JPH09326851A - レシーバ取り付け構造 - Google Patents
レシーバ取り付け構造Info
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- JPH09326851A JPH09326851A JP8145589A JP14558996A JPH09326851A JP H09326851 A JPH09326851 A JP H09326851A JP 8145589 A JP8145589 A JP 8145589A JP 14558996 A JP14558996 A JP 14558996A JP H09326851 A JPH09326851 A JP H09326851A
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- Japan
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- upper case
- cable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定,長寿命,高防水性が有り、安価に豊か
なデザイン上のバリエーションに対応できるレシーバ取
り付け構造を得ることを目的とする。 【構成】 上下ケース31,11により筐体30を成
し、該筐体30内に基板10と、該基板10にケーブル
8等で接続したレシーバ3を収納し、該レシーバ3に対
応して設けた音が放出する穴7を有する携帯装置のレシ
ーバ取り付け構造において、前記上ケース31のレシー
バ設置部分を二重構造とし、該二重構造の内蓋31aは
前記上ケース31と一体とし、該内蓋31aはレシーバ
3をはめ込む凹状のレシーバ収納部32を有し、前記内
蓋31aにレシーバ3のケーブル8等の逃げ穴33を設
け、かつ、前記二重構造の外蓋34は上ケース31に対
し別部品とし、該外蓋34は前記レシーバ3の位置に対
応した前記穴7を有する。
なデザイン上のバリエーションに対応できるレシーバ取
り付け構造を得ることを目的とする。 【構成】 上下ケース31,11により筐体30を成
し、該筐体30内に基板10と、該基板10にケーブル
8等で接続したレシーバ3を収納し、該レシーバ3に対
応して設けた音が放出する穴7を有する携帯装置のレシ
ーバ取り付け構造において、前記上ケース31のレシー
バ設置部分を二重構造とし、該二重構造の内蓋31aは
前記上ケース31と一体とし、該内蓋31aはレシーバ
3をはめ込む凹状のレシーバ収納部32を有し、前記内
蓋31aにレシーバ3のケーブル8等の逃げ穴33を設
け、かつ、前記二重構造の外蓋34は上ケース31に対
し別部品とし、該外蓋34は前記レシーバ3の位置に対
応した前記穴7を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の携
帯装置のレシーバ取り付け構造に関する。
帯装置のレシーバ取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、この種の携帯装置のレシーバ
取り付け構造の従来例を示す分解斜視図、図17は同断
面図である。図において、30は筐体であり、該筐体3
0は上ケース1及び下ケース11より構成される。10
は該筐体30内に収納された基板、3はレシーバであ
り、該レシーバ3はケーブル8により前記基板10に接
続している。
取り付け構造の従来例を示す分解斜視図、図17は同断
面図である。図において、30は筐体であり、該筐体3
0は上ケース1及び下ケース11より構成される。10
は該筐体30内に収納された基板、3はレシーバであ
り、該レシーバ3はケーブル8により前記基板10に接
続している。
【0003】7は前記レシーバ3の位置に対応して音が
放出する穴、6は十分な音響特性を得られるように耳と
レシーバ3の空間を保つための凹部である。20はレシ
ーバ3の側面を囲うリブである。一般に、従来のレシー
バ3は上ケース1の内部の貼り付け面19に貼り付けら
れ、最終組立時に下ケース11上に組み込まれた基板1
0に、レシーバ本体3からのケーブル8を接続し、組み
込まれる。貼り付け面19は接着強度が十分に確保でき
るように平面で、かつその平面は接着面よりやや広く設
けられるのが望ましい。
放出する穴、6は十分な音響特性を得られるように耳と
レシーバ3の空間を保つための凹部である。20はレシ
ーバ3の側面を囲うリブである。一般に、従来のレシー
バ3は上ケース1の内部の貼り付け面19に貼り付けら
れ、最終組立時に下ケース11上に組み込まれた基板1
0に、レシーバ本体3からのケーブル8を接続し、組み
込まれる。貼り付け面19は接着強度が十分に確保でき
るように平面で、かつその平面は接着面よりやや広く設
けられるのが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の従来技術によれば、上下の筐体を組み合わせる
ときにレシーバのケーブルを噛み、不良の原因となると
いう問題があった。また、金型構造上、レシーバ周囲を
リブで囲む程度でレシーバ全体を囲むことはできないの
で、レシーバの固定には粘着テープ等の使用を要する。
このような固定を行う場合、十分な接着部の平面が得ら
れないと、レシーバが剥がれやすくなるという問題があ
った。
た構成の従来技術によれば、上下の筐体を組み合わせる
ときにレシーバのケーブルを噛み、不良の原因となると
いう問題があった。また、金型構造上、レシーバ周囲を
リブで囲む程度でレシーバ全体を囲むことはできないの
で、レシーバの固定には粘着テープ等の使用を要する。
このような固定を行う場合、十分な接着部の平面が得ら
れないと、レシーバが剥がれやすくなるという問題があ
った。
【0005】また、固定を強化するために内部の貼り付
け面を十分に確保すると、成型品の肉厚が不均一にな
り、成形材の冷却速度に差ができる。このため、仕上が
った製品の遅れて冷えた外観表面や貼り付け面にくぼん
だ部分ができてしまうなど、金型設計や成形条件の調整
が困難となるという問題があった。さらに、この構造で
は装置内部におけるレシーバの密閉性が無いため、音響
の内部結合が発生しやすいという問題があった。
け面を十分に確保すると、成型品の肉厚が不均一にな
り、成形材の冷却速度に差ができる。このため、仕上が
った製品の遅れて冷えた外観表面や貼り付け面にくぼん
だ部分ができてしまうなど、金型設計や成形条件の調整
が困難となるという問題があった。さらに、この構造で
は装置内部におけるレシーバの密閉性が無いため、音響
の内部結合が発生しやすいという問題があった。
【0006】さらに、レシーバの固定は、貼り付けであ
るのでメンテナンス性に欠けるという問題があった。さ
らに、音が放出される穴や凹部は上ケースと一体となっ
ており、デザイン形状を変えた数種類のバリエーション
を加えようとした場合など、同等の金型が必要で高額な
投資となり、さらにレシーバ以外で同じ構造を流用して
いる部分に対しても評価やチェックなどに同じ工数を要
し大変な損失となるという問題があった。
るのでメンテナンス性に欠けるという問題があった。さ
らに、音が放出される穴や凹部は上ケースと一体となっ
ており、デザイン形状を変えた数種類のバリエーション
を加えようとした場合など、同等の金型が必要で高額な
投資となり、さらにレシーバ以外で同じ構造を流用して
いる部分に対しても評価やチェックなどに同じ工数を要
し大変な損失となるという問題があった。
【0007】さらに、スピーカ部から装置内部への水の
浸入を防ぐことが難しく、防水性が低いという問題があ
った。本発明は、以上の問題点に鑑み、広い接着面を維
持でき、金型を増やすことなくデザイン上のバリエーシ
ョンが選択でき、組立や交換が容易で、レシーバ側と装
置内部が遮断する構成を得て、安定,長寿命,高防水性
が有り、安価に豊かなデザイン上のバリエーションに対
応できるレシーバ取り付け構造を提供することを目的と
する。
浸入を防ぐことが難しく、防水性が低いという問題があ
った。本発明は、以上の問題点に鑑み、広い接着面を維
持でき、金型を増やすことなくデザイン上のバリエーシ
ョンが選択でき、組立や交換が容易で、レシーバ側と装
置内部が遮断する構成を得て、安定,長寿命,高防水性
が有り、安価に豊かなデザイン上のバリエーションに対
応できるレシーバ取り付け構造を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、レシーバを保持固定するとともに、該レ
シーバの保持部が筐体の表面構造に対して別体となるよ
うにする。すなわち、本発明は、上下ケースにより筐体
を成し、該筐体内に基板と、該基板にケーブル等で接続
したレシーバを収納し、該レシーバに対応して設けた音
が放出する穴を有する携帯装置のレシーバ取り付け構造
において、前記上ケースのレシーバ設置部分を二重構造
とし、該二重構造の内蓋は前記上ケースと一体とし、該
内蓋はレシーバをはめ込む凹状のレシーバ収納部を有
し、前記内蓋にレシーバのケーブル等の逃げ穴を設け、
かつ、前記二重構造の外蓋は上ケースに対し別部品と
し、該外蓋は前記レシーバの位置に対応した前記穴を有
することを特徴とする。
め、本発明は、レシーバを保持固定するとともに、該レ
シーバの保持部が筐体の表面構造に対して別体となるよ
うにする。すなわち、本発明は、上下ケースにより筐体
を成し、該筐体内に基板と、該基板にケーブル等で接続
したレシーバを収納し、該レシーバに対応して設けた音
が放出する穴を有する携帯装置のレシーバ取り付け構造
において、前記上ケースのレシーバ設置部分を二重構造
とし、該二重構造の内蓋は前記上ケースと一体とし、該
内蓋はレシーバをはめ込む凹状のレシーバ収納部を有
し、前記内蓋にレシーバのケーブル等の逃げ穴を設け、
かつ、前記二重構造の外蓋は上ケースに対し別部品と
し、該外蓋は前記レシーバの位置に対応した前記穴を有
することを特徴とする。
【0009】このとき、逃げ穴以外を全て密閉状態に成
形すると、装置内部に対しレシーバ収納部が密閉され
る。また、外蓋と内蓋に互いに嵌合係止する爪及び溝を
形成すると、外蓋の取り付け取り外しがこれらの嵌合と
嵌合解除で行える。また、外蓋にレシーバ収納部に収納
されたレシーバを抑えるためのリブを設けると、リブに
よりレシーバが固定される。
形すると、装置内部に対しレシーバ収納部が密閉され
る。また、外蓋と内蓋に互いに嵌合係止する爪及び溝を
形成すると、外蓋の取り付け取り外しがこれらの嵌合と
嵌合解除で行える。また、外蓋にレシーバ収納部に収納
されたレシーバを抑えるためのリブを設けると、リブに
よりレシーバが固定される。
【0010】また、内蓋に開口部を設け、基板上のテス
トパターンを前記開口部から検査できる位置に形成すれ
ば、上下ケースを分解することなく、基板の動作チェッ
ク等の作業が行える。また、逃げ穴を密閉する密閉部材
を具備すると、装置内部に対するレシーバ収納部の密閉
性がさらに高まるとともに、装置内部と外部との密閉性
が得られる。
トパターンを前記開口部から検査できる位置に形成すれ
ば、上下ケースを分解することなく、基板の動作チェッ
ク等の作業が行える。また、逃げ穴を密閉する密閉部材
を具備すると、装置内部に対するレシーバ収納部の密閉
性がさらに高まるとともに、装置内部と外部との密閉性
が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って実施の形態を
説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す分解
斜視図、図2は同断面図である。図において、30は筐
体であり、該筐体30は上ケース31及び下ケース11
より構成される。10は該筐体30内に収納された基
板、3はレシーバであり、該レシーバ3はケーブル8に
より前記基板10に接続している。
説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す分解
斜視図、図2は同断面図である。図において、30は筐
体であり、該筐体30は上ケース31及び下ケース11
より構成される。10は該筐体30内に収納された基
板、3はレシーバであり、該レシーバ3はケーブル8に
より前記基板10に接続している。
【0012】前記上ケース31はレシーバ設置部分は二
重構造となっており、この二重構造の内蓋31aは前記
上ケース31と一体にモールド形成してある。32は前
記内蓋31aに設けたレシーバをはめ込む凹状のレシー
バ収納部、33はレシーバのケーブル等の逃げ穴であ
る。また、前記二重構造の外蓋34は上ケース31に対
し別部品となっており、該外蓋34は前記レシーバ3の
位置に対応して音が放出する穴7と、十分な音響特性を
得られるように耳とレシーバ3の空間を保つための凹部
6が設けられている。
重構造となっており、この二重構造の内蓋31aは前記
上ケース31と一体にモールド形成してある。32は前
記内蓋31aに設けたレシーバをはめ込む凹状のレシー
バ収納部、33はレシーバのケーブル等の逃げ穴であ
る。また、前記二重構造の外蓋34は上ケース31に対
し別部品となっており、該外蓋34は前記レシーバ3の
位置に対応して音が放出する穴7と、十分な音響特性を
得られるように耳とレシーバ3の空間を保つための凹部
6が設けられている。
【0013】以上の構成により、まず、基板10を上ケ
ース31および下ケース11で組み込んだ後に、レシー
バ収納部32底面の逃げ穴33からレシーバ3のケーブ
ル8を接続する。ケーブル8の設置は、上下ケースの嵌
合後であるので、ケーブル8が内部のリブ等で噛まれる
ことはない。次に、レシーバ3をレシーバ収納部32に
組み込み両面テープ等の接着部材9により貼り付ける。
そのうえから外蓋34をかぶせ、レシーバ3を覆う。
ース31および下ケース11で組み込んだ後に、レシー
バ収納部32底面の逃げ穴33からレシーバ3のケーブ
ル8を接続する。ケーブル8の設置は、上下ケースの嵌
合後であるので、ケーブル8が内部のリブ等で噛まれる
ことはない。次に、レシーバ3をレシーバ収納部32に
組み込み両面テープ等の接着部材9により貼り付ける。
そのうえから外蓋34をかぶせ、レシーバ3を覆う。
【0014】貼り付けはレシーバ収納部32の底面にお
いて行われるので、接着面積は従来に比べて格段に広
い。図3は本発明の第2の実施の形態を示す分解斜視
図、図4は同正面図、図5は同断面図である。なお、第
1の実施の形態と同一の構成については説明を省略し、
符号も同一のものを使用する。
いて行われるので、接着面積は従来に比べて格段に広
い。図3は本発明の第2の実施の形態を示す分解斜視
図、図4は同正面図、図5は同断面図である。なお、第
1の実施の形態と同一の構成については説明を省略し、
符号も同一のものを使用する。
【0015】第2の実施の形態では、レシーバ収納部3
2に第1の実施の形態のような逃げ穴はなく、ケーブル
8を通すためのスリット35が設けられ、これと隣接し
て内蓋31aに接続作業に必要な分の開口部36が設け
られている。以上の構成により、まず、基板10を上ケ
ース31および下ケース11で組み込んだ後に、開口部
36からレシーバ3のケーブル8を接続する。
2に第1の実施の形態のような逃げ穴はなく、ケーブル
8を通すためのスリット35が設けられ、これと隣接し
て内蓋31aに接続作業に必要な分の開口部36が設け
られている。以上の構成により、まず、基板10を上ケ
ース31および下ケース11で組み込んだ後に、開口部
36からレシーバ3のケーブル8を接続する。
【0016】これにより、レシーバ収納部32はケーブ
ル通しのスリット35の他、装置内部に対してほぼ密閉
された状態となる。このようにほぼ密閉された状態を得
ることで、装置内部のマイク等との音響的内部結合(ハ
ウリング等)を防止できる。図6は本発明の第3の実施
の形態を示す分解斜視図、図7は同断面図である。な
お、第1の実施の形態と同一の構成については説明を省
略し、符号も同一のものを使用する。
ル通しのスリット35の他、装置内部に対してほぼ密閉
された状態となる。このようにほぼ密閉された状態を得
ることで、装置内部のマイク等との音響的内部結合(ハ
ウリング等)を防止できる。図6は本発明の第3の実施
の形態を示す分解斜視図、図7は同断面図である。な
お、第1の実施の形態と同一の構成については説明を省
略し、符号も同一のものを使用する。
【0017】図において、37は該外蓋34の内側にも
うけた爪、38は内蓋31aに設けた前記爪37が嵌合
係止する係止溝である。以上の構成により、まず、基板
10を上ケース31および下ケース11で組み込んだ後
に、レシーバ収納部32底面の逃げ穴33からレシーバ
3のケーブル8を接続する。
うけた爪、38は内蓋31aに設けた前記爪37が嵌合
係止する係止溝である。以上の構成により、まず、基板
10を上ケース31および下ケース11で組み込んだ後
に、レシーバ収納部32底面の逃げ穴33からレシーバ
3のケーブル8を接続する。
【0018】次に、爪37を係止溝38に嵌合係止させ
て外蓋34を取り付ける。取り付けは嵌め込み式である
ため、両面テープ等の接着部材を使用しなくてもよい。
また、取り外しには特別なジグを用いる必要がなく、コ
インやマイナスドライバー等の日常所持している道具類
で行うことができ、使用者も簡単に外蓋34の取り付け
取り外しができる。
て外蓋34を取り付ける。取り付けは嵌め込み式である
ため、両面テープ等の接着部材を使用しなくてもよい。
また、取り外しには特別なジグを用いる必要がなく、コ
インやマイナスドライバー等の日常所持している道具類
で行うことができ、使用者も簡単に外蓋34の取り付け
取り外しができる。
【0019】図6において、34′は様々なデザイン,
色,材質のバリエーションを有する外蓋を示しており、
第3の実施の形態を適用すると、耳へのフィット感をよ
くするために表面にゴムシートを使用したものや、カラ
フルなもの等、数種のオプションを所有することによっ
て、使用者の好みに合った外蓋00を選ぶことができ、
商品としてのバリエーションを拡大することができる。
さらに、コストや組立工数の削減にもつながる。
色,材質のバリエーションを有する外蓋を示しており、
第3の実施の形態を適用すると、耳へのフィット感をよ
くするために表面にゴムシートを使用したものや、カラ
フルなもの等、数種のオプションを所有することによっ
て、使用者の好みに合った外蓋00を選ぶことができ、
商品としてのバリエーションを拡大することができる。
さらに、コストや組立工数の削減にもつながる。
【0020】なお、本実施の形態の説明は、図1の構成
に適用して説明したが、これに限るものではなく、図3
の構成においても同様に適用できる。図8は本発明の第
4の実施の形態を示す分解斜視図、図9は同一部斜視
図、図10は同断面図である。なお、第1の実施の形態
と同一の構成については説明を省略し、符号も同一のも
のを使用する。
に適用して説明したが、これに限るものではなく、図3
の構成においても同様に適用できる。図8は本発明の第
4の実施の形態を示す分解斜視図、図9は同一部斜視
図、図10は同断面図である。なお、第1の実施の形態
と同一の構成については説明を省略し、符号も同一のも
のを使用する。
【0021】図において、39は外蓋34の内面に設け
たリブであり、該リブ39は外蓋34の装着時に、レシ
ーバ収納部32に収納されたレシーバ3の上面の外周に
沿うように突出量、突出位置を設定してある。以上の構
成により、レシーバ3をレシーバ収納部32に組み込
み、外蓋34をかぶせると、リブ39がレシーバ3を抑
え固定する。
たリブであり、該リブ39は外蓋34の装着時に、レシ
ーバ収納部32に収納されたレシーバ3の上面の外周に
沿うように突出量、突出位置を設定してある。以上の構
成により、レシーバ3をレシーバ収納部32に組み込
み、外蓋34をかぶせると、リブ39がレシーバ3を抑
え固定する。
【0022】これにより、レシーバ3のガタや動きが抑
えられる。また、両面テープや他の粘着材を使用しなく
ても固定できるので、レシーバ3の交換が容易となる
等、メンテナンス性が向上する。さらに、コストや組立
工数の削減にもつながる。なお、本実施の形態の説明
は、図1の構成に適用して説明したが、これに限るもの
ではなく、図3の構成においても同様に適用できる。
えられる。また、両面テープや他の粘着材を使用しなく
ても固定できるので、レシーバ3の交換が容易となる
等、メンテナンス性が向上する。さらに、コストや組立
工数の削減にもつながる。なお、本実施の形態の説明
は、図1の構成に適用して説明したが、これに限るもの
ではなく、図3の構成においても同様に適用できる。
【0023】図11は本発明の第5の実施の形態を示す
分解斜視図、図12は同一部斜視図、図12は同断面図
である。なお、第2の実施の形態と同一の構成について
は説明を省略し、符号も同一のものを使用する。図にお
いて、40は内蓋31aのレシーバ収納部32の近傍に
設けた開口部であり、該開口部40の真下に当たる基板
10上にはテストパターン41が設けられている。
分解斜視図、図12は同一部斜視図、図12は同断面図
である。なお、第2の実施の形態と同一の構成について
は説明を省略し、符号も同一のものを使用する。図にお
いて、40は内蓋31aのレシーバ収納部32の近傍に
設けた開口部であり、該開口部40の真下に当たる基板
10上にはテストパターン41が設けられている。
【0024】以上の構成により、基板10を含めて上下
ケースも組み終わった後、開口部40からはテストパタ
ーン41が露出した状態になる。これにより、組立時に
は前記テストパターン41を使って最終的な回路(基板
の動作)チェックが行える。また、メンテナンスの際に
は簡単な回路(基板の動作)のチェックが上下ケースを
分解すること無しに行える。
ケースも組み終わった後、開口部40からはテストパタ
ーン41が露出した状態になる。これにより、組立時に
は前記テストパターン41を使って最終的な回路(基板
の動作)チェックが行える。また、メンテナンスの際に
は簡単な回路(基板の動作)のチェックが上下ケースを
分解すること無しに行える。
【0025】なお、本実施の形態の説明は、図3の構成
に適用して説明したが、これに限るものではなく、図1
の構成においても同様に適用できる。図13は本発明の
第6の実施の形態を示す分解斜視図、図14は同一部斜
視図、図15は同断面図である。なお、第2の実施の形
態と同一の構成については説明を省略し、符号も同一の
ものを使用する。
に適用して説明したが、これに限るものではなく、図1
の構成においても同様に適用できる。図13は本発明の
第6の実施の形態を示す分解斜視図、図14は同一部斜
視図、図15は同断面図である。なお、第2の実施の形
態と同一の構成については説明を省略し、符号も同一の
ものを使用する。
【0026】図において、42はレシーバ収納部32と
装置内部を完全遮断する栓である。以上の構成により、
レシーバ3のケーブル8を栓42に通し、該栓42をス
リット35に取り付ける。これにより、レシーバ収納部
32を装置内部に対して完全に密閉でき、装置内部のマ
イク等との音響的内部結合(ハウリング等)の防止を更
に強化できる。また、装置内への水の浸入を完全に防止
することができる。
装置内部を完全遮断する栓である。以上の構成により、
レシーバ3のケーブル8を栓42に通し、該栓42をス
リット35に取り付ける。これにより、レシーバ収納部
32を装置内部に対して完全に密閉でき、装置内部のマ
イク等との音響的内部結合(ハウリング等)の防止を更
に強化できる。また、装置内への水の浸入を完全に防止
することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の構成により、本発明によれば、上
下ケースにより筐体を成し、該筐体内に基板と、該基板
にケーブル等で接続したレシーバを収納し、該レシーバ
に対応して設けた音が放出する穴を有する携帯装置のレ
シーバ取り付け構造において、前記上ケースのレシーバ
設置部分を二重構造とし、該二重構造の内蓋は前記上ケ
ースと一体とし、該内蓋はレシーバをはめ込む凹状のレ
シーバ収納部を有し、前記内蓋にレシーバのケーブル等
の逃げ穴を設け、かつ、前記二重構造の外蓋は上ケース
に対し別部品とし、該外蓋は前記レシーバの位置に対応
した前記穴を有するので、レシーバを保持固定するとと
もに、該レシーバの保持部が筐体の表面構造に対して別
体となる。
下ケースにより筐体を成し、該筐体内に基板と、該基板
にケーブル等で接続したレシーバを収納し、該レシーバ
に対応して設けた音が放出する穴を有する携帯装置のレ
シーバ取り付け構造において、前記上ケースのレシーバ
設置部分を二重構造とし、該二重構造の内蓋は前記上ケ
ースと一体とし、該内蓋はレシーバをはめ込む凹状のレ
シーバ収納部を有し、前記内蓋にレシーバのケーブル等
の逃げ穴を設け、かつ、前記二重構造の外蓋は上ケース
に対し別部品とし、該外蓋は前記レシーバの位置に対応
した前記穴を有するので、レシーバを保持固定するとと
もに、該レシーバの保持部が筐体の表面構造に対して別
体となる。
【0028】これにより、広い接着面を維持でき、金型
を増やすことなくデザイン上のバリエーションが選択で
き、組立や交換が容易で、レシーバ側と装置内部が遮断
することが可能となり、安定,長寿命,高防水性が有
り、安価に豊かなデザイン上のバリエーションに対応で
きるレシーバ取り付け構造を提供するという効果があ
る。
を増やすことなくデザイン上のバリエーションが選択で
き、組立や交換が容易で、レシーバ側と装置内部が遮断
することが可能となり、安定,長寿命,高防水性が有
り、安価に豊かなデザイン上のバリエーションに対応で
きるレシーバ取り付け構造を提供するという効果があ
る。
【0029】このとき、逃げ穴以外を全て密閉状態に成
形すると、装置内部に対しレシーバ収納部が密閉される
ので、装置内部の音響の結合が防止でき、音響特性が高
まるという効果がある。また、外蓋と内蓋に互いに嵌合
係止する爪及び溝を形成すると、外蓋の取り付け取り外
しがこれらの嵌合と嵌合解除で行えるので、組立性やメ
ンテナンス性が良くなるという効果がある。
形すると、装置内部に対しレシーバ収納部が密閉される
ので、装置内部の音響の結合が防止でき、音響特性が高
まるという効果がある。また、外蓋と内蓋に互いに嵌合
係止する爪及び溝を形成すると、外蓋の取り付け取り外
しがこれらの嵌合と嵌合解除で行えるので、組立性やメ
ンテナンス性が良くなるという効果がある。
【0030】また、外蓋にレシーバ収納部に収納された
レシーバを抑えるためのリブを設けると、リブによりレ
シーバが固定されるので、接着部材が不要となり、メン
テナンス性が向上するとともに、コストや組立工数が低
減するという効果がある。また、内蓋に開口部を設け、
基板上のテストパターンを前記開口部から検査できる位
置に形成すれば、上下ケースを分解することなく、基板
の動作チェック等の作業が行えるので、作動チェックが
容易となり、またメンテナンス性も向上するという効果
がある。
レシーバを抑えるためのリブを設けると、リブによりレ
シーバが固定されるので、接着部材が不要となり、メン
テナンス性が向上するとともに、コストや組立工数が低
減するという効果がある。また、内蓋に開口部を設け、
基板上のテストパターンを前記開口部から検査できる位
置に形成すれば、上下ケースを分解することなく、基板
の動作チェック等の作業が行えるので、作動チェックが
容易となり、またメンテナンス性も向上するという効果
がある。
【0031】また、逃げ穴を密閉する密閉部材を具備す
ると、装置内部に対するレシーバ収納部の密閉性がさら
に高まるとともに、装置内部と外部との密閉性が得られ
るので、装置内部の音響の結合がさらに厳重に防止で
き、音響特性をさらに高めるという効果と、装置内部の
防水性が得られるという効果がある。
ると、装置内部に対するレシーバ収納部の密閉性がさら
に高まるとともに、装置内部と外部との密閉性が得られ
るので、装置内部の音響の結合がさらに厳重に防止で
き、音響特性をさらに高めるという効果と、装置内部の
防水性が得られるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示す要部斜視図で
ある。
ある。
【図10】本発明の第4の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示す分解斜視図
である。
である。
【図12】本発明の第5の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図13】本発明の第6の実施の形態を示す分解斜視図
である。
である。
【図14】本発明の第6の実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図15】本発明の第6の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図16】従来例を示す分解斜視図である。
【図17】従来例を示す断面図である。
3 レシーバ 7 穴 8 ケーブル 10 基板 11 下ケース 31 上ケース 31a 内蓋 32 レシーバ収納部 33 逃げ穴 34 外蓋 35 スリット 36 開口部 37 爪 38 溝 39 リブ 40 開口部 41 テストパターン
Claims (6)
- 【請求項1】 上下ケースにより筐体を成し、該筐体内
に基板と、該基板にケーブル等で接続したレシーバを収
納し、該レシーバに対応して設けた音が放出する穴を有
する携帯装置のレシーバ取り付け構造において、 前記上ケースのレシーバ設置部分を二重構造とし、 該二重構造の内蓋は前記上ケースと一体とし、該内蓋は
レシーバをはめ込む凹状のレシーバ収納部を有し、前記
内蓋にレシーバのケーブル等の逃げ穴を設け、 かつ、前記二重構造の外蓋は上ケースに対し別部品と
し、該外蓋は前記レシーバの位置に対応した前記穴を有
することを特徴とするレシーバ取り付け構造。 - 【請求項2】 逃げ穴以外を全て密閉状態に成形するこ
とを特徴とする請求項1記載のレシーバ取り付け構造。 - 【請求項3】 外蓋と内蓋に互いに嵌合係止する爪及び
溝を形成することを特徴とする請求項1記載のレシーバ
取り付け構造。 - 【請求項4】 外蓋にレシーバ収納部に収納されたレシ
ーバを抑えるためのリブを設けたことを特徴とする請求
項1記載のレシーバ取り付け構造。 - 【請求項5】 内蓋に開口部を設け、基板上のテストパ
ターンを前記開口部から検査できる位置に形成すること
を特徴とする請求項1記載のレシーバ取り付け構造。 - 【請求項6】 逃げ穴を密閉する密閉部材を具備するこ
とを特徴とする請求項1記載のレシーバ取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8145589A JPH09326851A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | レシーバ取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8145589A JPH09326851A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | レシーバ取り付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09326851A true JPH09326851A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15388589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8145589A Pending JPH09326851A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | レシーバ取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09326851A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6553119B1 (en) | 1999-04-13 | 2003-04-22 | Nec Corporation | Acoustic component mounting structure for portable radio unit |
JP2004328047A (ja) * | 2003-04-21 | 2004-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末装置 |
JP2008211548A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Audio Technica Corp | ヘッドホンおよびその製造方法 |
JP2009267740A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 通話装置 |
JP2010081165A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Victor Co Of Japan Ltd | 音声出力装置 |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP8145589A patent/JPH09326851A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6553119B1 (en) | 1999-04-13 | 2003-04-22 | Nec Corporation | Acoustic component mounting structure for portable radio unit |
JP2004328047A (ja) * | 2003-04-21 | 2004-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末装置 |
JP2008211548A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Audio Technica Corp | ヘッドホンおよびその製造方法 |
JP2009267740A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 通話装置 |
JP2010081165A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Victor Co Of Japan Ltd | 音声出力装置 |
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