JP2002216594A - 開閉装置の操作機構 - Google Patents

開閉装置の操作機構

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JP2002216594A
JP2002216594A JP2001010983A JP2001010983A JP2002216594A JP 2002216594 A JP2002216594 A JP 2002216594A JP 2001010983 A JP2001010983 A JP 2001010983A JP 2001010983 A JP2001010983 A JP 2001010983A JP 2002216594 A JP2002216594 A JP 2002216594A
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capacitors
charging
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Ayumi Morita
歩 森田
Yasuaki Suzuki
安昭 鈴木
Masahito Yabu
雅人 薮
Toru Tanimizu
徹 谷水
Ekizo Shibata
易蔵 柴田
Takashi Kadowaki
孝志 門脇
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Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の電磁石を用いた開閉装置の操作機構は、
開閉装置の大容量化に伴って電磁石サイズおよびコンデ
ンサの静電容量が大きくなると、動作時間が遅くなって
効率が悪いという問題があった。 【解決手段】コンデンサ電源を用いた電磁石により可動
接点を駆動する開閉装置の操作機構において、複数のコ
ンデンサを並列接続して充電し、該コンデンサを直列接
続に変換して前記電磁石のコイルに通電することを特徴
とする開閉装置の操作機構。 【効果】コンデンサの充電電圧および充電エネルギーを
変えることなく等価的に回路の静電容量を小さくできる
ため、電磁石に対するエネルギーの高速注入が可能にな
り、高効率な操作機構を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁石を利用した
開閉装置の操作機構に関するもので、特に安価で効率の
よい電磁石およびコンデンサ電源の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】開閉装置の操作機構には、電動バネ操作
機構,油圧式および空気圧式操作機構などがある。通常
これらの操作機構は、部品数が多く、リンク機構が複雑
になるために比較的高い製造コストが伴う。リンク機構
を簡素化する手法の一つに電磁石を利用した操作機構が
あり、例えば特開平5−234475号公報に記載され
た真空接触器では電磁石を投入動作に使用し、投入動作
と同時に蓄勢された開極バネを解放して接点を開離す
る。また、特表平10−505940号に記載された操
作機構では、投入動作用および遮断動作用の2個のコイ
ルを貫通するプランジャを設けて、投入・遮断の両方の
動作を電磁石で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンデンサを電
源とする電磁石を用いた操作機構(電磁操作機構)には
下記の問題があった。
【0004】開閉装置の駆動力は定格遮断電流によって
異なり、例えば真空遮断器では、定格遮断電流12.5
kAの機器では約2,000N,定格遮断電流40kA
の機器では約10,000N の駆動力を必要とする。従
来の電磁操作機構では、必要駆動力に合わせて電磁石の
サイズおよびコンデンサの静電容量を決めていた。それ
ゆえ、定格遮断電流が大きな機器になると、電磁石サイ
ズの拡大によってコイルのインダクタンスLが増加し、
さらに大きな充電エネルギーを必要とするためコンデン
サの静電容量も増加する。開閉装置の動作時間は、コイ
ルのインダクタンスLとコンデンサの静電容量によって
決まり、定格遮断電流が大きくなるほど動作時間が遅く
なる。動作時間とは、指令を受けてから動作完了までの
時間である。電磁操作機構では、コイル電流の立ち上が
りが遅くなると、動作開始までに消費するエネルギー
(ジュール損など)が増加するため効率が悪い。動作時
間を短縮する方法の一つに、コイルインダクタンスLが
増加した分、コンデンサの静電容量を減少させる手法が
ある。しかし、コンデンサの充電エネルギーを確保する
ためには充電電圧を上げなければならず、定格別の充電
回路および高耐電圧コンデンサを用意する必要があり、
コストアップにつながる。
【0005】本発明は上記課題を解決する手段として考
案したもので、その目的とするところは、コンデンサ電
源の効率的な使用方法を適用した安価で汎用性に富む開
閉装置の操作機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、コン
デンサ電源を用いた電磁石により可動接点を駆動する開
閉装置の操作機構において、複数のコンデンサを並列接
続して充電し、該コンデンサを直列接続に変換して前記
電磁石のコイルに通電することを特徴とする開閉装置の
操作機構である。
【0007】また、本発明は、コンデンサ電源を用いた
電磁石により可動接点を駆動する開閉装置の操作機構に
おいて、複数のコンデンサを備え、前記各コンデンサ間
をスイッチbを介して接続し、該スイッチbの両側に充
電電源の陽極および陰極をそれぞれスイッチaを介して
接続し、前記スイッチaを入および前記スイッチbを切
の状態で前記コンデンサを充電し、前記コンデンサの充
電が完了した時点で前記スイッチaを切および前記スイ
ッチbを入の状態にすることを特徴とする開閉装置の操
作機構である。
【0008】さらに、上記の操作機構において、前記ス
イッチaおよび前記スイッチbが同時に入の状態になら
ないようにするものである。また、前記スイッチaおよ
び前記スイッチbに、それぞれリレーのa接点およびb
接点を用いたものである。
【0009】また、本発明は、コンデンサ電源を用いた
電磁石により可動接点を駆動する開閉装置の操作機構に
おいて、複数の電磁石と複数のコンデンサを備え、前記
電磁石のコイルを直列接続し、前記コンデンサを並列接
続して充電し、前記コンデンサを直列接続に変換して前
記電磁石のコイルに通電することを特徴とする開閉装置
の操作機構である。
【0010】すなわち、このように構成された開閉装置
の操作機構であると、コンデンサの充電電圧および充電
エネルギーを変えることなく等価的にコンデンサの静電
容量を小さくできるため、定格遮断電流が大きな機器に
対しても、動作時間を短縮でき、効率が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に関し、図1ない
し図11を用いて説明する。 (実施例1)本発明の第1の実施例について図1ないし
図5を用いて説明する。
【0012】図4は、本発明の実施例である開閉装置の
操作機構を適用した三相真空遮断器20の側断面図であ
る。ここでは三相真空遮断器を例に説明するが、単相真
空遮断器、あるいはガス遮断器などの他の開閉装置に本
発明を適用することも可能である。
【0013】真空遮断器20は、真空バルブ30,操作
機構部40,絶縁架台31、および制御回路51,電磁
石10を収納する操作スペース50で構成される。真空
バルブ30は紙面奥行き方向に3相分並んだ状態で設置
してある。3つの真空バルブ30は、操作機構部40内
のシャフト41を介して、単一の電磁石10に連結す
る。
【0014】真空バルブ30は、上下の端板32および
絶縁筒33からなる真空容器によって、その内部を真空
状態に保つ。真空バルブ30内に固定接点37と可動接
点38を配置し、その接離によって投入および遮断を実
現する。固定接点37は、固定導体35に固定してあ
り、固定側フィーダ39と電気的に接続する。一方、可
動接点38は、可動導体36に固定し、フレキシブル導
体61を介して可動側フィーダ62に接続する。ベロー
ズ34は、その両端を可動導体36および端板32に接
続する。ベローズ34によって真空状態を維持したま
ま、固定接点37と可動接点38の接離が可能になる。
【0015】真空バルブ30と電磁石10はシャフト4
1を介して連結し、電磁石10の発生する駆動力を可動
導体36に作用させる。可動導体36は、絶縁ロッド6
3によって操作機構と電気的に絶縁し、シャフト41に
固定したレバー42に連結する。電磁石10の可動鉄心
1は、接続部材9によってレバー44と連結する。コイ
ル3を励磁すると、可動鉄心1は下方向に駆動され、す
なわち可動導体34が上方向に移動し、投入動作が行わ
れる。
【0016】投入動作では、接圧バネ43と開極バネ4
5の蓄勢を同時に行う。接圧バネ43は投入時の接点に
接触圧力を与えるためのバネであり、開極バネ45は遮
断動作を行うためのバネである。接圧バネ43は絶縁ロ
ッド63内に収納されている。一方、開極バネ45は、
操作機構部40の天板46と接続部材9に固定された板
47とで挟持する。なお、投入動作完了時には、シャフ
ト41が別途設けたラッチ機構(図示せず)によって回
転しない状態とする。投入状態では接圧バネ43および
開極バネ45はともに圧縮された状態のままとなり、ラ
ッチ機構との係合を外すと、両バネの蓄勢エネルギーに
よって開極動作が行われる。
【0017】電磁石10の構造を図5に示す。コイル3
の中心軸上を貫通する可動鉄心1は、非磁性の接続部材
9によってシャフト41に固定したレバー44と連結す
る。固定鉄心2は、いずれも磁性体である鋼管2a,凸
型鋼材2b、およびリング状の鋼板2cで構成する。凸
型鋼材2bおよびリング状の鋼板2cは、図示するよう
に鋼管2aの両端からねじ込む要領で取り付けてもよい
し、あるいは溶接にて固定してもよい。ここで、鋼材2
bは凸型形状としたが、勿論単純な平板でも構わない。
ただし、プランジャ5の端面と固定鉄心2のギャップX
をコイル3の中央付近に設けると、漏れ磁束が低減され
ることが分かっており、凸型鋼材を用いた方が効率は優
れる。また、凸型鋼材2bは、一体物で製作してもよい
し、あるいは2枚の鋼板を接続して構成してもよい。コ
イル3は、絶縁物あるいは非磁性体金属(アルミ,銅な
ど)で製作されたボビン3aと、巻線3bで構成する。
リング状の鋼板2cは比較的深めに鋼管2aにねじ込ん
であり、鋼管2aの端部には非磁性部材で製作したふた
7を固定する。可動鉄心1の端部に固定した非磁性の接
続部材8は、ふた7を貫通する。接続部材8・9,ふた
7、および凸型鋼材2bによって、可動鉄心1の軸ずれ
を防止する。
【0018】後述する電源回路80によってコイル3を
通電すると、電磁石10の鉄心内には磁束Φが流れ、可
動鉄心1と凸型鋼材2b間に吸引力Fが作用する。この
吸引力Fによって、可動鉄心1は下方向に移動、すなわ
ち可動導体36が上方向に駆動され、投入動作が行われ
る。
【0019】次に、電源回路80について、図1ないし
図3、および図11を用いて説明する。図1はコンデン
サC1,C2,C3の充電中の状態、図2は充電が完了
した状態、図3はコイル3に通電した状態、図11は各
種スイッチのタイミングを示すタイムチャートである。
ここでは、3つのコンデンサC1,C2,C3を用いた
例について説明するが、2つ、あるいは4つ以上のコン
デンサを用いた場合にも適用できる。
【0020】電源回路80の構成素子について説明す
る。符号Vは直流電源を表す。電源Vには、交流電源と
整流回路を組み合わせたものを用いてもよい。スイッチ
SW1は充電スイッチであり、抵抗Rfは充電電流の制
限抵抗である。3つのコンデンサC1,C2,C3は、
スイッチb11・b21を介して直列に接続する。ま
た、スイッチb11の両端には、スイッチa11・a1
2を介して電源Vの陽極・陰極を接続する。同様に、ス
イッチb21の両端には、スイッチa21・a22を介
して電源Vの陽極・陰極を接続する。コンデンサC1,
C2,C3の充電が完了し、投入指令を受けると、放電
スイッチSW2がONされ、電磁石10のコイル3に通
電する。コイル3と並列に接続した抵抗Rsおよびダイ
オードDは、コイル3の過電圧保護回路である。投入動
作完了時に、コイル電流Icを放電スイッチSW2で遮
断すると、コイル3の巻線3bにはコイルのインダクタ
ンスLとコイル電流Icで決まる電圧L(dIc/d
t)が発生する。この電圧によって巻線3bの絶縁被覆
が破壊する可能性があるため、コイル3に蓄えられたエ
ネルギーを保護回路で消費する。
【0021】次に、電源回路80の動作について説明す
る。
【0022】真空遮断器20の投入動作が完了すると、
コンデンサC1,C2,C3の充電を開始する。スイッチ
b11・b21をOFFし、その後スイッチa11・a
12・a21・a22をONして、コンデンサC1,C
2,C3を直列接続から並列接続に変換する。その後、
充電スイッチSW1をONして充電を開始する(図1の
状態)。
【0023】充電電圧が所定の値に達して充電が完了す
ると、充電スイッチSW1をOFFして充電電流を遮断
する。その後、スイッチa11・a12・a21・a2
2をOFFし、スイッチb11・b21をONして、コ
ンデンサC1,C2,C3を直列接続した状態に戻す
(図2の状態)。
【0024】開極指令は、真空遮断器20が投入状態で
あれば、コンデンサのC1,C2,C3の充電の状況に
関わらず受け付け、開極動作を実施する。
【0025】コンデンサC1,C2,C3の充電が完了
した状態でのみ、投入指令を受け付けるよう別途インタ
ロックを設けてある。投入指令が入ると、放電スイッチ
SW2がONされ、コイル3に通電する(図3の状態)。
放電スイッチSW2のOFFタイミングは、別途設けた
タイマー回路で予め真空遮断器20の投入時間に即して
設定しておく。コイル電流Icは放電スイッチSW2で
遮断し、その後スイッチb11・b21をOFF、スイ
ッチa11・a12・a21・a22をON、さらに充
電スイッチSW1をONして、再び充電を開始する(図
1の状態に戻る)。
【0026】次に、本実施例の効果について説明する。
【0027】複数のコンデンサを並列充電し、直列接続
に変換して放電させることによって、静電容量の小さい
コンデンサを高電圧充電したものと等価になる。コンデ
ンサを並列接続したままで放電する従来方式と比べて、
充電エネルギーを高速注入できる。高速にコイル電流I
cが立ち上がると、コイル電流Icの通電開始から動作
開始までの時間が短縮でき、その間消費するジュール損
などを低減され効率が向上する。
【0028】また、コンデンサC1,C2,C3の充電電
流、およびコイル電流Icは、それぞれ充電スイッチS
W1,放電スイッチSW2で投入・遮断する。それゆ
え、スイッチa11・a12・a21・a22、および
スイッチb11・b21は通電容量だけを備えればよ
く、通常のリレー接点で十分である。本実施例では、各
コンデンサ間にリレーを配置し、リレーRy1のa接点
をスイッチa11・a12、b接点をスイッチb11と
した。同様に、リレーRy2のa接点をスイッチa21
・a22、b接点をスイッチb21として用いている。
リレーのa接点,b接点を利用すれば、図4のタイムチ
ャートに示したON・OFFのタイミングは自動的に実
現され、時間遅れ用のタイマー回路、あるいは同時にO
Nさせないためのインタロックなどが不要となり、安価
で故障しにくい回路となる。 (実施例2)本発明の第2の実施例について図6ないし
図10を用いて説明する。
【0029】図6は、本発明の実施例である開閉装置の
操作機構を適用した三相真空遮断器20の側断面図であ
り、B相の位置で断面したものである。図7は、シャフ
ト41周辺の構造を示す。本実施例は、複数の電磁石1
0を備えた開閉装置の操作機構である。ここでは3つの
電磁石10a・10b・10cを備えた場合について説
明するが、2つ、あるいは4つ以上の電磁石を備えて場
合にも適用できる。
【0030】真空遮断器20は、真空バルブ30,操作
機構部40,絶縁架台31、および制御回路51・電磁
石10を収納する操作スペース50で構成される。各真
空バルブおよび電磁石の構造は、実施例1で述べたもの
と同一であり、ここでは説明を省略する。真空バルブ3
0a・30b・30cは、シャフト41を介して電磁石
10a・10b・10cと連結される。電磁石10a・
10b・10cのコイル3は互いに直列接続し、電源回
路80と接続する。
【0031】電源回路80を図8ないし図10に示す。
図8はコンデンサC1,C2,C3の充電中の状態、図
9は充電が完了した状態、図10はコイル3に通電した
状態を表す。電磁石のコイル3a・3b・3cを直列接
続した部分を除いて、実施例1の電源回路と構成・動作
ともに同じであり、ここでは説明を省略する。なお、図
8ないし図10では、コンデンサを3つ用いた場合の例
を示しているが、2つあるいは4つ以上用いても勿論構
わない。
【0032】本実施例の効果について説明する。
【0033】小容量から大容量までの真空遮断器20の
シリーズ化を考える上で、部品の共用化はコストダウン
に対する影響が大きい。したがって、小容量の真空遮断
器20を対象に電磁石10のサイズ・コンデンサの静電
容量を決定し、大容量の真空遮断器20は複数の電磁石
10・複数のコンデンサCで対応するのが賢明である。
複数対の電磁石10とコンデンサCを並列に稼動する方
法も考えられるが、各電磁石10のコイル電流Icのば
らつきによってシャフト41にねじれ力が作用したり、
あるいはそれに伴って動作不安定になる恐れがある。本
実施例の操作機構では、電磁石10のコイル3を直列接
続し、コンデンサCを直列接続の状態で放電するため、
各電磁石10のコイル電流Icは一定となり安定に動作
する。また、回路全体のインダクタンスはコイル3のイ
ンダクタンスの個数倍、静電容量はコンデンサCの個数
分の一となるため、放電周期T=2π√LCは、コイル
3およびコンデンサCの個数に依らずほぼ一定となる。
つまり、大容量の真空遮断器になっても、動作時間は小
容量の真空遮断器と変わらず、効率が低下することはな
い。
【0034】
【発明の効果】本発明の開閉装置の操作機構によれば、
コンデンサの充電電圧および充電エネルギーを変えるこ
となく等価的に回路の静電容量を小さくできるため、電
磁石に対する充電エネルギーの高速注入が可能になり、
高効率な操作機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である操作機構の電源装置で、
コンデンサの充電状態を表す。
【図2】本発明の実施例である操作機構の電源装置で、
コンデンサの充電完了状態を表す。
【図3】本発明の実施例である操作機構の電源装置で、
コンデンサの放電状態を表す。
【図4】本発明の実施例である操作機構を用いた真空遮
断器の側断面図である。
【図5】本発明の実施例である操作機構を用いた電磁石
の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例である操作機構を用いた
真空遮断器の側断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例である操作機構における
シャフト周辺の構造を示す。
【図8】本発明の第2の実施例である操作機構の電源装
置で、コンデンサの充電状態を表す。
【図9】本発明の第2の実施例である操作機構の電源装
置で、コンデンサの充電完了状態を表す。
【図10】本発明の第2の実施例である操作機構の電源
装置で、コンデンサの放電状態を表す。
【図11】本発明の実施例である操作機構の電源装置
で、各種スイッチのタイムチャートを表す。
【符号の説明】
1…可動鉄心、2…固定鉄心、2a…鋼管、2b…凸型
鋼材、2c…リング状の鋼板、3…コイル、6…円盤状
の鋼板、9…接続部材、10…電磁石、20…真空遮断
器、30…真空バルブ、43…接圧バネ、45…開極バ
ネ、F…吸引力、SW1…充電スイッチ、SW2…放電
スイッチ、a・b…スイッチ、C…コンデンサ、Ry…
リレー、Ic…コイル電流、Φ…磁束。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 安昭 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所電機システム事業部内 (72)発明者 薮 雅人 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所電機システム事業部内 (72)発明者 谷水 徹 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所電機システム事業部内 (72)発明者 柴田 易蔵 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所電機システム事業部内 (72)発明者 門脇 孝志 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 Fターム(参考) 5G028 AA01 AA08 DB09 5G034 AD01 AD11 AE02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサ電源を用いた電磁石により可動
    接点を駆動する開閉装置の操作機構において、複数のコ
    ンデンサを並列接続して充電し、該コンデンサを直列接
    続に変換して前記電磁石のコイルに通電することを特徴
    とする開閉装置の操作機構。
  2. 【請求項2】コンデンサ電源を用いた電磁石により可動
    接点を駆動する開閉装置の操作機構において、複数のコ
    ンデンサを備え、前記各コンデンサ間をスイッチbを介
    して接続し、該スイッチbの両側に充電電源の陽極およ
    び陰極をそれぞれスイッチaを介して接続し、前記スイ
    ッチaを入および前記スイッチbを切の状態で前記コン
    デンサを充電し、前記コンデンサの充電が完了した時点
    で前記スイッチaを切および前記スイッチbを入の状態
    にすることを特徴とする開閉装置の操作機構。
  3. 【請求項3】前記スイッチaおよび前記スイッチbが同
    時に入の状態にならないことを特徴とする請求項2記載
    の開閉装置の操作機構。
  4. 【請求項4】前記スイッチaおよび前記スイッチbに、
    リレーのa接点およびb接点を用いることを特徴とする
    請求項2又は請求項3記載の開閉装置の操作機構。
  5. 【請求項5】コンデンサ電源を用いた電磁石により可動
    接点を駆動する開閉装置の操作機構において、複数の電
    磁石と複数のコンデンサを備え、前記電磁石のコイルを
    直列接続し、前記コンデンサを並列接続して充電し、前
    記コンデンサを直列接続に変換して前記電磁石のコイル
    に通電することを特徴とする開閉装置の操作機構。
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