JPH09321758A - データ収集方式 - Google Patents
データ収集方式Info
- Publication number
- JPH09321758A JPH09321758A JP8134525A JP13452596A JPH09321758A JP H09321758 A JPH09321758 A JP H09321758A JP 8134525 A JP8134525 A JP 8134525A JP 13452596 A JP13452596 A JP 13452596A JP H09321758 A JPH09321758 A JP H09321758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- data
- time
- address
- polling signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポーリングによる複数の二次局からのデータ
収集を行う場合、1回のポーリングでデータ収集を可能
とする場合でも全ての二次局からの応答を待つ必要があ
り、有効な時間短縮効果が得られない。 【解決手段】 複数の二次局21〜2Nに一次局1から
ポーリング信号を送信してデータを収集する。一次局に
は、データを収集したい二次局のアドレスをポーリング
信号に設定する手段102と、このポーリング手段を二
次局に送信する手段101とを備える。各二次局には、
ポーリング信号を受信する手段201と、受信したポー
リング信号に含まれる自局のアドレスとその順位を検出
する手段203と、このアドレスの順位から一次局へ応
答する時間を算出する手段204と、データを一次局に
向けて送信する手段207とを備える。データ要求され
た二次局はポーリング信号を受信した時から応答時間の
経過後にデータを送信することで、要求された各二次局
のデータ送信が重なることなく、データ収集時間の短縮
が実現できる。
収集を行う場合、1回のポーリングでデータ収集を可能
とする場合でも全ての二次局からの応答を待つ必要があ
り、有効な時間短縮効果が得られない。 【解決手段】 複数の二次局21〜2Nに一次局1から
ポーリング信号を送信してデータを収集する。一次局に
は、データを収集したい二次局のアドレスをポーリング
信号に設定する手段102と、このポーリング手段を二
次局に送信する手段101とを備える。各二次局には、
ポーリング信号を受信する手段201と、受信したポー
リング信号に含まれる自局のアドレスとその順位を検出
する手段203と、このアドレスの順位から一次局へ応
答する時間を算出する手段204と、データを一次局に
向けて送信する手段207とを備える。データ要求され
た二次局はポーリング信号を受信した時から応答時間の
経過後にデータを送信することで、要求された各二次局
のデータ送信が重なることなく、データ収集時間の短縮
が実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ムにおいて、一次局と二次局がマルチドロップ形態で接
続され、二次局からのデータを一次局にて受信するデー
タ収集方式に関する。
ムにおいて、一次局と二次局がマルチドロップ形態で接
続され、二次局からのデータを一次局にて受信するデー
タ収集方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のデータ収集装置のブロック
構成図である。図4において、1つの一次局1と複数
(N個)の二次局21〜2Nは通信回線3によりマルチ
ドロップ形で接続され、一次局からのデータ要求に応じ
て各二次局からはそれぞれ一次局に対してデータを送出
し、一次局においてこれらのデータを収集する構成とさ
れている。図5は一次局1から二次局21〜2Nへのポ
ーリング信号のフレームフォーマットの一例である。
構成図である。図4において、1つの一次局1と複数
(N個)の二次局21〜2Nは通信回線3によりマルチ
ドロップ形で接続され、一次局からのデータ要求に応じ
て各二次局からはそれぞれ一次局に対してデータを送出
し、一次局においてこれらのデータを収集する構成とさ
れている。図5は一次局1から二次局21〜2Nへのポ
ーリング信号のフレームフォーマットの一例である。
【0003】図6は従来のデータ収集装置のデータ収集
シーケンスである。このように、従来では、一次局に対
してマルチドロップ形で接続された二次局からのデータ
収集はポーリング方式により行われている。すなわち、
一次局1が二次局21〜2Nからのデータを受信する場
合には、図5に示すポーリング信号のフレームフォーマ
ットのアドレス部に二次局21〜2N毎に割り当てられ
た局アドレスを設定したポーリング信号を送信し、前記
ポーリング信号を受信した二次局はアドレス部に自局ア
ドレスを設定したデータを一次局1へ送信するようにな
っていた。このポーリングを各二次局に対して順次行う
ことで、全ての二次局からのデータ収集が可能となる。
しかし、このようなデータ収集方式では、一次局1は二
次局に対して1局毎にポーリング信号を送出するように
なっているので、全ての二次局21〜2Nのデータを収
集するには時間がかかるという問題があった。
シーケンスである。このように、従来では、一次局に対
してマルチドロップ形で接続された二次局からのデータ
収集はポーリング方式により行われている。すなわち、
一次局1が二次局21〜2Nからのデータを受信する場
合には、図5に示すポーリング信号のフレームフォーマ
ットのアドレス部に二次局21〜2N毎に割り当てられ
た局アドレスを設定したポーリング信号を送信し、前記
ポーリング信号を受信した二次局はアドレス部に自局ア
ドレスを設定したデータを一次局1へ送信するようにな
っていた。このポーリングを各二次局に対して順次行う
ことで、全ての二次局からのデータ収集が可能となる。
しかし、このようなデータ収集方式では、一次局1は二
次局に対して1局毎にポーリング信号を送出するように
なっているので、全ての二次局21〜2Nのデータを収
集するには時間がかかるという問題があった。
【0004】このような時間を短縮するために、特開昭
62−171345号公報に記載の技術では、一回の一
次局から二次局へのポーリング信号により全ての二次局
のデータを順次収集する方式がとられている。この場
合、各二次局には一次局から予め固有のタイマ値を割り
当て、二次局は一次局からのポーリング信号を受信して
から割り当てられた時間だけ待機した後、一次局へデー
タを送信していた。また、特開昭57−99054号公
報の技術も同様に、一次局から二次局へのポーリング信
号のアドレス部に特定のコードが設定されている場合、
二次局は予め設定されている各二次局固有のタイマ値の
時間だけ待機した後に一次局へデータを送信していた。
62−171345号公報に記載の技術では、一回の一
次局から二次局へのポーリング信号により全ての二次局
のデータを順次収集する方式がとられている。この場
合、各二次局には一次局から予め固有のタイマ値を割り
当て、二次局は一次局からのポーリング信号を受信して
から割り当てられた時間だけ待機した後、一次局へデー
タを送信していた。また、特開昭57−99054号公
報の技術も同様に、一次局から二次局へのポーリング信
号のアドレス部に特定のコードが設定されている場合、
二次局は予め設定されている各二次局固有のタイマ値の
時間だけ待機した後に一次局へデータを送信していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような、公報に記
載の技術では、1回のデータ要求に対して各二次局がデ
ータを送信するために、前記した時間の短縮を図る上で
は有効である。しかしながら、特開昭62−17134
5号公報のポーリング方式では、予め二次局への各局固
有の待機時間を一次局から設定する必要があり、タイマ
値の変更がポーリングシーケンスの途中で容易に変更す
ることができないことと、全ての二次局のデータを収集
後に必要とする局のデータを選択しているため、特に特
定の二次局のデータを収集するような場合には、収集時
間の短縮の効果は少ないものとなる。
載の技術では、1回のデータ要求に対して各二次局がデ
ータを送信するために、前記した時間の短縮を図る上で
は有効である。しかしながら、特開昭62−17134
5号公報のポーリング方式では、予め二次局への各局固
有の待機時間を一次局から設定する必要があり、タイマ
値の変更がポーリングシーケンスの途中で容易に変更す
ることができないことと、全ての二次局のデータを収集
後に必要とする局のデータを選択しているため、特に特
定の二次局のデータを収集するような場合には、収集時
間の短縮の効果は少ないものとなる。
【0006】また、特開昭57−99054号公報の技
術では、二次局をグループ分けして、ポーリング信号の
アドレス部に特定のコードが設定されている場合、グル
ープ単位でデータを一次局へ順次送信することにより、
回線効率の問題を解決している。しかしながら、待機時
間の設定は予め設定しなければならず、ポーリングシー
ケンスの途中での変更は困難であった。これは、一次局
が必要に応じて二次局の優先順位の変更を容易に行うこ
とが困難であることを示している。
術では、二次局をグループ分けして、ポーリング信号の
アドレス部に特定のコードが設定されている場合、グル
ープ単位でデータを一次局へ順次送信することにより、
回線効率の問題を解決している。しかしながら、待機時
間の設定は予め設定しなければならず、ポーリングシー
ケンスの途中での変更は困難であった。これは、一次局
が必要に応じて二次局の優先順位の変更を容易に行うこ
とが困難であることを示している。
【0007】本発明の目的は、複数の二次局のデータを
収集しようとする時の収集時間を短縮することができ、
しかも任意の二次局のデータをより短い時間で、しかも
任意の優先順位で得ることを可能にしたデータ収集方式
を提供することである。
収集しようとする時の収集時間を短縮することができ、
しかも任意の二次局のデータをより短い時間で、しかも
任意の優先順位で得ることを可能にしたデータ収集方式
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、マルチドロッ
プ形態で接続された複数の二次局に一次局からポーリン
グ信号を送信してからデータを収集するデータ収集方式
において、一次局には、データを収集したい二次局のア
ドレスをポーリング信号に設定する手段と、このポーリ
ング手段を二次局に送信する手段とを備え、前記各二次
局には、一次局からのポーリング信号を受信する手段
と、受信したポーリング信号に含まれる自局のアドレス
とその順位を検出する手段と、このアドレスの順位から
一次局へ応答する時間を算出する手段と、データを一次
局に向けて送信する手段とを備え、二次局がポーリング
信号を受信した時から前記応答時間の経過後にデータを
送信することを特徴とする。例えば、応答する時間を算
出する手段は、アドレス検出部で検出されたアドレスの
順位に共づいてタイマの設定時間を算出するタイマ設定
時間算出部と、算出された値に基づいてタイマが設定さ
れるタイマセット部と、タイマセット部のタイムアップ
により送信制御部を起動させる送信起動タイマ部とで構
成される。
プ形態で接続された複数の二次局に一次局からポーリン
グ信号を送信してからデータを収集するデータ収集方式
において、一次局には、データを収集したい二次局のア
ドレスをポーリング信号に設定する手段と、このポーリ
ング手段を二次局に送信する手段とを備え、前記各二次
局には、一次局からのポーリング信号を受信する手段
と、受信したポーリング信号に含まれる自局のアドレス
とその順位を検出する手段と、このアドレスの順位から
一次局へ応答する時間を算出する手段と、データを一次
局に向けて送信する手段とを備え、二次局がポーリング
信号を受信した時から前記応答時間の経過後にデータを
送信することを特徴とする。例えば、応答する時間を算
出する手段は、アドレス検出部で検出されたアドレスの
順位に共づいてタイマの設定時間を算出するタイマ設定
時間算出部と、算出された値に基づいてタイマが設定さ
れるタイマセット部と、タイマセット部のタイムアップ
により送信制御部を起動させる送信起動タイマ部とで構
成される。
【0009】また、本発明においては、二次局には、回
線上の各二次局が送出するキャリアを検出する手段を備
え、二次局が一次局に応答してデータを送信する際に
は、他局がデータを送信していない事を確認する構成と
することが好ましい。また、応答する時間は、ポーリン
グ信号を受信した後各二次局が所定の処理を行う時間
と、自局より順位が前の他の二次局が全て応答を完了す
る時間とを合計した時間とする。さらに、一次局は、ポ
ーリング信号に設定するアドレスは、任意の二次局を任
意の順位で設定することを可能とする。
線上の各二次局が送出するキャリアを検出する手段を備
え、二次局が一次局に応答してデータを送信する際に
は、他局がデータを送信していない事を確認する構成と
することが好ましい。また、応答する時間は、ポーリン
グ信号を受信した後各二次局が所定の処理を行う時間
と、自局より順位が前の他の二次局が全て応答を完了す
る時間とを合計した時間とする。さらに、一次局は、ポ
ーリング信号に設定するアドレスは、任意の二次局を任
意の順位で設定することを可能とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態を
示すブロック構成図である。図1において、1個の一次
局1と、N個の二次局21〜2Nはマルチドロップ形態
により通信回線3で接続されている。一次局及び各二次
局はそれぞれ互いに通信路を介して相互に通信処理を行
うための通信処理部101,201を有する。そして、
一次局1は、データを収集したい二次局のアドレスを設
定するための二次局アドレス設定部102を備えてい
る。すなわち、図2にポーリング信号のフレームフォー
マットを示すように、アドレス部、コマンド部、データ
部を含んだ構成とされ、このアドレス部に複数の二次局
のアドレスを設定する。このアドレスの設定の一例とし
て、アドレス部の各アドレスのMSBが“1”の場合に
は次に続くデータがアドレスであることを示し、アドレ
スのMSBが“0”である場合、アドレスが最終である
ことを示し、次のデータがコマンドであることを示す。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態を
示すブロック構成図である。図1において、1個の一次
局1と、N個の二次局21〜2Nはマルチドロップ形態
により通信回線3で接続されている。一次局及び各二次
局はそれぞれ互いに通信路を介して相互に通信処理を行
うための通信処理部101,201を有する。そして、
一次局1は、データを収集したい二次局のアドレスを設
定するための二次局アドレス設定部102を備えてい
る。すなわち、図2にポーリング信号のフレームフォー
マットを示すように、アドレス部、コマンド部、データ
部を含んだ構成とされ、このアドレス部に複数の二次局
のアドレスを設定する。このアドレスの設定の一例とし
て、アドレス部の各アドレスのMSBが“1”の場合に
は次に続くデータがアドレスであることを示し、アドレ
スのMSBが“0”である場合、アドレスが最終である
ことを示し、次のデータがコマンドであることを示す。
【0011】一方、各二次局21〜2Nは、二次局から
一次局への送信データの有無を検出する送信データ検出
部202と、一次局から二次局へのポーリング信号に自
局のアドレスが設定されていること、およびこのポーリ
ング信号に設定されている順位を算出するアドレス検出
部203と、自局のアドレスが設定されており、一次局
へ応答する場合、前記自局のアドレスが設定されている
順位により応答する時間を算出するタイマ設定時間算出
部204と、このタイマ設定時間算出部204で算出し
た時間を送信起動タイマ部206に設定するタイマセッ
ト部205と、この送信起動タイマ部206においてタ
イムアップし、かつ前記送信データ検出部202の出力
により二次局から一次局へデータが送信されていないこ
とを確認して一次局へ自局のデータを送信する送信制御
部207を備えている。
一次局への送信データの有無を検出する送信データ検出
部202と、一次局から二次局へのポーリング信号に自
局のアドレスが設定されていること、およびこのポーリ
ング信号に設定されている順位を算出するアドレス検出
部203と、自局のアドレスが設定されており、一次局
へ応答する場合、前記自局のアドレスが設定されている
順位により応答する時間を算出するタイマ設定時間算出
部204と、このタイマ設定時間算出部204で算出し
た時間を送信起動タイマ部206に設定するタイマセッ
ト部205と、この送信起動タイマ部206においてタ
イムアップし、かつ前記送信データ検出部202の出力
により二次局から一次局へデータが送信されていないこ
とを確認して一次局へ自局のデータを送信する送信制御
部207を備えている。
【0012】このような方式における動作を図3に示す
シーケンスフローを参照して説明する。先ず、一次局1
はデータを収集したい二次局のアドレスを二次局アドレ
ス設定部102において、図2に示したようにポーリン
グ信号のアドレス部に設定する。このアドレス設定後、
通信処理部101により二次局に向けてポーリング信号
を送信する。
シーケンスフローを参照して説明する。先ず、一次局1
はデータを収集したい二次局のアドレスを二次局アドレ
ス設定部102において、図2に示したようにポーリン
グ信号のアドレス部に設定する。このアドレス設定後、
通信処理部101により二次局に向けてポーリング信号
を送信する。
【0013】各二次局21〜2Nはポーリング信号を通
信処理部201により同時に受信する。受信したポーリ
ング信号はアドレス検出部203に送出され、アドレス
検出部203では、受信したポーリング信号に自局のア
ドレスが設定されていること、およびその設定されてい
る順位を検出する。この際には、前記したアドレスのM
SBを参照することで、各二次局は受信したポーリング
信号のアドレス部をポーリング信号から分離することが
可能となる。検出した結果をタイマ設定時間算出部20
4に送出する。タイマ設定時間算出部204は自局のア
ドレスが設定されている順位により、送信起動タイマ部
206のタイマ値を算出する。この算出されるタイマ値
は、各二次局から一次局へのデータが重ならないような
値をとり、M番目に自局のアドレスが格納されている場
合は、図3より、 T=Ty+Tz×(M−1) となる。ただし、Tyは二次局での処理時間、Tzは応
答信号転送時間である。
信処理部201により同時に受信する。受信したポーリ
ング信号はアドレス検出部203に送出され、アドレス
検出部203では、受信したポーリング信号に自局のア
ドレスが設定されていること、およびその設定されてい
る順位を検出する。この際には、前記したアドレスのM
SBを参照することで、各二次局は受信したポーリング
信号のアドレス部をポーリング信号から分離することが
可能となる。検出した結果をタイマ設定時間算出部20
4に送出する。タイマ設定時間算出部204は自局のア
ドレスが設定されている順位により、送信起動タイマ部
206のタイマ値を算出する。この算出されるタイマ値
は、各二次局から一次局へのデータが重ならないような
値をとり、M番目に自局のアドレスが格納されている場
合は、図3より、 T=Ty+Tz×(M−1) となる。ただし、Tyは二次局での処理時間、Tzは応
答信号転送時間である。
【0014】そして、算出した時間はタイマセット部2
05で送信起動タイマ部206に設定する。送信起動タ
イマ部206は、タイマセット部205にて設定された
時間が経過すると、送信制御部207に送信の起動を要
求する。送信制御部207は、前記送信起動タイマ部2
06から送信起動要求があったときに、前記送信データ
検出部202にて他の二次局が回線を使用していないこ
とを検出すると、通信処理部201からデータを一次局
へ送信する。前記送信データ検出部202に送信データ
を検出した場合は、送信処理は行わないこととする。こ
の場合、一次局は応答がなかった二次局に対して再送処
理を行なうことになる。
05で送信起動タイマ部206に設定する。送信起動タ
イマ部206は、タイマセット部205にて設定された
時間が経過すると、送信制御部207に送信の起動を要
求する。送信制御部207は、前記送信起動タイマ部2
06から送信起動要求があったときに、前記送信データ
検出部202にて他の二次局が回線を使用していないこ
とを検出すると、通信処理部201からデータを一次局
へ送信する。前記送信データ検出部202に送信データ
を検出した場合は、送信処理は行わないこととする。こ
の場合、一次局は応答がなかった二次局に対して再送処
理を行なうことになる。
【0015】この結果、一次局1からのポーリング信号
を受信した各二次局は、アドレス部に設定されている自
局の順位に基づいて算出された時間を経過した後に、そ
れぞれ一次局に対してデータを送信する。したがって、
アドレス部に自局のアドレスが設定されていない二次局
はデータの送信を行うことはない。結局、一次局1にお
いてアドレス部に二次局のアドレスを1局のみ設定した
場合は、この1局の二次局についてのみ従来のポーリン
グシーケンスを行うこととなる。したがって、一次局は
必要とされる二次局からのみデータの伝送を受け、デー
タ収集が実現される。これにより、データ収集に必要と
される時間の短縮を図ることができる。特に、全二次局
のうちの任意の局に対してのみデータ収集を行う場合に
は、そのデータ収集時間を短縮効果は顕著なものとな
る。また、アドレスの設定の順位はアドレスの値に関係
せず任意である。このため、二次局のデータの収集順番
に優先順位をつけることも可能である。なお、この実施
形態では本発明とは直接の関係が少ない一次局に送信す
るデータを収集する部分の説明は省略している。
を受信した各二次局は、アドレス部に設定されている自
局の順位に基づいて算出された時間を経過した後に、そ
れぞれ一次局に対してデータを送信する。したがって、
アドレス部に自局のアドレスが設定されていない二次局
はデータの送信を行うことはない。結局、一次局1にお
いてアドレス部に二次局のアドレスを1局のみ設定した
場合は、この1局の二次局についてのみ従来のポーリン
グシーケンスを行うこととなる。したがって、一次局は
必要とされる二次局からのみデータの伝送を受け、デー
タ収集が実現される。これにより、データ収集に必要と
される時間の短縮を図ることができる。特に、全二次局
のうちの任意の局に対してのみデータ収集を行う場合に
は、そのデータ収集時間を短縮効果は顕著なものとな
る。また、アドレスの設定の順位はアドレスの値に関係
せず任意である。このため、二次局のデータの収集順番
に優先順位をつけることも可能である。なお、この実施
形態では本発明とは直接の関係が少ない一次局に送信す
るデータを収集する部分の説明は省略している。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一次局か
らのポーリング信号に含まれるアドレスとその順位によ
り、二次局は必要とされる応答時間を算出し、その応答
時間の経過後に一次局に向けてデータを送信するため、
一次局から二次局へ一回のポーリング信号により複数の
二次局は互いに重なることなくそれぞれデータを送信で
き、一次局ではこれを収集することができるため、従来
のデータ収集方式に比較してポーリング信号および応答
信号の転送時間を削減でき、各二次局のデータを収集す
る時間を短縮することができる。特に、必要とされる二
次局のデータのみを収集する場合には、全体の収集時間
の短縮効果を高め、通信回線の回線効率を向上できる。
さらに、各二次局のデータを収集する時の優先順位の設
定が容易となり、一次局が必要とする二次局のデータを
優先順位に応じて迅速に収集することが可能となる。
らのポーリング信号に含まれるアドレスとその順位によ
り、二次局は必要とされる応答時間を算出し、その応答
時間の経過後に一次局に向けてデータを送信するため、
一次局から二次局へ一回のポーリング信号により複数の
二次局は互いに重なることなくそれぞれデータを送信で
き、一次局ではこれを収集することができるため、従来
のデータ収集方式に比較してポーリング信号および応答
信号の転送時間を削減でき、各二次局のデータを収集す
る時間を短縮することができる。特に、必要とされる二
次局のデータのみを収集する場合には、全体の収集時間
の短縮効果を高め、通信回線の回線効率を向上できる。
さらに、各二次局のデータを収集する時の優先順位の設
定が容易となり、一次局が必要とする二次局のデータを
優先順位に応じて迅速に収集することが可能となる。
【図1】本発明のデータ収集方式のブロック構成図であ
る。
る。
【図2】ポーリング信号のフレームフォーマット図であ
る。
る。
【図3】本発明方式のシーケンス図である。
【図4】従来のデータ収集方式のブロック構成図であ
る。
る。
【図5】従来のポーリング信号のフレームフォーマット
図である。
図である。
【図6】従来の方式のシーケンス図である。
1 一次局 21〜2N 二次局 3 通信回線 101 通信処理部 102 二次局アドレス設定部 201 通信処理部 202 送信データ検出部 203 アドレス検出部 204 タイマ設定時間算出部 205 タイマセット部 206 送信起動タイマ部 207 送信制御部
Claims (5)
- 【請求項1】 マルチドロップ形態で接続された複数の
二次局に一次局からポーリング信号を送信してからデー
タを収集するデータ収集方式において、一次局には、デ
ータを収集したい二次局のアドレスをポーリング信号に
設定する手段と、このポーリング手段を二次局に送信す
る手段とを備え、前記各二次局には、一次局からのポー
リング信号を受信する手段と、受信したポーリング信号
に含まれる自局のアドレスとその順位を検出する手段
と、このアドレスの順位から一次局へ応答する時間を算
出する手段と、データを一次局に向けて送信する手段と
を備え、二次局がポーリング信号を受信した時から前記
応答時間の経過後にデータを送信することを特徴とする
データ収集方式。 - 【請求項2】 応答する時間を算出する手段は、アドレ
ス検出部で検出されたアドレスの順位に共づいてタイマ
の設定時間を算出するタイマ設定時間算出部と、算出さ
れた値に基づいてタイマが設定されるタイマセット部
と、タイマセット部のタイムアップにより送信制御部を
起動させる送信起動タイマ部とを備える請求項1のデー
タ収集方式。 - 【請求項3】 二次局には、回線上の各二次局が送出す
るキャリアを検出する手段を備え、二次局が一次局に応
答してデータを送信する際には、他局がデータを送信し
ていない事を確認する請求項1または2のデータ収集方
式。 - 【請求項4】 応答する時間は、ポーリング信号を受信
した後各二次局が所定の処理を行う時間と、自局より順
位が前の他の二次局が全て応答を完了する時間とを合計
した時間である請求項1ないし3のいずれかのデータ収
集方式。 - 【請求項5】 一次局は、ポーリング信号に設定するア
ドレスは、任意の二次局を任意の順位で設定する請求項
1ないし4のいずれかのデータ収集方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8134525A JPH09321758A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | データ収集方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8134525A JPH09321758A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | データ収集方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09321758A true JPH09321758A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15130367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8134525A Pending JPH09321758A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | データ収集方式 |
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JP (1) | JPH09321758A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005057355A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Mitsumi Electric Co Ltd | 通信システム及び通信装置並びに通信方法 |
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1996
- 1996-05-29 JP JP8134525A patent/JPH09321758A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005057355A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Mitsumi Electric Co Ltd | 通信システム及び通信装置並びに通信方法 |
US7356018B2 (en) | 2003-08-06 | 2008-04-08 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Communication system, communication device, and communication method |
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