JPH09320859A - 同相型インダクタ - Google Patents

同相型インダクタ

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Publication number
JPH09320859A
JPH09320859A JP16056796A JP16056796A JPH09320859A JP H09320859 A JPH09320859 A JP H09320859A JP 16056796 A JP16056796 A JP 16056796A JP 16056796 A JP16056796 A JP 16056796A JP H09320859 A JPH09320859 A JP H09320859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
lead wire
mounting
coil
drum core
Prior art date
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Pending
Application number
JP16056796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Sato
秀行 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気シールド効果に優れ、かつ、半田リフロ
ー及びフロー実装が可能な構造を有する面実装用同相型
インダクタの提供。 【解決手段】 コイル５を収納した側面にリード線引き
出し溝４を有するドラムコア１と、予め端子処理された
プレートコア２とを磁性粉入り接着剤６で接着固定し、
リード線引き出し溝４から引き出したコイル５のリード
線１０を面実装端子３に接続する構造とした同相型イン
ダクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路等に用い
られる同相型インダクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、従来のこの種の同相型インダクタ
について、図３を参照して説明する。図３は、従来のイ
ンダクタの一例を示す斜視図である。一般に、従来のイ
ンダクタでは、トロイダルコア９にペア線を巻線したコ
イル５を樹脂成形されたケース７に挿入し、ケース７に
圧入接着された丸形端子８に、コイル５のリード線１０
をからげた後、半田付けを行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図３に示すインダクタ
においては、リフロー実装の端子構造を有していないた
め、高密度実装ができなかった。又、トロイダルコアを
収納するケースは、樹脂成形品であり、かつ、底面が開
放状態となっているため、磁気シールド効果が小さいと
いう問題があった。
【０００４】本発明は、磁気シールド効果に優れ、か
つ、半田リフロー及びフロー実装が可能な端子構造を有
する面実装型の同相型インダクタを提供することであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ペア線にて巻
線したコイルを収納したドラムコアと、面実装端子を有
するプレートコアとを組み合わせてなる同相型インダク
タにおいて、前記ドラムコアと前記プレートコアとの接
合部に磁性粉入り接着剤が用いられ、前記コイルのリー
ド線が前記面実装端子に接続されていることを特徴とす
る表面実装型の同相型インダクタである。
【０００６】本発明によれば、ドラムコアにペア線を巻
線したコイルを端子処理されたプレートコアに組み合わ
せ、ドラムコアとプレートコアとの接合を磁性粉入り接
着剤等にて固定し、リード線引き出し部を端子処理され
たプレートコアに接続しているため、リフロー実装が可
能な構造とした同相型インダクタが得られる。
【０００７】又、リフロー実装可能な端子構造を有して
いるため、各種電子機器回路基板上での高密度実装が可
能であり、コイルのリード線と電極部との接合は、半田
付けあるいは溶接等にて行うため、接続部の目視等によ
る確認も容易である。
【０００８】又、ドラムコアに巻線された銅線にはペア
線を用い、端子処理されたプレートコアとの接合を磁性
粉入り接着剤等にて行うため、磁気シールド構造とな
り、回路基板上の輻射ノイズの影響を受けにくい同相型
インダクタとなる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【００１０】図１は、本発明の一実施例の同相型インダ
クタの一部を破断した斜視図を示し、図２はその分解斜
視図である。
【００１１】図１及び図２に示すように、ドラムコア１
の磁脚１２にペア線の銅線を巻線したコイル５を装着
し、ドラムコア１に設けたリード線引き出し溝４よりコ
イル５のリード線１０を引き出した後、面実装端子３を
有したプレートコア２の凹部１１にドラムコア１を嵌め
込み、接合を行う。この時、プレートコア２とドラムコ
ア１との接合には、磁性粉入りの接着剤６を用いる。最
後に、リード線引き出し溝４から引き出されたリード線
１０を、面実装端子３に半田付けあるいは溶接を行うこ
とで、同相型のインダクタが得られる。
【００１２】なお、本構造のプレートコアによれば、面
実装用端子の目視確認が容易となり、回路基板実装後の
半田付け状態が確認できると共に、半田付けが容易なた
め、安価な面実装用同相型インダクタとなる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、磁気シールド効果に優
れ、かつ半田リフロー及びリフロー実装が可能な面実装
用同相型インダクタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による同相型インダクタの一部を破断し
た斜視図。
【図２】本発明による同相型インダクタの分解斜視図。
【図３】従来の同相型インダクタを底面から見た斜視
図。
【符号の説明】
１ ドラムコア ２ プレートコア ３ 面実装端子 ４ リード線引き出し溝 ５ コイル ６ 接着剤 ７ ケース ８ 丸形端子 ９ トロイダルコア １０ リード線 １１ 凹部 １２ 磁脚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ペア線にて巻線したコイルを収納したド
    ラムコアと、面実装端子を有するプレートコアとを組み
    合わせてなる同相型インダクタにおいて、前記ドラムコ
    アと前記プレートコアとの接合部に磁性粉入り接着剤が
    用いられ、前記コイルのリード線が前記面実装端子に接
    続されていることを特徴とする表面実装型の同相型イン
    ダクタ。
JP16056796A 1996-05-31 1996-05-31 同相型インダクタ Pending JPH09320859A (ja)

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JP16056796A JPH09320859A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 同相型インダクタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010100444A (ko) * 2000-05-02 2001-11-14 김영욱, 조영근 칩 코먼모드 초크코일 및 그 제조방법
CN109559876A (zh) * 2018-12-17 2019-04-02 深圳顺络电子股份有限公司 一种贴片式感性元件及其制造方法

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