JPH09328040A - 車両用リヤバンパーガード - Google Patents
車両用リヤバンパーガードInfo
- Publication number
- JPH09328040A JPH09328040A JP14921696A JP14921696A JPH09328040A JP H09328040 A JPH09328040 A JP H09328040A JP 14921696 A JP14921696 A JP 14921696A JP 14921696 A JP14921696 A JP 14921696A JP H09328040 A JPH09328040 A JP H09328040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- bumper guard
- guard
- pin
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R9/00—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
- B60R9/06—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like at vehicle front or rear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/52—Radiator or grille guards ; Radiator grilles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 位置替え作業を簡便に行うことが可能な使い
勝手の良い車両用リヤバンパーガードを提供する。 【解決手段】 円形パイプを略コ字形に折り曲げて形成
したガード本体２と、そのガード本体２の左右の縦枠部
２ａ間に横架固定したフロントバー３とによりバンパー
ガード１を構成し、縦枠部２ａの先端に設けた取付脚４
を車両後部のリヤアンダーフレーム５に固着されたブラ
ケット６に上下方向に回動可能に取り付ける。バンパー
ガード１の取付部近傍には、そのバンパーガード１を起
立位置と水平位置と最下位置との３つの位置のいずれか
に選択的にロックするロック機構を設け、ロック解除状
態においてバンパーガード１を回動して位置替えできる
構成とした。
勝手の良い車両用リヤバンパーガードを提供する。 【解決手段】 円形パイプを略コ字形に折り曲げて形成
したガード本体２と、そのガード本体２の左右の縦枠部
２ａ間に横架固定したフロントバー３とによりバンパー
ガード１を構成し、縦枠部２ａの先端に設けた取付脚４
を車両後部のリヤアンダーフレーム５に固着されたブラ
ケット６に上下方向に回動可能に取り付ける。バンパー
ガード１の取付部近傍には、そのバンパーガード１を起
立位置と水平位置と最下位置との３つの位置のいずれか
に選択的にロックするロック機構を設け、ロック解除状
態においてバンパーガード１を回動して位置替えできる
構成とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両後部に設けら
れる車両用リヤバンパーガードに係り、詳しくは上部に
アタッチメントを介して荷物を載置することが可能なキ
ャリアとしての機能も有する車両用リヤバンパーガード
に関する。
れる車両用リヤバンパーガードに係り、詳しくは上部に
アタッチメントを介して荷物を載置することが可能なキ
ャリアとしての機能も有する車両用リヤバンパーガード
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両後部に装着される、主として
荷物の搭載に用いられるキャリア装置としては、図１３
及び図１４に示すようなものが提案されている。このキ
ャリア装置は円筒状のパイプを略長方形状に折り曲げて
形成したキャリアベース６１を主体部として構成されて
おり、前枠部６１ａと後枠部６１ｂ間にはパイプからな
る２本のメンバ６２が設けられ、また後枠部６１ｂには
コンビネーションランプ６３が取り付けられている。
荷物の搭載に用いられるキャリア装置としては、図１３
及び図１４に示すようなものが提案されている。このキ
ャリア装置は円筒状のパイプを略長方形状に折り曲げて
形成したキャリアベース６１を主体部として構成されて
おり、前枠部６１ａと後枠部６１ｂ間にはパイプからな
る２本のメンバ６２が設けられ、また後枠部６１ｂには
コンビネーションランプ６３が取り付けられている。
【０００３】上記のように構成されたキャリアベース６
１を車両後部に取り付けるために、図１４に示すよう
に、車両のリヤアンダーフレーム（図示省略）に固定さ
れたブラケット６４には、Ｌ形プレート６５ａとスリー
ブ６５ｂとを一体化して形成したマウント６５が、リヤ
バンパ６６を貫通してブラケット６４にねじ込まれるボ
ルト６７によって固定されている。そして、キャリアベ
ース６１の前枠部６１ａが、マウント６５とワッシャ６
８によりその左右両端部を挟持されて上下方向に回動可
能に保持される。なお、ワッシャ６８はボルト６７にナ
ット６９により固定される。
１を車両後部に取り付けるために、図１４に示すよう
に、車両のリヤアンダーフレーム（図示省略）に固定さ
れたブラケット６４には、Ｌ形プレート６５ａとスリー
ブ６５ｂとを一体化して形成したマウント６５が、リヤ
バンパ６６を貫通してブラケット６４にねじ込まれるボ
ルト６７によって固定されている。そして、キャリアベ
ース６１の前枠部６１ａが、マウント６５とワッシャ６
８によりその左右両端部を挟持されて上下方向に回動可
能に保持される。なお、ワッシャ６８はボルト６７にナ
ット６９により固定される。
【０００４】また、ブラケット６４には、キャリアベー
ス６１固定用のアンダーバー７０の基端部がピン７１を
介して着脱自在とされ、そのアンダーバー７０はキャリ
アベース６１の下方を通って後方へ延出されるとともに
その延出端部に設けられた溝形の受部７２にキャリアベ
ース６１の後枠部６１ｂを嵌合し、かつピン７４止めさ
れたストッパ７３にて固定される。このようにして、キ
ャリアベース６１は車体後部に荷物を載置するに好都合
な略水平状態に取り付けられる。
ス６１固定用のアンダーバー７０の基端部がピン７１を
介して着脱自在とされ、そのアンダーバー７０はキャリ
アベース６１の下方を通って後方へ延出されるとともに
その延出端部に設けられた溝形の受部７２にキャリアベ
ース６１の後枠部６１ｂを嵌合し、かつピン７４止めさ
れたストッパ７３にて固定される。このようにして、キ
ャリアベース６１は車体後部に荷物を載置するに好都合
な略水平状態に取り付けられる。
【０００５】そして、キャリアベース６１には、図示省
略の各種のアタッチメントを介して荷物が載置される。
アタッチメントとしては、例えば自転車用のサイクルア
タッチメントやスキー用のスキーアタッチメント或いは
荷物収納用のボックス等があり、これらをキャリアベー
ス６１に取り付けて荷物を載置するようになっている。
なお、キャリア装置を使用しないときは、アンダーバー
７０をブラケット６４及びキャリアベース６１から外し
たのち、該キャリアベース６１を上方へ回動し、図示省
略のバー等によって起立状態に保持するようになってい
る。
略の各種のアタッチメントを介して荷物が載置される。
アタッチメントとしては、例えば自転車用のサイクルア
タッチメントやスキー用のスキーアタッチメント或いは
荷物収納用のボックス等があり、これらをキャリアベー
ス６１に取り付けて荷物を載置するようになっている。
なお、キャリア装置を使用しないときは、アンダーバー
７０をブラケット６４及びキャリアベース６１から外し
たのち、該キャリアベース６１を上方へ回動し、図示省
略のバー等によって起立状態に保持するようになってい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のキャリア装置は、キャリアベース６１を荷積み位置
と収納位置との間で位置替えするとき、リヤタイヤ付近
でのアンダーバー７０の脱着という煩わしい作業を必要
とすることから、使い勝手がすこぶる悪いものであり、
しかもブラケット６４から外したアンダーバー７０及び
それの取付部品の収納場所が必要となるといった問題が
ある。
来のキャリア装置は、キャリアベース６１を荷積み位置
と収納位置との間で位置替えするとき、リヤタイヤ付近
でのアンダーバー７０の脱着という煩わしい作業を必要
とすることから、使い勝手がすこぶる悪いものであり、
しかもブラケット６４から外したアンダーバー７０及び
それの取付部品の収納場所が必要となるといった問題が
ある。
【０００７】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、位置替え作業を
簡便に行うことが可能な使い勝手の良い車両用リヤバン
パーガードを提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、位置替え作業を
簡便に行うことが可能な使い勝手の良い車両用リヤバン
パーガードを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項１の発明は、車両用リヤバンパーガードであって、
車両後部に上下方向に回動可能に取り付けられるバンパ
ーガードと、そのバンパーガードを上下方向の少なくと
も２位置に選択的にロックするロック機構と、そのロッ
ク機構によるロックを解除可能な操作手段とを備えたこ
とを特徴とする。また、請求項２の発明は、請求項１記
載の車両用リヤバンパーガードにおいて、前記ロック機
構が複数のロック溝を備えたロックプレートとそのロッ
ク溝に係脱可能なロックピンとからなり、前記バンパー
ガードを上下方向の少なくとも２位置に選択的にロック
可能としたことを特徴とする。
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項１の発明は、車両用リヤバンパーガードであって、
車両後部に上下方向に回動可能に取り付けられるバンパ
ーガードと、そのバンパーガードを上下方向の少なくと
も２位置に選択的にロックするロック機構と、そのロッ
ク機構によるロックを解除可能な操作手段とを備えたこ
とを特徴とする。また、請求項２の発明は、請求項１記
載の車両用リヤバンパーガードにおいて、前記ロック機
構が複数のロック溝を備えたロックプレートとそのロッ
ク溝に係脱可能なロックピンとからなり、前記バンパー
ガードを上下方向の少なくとも２位置に選択的にロック
可能としたことを特徴とする。
【０００９】上記のように構成された請求項１及び２の
発明によると、操作手段を操作してロック機構によるバ
ンパーガードのロックを解除した上で、バンパーガード
を上下方向に回動してその位置を変更することができ
る。このため、従来のような煩わしい脱着作業が不要と
なり、簡便な位置替えが可能となる。また、請求項２の
発明によると、ロックプレートとロックピンによりロッ
ク機構を構成してあるので、簡素な構造のロック機構が
提供される。
発明によると、操作手段を操作してロック機構によるバ
ンパーガードのロックを解除した上で、バンパーガード
を上下方向に回動してその位置を変更することができ
る。このため、従来のような煩わしい脱着作業が不要と
なり、簡便な位置替えが可能となる。また、請求項２の
発明によると、ロックプレートとロックピンによりロッ
ク機構を構成してあるので、簡素な構造のロック機構が
提供される。
【００１０】請求項３の発明は、請求項１記載の車両用
リヤバンパーガードにおいて、前記操作手段を、バンパ
ーガードの内側に格納可能に設けたことを特徴とする。
従って、請求項２の発明によると、操作手段に身体が不
用意に触れてロックが解除されるといった不具合が解消
される。また、バンパーガードを位置替えするとき以外
は、操作手段を格納しておくことにより、悪戯等による
ロック解除操作を防止できる。
リヤバンパーガードにおいて、前記操作手段を、バンパ
ーガードの内側に格納可能に設けたことを特徴とする。
従って、請求項２の発明によると、操作手段に身体が不
用意に触れてロックが解除されるといった不具合が解消
される。また、バンパーガードを位置替えするとき以外
は、操作手段を格納しておくことにより、悪戯等による
ロック解除操作を防止できる。
【００１１】請求項４の発明は、請求項１記載の車両用
リヤバンパーガードにおいて、前記バンパーガードに車
幅方向に延在するフロントバーを設け、そのフロントバ
ー上には車両後部に回動可能に取り付けられる取付部材
を設けたことを特徴とする。バンパーガードを車両後部
に装着する場合において、車種によってその取付箇所が
異なることが多い。その場合、請求項３の発明による
と、バンパーガード全体を変更することなく、フロント
バーに対する取付部材の位置を変更するだけで、リヤア
ンダーフレームの形状や位置が異なるような異種車両に
容易に対応することが可能となる。
リヤバンパーガードにおいて、前記バンパーガードに車
幅方向に延在するフロントバーを設け、そのフロントバ
ー上には車両後部に回動可能に取り付けられる取付部材
を設けたことを特徴とする。バンパーガードを車両後部
に装着する場合において、車種によってその取付箇所が
異なることが多い。その場合、請求項３の発明による
と、バンパーガード全体を変更することなく、フロント
バーに対する取付部材の位置を変更するだけで、リヤア
ンダーフレームの形状や位置が異なるような異種車両に
容易に対応することが可能となる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図１〜図７に基づいて第
１の実施の形態に係る車両用バンパーガードを説明す
る。図１はバンパーガードを示す斜視図、図２は車体後
部に装着されたバンパーガードの概略側面図、図３は同
じく後方から見た概略正面図、図４は図１のＡ部分解斜
視図、図５は図１のＡ部平面図、図６は取付脚の溶接構
造説明図、図７はロック機構の作動説明図である。
に基づいて具体的に説明する。図１〜図７に基づいて第
１の実施の形態に係る車両用バンパーガードを説明す
る。図１はバンパーガードを示す斜視図、図２は車体後
部に装着されたバンパーガードの概略側面図、図３は同
じく後方から見た概略正面図、図４は図１のＡ部分解斜
視図、図５は図１のＡ部平面図、図６は取付脚の溶接構
造説明図、図７はロック機構の作動説明図である。
【００１３】図１〜図３に示すように、バンパーガード
１は円形パイプを略コ字形に折り曲げて形成したガード
本体２と、そのガード本体２の左右の縦枠部２ａの略中
央部間に横架溶接された円形パイプからなるフロントバ
ー３と、両縦枠部２ａの端部に取り付けられた取付部材
としての板状の左右の取付脚４とから構成され、左右の
取付脚４が車体後部のリヤアンダーフレーム５に左右の
ブラケット６を介して上下方向に回動可能に取り付けら
れている。
１は円形パイプを略コ字形に折り曲げて形成したガード
本体２と、そのガード本体２の左右の縦枠部２ａの略中
央部間に横架溶接された円形パイプからなるフロントバ
ー３と、両縦枠部２ａの端部に取り付けられた取付部材
としての板状の左右の取付脚４とから構成され、左右の
取付脚４が車体後部のリヤアンダーフレーム５に左右の
ブラケット６を介して上下方向に回動可能に取り付けら
れている。
【００１４】図１及び図４に示すように、リヤアンダー
フレーム５に固着された左右のブラケット６の後端部に
はガード支持部材としてのロックプレート７が溶接さ
れ、そのロックプレート７には外面側に突出する段付き
ピン８が設けられている。そして、バンパーガード１の
左右の取付脚４がロックプレート７の外面側に配置され
るとともに段付きピン８に上下方向に回動可能に取り付
けられ、段付きピン８先端のネジ部に螺合されたナット
９にて抜け止めされている。
フレーム５に固着された左右のブラケット６の後端部に
はガード支持部材としてのロックプレート７が溶接さ
れ、そのロックプレート７には外面側に突出する段付き
ピン８が設けられている。そして、バンパーガード１の
左右の取付脚４がロックプレート７の外面側に配置され
るとともに段付きピン８に上下方向に回動可能に取り付
けられ、段付きピン８先端のネジ部に螺合されたナット
９にて抜け止めされている。
【００１５】次に、バンパーガード１のロック機構を図
４、図５及び図７に基づいて説明する。本実施の形態に
係るロック機構は、３個のロック溝７ａ〜７ｃを備えた
ロックプレート７と、そのロック溝７ａ〜７ｃに係脱可
能なロックピン１０を備えたピンプレート１２とからな
り、バンパーガード１を図２に示す起立位置Ａと水平位
置Ｂと最下位置Ｃとの３位置に選択的にロックする。
４、図５及び図７に基づいて説明する。本実施の形態に
係るロック機構は、３個のロック溝７ａ〜７ｃを備えた
ロックプレート７と、そのロック溝７ａ〜７ｃに係脱可
能なロックピン１０を備えたピンプレート１２とからな
り、バンパーガード１を図２に示す起立位置Ａと水平位
置Ｂと最下位置Ｃとの３位置に選択的にロックする。
【００１６】左右のロックプレート７の後端外周面は、
それぞれバンパーガード１の回動中心である段付きピン
８を中心とする弧状に形成されるとともに、その外周上
には起立位置用と水平位置用と最下位置用の３個のロッ
ク溝７ａ，７ｂ，７ｃが設けられている。一方、ピンプ
レート１２はバンパーガード１の左右の取付脚４の外面
側に配置されるとともに後端部が取付ピン１１を介して
回動可能に取り付けられ、そのピンプレート１２の前端
部にロックピン１０が設けられている。
それぞれバンパーガード１の回動中心である段付きピン
８を中心とする弧状に形成されるとともに、その外周上
には起立位置用と水平位置用と最下位置用の３個のロッ
ク溝７ａ，７ｂ，７ｃが設けられている。一方、ピンプ
レート１２はバンパーガード１の左右の取付脚４の外面
側に配置されるとともに後端部が取付ピン１１を介して
回動可能に取り付けられ、そのピンプレート１２の前端
部にロックピン１０が設けられている。
【００１７】ロックピン１０は取付脚４に形成された取
付ピン１１を中心とする弧状の逃げ孔４ａを貫通して内
方へ延出されており、その延出部がロックプレート７の
ロック溝７ａ，７ｂ，７ｃに係脱可能とされている。そ
して、ピンプレート１２と取付脚４との間には、フック
１３ａを介してロックスプリング１３が掛けられ、これ
によりロックピン１０がロック溝７ａ，７ｂ，７ｃに係
合する方向に付勢されている。
付ピン１１を中心とする弧状の逃げ孔４ａを貫通して内
方へ延出されており、その延出部がロックプレート７の
ロック溝７ａ，７ｂ，７ｃに係脱可能とされている。そ
して、ピンプレート１２と取付脚４との間には、フック
１３ａを介してロックスプリング１３が掛けられ、これ
によりロックピン１０がロック溝７ａ，７ｂ，７ｃに係
合する方向に付勢されている。
【００１８】また、ピンプレート１２のロックピン１０
と取付ピン１１は、共に先端にネジ部を有する段付きピ
ンであって、その先端がロックプレート１２よりも内方
へ延出されている。左右の取付脚４７間には両端部に連
結プレート１５を備えた連結バー１４が水平状に配置さ
れており、図５に示すように、その連結プレート１５に
ロックピン１０及び取付ピン１１の先端がそれぞれナッ
ト１６によって締結されている。即ち、左右のピンプレ
ート１２は連結バー１４及び連結プレート１５を介して
連動するように構成されている。
と取付ピン１１は、共に先端にネジ部を有する段付きピ
ンであって、その先端がロックプレート１２よりも内方
へ延出されている。左右の取付脚４７間には両端部に連
結プレート１５を備えた連結バー１４が水平状に配置さ
れており、図５に示すように、その連結プレート１５に
ロックピン１０及び取付ピン１１の先端がそれぞれナッ
ト１６によって締結されている。即ち、左右のピンプレ
ート１２は連結バー１４及び連結プレート１５を介して
連動するように構成されている。
【００１９】連結バー１４にはロック機構のロックを解
除する操作手段としての操作レバー１７が設けられてい
る。操作レバー１７は円筒形の棒材からなり、図５に示
すように、その基端部が連結バー１４の一端、例えば左
端からやや内側寄りに突設されたブラケット１８にピン
１９を介して折り畳み可能に取り付けられ、不使用時に
は連結バー１４に沿って折り畳んでその先端を弾性クリ
ップからなるホルダー２０で保持されるようになってい
る。即ち、操作レバー１７はバンパーガード１の内側に
設けられるとともに格納可能とされている。
除する操作手段としての操作レバー１７が設けられてい
る。操作レバー１７は円筒形の棒材からなり、図５に示
すように、その基端部が連結バー１４の一端、例えば左
端からやや内側寄りに突設されたブラケット１８にピン
１９を介して折り畳み可能に取り付けられ、不使用時に
は連結バー１４に沿って折り畳んでその先端を弾性クリ
ップからなるホルダー２０で保持されるようになってい
る。即ち、操作レバー１７はバンパーガード１の内側に
設けられるとともに格納可能とされている。
【００２０】なお、操作レバー１７はバンパーガード１
の水平状態では、後方へ略水平状に引き出される位置に
設けられ、また、連結バー１４は連結プレート１５の前
後方向の略中心部に連結されている。そのため、後方へ
引き出された操作レバー１７の上方への持ち上げ操作に
より、連結バー１４及び連結プレート１５を介して左右
のピンプレート１２が取付ピン１１を中心にして下方へ
回動され、ロックピン１０がロック溝７ａ〜７ｃから離
脱される。
の水平状態では、後方へ略水平状に引き出される位置に
設けられ、また、連結バー１４は連結プレート１５の前
後方向の略中心部に連結されている。そのため、後方へ
引き出された操作レバー１７の上方への持ち上げ操作に
より、連結バー１４及び連結プレート１５を介して左右
のピンプレート１２が取付ピン１１を中心にして下方へ
回動され、ロックピン１０がロック溝７ａ〜７ｃから離
脱される。
【００２１】図６はガード本体２の縦枠部２ａに対する
取付脚４の固定構造を示す。図示のように、縦枠部２ａ
の端部は略瓢箪形に潰され、その開口内に取付脚４の縦
長矩形をなす一端部を差し込んで溶接している。このよ
うに、パイプからなる縦枠部２ａの端部を潰すことによ
り取付脚４の上下方向と水平方向のそれぞれに溶接面を
設定し、しかも側面に切り込み２ｂを設けて溶接代を稼
ぐことにより溶接強度を高めてある。なお、バンパーガ
ード１の取付部は、見栄え向上のためにロック機構を含
めてカバー２１により覆うことが望ましい。
取付脚４の固定構造を示す。図示のように、縦枠部２ａ
の端部は略瓢箪形に潰され、その開口内に取付脚４の縦
長矩形をなす一端部を差し込んで溶接している。このよ
うに、パイプからなる縦枠部２ａの端部を潰すことによ
り取付脚４の上下方向と水平方向のそれぞれに溶接面を
設定し、しかも側面に切り込み２ｂを設けて溶接代を稼
ぐことにより溶接強度を高めてある。なお、バンパーガ
ード１の取付部は、見栄え向上のためにロック機構を含
めてカバー２１により覆うことが望ましい。
【００２２】次に、上記のように構成された車両用リヤ
バンパーガードの位置替えについて説明する。図７には
バンパーガード１のロック状態が示されている。（Ａ）
はロックピン１０が上段のロック溝７ａに係合した起立
状態、（Ｂ）はロックピン１０が中段のロック溝７ｂに
係合した水平状態、（Ｃ）はロックピン１０が下段のロ
ック溝７ｃに係合した最下状態である。
バンパーガードの位置替えについて説明する。図７には
バンパーガード１のロック状態が示されている。（Ａ）
はロックピン１０が上段のロック溝７ａに係合した起立
状態、（Ｂ）はロックピン１０が中段のロック溝７ｂに
係合した水平状態、（Ｃ）はロックピン１０が下段のロ
ック溝７ｃに係合した最下状態である。
【００２３】バンパーガード１の位置を替えるときは、
まず、操作レバー１７を図５に仮想線で示す如くホルダ
ー２０から外して引き出す。このとき、バンパーガード
１の水平状態及び最下状態では、操作レバー１７は後方
へ略水平状に引き出され、起立状態では上方へ起立状に
引き出されるので、該操作レバー１７を上方へ持ち上げ
たり、前方へ押したりすれば、連結バー１４を介してピ
ンプレート１２がロックスプリング１３の引張力に抗し
て図示矢印方向へ回動され、ロックピン１０がロック溝
７ａ〜７ｃから離脱されてロックが解除される。
まず、操作レバー１７を図５に仮想線で示す如くホルダ
ー２０から外して引き出す。このとき、バンパーガード
１の水平状態及び最下状態では、操作レバー１７は後方
へ略水平状に引き出され、起立状態では上方へ起立状に
引き出されるので、該操作レバー１７を上方へ持ち上げ
たり、前方へ押したりすれば、連結バー１４を介してピ
ンプレート１２がロックスプリング１３の引張力に抗し
て図示矢印方向へ回動され、ロックピン１０がロック溝
７ａ〜７ｃから離脱されてロックが解除される。
【００２４】従って、ロックピン１０をロック溝７ａ〜
７ｃから離脱後、バンパーガード１を段付きピン９を中
心に上方又は下方へ回動してその位置を替えることがで
きる。即ち、本実施の形態によれば、一方の手で操作レ
バー１７を操作してロックを解除後、他方の手でバンパ
ーガード１を回動することにより該バンパーガード１の
位置替えが可能なため、従来のような煩わしいアンダー
バーの脱着作用が不要となり、バンパーガード１の位置
替え作業がすこぶる簡便化され、使い勝手が向上する。
７ｃから離脱後、バンパーガード１を段付きピン９を中
心に上方又は下方へ回動してその位置を替えることがで
きる。即ち、本実施の形態によれば、一方の手で操作レ
バー１７を操作してロックを解除後、他方の手でバンパ
ーガード１を回動することにより該バンパーガード１の
位置替えが可能なため、従来のような煩わしいアンダー
バーの脱着作用が不要となり、バンパーガード１の位置
替え作業がすこぶる簡便化され、使い勝手が向上する。
【００２５】なお、位置替え作業時において、ロックピ
ン１０をロック溝７ａ〜７ｃから離脱し、バンパーガー
ド１を僅かに回動してから、操作レバー１７から手を離
すと、ロックピン１０がロックプレート７の外周面に当
接するが、その外周面はバンパーガード１の回動中心で
ある段付きピン８を中心とする弧状に形成されているた
め、その後のバンパーガード１の回動に対してロックピ
ン１０が外周面に沿って無理なく移動し、そしてロック
ピン１０がロック溝７ａ，７ｂ，７ｃのいずれかに対応
した位置でロックが掛かる。
ン１０をロック溝７ａ〜７ｃから離脱し、バンパーガー
ド１を僅かに回動してから、操作レバー１７から手を離
すと、ロックピン１０がロックプレート７の外周面に当
接するが、その外周面はバンパーガード１の回動中心で
ある段付きピン８を中心とする弧状に形成されているた
め、その後のバンパーガード１の回動に対してロックピ
ン１０が外周面に沿って無理なく移動し、そしてロック
ピン１０がロック溝７ａ，７ｂ，７ｃのいずれかに対応
した位置でロックが掛かる。
【００２６】かくして、バンパーガード１は位置替えさ
れるが、図２において、Ａで示す起立位置では、リヤバ
ンパー２２（バックドア２３にスペアタイヤを装着した
車両の場合にはリヤバンパー２２とスペアタイヤ）のガ
ードとして使用され、また、Ｂで示す水平位置では、バ
ンパーガード１上に各種アタッチメントを介して自転車
やスキー板等の荷物を載置するキャリアとして使用する
ことができる。さらにまた、車種によっては、バンパー
ガード１がバックドア２３の開閉に邪魔になる場合があ
るため、このときは、Ｃで示す最下位置とすることによ
り、バックドア２３の開閉を許容する。
れるが、図２において、Ａで示す起立位置では、リヤバ
ンパー２２（バックドア２３にスペアタイヤを装着した
車両の場合にはリヤバンパー２２とスペアタイヤ）のガ
ードとして使用され、また、Ｂで示す水平位置では、バ
ンパーガード１上に各種アタッチメントを介して自転車
やスキー板等の荷物を載置するキャリアとして使用する
ことができる。さらにまた、車種によっては、バンパー
ガード１がバックドア２３の開閉に邪魔になる場合があ
るため、このときは、Ｃで示す最下位置とすることによ
り、バックドア２３の開閉を許容する。
【００２７】また、本実施の形態においては、ロック解
除用の操作レバー１７を膝よりも高い位置に設けてある
ため、ロック解除操作を楽に行うことができる。しか
も、操作レバー１７をバンパーガード１の内側に設けて
あるため、誤って身体の一部が操作レバー１７に触れて
ロックが解除されるといった不具合が防止される。ま
た、操作レバー１７の不使用時には連結バー１４に沿っ
て折り畳んで格納することにより、悪戯等によるロック
解除操作を防止する上で効果がある。
除用の操作レバー１７を膝よりも高い位置に設けてある
ため、ロック解除操作を楽に行うことができる。しか
も、操作レバー１７をバンパーガード１の内側に設けて
あるため、誤って身体の一部が操作レバー１７に触れて
ロックが解除されるといった不具合が防止される。ま
た、操作レバー１７の不使用時には連結バー１４に沿っ
て折り畳んで格納することにより、悪戯等によるロック
解除操作を防止する上で効果がある。
【００２８】ところで、車種によっては、リヤアンダー
フレーム５の形状が異なることがあるため、そのような
車両に上述した実施の形態のバンパーガード１を適用す
る場合には、例えばリヤアンダーフレーム５に予め図示
しない所定形状のサブブラケットを取り付け、そのサブ
ブラケットに図示のブラケット６を取り付けるようにす
れば、バンパーガード１全体を変更せずに適応できる。
フレーム５の形状が異なることがあるため、そのような
車両に上述した実施の形態のバンパーガード１を適用す
る場合には、例えばリヤアンダーフレーム５に予め図示
しない所定形状のサブブラケットを取り付け、そのサブ
ブラケットに図示のブラケット６を取り付けるようにす
れば、バンパーガード１全体を変更せずに適応できる。
【００２９】次に、本発明の第２の実施の形態を図８〜
図１２に基づいて説明する。図８は第２の実施の形態に
係るバンパーガード１を示す斜視図、図９は図８のＢ部
の分解斜視図、図１０は図８のＢ部詳細平面図、図１１
は図８のＣ部詳細図、図１２はロック機構の作動説明図
である。この実施の形態に係るバンパーガード１は、図
８に示すように、円形パイプを略コ字形に折り曲げて形
成したガード本体２と、そのガード本体２の縦枠部２ａ
の端部間に横架固定された円形パイプからなるフロント
バー３とにより平面視で横長の略長方形状に形成されて
おり、フロントバー３の左右には、ロックプレート７が
溶接により固着されている。
図１２に基づいて説明する。図８は第２の実施の形態に
係るバンパーガード１を示す斜視図、図９は図８のＢ部
の分解斜視図、図１０は図８のＢ部詳細平面図、図１１
は図８のＣ部詳細図、図１２はロック機構の作動説明図
である。この実施の形態に係るバンパーガード１は、図
８に示すように、円形パイプを略コ字形に折り曲げて形
成したガード本体２と、そのガード本体２の縦枠部２ａ
の端部間に横架固定された円形パイプからなるフロント
バー３とにより平面視で横長の略長方形状に形成されて
おり、フロントバー３の左右には、ロックプレート７が
溶接により固着されている。
【００３０】ガード本体２とフロントバー３とは、Ｌ形
に溶接されるが、本実施の形態ではその溶接構造とし
て、図１０に示すように、ガード本体２とフロントバー
３の端部にそれぞれ円形プレート２ｃ，３ａを溶接し、
その円形プレート２ｃ，３ａに、略三角形の平板２８を
水平に溶接するとともに、その平板２８を挟んで上下に
平板２９を縦向きに溶接している。このような溶接構造
を採用したときは、溶接面が平面となるため、前述した
第１の実施の形態のようなガード本体２とフロントバー
３との曲面溶接の場合に比べて、加工及び溶接が容易化
されるとともに、溶接強度を高めることができる。
に溶接されるが、本実施の形態ではその溶接構造とし
て、図１０に示すように、ガード本体２とフロントバー
３の端部にそれぞれ円形プレート２ｃ，３ａを溶接し、
その円形プレート２ｃ，３ａに、略三角形の平板２８を
水平に溶接するとともに、その平板２８を挟んで上下に
平板２９を縦向きに溶接している。このような溶接構造
を採用したときは、溶接面が平面となるため、前述した
第１の実施の形態のようなガード本体２とフロントバー
３との曲面溶接の場合に比べて、加工及び溶接が容易化
されるとともに、溶接強度を高めることができる。
【００３１】車両後部のリヤアンダーフレーム５に固着
される左右のブラケット６の後端部には、ガード支持部
材としての取付プレート２７が一体又は溶接で後付けさ
れており、その取付プレート２７にはバンパーガード１
の左右のロックプレート７が段付きピン８を介して上下
方向に回動可能に取り付けられるとともに段付きピン８
先端のネジ部に螺合されたナット９にて抜け止めされて
いる。即ち、ロックプレート７は取付部材を構成してお
り、取付プレート２７の内側に配置されるとともに、そ
の外周面には段付きピン８を中心とする円弧線上に起立
位置用と水平位置用の２つのロック溝７ａ，７ｂが形成
されている。
される左右のブラケット６の後端部には、ガード支持部
材としての取付プレート２７が一体又は溶接で後付けさ
れており、その取付プレート２７にはバンパーガード１
の左右のロックプレート７が段付きピン８を介して上下
方向に回動可能に取り付けられるとともに段付きピン８
先端のネジ部に螺合されたナット９にて抜け止めされて
いる。即ち、ロックプレート７は取付部材を構成してお
り、取付プレート２７の内側に配置されるとともに、そ
の外周面には段付きピン８を中心とする円弧線上に起立
位置用と水平位置用の２つのロック溝７ａ，７ｂが形成
されている。
【００３２】また、取付プレート２７の外側にはピンプ
レート１２が配置され、そのピンプレート１２は取付ピ
ン１１により取付プレート２７に回動可能に取り付けら
れている。ピンプレート１２の後端部側にはロックピン
１０が設けられ、そのロックピン１０は取付プレート２
７に設けた取付ピン１１を中心とする弧状の逃げ孔２７
ａを貫通して内側に延出され、その延出部が前記ロック
プレート７のロック溝７ａ，７ｂに係脱可能とされてい
る。ピンプレート１２と取付プレート２７との間にはフ
ック１３ａを介してロックスプリング１３が掛けられ、
ロックピン１０をロック溝７ａ，７ｂに係合する方向に
付勢している。
レート１２が配置され、そのピンプレート１２は取付ピ
ン１１により取付プレート２７に回動可能に取り付けら
れている。ピンプレート１２の後端部側にはロックピン
１０が設けられ、そのロックピン１０は取付プレート２
７に設けた取付ピン１１を中心とする弧状の逃げ孔２７
ａを貫通して内側に延出され、その延出部が前記ロック
プレート７のロック溝７ａ，７ｂに係脱可能とされてい
る。ピンプレート１２と取付プレート２７との間にはフ
ック１３ａを介してロックスプリング１３が掛けられ、
ロックピン１０をロック溝７ａ，７ｂに係合する方向に
付勢している。
【００３３】また、取付ピン１１とロックピン１０は、
第１の実施の形態と同様にそれぞれ段付きピンであっ
て、その端部が連結バー１４の端部に固着された連結プ
レート１５にナット１６により連結されている。このよ
うに、第２の実施の形態においては、バンパーガード１
側に設けたロック溝７ａ，７ｂ付きのロックプレート７
と、取付プレート２７側に設けたロックピン１０付きの
ピンプレート１２とによりロック機構が構成され、左右
のピンプレート１２は連結バー１４を介して連動される
ようになっている。
第１の実施の形態と同様にそれぞれ段付きピンであっ
て、その端部が連結バー１４の端部に固着された連結プ
レート１５にナット１６により連結されている。このよ
うに、第２の実施の形態においては、バンパーガード１
側に設けたロック溝７ａ，７ｂ付きのロックプレート７
と、取付プレート２７側に設けたロックピン１０付きの
ピンプレート１２とによりロック機構が構成され、左右
のピンプレート１２は連結バー１４を介して連動される
ようになっている。
【００３４】また、連結バー１４にはロック解除用の操
作レバー１７が設けられている。操作レバー１７は第１
の実施の形態と同様に、その基端部が連結バー１４の左
端からやや内側寄りに突設されたブラケット１８にピン
１９を介して折り畳み可能に取り付けられ、不使用時に
は連結バー１４に沿って折り畳んでその先端を弾性クリ
ップからなるホルダー２０で保持することにより格納可
能とされている。
作レバー１７が設けられている。操作レバー１７は第１
の実施の形態と同様に、その基端部が連結バー１４の左
端からやや内側寄りに突設されたブラケット１８にピン
１９を介して折り畳み可能に取り付けられ、不使用時に
は連結バー１４に沿って折り畳んでその先端を弾性クリ
ップからなるホルダー２０で保持することにより格納可
能とされている。
【００３５】第２の実施の形態は上述のように構成した
ものであり、図１２にはバンパーガード１のロック状態
が示されている。（Ａ）はロックピン１０が上段のロッ
ク溝７ａに係合した起立状態、（Ｂ）はロックピン１０
が下段のロック溝７ｂに係合した水平状態を示してい
る。従って、バンパーガード１を位置替えする場合は、
図１０に仮想線で示すように、操作レバー１７をホルダ
ー２０から外して後方へ引き出してから、連結バー１４
及び連結プレート１５を介してピンプレート１２を図１
２において下方へ回動すれば、ロックピン１０がロック
プレート７のロック溝７ａ又は７ｂから外れてロックが
解除されるので、その状態でバンパーガード１を上下方
向に回動して位置を替えることができる。
ものであり、図１２にはバンパーガード１のロック状態
が示されている。（Ａ）はロックピン１０が上段のロッ
ク溝７ａに係合した起立状態、（Ｂ）はロックピン１０
が下段のロック溝７ｂに係合した水平状態を示してい
る。従って、バンパーガード１を位置替えする場合は、
図１０に仮想線で示すように、操作レバー１７をホルダ
ー２０から外して後方へ引き出してから、連結バー１４
及び連結プレート１５を介してピンプレート１２を図１
２において下方へ回動すれば、ロックピン１０がロック
プレート７のロック溝７ａ又は７ｂから外れてロックが
解除されるので、その状態でバンパーガード１を上下方
向に回動して位置を替えることができる。
【００３６】即ち、第２の実施の形態によれば、第１の
実施の形態と同様に、一方の片手で操作レバー１７を操
作し、他方の片手でバンパーガード１を回動して該バン
パーガード１の位置を起立位置と水平位置とへ簡単に位
置替えすることができる。また、第２の実施の形態で
は、バンパーガード１の取付部としてのロックプレート
７をフロントバー３上に設けたので、車種対応が容易に
できる。即ち、車種によってはリヤアンダーフレーム５
の形状や間隔が異なったり車両後部下面に障害物が存在
したりする場合がある。その場合、バンパーガード１の
主要部又は全体を変更することなく、フロントバー３に
対するロックプレート７の固定位置を変更するだけで、
容易に異種車両に対応することが可能となる。
実施の形態と同様に、一方の片手で操作レバー１７を操
作し、他方の片手でバンパーガード１を回動して該バン
パーガード１の位置を起立位置と水平位置とへ簡単に位
置替えすることができる。また、第２の実施の形態で
は、バンパーガード１の取付部としてのロックプレート
７をフロントバー３上に設けたので、車種対応が容易に
できる。即ち、車種によってはリヤアンダーフレーム５
の形状や間隔が異なったり車両後部下面に障害物が存在
したりする場合がある。その場合、バンパーガード１の
主要部又は全体を変更することなく、フロントバー３に
対するロックプレート７の固定位置を変更するだけで、
容易に異種車両に対応することが可能となる。
【００３７】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
操作手段を操作してロック機構によるバンパーガードの
ロックを解除した上で、バンパーガードを上下方向に回
動してその位置を変更することができるため、従来のよ
うな煩わしい脱着作業が不要となり、簡便な位置替えが
可能となる。また、操作手段をバンパーガードの内側に
設けてあるため、不用意にロックが解除されるといった
不具合を防止することができる。
操作手段を操作してロック機構によるバンパーガードの
ロックを解除した上で、バンパーガードを上下方向に回
動してその位置を変更することができるため、従来のよ
うな煩わしい脱着作業が不要となり、簡便な位置替えが
可能となる。また、操作手段をバンパーガードの内側に
設けてあるため、不用意にロックが解除されるといった
不具合を防止することができる。
【図１】第１の実施の形態に係るバンパーガードを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】車体後部に装着されたバンパーガードの概略側
面図である。
面図である。
【図３】同じく後方から見た概略正面図である。
【図４】図１のＡ部の分解斜視図である。
【図５】図１のＡ部の平面図である。
【図６】取付脚の溶接構造を示す説明図である。
【図７】ロック機構の作動説明図であり、（Ａ）はロッ
クピンが上段のロック溝に係合した起立状態を示し、
（Ｂ）はロックピンが中段のロック溝に係合した水平状
態を示し、（Ｃ）はロックピンが下段のロック溝に係合
した最下状態を示す。
クピンが上段のロック溝に係合した起立状態を示し、
（Ｂ）はロックピンが中段のロック溝に係合した水平状
態を示し、（Ｃ）はロックピンが下段のロック溝に係合
した最下状態を示す。
【図８】第２の実施の形態に係るバンパーガードを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図９】図８のＢ部の分解斜視図である。
【図１０】図８のＢ部の平面図である。
【図１１】図８のＣ部の詳細図である。
【図１２】ロック機構の作動説明図であり、（Ａ）は起
立状態を示し、（Ｂ）は水平状態を示す。
立状態を示し、（Ｂ）は水平状態を示す。
【図１３】車両後部に装着された従来のキャリア装置を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図１４】従来のキャリア装置の取付構造を示す側断面
図である。
図である。
１…バンパーガード ２…ガード本体 ３…フロントバー ４…取付脚 ５…リヤアンダーフレーム ７…ロックプレート １０…ロックピン １１…ピンプレート １４…連結バー １７…操作レバー １８…ブラケット ２０…ホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 裕人 愛知県刈谷市豊田町２丁目１番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 佐々木 和弘 愛知県刈谷市豊田町２丁目１番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 松本 洋 愛知県刈谷市豊田町２丁目１番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (4)
- 【請求項１】 車両後部に上下方向に回動可能に取り付
けられるバンパーガードと、そのバンパーガードを上下
方向の少なくとも２位置に選択的にロックするロック機
構と、そのロック機構によるロックを解除可能な操作手
段とを備えた車両用リヤバンパーガード。 - 【請求項２】 前記ロック機構が複数のロック溝を備え
たロックプレートとそのロック溝に係脱可能なロックピ
ンとからなり、前記バンパーガードを上下方向の少なく
とも２位置に選択的にロック可能とした請求項１記載の
車両用リヤバンパーガード。 - 【請求項３】 前記操作手段を、前記バンパーガードの
内側に格納可能に設けた請求項１記載の車両用リヤバン
パーガード。 - 【請求項４】 前記バンパーガードには車幅方向に延在
するフロントバーを設け、そのフロントバー上には車両
後部に回動可能に取り付けられる取付部材を設けた請求
項１記載の車両用リヤバンパーガード。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14921696A JPH09328040A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 車両用リヤバンパーガード |
| GB9711485A GB2314060A (en) | 1996-06-11 | 1997-06-04 | Bumper guard device for vehicles |
| DE1997124495 DE19724495A1 (de) | 1996-06-11 | 1997-06-10 | Hintere Stoßstangenschutzvorrichtung für Fahrzeuge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14921696A JPH09328040A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 車両用リヤバンパーガード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09328040A true JPH09328040A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15470395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14921696A Pending JPH09328040A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 車両用リヤバンパーガード |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09328040A (ja) |
| DE (1) | DE19724495A1 (ja) |
| GB (1) | GB2314060A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100702170B1 (ko) * | 2005-09-07 | 2007-03-30 | (유)부림금속 | 차량용 알루미늄 리어 가드 |
| JP2008137594A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Ford Global Technologies Llc | 自動車用バンパー、バンパー組立体及び、バンパー・ビームを含む自動車用フレーム |
| JP2009190645A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Surpath Trading Co Ltd | 自転車用長尺物保持具 |
| JP2011031862A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Yoritec:Kk | ダンプカーにおけるリアバンパ |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5296024A (en) * | 1991-08-21 | 1994-03-22 | Sequa Chemicals, Inc. | Papermaking compositions, process using same, and paper produced therefrom |
| ATE244168T1 (de) * | 1999-06-07 | 2003-07-15 | Scambia Ind Dev Ag | Lastträger zum befestigen einer last, insbesondere eines fahrrads und/oder mopeds, an einem kraftwagen |
| GB2355963B (en) * | 1999-09-25 | 2001-09-26 | Karl Anthony Algate | Fork lift impact guard |
| DE20016982U1 (de) | 2000-09-29 | 2002-02-14 | HYMER-LEICHTMETALLBAU GMBH & CO. KG, 88239 Wangen | Verriegelung an einem Fahrrad-Halter |
| KR20030079963A (ko) * | 2001-01-26 | 2003-10-10 | 시퀀트 타우잉 프러덕츠, 인크. | 차량에 액세서리를 장착하기 위한 조립체 |
| DE102007024971B4 (de) * | 2007-05-30 | 2013-12-24 | Webasto Ag | Kraftfahrzueg mit einer Heckklappe |
| US9114771B2 (en) | 2013-04-10 | 2015-08-25 | Excel Concepts | Quick release grill guard |
| US11230241B2 (en) * | 2013-04-10 | 2022-01-25 | Holt Sales and Service, Inc. | Quick release grill guard and associated systems and methods |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB266898A (en) * | 1926-02-20 | 1927-03-10 | Lesley Whorwood Auster | Improvements relating to luggage carriers for motor vehicles |
| GB341835A (en) * | 1930-06-12 | 1931-01-22 | Charles William Smith | Improvements connected with luggage carriers for motor vehicles |
| US4403716A (en) * | 1982-05-26 | 1983-09-13 | Carlson Gerald I | Automobile support rack |
| US5427289A (en) * | 1994-01-10 | 1995-06-27 | Ostor; Pierre A. | Vehicle attached demountable carrier |
-
1996
- 1996-06-11 JP JP14921696A patent/JPH09328040A/ja active Pending
-
1997
- 1997-06-04 GB GB9711485A patent/GB2314060A/en not_active Withdrawn
- 1997-06-10 DE DE1997124495 patent/DE19724495A1/de not_active Ceased
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100702170B1 (ko) * | 2005-09-07 | 2007-03-30 | (유)부림금속 | 차량용 알루미늄 리어 가드 |
| JP2008137594A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Ford Global Technologies Llc | 自動車用バンパー、バンパー組立体及び、バンパー・ビームを含む自動車用フレーム |
| JP2009190645A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Surpath Trading Co Ltd | 自転車用長尺物保持具 |
| JP2011031862A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Yoritec:Kk | ダンプカーにおけるリアバンパ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2314060A (en) | 1997-12-17 |
| DE19724495A1 (de) | 1997-12-18 |
| GB9711485D0 (en) | 1997-07-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3753520A (en) | Two-position spare tire mounting assembly | |
| US4410117A (en) | Combination bumper and spare tire carrier | |
| US5370285A (en) | Quick release spare tire rack | |
| JPH09328040A (ja) | 車両用リヤバンパーガード | |
| US5538168A (en) | Swing-out spare tire assembly | |
| US6623025B2 (en) | Trailer hitch with trailer hitch accessory mounting assembly | |
| US5484153A (en) | Motorcycle kickstand accessory | |
| JP4416454B2 (ja) | 小型スペア・タイヤおよびフルサイズタイヤを固定するブラケット・アセンブリ | |
| JPH11263261A (ja) | 自動二輪車の荷台装置 | |
| JP3129045B2 (ja) | 自動車用シート | |
| US5947542A (en) | Vehicle seat assembly with collapsible riser | |
| JP2730288B2 (ja) | リヤシートのヘッドレスト取付構造 | |
| JPH0239878Y2 (ja) | ||
| US10486609B2 (en) | Adapter for supporting an apparatus on a vehicle tow high assembly | |
| JPH10138808A (ja) | 車両の脱着シート構造 | |
| JP3310211B2 (ja) | トラックの荷台用回転式中間柱ロック装置 | |
| JPH0348888Y2 (ja) | ||
| JP2539359Y2 (ja) | リアシート | |
| JP3033816B2 (ja) | 自動車のジャッキ収納構造 | |
| JPS6315108Y2 (ja) | ||
| JPH0326044Y2 (ja) | ||
| JPH0123860Y2 (ja) | ||
| JPH0420669Y2 (ja) | ||
| JP4037783B2 (ja) | チップアップシートの保持構造 | |
| JPS5926373A (ja) | 自動車用スペアタイヤカバ− |