した。またリン400mg、カルシ
ウム350mg、マグネシウム80mg、ナトリウム100mgになる
ように調整した。
(2) 使用動物及び骨粗鬆症モデル動物の作成 動物は5週齢のSD系雄性ラットを用いた。骨粗鬆症モ
デルラットは、1週間予備飼育した後に卵巣摘出手術を
施し低カルシウム食で1カ月間飼育することにより作成
した。1試験群各7匹で試験を行った。
(3) 骨強化試験 骨粗鬆症モデルラットを上記被験飼育で1カ月間飼育
した後、大腿骨を摘出し骨強度を破断特性測定装置で測
定した。
(4) 試験結果 試験結果を第2図及び第3図に示す。第2図に示した
ように骨破断力は、骨ペプチド及び蛋白ペプシン分解物
CBP−N及びCBP−Pを加えない対照群に比べCBP−NにC
aCO3を加えた群及びCBP−PにCaCO3を加えた群で顕著に
高い値を示した。第3図に示した骨破断エネルギーもCB
P−N及びCBP−Pを加えない対照群に比べ、それらを加
えた群(CBP−P+CaCO3及びCBP−P+CaCO3)で顕著に
高い値を示した。このことから、CBP−N+CaCO3及びCB
P−P+CaCO3に骨強化作用があることが分かった。
本発明の骨強化食品、骨強化飼料あるいは骨強化によ
る関節症疾患予防治療剤について実施例をあげて具体的
に示す。
実施例3(飲料) 重量% 混合異性化糖 15.0 果 汁 10.0 クエン酸 0.5 CBP−PまたはCBP−N 0.5 香 料 0.1 カルシウム(CaCl2) 0.1 水 73.8 上記配合比によって通常の製造法にて果汁飲料を製造
した。
実施例4(ゼリー) 重量% 果 汁 20.0 グラニュー糖 15.0 水 飴 5.0 寒 天 1.0 CBP−PまたはCBP−N 0.5 香 料 0.1 カルシウム(CaCO3) 0.1 水 58.3 上記配合比によって通常の製造法にてゼリーを製造し
た。
実施例5(錠剤) 重量% 含水結晶ブドウ糖 73.5 CBP−PまたはCBP−N 20.0 カルシウム(CaCl2) 5.0 シュガーエステル 1.0 香 料 0.5 上記配合比によって通常の製造法にて錠剤を製造し
た。得られた食品は、カルシウム及び蛋白補強の栄養剤
として1日3〜4錠あるいは骨粗鬆症の予防または治療
に1日4〜6錠投与することができる。
実施例6〔イヌ飼育用飼料(ドックフード)〕 イヌ飼育用基礎飼料 重量% 大豆粕 11 脱脂粉乳 14 大豆油 4 コーン油 2 パーム油 2 とうもろこしデンプン 28 小麦粉 15 ふすま 8 ビタミン混合物1) 2 ミネラル混合物2) 9 セルロース 2 CBP−PまたはCBP−N 3 100 1) ビタミン混合物 ビタミンA 1500 IU ビタミンD3 300 IU ビタミンE 6.8mg ビタミンB1 0.9mg ビタミンB2 0.4mg ビタミンB6 0.5mg ビタミンB12 3.4mg ビタミンC 50.0mg パントテン酸 4.0mg 葉 酸 0.2mg コリン 200.0mg ビオチン 24.4μg イノシトール 50.0mg ナイアシン 10.5mg ショ糖で2gとした。2) ミネラル混合物 CaCO3 3.0g KH2PO4 2.0g NaH2PO4 1.5g MgO 0.5g MnCO3 40.0mg FeC6H5O7 30.0mg 70%ZnO 10.0mg 55%CaCO3 4.5mg KIO3 0.65mg Na2SeO3・5H2O 0.05mg CrK(SO4)・12H2O 5.0mg ショ糖で9gとした。
上記イヌ飼育用基礎飼料100g中に上記配合量でビタミ
ン混合物及びミネラル混合物を加え通常の製造法にてイ
ヌ飼育用飼料を製造した。
発明の効果 本発明の骨強化食品、骨強化飼料、骨強化による骨関
節疾患予防治療剤はカルシウムの吸収を著しく促進しか
つ骨を強化する作用を有する。本発明においてその骨ま
たは骨髄を含有する粉砕物の酸可溶性画分あるいは水可
溶性画分の塩類除去画分と吸収性のよいカルシウム塩と
を加えたものは、カルシウムの吸収性を向上し、かつ骨
を強化する作用があることから健康食品、動物飼料ある
いは各種の骨関節疾患、特に骨粗鬆症の予防あるいは治
療に有用である。さらに、本発明において水可溶性画分
は骨または骨髄の蛋白が可溶性のペプチドあるいは蛋白
となっているので栄養上好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1のカルシウム吸収促進試験の結果
を、第2図及び第3図は実施例2の骨強化試験の結果を
それぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 33/06 A61K 33/06 35/28 35/28 38/00 A23J 3/04 // A23J 3/04 3/34 3/34 A23L 1/06 A23L 1/06 2/02 A 2/02 A61K 31/00 619E 2/52 37/18 A61K 31/00 619 A23L 2/00 F (56)参考文献 特開 昭63−39821(JP,A) 特開 平2−28118(JP,A) 特開 昭59−14770(JP,A) 特開 昭59−78644(JP,A) 特公 昭51−14586(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/29 - 1/305 A23L 1/015 A23L 2/00 - 2/02 A23L 1/06 A23K 1/16 - 1/175 A23K 35/28 A23K 37/18 A23K 33/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】骨の酸可溶性画分、またはこの酸可溶性画
    分を蛋白分解酵素で酵素分解して得られるペプチド及び
    蛋白質の混合物を含む水可溶性画分を脱塩して骨由来の
    カルシウムを除き、これらの画分のいずれかと骨由来の
    カルシウム以外の吸収性の良好なカルシウム塩とを含有
    せしめてなる骨強化食品、骨強化飼料または骨強化によ
    る骨関節疾患予防治療剤。
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