JPH09325800A - デジタル音声記録装置およびデジタル音声再生装置 - Google Patents

デジタル音声記録装置およびデジタル音声再生装置

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JPH09325800A
JPH09325800A JP8143127A JP14312796A JPH09325800A JP H09325800 A JPH09325800 A JP H09325800A JP 8143127 A JP8143127 A JP 8143127A JP 14312796 A JP14312796 A JP 14312796A JP H09325800 A JPH09325800 A JP H09325800A
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JP8143127A
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English (en)
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Masatoshi Tobiuchi
正敏 飛内
Masaaki Sato
正昭 佐藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声データの宛先や優先度を記録して容易に
指示することができる使い易いデジタル音声記録再生装
置を提供する。 【解決手段】 音声を入力するマイクロホン1と、入力
信号をデジタル信号に変換するA/D変換器4と、その
デジタル信号の符号化処理を行うデジタル信号処理部5
と、各種の制御を行うシステム制御部6と、音声データ
を記録するための音声データ領域およびインデックス情
報領域を有するICカード8と、口述された宛先の音声
認識を行う音声認識処理部16と、録音時間等を計測す
るための時計機能部17と、インデックス情報等を表示
する表示部9とを備え、上記インデックス情報には、宛
先、優先度、ファイル番号、録音開始日時、録音時間、
訂正位置情報が含まれているデジタル音声記録再生装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル音声記録
装置およびデジタル音声再生装置、より詳しくは、デジ
タル信号に変換された音声データを半導体メモリカード
に記録しまたは再生するデジタル音声記録装置およびデ
ジタル音声再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より提案されている口述システムに
おいては、磁気テープを使用した音声記録再生装置を用
いて口述者が自室あるいは移動中等に差し出したい手紙
の内容を複数録音し、その後、その録音済の磁気テープ
を秘書等に渡すと、秘書はその磁気テープを音声再生装
置に装着して、再生音を聞きながらタイプライタを操作
してレターを作成するようになっている。
【0003】上記従来の口述システムは、さらに使い易
くするために、音声記録再生装置(口述装置)には口述
者の操作により第一のキュー信号と第二のキュー信号を
録音する手段を備えさせて、例えば第一のキュー信号は
一つの口述が終了した度に終了信号として上記磁気テー
プに記録し、第二のキュー信号は、その信号を記録した
すぐ後に、秘書がタイプ作業に入る前に予め聞いてもら
いたい指示事項、例えば複数レターの差出しの優先順位
や訂正事項等を録音しておくようになっている。
【0004】上記第一および第二のキュー信号は何れも
低周波信号となっていて、上記磁気テープを受け取った
秘書が音声再生装置(トランスクライバー)によって磁
気テープを高速で巻戻す際に、これら第一および第二の
キュー信号が可聴信号となるように構成されているため
に、秘書は第一のキュー信号の数によって受領した磁気
テープに録音された口述数を知ることができ、また、第
二のキュー信号の位置で巻戻し中の磁気テープを停止し
て再生することによって、タイプ作業に入る前に口述者
が録音した予め聞いてもらいたい指示事項、例えば何番
目のレターの差出し先を優先する旨の指示、あるいは録
音済みの口述内容の訂正事項等を知ることができる。
【0005】さらにキュー信号の位置を明確にするため
に、トランスクライバーの上級機種ではテープカウンタ
ーによりその位置を表示するようにしたものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声記録装置においては、口述者側ではキュー操作
をした結果が正しかったか否かを確認する操作が非常に
面倒であり、しかも時間を要していた。
【0007】また、秘書側においては、キュー信号を正
確に理解して把握するのに熟練を要するとともに、全て
の口述を優先順位指示に従ってレター化したかどうか、
訂正要項や指示事項を漏れなく正確に守ったか等、常に
不安が伴い、いわゆる暗中模索的なところがあった。
【0008】ところで、最近半導体メモリカードが低価
格化してきて口述システムにも採用が可能となり、デジ
タル信号を用いたランダムアクセスが可能なシステム、
つまり、従来のキュー信号によるものよりもユーザが使
い易いシステムの出現が望まれるに至っている。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、音声データの宛先や優先度を容易に確実に指示す
ることができるデジタル音声記録装置を提供することを
目的としている。
【0010】また、本発明は、音声データの優先度に応
じて、適切な順序で再生することができる使い易いデジ
タル音声再生装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明によるデジタル音声記録装置は、デジ
タル信号に変換された音声データを音声データ領域およ
びインデックス情報領域とを有する半導体メモリカード
に記録するものであって、上記インデックス情報領域に
音声データ領域に記録された所定の音声データに関する
少なくとも宛先および優先度を記録するためのインデッ
クス情報記録手段を備えたものである。
【0012】また、第2の発明によるデジタル音声記録
装置は、上記第1の発明によるデジタル音声記録装置に
おいて、上記インデックス情報領域に、ファイル記号、
録音開始日時、録音時間、訂正位置情報の内のファイル
記号を含む少なくとも2つを記録するものである。
【0013】さらに、第3の発明によるデジタル音声記
録装置は、上記第1または第2の発明によるデジタル音
声記録装置において、口述者が発声した宛先を音声認識
して辞書と比較し、上記宛先をデジタル文字信号として
上記インデックス情報領域の宛先欄に記録させるもので
ある。
【0014】そして、第4の発明によるデジタル音声記
録装置は、上記第1,第2または第3の発明によるデジ
タル音声記録装置において、上記インデックス情報領域
に記録されている情報を表示する表示手段と、上記表示
手段に表示された情報から音声データの優先度を決定す
る優先度決定手段と、上記優先度決定手段によって決定
された優先度を上記インデックス情報領域の優先度欄に
記録させる優先度記憶手段とを備えたものである。
【0015】加えて、第5の発明によるデジタル音声再
生装置は、半導体メモリカードに記録された音声データ
を再生するものであって、半導体メモリカードのインデ
ックス情報領域の優先度欄に記録されている優先度情報
に従って音声データを再生する再生手段を備えたもので
ある。
【0016】従って、第1の発明によるデジタル音声記
録装置は、デジタル信号に変換された音声データを音声
データ領域およびインデックス情報領域とを有する半導
体メモリカードに記録し、インデックス情報記録手段が
上記インデックス情報領域に音声データ領域に記録され
た所定の音声データに関する少なくとも宛先および優先
度を記録する。
【0017】また、第2の発明によるデジタル音声記録
装置は、上記インデックス情報領域に、ファイル記号、
録音開始日時、録音時間、訂正位置情報の内のファイル
記号を含む少なくとも2つを記録する。
【0018】さらに、第3の発明によるデジタル音声記
録装置は、口述者が発声した宛先を音声認識して辞書と
比較し、上記宛先をデジタル文字信号として上記インデ
ックス情報領域の宛先欄に記録させる。
【0019】そして、第4の発明によるデジタル音声記
録装置は、表示手段が上記インデックス情報領域に記録
されている情報を表示し、優先度決定手段が上記表示手
段に表示された情報から音声データの優先度を決定し、
優先度記憶手段が上記優先度決定手段によって決定され
た優先度を上記インデックス情報領域の優先度欄に記録
させる。
【0020】加えて、第5の発明によるデジタル音声再
生装置は、半導体メモリカードに記録された音声データ
を再生し、再生手段が半導体メモリカードのインデック
ス情報領域の優先度欄に記録されている優先度情報に従
って音声データを再生する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図8は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1はデジタル音声記録再生装
置の構成を示すブロック図である。
【0022】このデジタル音声記録再生装置は、デジタ
ル音声記録装置とデジタル音声再生装置を兼ねたもので
あり、音声を電気信号に変換する音声入力手段たるマイ
クロホン1と、このマイクロホン1から得られるアナロ
グ信号を増幅する増幅器(AMP)2と、この増幅器2
の出力の内の低周波側の所定帯域の信号のみを通過させ
る低域通過フィルタ(LPF)3と、この低域通過フィ
ルタ3の出力をデジタル信号に変換するアナログ/デジ
タル変換手段たるアナログ/デジタル(A/D)変換器
4と、録音動作時に音声を圧縮するとともに再生動作時
に音声を伸長するデジタル信号処理部(DSP)5と、
後述する複数の操作ボタン等の操作に応じて上記デジタ
ル信号処理部5および後述するICカードインターフェ
ース7とICカード8の動作の制御を含むシステム全体
の制御を行うインデックス情報記録手段,優先度決定手
段,優先度記憶手段,記録手段,訂正位置情報発生手段
を兼ねたシステム制御部6と、このシステム制御部6か
ら適当なアドレス信号が与えられることにより後述する
ICカード8を制御するものであり、上記デジタル信号
処理部5からシステム制御部6を介して供給された音声
データを所定のフォーマットに基づいて記録し、あるい
は記録されているデータを読み出して上記システム制御
部6を介してデジタル信号処理部5に供給するインデッ
クス情報記録手段であり優先度記憶手段と記録手段を兼
ねたICカードインターフェース7と、このICカード
インターフェース7に接続されていて該デジタル音声記
録再生装置に着脱自在な例えば半導体メモリカードでな
る記録媒体たるICカード8と、上記デジタル信号処理
部5により伸長された読み出しデータをアナログ信号に
変換するデジタル/アナログ(D/A)変換器11と、
このデジタル/アナログ変換器11の出力の内の不要な
周波数帯域をカットするバンドパスフィルタ(BPF:
帯域通過フィルタ)12と、このバンドパスフィルタ1
2の出力を増幅する増幅器(AMP)13と、この増幅
器13から出力された電気信号を音声信号として出力す
るスピーカ14と、上記システム制御部6の制御により
上記デジタル信号処理部5から出力された宛先名の音声
認識を行って予め備えた辞書と比較することによりデジ
タル文字信号を発生してそれをRAMに一時的に記憶さ
せる音声認識手段たる音声認識処理部16と、上記シス
テム制御部6の制御により録音時間等を計測して該シス
テム制御部6に返送する計時手段たる時計機能部17
と、上記システム制御部6の制御により動作モードやフ
ァイル番号などの各種情報を表示する表示手段たる表示
部9と、上記システム制御部6の制御によりこのデジタ
ル音声記録再生装置の各回路に電源を供給する電源部1
0と、上記システム制御部6に接続されているボタンや
スイッチ等よりなる操作入力手段たる操作部15とを備
えている。
【0023】また、上記操作部15は、録音開始を指示
するための録音ボタンREC、再生開始を指示するため
の再生ボタンPLAY、録音,再生等を停止させるため
の停止ボタンSTOP、録音位置や再生位置を早送りす
るための早送りボタンFF、録音位置や再生位置を戻す
ための早戻しボタンREW、宛先名を特定するためのタ
ーゲットボタンTARGET、訂正を行うためのエディ
ットボタンEDIT、インデックス情報領域に記録した
内容を表示するためのリストボタンLIST、複数の口
述から優先順位を決定するための選択を行うセレクトボ
タンSELECT、優先順位の変更を行うアップボタン
UPおよびダウンボタンDOWN、処理を抜けて優先順
位を確定させるためのイグジットボタンEXIT等を有
して構成されている。
【0024】次に、図2を参照してデジタル音声記録再
生装置の動作を説明する。図2はデジタル音声記録再生
装置のメイン動作を示すフローチャートである。
【0025】電源等が投入されることによりこのデジタ
ル音声記録再生装置の動作がスタートすると、まず、種
々の初期設定や表示を行い(ステップS1)、停止処理
に入る(ステップS2)。
【0026】その後、ボタンが押されたか否かを判断し
(ステップS3)、押されていない場合には上記ステッ
プS2に戻り、押されている場合には、押されたボタン
がターゲットボタンTARGETであるか否かを判断す
る(ステップS4)。
【0027】録音に先立ってターゲットボタンTARG
ETがオンされている場合には、新規音声ファイルを作
成する(ステップS5)。
【0028】このターゲットボタンTARGETが押さ
れた状態で、口述者が宛先名を発声してマイクロホン1
から入力すると、入力信号が増幅器2により増幅され
て、低域通過フィルタ3を経てアナログ/デジタル変換
器4によりデジタル信号に変換され、デジタル信号処理
部5を介して音声認識処理部16に入力される。
【0029】この音声認識処理部16では、宛先名を音
声認識して(ステップS6)予め備えた辞書と比較し、
デジタル文字信号としてRAMに一時的に記憶させ、シ
ステム制御部6の制御により表示部9に表示する。
【0030】表示された宛先名が正しい場合には、口述
者がターゲットボタンTARGETを離してオフになる
と(ステップS7)、システム制御部6の制御により、
音声認識処理部16のRAMに記憶した宛先名が、IC
カードインターフェース7を経由して、時計機能部17
から出力した現在日時とともにICカード8のインデッ
クス情報領域(図5参照)に送出され、このインデック
ス情報領域のファイル番号欄に1を、宛先欄に上記宛先
名を(ステップS8)、録音開始日時欄に時計機能部1
7から出力した現在日時を(ステップS9)、それぞれ
記憶させる。
【0031】このステップS9が終了するか、または上
記ステップS4においてターゲットボタンTARGET
がオフであった場合には、録音ボタンRECが操作され
たか否かを検出して(ステップS10)、録音ボタンR
ECが押されていた場合には録音処理に入る(ステップ
S11)。
【0032】すなわち、口述者が録音ボタンRECを押
してマイクロホン1に向かって口述を行うと、該マイク
ロホン1の出力信号が増幅器2により増幅されて、低域
通過フィルタ(LPF)3により不要な低周波域がカッ
トされる。次に、アナログ/デジタル変換器4によりデ
ジタル信号に変換されて、デジタル信号処理部5により
処理された後にシステム制御部6により制御され、IC
カードインターフェース7を介してICカード8の音声
データ領域(図5参照)に記憶される。また、口述を開
始すると同時に時計機能部17は経過時間のカウントを
開始する。
【0033】口述が完了したところで停止ボタンSTO
Pを押すと、録音モードが解除されて、時計機能部17
から経過時間が出力されて、ICカード8のインデック
ス情報領域の録音時間欄に記録される。
【0034】なお、複数口述する場合には上述したよう
な動作を繰り返すことになる。
【0035】続いて、上記ステップS10において操作
されたのが録音ボタンRECでないと判断された場合に
は、次に再生ボタンPLAYが押されたか否かを検出す
る(ステップS12)。ここで再生ボタンPLAYが押
されている場合には、ICカード8の記録データをIC
カードインターフェース7を介して読み出して、デジタ
ル信号処理部5に送って伸長処理を行い、デジタル/ア
ナログ変換器11に音声情報を送る再生処理に入る(ス
テップS13)。
【0036】また、上記ステップS12において操作さ
れたのが再生ボタンPLAYでないと判断されたとき
は、早送りボタンFFが操作されたか否かを検出する
(ステップS14)。ここで早送りボタンFFが押され
ている場合には、動作位置を適当な速度(例えば、再生
時の100倍の速度)で順次早送りする早送り処理に入
る(ステップS15)。
【0037】上記ステップS14において操作されたの
が早送りボタンFFでないと判断されたときは、早戻し
ボタンREWが操作されたか否かを検出する(ステップ
S16)。ここで早戻しボタンREWが押されている場
合には、上記早送りの場合とは逆の方向に同様の速度で
動作位置を順次移動させる早戻し処理に入る(ステップ
S17)。
【0038】上記ステップS16において操作されたの
が早戻しボタンREWでないと判断されたときは、エデ
ィットボタンEDITが操作されたか否かを検出する
(ステップS18)。ここでエディットボタンEDIT
が押されている場合には、後述する訂正処理に入る(ス
テップS19)。
【0039】上記ステップS16において操作されたの
がエディットボタンEDITでないと判断されたとき
は、リストボタンLISTが操作されたか否かを検出す
る(ステップS20)。ここでリストボタンLISTが
押されている場合には、後述する優先順位設定処理に入
る(ステップS21)。
【0040】なおここで、上記ステップS11の録音処
理、ステップS13の再生処理、ステップS15の早送
り処理、ステップS17の早戻し処理において、停止ボ
タンSTOPが押されたり、ICカード8が抜脱された
り、現在位置がメモリの終端位置や先端位置に達した場
合には、各処理から抜けて上記ステップS2の停止処理
に戻るようになっている。
【0041】また、上記ステップS19の訂正処理ある
いはステップS21の優先順位設定処理が終了した場
合、または上記ステップS20においてリストボタンL
ISTがオフである場合にも、上記ステップS2に戻る
ようになっている。
【0042】図3はデジタル音声記録再生装置における
上記ステップS19の訂正処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【0043】口述中に訂正をする必要が生じた場合は、
エディットボタンEDITを押すことでこの訂正処理が
始まり、まず、上記時計機能部17から出力した当該口
述の開始からの経過時間を訂正位置アドレスとしてIC
カード8のインデックス情報領域の訂正位置アドレスN
o.1に記録する(ステップS31)。
【0044】その後、口述者がマイクロホン1から訂正
内容を口述すると、符号化命令を受けたデジタル信号処
理部5が音声符号化を行い(ステップS32)、システ
ム制御部6はデジタル信号処理部5から音声データをブ
ロック単位で受け取る(ステップS33)。
【0045】そして、記録媒体であるICカード8の音
声データ領域に音声データを記録して(ステップS3
4)、エディットボタンEDITがオンであるか否かを
判断し(ステップS35)、オンである場合には上記ス
テップS33に戻って音声の記録を継続し、オフとなっ
たところでデジタル信号処理部5へ符号化停止命令を出
力する(ステップS36)。
【0046】その後、訂正文の録音時間を時計機能部1
7から出力させて、ICカード8のインデックス情報領
域の訂正録音時間No.1に記録して(ステップS3
7)、この訂正処理を終了する。
【0047】なお、複数訂正を行う場合には、上述のよ
うな動作を繰り返すことになる。
【0048】図4はデジタル音声記録再生装置における
上記ステップS21の優先順位設定処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【0049】上記リストボタンLISTが押されると、
複数の口述の優先順位を設定するこの処理が始まる。こ
のリストボタンLISTは、口述者が今まで行った口述
の全貌を知りたい場合に用いられるものであり、該リス
トボタンLISTを押すと、ICカード8のインデック
ス情報領域に記録された内容を表示部9に例えば図6に
示すように一覧表示する(ステップS41)。なお、も
う一度リストボタンLISTを押すと、その表示は消え
るようになっている。
【0050】次に、セレクトボタンSELECTがオン
であるか否かを判断して(ステップS42)、オンであ
る場合には表示部9に図6に示すような矢印形状のカー
ソルが表示され、セレクトボタンSELECTを押す度
にカーソルが次のファイルNo.に順次移動して、後尾
ファイルNo.まで来ると次は先頭ファイルNo.に戻
るように移動される(ステップS43)。
【0051】一方、セレクトボタンSELECTがオフ
である場合、または上記ステップS43が終了してカー
ソルの指示が目的のファイルNo.となった場合には、
アップボタンUPまたはダウンボタンDOWNがオンで
あるか否かを判断する(ステップS44)。
【0052】オンである場合には操作に応じて優先順位
の数値を変更してから(ステップS45)、オフである
場合にはそのまま、イグジットボタンEXITがオンで
あるか否かを判断し(ステップS46)、オフである場
合には上記ステップS42に戻り、オンである場合には
全ての優先順位を確定してICカード8のインデックス
情報領域の優先度欄に優先番号を記録させることにより
(ステップS47)、この処理を終了する。
【0053】なお、本発明における優先度は、上述した
優先順位を含むものである。例えば優先順位が同じデー
タがある場合は、その内のファイル番号が小さい方から
再生すると良い。
【0054】図5はICカード8内に記録される情報の
内訳を概念的に示す図である。
【0055】図示のように、ICカード8内の記録領域
は、例えば1つのファイルにつき512バイトの記憶容
量が確保されているインデックス情報領域と、音声デー
タが記録される音声データ領域とに大別される。
【0056】これらの内のインデックス情報領域は、さ
らに、ファイル番号、宛先、録音開始日時、録音時間、
優先度、訂正位置アドレスNo.1〜、訂正録音時間N
o.1〜などに分別される。
【0057】図6はデジタル音声記録再生装置の表示部
における表示の一例を示す図である。
【0058】この表示例の各欄は、上記図5のインデッ
クス情報領域と対比しており、「Priolity」は優先度、
「F.No」はファイル番号、「Target」は宛先、「Mon Da
y Time」は各々録音開始日時(月、日、時分)、「Leng
th」は録音時間、「Edit No」は訂正番号、「Edit Posi
tion」は訂正位置アドレスであって録音開始から訂正位
置までの時間、「Edit Length」は訂正録音時間にそれ
ぞれ対応している。そして、「Priolity」が1となって
いる欄の左側に、矢印形状のカーソルが位置している。
【0059】なお、図示の例は英文による表示の例であ
るが、各欄を日本語で表示するようにしても構わない
し、その他の各言語に対応させるようにしても良い。
【0060】上述のようなデジタル音声記録再生装置に
より口述が終了したら、口述者はICカード8を該デジ
タル音声記録再生装置から取り出して、それを秘書等に
渡してタイプしてもらうようになっている。
【0061】図7はデジタル音声再生装置としてのトラ
ンスクライバーの構成を示すブロック図である。
【0062】このトランスクライバーは、該トランスク
ライバーに着脱自在な上記ICカード8と、このICカ
ード8に接続されていて後述するシステム制御部26か
ら適当なアドレス信号が与えられることにより該ICカ
ード8を制御するICカードインターフェース27と、
後述する複数の操作ボタン類の操作に応じて後述するデ
ジタル信号処理部25、上記ICカードインターフェー
ス27およびICカード8の動作の制御を含むシステム
全体の制御を行う再生手段たるシステム制御部26と、
再生動作時にこのシステム制御部26の制御により上記
ICカードインターフェース27から送出された有効音
声ファイルのデータの伸長処理を行うデジタル信号処理
部(DSP)25と、このデジタル信号処理部25によ
り伸長された読み出しデータをアナログ信号に変換する
デジタル/アナログ(D/A)変換器21と、このデジ
タル/アナログ変換器21の出力の内の不要な周波数帯
域をカットするバンドパスフィルタ(BPF:帯域通過
フィルタ)22と、このバンドパスフィルタ22の出力
を増幅する増幅器(AMP)23と、この増幅器23か
ら出力された電気信号の出力先を選択するスイッチ31
と、このスイッチ31を介して伝達された電気信号を音
声信号として出力するスピーカ24と、上記スイッチ3
1からの電気信号をイヤホン等へ出力するためのイヤホ
ンジャック32と、上記システム制御部26と接続され
ていて足による操作を可能として両手によるタイプを助
けるフットスイッチを接続するためのフットスイッチイ
ンターフェース28と、上記システム制御部26の制御
により動作モードやファイル番号などの各種情報を表示
する表示手段たる表示部29と、上記システム制御部2
6の制御によりこのトランスクライバーの各回路に電源
を供給する電源部30と、上記システム制御部26に接
続されているボタンやスイッチ等でなる操作部35とを
備えている。
【0063】また、上記操作部35は、再生開始を指示
するための再生ボタンPLAY、再生停止を指示するた
めの停止ボタンSTOP、再生位置を早送りするための
早送りボタンFF、再生位置を戻すための早戻しボタン
REW、複数の口述の優先順位を決定するためのセレク
トボタンSELECT、頭出し信号検出用インデックス
マークを検索するための頭出し信号検出用インデックス
サーチボタンSEARCH、アップボタンUP、ダウン
ボタンDOWN等を有して構成されている。
【0064】なお、上記フットスイッチインターフェー
ス28により接続される図示しないフットスイッチによ
り行うことができる操作は、上記操作部35による操作
の内の特定の一部であり、例えば再生ボタンPLAY、
停止ボタンSTOP、後述するバックスペース作動など
である。
【0065】図8は上記トランスクライバーの動作を示
すフローチャートである。
【0066】電源を投入するとこの動作が始まり、該ト
ランスクライバーの各種の初期設定と表示が行われて
(ステップS51)、停止処理に入る(ステップS5
2)。
【0067】その後、ICカード8が装着されているか
否かを判断し(ステップS53)、装着されていない場
合には上記ステップS52に戻り、装着されている場合
には、ICカード8のインデックス情報領域内のデータ
がICカードインターフェース27を介してシステム制
御部26に読み込まれ、このシステム制御部26の制御
により表示部29に上記図6に示したような情報が全て
表示される(ステップS54)。
【0068】続いて、操作部35内の操作ボタンの何れ
かが押されたか否かを検出し(ステップステップS5
5)、押されていない場合には上記ステップS52に戻
り、押されている場合には、押されたボタンがセレクト
ボタンSELECTであるか否かを判断する(ステップ
S56)。
【0069】セレクトボタンSELECTが押されてい
る場合には、表示部29に上記図6に示したような矢印
形状のカーソルが表示されて、該セレクトボタンSEL
ECTを押す度に順次移動される(ステップS57)。
【0070】一方、セレクトボタンSELECTがオフ
である場合、または上記ステップS57が終了してカー
ソルの指示が目的のファイルNo.となった場合には、
再生ボタンPLAYが押されているか否かを判断する
(ステップS58)。
【0071】再生ボタンPLAYが押されている場合に
は、口述者が決定した優先順位をICカード8のインデ
ックス情報領域の優先度欄から読み出して、優先順に口
述内容がICカード8の音声領域から順次出力され、I
Cカードインターフェース27を経由してシステム制御
部26に制御されてデジタル信号処理部25に送られ、
デジタル/アナログ変換器21によりアナログ信号に変
換された後に、バンドパスフィルタ22を経て増幅器2
3により増幅され、スピーカ24あるいはイヤホンジャ
ック32を介して接続されているイヤホン等から音声と
して出力される再生処理を行う(ステップS59)。
【0072】また、優先順位が指定されていない場合は
口述順に再生される。さらに、優先順位を変更した旨の
伝言があった場合には、セレクトボタンSELECTを
押してカーソルを順次移動させ、最優先の口述位置に移
して再生ボタンPLAYを押せばよい。
【0073】再生ボタンPLAYが押されていない場合
には、次に、早送りボタンFFが押されたか否かを判断
し(ステップS60)、押されている場合には、再生位
置を早送りする早送り処理を行う(ステップS61)。
【0074】早送りボタンFFが押されていない場合に
は、早戻しボタンREWが押されたか否かを判断し(ス
テップS62)、押されている場合には、再生位置を早
戻しする早戻し処理を行う(ステップS63)。
【0075】早戻しボタンREWが押されていない場合
には、頭出し信号検出用インデックスサーチボタンSE
ARCHが押されたか否かを判断し(ステップS6
4)、押されている場合には、インデックスマークの検
出処理を行う(ステップS65)。これにより、再生前
あるいは再生中に、頭出し信号検出用インデックスサー
チボタンSEARCHが押された場合には、その口述の
訂正箇所が検索されて、ICカード8のインデックス情
報領域の訂正位置アドレス番号順に訂正内容を先に聴取
することができる。
【0076】頭出し信号検出用インデックスサーチボタ
ンSEARCHが押されていない場合には、アップボタ
ンUPまたはダウンボタンDOWNが操作されたか否か
を判断する(ステップS66)。
【0077】アップボタンUPまたはダウンボタンDO
WNが操作された場合には、その操作内容に従って、バ
ックスペース値を変更する(ステップS67)。
【0078】つまり、上記アップボタンUPまたはダウ
ンボタンDOWNは、フットスイッチの再生ボタンが押
されたときに自動的に遡って再生する時間を設定するも
のであり、例えばアップボタンUPを一回押す毎にバッ
クスペース時間は1秒づつ増加し、ダウンボタンDOW
Nを一回押す毎にバックスペース時間は1秒づつ減少す
るように構成されている。このバックスペース時間は、
上記表示部29に表示される。
【0079】なおここで、上記ステップS59の再生処
理、ステップS61の早送り処理、ステップS63の早
戻し処理において、停止ボタンSTOPが押されたり、
ICカード8が抜脱されたり、現在位置がメモリの終端
位置や先端位置に達した場合には、各処理から抜けて上
記ステップS52の停止処理に戻るようになっている。
【0080】また、上記ステップS65のインデックス
マーク検出処理あるいはステップS67のバックスペー
ス値変更の処理が終了した場合、または上記ステップS
66においてアップボタンUPまたはダウンボタンDO
WNが操作されない場合にも、上記ステップS52に戻
るようになっている。
【0081】このような実施形態によれば、口述者は、
自分が行った複数の口述の個々のインデックス、例えば
宛先、録音開始日時、録音時間、優先度および訂正位置
と訂正録音時間等を表示させることができるために、正
確な口述内容を把握した上でICカードを秘書に渡すこ
とができる。
【0082】また、秘書は、複数の口述の個々のインデ
ックス情報、例えば宛先、録音開始日時、録音時間、優
先度および訂正位置と訂正録音時間等を表示させて、タ
イプ作業に取り掛かる前に口述の全貌を知ることができ
るために、確実で能率的なタイプ作業を行うことが可能
になる。
【0083】さらに、口述者および秘書は、宛先を文字
表示により確認することができるために、確認作業がよ
り容易で確実になる。例えば、秘書は宛先名を文字表示
により認識することができるために、従来の音声のみに
基づいてタイプした場合のような、封筒やレター冒頭の
宛先名の綴りを間違える等の誤りが皆無となる。
【0084】そして、秘書は、口述者が決定した優先順
序に自動的に従ってタイプ作業を行うことができるため
に、作業効率が向上する。
【0085】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0086】(1) デジタル信号に変換された音声デ
ータおよびこの音声データに関連するインデックスデー
タをICカードの音声データ領域およびインデックス情
報領域にそれぞれ記録する記録手段を具備するものであ
って、上記インデックスデータは、関連する音声データ
に関する宛先および優先度を含むものであることを特徴
とするデジタル音声記録装置。
【0087】(2) 上記インデックスデータは、ファ
イル記号を含み、さらに、録音開始日時、録音時間、訂
正位置情報の内の少なくとも1つを含むものであること
を特徴とする(1)に記載のデジタル音声記録装置。
【0088】(3) 上記デジタル音声記録装置は、さ
らに、上記インデックスデータを視覚的に認識可能に表
示する表示手段と、この表示手段に表示された情報に基
づいて、口述者が音声データの優先度を入力可能な操作
入力手段と、を具備し、上記記録手段は、この操作入力
手段によって入力された優先度を上記ICカードのイン
デックス情報領域に記録するものであることを特徴とす
る(1)または(2)に記載のデジタル音声記録装置。
【0089】(4) 上記操作入力手段は、訂正を行う
旨の指示を入力するものであることを特徴とする(3)
に記載のデジタル音声記録装置。
【0090】(5) 上記デジタル音声記録装置は、さ
らに、計時手段と、この計時手段の出力に基づいて訂正
位置情報を発生する訂正位置情報発生手段とを具備し、
上記記録手段は、訂正音声データを上記ICカードの音
声データ領域に記録するとともに、上記訂正位置情報発
生手段により発生された訂正位置情報をインデックスデ
ータとしてICカードのインデックス情報領域に記録す
るものであることを特徴とする(4)に記載のデジタル
音声記録装置。
【0091】(6) 上記デジタル音声記録装置は、さ
らに、少なくとも口述者が発声した宛先を電気信号に変
換する音声入力手段と、この音声入力手段の出力をデジ
タル信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、こ
のアナログ/デジタル変換手段の出力を音声認識する音
声認識手段と、を具備することを特徴とする(1)、
(2)、(3)、(4)、または(5)に記載のデジタ
ル音声記録装置。
【0092】(7) 上記音声認識手段は、音声認識し
た宛先を辞書と比較して、デジタル文字信号を発生させ
るものであることを特徴とする(6)に記載のデジタル
音声記録装置。
【0093】(8) 上記記録手段は、上記発生したデ
ジタル文字信号をインデックスデータとして上記ICカ
ードのインデックス情報領域に記録するものであること
を特徴とする(7)に記載のデジタル音声記録装置。
【0094】(9) 上記表示手段は、上記発生したデ
ジタル文字信号を視覚的に認識可能に表示するものであ
ることを特徴とする(7)または(8)に記載のデジタ
ル音声記録装置。
【0095】(10) ICカードの音声データ領域お
よびインデックス情報領域にそれぞれ記録された音声デ
ータおよびこの音声データに関連するインデックスデー
タを再生する再生手段を具備し、この再生手段は、上記
インデックスデータに含まれる優先度に従って上記音声
データを再生するものであることを特徴とするデジタル
音声再生装置。
【0096】上記(1)に記載の発明によれば、音声デ
ータの宛先や優先度を容易に確実に指示することができ
る。
【0097】上記(2)に記載の発明によれば、上記
(1)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、フ
ァイル記号と、録音開始日時、録音時間、訂正位置情報
の内の少なくとも1つとを容易に確実に指示することが
できる。
【0098】上記(3)に記載の発明によれば、上記
(1)または(2)に記載の発明と同様の効果を奏する
とともに、インデックスデータを表示手段により視覚的
に容易に確認することができ、また、口述者が音声デー
タの優先度を入力することが可能になる。
【0099】上記(4)に記載の発明によれば、上記
(3)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、訂
正を行う旨の指示を入力することが可能になる。
【0100】上記(5)に記載の発明によれば、上記
(4)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、訂
正音声データを記録する動作に伴って訂正位置情報が自
動的に入力されるために、訂正を行う操作が簡便にな
る。
【0101】上記(6)に記載の発明によれば、上記
(1)、(2)、(3)、(4)、または(5)に記載
の発明と同様の効果を奏するとともに、宛先が自動的に
音声認識されて、入力の手間が省ける。
【0102】上記(7)に記載の発明によれば、上記
(6)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、音
声認識した宛先が自動的に辞書と比較されてデジタル文
字信号が発生されるために、文字変換を行う手間が省け
る。
【0103】上記(8)に記載の発明によれば、上記
(7)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、発
生したデジタル文字信号が自動的にICカードに記録さ
れるために、操作が簡便になる。
【0104】上記(9)に記載の発明によれば、上記
(7)または(8)に記載の発明と同様の効果を奏する
とともに、発生したデジタル文字信号を表示手段により
視覚的に容易に確認することができる。
【0105】上記(10)に記載の発明によれば、音声
データの優先度に応じて、適切な順序で再生することが
できる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による本
発明のデジタル音声記録装置によれば、音声データの宛
先や優先度を容易に確実に指示することができる。
【0107】また、請求項2による本発明のデジタル音
声記録装置によれば、請求項1に記載の発明と同様の効
果を奏するとともに、ファイル記号、録音開始日時、録
音時間、訂正位置情報の内のファイル記号を含む少なく
とも2つを容易に確実に指示することができる。
【0108】さらに、請求項3による本発明のデジタル
音声記録装置によれば、請求項1または請求項2に記載
の発明と同様の効果を奏するとともに、宛先を文字とし
て確認することが可能になる。
【0109】そして、請求項4による本発明のデジタル
音声記録装置によれば、請求項1、請求項2、または請
求項3に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、表
示手段によってインデックス情報を確認しながら音声デ
ータの優先度を確実に決定することができる。
【0110】加えて、請求項5による本発明のデジタル
音声再生装置によれば、音声データの優先度に応じて、
適切な順序で再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のデジタル音声記録再生装
置の構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態のデジタル音声記録再生装置のメ
イン動作を示すフローチャート。
【図3】上記実施形態のデジタル音声記録再生装置にお
ける訂正処理の詳細を示すフローチャート。
【図4】上記実施形態のデジタル音声記録再生装置にお
ける優先順位設定処理の詳細を示すフローチャート。
【図5】上記実施形態のICカード内に記録される情報
の内訳を概念的に示す図。
【図6】上記実施形態のデジタル音声記録再生装置の表
示部における表示の一例を示す図。
【図7】上記実施形態のトランスクライバーの構成を示
すブロック図。
【図8】上記実施形態のトランスクライバーの動作を示
すフローチャート。
【符号の説明】
1…マイクロホン(音声入力手段) 4…アナログ/デジタル変換器(アナログ/デジタル変
換手段) 5,25…デジタル信号処理部 6…システム制御部(インデックス情報記録手段,優先
度決定手段,優先度記憶手段,記録手段,訂正位置情報
発生手段) 7…ICカードインターフェース(インデックス情報記
録手段,優先度記憶手段,記録手段) 8…ICカード 9,29…表示部(表示手段) 15,35…操作部(操作入力手段) 16…音声認識処理部(音声認識手段) 17…時計機能部(計時手段) 26…システム制御部(再生手段) 27…ICカードインターフェース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号に変換された音声データを
    音声データ領域およびインデックス情報領域とを有する
    半導体メモリカードに記録するものであって、 上記インデックス情報領域に、音声データ領域に記録さ
    れた所定の音声データに関する少なくとも宛先および優
    先度を記録するためのインデックス情報記録手段を具備
    することを特徴とするデジタル音声記録装置。
  2. 【請求項2】 上記インデックス情報領域に、ファイル
    記号、録音開始日時、録音時間、訂正位置情報の内のフ
    ァイル記号を含む少なくとも2つを記録することを特徴
    とする請求項1に記載のデジタル音声記録装置。
  3. 【請求項3】 口述者が発声した宛先を音声認識して辞
    書と比較し、上記宛先をデジタル文字信号として上記イ
    ンデックス情報領域の宛先欄に記録させることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載のデジタル音声記録
    装置。
  4. 【請求項4】 上記インデックス情報領域に記録されて
    いる情報を表示する表示手段と、 上記表示手段に表示された情報から、音声データの優先
    度を決定する優先度決定手段と、 上記優先度決定手段によって決定された優先度を上記イ
    ンデックス情報領域の優先度欄に記録させる優先度記憶
    手段と、 を具備することを特徴とする請求項1、請求項2、また
    は請求項3に記載のデジタル音声記録装置。
  5. 【請求項5】 半導体メモリカードに記録された音声デ
    ータを再生するものであって、 半導体メモリカードのインデックス情報領域の優先度欄
    に記録されている優先度情報に従って音声データを再生
    する再生手段を具備することを特徴とするデジタル音声
    再生装置。
JP8143127A 1996-06-05 1996-06-05 デジタル音声記録装置およびデジタル音声再生装置 Withdrawn JPH09325800A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7478175B2 (en) 1998-04-17 2009-01-13 Sony Corporation Recording/reproducing apparatus

Cited By (5)

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US7478175B2 (en) 1998-04-17 2009-01-13 Sony Corporation Recording/reproducing apparatus
US7653756B2 (en) 1998-04-17 2010-01-26 Sony Corporation Recording/reproducing apparatus
US7856513B2 (en) 1998-04-17 2010-12-21 Sony Corporation Recording/reproducing apparatus
US7970955B2 (en) 1998-04-17 2011-06-28 Sony Corporation Recording/reproducing apparatus
US8041843B2 (en) 1998-04-17 2011-10-18 Sony Corporation Recording/reproducing apparatus

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