JPH09321607A - 入力バッファ回路 - Google Patents

入力バッファ回路

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JPH09321607A
JPH09321607A JP8138692A JP13869296A JPH09321607A JP H09321607 A JPH09321607 A JP H09321607A JP 8138692 A JP8138692 A JP 8138692A JP 13869296 A JP13869296 A JP 13869296A JP H09321607 A JPH09321607 A JP H09321607A
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昭雄 大崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速動作が可能なバイポーラトランジスタか
ら成る電圧入力電圧出力バッファ回路において、高速動
作を維持しつつ入力電流を低減すること。 【解決手段】 バイポーラトランジスタを用いたプッシ
ュプルバッファ回路6と前記プッシュプルバッファ回路
への電圧入力端子Vinと前記プッシュプルバッファ回
路からの電圧出力端子Voutとからなる入力バッファ
回路において、前記プッシュプルバッファ回路の入力ト
ランジスタQ1,Q2で発生する入力電流Iaと同一の
大きさの入力電流Icを発生する入力電流発生回路4
と、前記入力電流発生回路からの出力により、前記発生
した入力電流と同一の大きさの電流を入力端子から引き
抜く入力電流補正回路3と、を備え、前記入力端子から
の入力電流を略零にする入力バッファ回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電圧入力電圧出力バ
ッファ回路に係り、低入力電流と高速動作の相反する課
題を解決し、特に、半導体試験装置のピンエレクトロニ
クスに適した入力バッファ回路に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】従来の入力電流の微小なバッファ回路
は、ナショナルセミコンダクタ、オペアンプデータブッ
ク、第1〜15項に記載されているように、入力部に接
合形電界効果トランジスタ(JFET)を用いることで
低入力電流を実現している。しかし、一般的に、JFE
Tを用いたバッファ回路は、JFETとバイポーラトラ
ンジスタを同一プロセスで作成するため、製造プロセス
が複雑となり、コスト増加なくして高速動作に適したデ
バイスの製造が困難である。
【0003】また、高速動作が可能なバイポーラトラン
ジスタを入力部に用いた場合、ベース電流によるバッフ
ァ回路の入力電流の増大が問題となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高速動作に有利なバイ
ポーラトランジスタのみでバッファ回路を構成すると、
入力トランジスタのベース電流によるバッファ回路の入
力電流が大きくなる。また、バッファ回路の入力電流を
低減するため、入力トランジスタの動作電流を低下させ
ると、回路の高速性が犠牲となり、低入力電流と高速動
作の両立が困難となる。
【0005】本発明の目的は、バッファ回路の入力トラ
ンジスタの動作電流を低下させることなく、入力電流を
低減する電圧入力電圧出力バッファ回路を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、高速動作が可能なバイポーラトランジス
タを用いたプッシュプル回路の入力電流となるベース電
流を同一構成の疑似回路により発生し、さらに、カレン
トミラーから成る電流補正回路により、入力端子より引
き抜き、バッファ回路の入力電流を低減する回路構成を
採用するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図1か
ら図6により説明する。
【0008】図1は、本発明による低入力電流バッファ
回路の一実施形態を示す構成図である。図1において、
バッファ回路1は、PNPトランジスタQ1とNPNト
ランジスタQ2から成る入力部2、入力電流発生回路
4、入力電流補正回路3、および出力回路5により構成
される。バッファ回路1の入力電流Iinは、プッシュ
プル入力のPNPトランジスタQ1のベース電流I1と
NPNトランジスタQ2のベース電流I2の差により発
生し、通常、I1>I2であるため、入力電流Iinは
負となり、バッファ回路1から流れ出ることとなる。
【0009】その電流量Iaは、入力部2の回路電流量
とPNP、NPNトランジスタの電流増幅度(HFE)
によって決まる。また、バッファ回路1の動作速度は、
入力部2の回路電流量に比例するため、高速化のために
は、入力電流Iinの低減はでき難い。そこで、入力部
2の入力電流Iaと同一値の電流を入力電流発生回路4
により発生し、入力電流発生回路4で生成した入力電流
と同一値の電流Ibを入力電流補正回路3により、入力
端子から引き抜くことで、入力電流Iinをゼロにする
ことができ、トランジスタQ1,Q2の動作電流を低下
させることなく、低入力電流を実現することができる。
【0010】図2は、低入力電流バッファ回路の具体的
な実施形態を示したものである。電圧入力電圧出力を行
うプッシュプルバッファ回路6は、入力部であるPNP
トランジスタQ1とNPNトランジスタQ2と、2つの
定電流源Io1,Io2と、NPNトランジスタQ3と
PNPトランジスタQ4から成る出力部によって構成さ
れる。プッシュプルバッファ回路6の入力電流Iaは、
トランジスタQ1とQ2のベース電流差(I1−I2)
によって発生し、その値は、トランジスタQ1,Q2の
電流増幅度(HFE)と回路電流Io1,Io2によっ
て決まる。
【0011】入力電流発生回路4は、プッシュプルバッ
ファ回路6の入力部であるPNPトランジスタQ1とN
PNトランジスタQ2と、2つの定電流源Io1,Io
2と全く同一の動作電流で、さらに、同一なトランジス
タサイズと回路構成である。すなわち、トランジスタQ
5,Q6はトランジスタQ1,Q2と同一サイズ、定電
流源Io3,Io4はIo1,Io2と同一回路であ
る。また、トランジスタQ5,Q6のベース入力電位
も、定電流源Io5を有するレベルシフト回路7、入力
電流補正回路3により、常に入力電圧Vinと同電位に
保たれるように構成される。
【0012】したがって、トランジスタQ5,Q6のコ
レクタ・エミッタ間電圧は、入力電圧Vinの大きさと
は無関係に、トランジスタQ1とQ2のコレクタ・エミ
ッタ間電圧と同じになるため、入力電流Icとプッシュ
プルバッファ回路6の入力電流Iaは常に同じ値をと
る。
【0013】次に、生成した入力電流Icをカレントミ
ラーから成る入力電流補正回路3により、電流Icと同
一値な電流Ibとして入力端子Vinから引き抜くこと
で、バッファ回路の入力電流Iinがゼロとなるように
動作する。レベルシフト回路7は、入力電流発生回路4
のトランジスタQ5,Q6のベース電位を入力端子Vi
nと同電位に保つように動作する。
【0014】以上のように動作することで、プッシュプ
ルバッファ回路6の定電流源電流Io1,Io2を低下
させることなく、バッファ回路の入力電流Iinを低減
することができるため、電圧入力電圧出力のバッファ回
路の高速動作と低入力電流の両立が可能となる。ここで
は、入力電流発生回路4の回路構成を、プッシュプルバ
ッファ回路6の入力部のみと同一の回路構成としたが、
さらに、出力トランジスタQ3,Q4のベース電流の影
響を考慮し、この出力部を入力電流発生回路4に付加す
ることで、バッファ回路の入力電流Iinをさらにゼロ
に近づけることができる。
【0015】図3は低入力電流バッファ回路の他の具体
的な実施形態を示したものである。このバッファ回路の
特徴は、プッシュプルバッファ回路6に入力電流発生ト
ランジスタQ5,Q6を組み込むことで、入力トランジ
スタQ1,Q2と、入力電流発生トランジスタQ5,Q
6が、同一の定電流源電流Io1,Io2となるため、
トランジスタQ1とQ6、およびQ2とQ5の動作電流
を同一の値にすることができる。
【0016】また、トランジスタQ1のコレクタ・エミ
ッタ間電圧Vceについてみると、Q1のベースを基準
に考えて、エミッタの電位はQ1のVbeであり、コレ
クタの電位はQ2,Q12,Q14のそれぞれのVbe
の和であって、前記Q12とQ14のVbeは略キャン
セルされて前記Q2のVbeとなる。結局、Q1のVc
eはエミッタとコレクタの電位の和となり、2Vbeと
なる。このVceにおける2Vbeは入力電圧レベルV
inの大きさとは無関係に制御されるものである。
【0017】また、トランジスタQ2のコレクタ・エミ
ッタ間電圧Vceは、トランジスタQ1と同様に、入力
電圧レベルVinの大きさとは無関係に、常に2Vbe
に制御される。
【0018】同時に、入力電流発生トランジスタQ5,
Q6のコレクタ・エミッタ間電圧は、レベルシフト回路
7、入力電流補正回路3、トランジスタQ15によっ
て、入力トランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミッタ
間電圧と同じ2Vbeに制御される。したがって、トラ
ンジスタQ1,Q2,Q5,Q6のアーリ電圧によるベ
ース電流の誤差が発生しない。即ち、図3におけるIa
とIcに差が生じないこととなる。
【0019】このとき、入力電流補正回路3は、レベル
シフト回路7により、レベルシフトされた出力電圧を入
力電流発生トランジスタQ5,Q6のベースに印加し、
Q5,Q6のベース電位を入力電圧Vinに追随させ、
さらに、入力電流発生トランジスタQ5,Q6で生成し
た入力電流IcをトランジスタQ7,Q8,Q9,Q1
0、抵抗R1,R2から成るカレントミラー回路によ
り、ミラー電流Ibを生成し、入力端子Vinより引き
抜くことで、バッファ回路の入力電流Iinはゼロに保
たれる。トランジスタQ9,Q10は、Q7,Q8のコ
レクタ・エミッタ間電圧の差によるミラー電流の誤差を
低減する効果がある。
【0020】図4は、本発明による低入力電流バッファ
回路の他の具体的な実施形態を示したものである。図4
において、図2と同一符号は相当部分を示すものであ
る。図4に示す本発明の目的は、低入力電流を実現し、
且つトランジスタのコレクタ・エミッタ間耐圧を向上す
ることなく、広範囲な入力電圧範囲を実現する低入力電
流バッファ回路を供給することにある。
【0021】本実施形態によるバイアス発生回路8を具
備しないバッファ回路のトランジスタのコレクタ・エミ
ッタ間電圧Vce、例えば図2または図3のVceは、
最大で、入力電圧範囲ΔVinに最小Vce電圧を加え
た電圧が印加される。したがって、トランジスタの最大
許容Vce耐圧を越えた入力電圧範囲を駆動することは
できない。
【0022】そこで、バイアス発生回路8のPNPトラ
ンジスタQ23、NPNトランジスタQ22と抵抗R1
3,R14により、定電流源用バイアス電圧Vcs1ま
たはVcs2と出力電圧Voutの中間レベルを発生し
(VinとVout、R13とR14が等しい場合に
は、R13とR14との接続点電位はVinまたはVo
utの半分のレベル)、更に、耐圧保護トランジスタ群
9または10を設けることによって(例えば、トランジ
スタQ2に対しては、前記Q2のコレクタ側に接続され
た耐圧保護トランジスタ群9内のトランジスタ)、入力
電圧の変化を略半分に分圧することで(入力電圧Vin
の中間レベルをQ2とQ2の保護トランジスタとで分圧
することとなる)、トランジスタQ1〜Q6のコレクタ
・エミッタ間電圧を半減することができる。
【0023】したがって、コレクタ・エミッタ間耐圧の
同じトランジスタを用いた場合、本発明によるバイアス
発生回路を備えることで、バッファ回路の入力電圧範囲
を拡大することが可能となる。
【0024】図5は抵抗ラダーによる電流調整が可能な
入力電流補正回路3の具体的な一実施形態である。製造
バラツキに起因する入力トランジスタの入力電流Iaと
入力電流発生回路4の入力電流Icの差をIC製造後
に、入力電流Iinを測定しながら、カット抵抗NR1
〜10を切断することで、入力電流Iinを所望の入力
電流範囲以内に調整することが可能となる。
【0025】同図(b)は抵抗重みづけをR1:R2:
R3:R4:R5=1:2:4:8:16、R6:R
7:R8:R9:R10=1:2:4:8:16にした
場合の補正電流Ibの変化量を示したものである。本発
明による入力電流補正回路を用いることでIC製造後の
入力電流の補正が可能となる。
【0026】図6は本発明による低入力電流バッファ回
路を備えたピンエレクトロニクスを用いた半導体試験装
置の一実施形態を示す構成図である。図6において、半
導体試験装置は制御コンピュータ11、モニタ12、プ
リンタ13、基準信号発生器14、タイミング発生器1
5、パターン発生器16、フェイルメモリ17、デジタ
ルコンパレータ18、波形フォーマッタ19、ドライバ
20、アナログコンパレータ21、リファレンス電圧発
生器22、低入力電流バッファ回路23により構成され
る。
【0027】基準信号発生器14は、試験波形の時間基
準となる基準クロック14aを発生する。タイミング発
生器15は基準クロック14aをテスタバス26を介し
て設定されるタイミング設定信号26bにしたがい基準
クロック14aを計数し、所望の周期、時間遅れをもつ
フェーズ信号15a,15b,15cを生成する。パタ
ーン発生器16はタイミング発生器15からの、フェー
ズ信号15bのタイミングでパターンデータ信号16a
を発生する。
【0028】波形フォーマッタ19はタイミング信号1
5aのタイミングでパターンデータ信号16aを論理合
成により被試験素子を試験するためのテスト波形19a
を生成する。ドライバ20はテスト波形19aをリファ
レンス電圧発生器22から入力する波形設定レベル信号
22aにしたがったハイレベル、ローレベルのテスト波
形20aに波形整形し、伝送線路24を介して被試験素
子25に印加する。
【0029】低入力電流バッファ回路23は、被試験素
子25の応答波形25aを伝送線路24を介して入力
し、アナログコンパレータ21に印加する。ここで、ド
ライバ20が高抵抗モードとなっているとき、低入力電
流バッファ回路23の入力電流がゼロであるため、被試
験素子25の出力電流はゼロとなり、低リーク素子の試
験が可能となる。アナログコンパレータ21は、フェー
ズ信号15cのタイミングで、リファレンス電圧発生器
22で発生した比較電圧22aとそれぞれ比較し、比較
結果21aを出力する。デジタルコンパレータ18はア
ナログコンパレータ21で比較した被試験素子の応答波
形21aと良品の応答である期待値信号16bをフェー
ズ信号15cのタイミングで比較し、良否判定を行う。
【0030】フェイルメモリ17は被試験素子25の良
否判定した判定結果18aを格納し、試験終了後にテス
タバス26を介して判定結果26dを制御コンピュータ
11に出力する。上記の動作を被試験素子の各ピン毎同
時に行い、被試験素子25の良否判定が完了する。上記
構成において、本発明における低入力電流バッファ回路
23を備えたピンエレクトロニクスを適用することで、
低出力電流の被試験素子においても良好な試験結果が得
られる半導体試験装置を実現できる。
【0031】以上、本発明による低入力電流バッファ回
路の入力PNPトランジスタのベース電流に対してNP
Nトランジスタのベース電流が小さい場合について記し
たが、逆の場合には、入力端子にベース電流差に相当す
る電流を入力端子に流し込むことで、同様の効果が得ら
れる。また、エミッタフォロワ形の入力回路に対して
も、同様に、入力端に電流を流し込む電流補正回路を付
加することで低入力電流化が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、高速動作が可能なバ
イポーラトランジスタを用いたバッファ回路の入力端で
発生するベース電流と同一の電流を入力端子から引き抜
く回路を設けることで、入力部に高速MOSデバイスを
使用することなく低入力電流化が図れ、モノリシックI
C化が容易で、且つ、高速動作に適したバッファ回路の
実現ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】低入力電流バッファの構成を示す一実施形態を
示す図である。
【図2】低入力電流バッファ回路の具体的な一実施形態
を示す図である。
【図3】低入力電流バッファ回路の他の具体的な一実施
形態を示す図である。
【図4】入力電圧範囲の拡大が可能なバイアス発生回路
を備えた低入力電流バッファ回路の具体的な一実施形態
を示す図である。
【図5】抵抗ラダーによる電流調整が可能な入力電流補
正回路の具体的な一実施形態を示す図である。
【図6】本発明における低入力電流バッファを備えた半
導体試験装置の一実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 バッファ回路 2 入力部 3 入力電流補正回路 4 入力電流発生回路 5 出力回路 6 プッシュプルバッファ回路 7 レベルシフト回路 8 バイアス発生回路 9,10 耐圧保護トランジスタ 11 制御コンピュータ 12 モニタ 13 プリンタ 14 基準信号発生器 15 タイミング発生器 16 パターン発生器 17 フェイルメモリ 18 デジタルコンパレータ 19 波形フォーマッタ 20 ドライバ 21 アナログコンパレータ 22 リファレンス電圧発生器 23 低入力リーク電流バッファ回路 24 伝送線路 25 被試験素子 26 テスタバス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧入力電圧出力の入力バッファ回路に
    おいて、 入力トランジスタで発生する入力電流と同一の大きさの
    入力電流を発生する入力電流発生回路と、前記発生した
    入力電流と同一の大きさの電流を入力端子から引き抜く
    入力電流補正回路と、を備え、前記入力端子からの入力
    電流を略零にすることを特徴とする入力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 バイポーラトランジスタを用いたプッシ
    ュプルバッファ回路と前記プッシュプルバッファ回路へ
    の電圧入力端子と前記プッシュプルバッファ回路からの
    電圧出力端子とからなる入力バッファ回路において、 前記プッシュプルバッファ回路の入力トランジスタで発
    生する入力電流と同一の大きさの入力電流を発生する入
    力電流発生回路と、 前記入力電流発生回路からの出力により、前記発生した
    入力電流と同一の大きさの電流を入力端子から引き抜く
    入力電流補正回路と、を備え、 前記入力端子からの入力電流を略零にすることを特徴と
    する入力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 バイポーラトランジスタを用いたプッシ
    ュプルバッファ回路と前記プッシュプルバッファ回路へ
    の電圧入力端子と前記プッシュプルバッファ回路からの
    電圧出力端子とからなる入力バッファ回路において、 前記プッシュプルバッファ回路の入力トランジスタで発
    生する入力電流と同一の大きさの入力電流を発生する入
    力電流発生回路は、前記プッシュプルバッファ回路の入
    力トランジスタおよび定電流源と同一の特性を有する入
    力電流発生用トランジスタと定電流源とで構成され、 前記出力端子に接続されたレベルシフト回路の出力によ
    り、前記入力電流発生用トランジスタのベース電位と前
    記プッシュプルバッファ回路の入力トランジスタのベー
    ス電位を同電位に保つように動作させ、 前記入力電流発生回路で生成した電流をカレントミラー
    からなる入力電流補正回路に供給することにより、前記
    プッシュプルバッファ回路の入力トランジスタで発生す
    る入力電流と同一の大きさの入力電流を入力端子から引
    き抜き、 前記入力端子からの入力電流を略零にすることを特徴と
    する入力バッファ回路。
  4. 【請求項4】 バイポーラトランジスタを用いたプッシ
    ュプルバッファ回路と前記プッシュプルバッファ回路へ
    の電圧入力端子と前記プッシュプルバッファ回路からの
    電圧出力端子とからなる入力バッファ回路において、 前記プッシュプルバッファ回路の入力トランジスタと定
    電流源との間に入力電流発生バイポーラトランジスタを
    介在させて入力電流発生回路を構成し、前記入力電流発
    生回路により前記入力トランジスタで発生する入力電流
    と同一の大きさの入力電流を発生させ、 前記入力端子と前記入力電流発生トランジスタとの間に
    カレントミラー回路からなる入力電流補正回路を構成
    し、 前記入力電流発生回路からの電流を前記カレントミラー
    回路に入力してミラー電流を生成し、前記ミラー電流を
    前記入力端子から引き抜き、 前記入力端子からの入力電流を略零にすることを特徴と
    する入力バッファ回路。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1つの請求
    項に記載の入力バッファ回路において、 前記入力電流補正回路における抵抗部を抵抗ラダーで構
    成し、抵抗を切断して所望の入力電流に調整することを
    特徴とする入力バッファ回路。
  6. 【請求項6】 請求項1、2または3に記載の入力バッ
    ファ回路において、 出力電圧と電源電圧の中間電圧を発生するバイアス発生
    回路と、前記入力トランジスタと前記入力電流発生回路
    のトランジスタにそれぞれ接続され且つ前記中間電圧で
    バイアスされた耐圧保護トランジスタと、を備え、 前記入力トランジスタおよび前記入力電流発生回路トラ
    ンジスタのコレクタ・エミッタ間電圧を、入力電圧変化
    に対して前記耐圧保護トランジスタとで分圧することに
    より、前記入力端子の入力電圧範囲を拡大することを特
    徴とする入力バッファ回路。
  7. 【請求項7】 テスト波形信号を印加された被試験素子
    からの低入力電流の応答波形信号の入力回路として、請
    求項1ないし6のいずれか1つの請求項に記載の入力バ
    ッファ回路を適用したことを特徴とする被試験素子の試
    験装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれか1つの請求
    項に記載の入力バッファ回路を入力回路としていること
    を特徴とする半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 テスタ全体の動作を制御する制御コンピ
    ュータと、被試験素子を試験するテストプログラムや試
    験結果を印字するプリンタと、試験タイミングの時間基
    準となるクロック信号を発生する基準信号発生器と、ク
    ロック信号をもとに試験タイミング信号を発生するタイ
    ミング発生器と、前記タイミング発生器からの動作タイ
    ミングでテストパターンを発生するパターン発生器と、
    前記テストパターン信号と前記試験タイミング信号をも
    とに被試験素子に印加するテスト信号を発生する波形フ
    ォーマッタと、被試験素子に印加する試験波形のハイレ
    ベルとローレベルをドライバ回路に与えるリファレンス
    電圧発生回路と、前記ハイレベルとローレベルに従い前
    記テスト信号を被試験素子に印加する試験波形に波形整
    形するドライバ回路と、ドライバ回路の出力である試験
    波形を被試験素子に与える伝送線路と、試験波形の応答
    としての被試験素子からの出力波形を伝送線路を介して
    入力し、前記リファレンス電圧発生回路で発生した比較
    電圧と比較するアナログコンパレータと、前記比較信号
    とパターン発生器より入力する良品の応答波形である期
    待値信号を比較するデジタルコンパレータと、前記比較
    した良否の判定結果を格納するフェイルメモリと、から
    構成される半導体試験装置であって、 請求項第1ないし6のいずれか1つの請求項に記載の入
    力バッファ回路を前記アナログコンパレータの前段回路
    として適用したことを特徴とする被試験素子試験装置。
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