JPH09320934A - ステージ装置 - Google Patents

ステージ装置

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JPH09320934A
JPH09320934A JP8133203A JP13320396A JPH09320934A JP H09320934 A JPH09320934 A JP H09320934A JP 8133203 A JP8133203 A JP 8133203A JP 13320396 A JP13320396 A JP 13320396A JP H09320934 A JPH09320934 A JP H09320934A
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temperature
stage
fluid
optical path
linear motor
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JP8133203A
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Yutaka Hayashi
豊 林
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Nikon Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70716Stages
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/70866Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece
    • GPHYSICS
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    • G03F7/70875Temperature, e.g. temperature control of masks or workpieces via control of stage temperature

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステージの位置を計測するための干渉計の光
路上の空気の揺らぎを抑え、ステージの位置を正確に計
測する。 【解決手段】 ステージ1を駆動するためのムービング
・マグネット型のリニアモータ8Aの固定子2A内のコ
イルを囲むようにジャケットを設ける。ジャケットの流
入口をレーザ干渉計4のレーザビーム5の光路側に設
け、温調機6から温調された流体を供給配管31A及び
排出配管31B等を介してジャケット内に循環させる。
温調機6の出口及び入口にそれぞれ流体の温度を測定す
るための温度センサ34A,34Bを設ける。それらの
温度センサの測定値に基づいて、固定子2Aに供給する
流体の温度をレーザビーム5の光路周辺と同じ温度にな
るように制御し、レーザビーム5の光路周辺の温度の変
化を少なくして、レーザビーム5の光路上の揺らぎを抑
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工対象物等を位
置決めするためのステージ装置に関し、特に露光装置の
ステージ装置として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体素子、液晶表示素子、撮
像素子(CCD等)、又は薄膜磁気ヘッド等の製造に使
用される露光装置には、レチクル(又はフォトマスク
等)又はウエハ(又はガラスプレート等)を位置決めす
るためのステージ装置としてレチクルステージ又はウエ
ハステージが使用される。最近では、レチクル及びウエ
ハを投影光学系に対して同期走査することにより、レチ
クルのパターンを逐次ウエハ上に転写するステップ・ア
ンド・スキャン方式等の走査露光型の露光装置も使用さ
れているが、斯かる走査露光型のステージ装置では、レ
チクル及びウエハを一定速度で高精度に走査する機能も
求められている。
【0003】そして、露光装置用のレチクルステージ及
びウエハステージには、位置決め又は走査に際しステー
ジの位置を精密に測定するために、レーザ干渉計(レー
ザ光波干渉方式測長器)が備えられている。レーザ干渉
計は、ステージに固定された移動鏡にレーザビームを照
射し、移動鏡から反射されたレーザビームを受光するこ
とによりステージの位置を計測するものである。この場
合、レーザビームの光路上に空気の揺らぎがあると、レ
ーザ干渉計の測定値に誤差が生じる。このような空気の
揺らぎは、気流の乱れや光路近傍の環境温度の変化によ
り生ずる場合が多く、光路近傍の気流の乱れや温度変化
を極力少なくするための方策が求められてきた。
【0004】ところで、レチクルステージやウエハステ
ージには、最近ステージを高速且つ非接触に駆動するた
めの駆動機構としてリニアモータが使用されつつある。
リニアモータは、ベース部材に固定された固定子と、そ
のベース部材に対して移動する部材上に固定された可動
子とからなり、固定子がコイルを含むときは、可動子は
磁石等の発磁体を含み、固定子が発磁体を含むとき、可
動子はコイルを含む。そして、発磁体が可動子に含ま
れ、コイルが固定子側に含まれているものをムービング
・マグネット型のリニアモータといい、コイルが可動子
に含まれ、発磁体が固定子側に含まれるものをムービン
グ・コイル型のリニアモータという。
【0005】これらのリニアモータは、ムービング・マ
グネット型、ムービング・コイル型共に通常の回転型の
モータ(ロータリモータ)と比較して、構造的にコイル
と発磁体とのギャップを広くとる必要があるため、回転
型のモータと比較して、効率が悪く、発熱量が多いとい
う傾向がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術におい
ては、リニアモータに使用される駆動用のコイルは、そ
のまま空気中に露出した構造になっている場合が多く、
コイルからの熱が周辺の空気温度の変化の要因となって
いた。そのため、レチクルステージやウエハステージの
位置を計測するレーザ干渉計のレーザビームの光路周辺
の空気に揺らぎが生じ、レーザ干渉計の計測値に誤差が
生じていた。但し、その誤差は従来はほぼ許容範囲内で
あったが、最近では益々半導体素子等の集積度が向上し
て露光装置に要求される位置決め精度が高まっているた
め、そのような部分的な空気の揺らぎ等に起因する計測
誤差をも低減することが求められている。
【0007】そのため、最近では発熱量の多いコイルの
周囲を筒状の容器で覆い、筒状の容器中に温度調節機
(以下、温調機」という)により冷却液を流してコイル
の発熱による温度の上昇を防ぐ方法も提案されている。
この方法によれば、発熱部分の温度の上昇は抑えられ
る。しかしながら、例えば冷却液をレーザ干渉計の位置
に関係なく流したり、あるいは複数のリニアモータが設
置さている場合には、1系統の循環配管を介してそれら
の複数のリニアモータを順番に冷却していくというよう
に、発熱部分に冷却液を単純に流すだけの方法であるた
め、レーザ干渉計のレーザビームの光路周辺の温度変化
をなくして、光路周辺の部分的な空気の揺らぎを確実に
抑えるという目的を達成することはできなかった。
【0008】本発明は斯かる点に鑑み、可動部の駆動に
リニアモータを用いると共に、その可動部の位置を干渉
計で計測するステージ装置において、リニアモータの発
熱による干渉計の光ビームの光路上の空気の揺らぎを抑
え、ステージの位置を高精度に計測して、ステージを正
確に位置決め又は移動できるステージ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるステージ装
置は、可動体(1)と、この可動体を所定方向に駆動す
るリニアモータ(8A)と、その可動体(1)に光ビー
ム(5)を照射してその可動体(1)のその所定方向の
位置を計測する干渉計(4)と、を備えたステージ装置
において、そのリニアモータ(8A)の駆動用コイル
(21)の回りに温調された流体(29)を流す流体供
給手段(6,22,31A,31B,32A,33A)
を備え、この流体供給手段はその干渉計(4)の光ビー
ム(5)の光路側からそのリニアモータ(8A)にその
流体(29)を流すものである。
【0010】斯かる本発明のステージ装置によれば、温
調された流体(29)を干渉計(4)の光ビーム(5)
の光路側からリニアモータ(8A)に供給するため、駆
動用コイルによって温度が上昇する前の流体(29)を
用いてリニアモータ(8A)の光ビーム(5)の光路周
辺の気体の温度を容易に光ビーム(5)の光路の目標温
度に制御できる。例えば、リニアモータ(8A)に供給
する流体(29)の温度を光ビーム(5)の光路の目標
温度に近い温度に設定すれば、リニアモータ(8A)の
光ビーム(5)の光路周辺の温度がほぼ目標温度に維持
されて、干渉計(4)の光ビーム(5)の光路上の空気
の揺らぎが抑えられる。従って、干渉計(4)により可
動体(1)の位置を高精度に計測して、可動体(1)を
正確に位置決めできる。
【0011】また、駆動用コイル(21)の熱を吸収す
ることにより流体(29)の温度が上昇し、リニアモー
タ(8A)の流体(29)の導入口における流体(2
9)の温度と、排出口における流体(29)の温度との
間に温度差が発生し、リニアモータ(8A)の長手方向
に温度勾配が生じる。しかし、この場合、その温度勾配
により発生する気流はリニアモータ(8A)の干渉計
(4)の光ビーム(5)の光路側の端部から反対側の端
部に向かう流れとなる。通常の場合、ステージ装置全体
は全体空調された環境にあり、全体空調による気流(以
下、「環境気流」という)の方向は、干渉計(4)の光
ビームの光路側からステージ装置に向かうように設定さ
れている。そのため、リニアモータ(8A)の表面の温
度勾配による気流は、環境気流の流れる方向に一致し、
気流の乱れが生じない。
【0012】この場合、その可動体(1)をその所定方
向に駆動する複数個のリニアモータ(8A,8B)が設
けられているときには、その流体供給手段は、その温調
された流体(29)をその複数個のリニアモータ(8
A,8B)にその干渉計(4)の光ビーム(5)の光路
側から並列に流すことが好ましい。これにより、複数個
のリニアモータ(8A,8B)の長手方向に同じような
温度勾配が生じる。また、その温度は干渉計(4)の光
ビームが通過していない領域の方向に上昇する温度勾配
であるため、この温度勾配により発生する気流は環境気
流と同じ方向への整然とした流れとなり、光ビーム
(5)の光路上の空気の揺らぎが抑えられる。
【0013】また、そのリニアモータ(8A)は、ムー
ビング・マグネット型のリニアモータであることが好ま
しい。これにより、駆動用コイル(21)は固定子側に
内蔵されるため、駆動用コイル(21)を冷却する流体
(29)の配管等の引回しが容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるステージ装置
の実施の形態の一例につき図面を参照して説明する。本
例は1軸用のステージ装置に本発明を適用したものであ
る。図1は、本例のステージ装置の概略構成を説明する
ための斜視図を示し、この図1において、定盤9A上に
固定されたステージベース9B上に、2つのムービング
・マグネット型のリニアモータ8A,8Bにより駆動さ
れるステージ1が載置されている。ここで、ステージ1
の表面に平行な平面上にXY座標系を取り、そのXY座
標系に垂直にZ軸を取り説明する。
【0015】リニアモータ8Aは、ステージベース9B
の−X方向の端部にY軸に平行に設置された固定子2A
と、固定子2Aを上部から挟むようにして架設された可
動子3Aとから構成され、可動子3Aの上面とステージ
1の−X方向の端部の上面とが固定用フレーム10Aを
介して連結されている。固定子2Aに内蔵されたコイル
へ電流を流すことにより、発磁体を含む可動子3Aを固
定子2A上に浮かせた状態で駆動し、可動子3Aとステ
ージ1とに固定された固定用フレーム10Aを介してス
テージ1をY方向に移動する。リニアモータ8Bも同様
にステージベース9Bの+X方向の端部に固定されたY
軸に平行な固定子2Bと、固定子2Bを上部から挟むよ
うにして設置された可動子3Bとから構成されており、
可動子3Bとステージ1とに固定された固定用フレーム
10Bを介してステージ1をY方向に移動する。これら
のリニアモータ8A,8Bは通常の場合、ステージ1に
同方向の駆動力を与えるように電流の方向が制御され
る。
【0016】ステージ1の+Y方向の端部には移動鏡7
が固定されている。ステージベース9Bの+Y方向の端
部で、移動鏡7に対向する位置に設置されたレーザ干渉
計4からレーザビーム5が移動鏡7に照射され、移動鏡
7から反射された反射ビームを再びレーザ干渉計4で受
光して、ステージ1のY方向の位置を計測する。また、
レーザビーム5の光路の近傍には、その光路周辺の空気
温度を計測するための温度センサ35が設置されてい
る。温度センサ35の計測結果は、本例のステージ装置
の周囲に温調された空気を供給する不図示の空調系に供
給されている。
【0017】また、本例のステージ装置には、固定子2
A,2Bの温度を調節するための温調機6が設置されて
いる。温調機6で温度が調節(以下、単に「温調」とい
う)された流体29(図3参照)は、供給配管31A、
及び供給配管31Aから分岐した2つの供給用の枝管3
2A,32Bを通じてリニアモータ8A,8Bのコイル
を含む固定子2A,2Bの流入口からそれらの内部に供
給される。この場合、固定子2A,2Bの流入口は共
に、レーザ干渉計4が設置された側の側面(+Y方向の
面)に設けられている。
【0018】図3は、図1のリニアモータ8Aの断面図
を示し、この図3において、リニアモータ8Aの可動子
3Aは、断面形状がコの字型の磁石支持部(ヨーク)2
7の内側に一対の磁石26を固定して構成されている。
そして固定子2Aは、固定子支持体28上に断面形状の
外形が矩形の筒状のステンレス(SUS27等)又はア
ルミニウム等からなるジャケット22を固定し、このジ
ャケット22の内側に接着した上下一対の樹脂からなる
支持体24に、両面にコイル21を装着した支持板23
を固定して構成されている。コイル21を囲む筒状のジ
ャケット22内の流路25を温調用の流体29が流れ、
コイル21からの発生熱を吸収する。
【0019】図1の枝管32Aから固定子2Aのジャケ
ット22の流入口を介してジャケット22の内部に供給
された流体29は、コイル21の熱を吸収して昇温さ
れ、レーザ干渉計4の設置側と反対側の側面に設けられ
たジャケット22の流出口からジャケット22に連通す
る排出用の図1の枝管33Aに排出される。図1に戻
り、もう一つのリニアモータ8Bもリニアモータ8Aと
同様な構成を有し、枝管32Bから固定子2Bのジャケ
ットの流入口を通じて固定子2Bの内部に供給された流
体29は、コイルの熱を吸収して昇温され、レーザ干渉
計4の設置側と反対側の側面に設けられたジャケットの
流出口からそのジャケットと連通する排出用の枝管33
Bに排出される。リニアモータ8A,8Bのそれぞれの
固定子2A,2Bの流出口から排出された流体29は、
それぞれの排出用の枝管33A,33B、及び枝管33
A,33Bを統合する排出配管31Bを通って温調機6
に戻り、温調機6により再び温調されて固定子2A,2
Bに循環される構成となっている。
【0020】また、供給配管31Aに通ずる温調機6の
流出口には、リニアモータ8A,8Bに供給される流体
29の温度を検出するための温度センサ34Aが、供給
配管31Aに挿設する形で設置されている。同様に、排
出配管31Bの温調機6への流入口には、コイルの熱で
昇温された流体29の温度を検出するための温度センサ
34Bが供給配管31Bに挿設されている。これらの温
度センサ34A,34Bの測定結果は温調機6に内蔵さ
れる制御系に供給されており、制御系は、これらの温度
センサ34A,34Bの測定結果に基づいて、流体29
の温度及び流量を制御する。なお、本例では温調機6の
出口に、温調された流体29の温度を計測する温度セン
サ34Aを配設したが、途中の供給用の枝管32A,3
2Bでの温度変化が考えられる。そのため、例えばリニ
アモータ8A,8Bの流体29の流入口の近くにそれぞ
れ別々の温度センサを設け、それらの2つの温度センサ
により温調機6の出口における流体29の温度を制御す
ると共に、例えば供給用の枝管32A,32Bのそれぞ
れに流量制御弁を設けて、流体29の流量を制御するこ
とによりリニアモータ8A,8Bのコイルの表面温度を
制御するようにしてもよい。
【0021】なお、流体29としてはコイル21の絶縁
性が良好な場合には、例えば純水等純度の高い水が使用
できる。また、ヘリウム(He)等の不活性ガスも使用
できる。但し、流体29としてはコイル21及びジャケ
ット22等に対する腐食性がなく、導電性が小さく、伝
熱性に優れ、且つ化学的に不活性な液体が望ましい。そ
こで、本例では、流体29として例えば商品名がフロリ
ナート(住友スリーエム(株)製造)等のフッ素系の不
活性液体等を使用する。
【0022】次に、本例のステージ装置の動作について
説明する。以下、リニアモータ8Aを例に取り説明する
が、リニアモータ8Bについても同様である。本例で
は、図1のステージ1が駆動されている間、温度センサ
35によりレーザ干渉計4のレーザビーム5の光路周辺
の温度TL を常時計測する。この温度センサ35の計測
温度TL は、不図示の空調系に送られる。その空調系で
は、計測された温度TL が目標温度T0 に近づくように
供給する空気の温度を制御する。また、温調機6には予
めその目標温度T0 が設定されている。そして、温調機
6は、リニアモータ8Aに供給される前の流体29の温
度、即ち温度センサ34Aで計測される温度TR がその
目標温度T0 と等しくなるように制御しながら温調機6
に内蔵されたポンプを駆動して、流体29をリニアモー
タ8Aに供給する構成となっている。また、温調機6で
は、温度センサ34Bで計測されるリニアモータ8Aを
通過した後の流体の温度が高くなり過ぎる場合には、例
えば流体の流量を増加して過度の温度上昇を防止してい
る。
【0023】特に、物理的な要因により気流が乱される
場合を除き、レーザ干渉計4のレーザビーム5の光路上
の気流の乱れはステージ装置及びステージ装置周辺の環
境温度の位置による温度差(以下、「位置温度差」とい
う)により発生する。即ち、位置温度差により空気の流
れが生じ、レーザビーム5の光路の周辺に空気の流れに
抵抗する障害物があれば、そこで気流の乱れが発生し、
光路上の空気に揺らぎが生じる。そして、特に光路に近
い位置での温度変化が激しい程光路上の気流の乱れは大
きくなる。そのため、本例においては、特に発生熱の大
きなリニアモータ8Aの固定子2Aに含まれるコイル2
1を覆うジャケット22を設け、このジャケット22内
に所定の温度に制御された流体29を流すことによりコ
イル21の発生熱が外部環境に影響を与えないようにし
ている。
【0024】この場合、従来のように例えばレーザ干渉
計に近い部分での温度変化を考慮することなく、温調さ
れた流体をコイルの周辺に流すだけでは、リニアモータ
8Aのレーザ干渉計に近い位置における温度を精密に制
御していることにはならず、リニアモータ8Aの熱によ
りレーザビーム5の光路の周辺の温度に位置温度差が生
じ、気流の乱れの要因となる。しかし、本例では温調機
6からリニアモータ8Aに供給される流体29の温度を
レーザビーム5の光路周辺の目標温度とほぼ同じ温度に
制御している。そのため、コイル21の発熱によるリニ
アモータ8Aの表面温度の温度変化を抑えることができ
る。また、流体29をリニアモータ8Aのレーザ干渉計
4側から流すことによって、流体29がコイル21から
の発熱により暖められて、リニアモータ8Aの表面の長
手方向(Y方向)に温度勾配が生じても、リニアモータ
8Aのレーザ干渉計4のレーザビーム5の光路に近い側
の表面は雰囲気とほぼ同じ温度に保たれるため、レーザ
干渉計4のレーザビーム5の光路付近の温度変化を少な
くすることができる。
【0025】また、リニアモータ8Aの長手方向に生じ
る温度勾配により発生する空気の流れはレーザ干渉計4
の設置側から設置されていない方向への流れとなる。こ
の場合、リニアモータ8Bでの長手方向の温度勾配もリ
ニアモータ8Aの場合と同様になるため、ステージ1上
の気流はX方向には流れず、全体としてレーザ干渉計4
の設置側から設置されていない方向(−Y方向)への整
然とした流れとなる。通常の場合、ステージ装置の全体
空調による気流(以下、「環境気流」という)は、レー
ザ干渉計4の後方(図では+Y方向)からステージ1に
向かう−Y方向に流れるように設定されている。そのた
め、リニアモータ8A,8Bの表面の温度勾配による気
流は、環境気流の方向に一致し、レーザビーム5の光路
上の空気の乱れはそれほど生じない。従って、レーザビ
ーム5の光路上の空気の揺らぎが抑えられ、レーザ干渉
計4によりステージ1の位置を正しく計測することがで
きる。そして、そのレーザ干渉計4の測定値に基づいて
ステージ1を正確に位置決めできる。
【0026】次に、本発明によるステージ装置の実施の
形態の他の例につき図2を参照して説明する。本例は、
露光装置のウエハを位置決めするウエハステージに本発
明を適用したものである。図2は、本例のウエハステー
ジの構成を一部を切り欠いた状態で示し、この図2にお
いて、Yステージ11Y上に保持される試料台11S上
に不図示のウエハホルダを介してウエハWが載置されて
いる。このウエハW上に不図示のレチクル上に形成され
た回路パターンが転写露光される。ウエハステージはX
軸及びY軸の2軸のステージ装置であり、ウエハベース
WB上をX方向に駆動されるXステージ11X、Xステ
ージ11X上をY方向に駆動されるYステージ11Y、
及び試料台11S等によりウエハステージが構成されて
いる。また、試料台11Sの+Y方向の端部には移動鏡
15Bが固定されている。ウエハベースWBの+Y方向
の端部で、移動鏡15Bに対向する位置に設置されたレ
ーザ干渉計15Aからレーザビーム15Yが移動鏡15
Bに照射され、移動鏡15Bから反射された反射ビーム
を再びレーザ干渉計15Bで受光することにより、試料
台11S(ウエハW)のY方向の位置が計測される。ま
た、試料台11Sの−X方向の端部には移動鏡14Bが
固定されており、ウエハベースWBの−X方向の端部
で、移動鏡14Bに対向する位置に設置されたレーザ干
渉計14Aからレーザビーム14Xが移動鏡14Bに照
射され、移動鏡14Bから反射された反射ビームを再び
レーザ干渉計14Aで受光することにより試料台11S
(ウエハW)のX方向の位置が計測される。
【0027】Xステージ11Xは、固定子16A及び可
動子16Bからなるリニアモータ12A、及び固定子1
7A及び可動子17Bからなるリニアモータ12Bによ
りウエハベースWB上をX方向に駆動され、Yステージ
11Yは、同様に固定子18A及び可動子18Bからな
るリニアモータ13A、及び固定子19A及び可動子1
9Bからなるリニアモータ13BによりXステージ11
X上をY方向に駆動される。これらのX軸のリニアモー
タ12A,12Bは、図1のリニアモータ8A,8Bと
同様のムービングマグネット型の構成を有する。また、
Y軸のリニアモータ13A,13Bは、図1のリニアモ
ータ8A,8B全体を横倒したような状態で設置されて
いるが、構成的には同様であり、リニアモータ12A,
12B,13A,13Bの詳細説明を省略する。
【0028】X軸のリニアモータ12A,12Bのそれ
ぞれのコイルを含む固定子16A,17Aは共にウエハ
ベースWB上のY方向の両端に沿って固定され、可動子
16B,17Bはそれぞれ固定板41A,41Bを介し
てXステージ11Xに固定されている。また、Y軸のリ
ニアモータ13A,13Bのそれぞれのコイルを含む固
定子18A,19Aは共にXステージ11Xの側面部に
固定され、可動子18B,19Bは直接Yステージ11
Yの側面に固定されている。各固定子16A,17A,
18A,19Aの外面には、図1のリニアモータ8A,
8Bと同様に、内部をコイルの熱を吸収するための流体
が循環するジャケットが設けられ、外部に設置された温
調機6Aから、温調された流体が各固定子16A,17
A,18A,19Aに並列に供給されている。図2で
は、流体を循環するための配管を線で示し、その場合の
流体の流れる方向を矢印で示す。
【0029】温調機6Aで温調された流体は、温調機6
Aの吐出配管42に流入する。吐出配管42は2つの配
管42X,42Yに分岐しており、これら2つの配管4
2X,42Yはそれぞれ更に2つの枝管に分岐してい
る。吐出配管42から配管42Xに流入した流体は配管
42Xから分岐された2つの枝管を経由して、それぞれ
Xステージ11Xの2つの固定子16A,17Aのジャ
ケットの流入口に流入する。固定子16Aのコイルの熱
を吸収した流体は、ジャケットの排出口から排出された
後、ジャケットに接続する枝管を経由して、その枝管に
接続する配管44において、後述する配管43Yからの
流体と合流する。一方、固定子17Aのコイルの熱を吸
収した流体は、ジャケットの流出口から排出された後、
ジャケットに接続する枝管を経由して、配管44からの
流体と合流し、排出配管43を経て温調機6Aに導入さ
れる。
【0030】同様に、吐出配管42から配管42Yに流
入した流体は配管42Yから分岐された2つの枝管を経
由して、それぞれYステージ11Yの2つの固定子18
A,19Aのジャケットの流入口に流入し、固定子18
A,19Aのコイルの熱を吸収した後、それぞれのジャ
ケットの排出口から排出され、それらのジャケットに接
続する枝管を経由して配管43Yに合流した後、配管4
4を経由して排出配管43に合流し、温調機6Aに戻さ
れる。温調機6Aに戻された流体は温調機6Aで所定の
温度に調整され、再び各固定子16A〜19Aの温調の
ために循環される。
【0031】この場合、図2に示すように、Xステージ
11Xのリニアモータ12A,12Bの固定子16A,
17Aの流体流入口は、X軸のレーザ干渉計14Aのレ
ーザビーム14Xの光路側に設けられ、同様にYステー
ジ11Yのリニアモータ13A,13Bの固定子18
A,19Aの流体流入口も、Y軸のレーザ干渉計15A
のレーザビーム15Yの光路側に設けられている。ま
た、温調機6Aから供給される流体の温度を測定するた
めの温度センサ45Aが、吐出配管42の温調機6Aの
流出口近くに設けられ、温調機6Aに流入する流体の温
度を測定するための温度センサ45Bが、排出配管43
の温調機6Aへの流入口近くに設けられている。温度セ
ンサ45A,45Bの測定結果は、温調機6Aに内蔵さ
れる制御系に供給されている。また、不図示ではある
が、X軸のレーザ干渉計14Aのレーザビーム14Xの
光路周辺の温度を検出するためのレーザ干渉計用の温度
センサ、及びY軸のレーザ干渉計15Aのレーザビーム
15Yの光路周辺の温度を検出するためのレーザ干渉計
用の温度センサが設置されており、不図示の空調系はこ
れらのレーザ干渉計用の2つの温度センサの測定結果に
基づいて全体空調用の空気の温度を制御している。
【0032】なお、図1の場合と同様に、各固定子16
A〜19Aの流入口の近くに流体の温度を測定するため
の温度センサを個別に設けるようにしてもよい。また、
各固定子16A〜19Aのジャケットに接続する枝管内
に流量制御弁を個別に設けて、各固定子16A〜19A
への流体の流量を個別に制御するようにしてもよい。な
お、本例のウエハステージは静圧空気軸受式のステージ
であり、Xステージ11Xとリニアモータ12Aとの間
に案内面となるエアガイド20Aが設けられ、Xステー
ジ11Xのエアガイド20Aに対向する側面に静圧気体
軸受けが設けられている。この静圧気体軸受けの吹き出
し口20Bから所定の圧力に調整された空気をエアガイ
ド20Aの対応する側面に吹き出すと共に、吹き出し口
20Bに併設された吸引口20Cから空気を吸引する。
空気の吹き出し口と吸引口とはXステージ11Xの側面
全体に交互に設けられており、空気吹き出しによる反発
力と、真空吸引力との釣り合いにより、Xステージ11
Xとエアガイド20Aとの間に一定の隙間が保たれるよ
うになっている。また、Xステージ11Xの底面側にも
同様に静圧気体軸受けが設けられており、Xステージ1
1XとウエハベースWBとの間に一定の隙間が保持され
ようになっているが、本発明と直接関係しないので詳細
説明は省略する。
【0033】ここで、本例のステージ装置の動作につい
て簡単に説明する。本例においても図1の例と同様に、
発熱体であるすべての固定子16A〜19Aのジャケッ
トの流体流入口をレーザ干渉計のレーザビームの光路側
に設けると共に、各固定子16A〜19Aのジャケット
内に供給する流体の温度は、レーザ干渉計のレーザビー
ムの光路の目標温度とほぼ同じ温度になるように設定し
ている。そのため、X軸のレーザ干渉計14Aのレーザ
ビーム14X、及びレーザ干渉計15Aのレーザビーム
15Yのそれぞれの光路周辺の位置温度差の発生が抑え
られる。但し、本例のような2軸ステージの場合、図2
に示すように、Xステージ11Xの一方の固定子17A
は、Y軸のレーザ干渉計15Aのレーザビーム15Yの
光路の真下を横切るように配置される。そのため、固定
子17Aの流入口での流体の温度及び流量を他の固定子
16A,18A,19Aに対するのと同様に制御したの
では、レーザビーム15Yの光路の真下の部分の固定子
17Aの表面での温度が上昇して位置温度差が発生す
る。この対策としては、例えば固定子17Aへの流体の
流量を他の固定子16A,18A,19Aに供給する量
よりも多くして、固定子17Aの長手方向の温度勾配を
小さくする方法や、例えば固定子17Aへの単独の循環
配管を設け、固定子17へ供給する流体の温度だけを少
し低めに設定する等の方法をとればよい。また、固定子
16A〜19Aのコイルの発熱によりリニアモータ12
A,12B,13A,13Bの長手方向に温度勾配が生
じ、温度勾配に対応した気流が生じる。この場合は、図
1の例と異なり、交差する方向に気流が生じるため、そ
の気流同士が混じり合って気流の乱れが発生するが、気
流は混じり合った後、2つのレーザ干渉計14X,15
Yから離れる方向に流れるため、レーザ干渉計14A,
15Aの光路上の気流はそれほど乱されることはない。
【0034】なお、上述の例では、ムービング・マグネ
ット型のリニアモータ8A,8Bを使用したが、本発明
は、可動子側にコイルを含み、固定子に発磁体を含むム
ービング・コイル型のリニアモータを使用する場合にも
同様に適用できる。このように、本発明は上述の実施の
形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の構成を取り得る。
【0035】
【発明の効果】本発明のステージ装置によれば、温調さ
れた流体をレーザ干渉計の光ビームの光路側からリニア
モータに供給するため、リニアモータの発熱に伴うレー
ザ干渉計の光ビームの光路に近い場所の雰囲気の温度変
化が抑えられ、レーザ干渉計の揺らぎ誤差が低減される
ため、可動体の位置を正しく計測できる利点がある。ま
た、ステージ周辺の気流はリニアモータのレーザ干渉計
側の端部から他の端部に向かう流れとなる。通常の場
合、ステージ装置全体は全体空調された環境にあり、全
体空調による気流(以下、「環境気流」という)の方向
は、レーザ干渉計の光ビーム側からステージ装置に向か
うように設定されている。そのため、リニアモータの表
面の温度勾配による気流は、環境気流の流れる方向に一
致し、気流の乱れが生じない。従って、レーザ干渉計の
光ビームの光路に近い場所での環境温度が一定に抑えら
れる。そのため、光ビームの光路の揺らぎが減少し、可
動体の位置を高精度に計測できる。
【0036】この場合、可動体を所定方向に駆動する複
数個のリニアモータが設けられているときには、流体供
給手段は、温調された流体を複数個のリニアモータにレ
ーザ干渉計の光ビームの光路側から並列に流すことが好
ましい。これにより、複数個のリニアモータの長手方向
に同じような温度勾配が生じる。また、その温度勾配
は、レーザ干渉計が設置されていない方向に上昇する温
度勾配であるため、この温度勾配により発生する気流は
環境気流と同じ方向への整然とした流れとなり、光ビー
ムの光路上の空気の揺らぎが抑えられる利点がある。
【0037】また、リニアモータが、ムービング・マグ
ネット型のリニアモータである場合には、駆動用コイル
は固定子側に内蔵されるため、駆動用コイルへの流体の
供給配管等の引回しが容易になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステージ装置の実施の形態の一例
を示す斜視図である。
【図2】本発明によるステージ装置を2軸のウエハステ
ージに適用した一例を示す一部を切り欠いた斜視図であ
る。
【図3】図1のムービング・マグネット型のリニアモー
タ8Aを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ステージ 2A,2B,16A〜19A 固定子 3A,3B,16B〜19B 可動子 4,14A,15A レーザ干渉計 5,14X,15Y レーザビーム 6,6A 温調機 7,14B,15B 移動鏡 8A,8B,12A,12B,13A,13B リニア
モータ 11X Xステージ 11Y Yステージ 11S 試料台 W ウエハ 21 駆動用コイル 22 ジャケット 23 支持板 24 支持体 25 流路 26 磁石 27 磁石支持部(ヨーク) 29 流体 31A 供給配管 32A,32B 枝管 31B 排出配管 33A,33B 枝管 34A,34B,35,45A,45B 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 516B 518 525L

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動体と、該可動体を所定方向に駆動す
    るリニアモータと、前記可動体に光ビームを照射して前
    記可動体の前記所定方向の位置を計測する干渉計と、を
    備えたステージ装置において、 前記リニアモータの駆動用コイルの回りに温調された流
    体を流す流体供給手段を備え、該流体供給手段は前記干
    渉計の光ビームの光路側から前記リニアモータに前記流
    体を流すことを特徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステージ装置であって、 前記可動体を前記所定方向に駆動する複数個のリニアモ
    ータが設けられ、 前記流体供給手段は、前記温調された流体を前記複数個
    のリニアモータに前記干渉計の光ビームの光路側から並
    列に流すことを特徴とするステージ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のステージ装置であ
    って、 前記リニアモータは、ムービング・マグネット型のリニ
    アモータであることを特徴とするステージ装置。
JP8133203A 1996-04-10 1996-05-28 ステージ装置 Pending JPH09320934A (ja)

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US09/358,395 US6407799B2 (en) 1996-04-10 1999-07-22 Stage control method using a temperature

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