JPH09322639A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

Info

Publication number
JPH09322639A
JPH09322639A JP14689096A JP14689096A JPH09322639A JP H09322639 A JPH09322639 A JP H09322639A JP 14689096 A JP14689096 A JP 14689096A JP 14689096 A JP14689096 A JP 14689096A JP H09322639 A JPH09322639 A JP H09322639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed chain
operation lever
lever
operated
combine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14689096A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Minami
照男 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP14689096A priority Critical patent/JPH09322639A/ja
Publication of JPH09322639A publication Critical patent/JPH09322639A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手扱き脱穀作業時に作業者の衣服がフィード
チェーンで引き込みされても即座にフィードチェーンを
停止させることのできるコンバインを提供する。 【解決手段】 刈取前処理装置6からの刈取穀稈を脱穀
処理のために後方に移送するフィードチェーン9を設け
たコンバインであって、フィードチェーン9を駆動状態
と非駆動状態とに切り換える切換手段27を設けるとと
もに、該切換手段27を作動操作する操作レバー21
を、前後揺動操作自在に、フィードチェーン9の横側を
覆うカバー体23より機体横外方に露出する状態で設け
るとともに、操作レバー21を機体前方がわに操作する
とフィードチェーン9を駆動状態に設定し、操作レバー
21を機体後方がわに揺動操作するとフィードチェーン
9を非駆動状態に設定するように、操作レバー21と切
換手段27とを連係してあるコンバイン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈取前処理部から
の刈取穀稈を脱穀処理のために後方に移送するフィード
チェーンを設けたコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のコンバインにあって
は、通常の刈取作業時に、刈取前処理装置で刈取され後
方に搬送された刈取穀稈をフィードチェーンに受渡し
て、そのフィードチェーンによって機体後方に向けて穀
稈を移送しながら脱穀装置における扱胴で脱穀処理する
ようにしているとともに、人手によって刈り取られた穀
稈を脱穀装置を利用して手扱き脱穀する作業も行えるよ
うに、つまり、コンバインを走行停止及び刈取前処理装
置を停止した状態にして、フィードチェーンの搬送始端
部に人手によって穀稈を載置することでフィードチェー
ンによる穀稈の後方搬送を行えるようにし、その後方搬
送時に脱穀装置で脱穀処理されるようにすることが可能
な構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手扱き
脱穀作業を行う場合、作業者がフィードチェーンの搬送
始端部に穀稈を供給するときに、作業者の衣服がフィー
ドチェーンに挟み込まれる虞れがあり、そのため、フィ
ードチェーンの後方移動に連れて衣服も後方へ引かれ
て、その衣服が破損してしまう虞れがあった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、手扱き脱穀作業時に作業者の衣服がフィード
チェーンで引き込みされても即座にフィードチェーンを
停止させることのできるコンバインの提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかるコンバインは、刈
取前処理装置からの刈取穀稈を脱穀処理のために後方に
移送するフィードチェーンを設けたコンバインであっ
て、前記フィードチェーンを駆動状態と非駆動状態とに
切り換える切換手段を設けるとともに、該切換手段を作
動操作する操作レバーを、前後揺動操作自在に、前記フ
ィードチェーンの横側を覆うカバー体より機体横外方に
露出する状態で設けるとともに、前記操作レバーを機体
前方がわに操作すると前記フィードチェーンを駆動状態
に設定し、前記操作レバーを機体後方がわに揺動操作す
ると前記フィードチェーンを非駆動状態に設定するよう
に、前記操作レバーと前記切換手段とを連係してあるこ
とを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、手扱き脱穀作業をする際には、機体を走行停
止状態にして脱穀装置並びにフィードチェーンを作動さ
せるために、カバー体より機体横外方に露出する操作レ
バーを機体前方がわに揺動操作しておくことになるが、
作業者の衣服がフィードチェーンに挟み込まれたときに
は、衣服が破れたりしないよう作業者が後方へ移動する
ことにより、カバー体の横側を移動する際に作業者が操
作レバーを後方に容易に揺動操作できる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、手扱き脱穀作業時において、フィー
ドチェーンに作業者の衣服が挟み込まれてもその挟み込
みに伴い作業者が後方へ移動する際にフィードチェーン
停止操作を容易に行って衣服の破損を抑制できるものと
なっている。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかるコン
バインは、請求項1に記載のものにおいて、前記切換手
段がエンジンを停止して前記非駆動状態をもたらすもの
であることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、切換手段がエンジンを停止して非駆動状態を
もたらすものであるから、例え脱穀クラッチやフィード
チェーンの駆動の入り切りを行うクラッチ等が切り状態
に切り換わらないことがあっても、エンジン停止により
フィードチェーンの駆動は停止することになる。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、フィードチェーンに作業者の衣服が
挟み込まれても、エンジン停止により、確実性高くフィ
ードチェーンの停止を迅速に図ることができ、衣服の破
れも抑制できる。
【0011】(構成) 本発明の請求項2にかかるコン
バインは、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記
操作レバーが走行クラッチに連係されているとともに、
前記操作レバーを前方位置、後方位置及び中間位置に前
後揺動可能に構成し、かつ、前記操作レバーが前方位置
に操作されているときは前記走行クラッチを入り操作
し、前記操作レバーが中間位置に操作されているときは
前記走行クラッチを切り操作状態で前記フィードチェー
ンを駆動状態に操作し、前記操作レバーが後方位置に操
作されているときは前記走行クラッチを切り操作状態で
前記フィードチェーンを非駆動状態に操作するように構
成してあることを特徴構成とする。
【0012】(作用) 本発明の請求項3にかかる構成
によれば、操作レバーを前方位置にしているときは、走
行クラッチが入り操作することができるので、通常の刈
取作業を行うことができ、手扱き作業を停止することに
なるとともに、操作レバーを中間位置にしているとき
は、手扱き作業をするために、走行クラッチは必ず切り
操作状態にしておいて、手扱き作業時に不当に機体が走
行することがないようにでき、また、操作レバーを後方
位置にするときには、作業者の衣服がフィードチェーン
に引っ張られるような状況であるので、フィードチェー
ンを停止することになる。
【0013】(効果) 従って、本発明の請求項3にか
かる構成によれば、手扱き作業をするときには走行クラ
ッチを入り操作できないように牽制するための手段に操
作レバーを兼用することができるから、別途そのような
牽制手段を設けなくても良いとともに、その兼用化によ
って、手扱き作業するのに意識的に操作レバーを中間位
置に操作させることで手扱き作業時であるか否か作業者
に認識させやすいものとなっている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に、コンバインを示
している。このコンバインは、左右一対のクローラ走行
装置1,1に支持された機体フレーム2に、脱穀装置
3、搭乗運転部4、グレンタンク5等を搭載装備すると
ともに、機体フレーム2の前端部に横軸芯周りで上下揺
動自在に刈取前処理装置6を装着して構成している。
【0015】刈取前処理装置6の刈取装置7で刈り取ら
れた穀稈は縦搬送装置8で後方に搬送されるようにして
いるとともに、その搬送穀稈を脱穀処理するために、脱
穀装置3の横側に配設されたフィードチェーン9に縦搬
送装置8から穀稈を受け渡すように構成している。すな
わち、フィードチェーン9は、脱穀装置3の扱室内に配
設された扱胴10で穀稈に対する脱穀処理がなされるよ
うに穀稈の株元を挾持する状態でその穀稈を後方へ搬送
するものである。
【0016】そして、図3に示すように、機体フレーム
2に搭載したエンジン11からの動力が、ベルトテンシ
ョン式の主クラッチ12(走行クラッチに相当)を介し
て走行用の無段変速装置13、ミッションケース14へ
伝達されて、左右のクローラ走行装置1,1並びに刈取
前処理装置6に伝達されるように構成している。また、
主クラッチ12を介することなく、別の脱穀クラッチ
(図示せず)及び伝動系を介して脱穀装置3に伝動され
るように構成している。主クラッチ12は、揺動操作式
のテンションアーム15に支持されたテンションプーリ
16により入り切り操作されるものであり、テンション
アーム15がバネ17によって入り側に付勢されてい
る。この主クラッチ12を入り切り操作する機構につい
て説明すると、搭乗運転部4には主クラッチ12を切り
操作するためのブレーキペダル18を配設しているとと
もに、このブレーキペダル18とミッションケース14
内に装備された走行用ブレーキ(図示せず)とが連係機
構19を介して連結している。そして、別途主クラッチ
12にも操作ワイヤ等からなる別の連係機構20を介し
てブレーキペダル18を連係している。この構成によ
り、通常の刈取作業時や路上走行時において、操縦する
場合には、走行停止するためにブレーキペダル18を踏
み込み操作すると、走行用ブレーキによって制動がかけ
られるとともに、主クラッチ12が連係機構20を介し
て操作することで切り操作されるようにしている。
【0017】さらに、主クラッチ12は、操作レバー2
1によって、操作ワイヤ等からなる連係機構22を介し
て切り操作できるように設定している。詳述すると、こ
の操作レバー21は、図1乃至図4に示すように、フィ
ードチェーン9の横側箇所を覆うカバー体としてのサイ
ドカバー23の穿設したガイド溝孔24を通して外部に
臨むように設けられるとともに、上下軸芯Z周り及び前
後軸芯X周りで揺動可能にその基端部を枢支し、図示し
ないスプリングで上方がわに弾性付勢している。この操
作レバー21の揺動操作位置をサイドカバー23に沿う
状態で前方に倒した前方位置Fにある姿勢と、サイドカ
バー23より横外方に突出する中間位置Nにある姿勢
と、この中間位置Nよりも後方に倒した後方位置Rにあ
る姿勢とに切換可能に設定しているとともに、図4に示
すガイド溝孔24で案内並びに姿勢保持可能に構成して
いる。そして、操作レバー21を、前記前方位置Fに操
作しているときは、前記主クラッチ12を入りがわに操
作する状態を維持するようにしているとともに、操作レ
バー21を前記中間位置Nに操作しているときは、主ク
ラッチ12を連係機構22を介して切り操作して、搭乗
運転部4での操作による走行及び刈取作業を禁止する一
方、脱穀作業のみ可能にする。また、操作レバー21を
前記後方位置Rに操作しているときは、この後方位置R
に操作される操作レバー21によってオン操作されるリ
ミットスイッチ25からのそのオン信号が前記エンジン
11の制御用の制御装置26に入力され、制御装置26
は、エンジン11を停止させる信号を出力するように構
成している。ここで、リミットスイッチ25、制御装置
26、エンジン11は、フィードチェーン9を駆動状態
と非駆動状態とに切り換える切換手段27を構成してい
る。
【0018】上記構成により、通常の刈取作業を行う場
合には、操作レバー21を前方位置Fに設定しておくこ
とで、搭乗運転部4に作業者が搭乗して運転できるもの
となっているとともに、枕地等で手扱き脱穀する場合に
は、図2に示すように、操作レバー21を中間位置Nに
設定しておくことで、機体が走行停止した状態で、かつ
刈取前処理装置6が駆動停止した状態で、脱穀装置3の
み駆動させておくことができる。さらに、その手扱き脱
穀作業中に、穀稈供給する作業者の衣服がフィードチェ
ーン9に挟み込まれて後方へ作業者を引っ張られること
があると、作業者がフィードチェーン9に沿って後方へ
移動することにより、その作業者の体に操作レバー21
が当たることで、その操作レバー21が中間位置Nから
後方位置Rへ姿勢を切り換えることになり、それによっ
て、エンジン11が停止するため、フィードチェーン9
が停止し、それ以上衣服が引っ張られるのを停止する。
【0019】〔別の実施の形態〕 操作レバーは左右方向に沿った軸芯周りで前後に揺
動自在に構成しても良い。 切換手段は、エンジンを切り操作するものに代え
て、脱穀クラッチを切り操作するものに構成しても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】コンバインで手扱き脱穀作業中の様子を示す平
面図
【図3】操作レバーに連係する機構等を示す概略説明図
【図4】操作レバーのガイド溝を示す側面図
【符号の説明】
6 刈取前処理装置 9 フィードチェーン 11 エンジン 12 走行クラッチ 21 操作レバー 27 切換手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取前処理装置からの刈取穀稈を脱穀処
    理のために後方に移送するフィードチェーンを設けたコ
    ンバインであって、 前記フィードチェーンを駆動状態と非駆動状態とに切り
    換える切換手段を設けるとともに、該切換手段を作動操
    作する操作レバーを、前後揺動操作自在に、前記フィー
    ドチェーンの横側を覆うカバー体より機体横外方に露出
    する状態で設けるとともに、前記操作レバーを機体前方
    がわに操作すると前記フィードチェーンを駆動状態に設
    定し、前記操作レバーを機体後方がわに揺動操作すると
    前記フィードチェーンを非駆動状態に設定するように、
    前記操作レバーと前記切換手段とを連係してあるコンバ
    イン。
  2. 【請求項2】 前記切換手段がエンジンを停止して前記
    非駆動状態をもたらすものである請求項1記載のコンバ
    イン。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーが走行クラッチに連係さ
    れているとともに、前記操作レバーを前方位置、後方位
    置及び中間位置に前後揺動可能に構成し、かつ、前記操
    作レバーが前方位置に操作されているときは前記走行ク
    ラッチを入り操作し、前記操作レバーが中間位置に操作
    されているときは前記走行クラッチを切り操作状態で前
    記フィードチェーンを駆動状態に操作し、前記操作レバ
    ーが後方位置に操作されているときは前記走行クラッチ
    を切り操作状態で前記フィードチェーンを非駆動状態に
    操作するように構成してある請求項1又は2記載のコン
    バイン。
JP14689096A 1996-06-10 1996-06-10 コンバイン Pending JPH09322639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14689096A JPH09322639A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14689096A JPH09322639A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 コンバイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09322639A true JPH09322639A (ja) 1997-12-16

Family

ID=15417897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14689096A Pending JPH09322639A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09322639A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009278954A (ja) 作業車の操作制御装置
JP2000004652A (ja) コンバインにおける緊急エンジン停止制御装置
JPH09322639A (ja) コンバイン
JP4778294B2 (ja) コンバイン
JP3065906B2 (ja) コンバイン
JP2002176833A (ja) コンバイン
JP5928641B2 (ja) コンバイン
JP2002176830A (ja) コンバイン
JP4471595B2 (ja) 移動農機
JP4778293B2 (ja) コンバイン
JP2001231346A (ja) 乗用コンバインにおけるグレンタンク系の操作盤構造
JP2002176831A (ja) コンバイン
JP2005006555A (ja) コンバインの扱深制御装置
JP2003125634A (ja) コンバイン
JPH0627062Y2 (ja) コンバインの作業クラッチ
JP2005087130A (ja) コンバインの手扱ぎ制御装置
JPH046514Y2 (ja)
JPH0541630Y2 (ja)
JP3625929B2 (ja) コンバイン
JPH09107775A (ja) コンバイン
JPS63254921A (ja) ハ−ベスタ−の自動走行操作装置
JPH056757Y2 (ja)
JPS6332609Y2 (ja)
JP4970648B2 (ja) コンバイン
JPH0240751Y2 (ja)