JPH09324647A - 内燃機関におけるタイミングチエンカバーの取付け装置 - Google Patents

内燃機関におけるタイミングチエンカバーの取付け装置

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Publication number
JPH09324647A
JPH09324647A JP14268396A JP14268396A JPH09324647A JP H09324647 A JPH09324647 A JP H09324647A JP 14268396 A JP14268396 A JP 14268396A JP 14268396 A JP14268396 A JP 14268396A JP H09324647 A JPH09324647 A JP H09324647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing chain
cylinder head
chain cover
plate
cylinder block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14268396A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Fujimura
一郎 藤村
Shigeyoshi Ito
茂良 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP14268396A priority Critical patent/JPH09324647A/ja
Publication of JPH09324647A publication Critical patent/JPH09324647A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイミングチエンカバー9を、シリンダブロ
ック2の側面2a及びシリンダヘッド3の側面3aにそ
の両方に跨がって取付ける場合に、潤滑油の漏れが発生
しないようにする。 【手段】 シリンダブロック及びシリンダヘッドの側面
とタイミングチエンカバーとの間にプレート10を設け
て、このプレートと前記シリンダブロックの側面との
間、及び前記シリンダヘッドの側面との間の各々に、こ
れら側面の周囲を巡るように構成したシール用ガスケッ
ト12,13を介挿する一方、前記タイミングチエンカ
バーを、前記プレートの外側面に、その間にシール用ガ
スケット14を挟んで締結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関におい
て、そのシリンダブロック及びシリンダヘッドの側面に
対して、クランク軸からカム軸への動力伝達用タイミン
グチエンを覆うタイミングチエンカバーを取付けるため
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関において、クランク軸の
回転をシリンダヘッドに軸支したカム軸に伝達するタイ
ミングチエンを覆うタイミングチエンカバーは、例え
ば、実開昭54−158109号公報等に記載されてい
るように、シリンダブロック及びシリンダヘッドの側面
に、その両方に跨がって締結することが行われており、
この場合、このタイミングチエンカバーと、シリンダブ
ロック及びシリンダヘッドとの間に、シール用のガスケ
ットを介挿して、タイミングチエンカバー内の気密性を
確保することにより、タイミングチエンに対する潤滑油
の漏れを阻止するように構成している。
【0003】このように、タイミングチエンカバーを、
シリンダブロック及びシリンダヘッドの側面に、その両
方に跨がって締結する場合において、その内部の潤滑油
が漏れないようにするためには、このタイミングチエン
カバーとシリンダブロック及びシリンダヘッドの側面と
の間に介挿したシール用ガスケットと、シリンダブロッ
クに対してシリンダヘッドを締結するときその間に介挿
したヘッドガスケットの端面との間における隙間を完全
に詰めるようにしなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記タイミン
グチエンカバーとシリンダブロック及びシリンダヘッド
の側面との間に介挿したシール用ガスケットと、シリン
ダブロックとシリンダヘッドとの間に介挿したヘッドガ
スケットとの間における隙間を完全に詰めることは、事
実上不可能であるから、この部分に、タイミングチエン
に対する潤滑油の漏れが発生すると言う問題があった。
【0005】また、最近の内燃機関のように、その軽量
化を図ることのために、シリンダブロックを鋳鉄製にす
る一方、シリンダヘッドをアルミ合金製にしている場合
には、鋳鉄製シリンダブロックの側面と、アルミ合金製
シリンダヘッドの側面との間に、その熱膨張差のために
段差ができ、このために、タイミングチエンカバーから
の潤滑油の漏れが発生すると言う問題もあった。
【0006】本発明は、これらの問題を解消できるよう
にしたタイミングチエンカバーの取付け装置を提供する
ことを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「ヘッドガスケットを挟んで互いに締
結されたシリンダブロック及びシリンダヘッドの側面
に、シリンダブロックにおけるクランク軸とシリンダヘ
ッドにおけるカム軸との間に巻掛けしたタイミングチエ
ンを覆うタイミングチエンカバーを配設して成る内燃機
関において、前記シリンダブロック及びシリンダヘッド
の側面とタイミングチエンカバーとの間に、シリンダブ
ロック及びシリンダヘッドに対して締結されるプレート
を設けて、このプレートと前記シリンダブロックの側面
との間にシール用ガスケットを、前記プレートと前記シ
リンダヘッドの側面との間に、シリンダヘッド側面の周
囲を巡るように構成したシール用ガスケットを各々介挿
する一方、前記タイミングチエンカバーを、前記プレー
トの外側面に、その間にシール用ガスケットを挟んで締
結する。」と言う構成にした。
【0008】
【発明の作用・効果】このように構成することにより、
タイミングチエンカバーの内部を、プレートとシリンダ
ブロック側面との間にその周囲を巡るように介挿したシ
ール用ガスケット、プレートとシリンダヘッド側面との
間にその周囲を巡るように介挿したシール用ガスケッ
ト、及び、タイミングチエンカバーと前記プレートとの
間に介挿したシール用ガスケットにより、前記シリンダ
ブロックとシリンダヘッドとの間に介挿したヘッドガス
ケットとは無関係に、完全に密封することができる。
【0009】従って、本発明によると、タイミングチエ
ンカバーを、シリンダブロック及びシリンダヘッドの側
面に対して取付ける場合において、前記シリンダブロッ
クとシリンダヘッドとの間に介挿したヘッドガスケット
のために、タイミングチエンカバーからの潤滑油の漏れ
を確実に防止できる効果を有する。特に、「請求項2」
に記載したように、シリンダヘッドの側面を、シリンダ
ブロックの側面により適宜寸法だけ内側に位置する一
方、このシリンダヘッドの側面と前記プレートとの間に
おけるシール用ガスケットを、軟質弾性体製にすると、
シリンダブロックを鋳鉄製に、シリンダヘッドをアルミ
合金製にした場合に、その両者間における熱膨張差を、
前記軟質弾性体製ガスケットの弾性変形によって吸収す
ることができるから、前記熱膨張差に起因する潤滑油の
漏れもを確実に防止できる効果を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図4の図面について説明する。この図において、符
号1は、内燃機関を示し、この内燃機関1は、鋳鉄製の
シリンダブロック2とアルミ合金製のシリンダヘッド3
とをその間にヘッドガスケット4を締結すると共に、前
記シリンダヘッド3の上面にヘッドカバー5を締結した
ものに構成され、前記シリンダブロック2の側面2aの
下部からは図示しないクランク軸が突出する一方、前記
シリンダヘッド3の側面3aからはカム軸6が突出し、
クランク軸上のスプロケット(図示せず)とこのカム軸
6上のスプロケット7との間には、クランク軸の回転を
カム軸6に伝達するためのタイミングチエン8が巻掛け
されている。
【0011】この場合において、前記シリンダヘッド3
における側面3aは、前記シリンダブロック2における
側面2aよりも適宜寸法Sだけ内側に位置している。符
号9は、前記タイミングチエン8の全体を覆うタイミン
グチエンカバーを、符号10は、平面板状のプレートを
各々示し、このプレート10を、前記シリンダブロック
2における側面2a、及び前記シリンダヘッド3におけ
る側面3aに対して、複数本のボルト11にて締結する
に際して、このプレート10と、前記シリンダブロック
2における側面2aとの間に、シリンダブロック2にお
ける側面2aの周囲を巡るようにリング状に構成したシ
ール用ガスケット12を介挿する一方、前記プレート1
0と、前記シリンダヘッド3における側面3aとの間
に、シリンダヘッド3における側面3aの周囲を巡るよ
うにリング状に構成したゴム等の軟質弾性体製のシール
用ガスケット13を介挿する。
【0012】なお、前記軟質弾性体製のシール用ガスケ
ット13は、その一部をプレート10に刻設した溝に嵌
めることにより、組立に際してプレート10から落下し
ないように構成されている。そして、前記タイミングチ
エンカバー9を、前記プレート10の外側面に対して、
その間にシール用ガスケット14を挟んで複数本のボル
ト15にて締結する。
【0013】このように構成することにより、タイミン
グチエンカバー9の内部を、プレート10とシリンダブ
ロック2の側面2aとの間にその周囲を巡るように介挿
したシール用ガスケット12、プレート10とシリンダ
ヘッド3の側面3aとの間にその周囲を巡るように介挿
したシール用ガスケット13、及び、タイミングチエン
カバー9と前記プレート10との間に介挿したシール用
ガスケット14により、前記シリンダブロック2とシリ
ンダヘッド3との間に介挿したヘッドガスケット4とは
無関係に、完全に密封することができるから、潤滑油の
漏れを確実に防止できるのである。
【0014】また、シリンダブロック2を鋳鉄製に、シ
リンダヘッド3をアルミ合金製にした場合に、その両者
間における熱膨張差を、前記軟質弾性体製ガスケット1
3の弾性変形によって吸収することができるから、前記
熱膨張差に起因する潤滑油の漏れもを確実に防止できる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部縦断正面図であ
る。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1のIII −III 視断面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 シリンダブロック 2a シリンダブロックの側面 3 シリンダヘッド 3a シリンダヘッドの側面 4 ヘッドガスケット 6 カム軸 8 タイミングチエン 9 タイミングチエンカバー 10 プレート 12,13,14 シール用ガスケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドガスケットを挟んで互いに締結され
    たシリンダブロック及びシリンダヘッドの側面に、シリ
    ンダブロックにおけるクランク軸とシリンダヘッドにお
    けるカム軸との間に巻掛けしたタイミングチエンを覆う
    タイミングチエンカバーを配設して成る内燃機関におい
    て、 前記シリンダブロック及びシリンダヘッドの側面とタイ
    ミングチエンカバーとの間に、シリンダブロック及びシ
    リンダヘッドに対して締結されるプレートを設けて、こ
    のプレートと前記シリンダブロックの側面との間に、シ
    リンダブロック側面の周囲を巡るように構成したシール
    用ガスケットを、前記プレートと前記シリンダヘッドの
    側面との間に、シリンダヘッド側面の周囲を巡るように
    構成したシール用ガスケットを各々介挿する一方、前記
    タイミングチエンカバーを、前記プレートの外側面に、
    その間にシール用ガスケットを挟んで締結したことを特
    徴とする内燃機関におけるタイミングチエンカバーの取
    付け装置。
  2. 【請求項2】前記「請求項1」において、前記シリンダ
    ヘッドの側面を、前記シリンダブロックの側面により適
    宜寸法だけ内側に位置する一方、このシリンダヘッドの
    側面と前記プレートとの間におけるシール用ガスケット
    を、軟質弾性体製にしたことを特徴とする内燃機関にお
    けるタイミングチエンカバーの取付け装置。
JP14268396A 1996-06-05 1996-06-05 内燃機関におけるタイミングチエンカバーの取付け装置 Pending JPH09324647A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14268396A JPH09324647A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 内燃機関におけるタイミングチエンカバーの取付け装置

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JP14268396A JPH09324647A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 内燃機関におけるタイミングチエンカバーの取付け装置

Publications (1)

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JPH09324647A true JPH09324647A (ja) 1997-12-16

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ID=15321102

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JP14268396A Pending JPH09324647A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 内燃機関におけるタイミングチエンカバーの取付け装置

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JP (1) JPH09324647A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104343577A (zh) * 2014-09-28 2015-02-11 长城汽车股份有限公司 密封装置、发动机及车辆

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104343577A (zh) * 2014-09-28 2015-02-11 长城汽车股份有限公司 密封装置、发动机及车辆

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