JPH09320646A - 分岐コネクタ - Google Patents

分岐コネクタ

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JPH09320646A
JPH09320646A JP8321398A JP32139896A JPH09320646A JP H09320646 A JPH09320646 A JP H09320646A JP 8321398 A JP8321398 A JP 8321398A JP 32139896 A JP32139896 A JP 32139896A JP H09320646 A JPH09320646 A JP H09320646A
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JP
Japan
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terminal
cable
branch connector
branch
push
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Pending
Application number
JP8321398A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Manabe
俊一 真鍋
Masayuki Morita
昌之 盛田
Kazushi Nagai
一誌 永井
Fumihiro Matsuura
文洋 松浦
Akiyoshi Osumi
晃義 大角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP8321398A priority Critical patent/JPH09320646A/ja
Publication of JPH09320646A publication Critical patent/JPH09320646A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/70Insulation of connections

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性に優れ、かつ、接続作業に失敗しても
ワイヤーハーネス全体を捨てる必要がない押し切り接続
方式の分岐コネクタを提供する。 【解決手段】 本線側端子15bと分岐側端子スリーブ
15aとを有する端子部材15を、第1ハウジング部1
2aの凹部13に固定する。本線側ケーブル50を第2
ハウジング部12bのガイド溝21b,23b,22bに配置
し、第1ハウジング部12aを折り重ねてロックし、本
線側ケーブル50を端子溝15xに圧入し、その絶縁被
覆を破り、その芯線を端子溝15xに接触させて、本線
側端子15bに接続する。次に、分岐側端子スリーブ1
5aに、分岐側ケーブル52に設けた棒状端子19を差
し込み、両ケーブル50,52を端子部材15を介して
電気的に接続する。接続作業に失敗した場合には、分岐
コネクタ10だけを交換すればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分岐コネクタに関
し、詳しくは、押し切り接続方式の分岐コネクタの端子
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、第1ケーブルと第2ケーブルとを
接続して第2ケーブルの中間から第1ケーブルを分岐す
るために、種々の押し切り接続方式の分岐コネクタが広
く用いられている。たとえば、自動車の分野では、ディ
ーラーにおいてオプション用品を自動車に取り付ける際
に、自動車本体側の電源ケーブルや信号線とオプション
用品側とを接続するために多用されている。
【0003】一般に、押し切り接続方式の分岐コネクタ
は、図1に示した一例からも分かるように、第1ハウジ
ング部2aと第2ハウジング部2bとをヒンジ部4を介し
て連結してなるハウジング2と、第1ハウジング部2a
内に固定した押し切り端子5bとを備えてなる。押し切
り端子5bには、第1ケーブル6が接続される。押し切
り端子5bには、さらに第2ケーブル7が接続される。
第2ケーブル7と押し切り端子5bとの接続は、第2ケ
ーブル7を第1および第2のハウジング部2a,2b間に
介在させた状態で両ハウジング部2a,2bを折り重ねて
相互固定することにより、第2ケーブル7の被覆の一部
を破ってその芯線と上記押し切り端子5bとを接触させ
ることにより行う。
【0004】一例として示した上記分岐コネクタ1は、
自動車のオプション用品側の第1ケーブル6(以下、適
宜 「分岐側ケーブル」 という)と自動車本体側の第2ケ
ーブル7(以下、適宜 「本線側ケーブル」 という)とを接
続するために用いられている。この分岐コネクタ1は、
押し切り端子5bの延長部に一体的に構成された固定端
子5cを有する。この固定端子5cには、第1ケーブル6
すなわち分岐側ケーブル6が予めかしめられて接続され
ている。この分岐コネクタ1は、第2ケーブル7すなわ
ち本線側ケーブル7に第2ハウジング部2bのガイド溝
を沿わせてセットした後に、ヒンジ部4を支点として折
り返し、第1ハウジング部2aを第2ハウジング部2bに
重ね、プライヤーを用いて両ハウジング部2a,2bを挾
み込んで係合部8a,8bを係合して、図2に示すよう
に、両ハウジング部2a,2bを相互固定する。両ハウジ
ング部2a,2bが挾み込まれて固定されるとき、第2ケ
ーブル7は、押し切り端子5bに形成された溝5xに圧入
されるようになっている。押し切り端子5bの溝5xの幅
は第2ケーブル7の芯線外径よりは若干小さくなるよう
に構成されていて、第2ケーブル7が溝5xに圧入され
るときに、その絶縁被覆が破れ、その芯線が溝5xに圧
接する。これによって、第2ケーブル7は押し切り端子
5bに接続される。したがって、両ケーブル6,7は、押
し切り端子5bと固定端子5cとが一体的に構成された端
子部材5を介して、電気的に相互に接続される。
【0005】このように、押し切り接続方式の分岐コネ
クタは、押し切り端子に接続するケーブル7について
は、予め加工しておく等の特別な準備が不要である。ま
た、ハウジング部間2a,2bにケーブル7を挟んで折り
重ねるという簡単な作業により、ケーブル7の任意位置
に接続して分岐できる。押し切り接続方式の分岐コネク
タは、このように優れた利点を有しているので、非常に
重宝されている。
【0006】ところが、上記した図1の分岐コネクタ1
は、第1ケーブル6すなわち分岐側ケーブル6が分岐コ
ネクタ1に直結された状態で、第2ケーブル7すなわち
本線側ケーブル7に接続しなければならない。そのた
め、分岐ケーブル6の取り回しが面倒であり、また、た
とえば自動車の運転席のハンドルの下の奥のように狭い
場所に入り込んで無理な姿勢で分岐コネクタ1を本線側
ケーブル7に接続する際には、分岐ケーブル6が作業中
に邪魔になるという問題がある。また、本線側ケーブル
7を分岐コネクタ1に接続する作業に失敗すると、分岐
コネクタ1の押し切り端子5bの溝5xが本線側ケーブル
7によって押し広げられて塑性変形して溝幅が広くなっ
たままとなり、分岐コネクタ1をそのまま再利用すると
接続の信頼性が保証されない場合もある。このような場
合には、分岐コネクタ1のみならず、分岐コネクタ1に
直結された分岐側ケーブル6を含むオプション用品側の
ワイヤーハーネス全体を交換する必要が生じるため、非
常に無駄が大きい。
【0007】また、分岐コネクタ1を用いてオプション
用品側に信号を取り出す信号場合に、取り出す信号によ
っては、電流の逆流防止のために分岐側ケーブル6の途
中にダイオードを追加する等の後加工が必要なことがあ
る。このように分岐側ケーブル6の途中に電気部品を追
加する場合には、ワイヤーハーネスのチューブなどに追
加した電気部品をテープなどで固定し、ぶらつかないよ
うにしなければならない。したがって、分岐側ケーブル
6に電気部品を追加する場合には、分岐コネクタ1の接
続作業のほかに、繁雑な作業が余分に必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき第1の技術的課題は、作業性に優れ、かつ、
接続作業に失敗してもワイヤーハーネス全体を捨てる必
要がない押し切り接続方式の分岐コネクタを提供するこ
とである。
【0009】また、本発明が解決すべき第2の技術的課
題は、第1の技術的課題を解決するとともに、分岐側ケ
ーブル側に電気部品を追加する作業を別に行なうことが
不要である分岐コネクタを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記の第1の技術的課題を解決するため、以下の構
成の押し切り接続方式の分岐コネクタを提供する。
【0011】押し切り接続方式の分岐コネクタは、第1
ハウジング部と第2ハウジング部とをヒンジ部を介して
連結してなるハウジングと、上記第1ハウジング部内に
固定されかつ第1ケーブルに接続される押し切り端子と
を備えてなり、第2ケーブルを上記第1および第2のハ
ウジング部間に介在させた状態で上記両ハウジング部を
折り重ねて相互固定することにより、上記第2ケーブル
の被覆の一部を破ってその芯線と上記押し切り端子とを
接触させるようにしたものである。押し切り接続方式の
分岐コネクタは、上記押し切り端子の延長部に一体的に
形成されたオスまたはメスの差し込み端子を備える。こ
の差し込み端子には、上記第1ケーブルの端部に設けた
対応するメスまたはオスの差し込み端子を上記ハウジン
グの外部から接続することができる。
【0012】上記構成において、通常、分岐コネクタに
は、まず、第2ケーブルが接続され、次に、第1ケーブ
ルが接続される。第2ケーブル、たとえば本線側ケーブ
ルは、分岐コネクタの第1および第2ハウジング部間に
介在させ、両ハウジング部を挾み込んで固定することに
より、分岐コネクタの押し切り端子に接続する。第1ケ
ーブル、たとえば分岐側ケーブルは、その端部に設けた
差し込み端子を分岐コネクタの差し込み端子に差し込む
ことによって、分岐コネクタに接続する。分岐コネクタ
の押し切り端子と差し込み端子とは一体的に形成されて
いるので、両ケーブルが分岐コネクタに接続されると、
両ケーブルは分岐コネクタを介して互いに電気的に接続
される。
【0013】上記構成の分岐コネクタは、第1ケーブル
が分岐コネクタに接続されていない状態で、第2ケーブ
ルに接続されることが可能である。そのため、分岐コネ
クタを第2ケーブルに接続する作業中に、第1ケーブル
が作業の障害とならないようにすることが可能である。
また、分岐コネクタを第2ケーブルに接続する作業に失
敗して分岐コネクタが損傷を受けた場合には、分岐コネ
クタにケーブルが直結されていないので、分岐コネクタ
だけを別のものと交換して、再度、接続作業をやり直す
ことが可能である。
【0014】したがって、上記構成の分岐コネクタは、
作業性に優れ、かつ、接続作業に失敗してもワイヤーハ
ーネス全体を捨てる必要がない。
【0015】上記構成では、分岐コネクタの押し切り端
子と差し込み端子とは一体的に構成されているが、以下
のように構成することも可能である。
【0016】すなわち、押し切り接続式の分岐コネクタ
は、第1ハウジング部と第2ハウジング部とをヒンジ部
を介して連結してなるハウジングと、上記第1ハウジン
グ部内に固定されかつ第1ケーブルに接続される押し切
り端子とを備えてなり、第2ケーブルを上記第1および
第2のハウジング部間に介在させた状態で上記両ハウジ
ング部を折り重ねて相互固定することにより、上記第2
ケーブルの被覆の一部を破ってその芯線と上記押し切り
端子とを接触させるようにしたものである。押し切り接
続方式の分岐コネクタは、上記押し切り端子の延長部に
一体的に形成した固定端子と、この固定端子にその一端
が接続され、その他端が上記ハウジングの外部に延在
し、その他端にオスまたはメスの差し込み端子が設けら
れた延長ケーブルとを備える。この延長ケーブルの上記
差し込み端子には、上記第1ケーブルの端部に設けた対
応するメスまたはオスの差し込み端子を接続することが
できる。
【0017】上記構成において、分岐コネクタの差し込
み端子は、分岐コネクタのハウジングから外部に伸ばさ
れた延長ケーブルの他端に接続されているので、分岐コ
ネクタのハウジングから離して、比較的自由に配置する
ことができる。そのため、作業空間が狭い所で第2ケー
ブルに分岐コネクタを接続する場合でも、分岐コネクタ
の差し込み端子を作業しやすい所まで持って来て、第1
ケーブルの差し込み端子を分岐コネクタの差し込み端子
に接続できるようにすることが可能であり、分岐コネク
タの差し込み端子に接続する第1ケーブルの取り回しと
接続とが容易となる。また、分岐コネクタを第2ケーブ
ルに接続する作業に失敗して分岐コネクタが損傷を受け
た場合には、分岐コネクタにケーブルが直結されていな
いので、分岐コネクタだけを別のものと交換して、再
度、接続作業をやり直すことが可能である。
【0018】したがって、上記構成の分岐コネクタは、
作業性に優れ、かつ、接続作業に失敗してもワイヤーハ
ーネス全体を捨てる必要がない。
【0019】また、本発明は、上記の第2の技術的課題
を解決するため、以下の構成の押し切り接続方式の分岐
コネクタを提供する。
【0020】押し切り接続方式の分岐コネクタは、第1
ハウジング部と第2ハウジング部とをヒンジ部を介して
連結してなるハウジングと、上記第1ハウジング部内に
固定されかつ第1ケーブルに接続される押し切り端子と
を備えてなり、第2ケーブルを上記第1および第2のハ
ウジング部間に介在させた状態で上記両ハウジング部を
折り重ねて相互固定することにより、上記第2ケーブル
の被覆の一部を破ってその芯線と上記押し切り端子とを
接触させるようにしたものである。押し切り接続方式の
分岐コネクタは、上記押し切り端子の延長部にその一端
が接続された電気部品と、この電子部品の他端が接続さ
れたオスまたはメスの差し込み端子とを備える。この差
し込み端子には、上記第1ケーブルの端部に設けた対応
するメスまたはオスの差し込み端子を上記ハウジングの
外部から接続することができる。
【0021】上記構成において、前述の分岐コネクタと
同様に、通常、分岐コネクタには、まず、第2ケーブル
が接続され、次に、第1ケーブルが接続される。第2ケ
ーブルは、分岐コネクタの第1および第2ハウジング部
間に介在させ、両ハウジング部を挾み込んで固定するこ
とにより、分岐コネクタの押し切り端子に接続する。第
1ケーブルは、その端部に設けた差し込み端子を分岐コ
ネクタの差し込み端子に差し込むことによって、分岐コ
ネクタに接続する。分岐コネクタの押し切り端子と差し
込み端子とは、電気部品、たとえばダイオード、コンデ
ンサ、抵抗などを介して直列に接続されているので、両
ケーブルが分岐コネクタに接続されると、両ケーブルは
分岐コネクタを介して互いに電気的に接続される。この
とき、第1ケーブルは電気部品を介して第2ケーブルに
接続されるので、分岐コネクタを両ケーブルに接続する
作業を行なうと同時に、第1ケーブル側に電気部品を追
加することができる。
【0022】したがって、たとえば、第1ケーブルを分
岐側ケーブル、第2ケーブルを本線側ケーブルとする
と、分岐側ケーブル側に電気部品を追加する作業を別に
行なうことが不要である。
【0023】上記構成において、分岐コネクタは、第1
ケーブルが分岐コネクタに接続されていない状態で、第
2ケーブルに接続されることが可能である。そのため、
分岐コネクタを第2ケーブルに接続する作業中に、第1
ケーブルが作業の障害とならないようにすることが可能
である。また、分岐コネクタを第2ケーブルに接続する
作業に失敗して分岐コネクタが損傷を受けた場合には、
分岐コネクタにケーブルが直結されていないので、分岐
コネクタだけを別のものと交換して、再度、接続作業を
やり直すことが可能である。
【0024】したがって、上記構成の分岐コネクタは、
作業性に優れ、かつ、接続作業に失敗してもワイヤーハ
ーネス全体を捨てる必要がない。
【0025】また、分岐コネクタは、以下のように構成
することも可能である。
【0026】押し切り接続方式の分岐コネクタは、第1
ハウジング部と第2ハウジング部とをヒンジ部を介して
連結してなるハウジングと、上記第1ハウジング部内に
固定されかつ第1ケーブルに接続される押し切り端子と
を備えてなり、第2ケーブルを上記第1および第2のハ
ウジング部間に介在させた状態で上記両ハウジング部を
折り重ねて相互固定することにより、上記第2ケーブル
の被覆の一部を破ってその芯線と上記押し切り端子とを
接触させるようにしたものである。押し切り接続方式の
分岐コネクタは、上記押し切り端子の延長部に一体的に
形成した固定端子と、この固定端子にその一端が接続さ
れた電気部品と、この電気部品の他端にその一端が接続
され、その他端が上記ハウジングの外部に延在し、この
他端にオスまたはメスの差し込み端子が設けられた延長
ケーブルとを備える。この延長ケーブルの上記差し込み
端子には、上記第1ケーブルの端部に設けた対応するメ
スまたはオスの差し込み端子を接続することができる。
【0027】上記構成において、押し切り端子の固定端
子と延長ケーブルの一端とは、電気部品を介して直列に
接続されている。延長ケーブルの他端には分岐コネクタ
が接続されている。そのため、第2ケーブルが押し切り
端子に接続され、分岐コネクタの差し込み端子に第1ケ
ーブルの差し込み端子が接続されると、第1ケーブル
は、電気部品を介して、第2ケーブルと接続される。つ
まり、分岐コネクタを両ケーブルに接続する作業を行な
うと同時に、第1ケーブル側に電気部品を追加すること
ができる。
【0028】したがって、たとえば、第1ケーブルを分
岐側ケーブルとし、第2ケーブルを本線側ケーブルとす
ると、分岐側ケーブル側に電気部品を追加する作業を別
に行なうことが不要である。
【0029】上記構成において、分岐コネクタの差し込
み端子は、分岐コネクタのハウジングから外部に伸ばさ
れた延長ケーブルの他端に接続されているので、分岐コ
ネクタのハウジングから離して、比較的自由に配置する
ことができる。そのため、作業空間が狭い所で第2ケー
ブルに分岐コネクタを接続する場合でも、分岐コネクタ
の差し込み端子を作業しやすい所まで持って来て、第1
ケーブルの差し込み端子を分岐コネクタの差し込み端子
に接続できるようにすることが可能であり、分岐コネク
タの差し込み端子に接続する第1ケーブルの取り回しと
接続とが容易となる。また、分岐コネクタを第2ケーブ
ルに接続する作業に失敗して分岐コネクタが損傷を受け
た場合には、分岐コネクタにケーブルが直結されていな
いので、分岐コネクタだけを別のものと交換して、再
度、接続作業をやり直すことが可能である。
【0030】したがって、上記構成の分岐コネクタは、
作業性に優れ、かつ、接続作業に失敗してもワイヤーハ
ーネス全体を捨てる必要がない。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、図3〜図6に示した本発
明の各実施形態に係る分岐コネクタ10,11、60,6
1について詳細に説明する。
【0032】まず、図3を参照しながら、第1実施形態
に係る分岐コネクタ10について説明する。この分岐コ
ネクタ10は、たとえば、リモートエンジンスタータや
ワイヤレスドアロックなどの自動車のオプション用品の
ワイヤーハーネスの1本のケーブル52、すなわち分岐
側ケーブル52と、自動車本体側の信号線や電源ケーブ
ル50、すなわち本線側ケーブル50とを接続するため
に使用されるものである。
【0033】この分岐コネクタ10は、樹脂を一体成形
したハウジング12と、金属製の端子部材15とを有す
る。
【0034】ハウジング12は、第1および第2ハウジ
ング部12a,12bがヒンジ部14で接続されてなり、
ヒンジ部14を支点として両ハウジング部12a,12b
を折り重ねることができる。両ハウジング部12a,12
bには、両側の側面に係合部18a,18bをそれぞれ形成
し、両ハウジング部12a,12bを折り重ねると係合部
18a,18bが係合してその状態で相互に固定するよう
になっている。両ハウジング部12a,12bが重なり合
う各接合面12x,12yには、ヒンジ部14から遠い側
の対応する位置に本線側ケーブル50を受け入れるため
のガイド溝21a,22a;21b,23b,22bをそれぞれ
形成し、ヒンジ部14から近い側の対応する位置に端子
部材15の分岐側端子スリーブ15a(後述する)を受け
入れるための受け部24a,24bをそれぞれ形成する。
第1ハウジング部12aの接合面12xには、端子部材1
5が矢印30で示す方向に圧入して固定するための凹部
13を形成し、第2ハウジング部12bには、本線側ケ
ーブル50が挿入されるガイド溝23bを有する突起部
23を形成する。
【0035】端子部材15は、大略、コ字状に折り曲
げ、対向する2面の対向位置に端子溝15xが形成され
た本線側端子15bと、この本線側端子15bに一体的に
接続された大略円筒状の分岐側端子スリーブ15aとを
有する。端子部材15は、前述のように、第1ハウジン
グ部12aの凹部13に固定する。このとき、端子部材
15の本線側端子15bが接合面12xから突出する部分
には、突出側から接合面12x側に切り欠かれた端子溝
15xが現れるようになっている。この端子溝15xは、
接合面12xに対して大略垂直方向に延在し、その幅
は、本線側ケーブル50の芯線外径より、わずかに小さ
くなっている。固定された端子部材15は、その本線側
端子15bの端子溝15xが第1ハウジング部12aの本
線側ガイド溝21a,22aと同一線上に並び、その分岐
側端子スリーブ15aが第1ハウジング部12aの受け部
24aに受け入れられ、分岐側端子スリーブ15aの挿入
開口15yがハウジング外部に露出するようになってい
る。分岐側ケーブル52の端部には、分岐コネクタ10
の分岐側端子スリーブ15aに挿入して接続するための
棒状端子19を予め設ける。
【0036】次に、分岐コネクタ10の接続作業につい
て説明する。
【0037】まず、分岐コネクタ10の本線側端子15
bに本線側ケーブル50を押し切り接続する。すなわ
ち、第2ハウジング部12bのガイド溝21b,23b,2
2bに本線側ケーブル50を配置し、第1ハウジング部
12aをヒンジ部14で折り返して仮止めした状態で、
プライヤの広口で分岐コネクタ10の両ハウジング部1
2a,12bの中央部を挾み込み、両ハウジング部12a,
12bの係合部18a,18bを係合し、両ハウジング部1
2a,12bを相互に固定する。このとき、本線側ケーブ
ル50は本線側端子15bの端子溝15xに圧入され、そ
の被覆の一部が破れ、その芯線が端子溝15xに接触
し、本線側端子15bに接続される。本線側ケーブル5
0は2箇所の端子溝15xで接続され、接続の信頼性が
向上するようになっている。
【0038】次に、本線側ケーブル50が接続され分岐
コネクタ10の端子部材15の分岐側端子スリーブ15
aの挿入開口15yに、分岐側ケーブル52の棒状端子1
9を挿入し、分岐ケーブル52を接続する。これによっ
て、本線側ケーブル50と分岐側ケーブル52とは、分
岐コネクタ10の端子部材15を介して電気的に接続さ
れる。
【0039】この分岐コネクタ10は、分岐側ケーブル
52が接続されていない状態で、分岐コネクタ10単体
を本線側ケーブル50に接続することができるので、本
線側ケーブル50との接続作業中に、分岐側ケーブル5
2やそれにつながっているオプション用品側のワイヤー
ハーネスが邪魔になることはない。本線側ケーブル50
に接続された分岐コネクタ10には、分岐側ケーブル5
2の棒状端子19を分岐コネクタ10の分岐側端子スリ
ーブ15aに差し込むだけの簡単な操作で、分岐側ケー
ブル52を接続できる。また、分岐コネクタ10を本線
側ケーブル50に接続する作業の失敗により分岐コネク
タ10が損傷を受けた場合には、分岐コネクタ10だけ
を交換して接続作業をやり直すことができる。
【0040】したがって、上記構成の分岐コネクタ10
は、作業性に優れ、かつ、接続作業に失敗してもワイヤ
ーハーネス全体を捨てる必要がない。
【0041】次に、図4を参照しながら、第2実施形態
に係る分岐コネクタ11について説明する。図4におい
て、第1実施形態に係る分岐コネクタ10と同様に構成
されている部分には、図3と同じ符号を付している。以
下では、第1実施形態と構成が異なる端子部材16を中
心に説明する。
【0042】この分岐コネクタ11の端子部材16は、
端子溝16xが形成された本線側端子16bを有する点で
は、第1実施形態の分岐コネクタ10と同様であるが、
本線側端子16bの延長部にケーブルかしめ部16cを設
け、このケーブルかしめ部16cに長さ数〜数十cmの延
長ケーブル16sを接続し、延長ケーブル16cの他端に
第1実施形態の分岐側端子スリーブ15aに相当する分
岐側端子スリーブ16aを設けている点が異なる。一
方、分岐側ケーブル52には、第1実施形態と同様に、
その端部に棒状端子19を設ける。また、分岐コネクタ
11には、延長ケーブル16s用に、第1実施形態の分
岐コネクタ10の受け部24a,24bに相当するガイド
溝25a,25bが形成されている。つまり、分岐コネク
タ11は、分岐側ケーブル52を接続するための分岐側
端子スリーブ16aが延長ケーブル16sによってハウジ
ング外部に引き出されている。
【0043】この分岐コネクタ11は、第1実施例と同
様に、本線側ケーブル50を接続する。次に、分岐側ケ
ーブル52の棒状端子19を、分岐コネクタ11から引
き出された分岐側端子スリーブ16aに差し込むことに
よって、分岐側ケーブル52を接続する。
【0044】この分岐コネクタ11は、分岐側ケーブル
52を接続しやすい場所まで分岐コネクタ11の分岐側
端子スリーブ16aを持って来ることによって、分岐側
ケーブル52との接続作業を容易にすることが可能であ
る。また、第1実施形態と同様に、本線側ケーブル50
との接続作業に失敗した場合には、分岐コネクタ11を
交換するだけでよい。
【0045】次に、第1実施形態に係る分岐コネクタ1
0を改良してダオイード80を内蔵するようにした第3
実施形態に係る分岐コネクタ60について、第1実施形
態との相違点を中心に、図5を参照しながら説明する。
図5において、図3に示した第1実施形態を同様の構成
の部分には、同じ符号を付している。
【0046】この分岐コネクタ60は、樹脂を一体成形
したハウジング12と、ダイオード80と、金属製の端
子部材75と、分岐側端子スリーブ74とを有する。
【0047】ハウジング12は、第1実施形態と同様に
構成される。端子部材75は、大略、コ字状に折り曲
げ、対向する2面の対向位置に端子溝75xが形成され
た本線側端子75bと、この本線側端子75bに一体的に
接続された部品端子75aとを有する。部品端子75aに
は、本線側端子75bの端子溝75xとは反対側に端子溝
75sが形成されている。分岐側端子スリーブ74は、
大略円筒状であり、差し込み側とは反対側に、部品端子
74aを有する。部品端子74aには、端子部材75の部
品端子75aの端子溝75sと同じ側に、端子溝74sが
形成されている。ダイオード80は、本体部80aの両
端から接続端子80s,80tが突出している。
【0048】この分岐コネクタ60は、ハウジング12
の第1ハウジング部12aの凹部13の底面73aにダイ
オード80が配置された後、端子部材75と分岐側端子
スリーブ74とが矢印30で示す方向に圧入されて固定
され、分岐側端子スリーブ74は第1ハウジング部12
aの受け部24aに受け入れられて、その挿入開口74y
がハウジング外部に露出するようになっている。詳しく
は、図5および図7の断面図に示すように、第1ハウジ
ング部12aの凹部13は部品端子75、分岐側端子7
4およびダイオード80の外形に沿って形成された溝7
3s,73x,73tを有し、ダイオード80の本体部80a
が凹部13の溝73xにセットされた後に、端子部材7
5の部品端子75aが凹部13の溝73sに、分岐側端子
スリーブ74の部品端子74aが凹部13の溝73tに、
それぞれダイオード80の各接続端子80s,80tへ押
しつけるようにして挿入される。これによって、図7に
示すように、各部品端子75a,74aの端子溝75s,7
4sにダイオード80の各接続端子80s,80tがくい込
んで電気的に接続される。
【0049】分岐コネクタ60は、第1実施形態の分岐
コネクタ10と同様にして、ケーブル50,52を接続
することができる。すなわち、まず、分岐コネクタ60
の部品端子75の本線側端子75bに本線側ケーブル5
0を押し切り接続し、次に、分岐コネクタ60の分岐側
端子スリーブ74の挿入開口74yに、分岐側ケーブル
52の棒状端子19を挿入し、分岐ケーブル52を接続
する。これによって、本線側ケーブル50と分岐側ケー
ブル52とは、分岐コネクタ10の分岐側端子スリーブ
74とダイオード80と端子部材75とを介して電気的
に接続される。つまり、分岐側ケーブル52を分岐コネ
クタ60に接続すれば、ダイオード80を介して本線側
ケーブル50と接続される。
【0050】したがって、分岐側ケーブル52側にダイ
オード80を追加する作業は、分岐コネクタ60をケー
ブル50,52に接続する作業と同時に行なうことがで
きる。なお、分岐コネクタ60は、第1実施形態の分岐
コネクタ10と同様に、作業性に優れ、かつ、接続作業
に失敗してもワイヤーハーネス全体を捨てる必要がな
い。
【0051】次に、第2実施形態に係る分岐コネクタ1
1を改良してダオイード80を内蔵するようにした第4
実施形態に係る分岐コネクタ61について、第2実施形
態との相違点を中心に、図6を参照しながら説明する。
図6において、図4に示した第2実施形態を同様の構成
の部分には、同じ符号を付している。
【0052】この分岐コネクタ61の端子部材76は、
端子溝76xが形成された本線側端子76bを有する点で
は、第2実施形態の端子部材16と同様であるが、本線
側端子76bの延長部に部品端子76cを設け、この部品
端子16cにダイオード80の一方の接続端子80sをは
んだ付けしている点が異なる。ダイオード80の他端8
0tは、長さ数〜数十cmの延長ケーブル16sの一端がか
しめによって接続されたかしめ部材77にはんだ付けさ
れている。延長ケーブル16sの他端には、第2実施形
態と同様に、分岐側端子スリーブ16aを設けている。
第2ハウジグ12a内には、端子部材76とダイオード
80とかしめ部材77とが収納されるが、延長ケーブル
16sの大部分と分岐側スリーブ16aとは、第2ハジン
グ12aの外部に延在する。
【0053】この分岐コネクタ61は、第2実施例と同
様に、第1および第2ハウジング12a,12bを重ねて
本線側ケーブル50を接続した後、分岐側ケーブル52
の棒状端子19を、分岐コネクタ11のハウジング12
から引き出された分岐側端子スリーブ16aに差し込む
ことによって、分岐側ケーブル52を接続する。このと
き、分岐側ケーブル52は、ダイオード80を介して本
線側ケーブル50に電気的に接続されるので、分岐コネ
クタ61の接続作業と同時に、分岐側ケーブル52側に
ダイオード80を追加する作業を行なうことができる。
【0054】また、この分岐コネクタ61は、第2実施
形態の分岐コネクタ11と同様に、分岐コネクタ11の
分岐側端子スリーブ16aを接続しやすい所まで持って
来ることができるので接続作業が容易であるとともに、
本線側ケーブル50との接続作業に失敗した場合には、
分岐コネクタ61を交換するだけでよい。
【0055】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではなく、その他種々の態様で実施可能であ
る。たとえば、分岐側ケーブル52と分岐コネクタ1
0,1160,61とは差し込み端子で接続されればよ
く、オス/メスの組み合わせは逆であってもよい。ま
た、この差し込み端子の形式は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、たとえば、一方が板状のタブであ
り、他方が爪で係合するレセプタクルであってもよい。
さらに、差し込み端子は、着脱可能なものであっても、
一旦接続されると永久的または半永久的に接続されるも
のであってもよい。さらに、分岐コネクタ60,61で
は、ダイオード80の代わりに、コンデンサや抵抗等の
他の電気部品を内蔵し、分岐側に直列に電気的に接続し
た構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の分岐コネクタの斜視図である。
【図2】 図1の分岐コネクタの使用時の斜視図であ
る。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る分岐コネクタの
斜視図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る分岐コネクタの
斜視図である。
【図5】 本発明の第3実施形態に係る分岐コネクタの
斜視図である。
【図6】 本発明の第4実施形態に係る分岐コネクタの
斜視図である。
【図7】 本発明の第3実施形態に係る分岐コネクタの
断面図である。
【符号の説明】
10,11 分岐コネクタ 12 ハウジング 12a 第1ハウジング部 12b 第2ハウジング部 12x,12y 接合面 13 凹部 14 ヒンジ部 15 端子部材 15a 分岐側端子スリーブ(差し込み端子) 15b 本線側端子(押し切り端子) 15x 端子溝 15y 挿入開口 16 端子部材 16a 分岐側端子(差し込み端子) 16b 本線側端子(押し切り端子) 16c ケーブルかしめ部(固定端子) 16s 延長ケーブル 16x 端子溝 18a,18b 係合部 19 棒状端子(差し込み端子) 21a,21b,22a,22b ガイド溝 23 突起部 23b ガイド溝 24a,24b 受け部 25a,25b ガイド溝 30 矢印 50 本線側ケーブル(第2ケーブル) 52 分岐側ケーブル(第1ケーブル) 60,61 分岐コネクタ 73a 底面 73s,73t,73x 溝 74 分岐側端子スリーブ(差し込み端子) 74a 部品端子 74s 端子溝 74y 挿入開口 75 端子部材 75a 部品端子 75b 本線側端子(押し切り端子) 75s 端子溝 75x 端子溝 76 端子部材 76b 本線側端子(押し切り端子) 76c 部品端子(固定端子) 76x 端子溝 77 かしめ部材 80 ダイオード(電気部品) 80a 本体部 80s,80t 接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02G 15/08 H02G 15/08 K (72)発明者 松浦 文洋 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 大角 晃義 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ハウジング部(12a)と第2ハウジ
    ング部(12b)とをヒンジ部(14)を介して連結してな
    るハウジング(12)と、上記第1ハウジング部(12a)
    内に固定されかつ第1ケーブル(52)に接続される押し
    切り端子(15b)とを備えてなり、第2ケーブル(50)
    を上記第1および第2のハウジング部(12a,12b)間
    に介在させた状態で上記両ハウジング部(12a,12b)
    を折り重ねて相互固定することにより、上記第2ケーブ
    ル(50)の被覆の一部を破ってその芯線と上記押し切り
    端子(15b)とを接触させるようにした押し切り接続方
    式の分岐コネクタ(10)において、 上記押し切り端子(15b)の延長部に一体的に形成され
    たオスまたはメスの差し込み端子(15a)を備え、該差
    し込み端子(15a)には、上記第1ケーブル(52)の端
    部に設けた対応するメスまたはオスの差し込み端子(1
    9)を上記ハウジング(12)の外部から接続することが
    できることを特徴とする分岐コネクタ。
  2. 【請求項2】 第1ハウジング部(12a)と第2ハウジ
    ング部(12b)とをヒンジ部(14)を介して連結してな
    るハウジング(12)と、上記第1ハウジング部(12a)
    内に固定されかつ第1ケーブル(52)に接続される押し
    切り端子(16b)とを備えてなり、第2ケーブル(50)
    を上記第1および第2のハウジング部(12a,12b)間
    に介在させた状態で上記両ハウジング部(12a,12b)
    を折り重ねて相互固定することにより、上記第2ケーブ
    ル(50)の被覆の一部を破ってその芯線と上記押し切り
    端子(16b)とを接触させるようにした押し切り接続方
    式の分岐コネクタ(11)において、 上記押し切り端子(16b)の延長部に一体的に形成した
    固定端子(16c)と、 該固定端子(16c)にその一端が接続され、その他端が
    上記ハウジング(12)の外部に延在し、該他端にオスま
    たはメスの差し込み端子(16a)が設けられた延長ケー
    ブル(16s)とを備え、該延長ケーブル(16s)の上記差
    し込み端子(16a)には、上記第1ケーブル(52)の端
    部に設けた対応するメスまたはオスの差し込み端子(1
    9)を接続することができることを特徴とする分岐コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 第1ハウジング部(12a)と第2ハウジ
    ング部(12b)とをヒンジ部(14)を介して連結してな
    るハウジング(12)と、上記第1ハウジング部(12a)
    内に固定されかつ第1ケーブル(52)に接続される押し
    切り端子(75b)とを備えてなり、第2ケーブル(50)
    を上記第1および第2のハウジング部(12a,12b)間
    に介在させた状態で上記両ハウジング部(12a,12b)
    を折り重ねて相互固定することにより、上記第2ケーブ
    ル(50)の被覆の一部を破ってその芯線と上記押し切り
    端子(75b)とを接触させるようにした押し切り接続方
    式の分岐コネクタ(60)において、 上記押し切り端子(75b)の延長部(75a)にその一端
    (80s)が接続された電気部品(80)と、該電子部品(8
    0)の他端(80t)が接続されたオスまたはメスの差し込
    み端子(74)とを備え、該差し込み端子(74)には、上
    記第1ケーブル(52)の端部に設けた対応するメスまた
    はオスの差し込み端子(19)を上記ハウジング(12)の
    外部から接続することができることを特徴とする分岐コ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】 第1ハウジング部(12a)と第2ハウジ
    ング部(12b)とをヒンジ部(14)を介して連結してな
    るハウジング(12)と、上記第1ハウジング部(12a)
    内に固定されかつ第1ケーブル(52)に接続される押し
    切り端子(76b)とを備えてなり、第2ケーブル(50)
    を上記第1および第2のハウジング部(12a,12b)間
    に介在させた状態で上記両ハウジング部(12a,12b)
    を折り重ねて相互固定することにより、上記第2ケーブ
    ル(50)の被覆の一部を破ってその芯線と上記押し切り
    端子(76b)とを接触させるようにした押し切り接続方
    式の分岐コネクタ(61)において、 上記押し切り端子(76b)の延長部に一体的に形成した
    固定端子(76c)と、該固定端子(76c)にその一端(8
    0s)が接続された電気部品(80)と、該電気部品(80)
    の他端(80t)にその一端が接続され、その他端が上記
    ハウジング(12)の外部に延在し、該他端にオスまたは
    メスの差し込み端子(16a)が設けられた延長ケーブル
    (16s)とを備え、該延長ケーブル(16s)の上記差し込
    み端子(16a)には、上記第1ケーブル(52)の端部に
    設けた対応するメスまたはオスの差し込み端子(19)を
    接続することができることを特徴とする分岐コネクタ。
JP8321398A 1996-03-28 1996-12-02 分岐コネクタ Pending JPH09320646A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8321398A JPH09320646A (ja) 1996-03-28 1996-12-02 分岐コネクタ

Applications Claiming Priority (3)

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JP8-73968 1996-03-28
JP7396896 1996-03-28
JP8321398A JPH09320646A (ja) 1996-03-28 1996-12-02 分岐コネクタ

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ID=26415115

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000015466A1 (en) * 1998-09-10 2000-03-23 Iws International Inc. Intelligent contact terminal to be connected with the current distribution system of vehicles
JP2014022111A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 3M Innovative Properties Co ワイヤ接続器
JP2017111892A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 株式会社ユピテル 配線接続部材、電装部品、及びホルダ
CN114520421A (zh) * 2020-11-20 2022-05-20 泰科电子(上海)有限公司 连接器

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