JPH09327341A - 天井側内隅付け用吊戸棚 - Google Patents

天井側内隅付け用吊戸棚

Info

Publication number
JPH09327341A
JPH09327341A JP8185260A JP18526096A JPH09327341A JP H09327341 A JPH09327341 A JP H09327341A JP 8185260 A JP8185260 A JP 8185260A JP 18526096 A JP18526096 A JP 18526096A JP H09327341 A JPH09327341 A JP H09327341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
plate
side plates
ceiling
hanging cabinet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8185260A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Iwakoshi
毅 岩越
Mitsuji Nishioka
満治 西岡
Nobuaki Kishi
伸晃 岸
Hidehiro Nakajima
英博 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP8185260A priority Critical patent/JPH09327341A/ja
Publication of JPH09327341A publication Critical patent/JPH09327341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 躯体面とで二重構造となる箇所を少なくし、
コストの低減及び軽量化が図れ、更に設置作業及び調節
が簡単な天井側内隅付け用吊戸棚。 【解決手段】左右の側板12,12と底板14と正面扉
16,16とを備え、上面側及び背面側を開口したこ
と。更に、両側板12,12の各内面12aと底板14
の対応する端面14aとの間に、側板12と底板14と
を連結するための凸条13と凹溝15とを左右方向(矢
符G)にスライド可能な状態で嵌合できるように設け、
正面扉16に、両正面扉16,16の間に形成される隙
間Hを隠蔽するための目地板17を設け、各側板12と
対応する正面扉16とを左右方向へ位置調節可能な丁番
18,18で連結したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレ室又は洗面
室等における左右の壁面の間であつて天井面と正面壁面
とが交叉する内隅部に設置する天井側内隅付け用吊戸棚
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井側内隅付け用吊戸棚1は、図
5の一部断面した平面図に示す如く、左右の側板2,2
と天井板3と底板4と背板5と正面扉6,6とで六面を
有する箱状に組み立てられ、設置室Aの左右の躯体壁面
B,Bの間であつて躯体天井面(図示省略)と躯体正面
壁面Cとが交叉する内隅部に配置され、ビス止め等して
設置される。吊戸棚1と一方の躯体壁面Bとの間に形成
される隙間Dは、隙間幅寸法に応じてカツトした化粧合
板からなるフイラー7で覆われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の吊戸棚
1は、天井板3及び背板5が躯体面と相俊つて二重構造
となるため、無駄となることがある。更に、従来の吊戸
棚1は、設置される前に六面を有する箱状に組み立てら
れているため、重たくて設置作業が難しく、またフイラ
ー7を施工現場に応じた寸法にカツトして取付ける手間
を必要としていた。
【0004】そこで、請求項1記載の発明は、前記問題
を解決するため、躯体面とで二重構造となる箇所を少な
くし、コストの低減及び軽量化が図れる天井側内隅付け
用吊戸棚の提供を目的とする。また、請求項2記載の発
明は、設置作業及び調節が簡単で、フイラーを省略でき
る天井側内隅付け用吊戸棚の提供を目的とする。更に、
請求項3記載の発明は、設置作業がより簡単にできる天
井側内隅付け用吊戸棚の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、左右の側板と底板と正面扉とを備え、上面側及
び背面側を開口したことを特徴とする天井側内隅付け用
吊戸棚である。本発明にあつては、天井側内隅に対して
天井板及び背板を省略した状態で設置できるため、コス
トの低減及び軽量化を図ることができる。
【0006】請求項2記載の本発明の要旨は、左右の側
板と底板と二枚の正面扉とを備え、上面側及び背面側を
開口した天井側内隅付け用吊戸棚てあつて、両側板の各
内面と底板の対応する端面との間に、側板と底板とを連
結するための凸条と凹溝とを左右方向にスライド可能な
状態で嵌合できるように設け、正面扉に、両正面扉の間
に形成される隙間を隠蔽するための目地板を設け、各側
板と対応する正面扉とを左右方向へ位置調節可能な丁番
で連結したことを特徴とする天井側内隅付け用吊戸棚で
ある。本発明にあつては、凸条と凹溝との左右方向への
スライドを利用することにより、左右の躯体壁面に側板
を当接させた状態で設置することが可能とり、また丁番
の左右方向への位置調節で左右の躯体壁面と正面扉との
隙間を調節することができ、更に両正面扉の間に形成さ
れる隙間が目地板で隠蔽される。
【0007】請求項3記載の本発明の要旨は、前記凸条
と凹溝とが、正面側からスライドして嵌合できる請求項
2記載の天井側内隅付け用吊戸棚である。本発明は、両
側板を設置した後に、凸条と凹溝と利用して底板を正面
側からスライドさせることにより、両側板に底板を連結
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る天井側内隅付
け用吊戸棚(以下、「本発明吊戸棚」という)を図1〜
図4に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は設置
後の吊戸棚の状態を中間省略すると共に一部断面して示
す平面図、図2は設置後の吊戸棚の状態を一部断面して
示す斜視図、図3は側板と底板とのスライド可能な凹凸
嵌合部を拡大して断面した正面図、図4は吊戸棚の各構
成部材を分解して示す斜視図である。
【0009】本発明吊戸棚11は、左右の側板12,1
2と底板14と正面扉16,16とを備え、上面側及び
背面側を開口してある。各側板12と底板14との連結
は、側板12の内側12aの下方で前後方向(矢符E方
向)に沿つて突設した凸条13と、底板14の端面14
aに前後方向に沿つて凹設した凹溝15との嵌合で行う
ようにしてある。凸条13と凹溝15とは、左右方向
(矢符G方向)にスライド可能に嵌合できるようなつて
いると共に、正面側から背面側に向かつてスライド嵌合
できるようになつている。側板12及び底板14は、そ
の手前側において凸条13及び凹溝15を欠落させ、正
面側から凹溝15が見えないようにして、見栄えをよく
してある。なお、図示は省略したが、側板12の内側1
2aに凹溝15を凹設すると共に、底板14の端面14
aに凸条13を突設することも可能である。
【0010】一方の正面扉16には、目地板17を設け
てあり、閉じた状態の両正面扉16,16の間に形成さ
れる隙間Hを目地板17で隠蔽するようにしてある。目
地板17は、正面扉17と一体に形成するか、正面扉1
7に接着剤又はビス等で接合してある。なお、正面扉1
6は、一枚で構成することも可能である。
【0011】前記各側板12と正面扉16は、上下に取
付けた丁番18,18で連結してある。丁番18は、図
1に示す如く、側板12にビス止め19される取付基部
20と、取付基板20に対して左右方向(矢符G方向)
へ位置調節可能にビス止め21される中間支持具22
と、正面扉16の裏面16aの凹部16bに埋設した状
態でビス止め21される取付キヤツプ23と、中間支持
具22と取付キヤツプ23とを連結する二本のリンク2
4,25とからなる。丁番18,18は、開けた正面扉
16が側板12及び躯体壁面Bと衝突しないように、二
本のリンク24,25の位置及び長さが設定されてい
る。中間支持具22には、左右方向(矢符G方向)の位
置調節を行うための調節ビス26を取付けてある。な
お、丁番18は、正面扉16の開閉した状態を維持でき
るように、キヤツチ付きとすることもある。
【0012】次に、本発明吊戸棚11の施工手順を説明
する。先ず、左右の躯体壁面B,Bの所定位置に側板1
2,12をビス27等で接合する。次に、側板12,1
2の凸条13,13に底板14の凹溝15,15を正面
側からスライド嵌入させることにより、側板12,12
と底板14とを連結すると共に、必要に応じて側板1
2,12と底板14とを接着剤又はビス止め等で分離し
ないように接合する。このとき、側板12の内面12a
と底板14の端面14aとの間に形成される左右の隙間
M,Mの左右幅寸法が同じようになるように、振り分け
ておく。
【0013】続けて、各側板12に対して正面扉16を
上下の丁番18,18で連結する。最後に、丁番18,
18の各調節ビス26を調節して、閉じた状態の各正面
扉16と躯体壁面Bとの隙間K及び両正面扉16,16
の間の隙間Hを調節し、隙間Hが目地板17で隠蔽され
るようにして施工を完了する。
【0014】本発明吊戸棚11は、側板12,12に底
板14を密着されたときの左右幅寸法より、左右の躯体
壁面B,Bの間の寸法のほうが多少大きくても、凸条1
3,13と凹溝15,15との左右方向へのスライドを
利用することにより、左右の躯体壁面B,Bに側板1
2,12を当接させた状態で設置することが可能であ
る。このとき、側板12の内面12aと底板14の端面
14aとの間に形成される隙間Mの左右調節幅寸法を1
5〜20mm程度とすると、左右の隙間M,Mを合わせ
ることにより30〜40mm程度の幅調節が可能とな
る。
【0015】なお、側板12,12に対して底板14を
正面側からスライド嵌入できない場合には、凸条13,
13と凹溝15,15とを嵌合させて側板12,12と
底板14とを連結した状態で、躯体壁面B,Bに対して
側板12,12をビス27等で接合する。次に、各側板
12に対して正面扉16を丁番18,18で連結する。
【0016】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明に係る天井側内
隅付け用吊戸棚は、次の如き優れた効果を有する。請求
項1記載の本発明は、天井板及び背板を省略することに
より、躯体面とで二重構造となる箇所を少なくし軽量化
できるため、製造コスト及び設置作業工数の低減を図る
ことができる吊戸棚が得られる。
【0017】請求項2記載の本発明は、左右の躯体壁面
に側板を当接させた状態で設置することが可能となるた
め従来のフイラーを省略することができ、また凸条と凹
溝との左右方向へのスライドを利用すると共に丁番の左
右方向への位置調節を利用するため設置作業及び調節が
簡単にでき、更に両正面扉の間に形成される隙間を目地
板で隠蔽するので見栄えのよい吊戸棚が得られる。
【0018】請求項3記載の発明は、両側板を設置した
後に、底板を正面側からスライドさせて連結できるた
め、設置作業がより簡単にできる吊戸棚が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明吊戸棚の実施の形態を示すものであつ
て、設置後の吊戸棚の状態を中間省略すると共に一部断
面して示す平面図である。
【図2】同実施の形態において、設置後の吊戸棚の状態
を一部断面して示す斜視図である。
【図3】同実施の形態において、側板と底板とのスライ
ド可能な凹凸嵌合部を拡大して断面した正面図である。
【図4】同実施の形態において、吊戸棚の各構成部材を
分解して示す斜視図である。
【図5】従来の天井側内隅付け用吊戸棚を設置した状態
を一部断面して示す平面図である。
【符号の説明】
12…側板 13…凸条 14…底板 15…凹溝 16…正面扉 17…目地板 18…丁番
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 英博 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側板と底板と正面扉とを備え、上
    面側及び背面側を開口したことを特徴とする天井側内隅
    付け用吊戸棚。
  2. 【請求項2】 左右の側板と底板と二枚の正面扉とを備
    え、上面側及び背面側を開口した天井側内隅付け用吊戸
    棚であつて、両側板の各内面と底板の対応する端面との
    間に、側板と底板とを連結するための凸条と凹溝とを左
    右方向にスライド可能な状態で嵌合できるように設け、
    正面扉に、両正面扉の間に形成される隙間を隠蔽するた
    めの目地板を設け、各側板と対応する正面扉とを左右方
    向へ位置調節可能な丁番で連結したことを特徴とする天
    井側内隅付け用吊戸棚。
  3. 【請求項3】 前記凸条と凹溝とが、正面側からスライ
    ドして嵌合できる請求項2記載の天井側内隅付け用吊戸
    棚。
JP8185260A 1996-06-10 1996-06-10 天井側内隅付け用吊戸棚 Pending JPH09327341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8185260A JPH09327341A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 天井側内隅付け用吊戸棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8185260A JPH09327341A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 天井側内隅付け用吊戸棚

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09327341A true JPH09327341A (ja) 1997-12-22

Family

ID=16167717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8185260A Pending JPH09327341A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 天井側内隅付け用吊戸棚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09327341A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040150301A1 (en) Insulated cabinet and method of installation
JPH09327341A (ja) 天井側内隅付け用吊戸棚
JP2832569B2 (ja) 間仕切用のエッジ
JPH10299222A (ja) 外壁の化粧構造
JP4096160B2 (ja) 間口調整機能付き棚
JP3076223B2 (ja) 窓枠付き収納ユニット
JP3975338B2 (ja) 便器の扉付きキャビネット
JP3148639B2 (ja) 収納家具
JP6923462B2 (ja) 建具
JPH0247741Y2 (ja)
JPH0332236Y2 (ja)
JPH0330031Y2 (ja)
JPH033744Y2 (ja)
JP3108981B2 (ja) 薄型移動壁及び移動壁の下部圧接構造
JP4837242B2 (ja) 間仕切り収納家具の設置構造
JP2023067036A (ja) 間仕切壁装置及び間仕切壁施工方法
JP2005336972A (ja) 開口枠
JPS5851340Y2 (ja) 窓枠取付装置
JPH0752258Y2 (ja) パネルユニットの取付構造
JP2001262745A (ja) 軽量間仕切り構造
JPH0716336Y2 (ja) 収納体設置構造
JP2019146688A (ja) 収納装置の施工方法及び収納装置
JPH0775572B2 (ja) 収納家具
JP2003000375A (ja) 引戸構造の収納体および側板化粧パネル
JP2754142B2 (ja) 吊り戸棚