JP4416454B2 - 小型スペア・タイヤおよびフルサイズタイヤを固定するブラケット・アセンブリ - Google Patents

小型スペア・タイヤおよびフルサイズタイヤを固定するブラケット・アセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、自動車に取り付けた場合、小型スペア・タイヤと通常タイヤを、通常タイヤを小型タイヤと交換するとき、車両の上または車両内の所定の位置に固定するブラケット・アセンブリに関する。より詳細には、本発明は小型スペア・タイヤを第1のスペア位置(トランク・ウエル(trunk well)または他の保管容積など)に固定し、小型スペア・タイヤを取り外して使用する場合、スペア・タイヤと交換された(通常、機能しないパンクした)フルサイズタイヤを前にスペア・タイヤが使用していた空間に隣接して固定する、ブラケット・アセンブリに関する。小型スペア・タイヤの保管に使用されるコンパートメントの容積が、小型スペア・タイヤより大きい容積、幅、または直径を有するフルサイズタイヤに適合しない場合に、本発明は有用である。
本発明により、スペア・タイヤをトランク・ウエル内に、通常はトランク床面の下に固定する第1のブラケットと、スペア・タイヤを設置した後に通常サイズのパンクしたタイヤをトランク床面の上のなどのスペア・コンパートメントの外側に固定する、第1のブラケットから延びる第2のブラケットとが提供される。この方法では、スペア・タイヤを保管コンパートメントから取り外した後に、別の方法ではスペア・コンパートメントに適合しない交換されたパンクしたタイヤが定位置に固定され、横移動および他の移動が防止される。
本発明により、小型スペア・タイヤをスペア・タイヤ保管容積、位置、またはコンパートメントに固定する一次ブラケットと、一次ブラケットと協働して、交換したタイヤ(すなわち、通常のフルサイズの「パンクした」タイヤ)を小型スペア・タイヤが維持される位置から離れた平行平面に固定する別の回転ブラケットと、が提供される。交換されたフルサイズタイヤは、定位置に固定され、例えば修理のための走行中に移動が抑制される。
車両は一般に、別な方法ではパンクしたまたは使用不可能になったタイヤの代わりに使用するスペア・タイヤを備えている。スペア・タイヤには代替の設計がある。すなわち、車両が外嵌されるタイヤと同じ寸法のフルサイズスペア・タイヤと、普通は車両の通常タイヤよりも直径および幅が小さい小型スペア・タイヤである。小型スペア・タイヤの使用は、短い距離の使用、普通は通常タイヤを修理できる目的地までの使用に限られる。小型スペア・タイヤは一般的には、通常タイヤの恒久的な代替物としては意図されていない。
フルサイズスペア・タイヤおよび小型スペア・タイヤは両方とも、車両のコンパートメント内に保管することができる。小型タイヤは寸法がより小さいことにより少ない容積を使用し、より大きな空間を車両内のその他の使用にあてることができる点において、小型スペア・タイヤはフルサイズスペア・タイヤに優る利点がある。小型スペア・タイヤはまた、フルサイズタイヤより軽く、したがって運転者(あるいは、その他の補助者)が必要に応じて極めて簡単に小型タイヤを操作できる。小さなスペア・タイヤにより、車両の総重量が減少する。小型スペア・タイヤによって達成された、空間の減少、操作の簡易化、および軽量化という利点は、車両消費者の興味を引きつける望ましい属性であり、車両の装備重量が減ることによって、燃料効率も増大させることができる。
しかし、小型スペア・タイヤを通常タイヤに必要な保管容積よりも小さい容積の保管空間に保管する場合、問題がある。車両の操作者が小型スペア・タイヤを使用する場合、小型タイヤが保管される車両内のコンパートメントの容積は、小型スペア・タイヤと交換した、使用不可能な通常のフルサイズタイヤに対応するのに十分な大きさではない。多くの場合、運転者(あるいは補助者)は、使用不可能なタイヤを車両のトランクまたは他の領域には固定しないで置く。車両の乗客領域、トランクまたは他の領域内で固定されないタイヤが移動することにより、運転者の注意散漫、乗客への不都合を引き起こす可能性があり、あるいはその他の表面上もしくは操作上の望ましくない結果を引き起こす可能性がある。
スペア・タイヤを固定する装置としては、スペア・タイヤを固定するボルトを受ける穴を含む取付ブラケットを開示する、Colganの米国特許第5,076,477号と、タイヤを車両床面の平面の下に固定するようにカバー内の窪みを通って延びるボルトがシリンダ内に延びる、タイヤの中心円形開口部内に盛り上がった円筒部分を嵌合させたブラケットを開示する、Kellerの米国特許第2,631,886号と、閉じている車輪とねじクランプをタイヤのトレッドに接触させて固定するブラケットに枢動可能に取り付けられた、U字型部分を組み込んだスペア・タイヤを保持する構造を開示する、Albinsonの米国特許第2,162,046号とが挙げられる。前述の装置は、通常タイヤとスペア・タイヤの両方に共通する寸法のタイヤを固定することを対象にしている。これらの装置は、フルサイズタイヤを小型スペア・タイヤと交換し、小型スペア・タイヤを設置した後にフルサイズタイヤを保管するのに十分な空間がスペア・ウエル内にない例を述べていない。
異なる寸法のタイヤを固定する装置としては、Travisの米国特許第5,730,338号、Matsushitaの米国特許第5,799,845号、Sugimotoの米国特許第4,423,900号、lovenittiの米国特許第4,718,582号、Natoriの米国特許第4,738,382号、およびVasseurの係属中の米国特許出願第20020050500号が挙げられる。これらは全て、異なる寸法のタイヤを固定する装置を開示しているが、小型スペア・タイヤおよび通常タイヤに使用される空間が同一平面にある。タイヤを配置する車両床面の下に位置する保管領域は、フルサイズの通常タイヤを受け入れるのに十分な寸法でなければならない。上に挙げた装置は、スペア・タイヤをフルサイズタイヤと交換する度に、トランク・カバーおよびボルトあるいは他の締結機構を取り外したり交換したり必要がある。
小型スペア・タイヤを小型保管コンパートメントに保管することができ、小型タイヤと交換されるフルサイズの通常タイヤを車両内に固定することもできるシステムの必要がある。
米国特許第5,076,477号 米国特許第2,631,886号 米国特許第2,162,046号 米国特許第5,730,338号 米国特許第5,799,845号 米国特許第4,423,900号 米国特許第4,718,582号 米国特許第4,738,382号 米国特許出願第20020050500号
本発明の目的は、使用不可能な、一般にパンクした通常タイヤを小型スペア・タイヤと交換した後に、車両のフルサイズタイヤをコンパートメントに固定する効率的な機構を提供することである。
本発明は、小型スペア・タイヤを固定する第1のブラケットと、フルサイズタイヤを固定する第2の補助回転ブラケットと、を例えばトランク床面の上に設けることにより、小型スペア・タイヤおよび小型保管コンパートメントによって提供される利点を保持する。二次ブラケットを使用することにより、フルサイズタイヤをトランクの床面上または別のスペア・タイヤ保管領域に対する同様な関係など車両の保管コンパートメントの外側に固定して、通常タイヤの移動を防ぐことができる。
図1に示すように、本発明はスタンピング加工など公知の手段によって、両側に取付フランジを備える先端を切り取ったような逆V字もしくは逆U字形に形成された、自動車等級スチールなどの構造材料から形成された一次ブラケット10を含む。V字型の対向する側面または脚部を、車両の他の設計考慮によって要求される望ましいあらゆる角度で分離することができるが、この角度は45度より小さいことが好ましい。一次ブラケット10は、ブラケット10を車両に固定する土台を有し、二次ブラケット20を支持する。一次ブラケット10の端部にある取付フランジ11、11aは溶接、リベット打ち、ボルトなど従来の締付具により車両の外側もしくは内側に固定され、それによって一次ブラケット10を車両に固定する。一次ブラケット10の方向は、水平であっても垂直であってもよい。説明における引用により、スペア・タイヤおよび通常タイヤが保管、固定される水平方向であると推察されるが、意図した引用は比較関係で垂直方向にも同様に適用される。
本実施形態では、一次ブラケット10は、車両コンパートメント(compartment)の床面の下の保管コンパートメント52の基部(図5Aに示す)、例えばセダンのトランクに取り付けられる。一次ブラケット10の下の保管コンパートメント52内の空間は、自動車のタイヤ交換に必要なジャッキ(タイヤ交換のために車両の側部を持ち上げるのに使用する)および様々な工具(レンチなど)を収納するのに十分である。保管コンパートメント内のジャッキおよび工具がガタつくのを防ぐように、一次ブラケットは締付具を含んでいてもよく、あるいはコンパートメント内に適切に配置された後にジャッキを拡張させて、ジャッキとブラケット10の間に締りばめを引き起こすこともできる。
コンパートメント52は、少なくともコンパートメント52内に小型スペア・タイヤ40を保管するのに必要な空間に対応する容積を有する。図4に示すように、一次ブラケット10は小型スペア・タイヤ40をコンパートメント52に固定することができ、そのために使用される。小型スペア・タイヤ40をコンパートメント52に固定する場合、第1の平面上に固定されると考えることができる。
図1を参照すると、一次ブラケット10は支持部として支柱12を含むことができる。支柱12は一次ブラケット10の脚部の中間に延びる。ブラケット10はまた、小型スペア・タイヤ40(図4に示す)を取り付ける開口部13および回転可能な二次ブラケット20を取り付ける開口部14を含む。ボルト41とナット42、または蝶ボルト41aなど、定位置への固定用締付具を、小型スペア・タイヤ40をスペア・タイヤ・コンパートメント52に固定するのに使用することができる。
図3Aに示すように、二次ブラケット20は一次ブラケット10に枢動可能に取り付けられる。二次ブラケット20は、一次ブラケット10に関して二次ブラケット20を枢動させる手段23(本実施形態においては蝶ボルトとして図示する)を含んでいる。二次ブラケット20は枢動/固定手段23で一次ブラケット10に取り付けられる。本実施形態では、二次ブラケット20は、一次ブラケット10の支持部材15に対して協働的な形および関係で上側部21と下側部32を有するJ字型ブラケットである。
小型スペア・タイヤ40を本発明により保管すると、二次ブラケット20は二次ブラケット20が枢動可能に取り付けられる一次ブラケット10の支持部材15に対してある角度で位置する。二次ブラケット20の上側部21は、一次ブラケット10の上表面22の下に配置される。
図3Bを参照すると、二次ブラケット20は一次ブラケット10の支持部材15とほぼ平行に枢動回転して、タイヤを受け入れる。二次ブラケット20が図3Bに示す位置にある場合、スペア・タイヤ40が一次ブラケット10から取り除かれたときのスペア・タイヤ40用コンパートメント52から離れた所定の位置に、フルサイズタイヤ50を固定することができる。この位置で、二次ブラケット20の上側部21は、下側部32の長さによって画定される距離で一次ブラケット10の上表面22の上に延びる。一次ブラケット10および二次ブラケット20は、延長位置で二次ブラケット20を支持する、ブラケット内に形成された1個または複数の対応溝24a、および協働凹凸部24bなどの補強部を含むことができる。対応溝24aおよび凹凸部24bはまた、二次ブラケットが延長位置にある場合、一次ブラケット10に対して二次ブラケット20の方向を合わせて置くことができる。一次ブラケット10が垂直に配置される場合、二次ブラケット20は別の押さえ材が必要になることがある。フルサイズタイヤ50が二次ブラケット20に固定されると、コンパートメント52から離れた第2の平面上に固定されたと考えられる。
小型スペア・タイヤ40を固定するには、小型タイヤのハブを一次ブラケット10の上表面22上に配置し、二次ブラケット20を保管位置にする。図4は固定された小型スペア・タイヤ40を示す。ボルト41とナット42、蝶ボルト41a、または他のタイプの締付具を小型タイヤ40のハブおよび一次ブラケット10の上部の開口部13を通過させる。
図3Bでは、スペア・タイヤは取り除かれている。二次ブラケット20の上側部21が一次ブラケット10の上表面22の上に位置するように、二次ブラケット20は枢動回転される。二次ブラケット20は、枢動/固定手段23によって一次ブラケット10に固定される。フルサイズタイヤ50を取り付けて、固定するためには、ボルト41とナット42、または蝶ボルト41aなどの締付具を二次ブラケット20内の開口部31およびフルサイズの通常タイヤ50のハブ55内の開口部を通過させる(図5Bによく示す)。
本発明は、タイヤを一次ブラケット10あるいは二次ブラケットのいずれかに固定するいくつかの手段が提供する。一実施形態では、タイヤをボルトの上に配置する前に、開口部13または31に取り付けられたボルト41によって、タイヤを固定する。タイヤは次いで、ナット42などの締付具で固定される。本実施形態では、一次ブラケット10および二次ブラケット20はそれぞれ、別の開口部13、31に近接して溶接されたナット16a、16bを含んでいる。蝶ボルト41aは、各タイヤ40、50に挿通され、開口部13、31のナット16a、16bに締付けられる
タイヤ50は車両の内側または外側で確実に搬送されることができる。内側の例としては、車両の乗客コンパートメント内部の保管領域内、トランクなど別のコンパートメント内、および車両の床面下のタイヤ・ウエル内が挙げられる。外側の例としては、トラックの荷台側面あるいは底部を含む車両のあらゆる平面、およびバンまたはSUV(Sports Utility Vehicle)上のカバー付きのスペア・タイヤ・ホルダなど車両の外側に配置されたコンパートメントが挙げられる。
図5Aは、フルサイズタイヤ50を固定する、本発明の実施形態を示す。フルサイズタイヤ50の取付を容易にするには、ボルト41とナット42、または蝶ボルト41aなどの締付具が、二次ブラケット20内の開口部31、カバーまたは上部51内の開口部、すなわちタイヤ51のハブ内の穴を通って二次ブラケット20の開口部31の位置と位置合せされたスペア・タイヤ・コンパートメント52の開口部を通過し、さらにスペーサ56などを使用することによって締め付けられることができる。スペーサ56は、穴がボルトより十分大きい場合に、ハブ内の穴の縁部とボルト41、41aの間で接触を提供する。
コンパートメント52内での使用では、二次ブラケット20の下側部32は、二次ブラケット20の下側部21をコンパートメント52の上部51の内部表面と近接させるのに十分な長さである。このように、二次ブラケット20はコンパートメント52の上部51の外部表面上に配置されたフルサイズタイヤ50の重量に対してコンパートメント52の上部51を支持し、コンパートメント52の外側にタイヤ50を固定することが可能である。二次ブラケット20を同様に小型タイヤ40を固定するのに使用することもできる。このような位置で、本発明では、タイヤ50を所定の位置に固定し、走行中の自動車内の力と慣性によってタイヤの任意の移動を防ぐ。
図5Bは、ボルト41のヘッドを二次ブラケット20に固定するボルト・ホルダ33を示す本発明の一実施形態を示す。ボルト・ホルダ33により、使用者がボルト41を開口部31で二次ブラケット20に挿入し、カバー51の開口部54を通って突出するボルト41のねじ切り部端部53を備えるコンパートメント52をカバー51で閉じて、蝶ナット42などの固定装置、好ましくはスペーサ56を車両設計によって決められた位置で使用して、ボルト41によってタイヤのハブ55をアセンブリに固定できるようになる。
図6A、6B、6C、6D、6E、6F、6G、6H、6Iは、タイヤ交換シーケンス中の様々な段階における本発明の好ましい実施形態を示す。このシーケンスは、コンパートメント52内の積込位置にある小型スペア・タイヤから始まり(図6A)、枢動/固定手段23を取り除き(図6B)、二次ブラケット20が約90度に回転し(図6C)、枢動/固定手段23を交換し(図6D)、貨物蓋51を使用状態に配置し(図6E)、栓を貨物蓋51から取り除き(図6F)、パンクしたタイヤ50をタイヤ固定スペーサ56で貨物蓋51の外面上に配置し(図6G)、蝶ボルト41aを設置し(図6H)、パンクしたタイヤ50を固定する(図6I)。
簡単に言うと、第1の平面によって規定された車両のコンパートメント内に小型スペア・タイヤを保管し、交換される通常タイヤを第2の平面上の所定の位置に維持するブラケット・アセンブリが記載されている。一次ブラケットは車両のコンパートメント内の支持部に(好ましくは、フランジまたは脚部によって)締結され、これによって小型スペア・タイヤをコンパートメント内に固定する。このコンパートメントは、小型スペア・タイヤの保管に必要な空間に対応する容積を有しており、一次ブラケットは小型スペア・タイヤの直径に対してほぼ中心位置でコンパートメント内に位置している。コンパートメントに固定された一次ブラケットの端部と反対側の端部分に隣接する一次ブラケット上の枢動手段は、協働して二次ブラケットを一次ブラケットに締結する。取り付けられた二次ブラケットが一次ブラケットの上表面の下に位置するように一次ブラケットに対してある角度で位置合せされた第1の位置および一次ブラケットの支持脚部から離れて延びる第2の位置に二次ブラケットを配向することができる。二次ブラケットは、互いに対してある角度で配置され、一次ブラケットと協働関係で配向された上側部および下側部を有しており、したがって二次ブラケットが第2の位置にある場合、二次ブラケットの下側部は一次ブラケットの脚部とほぼ平行であり、二次ブラケットの上側部は近接する平面内の一次ブラケットの上表面とほぼ平行に配置される。二次ブラケットは、一次ブラケットから延びる場合、例えばスペア・タイヤを一次ブラケットから取り除くときに、ある位置のスペア保管ウエルをトランク空間から離す自動車トランクの取り外し可能な床面の上の小型スペア・タイヤより大きい寸法の第2のタイヤを、スペア・タイヤ用の窪み付きコンパートメントから離れた第2の平面上に固定する。
本発明を詳細に説明してきたが、当業者なら、本開示の場合、本明細書に記載した発明概念の精神から逸脱することなく、発明に変更を行うことができることが分かるだろう。したがって、本発明の範囲は図示し、また説明した特定の好ましい実施形態に限られるものではない。
二次ブラケットと協働関係にある一次ブラケットを示す、本発明の上面斜視図である。 小型スペア・タイヤを保管する容積の寸法のトランク・ウエル内に設置された一次ブラケットを示す、斜視図である。 保管位置にある(必要ない場合の)二次ブラケットの斜視図である。 上向き位置にある(好ましい実施形態と同様に、大きなタイヤをトランク床面の上に固定するのにブラケットが必要である場合の)二次ブラケットの側面図である。 トランク床面の下に位置する窪み付きトランク・ウエル内に小型スペア・タイヤを保持する好ましい実施形態のブラケットの側面図である。 スペア・タイヤ・ウエルのカバー上のトランク床面に固定され、一次ブラケットから延びる二次ブラケットによって定位置に保持されるフルサイズタイヤを示す、本発明の好ましい実施形態の切り欠き側面図である。 トランク床面がタイヤを固定する下でスペア・タイヤ・コンパートメントのカバーを通って突出するボルトを二次ブラケットが固定する、一次ブラケットおよび延長した二次ブラケットを示す本発明の一実施形態の側面図である。 タイヤ交換シーケンス中の様々な段階におけるアセンブリを示す図である。 タイヤ交換シーケンス中の様々な段階におけるアセンブリを示す図である。 タイヤ交換シーケンス中の様々な段階におけるアセンブリを示す図である。 タイヤ交換シーケンス中の様々な段階におけるアセンブリを示す図である。 タイヤ交換シーケンス中の様々な段階におけるアセンブリを示す図である。 タイヤ交換シーケンス中の様々な段階におけるアセンブリを示す図である。 タイヤ交換シーケンス中の様々な段階におけるアセンブリを示す図である。 タイヤ交換シーケンス中の様々な段階におけるアセンブリを示す図である。 タイヤ交換シーケンス中の様々な段階におけるアセンブリを示す図である。

Claims (16)

  1. 小型スペア・タイヤを車両のコンパートメント内に保管し、交換した通常タイヤをコンパートメント外側の所定の位置に確実に維持するアセンブリにおいて、
    車両に固定され、小型スペア・タイヤをコンパートメント内に固定できる一次ブラケットであって、コンパートメントが小型スペア・タイヤの保管に必要な空間に対応する容積を有する一次ブラケットと、
    一次ブラケットに枢動可能に取り付けられ、スペア・タイヤを一次ブラケットから取り外したとき、該通常タイヤをコンパートメントから離れた所定の位置に固定できる二次ブラケットと
    を備えたことを特徴とするアセンブリ。
  2. 一次ブラケットが、一次ブラケットを車両に固定する取付フランジを含む請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 一次ブラケットが先端を切り取ったような逆V字形に形成され、ブラケットをコンパートメント構造に固定する取付フランジがV字の端部から外側に延びることを特徴とする請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 一次ブラケットが、V字を形成する脚部の中間に延びる支柱を含むことを特徴とする請求項3に記載のアセンブリ。
  5. 一次ブラケットがスタンピング加工によって形成されることを特徴とする請求項4に記載のアセンブリ。
  6. 一次ブラケットがさらに補強部を含むことを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  7. 一次ブラケットのV字型の対向する側面間の角度が45度より小さいことを特徴とする請求項4に記載のアセンブリ。
  8. 一次ブラケットおよび二次ブラケットを互いに方向を合わせて配置するように、一次ブラケットおよび二次ブラケットの少なくとも一方の上に1個または複数の溝を含むことを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  9. 前記二次ブラケットは、一次ブラケットの上表面の下に位置する保管位置である第1の位置と、一次ブラケットと方向を合わせた延長位置である第2の位置に配向することができ、
    二次ブラケットの下側部32の長さは、二次ブラケットが前記第2の位置にあるとき、二次ブラケットの上側部21がコンパートメントのカバーの内部表面と接触し、通常タイヤがカバーの外部表面上に位置するとき、カバーを支持するのに十分であることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  10. 一次ブラケットによる小型タイヤの固定および二次ブラケットによる通常タイヤの固定が、ボルトとナットであることを特徴とする請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 二次ブラケットがボルトを保持する手段を含み、前記手段は、ボルトのねじ切り部が二次ブラケットの前記下側部32とほぼ平行にかつそれから離れて延びるように、二次ブラケットの前記上側部21内の開口部にボルトのヘッド部を固定することを特徴とする請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 二次ブラケットが前記第2の位置にある時には、二次ブラケットの前記開口部がコンパートメントのカバー内の穴の位置位置合わせされ、したがってボルトのねじ切り部端部が穴から突出し、コンパートメントの外側に延びることを特徴とする請求項11に記載のアセンブリ。
  13. 通常タイヤのハブ開口部の直径より大きい直径を有するスペーサを含むアセンブリであって、前記スペーサがボルトのねじ切り部端部を受け入れることができる開口を含み、したがってスペーサがコンパートメントのカバーを通って突出するボルトのねじ切り部端部の上に位置する通常タイヤ上に配置され、ナットがボルトのねじ切り部端部にあてられるとき、通常タイヤがコンパートメントの外側の位置に固定されることを特徴とする請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 一次ブラケットによる小型タイヤの固定および二次ブラケットによる通常タイヤ、一次および二次ブラケットに固定されたナット、各ナットに締付けられるボルトによって固定される、請求項1に記載のアセンブリ。
  15. 通常タイヤのハブ開口部の直径より大きい直径を有するスペーサを含むアセンブリであって、前記スペーサが蝶ボルトのねじ切り部端部を受け入れることができる開口を含み、したがってスペーサが通常タイヤの上に配置され、蝶ボルトがスペーサに挿通され、ナットに受け入れられるとき、通常タイヤがコンパートメントの外側の位置に固定されることを特徴とする請求項14に記載のアセンブリ。
  16. 小型スペア・タイヤを車両のコンパートメント内に保管し、交換した通常タイヤを該コンパートメントのカバーの外部表面上の所定の位置に確実に維持するブラケット・アセンブリにおいて、
    車両に締結され、小型スペア・タイヤをコンパートメント内に固定できる一次ブラケットであって、コンパートメントが少なくとも小型スペア・タイヤの保管に必要な空間に対応する容積を有し、1個または複数の溝を含む、一次ブラケットと、
    一次ブラケットに枢動可能に取り付けられた二次ブラケットであって、前記二次ブラケットは、前記一次ブラケットの上表面の下に位置する保管位置である第1の位置、及び、スペア・タイヤを一次ブラケットから取り外したとき通常タイヤをコンパートメントのカバーの外部表面上の所定の位置に固定することができる第2の位置に向けることができ、前記二次ブラケットが一次ブラケットおよび二次ブラケットを互いに方向を合わせるように、一次ブラケット内の1つまたは複数の対応する補強部に対応する1つまたは複数の補強部と、二次ブラケットが第2の位置にあるときに、二次ブラケットの上側部がコンパートメントのカバーの内部表面に接触し、通常タイヤがカバーの外部表面上に位置するときにカバーを支持するのに十分な長さの下側部とを含み、二次ブラケットの前記上側部が開口部およびコンパートメントのカバー内の穴に対応する溶接ナットを含む、二次ブラケットと、
    通常タイヤのハブ開口部の直径より大きい直径を有するスペーサであって、前記スペーサが、スペーサが通常タイヤの上に配置され、蝶ボルトがスペーサ、通常タイヤ、二次ブラケットの開口部に挿通され、ナットに受け入れられるとき、通常タイヤはコンパートメントの外側の位置に固定されるように、蝶ボルトを受け入れることができる開口を含むスペーサと、
    を備え
    前記補強部が溝であり、前記対応する補強部が突起である、
    ことを特徴とするアセンブリ。
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