JP2002124158A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JP2002124158A
JP2002124158A JP2000315185A JP2000315185A JP2002124158A JP 2002124158 A JP2002124158 A JP 2002124158A JP 2000315185 A JP2000315185 A JP 2000315185A JP 2000315185 A JP2000315185 A JP 2000315185A JP 2002124158 A JP2002124158 A JP 2002124158A
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coils
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JP2000315185A
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Toshie Takeuchi
敏恵 竹内
Toyomi Oshige
豊実 大重
Hiroyuki Sasao
博之 笹尾
Hiroyuki Akita
裕之 秋田
Yukimori Kishida
行盛 岸田
Mitsuru Tsukima
満 月間
Kenichi Koyama
健一 小山
Toshiyuki Yoshizawa
敏行 吉澤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/28Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
    • H01H33/285Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using electro-dynamic repulsion
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/666Operating arrangements

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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 応答速度を高くし、高速で確実な開閉動作を
するとともにコイル剛性を高めて信頼性の高い開閉装置
を得る。 【解決手段】 開極用可動コイル10a及び閉極用可動
コイル10bが介挿板20を介して固着されており、そ
れぞれの可動コイルに対向して開極用固定コイル11及
び閉極用固定コイル12を配置することにより、各可動
コイルの剛性を高めてコイル損傷を少なくし、また、可
動コイル10a及び固定コイル11によるコイル対の電
磁力と可動コイル10b及び固定コイル12によるコイ
ル対の電磁力とを同時にあるいは個別に発生することが
できるように構成された制御回路を持ち、電磁力のアッ
プが図れ、高速でかつ確実な開閉動作を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接離自在な電極
を有し、この電極が接触・隔離をすることによって、一
対の電極の開極・閉極の動作が行われる開閉装置に関す
るもので、特に、電磁反発駆動の開閉装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図24(a)および図24(b)は、従
来の電磁反発力を利用した開閉装置の構成図である。図
において、開閉装置は、電路の開閉を直接行うスイッチ
部3と、スイッチ部3の開閉をする駆動力を伝える可動
軸5と、この可動軸5に駆動力を与えてスイッチ部3を
開閉させる操作機構9と、この操作機構9を駆動し制御
する制御回路30とから構成されている。
【0003】スイッチ部3は、固定板16に固定された
固定電極1と、この固定電極1に対向して配置される可
動電極2とから構成され、これらの電極1、2の消弧性
を良くするためにスイッチ部3は真空バルブ4に収納さ
れている。また、固定電極1には固定側端子14、可動
電極2には可動側端子15が接続され、電路とスイッチ
部3との接続を可能にしている。
【0004】可動電極2には可動軸5が接続され、可動
軸5はスイッチ部3から操作機構9への電流の流れ込み
を防止するためにその間に絶縁ロッド8が介挿され、そ
のスイッチ部3側が充電部6、反対側が無充電部7とな
っている。
【0005】操作機構9は、開極コイル固定板17に固
定された開極用固定コイル11と、閉極コイル固定板1
8に固定された閉極用コイル12と、可動軸5に固定さ
れ、開極用固定コイル11及び閉極用固定コイル12の
間に配置された可動コイル10と、ばね固定板19に固
定されるとともに無充電部7に固定された接圧投入開放
ばね13とから構成されている。可動コイル10は可動
軸5が開極コイル固定板17及び閉極コイル固定板18
を移動可能に貫通しているので、開極用固定コイル11
及び閉極用固定コイル12の間を往復自在に移動できる
構成となっている。また、接圧投入開放ばね19は可動
軸5の移動によって付勢方向の変化する非線形の性質を
持ったばねで、閉極状態では閉極方向(紙面上向き)、
開極状態では開極方向(紙面下向き)に荷重をかけるよ
う設定してある。
【0006】また、図25は、制御回路30の結線の一
例を示した図である。図25において、制御回路30
は、開極のための開極電力貯蔵器31aと、閉極のため
の閉極電力貯蔵器31bと、半導体素子からなる開極す
るための開極スイッチ32aと、同じく半導体素子から
なる閉極するための閉極スイッチ32bと、開極用固定
コイル11及び可動コイル10の間を接続する開極ダイ
オード33aと、閉極用固定コイル12及び可動コイル
10の間を接続する閉極ダイオード33bと、開極用固
定コイル11、可動コイル10及び閉極用固定コイル1
2にそれぞれ並列に接続され、それぞれのコイルに蓄積
された電磁エネルギーを放出するダイオードD1、D
2、D3とを備えている。開閉装置の使用時には電力貯
蔵器31a及び31bに電力供給するためにDC電源3
4を図示のように接続する。
【0007】次に、開極動作について説明する。図24
(a)において、閉極状態に於いて図25の開極スイッ
チ32aをオンすると、開極電力貯蔵器31aから開極
スイッチ32aを通ってパルス電流が開極用固定コイル
11に流れ、磁界が発生する。同時に、開極ダイオード
33aを通って可動コイル10にもパルス電流が流れ、
可動コイルには開極用固定コイル11に発生した磁界と
逆方向の磁界が発生する。従って、これら2つのコイル
間にそれぞれのコイルが発生した磁界の相互作用によっ
て反発力が発生し、可動コイル10は紙面下向きの方向
に引き下げられ、それとともに図24(a)における可
動コイル10に固定された可動軸5も引き下げられ、ス
イッチ部3が開極する。
【0008】ここで、パルス電流の供給がなくなると、
開極用固定コイル11及び可動コイル10に蓄積された
電磁エネルギーはそれぞれダイオードD1及びD2を通
してそれぞれのコイル11及び10を循環し徐々に減衰
する。
【0009】閉極用固定コイル12にはこの時閉極ダイ
オード33bによりパルス電流が流れ込まないので、磁
界が発生しない。
【0010】次に、閉極動作について説明する。図24
(b)に示す開極状態に於いて図25の閉極スイッチ3
2bをオンすると、閉極電力貯蔵器31bから閉極スイ
ッチ32bを通ってパルス電流が閉極用固定コイル12
に流れ、磁界が発生する。同時に、閉極ダイオード33
bを通って可動コイル10にもパルス電流が流れ、可動
コイル10には閉極用固定コイル12に発生した磁界と
逆方向の磁界が発生する。従って、これら2つのコイル
間にそれぞれのコイルが発生した磁界の相互作用によっ
て反発力が発生し、可動コイル10は紙面上向きの方向
に引き上げられ、それとともに図24(b)における可
動コイル10に固定された可動軸5も引き上げられ、ス
イッチ部3が閉極する。
【0011】開極動作と同様の作用により、パルス電流
の供給がなくなると、閉極用固定コイル12及び可動コ
イル10に蓄積された電磁エネルギーはそれぞれダイオ
ードD3及びD2を通してそれぞれのコイル11及び1
0を循環し徐々に減衰する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉装置は以上
のように、コイル同士の電磁反発作用によって開閉動作
を行っているため動作速度が速く、この動作によるコイ
ル同士の衝突により可動コイル及び各固定コイルに大き
な衝撃力が生じるため、コイルの固定部分が損傷すると
いう問題があった。
【0013】また、従来では開極動作及び閉極動作の両
方に1つの可動コイルがかかわっており、また電磁反発
力のみの駆動では動作速度に限界があるため、速度アッ
プや制御変更の要請に対して対応しづらいという問題点
もあった。
【0014】そこで、この発明は上記のような問題点を
解決するためになされたもので、コイルの損傷を防止す
るとともに、速度アップをして応答性を良くし、より信
頼性の高い制御により安定性のある開閉装置を得ること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係る開
閉装置は、可動電極を含んで開閉可能なスイッチ部と、
前記可動電極から延出する可動軸と、電源により附勢さ
れて電磁反発力により前記可動軸を移動させて前記スイ
ッチ部を開閉させる固定コイルおよび可動コイルからな
るコイル対を有する操作機構と、前記固定コイルおよび
前記可動コイルに流れる電流を制御して前記スイッチ部
の開閉を制御する制御手段とを備え、前記操作機構の前
記コイル対は2対あって、それぞれ2つずつある前記固
定コイルおよび前記可動コイルのうちの一方のコイルが
2つ共他方のコイルの間に設けられている。
【0016】(2)また、前記2対のコイル対は、前記
可動コイル同士が支持板を介して背中合わせに連結され
て前記支持板と共に前記可動軸に固定されており、前記
可動コイルは前記固定コイルによって挟まれるように構
成されたものである。
【0017】(3)また、前記2対のコイル対は、前記
可動コイル同士が支持板を介して背中合わせに連結され
て前記可動軸に固定された外周枠に前記支持板と共に固
定されており、前記可動コイルは前記固定コイルによっ
て挟まれるように構成されたものである。
【0018】(4)また、前記2対のコイル対は、前記
固定コイル同士が支持板を介して背中合わせに連結され
ており、前記固定コイルは前記可動軸に固定された前記
可動コイルによって挟まれるように構成されたものであ
る。
【0019】(5)また、前記制御手段は、前記2対の
コイル対のうち一方のコイル対のみに通電して、他方の
コイル対には通電せず、前記固定コイル及び前記可動コ
イルが互いに反発する方向に電磁力を作用させることに
より前記スイッチ部を開閉させるように構成されたもの
である。
【0020】(6)また、前記制御手段は、前記2対の
コイル対のうち一方のコイル対に前記固定コイル及び前
記可動コイルが互いに反発する方向に電磁力を作用させ
るように通電し、同時に他方のコイル対に前記固定コイ
ル及び前記可動コイルが互いに吸引される方向に電磁力
を作用させるように通電して、前記スイッチ部を開閉さ
せるように構成されたものである。
【0021】(7)また、前記制御手段は、前記2対の
コイル対のうち一方のコイル対に前記固定コイル及び前
記可動コイルが互いに反発する方向に電磁力を作用させ
るように通電した後、他方のコイル対に前記固定コイル
及び前記可動コイルが互いに吸引される方向に電磁力を
作用させるように通電して、前記スイッチ部を開閉させ
るように構成されたものである。
【0022】(8)更に、前記制御手段は、前記他方の
コイル対の前記可動コイルが前記固定コイルに接近した
ときに、前記可動コイル及び前記固定コイルが互いに反
発する方向に電磁力を作用させるように通電して、前記
スイッチ部を開閉させるよう構成されたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る開閉装置を示す構成図である。図に
おいて、開閉装置の外板である固定板16に固定された
固定電極1は、この固定電極1に対向する可動電極2と
開極又は閉極できるようになっており、スイッチ部3を
構成している。このスイッチ部3は開極又は閉極の消弧
性をよくするため真空バルブに収納されている。固定電
極1及び可動電極2にはそれぞれ固定側端子14及び可
動側端子15が設けられ、電路とスイッチ部3との接続
を可能としている。可動電極2には可動軸5が取り付け
られており、可動軸5は外部との絶縁を保つため間に絶
縁ロッド8が挿入され、そのスイッチ部3側が充電部
6、その反対側が無充電部7となっている。可動軸5は
また軸方向に垂直に介挿板20が固定され、その両面に
開極用可動コイル10a及び閉極用可動コイル10bが
固定されている。これら可動コイル10a及び10bは
剛性を上げるため、可動軸5にも固定されている。開極
用可動コイル10aに対向して開極用固定コイル11が
開極コイル固定板17に固定されており、この開極用固
定コイル11と開極用可動コイル10aとから磁界が発
生し相互に作用する。また、閉極用可動コイル10bに
対向して閉極用固定コイル12が閉極コイル固定板18
に固定されており、同様に閉極用固定コイル12と閉極
用可動コイル10bとが相互に作用する。可動軸5はま
た開閉装置の閉極又は開極を保持する接圧投入開放ばね
13にも接続されており、接圧投入開放ばね13はばね
固定板19に固定されることにより、開極状態又は閉極
状態を保持する。
【0024】また図2は、図1における開極用可動コイ
ル10a、閉極用可動コイル10b、開極用固定コイル
11、閉極用固定コイル12及びこれらにパルス電流を
供給する電源の結線の一例を示した図である。図2にお
いて、制御回路40は、開極のための開極電力貯蔵器4
1aと、閉極のための閉極電力貯蔵器41bと、半導体
素子からなる開極するための開極スイッチ42aと、同
じく半導体素子からなる閉極するための閉極スイッチ4
2bと、開極用固定コイル11、可動コイル10a、1
0b及び閉極用固定コイル12に並列に接続され、それ
ぞれのコイルに蓄積された電磁エネルギーを放出するダ
イオード43a、43bとを備えている。開閉装置の使
用状態においては、電力貯蔵器41a及び41bに電力
供給するためのDC電源34を図2に示すように接続し
て用いる。
【0025】以上のように、この発明の開閉装置は可動
電極2を含んで開閉可能なスイッチ部3と、可動電極2
から延出した可動軸5と、図2に示す電源34により附
勢されて電磁反発力により可動軸5を移動させてスイッ
チ部3を開閉させる固定コイル11および可動コイル1
0aで構成された第1のコイル対45aならびに固定コ
イル12および可動コイル10bで構成された第2のコ
イル対45bを有する操作機構46と、2対の固定コイ
ル11、12および可動コイル10a、10bに流れる
電流を制御してスイッチ部3の開閉を制御する制御回路
40とを備えている。
【0026】操作機構46のコイル対45aおよび45
bと2対あって、それぞれ2つずつある固定コイル1
1、12および可動コイル10a、10bのうちの一方
のコイル(図示の例では可動コイル10a、10b)が
2つ共、他方のコイル(図示の例では固定コイル11、
12)の間に設けられている。また、2対のコイル対4
5a、45bは、可動コイル10a、10b同士が支持
板即ち介挿板16を介して背中合わせに連結されて支持
板16と共に可動軸5に固定されており、可動コイル1
0a、10bは固定コイル11、12によって挟まれる
ように構成されている。
【0027】次に、実施の形態1に係る開閉装置の開極
動作について説明する。図3(a)における閉極状態で
あって、開極スイッチ42aをオンすると、図4に示す
ように開極電力貯蔵器41aから開極スイッチ42aを
通ってパルス電流が開極用固定コイル11に流れ、磁界
が発生する。同時に、開極スイッチ42aを通って可動
コイル10aにもパルス電流が流れ、可動コイル10a
には開極用固定コイル11に発生した磁界と逆方向の磁
界が発生する。従って、これら2つのコイル間にそれぞ
れのコイルが発生した磁界の相互作用によって反発力が
発生し、可動コイル10aは紙面下向きの方向に引き下
げられ、それとともに図1における可動コイル10aに
固定された可動軸5も引き下げられ、スイッチ部3が開
極する。
【0028】ここで、パルス電流の供給がなくなると、
開極用固定コイル11及び可動コイル10aに蓄積され
た電磁エネルギーはそれぞれダイオード43aを通して
それぞれのコイル11及び10aを循環し徐々に減衰す
る。
【0029】次に、閉極動作について説明する。図3
(b)における開極状態であって、閉極スイッチ42b
をオンすると、図5に示すように閉極電力貯蔵器41b
から閉極スイッチ42bを通ってパルス電流が閉極用固
定コイル12に流れ、磁界が発生する。同時に、閉極ス
イッチ42bを通って可動コイル10bにもパルス電流
が流れ、可動コイル10bには閉極用固定コイル12に
発生した磁界と逆方向の磁界が発生する。従って、これ
ら2つのコイル間にそれぞれのコイルが発生した磁界の
相互作用によって反発力が発生し、可動コイル10bは
紙面上向きの方向に引き上げられ、それとともに図1に
おける可動コイル10bに固定された可動軸5も引き上
げられ、スイッチ部3が閉極する。
【0030】ここで、開極動作と同様の作用により、パ
ルス電流の供給がなくなると、閉極用固定コイル12及
び可動コイル10bに蓄積された電磁エネルギーはそれ
ぞれダイオード43bを通してそれぞれのコイル12及
び10bを循環し徐々に減衰する。
【0031】従って、可動コイル10a及び10bは介
挿板20によって強固に固定されているので、電磁反発
による大きな衝撃にも耐えることができる。また、開極
動作及び閉極動作に関係しているコイルが区分されてい
るので、例えばコイルが損傷を受けた場合には別のコイ
ル対によって対処できる。更に、介挿板20により固定
コイルと可動コイルの対向面に補強部材を設ける必要が
少なくなるので、固定コイル及び可動コイルの中心間距
離を小さくでき、電磁反発力が従来の技術に比べて大き
くなる。
【0032】このように、この実施形態による制御回路
40は、2対のコイル対10a、11および10b、1
2のうち一方のコイル対(例えば10a、11)のみに
通電して、他方のコイル対(例えば10b、12)には
通電せず、固定コイル(例えば11)及び可動コイル
(例えば10a)が互いに反発する方向に電磁力を作用
させ、もってスイッチ部3を開閉させるように構成され
ている。
【0033】実施の形態2.図6は、実施の形態2に係
る開閉装置の構成を示す概略図である。図6において、
可動軸5には開極用可動コイル10a、閉極用可動コイ
ル10b及びこれらの可動コイル10a、10bが固定
された介挿板20の両側面に固着された外枠50が開極
用固定コイル11を覆うように固定されており、可動コ
イル10a、10b及び外枠50は可動軸5と共に軸方
向に開極用固定コイル11及び閉極用固定コイル12の
間を往復移動するように構成されている。また、他の構
成は実施の形態1と同様である。また、制御回路40も
実施の形態1と同様に構成され、開極及び閉極の両動作
も実施の形態1と同様に行われる。
【0034】以上の説明から明らかな通り、この実施形
態に於いては2対のコイル対をなすコイル10a、11
と10b、12とは、可動コイル10a、10b同士が
支持板である介挿板20を介して背中合わせに連結され
て可動軸5に固定された外周枠即ち外枠50に介挿板2
0と共に固定されており、また可動コイル10a、10
bは固定コイル11、12によって挟まれるように構成
されている。
【0035】この構成によれば、実施の形態1と同様な
効果があり、また外枠50によって可動コイル10a及
び10bが固定されているので、可動コイル10a、1
0bの両側で支持されて応力分布を平滑化し、可動コイ
ル10a、10bは広面積で衝撃を受けることができ
る。
【0036】実施の形態3.図7は、実施の形態3に係
る開閉装置の構成を示す概略図である。図7において、
開極用固定コイル11及び閉極用固定コイル12は介挿
板20に固着されており、これら固定コイル11、12
及び介挿板20は開閉装置の外枠支持部材51に固着さ
れている。開極用固定コイル11及び閉極用固定コイル
12はそれぞれ開極用可動コイル10a及び閉極用可動
コイル10bと対向して配置されており、これら可動コ
イル10a、10bに挟まれるように構成されている。
可動コイル10a及び10bはそれぞれ可動軸5に固着
されており、可動軸5の移動に伴って可動コイル10
a、10bも移動する。なお、他の構成は実施の形態1
と同様である。また、制御回路40も実施の形態1と同
様に構成され、開極及び閉極の両動作も実施の形態1と
同様に行われる。
【0037】この実施形態によれば、2対のコイル対を
なすコイル10a、11と10b、12とは、固定コイ
ル11、12同士が支持板である介挿板20を介して背
中合わせに連結されており、固定コイル11、12は可
動軸5に固定された可動コイル10a、10bによって
挟まれるように構成されている。
【0038】この構成によれば、実施の形態1と同様な
効果があり、また可動コイル10a及び10bは固定コ
イル11、12を挟むように構成されているので、可動
コイルの固定コイル側と反対側の面は電磁反発に何ら影
響を及ぼさず、ある程度の空間があるので、この面に補
強材料を設けて補強することにより電磁反発力を保持し
たままコイル剛性を高めることができる。
【0039】実施の形態4.図8(a)および図8
(b)は、実施の形態1に係る開閉装置と同様の構成の
開閉装置に於いて、開閉動作時に各コイルに流す電流の
方向を示す概念図であり、図8(a)は開極動作時の電
流方向、図8(b)は閉極動作時の電流方向を示す図で
ある。図8(a)および図8(b)の構成は実施の形態
1で説明したものと同様である。また、図9はこの実施
の形態に係る開閉装置の制御回路60を示す図であり、
図8(a)および図8(b)における開極用固定コイル
11及び閉極用固定コイル12の電流の方向を反転でき
るように各固定コイルの直前に切り替えスイッチ61、
62が設けられている。また、図10は実施の形態4に
係る開閉装置の開極動作時における各コイルに流れる電
流値の時間的変化を示すグラフである。
【0040】この実施の形態に係る開閉装置を閉極状態
から開極動作させるためには、図8(a)における閉極
状態において、図9に示す切り替えスイッチ61を点線
状態に、切り替えスイッチ62を実線状態に切り替え
て、開極スイッチ42a及び閉極スイッチ42bを同時
にオンする。そうすると開極用固定コイル11、開極用
可動コイル10a、閉極用固定コイル10b及び閉極用
固定コイル12に同時に図10に示すようなパルス電流
が流れ、開極用固定コイル11及び開極用可動コイル1
0aは互いに電磁反発力を発生し、閉極用固定コイル1
2及び閉極用可動コイル10bは互いに電磁吸引力を発
生する。これら電磁反発力及び電磁吸引力により各可動
コイル10a及び10bは紙面下方に引き下げられ、そ
れとともに可動軸5も下方に移動し、スイッチ部3は開
極する。
【0041】閉極動作を行うためには、図8(b)にお
ける開極状態に於いて、図9における切り替えスイッチ
61を実線状態に、切り替えスイッチ62を点線状態に
して開極動作と逆の作用を起こすことにより、閉極動作
を行いスイッチ部3は閉極する。
【0042】このように、この実施形態による制御回路
40は、2対のコイル対10a、11および10b、1
2のうち一方のコイル対(例えば10a、11)には、
固定コイル(例えば11)及び可動コイル(例えば10
a)が互いに反発する方向に電磁力が作用するように通
電し、同時に他方のコイル対(例えば10b、12)に
は、固定コイル(例えば12)及び可動コイル(例えば
10b)が互いに吸引される方向に電磁力が作用するよ
うに通電して、もってスイッチ部3を開閉させるように
構成されている。
【0043】従って、開極及び閉極動作のいずれもが電
磁反発力による作用だけでなく電磁吸引力による作用も
加わるので、動作を高速かつ確実に行うことができる。
【0044】実施の形態5.図11乃至図13は、実施
の形態5に係る開閉装置の開極動作時の各コイルに流れ
る電流方向を示す概念図であり、図11は開極動作開始
時の電流方向、図12は開極動作開始後で動作完了まで
の電流方向、図13は開極動作完了時の電流方向を示す
図である。図11乃至図13の開閉装置自体の構成は実
施の形態1と同様であり、制御手段は図9における実施
の形態4の制御回路60と同様で良く似ているが、閉極
スイッチ42bは開極用可動コイル10aが開極用固定
コイル11から離れ、閉極用可動コイル10bが閉極用
固定コイル12に接しない程度の位置にあるときに作動
するセンサA(図示しない)の作動によってオンするよ
うに構成されている。同様に閉極動作において、開極ス
イッチ42aは閉極用可動コイル10bが閉極用固定コ
イル12から離れ、開極用可動コイル10aが開極用固
定コイル11に接しない程度の位置にあるときに作動す
るセンサB(図示しない)の作動によってオンするよう
になっている。また、図14は実施の形態5に係る開閉
装置の開極動作時における各コイルに流れる電流値の時
間的変化を示すグラフである。
【0045】次に、実施の形態5に係る開閉装置を開極
動作させるためには、図11における閉極状態であっ
て、図9の切り替えスイッチ61を点線状態に、切り替
えスイッチ62を実線状態にした後、開極スイッチ42
aをオンすると、開極用固定コイル11及び開極用可動
コイル10aにパルス電流が流れ、互いのコイルに電磁
反発力が発生する。この電磁反発力によって紙面下向き
に引き下げられた開極用可動コイル10aがセンサAの
位置に来ると、センサAの作動により閉極スイッチ42
bがオンし、図12に示すように閉極用固定コイル12
及び閉極用可動コイル10bにパルス電流が流れ、互い
に電磁吸引力を発生する。その後、図12に示すように
開極用コイルの電磁反発力は減衰し、図13のように閉
極用コイルの電磁吸引力により開極動作が完了する。
【0046】次に、閉極動作について説明する。図9に
おける切り替えスイッチ61を実線状態に、切り替えス
イッチ62を点線状態にした後、閉極スイッチ42bを
オンすると、閉極用固定コイル12及び閉極用可動コイ
ル10bにパルス電流が流れ、互いのコイルに電磁反発
力が発生する。この電磁反発力によって紙面上向きに引
き上げられた閉極用可動コイル10bがセンサBの位置
に来ると、センサBの作動により開極スイッチ42aが
オンし、開極用固定コイル11及び開極用可動コイル1
0aにパルス電流が流れ、互いに電磁吸引力を発生す
る。その後、閉極用コイルの電磁反発力は減衰し、開極
用コイルの電磁吸引力により閉極動作が完了する。
【0047】このように制御手段である制御回路60
は、2対のコイル対10a、11および10b、12の
うち一方のコイル対(例えば可動コイル10a、固定コ
イル11)に固定コイル(例えば11)及び可動コイル
(例えば10a)が互いに反発する方向に電磁力を作用
させるように通電し、可動コイル10aの移動をセンサ
A(図示してない)で検出した後、他方のコイル対(例
えば可動コイル10b、固定コイル12)に固定コイル
(例えば12)及び可動コイル(例えば10b)が互い
に吸引される方向に電磁力を作用させるように通電し
て、スイッチ部を開閉させるように構成されている。
【0048】従って、電磁反発力及び電磁吸引力が影響
を及ぼす範囲内にコイルがあるときにそれぞれの電磁力
が働くので、効率良くコイルに電磁力を与えることがで
き、確実な動作が可能となる。なお、センサA及びBの
作動による閉極スイッチ42b及び開極スイッチ42a
のオン動作は、センサに限らず例えば時間的変化やコイ
ル内の電流減衰の程度によりオン動作することとしても
構わない。
【0049】実施の形態6.図15乃至図17は、実施
の形態6に係る開閉装置の開極動作時の各コイルに流れ
る電流方向を示す概念図であり、図15は開極動作開始
時の電流方向、図16は開極動作開始後で動作完了まで
の電流方向、図17は開極動作完了寸前の電流方向を示
す図である。図15乃至図17の開閉装置自体の構成は
実施の形態1のものと良く似ているが、動作制御は図2
における実施の形態1の制御回路40と同様であるが、
実施の形態5と同じくセンサA及びB(図示してない)
が設けられている。
【0050】即ち、図15における閉極状態において、
開極スイッチ42aをオンすると、開極用固定コイル1
1及び開極用可動コイル10aにパルス電流が流れ、互
いに反発する電磁反発力が発生する。この電磁反発力に
より引き下げられた開極用可動コイル10aがセンサA
に達すると閉極スイッチ42bがオンし、図17に示す
ように閉極用固定コイル12及び閉極用可動コイル10
bにパルス電流が流れ、電磁反発力が発生する。この電
磁反発力は高速で移動する可動コイルにブレーキをかけ
る役目を果たし、各コイルの衝撃による損傷を防止す
る。ここで、閉極電力貯蔵器41bにチャージする電圧
値を小さくすることでブレーキをかける役目の電磁反発
力によるはねかえりを防止し、再閉極することを防ぐこ
とができる。
【0051】閉極動作も閉極スイッチ42bをオンし
て、開極動作に対応する閉極要素の同様の動作により閉
極することができ、各コイルの損傷を防止することがで
きる。
【0052】このように制御手段である制御回路60
は、2対のコイル対10a、11および10b、12の
うち一方のコイル対(例えば可動コイル10a、固定コ
イル11)に固定コイル(例えば11)及び可動コイル
(例えば10a)が互いに反発する方向に電磁力を作用
させるように通電し、可動コイル10aが固定コイルに
接近したときに、他方のコイル対(例えば可動コイル1
0b、固定コイル12)に固定コイル(例えば12)及
び可動コイル(例えば10b)が互いに反発する方向に
電磁力を作用させるように通電して、スイッチ部を開閉
させるように構成されている。
【0053】なお、ブレーキをかける役目の電磁反発力
を発生させるパルス電流供給は、各電力貯蔵器自体の容
量を小さくすることによって発生電流値を小さくしても
構わない。
【0054】また、センサA及びBの作動による閉極ス
イッチ42b及び開極スイッチ42aのオン動作は、セ
ンサに限らず例えば時間的変化やコイル内の電流減衰の
程度によりオン動作することとしても構わない。
【0055】実施の形態7.図19乃至図22は、実施
の形態7に係る開閉装置の開極動作時の各コイルに流れ
る電流方向を示す概念図であり、図19は開極動作開始
時の電流方向を示し、図20は開極動作開始後の電流方
向を示し、図21は開極動作完了前の電流方向を示し、
図22は開極動作完了寸前の電流方向を示す図である。
図19乃至図22の開閉装置自体の構成は実施の形態1
のものと同様となっている。しかしながら、動作制御は
図9における実施の形態4の制御回路60と同様である
が、実施の形態5と同様のセンサA及びBが設けられて
いる他に、更に開極動作完了寸前に切り替えスイッチ6
2を切り替えるセンサC(図示しない)、閉極動作完了
寸前に切り替えスイッチ61を切り替えるセンサD(図
示しない)が設けられている。
【0056】次に、開極動作について説明する。図19
における閉極状態に於いて、開極スイッチ42aをオン
すると、開極用固定コイル11及び開極用可動コイル1
0aに互いに反発する電磁反発力が発生する。この反発
力により開極用可動コイル10aは紙面下方に引き下げ
られる。この可動コイル10aがセンサAに達したとき
に閉極スイッチ42bがオンし、図20に示すように閉
極用固定コイル12及び閉極用可動コイル10bに互い
に吸引する電磁吸引力が発生する。この電磁吸引力は図
21に示すように開極完了寸前まで発生し、その後セン
サCの作動により切り替えスイッチ62を切り替えて、
この電磁吸引力が図22に示すように電磁反発力に反転
する。
【0057】閉極動作も閉極用スイッチ42bをオンし
て、センサB及びセンサDを作動させ、開極動作に対応
する閉極要素の同様の動作により閉極動作を行うことが
できる。
【0058】このように制御手段である制御回路60
は、2対のコイル対10a、11および10b、12の
うち他方のコイル対(例えば可動コイル10b、固定コ
イル12)の可動コイル(例えば10b)が固定コイル
(例えば12)に接近したときに、これらの可動コイル
(例えば10b)および固定コイル(例えば12)が互
いに反発する方向に電磁力を作用させるように通電し、
スイッチ部を開閉させるように構成されている。
【0059】従って、開極動作及び閉極動作は電磁反発
力と電磁吸引力の合力によって行うことができ、高速か
つ応答性の良い動作となるとともに、コイル同士の衝突
寸前に電磁反発力をかけることにより、コイルへの衝撃
が緩和されコイル損傷を起こしにくくなる。
【0060】なお、センサA及びBの作動による閉極ス
イッチ42b及び開極スイッチ42aのオン動作、セン
サC及びDの作動による切り替えスイッチ62及び61
の切り替え動作は、センサに限らず例えば時間的変化や
コイル内の電流減衰の程度によりオン動作及び切り替え
動作することとしても構わない。
【0061】また、上記実施の形態4乃至7の開閉装置
自体の構造は実施の形態1の開閉装置自体の構造に限定
されず、例えば実施の形態2及び3の開閉装置自体の構
造ののでであってもよい。
【0062】また、上述の各実施の形態では、切り替え
スイッチ61及び62は有接点スイッチが用いられてい
るが、これに限定されるものではなく、無接点スイッチ
でもスイッチ切り替えができるものであれば構わない。
【0063】また、上記各実施の形態では、各コイルの
内側に鉄心を配置することにより磁束を集結させて効率
を高めるようにすることもできる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、この発明
の効果は次の通りである。 (1)開閉装置は、可動電極を含んで開閉可能なスイッ
チ部と、前記可動電極から延出する可動軸と、電源によ
り附勢されて電磁反発力により前記可動軸を移動させて
前記スイッチ部を開閉させる固定コイルおよび可動コイ
ルからなるコイル対を有する操作機構と、前記固定コイ
ルおよび前記可動コイルに流れる電流を制御して前記ス
イッチ部の開閉を制御する制御手段とを備え、前記操作
機構の前記コイル対は2対あって、それぞれ2つずつあ
る前記固定コイルおよび前記可動コイルのうちの一方の
コイルが2つ共他方のコイルの間に設けられているの
で、開極動作及び閉極動作を個別のコイル対で制御して
2対のコイル対で発生する電磁力を有効に利用すること
により、大きな駆動力を発生することができる。
【0065】(2)前記2対のコイル対は、前記可動コ
イル同士が支持板を介して背中合わせに連結されて前記
支持板と共に前記可動軸に固定されており、前記可動コ
イルは前記固定コイルによって挟まれるように構成され
ているので、可動コイルの高速移動による可動コイルに
及ぼす衝撃力を板で支持して可動コイルの剛性を高める
ことができ、信頼性の高い開閉装置を得ることができ
る。
【0066】(3)前記2対のコイル対は、前記可動コ
イル同士が支持板を介して背中合わせに連結されて前記
可動軸に固定された外周枠に前記支持板と共に固定され
ており、前記可動コイルは前記固定コイルによって挟ま
れるように構成されているので、外周枠の広い面積で支
持されて衝撃力を分散することができ、前記可動コイル
の剛性を高めることができる。
【0067】(4)前記2対のコイル対は、前記固定コ
イル同士が支持板を介して背中合わせに連結されてお
り、前記固定コイルは前記可動軸に固定された前記可動
コイルによって挟まれるように構成されているので、可
動コイルの固定コイルに対向する面と反対側の面に補強
部材を設けることができコイル中心間距離を保って電磁
力を低減せずに前記可動コイルの剛性を高めることがで
きる。
【0068】(5)前記制御手段は、前記2対のコイル
対のうち一方のコイル対のみに通電して、他方のコイル
対には通電せず、前記固定コイル及び前記可動コイルが
互いに反発する方向に電磁力を作用させることにより前
記スイッチ部を開閉させるように構成されているので、
応答速度の良い開閉動作を得ることができる。
【0069】(6)前記制御手段は、前記2対のコイル
対のうち一方のコイル対に前記固定コイル及び前記可動
コイルが互いに反発する方向に電磁力を作用させるよう
に通電し、同時に他方のコイル対に前記固定コイル及び
前記可動コイルが互いに吸引される方向に電磁力を作用
させるように通電して、前記スイッチ部を開閉させるよ
うに構成されているので、2対のコイル対の両方のコイ
ル対に発生する電磁力を同時に利用でき、応答速度が良
くなり、確実に開極又は閉極することができる。
【0070】(7)前記制御手段は、前記2対のコイル
対のうち一方のコイル対に前記固定コイル及び前記可動
コイルが互いに反発する方向に電磁力を作用させるよう
に通電した後、他方のコイル対に前記固定コイル及び前
記可動コイルが互いに吸引される方向に電磁力を作用さ
せるように通電して、前記スイッチ部を開閉させるよう
に構成されているので、コイル対で発生した電磁力が効
果的に影響を及ぼす範囲内で各コイル対に電磁力を発生
でき、効率良くしかも確実に開極又は閉極することがで
きる。
【0071】(8)前記制御手段は、前記他方のコイル
対の前記可動コイルが前記固定コイルに接近したとき
に、前記可動コイル及び前記固定コイルが互いに反発す
る方向に電磁力を作用させるように通電して、前記スイ
ッチ部を開閉させるよう構成されているので、高速で移
動する前記可動コイルに及ぼす衝撃力を緩和することが
でき、可動コイルの損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置を示
す概略構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置の制
御回路の結線図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置の開
閉動作を説明する概略図であり、図3(a)は開極動作
を説明する図、図3(b)は閉極動作を説明する図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置の開
極動作時における各コイルに流れるパルス電流の時間的
変化を示すグラフである。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置の閉
極動作時における各コイルに流れるパルス電流の時間的
変化を示すグラフである。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る開閉装置の構
成を示す概略図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る開閉装置の構
成を示す概略図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る開閉装置の開
閉動作時の各コイルに流れる電流方向を示す概念図であ
り、図8(a)は開極動作時の電流方向を示す図、図8
(b)は閉極動作時の電流方向を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4に係る開閉装置の制
御回路の結線図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る開閉装置の
開極動作時における各コイルに流れるパルス電流の時間
的変化を示すグラフである。
【図11】 この発明の実施の形態5に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作開始時の電流方
向を示す概念図である。
【図12】 この発明の実施の形態5に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作開始後で動作完
了までの電流方向を示す概念図である。
【図13】 この発明の実施の形態5に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作完了時の電流方
向を示す概念図である。
【図14】 この発明の実施の形態5に係る開閉装置の
開極動作時における各コイルに流れるパルス電流の時間
的変化を示すグラフである。
【図15】 この発明の実施の形態6に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作開始時の電流方
向を示す概念図である。
【図16】 この発明の実施の形態6に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作開始後で動作完
了までの電流方向を示す概念図である。
【図17】 この発明の実施の形態6に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作完了寸前の電流
方向を示す概念図である。
【図18】 この発明の実施の形態6に係る開閉装置の
開極動作時における各コイルに流れるパルス電流の時間
的変化を示すグラフである。
【図19】 この発明の実施の形態7に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作開始時の電流方
向を示す概念図である。
【図20】 この発明の実施の形態7に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作開始後の電流方
向を示す概念図である。
【図21】 この発明の実施の形態7に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作完了前の電流方
向を示す概念図である。
【図22】 この発明の実施の形態7に係る開閉装置の
開極動作時の各コイルに流れる開極動作完了寸前の電流
方向を示す概念図である。
【図23】 この発明の実施の形態7に係る開閉装置の
開極動作時における各コイルに流れるパルス電流の時間
的変化を示すグラフである。
【図24】 従来の開閉装置の構成を示す概念図であ
り、図24(a)は開極状態を示す図、図24(b)は
閉極状態を示す図である。
【図25】 従来の開閉装置における制御回路の結線図
である。
【符号の説明】
1 固定電極、2 可動電極、3 スイッチ部、5 可
動軸、9 操作機構、10 可動コイル(10a 開極
用可動コイル、10b 閉極用可動コイル)、11 開
極用固定コイル、12 閉極用固定コイル、20 介挿
板(支持板)、30、40、60 制御回路(制御手
段)、34 電源、45a、45b コイル対、50
外枠(外周枠)。
フロントページの続き (72)発明者 笹尾 博之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 秋田 裕之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 岸田 行盛 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 月間 満 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小山 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉澤 敏行 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G028 AA01 DB08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動電極を含んで開閉可能なスイッチ部
    と、前記可動電極から延出する可動軸と、電源により附
    勢されて電磁反発力により前記可動軸を移動させて前記
    スイッチ部を開閉させる固定コイルおよび可動コイルか
    らなるコイル対を有する操作機構と、前記固定コイルお
    よび前記可動コイルに流れる電流を制御して前記スイッ
    チ部の開閉を制御する制御手段とを備え、 前記操作機構の前記コイル対は2対あって、それぞれ2
    つずつある前記固定コイルおよび前記可動コイルのうち
    の一方のコイルが2つ共他方のコイルの間に設けられて
    いることを特徴とする開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記2対のコイル対は、前記可動コイル
    同士が支持板を介して背中合わせに連結されて前記支持
    板と共に前記可動軸に固定されており、前記可動コイル
    は前記固定コイルによって挟まれるように構成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記2対のコイル対は、前記可動コイル
    同士が支持板を介して背中合わせに連結されて前記可動
    軸に固定された外周枠に前記支持板と共に固定されてお
    り、前記可動コイルは前記固定コイルによって挟まれる
    ように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の開
    閉装置。
  4. 【請求項4】 前記2対のコイル対は、前記固定コイル
    同士が支持板を介して背中合わせに連結されており、前
    記固定コイルは前記可動軸に固定された前記可動コイル
    によって挟まれるように構成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記2対のコイル対の
    うち一方のコイル対のみに通電して、他方のコイル対に
    は通電せず、前記固定コイル及び前記可動コイルが互い
    に反発する方向に電磁力を作用させることにより前記ス
    イッチ部を開閉させるように構成されたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れかに記載の開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記2対のコイル対の
    うち一方のコイル対に前記固定コイル及び前記可動コイ
    ルが互いに反発する方向に電磁力を作用させるように通
    電し、同時に他方のコイル対に前記固定コイル及び前記
    可動コイルが互いに吸引される方向に電磁力を作用させ
    るように通電して、前記スイッチ部を開閉させるように
    構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何
    れかに記載の開閉装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記2対のコイル対の
    うち一方のコイル対に前記固定コイル及び前記可動コイ
    ルが互いに反発する方向に電磁力を作用させるように通
    電した後、他方のコイル対に前記固定コイル及び前記可
    動コイルが互いに吸引される方向に電磁力を作用させる
    ように通電して、前記スイッチ部を開閉させるように構
    成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れ
    かに記載の開閉装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記他方のコイル対の
    前記可動コイルが前記固定コイルに接近したときに、前
    記可動コイル及び前記固定コイルが互いに反発する方向
    に電磁力を作用させるように通電して、前記スイッチ部
    を開閉させるよう構成されたことを特徴とする請求項5
    乃至請求項7の何れかに記載の開閉装置。
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