JPH0932606A - ディーゼル機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

ディーゼル機関の燃料噴射制御装置

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JPH0932606A
JPH0932606A JP18010395A JP18010395A JPH0932606A JP H0932606 A JPH0932606 A JP H0932606A JP 18010395 A JP18010395 A JP 18010395A JP 18010395 A JP18010395 A JP 18010395A JP H0932606 A JPH0932606 A JP H0932606A
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energization
diesel engine
injection
glow plug
actuator
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Osamu Mori
修 森
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Zexel Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • F02D41/062Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P19/00Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
    • F02P19/02Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
    • F02P19/021Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs characterised by power delivery controls

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グロープラグの点火中は、その後のディーゼ
ル機関の始動に悪影響を及ぼすことのない範囲で、車載
バッテリの負担を軽減する。 【解決手段】 乗員がキースイッチ2を投入位置に操作
すると、車載バッテリ1がグロープラグ及びコントロー
ラ5に電力を供給し、グロープラグがディーゼル機関の
気筒内を燃料の燃焼に必要な温度に加熱する一方、コン
トローラ5がグロープラグの通電時間に対応する通電停
止時間を算出しその通電停止時間内では車載バッテリ1
から噴射ポンプ11の噴射時期制御アクチュエータ13
への通電を停止する共に通電停止時間の終了後に車載バ
ッテリ1から噴射時期制御アクチュエータ13への通電
を開始し、さらに、通電停止時間内に乗員がスタータス
イッチ4を始動位置に操作すると、コントローラ5が上
記通電停止に優先して車載バッテリ1から噴射時期制御
アクチュエータ13への通電を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は予熱室式のディーゼ
ル機関の燃料噴射制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】予熱室式のディーゼル機関におけるエレ
クトリカルタイプに構成された燃料噴射制御装置として
は、キースイッチの電源投入信号により車載バッテリか
らグロープラグ及び機関制御手段に電力を供給すること
により、ディーゼル機関の始動に先駆けて、グロープラ
グがディーゼル機関の気筒内を燃料の燃焼に必要な温度
になるように急速に加熱する一方、機関制御手段が噴射
ポンプの電磁駆動タイプのアクチュエータを動作して燃
料の噴射量及び噴射時期の制御を実行している。
【0003】また、噴射ポンプにおける燃料の噴射量を
制御するためのアクチュエータは、機関制御手段からの
出力に応答して動作特性を安定させるまでに時間がかか
るというように、応答遅れがある。
【0004】これに対し、噴射ポンプにおける燃料の噴
射時期を制御するためのアクチュエータは、機関制御手
段からの出力に応答して動作特性を安定させるまでに時
間がかからないというように、応答遅れがない。
【0005】ところで、特公平4−47128号公報に
は、キースイッチによる電源投入からスタータスイッチ
による機関始動までの間は、燃料の噴射時期制御を停止
することにより、噴射ポンプ中のタイマーピストン室圧
を調整する電磁弁のような噴射時期制御アクチュエータ
の動作を禁止して、当該噴射時期制御アクチュエータが
発生する作動音を低減するようにしたディーゼル機関の
噴射時期制御装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の燃料噴射制
御装置において、グロープラグの点火中は急速に温度を
上げることから電流消費量が多いにもかかわらず、噴射
ポンプによる燃料の噴射量及び噴射時期を制御するアク
チュエータにも電力を供給しており、電源投入から機関
始動までの間における車載バッテリの負荷が大きい。
【0007】そこで、本発明はグロープラグの点火中
は、その後に続く機関の始動に悪影響を及ぼすことのな
い範囲で、車載バッテリの負担を軽減できるディーゼル
機関の噴射制御装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、キー
スイッチの電源投入信号により車載バッテリからグロー
プラグ及び機関制御手段に電力を供給することにより、
ディーゼル機関の始動に先駆けて、グロープラグがディ
ーゼル機関の気筒内を燃料の燃焼に必要な温度に加熱す
る一方、機関制御手段が噴射ポンプによる燃料の噴射量
及び噴射時期の制御を実行するディーゼル機関の燃料噴
射制御装置において、通電停止手段を備え、この通電停
止手段がキースイッチの投入信号を受けてグロープラグ
の通電時間に対応する通電停止時間を算出すると共に、
この通電停止時間内では前記車載バッテリから噴射ポン
プの噴射制御アクチュエータへの通電を停止し、当該通
電停止時間の終了後に車載バッテリから噴射制御アクチ
ュエータへの通電を開始することを特徴としている。
【0009】請求項1の発明によれば、キースイッチの
電源投入によるグロープラグの通電時間に対応する通電
停止時間内は車載バッテリから噴射制御アクチュエータ
への通電を停止することにより、グロープラグの点火中
は車載バッテリの負担を軽減でき、当該通電停止時間の
終了後に車載バッテリから噴射制御アクチュエータへの
通電を開始することにより、グロープラグの点火後にお
けるディーゼル機関の始動も適切に行われる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の通電
停止手段に加えて、優先通電手段を備え、この優先通電
手段が通電停止時間内にスタータスイッチからの機関始
動信号を受けることにより通電停止手段による通電停止
に優先して車載バッテリから噴射制御アクチュエータへ
の通電を開始することを特徴としている。
【0011】請求項2の発明によれば、上記通電停止時
間内におけるスタータスイッチからの機関始動信号で、
車載バッテリから噴射制御アクチュエータへの通電を強
制的に開始することにより、通電停止時間を待つことな
く、ディーゼル機関の始動が適切に行われる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1、2に記載の
噴射制御アクチュエータがキースイッチの電源投入信号
に対する応答遅れのないアクチュエータであることを特
徴としている。
【0013】請求項3の発明によれば、噴射制御アクチ
ュエータを応答遅れのないアクチュエータとしたことに
より、ディーゼル機関の始動が適切に行われる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1、2に記載の
グロープラグの通電時間が機関冷却水の温度に基づいて
定められたことを特徴としている。
【0015】請求項4の発明によれば、グロープラグの
通電時間を機関冷却水温に基づいて定められたことによ
り、噴射時期制御の停止制御が最適となる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1、2に記載の
通電停止時間の算出が機関冷却水の温度に基づいて作成
されたマップを使用して行われることを特徴としてい
る。
【0017】請求項5の発明によれば、通電停止時間の
算出が機関冷却水温に基づいて作成されたマップを使用
したことにより、噴射時期制御の停止制御が最適とな
る。
【0018】請求項6の発明は、請求項3に記載の応答
遅れのないアクチュエータが噴射時期制御アクチュエー
タであることを特徴としている。
【0019】請求項6の発明によれば、応答遅れのない
アクチュエータを噴射時期制御アクチュエータとしたこ
とにより、ディーゼル機関の始動が適正な噴射量と噴射
時期のもとで行われて一段と適切なものとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面と共に詳述する。図1は実施形態としてのディーゼル
機関の燃料噴射制御装置を示している。この図1におい
て、1は自動車に電源として搭載された車載バッテリ、
2はキースイッチ、3はディーゼル機関15の冷却水の
温度としての水温を検出して変換した電気信号を出力す
る水温センサ、4はスタータスイッチ、5は機関制御手
段として予め設定されたプログラムにしたがって燃料の
噴射に必要な制御を実行するマイクロコンピュータに構
成されたコントロールユニットであって、このコントロ
ールユニット5は通電停止手段6、通電停止時間マップ
7、優先通電手段8、噴射量制御手段9、噴射時期制御
手段10とを備えている。
【0021】通電停止手段6は、キースイッチ2からの
電源投入信号を受けると、水温センサ3からの水温によ
り通電停止時間マップ7からディーゼル機関15の図外
のグロープラグの通電時間に対応する通電停止時間Tを
求めると共に、この通電停止時間T内では噴射時期制御
手段10に噴射時期制御を停止するための信号を出力
し、通電停止時間の終了後に噴射時期制御手段10に噴
射時期制御を開始するための信号を出力する。
【0022】通電停止時間マップ7は、図2のステップ
205の右側に示すように、横軸に水温TWを示し、縦
軸に通電停止時間Tを表し、横軸と縦軸とからなる第1
象限の平面内に水温TWに対する通電停止時間Tを指示
するための特性線Lを有している。この特性線Lは、或
る水温のときにグロープラグのオン動作からディーゼル
機関15の気筒内の温度が混合気の燃焼に必要な例えば
600℃のような温度になるまでの時間を計測した実験
を繰り返して行い、これらの実験結果の時間を水温に対
応付けて第1象限の平面内にプロットしたものである。
【0023】再び、図1に戻り、優先通電手段8は、通
電停止手段6で算出された通電停止時間T内にスタータ
スイッチ4からの機関始動信号を受けることにより、通
電停止手段6による噴射時期制御の停止に優先して当該
噴射時期制御を開始するための信号を、噴射時期制御手
段10に出力する。
【0024】噴射量制御手段9は、図外のアクセルペダ
ルの開度を検出して変換した電気信号を出力するアクセ
ル開度センサ、ディーゼル機関15に吸入される空気の
圧力を検出して変換した電気信号を出力する吸気圧セン
サ、ディーゼル機関15に吸入される空気の温度を検出
して変換した電気信号を出力する吸気温センサ、ディー
ゼル機関15の回転数を検出して変換した電気信号を出
力する回転センサなどの各種のセンサからの検出信号に
より予め設定された噴射量プログラムにしたがってその
時の最適な噴射量を演算し、その噴射量に相当する電力
を噴射ポンプ11の電磁駆動タイプの噴射量制御アクチ
ュエータ12に出力することにより、噴射ポンプ11か
らディーゼル機関15の気筒内に噴射される燃料の噴射
量を制御する。
【0025】噴射時期制御手段10は、前記のような各
種のセンサからの検出信号により予め設定された燃料噴
射時期プログラムにしたがってその時の最適な噴射時期
を演算し、その噴射時期に相当する電力を噴射ポンプ1
1の電磁駆動タイプの噴射時期制御アクチュエータ13
に出力することにより、噴射ポンプ11からディーゼル
機関15の気筒内に噴射される燃料の噴射時期を制御す
る。
【0026】噴射ポンプ11は、自動車に設置された燃
料タンク14から吸入加圧した燃料を噴射量制御アクチ
ュエータ12及び噴射時期制御アクチュエータ13によ
る噴射量と噴射時期とに応じてディーゼル機関15の該
当する気筒内に噴射する。
【0027】この実施形態の動作を説明すると、乗員が
図外のキープレートをキースイッチ2に差し込んで電源
投入位置まで回転操作することにより、コントロールユ
ニット5が車載バッテリ1からの電力供給で起動して図
2のフローチャートの処理を実行する。
【0028】つまり、ステップ201においてキースイ
ッチ2の電源投入位置への回転操作に伴う電源投入信号
がコントロールユニット5に入力されると、ステップ2
02において通電停止手段6が停止信号を噴射時期制御
手段10に出力して噴射時期制御手段10による噴射時
期制御を強制的に停止する。
【0029】この噴射時期制御の停止制御の開始によ
り、噴射時期制御手段10が車載バッテリ1から噴射時
期制御アクチュエータ13(この噴射時期制御アクチュ
エータ13は、通常、タイマコントロールバルブと称呼
されることから、図2のステップ202には略号;TC
Vと表記してある)への通電を停止して、ディーゼル機
関15の停止状態での噴射ポンプ11における噴射時期
の進角動作を阻止し、ステップ203に進む。
【0030】ステップ203ではグローリレーを予め設
定された時間だけオン動作し、ステップ204ではグロ
ーリレーのオン動作と同時に車載バッテリ1からグロー
プラグに電力を供給し、ステップ205に進む。
【0031】ステップ205では水温センサ3で検出さ
れた水温を通電停止時間マップ7の横軸に表された水温
TWに照合し、その照合された水温TWに対する通電停
止時間Tを噴射時期制御停止時間T_Timeとして算
出して一時記憶し、ステップ206に進む。
【0032】ステップ206ではスタータスイッチ4が
オン動作しているかを判断し、乗員がキースイッチ2に
差し込んだ図外のキープレートを機関始動位置まで回転
操作していないことから、スタータスイッチ4がオフ動
作したままである場合は、ステップ207に進む。
【0033】ステップ207では電源投入信号の到来か
らの経過時間が噴射時期制御停止時間T_Timeにな
ったかを判断し、当該経過時間が噴射時期制御停止時間
T_Time以内である場合はステップ206に戻り、
当該経過時間が噴射時期制御停止時間T_Timeに到
達した場合はステップ208に進む。
【0034】また、前記経過時間が噴射時期制御停止時
間T_Timeに到達する以前に、乗員がキースイッチ
2に差し込んだ図外のキープレートを機関始動位置まで
回転操作したことから、スタータスイッチ4が機関始動
信号をコントロールユニット5に出力し、ステップ20
6でスタータスイッチ4がオン動作したと判断された場
合は、ステップ207を迂回してステップ208に進
む。
【0035】ステップ208では通電停止手段6または
優先通電手段8が開始信号を噴射時期制御手段10に出
力して噴射時期制御手段10による噴射時期制御を開始
させる。
【0036】この噴射時期制御の開始により、噴射時期
制御手段10が車載バッテリ1から噴射時期制御アクチ
ュエータ13への通電を開始する。
【0037】要するに、実施形態によれば、図3のタイ
ミングチャートに示すように、A図において乗員がキー
スイッチ2をオン動作すると、B図に示す噴射時期制御
の停止制御、C図に示すグロープラグおよびD図に示す
グローリレーのそれぞれがオン動作し、E図に示すグロ
ープラグ温度が急速に上昇して、ディーゼル機関15の
気筒内が急速加熱される。
【0038】そして、キースイッチ2のオン動作からの
経過時間が通電停止時間マップ7から算出された噴射時
期制御停止時間T_Timeに到達すると、C図のグロ
ープラグとB図の噴射時期制御の停止制御との双方がオ
フ動作し、その時、グロープラグ温度は600℃程度に
なっている。
【0039】グロープラグは急速加熱のオフ動作に引き
続きコントロールユニット5の図外のグロープラグ制御
手段でデューティ制御されることから、グロープラグ温
度が混合気の燃焼に十分な800℃程度の温度まで徐々
に上昇し、その温度を上限値と下限値とからなる範囲内
に維持する。
【0040】その後、F図に示すようにスタータスイッ
チ4が乗員の操作でオン動作すると、ディーゼル機関1
5の図外のスタータモータが回転して、G図に示すよう
にディーゼル機関15を始動する。
【0041】上記スタータスイッチ4による信号のオフ
からオンへの立ち上がりにより、噴射時期制御手段10
が噴射時期制御アクチュエータ13を動作し、この噴射
時期制御アクチュエータ13の動作による噴射時期と、
キースイッチ2による信号のオフからオンへの立ち上が
りにより電磁駆動した噴射量制御アクチュエータ12に
よる噴射量とに応じて、噴射ポンプ11が燃料をディー
ゼル機関15の該当する気筒内に順に噴射し、ディーゼ
ル機関15が爆発・圧縮・排気・吸入工程を繰り返しな
がら回転を継続する。
【0042】また、F図のスタータスイッチ4のオン動
作は、乗員がキースイッチに差し込んだキープレートを
電源投入位置から機関始動位置に回転操作したままの間
だけ継続し、当該キープレートの操作位置を機関始動位
置から電源投入位置に戻したときにオフ動作する。
【0043】この実施形態ではグロープラグの点火中は
車載バッテリ1から噴射時期制御アクチュエータ13へ
の電力供給を停止するだけで車載バッテリ1の負担を軽
減するようにしたが、通電停止手段6からの停止信号及
び開始信号を機関制御以外の電装部品制御にも利用し、
グロープラグの点火中は車載バッテリ1から電装部品へ
の電力供給を強制的に停止すれば、車載バッテリ1の負
担を一段と軽減することができる。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、次のような効果があ
る。請求項1によれば、グロープラグの通電時間に対応
する通電停止時間内は車載バッテリから噴射制御アクチ
ュエータへの通電を停止し、当該通電停止時間の終了後
に車載バッテリから噴射制御アクチュエータへの通電を
開始するようにしたから、ディーゼル機関の始動に悪影
響を与えることなく、車載バッテリの負担を軽減し、品
質感及び信頼性を向上することができる。
【0045】請求項2によれば、通電停止時間内での機
関始動で車載バッテリから噴射制御アクチュエータへの
通電を優先的に開始するようにしたから、乗員がスター
タスイッチを操作することで、ディーゼル機関の始動を
通電停止時間を待つことなく円滑に行うことができる。
【0046】請求項3によれば、噴射制御アクチュエー
タを応答遅れのないアクチュエータとしたから、ディー
ゼル機関の始動を適切に行うことができる。
【0047】請求項4によれば、グロープラグの通電時
間を機関冷却水温に基づいて定めたから、噴射制御の停
止制御を最適な状態にすることができる。
【0048】請求項5によれば、通電停止時間の算出が
機関冷却水温に基づいて作成されたマップを使用したか
ら、噴射制御の停止制御を最適な状態にすることができ
る。
【0049】請求項6によれば、応答遅れのないアクチ
ュエータを噴射時期制御アクチュエータとしたから、適
正な噴射量と噴射時期とのもとで、ディーゼル機関の始
動を一段と適切な状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例を示す構成図。
【図2】 実施例の噴射時期制御の停止制御を示すフロ
ーチャート。
【図3】 実施例の噴射時期制御の停止制御を示すタイ
ミングチャート。
【符号の説明】
1 車載バッテリ 2 キースイッチ 4 スタータスイッチ 5 コントロールユニット(機関制御手段) 6 通電停止手段 7 通電停止時間マップ 8 優先通電手段 9 噴射量制御手段 10 噴射時期制御手段 11 噴射ポンプ 12 噴射量制御アクチュエータ 13 噴射時期制御アクチュエータ 15 ディーゼル機関。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02N 11/08 F02N 11/08 R H 17/02 17/02 D F02P 19/02 301 F02P 19/02 301Q H02J 7/00 302 H02J 7/00 302B 302D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キースイッチの電源投入信号により車載
    バッテリからグロープラグ及び機関制御手段に電力を供
    給することにより、ディーゼル機関の始動に先駆けて、
    グロープラグがディーゼル機関の気筒内を燃料の燃焼に
    必要な温度に加熱する一方、機関制御手段が噴射ポンプ
    による燃料の噴射量及び噴射時期の制御を実行するディ
    ーゼル機関の燃料噴射制御装置において、キースイッチ
    の電源投入信号を受けてグロープラグの通電時間に対応
    する通電停止時間を算出すると共にこの通電停止時間内
    では前記車載バッテリから噴射ポンプの噴射制御アクチ
    ュエータへの通電を停止し当該通電停止時間の終了後に
    車載バッテリから噴射制御アクチュエータへの通電を開
    始する通電停止手段を備えたことを特徴とするディーゼ
    ル機関の燃料噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 キースイッチの電源投入信号により車載
    バッテリからグロープラグ及び機関制御手段に電力を供
    給することにより、ディーゼル機関の始動に先駆けて、
    グロープラグがディーゼル機関の気筒内を燃料の燃焼に
    必要な温度に加熱する一方、機関制御手段が噴射ポンプ
    による燃料の噴射量及び燃料噴射時期の制御を実行する
    ディーゼル機関の燃料噴射制御装置において、キースイ
    ッチの電源投入信号を受けてグロープラグの通電時間に
    対応する通電停止時間を算出すると共に通電停止時間内
    では前記車載バッテリから噴射ポンプの噴射制御アクチ
    ュエータへの通電を停止し当該通電停止時間の終了後に
    車載バッテリから噴射制御アクチュエータへの通電を開
    始する通電停止手段と、通電停止時間内にスタータスイ
    ッチからの機関始動信号を受けることにより通電停止手
    段による通電停止に優先して車載バッテリから噴射制御
    アクチュエータへの通電を開始する優先通電手段とを備
    えたことを特徴とするディーゼル機関の燃料噴射制御装
    置。
  3. 【請求項3】 噴射制御アクチュエータはキースイッチ
    の電源投入信号に対する応答遅れのないアクチュエータ
    であることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載
    のディーゼル機関の燃料噴射制御装置。
  4. 【請求項4】 グロープラグの通電時間は機関冷却水の
    温度に基づいて定めたことを特徴とする請求項1、2の
    いずれかに記載のディーゼル機関の燃料噴射制御装置。
  5. 【請求項5】 通電停止時間の算出は機関冷却水の温度
    に基づいて作成されたマップを使用して行うことを特徴
    とする請求項1、2のいずれかに記載のディーゼル機関
    の燃料噴射制御装置。
  6. 【請求項6】 応答遅れのないアクチュエータは噴射時
    期制御アクチュエータであることを特徴とする請求項3
    記載のディーゼル機関の燃料噴射制御装置。
JP18010395A 1995-07-17 1995-07-17 ディーゼル機関の燃料噴射制御装置 Pending JPH0932606A (ja)

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