JPH09326222A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JPH09326222A
JPH09326222A JP8236113A JP23611396A JPH09326222A JP H09326222 A JPH09326222 A JP H09326222A JP 8236113 A JP8236113 A JP 8236113A JP 23611396 A JP23611396 A JP 23611396A JP H09326222 A JPH09326222 A JP H09326222A
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opening
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electrode
spring
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Yukimori Kishida
行盛 岸田
Kenichi Koyama
健一 小山
Hiroyuki Sasao
博之 笹尾
Kazuhiko Nishinomiya
和彦 西宮
Yuichi Yamaji
祐一 山地
Toshimasa Maruyama
稔正 丸山
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/28Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
    • H01H33/285Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using electro-dynamic repulsion
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/666Operating arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H5/00Snap-action arrangements, i.e. in which during a single opening operation or a single closing operation energy is first stored and then released to produce or assist the contact movement
    • H01H5/04Energy stored by deformation of elastic members
    • H01H5/30Energy stored by deformation of elastic members by buckling of disc springs

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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の開閉装置は接圧投入バネにバネ定数が
一定なコイルバネを用いており、開極状態のバネ荷重が
閉極状態のバネ荷重より大きいため、閉極状態から開極
状態になるまでのバネエネルギが大きく、不要な電磁反
発エネルギを必要とする問題点があった。 【解決手段】 開閉装置の接圧投入バネ81に、投入か
ら開極の間でバネ定数が一定でないバネを用いることに
より、バネ荷重を、閉極状態の値より開極状態の値を小
さくして、閉極から開極に至るまでのエネルギを小さく
する。また、開極状態において、閉極状態の荷重と逆方
向の荷重が働くバネを用いることにより、開極状態の保
持を確実にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接離自在な電極
を有し、この電極が接触・隔離をすることによって、開
極・投入の動作が行われる開閉装置に関するもので、特
に、開閉装置の構造の簡易化、性能の向上を図るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図25は、例えば特公平7−60624
号公報に示されるような電磁反発を利用した従来の開閉
装置に類似したものである。図において、1はスイッチ
であり、2は反発部、3は反発部に電流を誘起するコイ
ル、4は可動電導棒、5は可動電極、6は固定電極、7
はラッチ、8は接圧投入バネ(コイルバネ)、9はコイ
ル押さえである。反発部2、可動電導棒4及び可動電極
5は固着されており、電極の軸心上に構成される。コイ
ル3は磁界発生用電流源に接続されている。なお、図2
5(a)は閉極状態のであり、図25(b)は開極状態
の図である。
【0003】また図26は、接圧投入バネ8として用い
るコイルバネの荷重特性を示す図である。図において、
49は使用するコイルバネのたわみ、50は閉極状態の
たわみ、51は開極状態のたわみ、52は閉極状態のバ
ネ荷重、53は開極状態のバネ荷重である。
【0004】次に動作について説明する。図25におい
て、電流をコイル3に流すと、磁界が発生する。これに
よって、反発部2に誘導電流が発生し、反発部2はコイ
ル3に対して電磁反発力を受ける。この電磁反発力が図
26に示す閉極状態のバネ荷重52より大きくなると、
反発部2、可動電導棒4及び可動電極5は電磁反発力と
同方向に動作し、スイッチ1は開極する。次にラッチ7
は、反発部2、可動電導棒4及び可動電極5の位置を開
極状態に保持する。次にスイッチ1はラッチ7を外して
接圧投入バネ8の荷重力により投入動作を行う。図26
に示すように、コイルバネのバネ定数は一定なので、開
極状態のバネ荷重53は閉極状態の荷重52よりも大き
くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
(1)従来の開閉装置は以上のように、接圧投入バネと
してコイルバネを用いており、開極状態のバネ荷重は閉
極状態のバネ荷重より大きいため、閉極状態から開極状
態になるまでのバネエネルギーが大きく、不要な電磁反
発エネルギーを必要とする。また、従来の開閉装置は開
極状態を保持するのに必要なラッチ機構を持っており、
開極速度が速くなったりすると、ラッチの性能が追いつ
かなくなり、開極状態の保持が出来なくなる。さらに、
ラッチを外すことにより投入動作を行うので、ラッチを
外す機構が動作を開始するのに時間がかかり、投入動作
が遅れるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、閉極状態から開極状態にするた
めのバネエネルギーを小さくする開閉装置を得ることを
目的とする。また、ラッチの負担を低減または不要にし
て、開閉動作が速い開閉装置を得ることを目的とする。
【0007】(2)また、この発明では接圧投入バネと
して皿バネを用いるが、皿バネを用いると、皿バネの径
方向の大きさが大きくなるという問題があった。
【0008】この発明の第2の目的は、弾性係数の大き
い材料を用いて径方向の大きさを縮小するものである。
【0009】(3) また、皿バネと、この皿バネを挟
んで設けられたバネ受けとしての座金または座板との接
触部分の摩擦が大きいと、開閉動作の際、皿バネは径方
向に広がらず、開閉動作ができなくなるという問題点が
あった。
【0010】この発明の第3の目的は、皿バネの接触部
分の形状を改良し、また、表面状態を改善することによ
り摩擦を低減するものである。
【0011】(4)また、皿バネのバネ受け(座金また
は座板)に皿バネより柔らかい材料を使用すると、バネ
受けの皿バネとの接触部分に溝ができて、開閉動作の
際、皿バネは径方向に広がらず、開閉動作ができなくな
るという問題点があった。
【0012】この発明の第4の目的は、皿バネとバネ受
け(座金または座板)の材料を適切にして溝の発生を防
止するものである。
【0013】(5)また、接圧投入バネに皿バネを使用
する場合、可動軸の端部に対向する位置の固定枠にスト
ッパーを配置することにより皿バネの使用するたわみ量
を決めていたので、ストッパーに余分な空間を必要とす
るという問題点があった。
【0014】この発明の第5の目的は、余分な取付空間
を必要としないストッパーとするものである。
【0015】(6)また、開極の際、開極速度を速くす
ると、開極の衝撃が大きくなり、開閉装置全体、特にス
イッチに高い気密性が必要である場合、スイッチの気密
性が壊れる場合があった。
【0016】この発明の第6の目的は、衝撃を緩和する
部材をもうけて、衝撃を緩和するものである。
【0017】(7)また、開極状態でコイルと反発部の
距離が電極の許容摩耗量より小さい場合、接点が摩耗し
て、反発部はコイルに引っかかり、電極の非接触が起き
ることがあった。
【0018】この発明の第7の目的は、コイルと反発部
の距離を適切に配置することにより電極の非接触を防止
するものである。
【0019】(8)また、閉極の際、閉極速度を速くす
ると、閉極の衝撃が大きくなり、チャタリングなどで接
点間のアークが発生し、電極接点の溶着に至る場合があ
った。特に真空スイッチなどのスイッチに高い気密性が
必要である場合、衝撃によりスイッチの気密性が壊れる
場合があった。
【0020】この発明の第8の目的は、閉極時のコイル
と反発部の配置を適切にして反発部の反発力を加減し衝
撃を抑制するものである。
【0021】(9)また、電磁反発の電源ではコンデン
サを充電し、充電した電荷をコイルに流す方式になって
いるので、投入、開極の2つの動作に電磁反発を利用し
ている場合で、且つ、電磁反発用の電源が1つの場合、
投入直後の開極動作、または、開極直後の投入動作がで
きないという問題点があった。更に、開極直後に投入
し、投入後直ちに再開極する場合があるがこれができな
いという問題点があった。
【0022】この発明の第9の目的は、コンデンサを充
電する電源が1つでも、投入直後の開極動作、または、
開極直後の投入動作が行えるようにする。また、開極直
後に投入し、投入後直ちに再開極することが行えるよう
にするものである。
【0023】(10)また、電磁反発の電源として投入
用と開極用の2つの電源を設けると、投入直後の開極動
作もしくは開極直後の投入動作はできるが、電源が2つ
あるとスペースが大きくなり小型化に結び付かず、コス
トも高くなるという問題点があった。
【0024】この発明の第10の目的は、投入直後の開
極動作もしくは開極直後の投入動作はできないが、小型
化、コスト低減を図るものである。
【0025】(11)また、コンデンサの充電が十分行
われない内に、投入または開極動作を行うとコンデンサ
が放電してしまい、コンデンサの充電時間が長くなり、
次の投入または開極動作が可能になるまでの時間が長く
かかるというという問題点があった。
【0026】この発明の第11の目的は、コンデンサの
充電電圧低下の際は、投入または開極動作を行わないよ
うにし、コンデンサの充電が長引くことを防止するもの
である。
【0027】(12)この発明の第12の目的は、投入
・開極時にコイルに電流を流した場合、この電流を遮断
するタイミングが悪いと遮断後のコンデンサの充電時間
が長くなる。
【0028】この発明の第12の目的は、遮断するタイ
ミングを適切にして、コンデンサの充電時間を短くし、
更に、投入・開極後の再投入、再開極を容易にするもの
である。
【0029】(13)また、電極、引き外し機構、投入
機構、保持機構の順序の配置では、大電流が流れる電極
と制御電流が流れる引き外し機構かつ投入機構が隣接す
るので、絶縁性が悪い配置となっていた。
【0030】この発明の第13の目的は、上記の各機構
部の配置を改善して、絶縁性を向上するものである。
【0031】(14)また、設置スペースを少なくする
ために、開閉装置全体を小型化する必要があった。
【0032】この発明の第14の目的は、開閉装置全体
をモールド化して小型化を図るものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係る開閉装置は、接離自在な電極と、
前記電極を開極させる引き外し機構と、前記電極を開極
状態に保持する開極状態保持機構と、前記電極を閉極さ
せる投入機構と、前記電極を接圧投入する接圧投入バネ
とを備え、前記接圧投入バネのバネ定数が、投入から開
極の間で可変するものである。
【0034】(2)また、上記(1)項において、接圧
投入バネとして、開極状態において閉極状態の荷重と逆
方向の荷重が働くバネを用いたものである。
【0035】(3)また、接離自在な電極と、前記電極
を開極させる引き外し機構と、前記電極を開極状態に保
持する開極状態保持機構と、前記電極を閉極させる投入
機構とを備え、開極状態保持機構として、開極状態にお
いて閉極状態の荷重と逆方向の荷重が働く接圧投入バネ
を用いたものである。
【0036】(4)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、接圧投入バネとして、バネ荷重が閉極
状態の値より開極状態の値の方が小さいかまたは等しい
バネを用いたものである。
【0037】(5)また、上記(1)〜(4)のいずれ
か1項において、接圧投入バネを複数個用いたものであ
る。
【0038】(6)また、上記(1)〜(6)のいずれ
か1項において、引き外し機構および投入機構として、
開極用コイルと、投入用コイルと、この両コイルに挟ま
れて配置されこの両コイルから電流が誘起される反発部
とを備え、前記開極用コイルまたは前記投入用コイル
と、前記反発部との間に発生する反発力により電極を開
極または投入する機構としたものである。
【0039】(7)また、上記(1)〜(5)のいずれ
か1項において、引き外し機構および投入機構として、
開極用反発部と、投入用反発部と、この両反発部に挟ま
れて配置されこの両反発部に電流を誘起する開極投入兼
用のコイルとを備え、前記開極用反発部または前記投入
用反発部と、前記コイルとの間に発生する反発力により
電極を開極または投入する機構としたものである。
【0040】(8)また、上記(1)〜(7)のいずれ
か1項において、接圧投入バネとして、皿バネを用いた
ものである。
【0041】(9)また、上記(8)項において、皿バ
ネの材料として、鋼、ベリリウム銅、チタン合金、ガラ
ス繊維強化プラスチック等の弾性係数の大きい材料を用
いたものである。
【0042】(10)また、上記(8)または(9)項
において、皿バネは、バネ受けと接する部分の接触面積
の大きい皿バネとしたものである。
【0043】(11)また、上記(8)または(9)項
において、皿バネのバネ受けと接する部分の接触面積を
大きくするようにしたものである。
【0044】(12)また、上記(8)〜(11)のい
ずれか1項において、皿バネのバネ受けと接する部分、
および、前記バネ受けの上記皿バネと接する部分の内、
少なくともいずれか一方の部分を摩擦の少ない表面処理
を行うようにしたものである。
【0045】(13)また、上記(8)〜(12)のい
ずれか1項において、皿バネの材料よりも硬度の高い材
料をバネ受けに用いたものである。
【0046】(14)また、上記(8)〜(13)のい
ずれか1項において、皿バネのたわみを制限するストッ
パーを前記皿バネの内側に設け、前記皿バネが所定の距
離押圧されると前記ストッパーで前記皿バネの動作を阻
止するようにしたものである。
【0047】(15)また、上記(14)項において、
ストッパーの少なくとも一部を緩衝部とし、開極動作ま
たは投入動作の少なくともいずれか一方の動作の際に発
生する衝撃を緩和するようにしたものである。
【0048】(16)また、接離自在な電極と、前記電
極を開極させる引き外し機構と、前記電極を開極状態に
保持する開極状態保持機構と、前記電極を閉極させる投
入機構とを有する開閉装置において、引き外し機構とし
て、反発部と、この反発部に電流を誘起させるコイルを
備え、前記コイルと前記反発部間に発生する反発力によ
って、前記電極を開極し、開極状態に保持する機構する
と共に、閉極状態で前記コイルと前記反発部間の距離を
前記電極の許容摩耗長さより大きくなるように前記両コ
イルと反発部とを配置したものである。
【0049】(17)また、接離自在な電極と、前記電
極を開極させる引き外し機構と、前記電極を閉極させる
投入機構とを有する開閉装置において、引き外し機構お
よび投入機構として、開極用コイルと、投入用コイル
と、この両コイルに挟まれて配置されこの両コイルから
電流が誘起される反発部を備え、前記開極用コイルまた
は前記投入用コイルと、前記反発部との間に発生する反
発力により電極を開極または投入する機構とすると共
に、閉極状態で開極する場合に発生させる反発力が、開
極状態で投入する場合に発生する反発力よりも大きくな
るように前記両コイルと反発部とを配置したものであ
る。
【0050】(18)また、接離自在な電極と、前記電
極を開極させる引き外し機構と、前記電極を閉極させる
投入機構とを有する開閉装置において、前記引き外し機
構および投入機構として、開極用反発部と、投入用反発
部と、この両反発部に挟まれて配置されこの両反発部に
電流を誘起する投入開極兼用のコイルを備え、前記開極
用反発部または前記投入用反発部と、前記コイルとの間
に発生する反発力により電極を開極または投入する機構
とすると共に、閉極状態で開極する場合に発生させる反
発力が、開極状態で投入する場合に発生する反発力より
も大きくなるように前記両反発部と挿入開極兼用コイル
を配置したものである。
【0051】(19)また、接離自在な電極と、前記電
極を開極させる引き外し機構と、前記電極を閉極させる
投入機構とを有する開閉装置において、前記引き外し機
構および投入機構は、反発部と、この反発部に反発力を
与える投入用コイルおよび開極用コイルで構成するか、
または、投入反発部および開極反発部と、この両反発部
に反発力を与える投入開極兼用コイルで構成した機構と
し、投入時に前記投入用コイルまたは前記投入開極兼用
コイルに電流を供給する投入用コンデンサと、開極時に
前記開極用コイルまたは前記投入開極兼用コイルに電流
を供給する開極用コンデンサと、前記投入用および開極
用コンデンサを充電するための1つの充電用電源を備え
たものである。
【0052】(20)また、接離自在な電極と、前記電
極を開極させる引き外し機構と、前記電極を閉極させる
投入機構とを有する開閉装置において、前記引き外し機
構および投入機構は、反発部と、この反発部に反発力を
与える投入用コイルおよび開極用コイルで構成するか、
または、投入反発部および開極反発部と、この両反発部
に反発力を与える投入開極兼用コイルで構成した機構と
し、投入時に前記投入用コイルまたは投入開極兼用コイ
ルに電流を供給する投入用コンデンサと、開極時に前記
開極用コイルまたは投入開極兼用コイルに電流を供給す
る開極用コンデンサと、投入後直ちに開極する再開極時
に前記開極用コイルまたは投入開極兼用コイルに再度電
流を供給する再開極用コンデンサと、前記投入用および
開極用コンデンサと前記再開極用コンデンサとを充電す
るための1つの充電用電源を備えたものである。
【0053】(21)また、上記(19)または(2
0)のいずれか1項において、投入用コンデンサと開極
用コンデンサ間、または、前記投入用コンデンサと前記
開極用コンデンサと再開極用コンデンサ間に電流が還流
しないよう整流素子を挿入したものである。
【0054】(22)また、接離自在な電極と、前記電
極を開極させる引き外し機構と、前記電極を閉極させる
投入機構とを有する開閉装置において、前記引き外し機
構および投入機構は、反発部と、この反発部に反発力を
与える投入用コイルおよび開極用コイルで構成した機構
とし、前記投入用コイルまたは開極用コイルに電流を供
給するコンデンサと、このコンデンサを充電するための
一つの充電用電源と、開極・投入動作に応じて前記投入
用コイルまたは開極用コイルに前記コンデンサから電流
を流し得るよう選択的に切り替える投入・開極切替手段
を備えたものである。
【0055】(23)また、上記(19)〜(22)の
いずれか1項において、投入用、開極用、または投入開
極兼用のコイルへの電流のオン・オフを双方向スイッチ
ング素子を用いて制御すると共に、前記投入用、開極
用、または投入開極兼用のコイルに流す電流をn(nは
正の整数)周期の時点で遮断する制御手段を設けたもの
である。
【0056】(24)また、上記(19)〜(23)の
いずれか1項において、投入用コンデンサ、開極用コン
デンサ、または再開極用コンデンサの充電電圧が低下す
ると開極・投入動作を抑制する手段を設けたものであ
る。
【0057】(25)また、接離自在な電極と、前記電
極を開極させる引き外し機構と、前記電極を開極状態に
保持する開極状態保持機構と、前記電極を閉極させる投
入機構とを備えた開閉装置において、開極状態保持機構
として、開極状態において閉極状態の荷重と逆方向の荷
重が働く接圧投入バネを用いる機構とし、前記電極、前
記開極状態保持機構、前記引き外し機構、および前記投
入機構の順序に配置したものである。
【0058】(26)また、接離自在な電極と、前記電
極を開極させる引き外し機構と、前記電極を開極状態に
保持する開極状態保持機構と、前記電極を閉極させる投
入機構とを備えた開閉装置において、開極状態保持機構
として、開極状態において閉極状態の荷重と逆方向の荷
重が働く接圧投入バネを用いると共に、開閉装置全体を
取り囲むようにモールド化したものである。
【0059】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
開閉装置を示す構成図である。図において、1はスイッ
チであり、2は反発部、4は可動電導棒、5は可動電
極、6は固定電極、9はコイル押さえであり、以上は従
来例と同一の構成である。また、3a、3bは本実施の
形態で使用するコイル、71はストッパー、81は本実
施の形態で使用する接圧投入バネである。なお、図1
(a)はスイッチの閉極状態の図であり、一方図1
(b)はスイッチの開極状態の図である。
【0060】また図2は、接圧投入バネ81の荷重特性
を示す図である。10は使用する接圧投入バネのたわ
み、11は閉極状態のたわみ範囲、12は開極状態のた
わみ、13は閉極状態のバネ荷重、14は開極状態のバ
ネ荷重である。接圧投入バネ81の荷重が閉極状態のた
わみ範囲11で極大値を持ち、開極状態のたわみ12で
接圧投入バネの荷重14となり、開極方向に荷重が出る
ように、皿バネや薄板バネを用いるが、その他のバネで
も同様な特性、即ちバネ定数が開極から投入の間で一定
ではないバネ(即ち、バネ定数が可変するバネ)であれ
ば代用できることは言うまでもない。また、たわみ量を
だすため、接圧投入バネ81をそれぞれ複数枚重ねても
よい。
【0061】また図3は、一般的なコイルの電源の一例
を示した回路図である。15はコイルの電源、16は充
電用DC電源、17は充電抵抗、18は充電コンデン
サ、19はダイオード、20は放電抵抗、21はサイリ
スタスイッチ、3はコイルであり、図1におけるコイル
3a、3bと同一のものである。
【0062】次にこの発明の接点開極動作について説明
する。図1(a)において、コイル3aに非定常な電流
を流すと磁界が発生する。それによって、反発部2に渦
電流が発生すると、反発部2はコイル3aから紙面右向
きの電磁反発力を受ける。電磁反発力が図2に示す閉極
状態のバネ荷重範囲13より大きくなると、バネ81は
開極方向に動作することにより、可動電極5は紙面右向
きに移動してスイッチ1は開極し始める。
【0063】図2において、スイッチ1が開極するにつ
れて、接圧投入バネの荷重は小さくなり、小さいたわみ
が開極状態のたわみ12になると、開極状態のバネ荷重
14は逆方向となり開極方向に荷重がかかる。この時、
可動電極5を停止させるためにコイル3bに非定常な電
流を流し、反発部2はコイル3bから紙面左向きの電磁
反発力を受けて減速する。図1(b)において、可動電
導棒4に連なる部分はストッパー71で接触し、開極方
向にストッパー71で押し止まるので、安定した開極状
態となる。
【0064】次に接点投入動作について説明する。図1
(b)において、コイル3bに非定常な電流を流すと、
磁界が発生する。それによって、反発部2に渦電流が発
生すると、反発部2はコイル3bから紙面左向きの電磁
反発力を受ける。図2において、電磁反発力が開極状態
のバネ荷重14より大きくなると、バネ81は投入方向
に動作することにより、可動電極5は紙面左向きに移動
してスイッチ1は投入し始める。
【0065】図2において、スイッチ1が投入するにつ
れて、たわみが投入方向に働く荷重の範囲になると、バ
ネ81の荷重でスイッチ1は投入される。この時、可動
電極5を停止させるためにコイル3aに電流を流し、反
発部2はコイル3aから紙面右向きの電磁反発力を受け
て減速する。
【0066】以上のように、接圧投入バネ81に閉極状
態のバネ荷重範囲13より開極状態のバネ荷重14のほ
う方が小さいまたは等しいバネを用いることにより、閉
極状態のバネ荷重より開極状態のバネ荷重のほう方が大
きい上記従来例のコイルバネ8を用いることと比べて、
閉極状態から開極状態になるまでのバネエネルギーが小
さくなるので、閉極状態から開極状態に要する電磁反発
エネルギーも小さくすることができる。
【0067】またこれによって、図3のコイルの電源1
5におけるコイル3や充電コンデンサ18を小さくする
ことができるので、コイルの電源15の縮小化ができる
と共に、キャパシタンス、インダクタンスも小さくな
り、コイル3に流す電流の立ち上がり時間が短くなっ
て、開極指令から開極し始める時間が短縮できる。
【0068】さらに、スイッチ1の投入時において、可
動電極5が固定電極6に接触する際の衝撃も小さくな
り、チャタリングなどによる溶着を防ぎ、機械的負担を
減らしてスイッチ1は長寿命になる。
【0069】さらにまた、開極状態において閉極状態の
荷重と逆方向に働くバネを用いることにより、開極状態
に開極保持を確実に行ない、前記従来例のラッチ7の負
担を低減したり、ラッチ7の機構を不要にすることがで
きる。さらに、ラッチ7の機構を不要にすることと伴
い、投入機構に電磁反発を容易に導入することができる
ことにより、投入までに要する時間の短縮化ができる。
【0070】なお、図1(b)において、コイル3bに
さらに大きな電流を流すと、反発部2はコイル3bに対
して、さらに大きな電磁反発力を受け、投入速度がさら
に増し、投入時の先行放電を防ぐことができる。
【0071】以上のようにこの実施の形態1によれば、
閉極状態から開極状態になるまでのバネエネルギーが小
さく、よってコイルの電磁反発エネルギーも小さくな
り、コイル電源の縮小化、スイッチの長寿命化ができる
効果がある。また、ラッチ機構を不要にすることがで
き、開閉動作の速い開閉装置を得る効果がある。
【0072】なお、上記実施の形態の変形例を説明す
る。上記実施の形態では、接圧投入バネ81は、図2の
バネ特性のものを用いたが、後述の実施の形態で用いら
れる図5の特性のバネを、バネ81の代わりに用いても
よい。この場合、開極状態でも閉極状態と同方向にバネ
荷重がかかる(バネ荷重が零以上)ので、従来の図23
のラッチ7のような開極状態保持機構が別に必要にな
る。
【0073】従って、ラッチ7を省略できないが、閉極
状態から開極状態になるまでのバネエネルギーが小さ
く、よってコイルの電磁反発エネルギーも小さくなり、
コイル電源の縮小化、スイッチの長寿命化ができる効果
がある。なお、ラッチがあると、開極状態の保持が確実
に行われるので、高い信頼性を維持できる。
【0074】実施の形態2.上記実施の形態1では、皿
バネが一つの場合、つまり、接圧投入バネが開極状態保
持機構の機能も持っている場合について説明したが、接
圧投入バネに用いる皿バネと開極状態保持機構に用いる
皿バネの二つの皿バネを配置しても、上記実施の形態1
と同様の効果を得ることができる。
【0075】図4は、この発明の実施の形態2による開
閉装置を示す構成図である。図において、82aは接圧
投入バネ、82bは開極状態保持機構としてのバネであ
る。なお、実施の形態1と同一または相当の部分には同
一の符号を付し、その説明を省略する。
【0076】図4(a)はスイッチの閉極状態の図であ
り、一方、図4(b)はスイッチの開極状態の図であ
る。接圧投入バネ82aを投入方向に、開極状態保持機
構としてのバネ82bを開極方向に荷重が出るように配
置する。
【0077】また図5は、接圧投入バネ82aの荷重特
性を示す図である。23は使用するバネのたわみ、24
は閉極状態のたわみ範囲、25は開極状態のたわみ、2
6は閉極状態のバネ荷重範囲、27は開極状態のバネ荷
重である。バネ82aの荷重特性は、閉極状態のたわみ
範囲24で極大値、閉極状態のバネ荷重範囲26を持
ち、開極状態のたわみ25のときバネ荷重27となる。
【0078】図5から閉極状態のバネ荷重範囲26は開
極状態のバネ荷重27より大きくなるように、バネ82
aは皿バネや薄板バネを用いるが、その他のバネでも同
様な特性を持てば代用できることは言うまでもない。ま
た、たわみ量を増やすため、バネ82aを複数枚重ねて
も良い。
【0079】同様に図6は、開極状態を保持するバネ8
2bの荷重特性である。28は使用するバネのたわみ範
囲で、バネ82bの荷重特性は図2と同様に極大値を持
つ荷重特性を持つ。このバネ82bもバネ82aと同様
に皿バネや薄板バネを用いるが、その他のバネでも同様
な特性を持てば代用できることは言うまでもない。ま
た、たわみ量を増やすため、バネ82bを複数枚重ねて
も良い。
【0080】また図7は、図4に示すようにバネ82a
を投入方向に、バネ82bを開極方向に荷重が出るよう
に配置した場合の荷重特性を示す図である。29は図5
の特性を持つバネで、図4のバネ82aであり、30は
図6の特性を持つバネで、図4のバネ82bである。3
1は使用するバネのたわみ範囲、32は閉極状態のたわ
み範囲、33は開極状態のたわみ、34は閉極状態のバ
ネ荷重範囲、35は開極状態のバネ荷重である。
【0081】図5の特性を持つバネ29の荷重範囲34
は、図6の特性を持つバネ30の荷重範囲34より大き
くなるように配置する。また、図5の特性を持つバネ2
9の荷重35は、図6の特性を持つバネ30の荷重35
より大きくなるように配置する。
【0082】また図8は、図4のようにバネ82a、8
2bを配置した場合の合成した荷重特性を示す図であ
る。36は使用するバネのたわみ範囲、37は閉極状態
のたわみ範囲、38は開極状態のたわみ、39は閉極状
態のバネ荷重範囲、40は開極状態のバネ荷重である。
【0083】上記実施の形態1において、接圧投入バネ
81が皿バネである場合、開極状態に対して閉極状態で
は接圧投入バネ81は裏返る状態になり、接圧投入バネ
81は疲労し易く、寿命が長くない。図8の2つのバネ
82a、82bのように対向して配置することによっ
て、開極状態に対して閉極状態ではバネ82a、82b
は裏返る状態にせずに寿命が長くなると共に、図1の接
圧投入バネ81と同様な特性を得ることができる。
【0084】次に動作について説明する。動作は基本的
に上記実施の形態1と同様である。まず開極動作につい
て説明する。図4(a)において、コイル3aに電流を
流すと、反発部2はコイル3aから紙面右向きの電磁反
発力を受ける。電磁反発力が図8に示す閉極状態のバネ
荷重範囲39より大きくなると、バネ82aは開極方向
に動作することにより、可動電極5は紙面右向きに移動
してスイッチ1は開極し始める。
【0085】図8において、スイッチ1が開極するにつ
れて、接圧投入バネの荷重は小さくなり、小さいたわみ
が開極状態のたわみ38になると、開極状態のバネの荷
重40は開極方向に荷重がかかり開極状態となる。
【0086】次に投入動作について説明する。図4
(b)において、コイル3bに電流を流すと、反発部2
はコイル3bから紙面左向きの電磁反発力を受ける。
【0087】図8に示すように、電磁反発力が開極状態
のバネ荷重40より大きくなると、バネ82bは投入方
向に動作することにより、可動電極5は紙面左向きに移
動してスイッチ1は投入し始める。図8において、スイ
ッチ1が投入するにつれて、たわみが投入方向に働く荷
重の範囲になると、バネ82bの荷重でスイッチ1は投
入される。
【0088】実施の形態3.上記実施の形態2では、接
圧投入バネ及び開極状態保持機構としてそれぞれ皿バネ
を用いたが、本実施の形態のように、接圧投入バネとし
て皿バネ、開極状態保持機構としてコイルバネを用いて
も、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができ
る。
【0089】図9は、この発明の実施の形態3による開
閉装置を示す構成図である。図9において、83bは開
極状態保持機構としてのバネであって、従来例のコイル
バネ8と同じ荷重特性であり、上記実施の形態2のバネ
82bに置き代われたものである。なお、実施の形態1
と同一または相当の部分には同一の符号を付し、その説
明は省略する。
【0090】図9(a)はスイッチの閉極状態の図であ
り、一方、図9(b)はスイッチの開極状態の図であ
る。接圧投入バネ83aを投入方向に、開極状態保持機
構としてのバネ83bを開極方向に荷重が出るように配
置する。
【0091】また図10は、図9におけるバネ83a、
83bの荷重特性を示した図である。図において、41
はバネ83aの荷重特性、42はバネ83bの荷重特
性、43はバネ83aと83bの荷重特性を合成したも
のである。また、44は使用するバネのたわみ範囲、4
5は閉極状態のたわみ範囲、46は開極状態のたわみ、
47は閉極状態のバネ荷重範囲、48は開極状態のバネ
荷重である。
【0092】バネの荷重特性は、閉極状態のたわみ範囲
45で極大値、閉極状態のバネ荷重範囲43を持ち、開
極状態のたわみ46で開極状態のバネ荷重48となる。
閉極状態のバネ荷重範囲43は開極状態のバネ荷重48
より大きくなるように、バネ83aは皿バネや薄板バネ
を用いるが、その他のバネでも同様な特性を持てば代用
できることは言うまでもない。
【0093】また、たわみ量を増やすため、バネ83a
を複数枚重ねても良い。上記実施の形態1において、接
圧投入バネ81が皿バネである場合、開極状態に対して
閉極状態では接圧投入バネ81は裏返る状態になり、接
圧投入バネ81は疲労し易く、寿命が長くない。図9の
2種類のバネ83a、83bのように配置することによ
って、開極状態に対して閉極状態ではバネ83a、83
bは裏返る状態にせずに寿命が長くなると共に、図1の
接圧投入バネ81と同様な特性を得ることができる。
【0094】次に動作について説明する。動作は基本的
に上記実施の形態1と同様である。まず開極動作につい
て説明する。図9(a)において、コイル3aに電流を
流すと、反発部2はコイル3aから紙面右向きの電磁反
発力を受ける。
【0095】図10に示すように電磁反発力が閉極状態
のバネ荷重範囲47より大きくなると、バネ83aは開
極方向に動作することにより、可動電極5は紙面右向き
に移動してスイッチ1は開極し始める。図10におい
て、スイッチ1が開極するにつれて、バネ83aの荷重
は小さくなり、小さいたわみが開極状態のたわみ46に
なると、開極状態のバネの荷重48は開極方向に荷重が
かかり開極状態となる。
【0096】次に投入動作について説明する。図9
(b)において、コイル3bに電流を流すと、反発部2
はコイル3bから紙面左向きの電磁反発力を受ける。図
10に示すように、電磁反発力が開極状態のバネ荷重4
8より大きくなると、バネ83bは投入方向に動作する
ことにより、可動電極5は紙面左向きに移動してスイッ
チ1は投入し始める。図10において、スイッチ1が投
入するにつれて、たわみが投入方向に働く荷重の範囲に
なると、バネ83bの荷重でスイッチ1は投入される。
【0097】実施の形態4.上記実施の形態1から3で
は、反発部2が一つの場合で説明したが、本実施の形態
では、反発部が複数ある場合について説明する。
【0098】図11は、この発明の実施の形態5による
開閉装置を示す構成図である。図において、2a、2b
はコイル3の両側に設けられた複数の反発部である。な
お、実施の形態1と同一または相当の部分には同一の符
号を付し、その説明を省略する。なお、本実施の形態で
は図2のバネを用いた場合で説明する。
【0099】次にこの発明の接点開極動作について説明
する。図11(a)において、コイル3に非定常な電流
を流すと磁界が発生する。それによって、反発部2bに
渦電流が発生すると、反発部2bはコイル3から紙面右
向きの電磁反発力を受ける。電磁反発力が図2に示す閉
極状態のバネ荷重範囲13より大きくなると、バネ81
は開極方向に動作することにより、可動電極5は紙面右
向きに移動してスイッチ1は開極し始める。
【0100】図2において、スイッチ1が開極するにつ
れて、接圧投入バネの荷重は小さくなり、小さいたわみ
が開極状態のたわみ12になると、開極状態のバネの荷
重14は開極方向に荷重がかかる。この時、反発部2a
はコイル3から動作方向と反対方向、つまり紙面左向き
の電磁反発力を受けるため、反発部2a、2b、可動電
極棒4、可動電極6が一体となって減速し、装置全体が
受ける衝撃を減らすことができる。図11(b)におい
て、可動電導棒4に連なる部分はストッパー71に接触
して、このストッパー71で開極方向に押し止まるの
で、安定した開極状態となる。
【0101】次に接点投入動作について説明する。図1
1(b)において、コイル3に電流を流すと磁界が発生
する。それによって、反発部2aに渦電流が発生する
と、反発部2aはコイル3から紙面左向きの電磁反発力
を受ける。電磁反発力が開極状態の接圧投入バネ荷重範
囲14より大きくなると、バネ81は投入方向に動作す
ることにより、可動電極5は紙面左向きに移動してスイ
ッチ1は投入し始める。
【0102】図2において、スイッチ1が投入するにつ
れて、たわみが投入方向に働く荷重の範囲になると、接
圧投入バネ81の荷重でスイッチ1は投入される。この
時、反発部2bはコイル3から動作方向と反対方向、つ
まり紙面右向きの電磁反発力を受けるため、反発部2
a、2b、可動電極棒4、可動電極6が一体となって減
速し、装置全体が受ける衝撃を減らすことができる。
【0103】以上のようにこの実施の形態4によれば、
開極・投入時の衝撃が少ない開閉装置を得る効果があ
る。また、コイルとその電源はそれぞれ1つずつで済む
ため、上記実施の形態1から3に比べて小型の開閉装置
を得る効果がある。
【0104】なお上記実施の形態4では、接圧投入バネ
として上記実施の形態1のバネを使用した場合について
説明したが、上記実施の形態2及び3のバネを使用した
場合についても同様の効果を奏することは言うまでもな
い。
【0105】実施の形態5.図12は、この発明の実施
の形態の開閉装置の構成図である。図において、1〜
6,9は上記実施の形態2の図4と同一のものであり、
その説明は省略する。
【0106】70は端子、83は座板、91はリミット
スイッチで、従来装置にも付け加えられたものである。
但し、座金84は、この発明の実施の形態では接圧投入
バネ82a,82bのバネ受けとなっている。82a,
82bは接圧投入バネで、皿バネを用いている。図12
(a)はスイッチの閉極状態の図であり、一方、図12
(b)はスイッチの開極状態の図である。
【0107】図13、図14はどちらとも接圧投入バネ
82a、82bの詳細な図であり、それぞれ(a)は開
極状態、(b)は閉極状態を示す。84は座金、85は
つぶし止めである。このつぶし止め85は皿バネのたわ
み範囲を規制するストッパーの機能を持つものであり、
図13ではつぶし止め85は座金84に付加されていて
いる。また、図14ではつぶし止め85は座板83に付
加されている。図15は接圧投入バネの要部の図で、図
15(a)は、図13(a)の上方のつぶし止め(スト
ッパー)の詳細断面を示している。
【0108】この発明の接点開極動作は上記実施の形態
2と同一のものであり、その説明は省略する。上記実施
の形態2では可動電導棒4に連なる部分はストッパー7
1で接触し、開極方向にストッパー71で押し止まるの
で、安定した開極状態となる。それに対して、図13
(b)では座金84に連なるつぶし止め85が座板83
で接触し、開極方向に座板83で押し止まるので、安定
した開極状態となる。
【0109】図14(b)では、接圧投入バネ82a側
の座金84が座板83に連なるつぶし止め85で接触
し、開極方向につぶし止め85で押し止まるので、安定
した開極状態となる。つぶし止め85を配置することに
より、接圧投入バネ82a、82bの使用量を設定し、
接圧投入バネ82a、82bのへたりを減らし、寿命を
延ばす。また、つぶし止め85を配置することにより上
記実施の形態2におけるストッパー71の空間を省くこ
とができる。
【0110】さらに、つぶし止め85の一部または全て
を緩衝材で構成することにより、開極動作で開極状態に
なるとき、開極の衝撃はつぶし止め85で吸収され、開
閉装置全体、特にスイッチ1に伝わらないので、スイッ
チ1の寿命が長くなる。
【0111】実施の形態6.また、接圧投入バネ82
a、82bの外径は大きくなるので、接圧投入バネ82
a、82bの材料として、弾性係数が大きい鋼、ベリリ
ウム銅、チタン合金、または、ガラス繊維強化プラスチ
ックなどの複合材料等の弾性係数が大きい材料を用いる
ことにより、接圧投入バネ82a、82bの外径を小さ
くすることができる。
【0112】実施の形態7.図15(a)(b)は接圧
投入バネ82aとバネ受けとしての座金84および座板
83の接触部分を示すもので、座金84および座板83
と接触する接圧投入バネ82aの端部の断面形状に丸み
82c,82dを持たせた形状にする。このようにして
座金84および座板83と接圧投入バネ82aとの接触
部分の摩擦を低減させると、開閉動作の際、接圧投入バ
ネ82aは径方向にスムーズに広がったり縮んだりする
ので、潤滑油を付着させずに、多数回の開閉動作をさせ
ることができる。皿バネ82bに対しても同様の丸みを
持たせた形状とする。
【0113】また、図16(a)(b)のように、座金
84および座板83と接触する皿バネ82aの部分の接
触面積を大きくする。このようにして単位面積当たりの
ばね荷重を少なくすることにより、開閉動作の際、接圧
投入バネ82aは、座金84および座板83との引っか
かりがなくなり、径方向に広がったり、縮んだりするこ
とがスムーズにでき、確実な開閉動作ができる。皿バネ
82bに対しても同様に接触面積を大きくする接触面と
する。
【0114】実施の形態8.この実施の形態は、接圧投
入バネ82a、82bまたは座金84、座板83の表面
に対し摩擦を低減する表面処理を行うものである。この
表面処理は、二酸化モリブデン、グラファイト、フッ素
樹脂などのコーティングがあり、商品としてはデフリッ
クコートコーティングなどがある。
【0115】このような表面処理を行うと、座金84お
よび座板83と接圧投入バネ82a、82bとの接触部
分の摩擦を低減させて、開閉動作の際、接圧投入バネ8
2aは径方向にスムーズに広がったり縮んだりするの
で、潤滑油を付着させずに、多数回の開閉動作をさせる
ことができる。
【0116】なお、表面処理は接圧投入バネ82a、8
2bおよび座金84、座板83の一方のみでなく両者に
対して行ってもよい。また、両者が接触する部分のみに
行ってもよい。
【0117】実施の形態9.この実施の形態は、座金8
4、座板83には接圧投入バネ82a、82bより硬い
材料を使用するものである。このようにすると座金8
4、座板83と接圧投入バネ82a、82bとの接触部
分が削れないようになり、開閉動作の際、接圧投入バネ
82a、82bは径方向にスムーズに広がったり縮んだ
りするので、潤滑油を付着させずに、多数回の開閉動作
をさせることができる。
【0118】実施の形態10.この実施の形態は、電極
の非接触を防止するものである。図17(a)は、閉極
状態におけるコイル3a、3bと反発部2の位置関係を
示したもので、100は開極状態におけるコイル3aと
反発部2の距離である。
【0119】閉極状態では、コイル3aと反発部2の距
離100は、可動電極5と固定電極6の許容摩耗長さよ
り大きくする。このようにすると可動電極5、固定電極
6が摩耗しても、反発部2はコイル3aに引っかからな
くして、電極の非接触が防止できる。
【0120】なお、図17は、コイルが反発部を挟んだ
構成であったが、実施の形態4の図11のように反発部
がコイルを挟んだ構成についても同様に適用することが
できる。
【0121】実施の形態11.この実施の形態は、投入
速度を遅くして電極に与える衝撃を小さくし、また、チ
ャタリングを防止するものである。図17(b)におい
て、101は開極状態におけるコイル3bと反発部2の
距離である。 この距離101は図17(a)に示す閉
極状態における反発部2と開極動作に使用するコイル3
aの距離100に比べて長くするよう配置する。
【0122】このように配置すると、投入時の反発力は
開極時の反発力に比べて小さくなり、投入速度は開極速
度より小さなる。それ故、閉極する場合の衝撃を小さく
し、チャタリングなどによる可動電極5、固定電極6間
のアークの発生を防ぎ、溶着を防止することができる。
【0123】なお、図17は、コイルが反発部を挟んだ
構成であったが、実施の形態4の図11のように反発部
がコイルを挟んだ構成についても同様に適用することが
できる。また、投入コイルと開極コイルの寸法、コイル
の卷回数や電流値などが異なる場合は、図17の距離1
00と距離101との大小が直接反発力の大小にはなら
ない。この場合は、投入時と開極時の反発力の大小を勘
案してコイルと反発部を配置する。
【0124】実施の形態12.この実施の形態は、投入
・開極コイル駆動用の充電コンデンサを充電する充電電
源を1つにのみにすると共に、投入直後の開極、また
は、開極直後の投入が行えるようにするものである。
【0125】図18はこの実施の形態の電源の構成を示
すもので、3aは開極用のコイル、3bは投入用のコイ
ル、16は充電用DC電源、18は充電用コンデンサ、
19はダイオード(整流素子)、21はサイリスタスイ
ッチ、102は電圧計、103はゲートトリガ回路であ
る。
【0126】図のように、開極用、閉極用のコイル3
a、3bに充電コンデンサ18をそれぞれ配置し、2つ
の並列の充電コンデンサ18に対して、1つの充電用D
C電源16だけを配置する。さらに2つの並列の充電コ
ンデンサ18と1つの充電用DC電源16の間にダイオ
ード19を配置する。ダイオード19はコンデンサ間に
電流が還流するのを阻止するものである。
【0127】このダイオード19によって、例えば、閉
極動作後において、開極動作に使用する充電コンデンサ
18から閉極動作に使用する充電コンデンサ18に電流
が流れるのを防ぐことができ、1つの充電用DC電源1
6の構成でも閉極直後の開極動作が可能になる。また、
開極直後の閉極動作も同様にできる。
【0128】なお、図18でダイオード19はマイナス
側の2個を省略して、プラス側の2個のみでもコンデン
サ間で電流が還流するのを阻止することができる。
【0129】また、実施の形態4の図11のような、投
入用と開極用の2つの反発部と投入開極兼用のコイルで
構成された開閉装置に対しても、この実施の形態が適用
できる。
【0130】実施の形態13.この実施の形態は、図1
8において、電圧計102で測定された充電コンデンサ
18の電圧が開閉動作に必要な電圧より低い場合、ゲー
トトリガ回路103が作用しないようにして、開閉動作
を抑制するものである。
【0131】コンデンサの充電が十分行われない内に、
投入または開極動作を行うとコンデンサが放電してしま
い、次の投入または開極動作が可能になるまでコンデン
サの充電時間が長くかかってしまう。この場合投入・開
極動作を抑制してコンデンサを充電し、充電時間が長く
なるのを防止して信頼性の向上を図ることができる。
【0132】実施の形態14.この実施の形態は、開極
直後の投入し、この投入後直ちに再開極する場合がある
が、この場合に対応するものである。図19にこの実施
の形態の回路図を示す。符号は図18と同一であるので
説明を省略する。
【0133】開極用コイル3aに2つの充電コンデンサ
18、閉極用コイル3bに1つの充電コンデンサ18を
それぞれ配置し、3つの並列の充電コンデンサ18に対
して、1つの充電用DC電源16だけを配置する。さら
に3つの並列の充電コンデンサ18と1つの充電用DC
電源16の間にダイオード19を配置する。このダイオ
ード19はコンデンサ間を還流する電流を阻止するもの
である。これによって、開極→閉極→再開極の間の時間
を短くすることができる。
【0134】なお、図19でダイオード19はマイナス
側の3個を省略して、プラス側の3個のみでもコンデン
サ間で電流が還流するのを阻止することができる。
【0135】また、実施の形態4の図11のような、投
入用と開極用の2つの反発部と投入開極兼用のコイルで
構成された開閉装置に対しても、この実施の形態が適用
できる。
【0136】実施の形態15.この実施の形態は、電源
の低コスト化、小型化を行うものである。図20はこの
実施の形態の電源の回路図で、リミットスイッチ91を
除く、符号は上記図18の電源と同一のものでありその
説明は省略する。
【0137】開極用コイル3a、閉極用コイル3bに対
し1つの充電コンデンサ18を配置し、開極用、閉極用
のサイリスタスイッチ21とゲートトリガ回路103と
の間にリミットスイッチ91を配置する。このリミット
スイッチは実施の形態5の図12に示すリミットスイッ
チ91の位置に取り付けられる。
【0138】開極、閉極の動作を行う毎に、リミットス
イッチ91が閉極側、開極側の切り替えられるので、1
つの充電用DC電源16と1つのコンデンサ18でも開
極、閉極の動作を行うことができる。これにより電源の
低コスト化、小型化が行える。
【0139】実施の形態16.この実施の形態は、投入
・開極時にコイルに電流を流した場合、この電流を遮断
するタイミングが悪いと遮断後のコンデンサの充電時間
が長くなるが、これを防止するものである。
【0140】図21はこの実施の形態の電源の回路図
で、104のトライアックを除く、符号は上記図20の
電源と同一のものでありその説明は省略する。トライア
ック104はサイリスタを順方向、逆方向に流せるよう
に並列に2つ接続したものである。また、図22に示す
105はコイルに流す電流の波形である。
【0141】開極用コイル3a、閉極用コイル3bに1
つの充電コンデンサ18を配置し、開極用、閉極用のト
ライアック104とゲートトリガ回路103間にリミッ
トスイッチ91を配置する。コイルに流す電流105は
一周期、または、n周期(n:正の整数)のタイミング
で遮断するようにトライアック104を制御する。これ
により、例えば閉極後、開極する場合、閉極の時に充電
コンデンサ18は負側の半サイクルで再充電をするの
で、充電時間は短くなり、閉極と開極の間の時間も短く
することができる。
【0142】また、残りのコンデンサの充電エネルギー
が大きいので、閉極動作直後の開極、または、開極動作
直後の閉極が行える。
【0143】なお、上記説明した実施の形態12〜16
の電源は、その必要性に応じて選択し適用することがで
きる。
【0144】実施の形態17.この実施の形態は開閉装
置の絶縁性を改善し、また、開閉装置全体の小型化を図
るものである。図23はこの実施の形態の構成を示す図
である。図において、符号は上記実施の形態5の図12
と同一のものでありその説明は省略する。
【0145】スイッチ1、接圧投入バネ82a、82
b、コイル3a、反発部2、コイル3bの順番にして、
大電流が流れるスイッチ1と制御電流が流れるコイル3
a、3bを隣接しないようにして、絶縁性を良くするこ
とにより、開閉装置全体を小型化する。
【0146】この実施の形態の投入・開極動作は実施の
形態5と同一のものであり、その説明は省略する。
【0147】実施の形態18.図24は、この実施の形
態の構造図である。図において、106以外の符号は上
記実施の形態17と同一のものでありその説明は省略す
る。106はモールドであり、このモールド106で3
相一括にして開閉装置を配置することにより、3相の開
閉装置を小型化する。
【0148】この実施の形態の投入・開極動作は上記実
施の形態5と同一のものであり、その説明は省略する。
【0149】
【発明の効果】
(1)この発明による開閉装置は、閉極状態から開極状
態になるまでのバネエネルギーが小さく、従ってコイル
の電磁反発エネルギーも小さくなり、コイル電源の縮小
化が可能となると共に、開極・投入時の衝撃が少ないの
で、スイッチの長寿命化ができる。また、ラッチ機構を
不要にすることができので、開閉動作の速い開閉装置を
得ることができる。
【0150】(2)また、接圧投入バネを皿バネとし、
皿バネとバネ受けの材料、形状等を考慮し、また、スト
ッパーを設けたので、皿バネの動作を良好にし投入・開
極動作の信頼性を向上することができる。
【0151】(3)また、反発部とコイルとを適切な配
置にしたので、電極の接触を良好にし、閉極速度を制限
して電極の熔着等を防止することができる。
【0152】(4)また、コイル毎に充電コンデンサを
設けた電源としたので、投入直後の開極、開極直後の投
入ができ、更に再開極が必要な場合も対処することがで
きる。
【0153】(5)また、一つの充電電源と一つの充電
コンデンサのみとし、開極・閉極の動作に応じてコイル
を切り替えるようにしたので、電源が小型化され、コス
トも低減できる。
【0154】(6)また、コイル電流のオン・オフを双
方向スイッチング素子で行うと共に、コイルに流れる電
流の遮断をn周期のタイミングで行うようにしたので、
投入・開極後のコンデンサの充電時間が短くなり、次の
投入・開極が早期に行える。
【0155】(7)また、充電コンデンサの電圧低下に
対して、投入・開極動作を抑制したので、コンデンサの
充電時間の短縮を図り、次の投入・開極動作に迅速に対
応することができる。
【0156】(8)また、電極と、引き外し機構および
投入機構との距離を大きくする構成としたので、絶縁性
を向上することができる。
【0157】(9)また、全体をモールド化したので、
小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による開閉装置を示
す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1で使用する接圧投入
バネの荷重特性を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による開閉装置のコ
イルの電源の一例を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による開閉装置を示
す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2で使用する接圧投入
バネの荷重特性を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2で使用する接圧投入
バネの荷重特性を示す別の図である。
【図7】 この発明の実施の形態2で使用する接圧投入
バネの荷重特性を示す別の図である。
【図8】 この発明の実施の形態2で使用する接圧投入
バネの荷重特性を示す別の図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による開閉装置を示
す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態3で使用する接圧投
入バネの荷重特性を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による開閉装置を
示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態5による開閉装置を
示す構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態5による接圧投入バ
ネの構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態5による接圧投入バ
ネの構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態5による接圧投入バ
ネの要部の構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態7による接圧投入バ
ネの要部の構成図である。
【図17】 この発明の実施の形態10による引き外し
および投入機構の構成図である。
【図18】 この発明の実施の形態12による電源装置
の回路図である。
【図19】 この発明の実施の形態14による電源装置
の回路図である。
【図20】 この発明の実施の形態15による電源装置
の回路図である。
【図21】 この発明の実施の形態16による電源装置
の回路図である。
【図22】 この発明の実施の形態16によるコイルに
流れる電流の波形図である。
【図23】 この発明の実施の形態17による開閉装置
を示す構成図である。
【図24】 この発明の実施の形態18による開閉装置
を示す構成図である。
【図25】 従来の開閉装置を示す構成図である。
【図26】 従来の開閉装置に使用する接圧投入バネの
荷重特性を示す図である。
【符号の説明】
1 スイッチ、2,2a,2b 反発部 3a,3b、
コイル 4 可動電導棒、5 可動電極、6 固定電極、7 ラ
ッチ、8,81,82a,82b,83a,83b 接
圧投入バネ、9 コイル押さえ、15 コイルの電源、
16 充電用DC電源、17 充電抵抗、18 充電コ
ンデンサ、19 ダイオード、20 放電抵抗、21
サイリスタスイッチ、70 端子、71 ストッパー、
83 座板(バネ受け)、84 座金(バネ受け)、8
5 つぶし止め、91 リミットスイッチ、102 電
圧計、103 ゲートトリガ回路、104 トライアッ
ク、106 モールド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西宮 和彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山地 祐一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 丸山 稔正 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接離自在な電極と、前記電極を開極させ
    る引き外し機構と、前記電極を開極状態に保持する開極
    状態保持機構と、前記電極を閉極させる投入機構と、前
    記電極を接圧投入する接圧投入バネとを備え、前記接圧
    投入バネのバネ定数が、投入から開極の間で可変するこ
    とを特徴とする開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の開閉装置において、接圧投入
    バネとして、開極状態において閉極状態の荷重と逆方向
    の荷重が働くバネを用いたことを特徴とする開閉装置。
  3. 【請求項3】 接離自在な電極と、前記電極を開極させ
    る引き外し機構と、前記電極を開極状態に保持する開極
    状態保持機構と、前記電極を閉極させる投入機構とを備
    え、開極状態保持機構として、開極状態において閉極状
    態の荷重と逆方向の荷重が働く接圧投入バネを用いたこ
    とを特徴とする開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項の開閉装置
    において、接圧投入バネとして、バネ荷重が閉極状態の
    値より開極状態の値の方が小さいかまたは等しいバネを
    用いたことを特徴とする開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項の開閉装置
    において、接圧投入バネを複数個用いたことを特徴とす
    る開閉装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項の開閉装置
    において、引き外し機構および投入機構として、開極用
    コイルと、投入用コイルと、この両コイルに挟まれて配
    置されこの両コイルから電流が誘起される反発部とを備
    え、前記開極用コイルまたは前記投入用コイルと、前記
    反発部との間に発生する反発力により電極を開極または
    投入する機構としたことを特徴とする開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1項の開閉装置
    において、引き外し機構および投入機構として、開極用
    反発部と、投入用反発部と、この両反発部に挟まれて配
    置されこの両反発部に電流を誘起する開極投入兼用のコ
    イルとを備え、前記開極用反発部または前記投入用反発
    部と、前記コイルとの間に発生する反発力により電極を
    開極または投入する機構としたことを特徴とする開閉装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項の開閉装置
    において、接圧投入バネとして、皿バネを用いたことを
    特徴とする開閉装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の開閉装置において、皿バネの
    材料として、鋼、ベリリウム銅、チタン合金、ガラス繊
    維強化プラスチック等の弾性係数の大きい材料を用いた
    ことを特徴とする開閉装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9の開閉装置に
    おいて、皿バネは、バネ受けと接する部分の断面形状を
    丸みを持たせた形状の皿バネとしたことを特徴とする開
    閉装置。
  11. 【請求項11】 請求項8または請求項9の開閉装置に
    おいて、皿バネは、バネ受けと接する部分の接触面積の
    大きい皿バネとしたことを特徴とする開閉装置。
  12. 【請求項12】 請求項8〜11のいずれか1項の開閉
    装置において、皿バネのバネ受けと接する部分、およ
    び、前記バネ受けの上記皿バネと接する部分の内、少な
    くともいずれか一方の部分を摩擦の少ない表面処理を行
    うようにしたことを特徴とする開閉装置。
  13. 【請求項13】 請求項8〜12のいずれか1項の開閉
    装置において、皿バネの材料よりも硬度の高い材料をバ
    ネ受けに用いたことを特徴とする開閉装置。
  14. 【請求項14】 請求項8〜13のいずれか1項の開閉
    装置において、皿バネのたわみを制限するストッパーを
    前記皿バネの内側に設け、前記皿バネが所定の距離押圧
    されると前記ストッパーで前記皿バネの動作を阻止する
    ようにしたことを特徴とする開閉装置。
  15. 【請求項15】 請求項14の開閉装置において、スト
    ッパーの少なくとも一部を緩衝部とし、開極動作または
    投入動作の少なくともいずれか一方の動作の際に発生す
    る衝撃を緩和するようにしたことを特徴とする開閉装
    置。
  16. 【請求項16】 接離自在な電極と、前記電極を開極さ
    せる引き外し機構と、前記電極を開極状態に保持する開
    極状態保持機構と、前記電極を閉極させる投入機構とを
    有する開閉装置において、引き外し機構として、反発部
    と、この反発部に電流を誘起させるコイルを備え、前記
    コイルと前記反発部間に発生する反発力によって、前記
    電極を開極し、開極状態に保持する機構とすると共に、
    閉極状態で前記コイルと前記反発部間の距離を前記電極
    の許容摩耗長さより大きくなるように前記両コイルと反
    発部とを配置したことを特徴とする開閉装置。
  17. 【請求項17】 接離自在な電極と、前記電極を開極さ
    せる引き外し機構と、前記電極を閉極させる投入機構と
    を有する開閉装置において、引き外し機構および投入機
    構として、開極用コイルと、投入用コイルと、この両コ
    イルに挟まれて配置されこの両コイルから電流が誘起さ
    れる反発部を備え、前記開極用コイルまたは前記投入用
    コイルと、前記反発部との間に発生する反発力により電
    極を開極または投入する機構とすると共に、閉極状態で
    開極する場合に発生させる反発力が、開極状態で投入す
    る場合に発生する反発力よりも大きくなるように前記両
    コイルと反発部とを配置したことを特徴とする開閉装
    置。したことを特徴とする開閉装置。
  18. 【請求項18】 接離自在な電極と、前記電極を開極さ
    せる引き外し機構と、前記電極を閉極させる投入機構と
    を有する開閉装置において、前記引き外し機構および投
    入機構として、開極用反発部と、投入用反発部と、この
    両反発部に挟まれて配置されこの両反発部に電流を誘起
    する投入開極兼用のコイルを備え、前記開極用反発部ま
    たは前記投入用反発部と、前記コイルとの間に発生する
    反発力により電極を開極または投入すると共に、閉極状
    態で開極する場合に発生させる反発力が、開極状態で投
    入する場合に発生する反発力よりも大きくなるように前
    記両反発部と挿入開極兼用コイルを配置したことを特徴
    とする開閉装置。
  19. 【請求項19】 接離自在な電極と、前記電極を開極さ
    せる引き外し機構と、前記電極を閉極させる投入機構と
    を有する開閉装置において、前記引き外し機構および投
    入機構は、反発部と、この反発部に反発力を与える投入
    用コイルおよび開極用コイルで構成するか、または、投
    入反発部および開極反発部と、この両反発部に反発力を
    与える投入開極兼用コイルで構成した機構とし、投入時
    に前記投入用コイルまたは前記投入開極兼用コイルに電
    流を供給する投入用コンデンサと、開極時に前記開極用
    コイルまたは前記投入開極兼用コイルに電流を供給する
    開極用コンデンサと、前記投入用および開極用コンデン
    サを充電するための1つの充電用電源を備えたことを特
    徴とする開閉装置。
  20. 【請求項20】 接離自在な電極と、前記電極を開極さ
    せる引き外し機構と、前記電極を閉極させる投入機構と
    を有する開閉装置において、前記引き外し機構および投
    入機構は、反発部と、この反発部に反発力を与える投入
    用コイルおよび開極用コイルで構成するか、または、投
    入反発部および開極反発部と、この両反発部に反発力を
    与える投入開極兼用コイルで構成した機構とし、投入時
    に前記投入用コイルまたは投入開極兼用コイルに電流を
    供給する投入用コンデンサと、開極時に前記開極用コイ
    ルまたは投入開極兼用コイルに電流を供給する開極用コ
    ンデンサと、投入後直ちに開極する再開極時に前記開極
    用コイルまたは投入開極兼用コイルに再度電流を供給す
    る再開極用コンデンサと、前記投入用および開極用コン
    デンサと前記再開極用コンデンサとを充電するための1
    つの充電用電源を備えたことを特徴とする開閉装置。
  21. 【請求項21】 請求項19または請求項20の開閉装
    置において、投入用コンデンサと開極用コンデンサ間、
    または、前記投入用コンデンサと前記開極用コンデンサ
    と再開極用コンデンサ間に電流が還流しないよう整流素
    子を挿入したことを特徴とする開閉装置。
  22. 【請求項22】 接離自在な電極と、前記電極を開極さ
    せる引き外し機構と、前記電極を閉極させる投入機構と
    を有する開閉装置において、前記引き外し機構および投
    入機構は、反発部と、この反発部に反発力を与える投入
    用コイルおよび開極用コイルで構成した機構とし、前記
    投入用コイルまたは開極用コイルに電流を供給するコン
    デンサと、このコンデンサを充電するための一つの充電
    用電源と、開極・投入動作に応じて前記投入用コイルま
    たは開極用コイルに前記コンデンサから電流を流し得る
    よう選択的に切り替える投入・開極切替手段を備えたこ
    とを特徴とする開閉装置。
  23. 【請求項23】 請求項19〜22のいずれか1項の開
    閉装置において、投入用、開極用、または投入開極兼用
    のコイルへの電流のオン・オフを双方向スイッチング素
    子を用いて制御すると共に、前記投入用、開極用、また
    は投入開極兼用のコイルに流す電流をn(nは正の整
    数)周期の時点で遮断する制御手段を設けたことを特徴
    とする開閉装置。
  24. 【請求項24】 請求項19〜23のいずれか1項の開
    閉装置において、投入用コンデンサ、開極用コンデン
    サ、または再開極用コンデンサの充電電圧が低下すると
    開極・投入動作を抑制する手段を設けたことを特徴とす
    る開閉装置。
  25. 【請求項25】 接離自在な電極と、前記電極を開極さ
    せる引き外し機構と、前記電極を開極状態に保持する開
    極状態保持機構と、前記電極を閉極させる投入機構とを
    備えた開閉装置において、開極状態保持機構として、開
    極状態において閉極状態の荷重と逆方向の荷重が働く接
    圧投入バネを用いる機構とし、前記電極、前記開極状態
    保持機構、前記引き外し機構、および前記投入機構の順
    序に配置したことを特徴とする開閉装置。
  26. 【請求項26】 接離自在な電極と、前記電極を開極さ
    せる引き外し機構と、前記電極を開極状態に保持する開
    極状態保持機構と、前記電極を閉極させる投入機構とを
    備えた開閉装置において、開極状態保持機構として、開
    極状態において閉極状態の荷重と逆方向の荷重が働く接
    圧投入バネを用いた機構とし、開閉装置全体を取り囲む
    ようにモールド化したことを特徴とする開閉装置。
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